JPS6244420Y2 - - Google Patents

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JPS6244420Y2
JPS6244420Y2 JP1980005506U JP550680U JPS6244420Y2 JP S6244420 Y2 JPS6244420 Y2 JP S6244420Y2 JP 1980005506 U JP1980005506 U JP 1980005506U JP 550680 U JP550680 U JP 550680U JP S6244420 Y2 JPS6244420 Y2 JP S6244420Y2
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JP
Japan
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operator
case
locking ring
ring
main body
Prior art date
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JP1980005506U
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JPS56107627U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は押ボタンスイツチを備えた携帯用小
型電子機器の押ボタン部構造に関するものであ
る。
携帯用小型電子機器例えばストツプウオツチ等
のペンダント型電子時計は、第1図に示すように
機器ケース(例えばペンダント型電子時計の時計
ケース)1の上部外面に筒状の突出部2を設けて
この突出部2内にスイツチング用操作子3を摺動
可能に挿通し、鎖止めリング4はその両端を前記
突出部2の両側に形成したリング取付孔5,5に
回動自在に嵌込んで取付けている。このような電
子時計にあつては不用意に押しボタンスイツチの
操作子を操作してしまい誤動作を起すおそれがあ
る。
特に第1図のような鎖を用いて首から吊らした
状態で放置しておくものにおいては、誤操作が起
こりやすい。
そこで、例えば実開昭50−64977に示されてい
る如く、ボタンが不用意に誤操作されないように
するためボタンの頭部に錠止板を着脱自在に係合
し、錠止板によりボタンの移動を禁止して誤操作
を防止することが考えられている。
しかしながら、上記のように錠止板を着脱自在
に取り付けるものは、取付、取外しが面倒である
ばかりか、ボタンを使うために錠止板を外した時
に錠止板を紛失するおそれがある。
この考案は上記のような実情にかんがみてなさ
れたものであつて、その目的とするところは簡単
に押ボタンの誤操作を防止できる携帯用小型電子
機器のボタン部構造を提供することにある。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
第2図において、10は携帯用小型電子機器例
えばペンダント型電子時計の本体、11はそのケ
ース、12は表示部であり、前記ケース11の上
部にはスイツチング用操作13がケース外部に突
出するように設けられ、さらにこの操作子13の
ケース11外に突出する部分には鎖止めリングが
取付けられている。
前記操作子13は例えば硬質合成樹脂からなる
円柱状のもので、前記ケース11の上壁部に形成
した操作子挿通孔15に回転可能に挿通されてお
り、またこの操作子13は第3図に示すように操
作子本体13aとこの操作子本体13aの上端部
に嵌合されるキートツプ13bとから構成されて
いる。前記操作子本体13aは、その上端側の中
心部に上端面に開放する角穴状の凹部16を設け
ると共に、この凹部16の両側壁部にこの壁部を
貫通しかつ上端面に開放する縦溝17,17を形
成したもので、前記凹部16は前記縦溝17,1
7より若干深く形成されており、さらに前記凹部
16と縦溝17,17の底面は半円形の円弧面に
形成されている。また、この操作子本体13aの
下端側には、前記ケース11の内面に当つて操作
子13の抜け出しを阻止する鍔状のストツパプレ
ート18が一体に形成されており、このストツパ
プレート18の下部には接片押圧突起19(第4
図参照)が一体に突設されている。また、前記キ
ートツプ13bは、その下部に前記凹部16及び
縦溝17,17に嵌合する形状の凸部20を一体
に形成したもので、この凸部20の前記縦溝1
7,17に嵌合する部分は前記凹部16に嵌合す
る部分より若干長く突出するように形成され、さ
らにこれら各部分の下端面は凹入円弧面に形成さ
れていて、前記凸部20を操作子本体13aに嵌
合させた状態において前記凹部16及び縦溝1
7,17の底面との間で略円形の水平軸受孔(中
央部が大径で両側部が小径な軸受孔)を形成され
るようになつている。
また、前記鎖止めリング14は、例えば金属か
らなるもので、この鎖止めリング14は例えば第
3図に示すような断面角形の矩形リングとされて
いる。そして、この鎖止めリング14は、その下
辺部の中央において切離されており、この切離部
つまり鎖止めリング14の両端部には前記操作子
本体13aの凹部16内に回転自在に挿入される
一対の円形輪21,21が嵌合固定されている。
また前記鎖止めリング14の少なくとも下辺部
は、断面角形ではあるけれども前記操作子本体1
3aの縦溝17,17内に回転自在に挿入される
ような太さとされており、さらにこの下辺部の両
端部(操作子本体13aの両側に突出する部分)
の下面には、一対の突起22,22が形成されて
いる。
一方、第4図a〜cにおいて、23は前記ケー
ス11内に縦に設けられた回路基板、24はこの
回路基板23の上端面に形成された固定接点、2
5はこの固定接点24の上方に設けられた板バネ
からなる可動接片であり、この可動接片25はそ
の一端を前記回路基板23の上端面に固定して常
