JPS5826426Y2 - 小形電気機器の取付装置 - Google Patents
小形電気機器の取付装置Info
- Publication number
- JPS5826426Y2 JPS5826426Y2 JP1977177506U JP17750677U JPS5826426Y2 JP S5826426 Y2 JPS5826426 Y2 JP S5826426Y2 JP 1977177506 U JP1977177506 U JP 1977177506U JP 17750677 U JP17750677 U JP 17750677U JP S5826426 Y2 JPS5826426 Y2 JP S5826426Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- mounting piece
- panel
- elastic mounting
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は押ボタンスイッチなどの小形電気機器の取付
装置に関し、特に取付作業が簡便であり、かつ取付状態
が強固であるような装置の提案に係る。
装置に関し、特に取付作業が簡便であり、かつ取付状態
が強固であるような装置の提案に係る。
従来の押釦スイッチなどの取付装置は本体に突設した筒
胴体の外周にねじ部を形成しておき、パネルの取付孔に
裏面側から前記筒胴体を挿通させて端部を前面側に露呈
させ、押釦のガードを兼ねる取付リングを前記筒胴体端
部に螺着することにより前記取付リングとパネル裏面側
において前記筒胴体に嵌挿したゴムパツキンとでパネル
を挟持取付けるようにしたものが一般的である。
胴体の外周にねじ部を形成しておき、パネルの取付孔に
裏面側から前記筒胴体を挿通させて端部を前面側に露呈
させ、押釦のガードを兼ねる取付リングを前記筒胴体端
部に螺着することにより前記取付リングとパネル裏面側
において前記筒胴体に嵌挿したゴムパツキンとでパネル
を挟持取付けるようにしたものが一般的である。
したがって、取付作業にあっては、パネル裏面側から取
付孔に挿通させかつ本体を保持する作業者と、前面側で
取付リングを締付ける作業者の2人がかりで行わねばな
らず、その上時間効率の面でも良好とはいい難い欠点を
有していたものであった。
付孔に挿通させかつ本体を保持する作業者と、前面側で
取付リングを締付ける作業者の2人がかりで行わねばな
らず、その上時間効率の面でも良好とはいい難い欠点を
有していたものであった。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、以下実施
例にもとづいてこの考案の詳細を説明すると、1は機器
本体で下部にコンタクトブロックなどの機能ユニツ)−
Uを連結できるようになし上部には筒胴体2を突出形成
しているものである。
例にもとづいてこの考案の詳細を説明すると、1は機器
本体で下部にコンタクトブロックなどの機能ユニツ)−
Uを連結できるようになし上部には筒胴体2を突出形成
しているものである。
前記筒胴体2の端部にはスリ割溝21により複数個の第
1弾性取付片22および第2弾性取付片23を形成して
いる。
1弾性取付片22および第2弾性取付片23を形成して
いる。
前記第1弾性取付片22および第2弾性取付片23はそ
れぞれ上端部の外側を膨出させて係止段部22 aおよ
び23 aを形成しているものであるが、前記第2弾性
取付片の段部23 aは第1弾性取付片の段部22 a
よりも上部に位置させて両段部の間に段差Gを設けてい
る。
れぞれ上端部の外側を膨出させて係止段部22 aおよ
び23 aを形成しているものであるが、前記第2弾性
取付片の段部23 aは第1弾性取付片の段部22 a
よりも上部に位置させて両段部の間に段差Gを設けてい
る。
3は前記筒胴体2に上下可動的に嵌挿しばね4により上
伸力を与えられるようにした押圧部材である。
伸力を与えられるようにした押圧部材である。
上記のようにした機器本体1はパネルPに対しこのパネ
ルPの取付孔P1に裏面側から前記筒胴体2を挿入して
取付けるものであるが、このとき前記弾性取付片22.
23はそれぞれ端部を膨出しているために内方に撓めら
れ、前記第1弾性取付片22の膨出部が前記取付孔P1
から脱したときに元の状態に復帰して前記取付孔P1の
周部に前記第1弾性取付片の段部22 aが係止し、同
時に前記押圧部材3がばね4の作用によりパネル裏面側
に押圧されることとなって機器本体1は取付けられる。
ルPの取付孔P1に裏面側から前記筒胴体2を挿入して
取付けるものであるが、このとき前記弾性取付片22.
