JPH059735A - ダイヤモンドの気相合成方法 - Google Patents
ダイヤモンドの気相合成方法Info
- Publication number
- JPH059735A JPH059735A JP3195811A JP19581191A JPH059735A JP H059735 A JPH059735 A JP H059735A JP 3195811 A JP3195811 A JP 3195811A JP 19581191 A JP19581191 A JP 19581191A JP H059735 A JPH059735 A JP H059735A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- diamond
- substrate
- thin film
- reaction gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C16/00—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
- C23C16/22—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the deposition of inorganic material, other than metallic material
- C23C16/26—Deposition of carbon only
- C23C16/27—Diamond only
- C23C16/272—Diamond only using DC, AC or RF discharges
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C16/00—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
- C23C16/22—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the deposition of inorganic material, other than metallic material
- C23C16/26—Deposition of carbon only
- C23C16/27—Diamond only
- C23C16/277—Diamond only using other elements in the gas phase besides carbon and hydrogen; using other elements besides carbon, hydrogen and oxygen in case of use of combustion torches; using other elements besides carbon, hydrogen and inert gas in case of use of plasma jets
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C16/00—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
- C23C16/44—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
- C23C16/50—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating using electric discharges
- C23C16/503—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating using electric discharges using dc or ac discharges
Abstract
(57)【要約】
【目的】 非ダイヤモンド成分が少ない高品質のダイヤ
モンド薄膜を従来より低温で合成し、耐環境半導体及び
光学コーティング等の分野の新材料として供する。 【構成】 炭素と、水素及び/又は酸素とを少なくとも
含むガスを反応ガスとし、この反応ガス圧力を0.1乃
至5Torrにし、基板温度を300乃至1000℃にして
直流放電プラズマにより基板上にダイヤモンドの薄膜を
形成する。 【効果】 300乃至400℃という低温で良質のダイ
ヤモンド薄膜を形成することができる。
モンド薄膜を従来より低温で合成し、耐環境半導体及び
光学コーティング等の分野の新材料として供する。 【構成】 炭素と、水素及び/又は酸素とを少なくとも
含むガスを反応ガスとし、この反応ガス圧力を0.1乃
至5Torrにし、基板温度を300乃至1000℃にして
直流放電プラズマにより基板上にダイヤモンドの薄膜を
形成する。 【効果】 300乃至400℃という低温で良質のダイ
ヤモンド薄膜を形成することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐環境半導体及び光学コ
ーティング等の分野の新材料として利用するのに好適の
ダイヤモンドを気相合成法により製造する方法に関し、
特に、非ダイヤモンド成分が少ない高品質のダイヤモン
ド薄膜を低温で合成するダイヤモンドの気相合成方法に
関する。
ーティング等の分野の新材料として利用するのに好適の
ダイヤモンドを気相合成法により製造する方法に関し、
特に、非ダイヤモンド成分が少ない高品質のダイヤモン
ド薄膜を低温で合成するダイヤモンドの気相合成方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ダイヤモンド薄膜を気相合成するために
は、水素及び炭素を含有する反応ガスを分解することに