時は前記固定接点24から離間した状態となるよ
うに斜め上向きに設置されており、また前記ケー
ス11は上壁部に設けられた操作子挿通孔15
は、前記可動接片25をはさんで固定接点24と
上下に対向する位置に形成されている。
また、前記操作子13は、操作子本体13aを
ケース11内側から前記操作子挿通孔15に挿入
し、その凹部16及び縦溝17,17内に鎖止め
リング14の下辺部を挿入した後にこの操作子本
体13aにキートツプ13bを嵌合して接着固定
することによつて組立てられるようになつてお
り、また前記鎖止めリング14は、その円形輪2
1,21及びその両側の下辺部が操作子本体13
aとキートツプ13bとの間に形成された水平軸
受孔に回動自在に支承されることにより、下辺部
を中心として回転可能に操作子13に取付けられ
た状態となつてる。
しかして、前記操作子13は、接片押圧突起1
9が可動接片25のバネ力で上方に弾圧されてい
ることにより常時は第4図aに示すようにストツ
パプレート18がケース11内面に当つている復
帰状態に保たれており、キートツプ13bを指先
で押すと操作子13はケース11内側に押込まれ
て接片押圧突起19により可動接片25を固定接
点24側に押圧する。そしてこの場合、操作子1
3または鎖止めリング14を誤まつて押し下げた
時は、操作子13がケース11内側に押込まれる
のに伴なつてケース11の上面に接近して行く鎖
止めリング14の突起22,22がケース上面に
当り、これにより第4図bに示すように可動接片
25が固定接点24に接触する前に操作子13の
押込みが阻止される。一方、第4図cに示すよう
に鎖止めリング14を寝かせ状態に倒してから操
作子13を押込み操作すると、この場合は前記突
起22,22がケース上面に当ることはないから
可動接片25を固定接点24に接触させるまで操
作子13を押込み操作することができる。つま
り、上記のような構成としておけば、鎖止めリン
グ14を倒した状態でなければスイツチング操作
は行なえないことになるから、この実施例によれ
ば誤まつて操作子13を押したり鎖止めリング1
4を押したりすることによる誤操作を防ぐことが
できる。
そして、この実施例においては、操作子13に
対して鎖止めリング14を上記のようにして取付
けているから、鎖止めリング14が操作子13か
ら抜け外れるようなことはなく、従つて機器本体
(この実施例ではペンダント型電子時計の本体)
10が吊り鎖(図示せず)から外れて落下するよ
うなことはない。
この考案の携帯用小型電子機器の押ボタン部構
造によれば、操作子に回動自在に取り付けられた
鎖止めリングが所定の回動位置にあるとき操作子
を操作しても鎖止めリングの突起部が機器ケース
に当接して操作子の動きを阻止して、スイツチン
グが行なわれないようにしたものであるから、簡
単な構造、操作でスイツチの誤動作が防止できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の鎖止め部を示す縦断正面図、第
2図及び第3図はこの考案の一実施例を示す外観
の斜視図及び操作子と鎖止めリングの分解斜視
図、第4図aは同じく縦断正面図、第4図b,c
は同じく操作子を押込み操作した状態の縦断正面
図である。 11……ケース、13……操作子、13a……
操作子本体、13b……キートツプ、14……鎖
止めリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 機器ケースにその外部に突出するように設けら
    れて前記ケース内側に押し込み操作されるスイツ
    チング用操作子と、この操作子に回動自在に取付
    けられた鎖止めリングとを有し、 前記鎖止めリングには前記操作子に回動自在に
    支持される支持部、この支持部から一方向に延出
    形成されたリング部及び前記支持部から他方向に
    突出された突起部が形成され、 前記鎖止めリングが所定の回動位置にある時に
    前記操作子が操作された際に前記突起部先端が前
    記機器ケースに当接して前記操作子の移動を阻止
    してなる携帯用小型電子機器の押ボタン部構造。
JP1980005506U 1980-01-21 1980-01-21 Expired JPS6244420Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980005506U JPS6244420Y2 (ja) 1980-01-21 1980-01-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980005506U JPS6244420Y2 (ja) 1980-01-21 1980-01-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56107627U JPS56107627U (ja) 1981-08-21
JPS6244420Y2 true JPS6244420Y2 (ja) 1987-11-24

Family

ID=29602170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980005506U Expired JPS6244420Y2 (ja) 1980-01-21 1980-01-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6244420Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5536923Y2 (ja) * 1973-10-17 1980-08-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56107627U (ja) 1981-08-21

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