JPH0595537U - 電気温灸器の導子 - Google Patents

電気温灸器の導子

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JPH0595537U JP4446892U JP4446892U JPH0595537U JP H0595537 U JPH0595537 U JP H0595537U JP 4446892 U JP4446892 U JP 4446892U JP 4446892 U JP4446892 U JP 4446892U JP H0595537 U JPH0595537 U JP H0595537U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】面状発熱体11が発熱した熱量に対する熱放射板
12の熱放射を行う熱量の割合、つまり熱放射率を比較的
高くする。 【構成】電気温灸器の導子1は通電により発熱する面状
発熱体11と、これに面接触し、面状発熱体11で発熱せし
められた熱を熱源として熱放射を行い身体に熱刺激を与
える熱放射板12とより成る。面状発熱体11に面接触して
いる薄いアルミニウム板より成る熱放射板12の周緑部27
は、面状発熱体11の周緑部26に於いて面状発熱体11の側
にコの字形状に折り返されて成る押圧部28を有してい
て、押圧部28が、面接触した面状発熱体11と熱放射板12
とを密着させ保持する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電気温灸器の導子に係わり、更に詳しくは、通電により発熱する面状 発熱体からの熱を熱源として熱放射を行う熱放射板の熱放射性を良好にした技術 に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知の通り、身体に対して熱刺激を与えることで灸治療を行う電気温灸器が用 いられている。上記電気温灸器は、通電により発熱する面状発熱体と、上記面状 発熱体に面接触し、この面状発熱体で発熱せしめられた熱を熱源として熱放射を 行う熱放射板とより主に成る導子を有している。そして、上記導子を身体に当て がい、熱放射板から放射される熱によって身体に灸治療を行うものである。
【0003】 所で、上記面状発熱体と熱放射板との接触部分について着目すると、従来は面 状発熱体及び熱放射板の中央部分をネジ等によって保持し、面状発熱体と熱放射 板とを面接触させており、接触する面全体が密着するような手段は特に設けてい ないものであった。
【0004】 又、上記面状発熱体に面接触した熱放射板について着目すると、上記熱放射板 には、上記面状発熱体からの熱を熱源として時に熱放射板の熱容量を小さくし、 熱放射板からの熱放射をより多くしようとする目的で多数の孔が形成されていた 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術によると次の点に於いて幾つかの不具合を有する。即ち、第1と して上記面状発熱体と熱放射板とは、その中央でネジ等のみによって保持されて 面接触しており、接触する面全体が密着するような手段は特に設けられていなか ったことにより、ネジ等のゆるみ等によって面状発熱体と熱放射板との間に隙間 が生じ易く、密着性に欠けているものであった。つまり、上記面状発熱体と熱放 射板との間に隙間が生じた場合、面状発熱体と熱放射板との密着性が小さくなる 為に面状発熱体からの熱が熱放射板に伝導しにくくなり、以って熱放射板の熱放 射が良好に行えないという問題があった。
【0006】 また、第2として上記熱放射板に多数の孔が形成されていことにより、上記面 状発熱体と熱放射板との接触面積が小さくなると共に、熱放射板が熱放射を行う 面積が小さくなる。これによって上記面状発熱体で発生した熱量に対する熱放射 板の放射する熱量の割合、つまり熱放射率が小さくなってしまうという問題があ った。