より、基板上に薄膜を形成する。この薄膜は、ダイヤモ
ンド及び非ダイヤモンド成分からなるが、このうち非ダ
イヤモンド成分は原子状水素によってエッチングされ、
ダイヤモンドのみが成長する。
は、水素及び炭素を含有する反応ガスを分解することに
より、基板上に薄膜を形成する。この薄膜は、ダイヤモ
ンド及び非ダイヤモンド成分からなるが、このうち非ダ
イヤモンド成分は原子状水素によってエッチングされ、
ダイヤモンドのみが成長する。
【0003】図4に示す装置を使用した直流(DC)放
電プラズマ方法においては、約200Torrの圧力で直流
放電を発生させ、このプラズマにより反応ガスを分解す
る。これにより、基板上にダイヤモンドを成長させる
(電気学会雑誌第106巻(1986年発行)第12号
第1211頁及び特開昭63−85094号公報)。
電プラズマ方法においては、約200Torrの圧力で直流
放電を発生させ、このプラズマにより反応ガスを分解す
る。これにより、基板上にダイヤモンドを成長させる
(電気学会雑誌第106巻(1986年発行)第12号
第1211頁及び特開昭63−85094号公報)。
【0004】この図4に示す装置においては、チャンバ
1が排気口2を介して排気ポンプ(図示せず)により排
気され、所定の真空度に保持されるようになっている。
そして、このチャンバ1の上壁には円板状の陰極3が棒
状の軸部3aを介して垂下されており、チャンバ1の底
壁には円板状の陽極4が軸部4aを介して設置されてい
る。軸部3a,4aはチャンバ1に対して電気的に絶縁
されている。これらの陰極3及び陽極4はその面を相互
に平行に対向させて配置されている。
1が排気口2を介して排気ポンプ(図示せず)により排
気され、所定の真空度に保持されるようになっている。
そして、このチャンバ1の上壁には円板状の陰極3が棒
状の軸部3aを介して垂下されており、チャンバ1の底
壁には円板状の陽極4が軸部4aを介して設置されてい
る。軸部3a,4aはチャンバ1に対して電気的に絶縁
されている。これらの陰極3及び陽極4はその面を相互
に平行に対向させて配置されている。
【0005】反応ガスの導入管5はそのガス噴出口を陰
極3の近傍に位置させて設置されている。また、チャン
バ1の側壁の中央には、ビューポート6が配設されてい
て、このビューポート6を介して外部からチャンバ1内
を観察できるようになっている。そして、陰極3には、
負電源7が接続されており、陽極4は電流計8を介して
接地されている。基板10は陽極4上に載置されるよう
になっているが、この基板10は適宜の加熱装置(図示
せず)により加熱されるようになっている。
極3の近傍に位置させて設置されている。また、チャン
バ1の側壁の中央には、ビューポート6が配設されてい
て、このビューポート6を介して外部からチャンバ1内
を観察できるようになっている。そして、陰極3には、
負電源7が接続されており、陽極4は電流計8を介して
接地されている。基板10は陽極4上に載置されるよう
になっているが、この基板10は適宜の加熱装置(図示
せず)により加熱されるようになっている。
【0006】このように構成された直流(DC)プラズ
マ気相成長装置においては、陽極4上に基板10を載置
した後、排気口2を介してチャンバ1内を真空排気しつ
つ、ガス導入管5を介して水素及び炭素を含有する反応
ガスをチャンバ1内に導入する。そして、基板10を約
600℃以上の温度に加熱しつつ、チャンバ1内を例えば
約200Torrの圧力の反応ガス雰囲気下において直流放電
を生起させ、反応ガスを分解して基板上にダイヤモンド
の薄膜を形成する。なお、薄膜はダイヤモンド及び非ダ
イヤモンド成分からなるが、このうち、非ダイヤモンド
成分は原子状水素によってエッチングされてダイヤモン
ドのみが成長する。
マ気相成長装置においては、陽極4上に基板10を載置
した後、排気口2を介してチャンバ1内を真空排気しつ
つ、ガス導入管5を介して水素及び炭素を含有する反応
ガスをチャンバ1内に導入する。そして、基板10を約
600℃以上の温度に加熱しつつ、チャンバ1内を例えば
約200Torrの圧力の反応ガス雰囲気下において直流放電
を生起させ、反応ガスを分解して基板上にダイヤモンド
の薄膜を形成する。なお、薄膜はダイヤモンド及び非ダ
イヤモンド成分からなるが、このうち、非ダイヤモンド
成分は原子状水素によってエッチングされてダイヤモン
ドのみが成長する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のダ
イヤモンドの気相成長方法においては、ダイヤモンド薄
膜を得るために、基板温度を600℃以上の高温に加熱す
る必要がある。しかしながら、この温度域においては、
アルミニウム等の低融点金属及びガリウム砒素等の3族
−5族半導体は使用することができない。即ち、アルミ
ニウム基板は融点が低いため、成膜中に溶解し、又は変
形する虞がある。また、ガリウム砒素基板は高温で砒素
が蒸発し、基板の元素組成が変化しやすい。更に、シリ
コン素子はデバイスの構造が熱により破壊されてしまう
という難点がある。このため、これらの材料を基板とす
ることは不可能である。また、従来のシリコンを使用し
た半導体素子とダイヤモンドとを組み合わせる場合に
は、シリコン半導体素子の耐熱性の問題から、ダイヤモ
ンドを450℃以下で合成する必要がある。このため、ダ
イヤモンド薄膜は、優れた耐環境性を持つにも拘らず、
これをシリコン半導体素子等の保護膜に適用することは
できなかった。
イヤモンドの気相成長方法においては、ダイヤモンド薄
膜を得るために、基板温度を600℃以上の高温に加熱す
る必要がある。しかしながら、この温度域においては、
アルミニウム等の低融点金属及びガリウム砒素等の3族
−5族半導体は使用することができない。即ち、アルミ
ニウム基板は融点が低いため、成膜中に溶解し、又は変
形する虞がある。また、ガリウム砒素基板は高温で砒素