23はそれぞれ端部を膨出しているために内方に撓めら
れ、前記第1弾性取付片22の膨出部が前記取付孔P1
から脱したときに元の状態に復帰して前記取付孔P1の
周部に前記第1弾性取付片の段部22 aが係止し、同
時に前記押圧部材3がばね4の作用によりパネル裏面側
に押圧されることとなって機器本体1は取付けられる。
この状態において、前記第1弾性取付片の段部22 a
と第2弾性取付片の段部23 aとの間には段差Gを設
けているためにパネルPの前面と第2弾性取付片の段部
23 aとの間にスキ間Gが形成されている。
と第2弾性取付片の段部23 aとの間には段差Gを設
けているためにパネルPの前面と第2弾性取付片の段部
23 aとの間にスキ間Gが形成されている。
5は前記パネルPの前面側において前記筒胴体2の端部
に取着したリング部材などの装飾部材である。
に取着したリング部材などの装飾部材である。
この考案の特徴は上記のようにした構成において、さら
に前記装飾部材5の下端部に板状材からなる取付部材6
を一体的に固着し、この取付部材6に前記筒胴体2の端
部に取着し得る手段を施すとともにさらに前記第1弾性
取付片22の内方への傾倒を阻止する手段を施し、これ
により取付状態を一層強固にしたことにある。
に前記装飾部材5の下端部に板状材からなる取付部材6
を一体的に固着し、この取付部材6に前記筒胴体2の端
部に取着し得る手段を施すとともにさらに前記第1弾性
取付片22の内方への傾倒を阻止する手段を施し、これ
により取付状態を一層強固にしたことにある。
すなわち、取付部材6は中央部に窓孔6aを設けその内
周部に前記第2弾性取付片の係止段部23 aと係止し
得る係止部6bと前記第1弾性取付片22の端部に係合
してこの第1弾性取付片22の内方への傾倒を阻止する
係合部6Cを備えた構成とし、前記装飾部材5の下端部
にカシメ付けあるいはインサート成形などの手段により
一体的に固着しておくものである。
周部に前記第2弾性取付片の係止段部23 aと係止し
得る係止部6bと前記第1弾性取付片22の端部に係合
してこの第1弾性取付片22の内方への傾倒を阻止する
係合部6Cを備えた構成とし、前記装飾部材5の下端部
にカシメ付けあるいはインサート成形などの手段により
一体的に固着しておくものである。
そして、上記のようにした前記装飾部材5は前記筒胴体
2の端部に強圧的に圧しつければ前記取付部材6の係止
部6bか前記第2弾性取付片の段部23 aとパネル面
とのスキ間Gに入り込むこととなって係止されることに
より取着される。
2の端部に強圧的に圧しつければ前記取付部材6の係止
部6bか前記第2弾性取付片の段部23 aとパネル面
とのスキ間Gに入り込むこととなって係止されることに
より取着される。
同時に前記取付部材6の保合部6Cが前記第1弾性取付
片22の端部に係合した状態となる。
片22の端部に係合した状態となる。
なお、前記取付部材6に設ける係合部は第3図に示すよ
うに平面略T字状部61 Cあるいは折曲して断面−状
部62 Cなどの構成となして第1弾性取付片22の端
部と係合させるようにしてもよいことはもち論である。
うに平面略T字状部61 Cあるいは折曲して断面−状
部62 Cなどの構成となして第1弾性取付片22の端
部と係合させるようにしてもよいことはもち論である。
また、前記装飾部材5は押ボタンスイッチなどにあって
は押ボタンのガードとしての機能をもたせたもの、ある
いは表示灯などにあっては照光機能をもたせたものとし
てもよい。
は押ボタンのガードとしての機能をもたせたもの、ある
いは表示灯などにあっては照光機能をもたせたものとし
てもよい。
この考案は以上のように板金加工などの筒便な加工方法
により廉価に得られる取付部材6を用意しておけば、こ
れを押ボタンガードなどの種々な形状・寸法の装飾部材
5に一体的に固着することにより、装飾部材5の取付作
業をワンタッチで行え、さらに機器本体1に矢印に示す
ような外力Fの加わった場合にも第1弾性取付片22が
内方に倒れて段部22 aのパネル取付孔P1との係止
が外れるようなことはなく強固な取付状態とし得るもの
で、きわめて実用的効果の高いものである。
により廉価に得られる取付部材6を用意しておけば、こ
れを押ボタンガードなどの種々な形状・寸法の装飾部材
5に一体的に固着することにより、装飾部材5の取付作
業をワンタッチで行え、さらに機器本体1に矢印に示す
ような外力Fの加わった場合にも第1弾性取付片22が
内方に倒れて段部22 aのパネル取付孔P1との係止
が外れるようなことはなく強固な取付状態とし得るもの
で、きわめて実用的効果の高いものである。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は分解斜視図、
第2図は取付状態の縦断面図、第3図イ・口は取付部材
