JPH0767219B2 - ダクトの分岐装置 - Google Patents

ダクトの分岐装置

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JPH0767219B2
JPH0767219B2 JP4159508A JP15950892A JPH0767219B2 JP H0767219 B2 JPH0767219 B2 JP H0767219B2 JP 4159508 A JP4159508 A JP 4159508A JP 15950892 A JP15950892 A JP 15950892A JP H0767219 B2 JPH0767219 B2 JP H0767219B2
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JP
Japan
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branching device
plug
hook
duct
hole
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Expired - Lifetime
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JP4159508A
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JPH066929A (ja
Inventor
雅彦 植田
勲 大西
良二 榎薗
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ダクトの分岐装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9において、50はバスダクト、51
はその分岐装置である。分岐装置51は、プラグヘッド
52、固定金具53等を備えている。この分岐装置51
の取付状態では、バスダクト50のプラグインホール5
4にプラグヘッド52を差し込んで導通状態にするとと
もに、固定金具53をバスダクト50の側縁に引っ掛け
て固定ねじ55で固定していた(図10)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のダクトの分岐装
置では、上記のようにバスダクト50に取付ける際に固
定ねじ55の締め付け作業を行う必要があり、手間がか
かるという問題点があった。したがって、この発明の目
的は、容易に取付けることができるダクトの分岐装置を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明のダクトの分岐
装置は、ダクト本体のプラグインホールにプラグヘッド
を差し込んで導通可能に取付けられるダクトの分岐装置
において、前記プラグヘッドが上面から突出したボディ
と、側方へ下り傾斜した傾斜部の下側に溝部が形成され
前記ボディの上面に突出するとともに外側に弾発付勢さ
れたフックと、このフックを内側へ移動させる解除部材
とを備え、前記プラグインホールの開口周縁部が前記フ
ックの傾斜部に案内されて前記溝部に弾性係止するとと
もに前記解除部材により解除可能としたことを特徴
るものである。
【0005】
【作用】この発明の構成によれば、プラグヘッドが突出
したボディの上面にフックを突出する構成なので、フッ
クがボディより外側に突出せずコンパクトな形状を維持
できる。そして、プラグヘッドをプラグインホールに差
し込む動作により、プラグインホールの開口周縁部が、
フックの傾斜部に案内されて溝部に弾性係止するため、
容易に取付けることができるとともにその係止部が外側
から見えず外観が良好である。また、このようにプラグ
ヘッドを差し込むプラグインホールを利用してその開口
周縁部に係止するようにしたので、ダクト本体側に弾性
係止のための加工をする必要がなく、既存のダクト本体
に対応できる。また、解除部材によりフックの係止を解
除できるので、取外しも容易である。
【0006】
【実施例】この発明の一実施例のダクトの分岐装置を図
1ないし図8に基づいて説明する。1はバスダクト、2
はその分岐装置である。バスダクト1の外殻を形成する
ダクト本体1aには、その内部の導体4に接続できるよ
うにプラグインホール3が穿設されている。
【0007】分岐装置2は、端子ブロック5、係脱機構
6、ボディ7等から構成される。端子ブロック5は、図
6に示すように、開口部20の四隅に凹部21…が形成
され下側に対向する板片8,8を有するフレーム11
と、クリップ12…および端子ねじ13…が設けられ板
片8,8で位置決めされた状態でフレーム11に装着さ
れた端子台14と、各々のクリップ12…を絶縁するよ
うに開口部20に嵌合され端子台14で支持されたプラ
グヘッド15とを備えている。22はアース接触端子
で、リベット23でフレーム11に取付けられる。34
はアースねじである。また、図7に示すように、ボディ
7は端子台14を囲むようにフレーム11の下側にねじ
16…で取付けられる。このボディ7の板片8に対応す