が蒸発し、基板の元素組成が変化しやすい。更に、シリ
コン素子はデバイスの構造が熱により破壊されてしまう
という難点がある。このため、これらの材料を基板とす
ることは不可能である。また、従来のシリコンを使用し
た半導体素子とダイヤモンドとを組み合わせる場合に
は、シリコン半導体素子の耐熱性の問題から、ダイヤモ
ンドを450℃以下で合成する必要がある。このため、ダ
イヤモンド薄膜は、優れた耐環境性を持つにも拘らず、
これをシリコン半導体素子等の保護膜に適用することは
できなかった。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、従来よりも低温でダイヤモンドを合成する
ことができ、低融点材料又は熱影響を嫌う材料の上にも
ダイヤモンド薄膜を形成することができるダイヤモンド
の気相合成方法を提供することを目的とする。
のであって、従来よりも低温でダイヤモンドを合成する
ことができ、低融点材料又は熱影響を嫌う材料の上にも
ダイヤモンド薄膜を形成することができるダイヤモンド
の気相合成方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るダイヤモン
ドの気相合成方法は、少なくとも炭素と水素とを構成元
素として含むガス又は少なくとも炭素含有ガスと水素ガ
スとを含む混合ガスを反応ガスとして使用し、この反応
ガスの圧力を0.1乃至5Torr、基板の温度を300乃
至1000℃にして直流放電プラズマにより前記基板上
にダイヤモンドを合成することを特徴とする。
ドの気相合成方法は、少なくとも炭素と水素とを構成元
素として含むガス又は少なくとも炭素含有ガスと水素ガ
スとを含む混合ガスを反応ガスとして使用し、この反応
ガスの圧力を0.1乃至5Torr、基板の温度を300乃
至1000℃にして直流放電プラズマにより前記基板上
にダイヤモンドを合成することを特徴とする。
【0010】この場合に、前記反応ガスとして更にHe
ガス及び/又はArガスを含有させてもよい。また、前
記電子ビーム支援プラズマは、表面が凹面鏡をなす陰極
を使用して行うことが好ましい。
ガス及び/又はArガスを含有させてもよい。また、前
記電子ビーム支援プラズマは、表面が凹面鏡をなす陰極
を使用して行うことが好ましい。
【0011】
【作用】本発明においては、圧力が0.1乃至5Torrの
反応ガス中で電子ビームが照射されダイヤモンドを気相
成長させる。この圧力領域では電子ビームが試料表面に
衝突して吸着原子を化学的に活性化するため、基板温度
が低くても非ダイヤモンド成分のエッチング反応が促進
され、高品質のダイヤモンド薄膜を得ることができる。
この場合に、反応時のガス圧が0.1Torrより低いと、
プラズマを生起しにくい。また、反応ガス圧が5Torrよ
り高いと、安定した放電を得ることができない。このた
め、反応ガスの圧力は0.1乃至5Torrにする。図1は
横軸に反応ガス圧をとり、縦軸に成長速度をとって両者
の関係を示すグラフ図である。この図のデータは、メタ
ン;0.5%、ヘリウム;99.5%の混合ガスを使用し、基
板温度を400℃に設定した場合のものである。この図に
示すように、反応ガス圧が0.1乃至5Torrである場合
は、この条件から外れる場合に比して成長速度が高い。
なお、反応ガスにヘリウム又はアルゴンガスを添加す
ると、放電が安定し、更に一層プラズマ密度が上昇す
る。
反応ガス中で電子ビームが照射されダイヤモンドを気相
成長させる。この圧力領域では電子ビームが試料表面に
衝突して吸着原子を化学的に活性化するため、基板温度
が低くても非ダイヤモンド成分のエッチング反応が促進
され、高品質のダイヤモンド薄膜を得ることができる。
この場合に、反応時のガス圧が0.1Torrより低いと、
プラズマを生起しにくい。また、反応ガス圧が5Torrよ
り高いと、安定した放電を得ることができない。このた
め、反応ガスの圧力は0.1乃至5Torrにする。図1は
横軸に反応ガス圧をとり、縦軸に成長速度をとって両者
の関係を示すグラフ図である。この図のデータは、メタ
ン;0.5%、ヘリウム;99.5%の混合ガスを使用し、基
板温度を400℃に設定した場合のものである。この図に
示すように、反応ガス圧が0.1乃至5Torrである場合
は、この条件から外れる場合に比して成長速度が高い。
なお、反応ガスにヘリウム又はアルゴンガスを添加す
ると、放電が安定し、更に一層プラズマ密度が上昇す
る。
【0012】また、電子ビーム支援プラズマの陰極表面
を凹面鏡にすると、電子が自己集束し、ビーム中の電子
密度が高くなる。このため、電子とガス分子との衝突に
よって反応ガスの分解が促進され、反応ガスが低圧でも
プラズマ密度を上昇させることが可能になる。このた
め、低圧における反応ガスの分解が更に一層容易にな
る。
を凹面鏡にすると、電子が自己集束し、ビーム中の電子
密度が高くなる。このため、電子とガス分子との衝突に
よって反応ガスの分解が促進され、反応ガスが低圧でも
プラズマ密度を上昇させることが可能になる。このた
め、低圧における反応ガスの分解が更に一層容易にな
る。
【0013】前述の如く、本発明は0.1乃至5Torrと
いう低圧で反応ガスを電子照射により分解するものであ
るので、300乃至400℃という低温でも十分に高い
成長速度が得られる。図2は横軸に基板温度をとり、縦
軸に成長速度をとって両者の関係を示すグラフ図であ
る。同図のデータは、メタン;0.5%、ヘリウム;99.5
%の混合ガスを使用し、反応ガスの圧力が1.0Torrの
条件で成膜した場合のものである。この図2から明らか
なように、基板温度が600乃至1000℃という高温
で成長速度が高いのに加え、300乃至400℃という
従来の成長温度よりも極めて低い温度で十分に速い成長
速度を有している。
いう低圧で反応ガスを電子照射により分解するものであ