の他の実施例を示す部分的斜視図である。 図中、1は機器本体、2は筒胴体、22は第1弾性取付
片、23は第2弾性取付片、22 a 、23 aは係
止段部、3は押圧部材、4はばね、5は装飾部材、6は
取付部材、6bは係止部、6cは係合部である。
第2図は取付状態の縦断面図、第3図イ・口は取付部材
の他の実施例を示す部分的斜視図である。 図中、1は機器本体、2は筒胴体、22は第1弾性取付
片、23は第2弾性取付片、22 a 、23 aは係
止段部、3は押圧部材、4はばね、5は装飾部材、6は
取付部材、6bは係止部、6cは係合部である。
Claims (1)
- 機器本体に突設した筒胴体にそれぞれ端部外側に係止段
部を設けた第1弾性取付片および第2弾性取付片を形成
しパネルの取付孔に前記筒胴体を挿通させた状態で前記
第1弾性取付片の係止段部を前記取付孔の前面側周部に
係止させるとともに前記筒胴体に挿通した押圧部材をば
ねによりパネル裏面側に圧接させて機器本体をパネルに
取付けるようになし、さらに板状材からなり内周部に前
記第2弾性取付片の係止段部に係止する係止部と前記第
1弾性取付片の端部に係合しこの第1弾性取付片の内方
への傾倒を阻止する保合部を備えた取付部材を前記パネ
ルの前面側において前記筒胴体の端部に取着するリング
部材などの装飾部材の下端部に一体的に固着し、前記取
付部材の係止部を第2弾性取付片の係止段部に係止する
ことにより前記装飾部材を取着できるようにしたことを
特徴とする小形電気機器の取付装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977177506U JPS5826426Y2 (ja) | 1977-12-29 | 1977-12-29 | 小形電気機器の取付装置 |
GB6650/78A GB1565326A (en) | 1977-02-24 | 1978-02-20 | Mounting device for compact apparatus |
US05/879,529 US4220808A (en) | 1977-02-24 | 1978-02-21 | Mounting device for compact apparatus |
DE2807798A DE2807798C2 (de) | 1977-02-24 | 1978-02-23 | Vorrichtung zur Befestigung von elektrischen Bauteilen an einer Montageplatte |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977177506U JPS5826426Y2 (ja) | 1977-12-29 | 1977-12-29 | 小形電気機器の取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54103580U JPS54103580U (ja) | 1979-07-21 |
JPS5826426Y2 true JPS5826426Y2 (ja) | 1983-06-08 |
Family
ID=29187070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977177506U Expired JPS5826426Y2 (ja) | 1977-02-24 | 1977-12-29 | 小形電気機器の取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826426Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53111483A (en) * | 1977-03-10 | 1978-09-29 | Idec Izumi Corp | Smalllsized electrical machinery and apparatus |
-
1977
- 1977-12-29 JP JP1977177506U patent/JPS5826426Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53111483A (en) * | 1977-03-10 | 1978-09-29 | Idec Izumi Corp | Smalllsized electrical machinery and apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54103580U (ja) | 1979-07-21 |
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