る対向面には開口部17,17が設けてあり、さらに開
口部17の下側の内側面に凹形の支持部18が設けてあ
る。また、ボディ7の下側には端子ねじ13を覆うよう
にカバー19がねじ24…で取付けられる。
【0008】係脱機構6は、フック25、ばね26、解
除部材27を備えている。フック25は側方へ下り傾斜
した傾斜部28の下側に溝部29が形成され、一組のフ
ック25,25が板30で連結されている。ばね26は
上端を折り返した略U形であり、解除部材27は両端に
係止部31,31が設けてある。取付状態では、凹部2
1にフック25を挿入してボディ7の上面に突出させ、
溝部29内に凹部21の周縁部を収め、板30の下端を
支持部18で支持している。そして、板30とプラグヘ
ッド15の側面の間にばね26を介在させ、ばね26の
上端を板30の上端等に引っ掛けて、フック25を外側
へ弾発付勢している。また、解除部材27は、板30を
押圧できるようにボディ7の開口部17に嵌合され、係
止部31を開口部17の周縁部に係止させている。
【0009】つぎに、分岐装置2を取付ける動作につい
て説明する。図7(a)に示すように、ダクト本体1a
のプラグインホール3にプラグヘッド15を差し込み、
導体4をクリップ12で挟着する。この状態でさらに分
岐装置2を押し上げると、図7(b)に示すように、フ
ック25の傾斜部28がプラグインホール3の周縁部に
当接してこれにより力を受け、フック25がばね26の
弾性に対抗して内側へ移動する(図7(c))。さら
に、分岐装置2を上昇させると、図7(d)に示すよう
に、傾斜部28とプラグインホール3の当接状態が解除
されて、ばね26が復帰し溝部29がプラグインホール
3の周縁部に入って弾性係止される。また、分岐装置2
を取外すときは、図8に示すように、解除部材27を押
すことによりフック25が内側へ移動し係止状態が解除
される。
【0010】この実施例では、係脱機構6のフック25
に傾斜部28を設けたので、分岐装置2を押し上げるだ
けで自動的にフック25がプラグインホール3の周縁部
に係止され、分岐装置2をバスダクト1に取付けること
ができる。なお、ばね26はコイルばね等であってもよ
く、解除部材27もボタン式の他、レバー式であっもよ
い。
【0011】
【発明の効果】この発明のダクト分岐装置によれば、
ラグヘッドが突出したボディの上面にフックを突出する
構成なので、フックがボディより外側に突出せずコンパ
クトな形状を維持できる。そして、プラグヘッドをプラ
グインホールに差し込む動作により、プラグインホール
の開口周縁部が、フックの傾斜部に案内されて溝部に弾
性係止するため、容易に取付けることができるとともに
その係止部が外側から見えず外観が良好である。また、
このようにプラグヘッドを差し込むプラグインホールを
利用してその開口周縁部に係止するようにしたので、ダ
クト本体側に弾性係止のための加工をする必要がなく、
既存のダクト本体に対応できる。また、解除部材により
フックの係止を解除できるので、取外しも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のダクトの分岐装置の斜視
図である。
【図2】分岐装置の一部断面正面図である。
【図3】分岐装置の正面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】分岐装置の分解斜視図である。
【図6】端子ブロックの分解斜視図である。
【図7】分岐装置の取付け動作説明図である。
【図8】分岐装置の取外し動作説明図である。
【図9】従来例の分岐装置の取付け前の斜視図である。
【図10】従来例の分岐装置の取付け後の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 ダクト 1a ダクト本体 2 分岐装置 3 プラグインホール 6 係脱機構 15 プラグヘッド 25 フック 27 解除部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクト本体のプラグインホールにプラグ
    ヘッドを差し込んで導通可能に取付けられるダクトの分
    岐装置において、前記プラグヘッドが上面から突出したボディと、側方へ
    下り傾斜した傾斜部の下側に溝部が形成され前記ボディ
    の上面に突出するとともに外側に弾発付勢されたフック
    と、このフックを内側へ移動させる解除部材とを備え、
    前記プラグインホールの開口周縁部が前記フックの傾斜
    部に案内されて前記溝部に弾性係止するとともに前記解
    除部材により解除可能とした ことを特徴するダクトの
    分岐装置。
JP4159508A 1992-06-18 1992-06-18 ダクトの分岐装置 Expired - Lifetime JPH0767219B2 (ja)

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JPH066929A JPH066929A (ja) 1994-01-14
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