るので、300乃至400℃という低温でも十分に高い
成長速度が得られる。図2は横軸に基板温度をとり、縦
軸に成長速度をとって両者の関係を示すグラフ図であ
る。同図のデータは、メタン;0.5%、ヘリウム;99.5
%の混合ガスを使用し、反応ガスの圧力が1.0Torrの
条件で成膜した場合のものである。この図2から明らか
なように、基板温度が600乃至1000℃という高温
で成長速度が高いのに加え、300乃至400℃という
従来の成長温度よりも極めて低い温度で十分に速い成長
速度を有している。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。
する。
【0015】図3は本発明の実施例において使用する気
相成長装置を示す。接地されたチャンバ11の上壁には
ビューポート16が設けられており、その底壁には排気
口12が設けられている。この排気口12を介してチャ
ンバ11内が真空排気される。また、チャンバ11の側
壁上部には反応ガスの導入管15が配置されており、こ
の導入管15を介して所定の組成の反応ガスがチャンバ
11内に導入されるようになっている。
相成長装置を示す。接地されたチャンバ11の上壁には
ビューポート16が設けられており、その底壁には排気
口12が設けられている。この排気口12を介してチャ
ンバ11内が真空排気される。また、チャンバ11の側
壁上部には反応ガスの導入管15が配置されており、こ
の導入管15を介して所定の組成の反応ガスがチャンバ
11内に導入されるようになっている。
【0016】チャンバ11の対向する1対の側壁には基
板保持台14及び陰極13が夫々基板保持ケース14a
及び陰極ケース13aを介して設置されている。基板保
持ケース14a及び陰極ケース13aはその内部に夫々
管14b及び管13bを介して冷却水が循環供給される
ようになっている。この基板保持ケース14aはチャン
バ11に接触していて接地に接続されており、基板保持
ケース14aのチャンバ内先端には平板状の基板保持台
14がその面を垂直にして取り付けられている。そし
て、この基板保持台14内にはヒータ20が埋設されて
おり、ヒータ20はチャンバ11の外部の電源21に接
続されている。このヒータ20は電源21から給電され
て抵抗発熱し、基板保持台14を加熱する。基板保持台
14の表面には、基板10が重ねられて配置されるよう
になっている。
板保持台14及び陰極13が夫々基板保持ケース14a
及び陰極ケース13aを介して設置されている。基板保
持ケース14a及び陰極ケース13aはその内部に夫々
管14b及び管13bを介して冷却水が循環供給される
ようになっている。この基板保持ケース14aはチャン
バ11に接触していて接地に接続されており、基板保持
ケース14aのチャンバ内先端には平板状の基板保持台
14がその面を垂直にして取り付けられている。そし
て、この基板保持台14内にはヒータ20が埋設されて
おり、ヒータ20はチャンバ11の外部の電源21に接
続されている。このヒータ20は電源21から給電され
て抵抗発熱し、基板保持台14を加熱する。基板保持台
14の表面には、基板10が重ねられて配置されるよう
になっている。
【0017】一方、陰極ケース13aはチャンバ11に
対して電気的に絶縁されていると共に、負電源17に接
続されている。そして、陰極ケース13aのチャンバ内
先端にはその外面が凹状に湾曲した陰極13が基板保持
台14に対向するようにして取り付けられている。この
陰極13の表面は凹球面状をなしており、陰極ケース1
3aを介して負の高圧電源17に接続されている。
対して電気的に絶縁されていると共に、負電源17に接
続されている。そして、陰極ケース13aのチャンバ内
先端にはその外面が凹状に湾曲した陰極13が基板保持
台14に対向するようにして取り付けられている。この
陰極13の表面は凹球面状をなしており、陰極ケース1
3aを介して負の高圧電源17に接続されている。
【0018】次に、このように構成された気相成長装置
を使用した本実施例方法について、具体的に説明する。
先ず、基板保持台14の表面に基板10を載置し、排気
口12を介してチャンバ11内を高真空に排気する。そ
して、この排気を継続しつつ、導入管15を介して所定
の反応ガスをチャンバ11内に導入する。これにより、
チャンバ11内は所定の減圧圧力(0.1乃至5Torr)
の反応ガス雰囲気になる。そして、ヒータ20に通電し
て基板10を所定の温度(300乃至1000℃)に加
熱すると、基板雰囲気の反応ガスが分解されてダイヤモ
ンド薄膜が成膜される。
を使用した本実施例方法について、具体的に説明する。
先ず、基板保持台14の表面に基板10を載置し、排気
口12を介してチャンバ11内を高真空に排気する。そ
して、この排気を継続しつつ、導入管15を介して所定
の反応ガスをチャンバ11内に導入する。これにより、
チャンバ11内は所定の減圧圧力(0.1乃至5Torr)
の反応ガス雰囲気になる。そして、ヒータ20に通電し
て基板10を所定の温度(300乃至1000℃)に加
熱すると、基板雰囲気の反応ガスが分解されてダイヤモ
ンド薄膜が成膜される。
【0019】この場合に、陰極13の表面が凹球面状を
なしているから、陰極13から基板保持台14に向かう
電子は自己集束し、ビーム中の電子密度が高い。このた
め、電子とガス分子との衝突によって反応ガスの分解が
促進され、低ガス圧でもプラズマ密度を高めることが可
能である。また、本発明のように反応ガスの圧力が低い
場合には、電子ビームが試料表面に衝突し、吸着原子を
化学的に活性化する。その結果、基板温度が低い場合で
も、非ダイヤモンド成分のエッチング反応が促進され、
高品質のダイヤモンド薄膜を得ることができる。
なしているから、陰極13から基板保持台14に向かう
電子は自己集束し、ビーム中の電子密度が高い。このた
め、電子とガス分子との衝突によって反応ガスの分解が
促進され、低ガス圧でもプラズマ密度を高めることが可
能である。また、本発明のように反応ガスの圧力が低い
場合には、電子ビームが試料表面に衝突し、吸着原子を
化学的に活性化する。その結果、基板温度が低い場合で
も、非ダイヤモンド成分のエッチング反応が促進され、
高品質のダイヤモンド薄膜を得ることができる。
【0020】この場合に、反応ガスにヘリウム又はアル
ゴンガスを加えると、放電が安定し、更に一層プラズマ
密度を高めることができる。
ゴンガスを加えると、放電が安定し、更に一層プラズマ
密度を高めることができる。
【0021】次に、上述の装置を使用して本発明の実施
例方法により実際にダイヤモンドの薄膜を形成した結果
について説明する。
例方法により実際にダイヤモンドの薄膜を形成した結果
について説明する。
【0022】実施例1
基板としてシリコンウエハを使用し、この基板を1/4
μmのダイヤモンドペーストで30分間研磨した。そし
て、メタンガス0.5%、ヘリウムガス99.5%の混
合ガスを反応ガスとして使用し、反応ガス圧力を1.0
Torrにしてダイヤモンドを成膜した。成膜時の給電電力
は約600Wであり、その結果基板温度は400℃であ
った。そして、8時間かけて成膜した結果、直径が2c
m、膜厚が0.2μmのダイヤモンド膜が得られた。こ
の薄膜の表面の形態及びラマン分光の結果から、形成さ
れた膜は良質のダイヤモンド膜であることが判明した。
μmのダイヤモンドペーストで30分間研磨した。そし
て、メタンガス0.5%、ヘリウムガス99.5%の混
合ガスを反応ガスとして使用し、反応ガス圧力を1.0
Torrにしてダイヤモンドを成膜した。成膜時の給電電力
は約600Wであり、その結果基板温度は400℃であ
った。そして、8時間かけて成膜した結果、直径が2c
m、膜厚が0.2μmのダイヤモンド膜が得られた。こ
の薄膜の表面の形態及びラマン分光の結果から、形成さ
れた膜は良質のダイヤモンド膜であることが判明した。
【0023】実施例2
実施例1と同様の条件で、反応ガスとして、メタンガス
1.0%、水素ガス49%、ヘリウムガス50%の混合
ガスを使用して成膜した。成膜時の電力は約500W,
基板温度は400℃であった。その結果、8時間成膜処
理したところ、直径が2cm、膜厚が0.15μmのダイ
ヤモンド薄膜が得られた。この薄膜は、その表面の形態
及びラマン分光の結果から、良質のダイヤモンド膜であ
った。
1.0%、水素ガス49%、ヘリウムガス50%の混合
ガスを使用して成膜した。成膜時の電力は約500W,
基板温度は400℃であった。その結果、8時間成膜処
理したところ、直径が2cm、膜厚が0.15μmのダイ
ヤモンド薄膜が得られた。この薄膜は、その表面の形態
及びラマン分光の結果から、良質のダイヤモンド膜であ
った。
【0024】実施例3
実施例1と同様の条件にて、反応ガストして、メタンガ
ス2.0%、水素ガス47.9%、酸素ガス0.1%、
ヘリウムガス50%の混合ガスを使用し、電力が約55
0Wの条件で成膜した。基板温度は400℃であった。
そして、8時間成膜処理した結果、直径が2cm、膜厚が
0.1μmの薄膜が得られた。この薄膜もその表面形態
及びラマン分光の結果から、良質のダイヤモンド膜であ
ることが判明した。
ス2.0%、水素ガス47.9%、酸素ガス0.1%、
ヘリウムガス50%の混合ガスを使用し、電力が約55
0Wの条件で成膜した。基板温度は400℃であった。
そして、8時間成膜処理した結果、直径が2cm、膜厚が
0.1μmの薄膜が得られた。この薄膜もその表面形態
及びラマン分光の結果から、良質のダイヤモンド膜であ
ることが判明した。
【0025】このように、本発明の実施例においては、
いずれの場合も、従来に比して極めて低い温度で基板上
に良質のダイヤモンド膜を形成することができた。
いずれの場合も、従来に比して極めて低い温度で基板上
に良質のダイヤモンド膜を形成することができた。
【0026】なお、本発明において、反応ガスとしては
分子中に炭素を含むものであればよく、メタンガスの外
に、種々のガスを使用することができる。例えば、エタ
ノール、二酸化炭素及び一酸化炭素等の炭化水素ガスを
使用しても良い。
分子中に炭素を含むものであればよく、メタンガスの外
に、種々のガスを使用することができる。例えば、エタ
ノール、二酸化炭素及び一酸化炭素等の炭化水素ガスを
使用しても良い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
0.1乃至5Torrの低圧力にてダイヤモンド薄膜を合成
するので、従来よりも低温でダイヤモンドの薄膜を形成
することができる。このため、本発明により、ダイヤモ
ンド薄膜をシリコン及び砒素デバイスの保護膜等として
利用することが始めて可能になり、本発明はダイヤモン
ド薄膜の用途の拡大に著しい貢献をなす。また、本発明
により、アルミニウム等の低融点材料の基板上にダイヤ
モンド薄膜をコーティングすることが可能になる。
0.1乃至5Torrの低圧力にてダイヤモンド薄膜を合成
するので、従来よりも低温でダイヤモンドの薄膜を形成
することができる。このため、本発明により、ダイヤモ
ンド薄膜をシリコン及び砒素デバイスの保護膜等として
利用することが始めて可能になり、本発明はダイヤモン
ド薄膜の用途の拡大に著しい貢献をなす。また、本発明
により、アルミニウム等の低融点材料の基板上にダイヤ
モンド薄膜をコーティングすることが可能になる。
【図1】反応ガス圧力と成長速度との関係を示すグラフ
図である。
図である。
【図2】基板温度と成長速度との関係を示すグラフ図で
ある。
ある。
【図3】本発明の実施例にて使用する直流プラズマ成膜
装置を示す図である。
装置を示す図である。
【図4】従来の直流プラズマ装置を示す図である。
1,11;チャンバ
3,13;陰極
4;陽極
7;直流電源
10;基板
14;基板保持台
17;負高圧電源
20;ヒータ
21;基板加熱用電源
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 西村 耕造
兵庫県神戸市兵庫区吉田町二丁目9−5
(72)発明者 小橋 宏司
兵庫県西宮市高須町2−1−31−440
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも炭素と水素とを構成元素とし
て含むガス又は少なくとも炭素含有ガスと水素ガスとを
含む混合ガスを反応ガスとして使用し、この反応ガスの
圧力を0.1乃至5Torr、基板の温度を300乃至10
00℃にして直流放電プラズマにより前記基板上にダイ
ヤモンドを合成することを特徴とするダイヤモンドの気
相合成方法。 - 【請求項2】 前記少なくとも炭素と水素とを構成元素
として含むガスは、更に酸素を含むことを特徴とする請
求項1に記載のダイヤモンドの気相合成方法。 - 【請求項3】 前記少なくとも炭素含有ガスと水素ガス
とを含む混合ガスは、更に酸素ガスを含むことを特徴と
する請求項1に記載のダイヤモンドの気相合成方法。 - 【請求項4】 前記少なくとも炭素含有ガスと水素ガス
とを含む混合ガスは、更にHeガス及び/又はArガス
を含有することを特徴とする請求項1に記載のダイヤモ
ンドの気相合成方法。 - 【請求項5】 前記直流放電プラズマは凹球面陰極を用
いた電子ビーム支援プラズマ装置により発生するもので
あることを特徴とする請求項1に記載のダイヤモンドの
気相合成方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3195811A JPH059735A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | ダイヤモンドの気相合成方法 |
US07/908,084 US5358754A (en) | 1991-07-09 | 1992-07-06 | Method for forming diamond films by vapor phase synthesis |
DE4222406A DE4222406C2 (de) | 1991-07-09 | 1992-07-08 | Verfahren zur Herstellung von Diamantschichten durch Dampfphasensynthese |
GB9214462A GB2258247B (en) | 1991-07-09 | 1992-07-08 | Method for forming diamond films by vapor phase synthesis |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3195811A JPH059735A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | ダイヤモンドの気相合成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH059735A true JPH059735A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=16347383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3195811A Pending JPH059735A (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | ダイヤモンドの気相合成方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5358754A (ja) |
JP (1) | JPH059735A (ja) |
DE (1) | DE4222406C2 (ja) |
GB (1) | GB2258247B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009214840A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Denso Corp | 車両用側突検出装置 |
KR101419741B1 (ko) * | 2006-03-08 | 2014-07-15 | 에이지디 마테리알 가부시키가이샤 | 단결정 다이아몬드 성장용 기재의 제조방법 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2267733A (en) * | 1992-05-13 | 1993-12-15 | Gen Electric | Abrasion protective and thermal dissipative coating for jet engine component leading edges. |
US5470661A (en) * | 1993-01-07 | 1995-11-28 | International Business Machines Corporation | Diamond-like carbon films from a hydrocarbon helium plasma |
GB9405029D0 (en) * | 1994-03-15 | 1994-04-27 | Franks Joseph Dr | Improved catheters and other tubular inserts |
US5803967A (en) * | 1995-05-31 | 1998-09-08 | Kobe Steel Usa Inc. | Method of forming diamond devices having textured and highly oriented diamond layers therein |
GB2308132A (en) * | 1995-12-14 | 1997-06-18 | Imperial College | Depositing films on a substrate using an electric field |
KR100302457B1 (ko) * | 1999-04-06 | 2001-10-29 | 박호군 | 다이아몬드 막 증착방법 |
DE10239486A1 (de) * | 2002-08-21 | 2004-03-04 | Carl Zeiss Smt Ag | Verfahren zur Herstellung von teilbeschichteten Substraten |
TWI374935B (en) * | 2004-08-27 | 2012-10-21 | Pfizer Ireland Pharmaceuticals | Production of α-abeta |
CN112981362B (zh) * | 2021-02-08 | 2023-11-28 | 上海电气集团股份有限公司 | 一种金刚石涂层材料及其制备方法和应用 |
Family Cites Families (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5131941A (en) * | 1959-04-08 | 1992-07-21 | Lemelson Jerome H | Reaction apparatus and method |
US4434188A (en) * | 1981-12-17 | 1984-02-28 | National Institute For Researches In Inorganic Materials | Method for synthesizing diamond |
US4486286A (en) * | 1982-09-28 | 1984-12-04 | Nerken Research Corp. | Method of depositing a carbon film on a substrate and products obtained thereby |
US4664760A (en) * | 1983-04-26 | 1987-05-12 | Aluminum Company Of America | Electrolytic cell and method of electrolysis using supported electrodes |
CH659484A5 (de) * | 1984-04-19 | 1987-01-30 | Balzers Hochvakuum | Anordnung zur beschichtung von substraten mittels kathodenzerstaeubung. |
JPS61158899A (ja) * | 1985-07-31 | 1986-07-18 | Kyocera Corp | ダイヤモンド膜の製法 |
DE3690606T (ja) * | 1985-11-25 | 1988-08-25 | ||
JPS63107898A (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-12 | Natl Inst For Res In Inorg Mater | プラズマを用いるダイヤモンドの合成法 |
KR900008505B1 (ko) * | 1987-02-24 | 1990-11-24 | 세미콘덕터 에너지 라보라터리 캄파니 리미티드 | 탄소 석출을 위한 마이크로파 강화 cvd 방법 |
EP0327051B2 (en) * | 1988-02-01 | 1997-09-17 | Sumitomo Electric Industries Limited | Diamond and its preparation by chemical vapor deposition method |
JP2585342B2 (ja) * | 1988-02-05 | 1997-02-26 | 住友電気工業株式会社 | ダイヤモンド気相合成法 |
JPH08757B2 (ja) * | 1988-12-26 | 1996-01-10 | 住友電気工業株式会社 | ダイヤモンドおよびその気相合成法 |
JPH0615715B2 (ja) * | 1988-11-04 | 1994-03-02 | 出光石油化学株式会社 | ダイヤモンド類薄膜の製造方法 |
JPH02138469A (ja) * | 1988-11-16 | 1990-05-28 | Hitachi Ltd | ダイアモンド表面を有する真空用材料、この真空用材料の表面処理法、ダイアモンド膜表面の作製法、真空用材料を用いた真空容器とその部品,真空内駆動機構,電子放出源,真空内ヒータおよび蒸着源容器 |
JPH0620464B2 (ja) * | 1989-04-03 | 1994-03-23 | 信越化学工業株式会社 | 医療用切開、圧入器具およびその製造方法 |
US5007373A (en) * | 1989-05-24 | 1991-04-16 | Ionic Atlanta, Inc. | Spiral hollow cathode |
US5106452A (en) * | 1989-06-05 | 1992-04-21 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method of depositing diamond and diamond light emitting device |
JPH0780718B2 (ja) * | 1989-08-04 | 1995-08-30 | トヨタ自動車株式会社 | ダイヤモンドの合成方法および合成装置 |
IE902399A1 (en) * | 1989-08-21 | 1991-02-27 | Gen Electric | Method of making a single crystal cvd diamond |
US4958590A (en) * | 1989-09-06 | 1990-09-25 | General Atomics | Microwave traveling-wave diamond production device and method |
US4958890A (en) * | 1989-10-30 | 1990-09-25 | Whirlpool Corporation | Refrigerator cabinet flange reinforcement bar |
JPH04214094A (ja) * | 1990-04-26 | 1992-08-05 | Hitachi Ltd | 合成ダイヤモンド薄膜の製法、該薄膜及びそれを用いた装置 |
JP2840788B2 (ja) * | 1990-05-30 | 1998-12-24 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | ダイヤモンド成分を含む表面保護膜 |
EP0470531B1 (en) * | 1990-08-07 | 1994-04-20 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Diamond synthesizing method |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP3195811A patent/JPH059735A/ja active Pending
-
1992
- 1992-07-06 US US07/908,084 patent/US5358754A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-08 GB GB9214462A patent/GB2258247B/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-08 DE DE4222406A patent/DE4222406C2/de not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101419741B1 (ko) * | 2006-03-08 | 2014-07-15 | 에이지디 마테리알 가부시키가이샤 | 단결정 다이아몬드 성장용 기재의 제조방법 |
JP2009214840A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Denso Corp | 車両用側突検出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5358754A (en) | 1994-10-25 |
DE4222406C2 (de) | 1994-05-11 |
DE4222406A1 (de) | 1993-02-04 |
GB2258247B (en) | 1994-08-31 |
GB2258247A (en) | 1993-02-03 |
GB9214462D0 (en) | 1992-08-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4816286A (en) | Process for synthesis of diamond by CVD | |
JPS5927753B2 (ja) | ダイヤモンドの合成法 | |
JPH08232069A (ja) | 固体物質の昇華方法及び装置 | |
JPH059735A (ja) | ダイヤモンドの気相合成方法 | |
JPH08225395A (ja) | ホウ素ドープされたダイヤモンドの製造方法 | |
JPS6136200A (ja) | ダイヤモンドの気相合成法 | |
JPH11500097A (ja) | C▲下70▼からのダイヤモンドの成長法 | |
JPS61163195A (ja) | ダイヤモンド気相合成法及びその装置 | |
US6558742B1 (en) | Method of hot-filament chemical vapor deposition of diamond | |
JP2001506572A (ja) | 気相合成によるダイヤモンド皮膜の形成方法 | |
JPH0543393A (ja) | 炭素材料作製方法 | |
JPH0448757B2 (ja) | ||
JP3071855B2 (ja) | ダイヤモンド膜作製方法 | |
JP2803396B2 (ja) | ダイヤモンド薄膜合成装置 | |
JPS63277767A (ja) | 高圧相窒化ホウ素の気相合成法 | |
JPS60145995A (ja) | ダイヤモンド状カ−ボンの製造方法 | |
JPS5915983B2 (ja) | ホウ素被膜の形成方法 | |
JP4480192B2 (ja) | 高純度ダイヤモンドの合成方法 | |
JPH0419197B2 (ja) | ||
JP3190100B2 (ja) | 炭素材料作製装置 | |
JPH01246357A (ja) | 立方晶窒化ホウ素膜の製造方法 | |
JPH064915B2 (ja) | 立方晶窒化ホウ素の合成方法 | |
JP2617539B2 (ja) | 立方晶窒化ほう素膜の製造装置 | |
JPH08225394A (ja) | ダイヤモンドの気相合成方法 | |
JPH0518794B2 (ja) |