【0007】 従って本考案の目的とする所は、通電によって発熱する面状発熱体と、上記面 状発熱体に面接触し、上記面状発熱体で発熱せしめられた熱を熱源として熱放射 を行う熱放射体とより成る電気温灸器の導子に於いて、上記面状発熱体と熱放射 板との面接触部分を隙間が生じないよう密着させることにより、面状発熱体で発 熱した熱を熱放射板に良好に伝導せしめ、以って面状発熱体が発熱した熱量に対 する熱放射板の熱放射する熱量の割合、即ち熱放射率を比較的高くすると共に、 上記熱放射板の面積を比較的大きくすることによって、熱放射板の熱放射を行う 面の面積を比較的大きくし、以って熱放射率を比較的高くする技術を提供するに ある。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を解決する為に本考案は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に対 応する添付図面中の符号を用いて説明すると、本考案は通電により発熱する面状 発熱体11と、上記面状発熱体11に面接触し、面状発熱体11で発熱せしめられた熱 を熱源として熱放射を行い身体に熱刺激を与える熱放射板12とより成る電気温灸 器の導子1に於いて、上記面状発熱体11に面接触している薄いアルミニウム板よ り成る熱放射板12の周緑部27は、面状発熱体11の周緑部26に於いて面状発熱体11 の側にコの字形状に折り返されて成る押圧部28を有していて、上記押圧部28が、 面接触した面状発熱体11と熱放射板12とを密着させ保持することを特徴とする電 気温灸器の導子である。
【0009】 また、上記面状発熱体11に面接触している薄いアルミニウム板より成る熱放射 板12は、円板形状を成し、面状発熱体11と面接触する面と反対側の面全体で熱放 射を行うよう構成されていることが考慮される。
【0010】
【作用】
上記構成によると、面状発熱体11周緑部26に於いて熱放射板12の周緑部27を面 状発熱体11の側にコの字形状に折り返して押圧部28を有し、この押圧部28によっ て面状発熱体11と熱放射板12とを密着させて保持することにより、面状発熱体11 と熱放射板12との間の隙間をなくすことが可能であり、面状発熱体11で発熱した 熱を熱放射板12に良好に伝導することができる。更に、上記熱放射板12に於いて 面状発熱体11に面接触する面には孔を設けず、反対側の面全体で熱放射するよう 構成したことにより、 熱放射板12の熱放射を行う面の面積を比較的大きくするこ とができる。
【0011】
【実施例】
次に、添付図面に従い本考案の実施例を詳述する。即ち、電気温灸器の導子1 の外形を形成するアルミニウムより成る円形状の上ケース2と下ケース3が所定 間隔を置いて向かい合い、上ケース2と下ケース3との円周面2a,3a 全面を覆う ようにゴム9が掛けられている。上記上ケース2について着目すると、上ケース 2の周端部分は円形状の面に対して直角に折り曲げ形成された上ケースの折曲部 2bを有しており、上記上ケースの折曲部2bは下ケース3の方向へ向いている。ま た、上記上ケースの折曲部2bには上記ゴム9のゴム固定片4を嵌合する為のゴム 固定穴5が複数形成されている。更に、上記上ケース2の中央部には後述する中 央パイプ10を配設する為の円形状の中央穴6が形成されている。
【0012】 次に、上記下ケース3について着目すると、この下ケース3も上記ケース2と 同様にその周端部分で直角に折曲げ形成された下ケース2の折曲部3bを有し、上 記下ケースの折曲部3bは、上ケース2の方向へ向いている。そして、上記下ケー スの折曲部3bにもゴム固定穴5が円周に沿って複数形成されている。また、上記 下ケース3の中央部には後述する密着ゴム18を嵌合する為の密着ゴム嵌合穴17が 形成されていて、上記密着ゴム嵌合穴17の周端部分は、上ケース2に向かって折 り曲げられた立脚片17a を形成している。
【0013】 次に、上記上ケース2と下ケース3との円周面2a,3a 上のゴム9について着目 すると、上記ゴム9は耐熱性のシリコンゴムであって、上ケース2と下ケース3 との円周面2a,3a に当接する側の内周面9aには、ゴム固定片4が上記ゴム9の内 周面9aに沿って2段に複数形成されており、各々のゴム固定片4は上記上ケース 2及び下ケース3に形成したゴム固定穴5に対して嵌合している。これにより、 上記ゴム9が上ケース2及び下ケース3に対して固定保時されるものである。
【0014】 次に、上記電気温灸器の導子1の内部について説明する。即ち、その底部にフ ランジ10a を形成すると共に、中央部は軸線に沿って貫通孔20が形成された中央 パイプ10に対して、面接触させた状態の面状発熱体11及び熱放射板12が通されて いる。更に詳しくは、上記面状発熱体11及び熱放射板12は、円板形状を有し、そ の中央部に形成された穴に対して中央パイプ10が通されていると共に、上記中央 パイプ10のフランジ10a によって抜け落ちないよう受け止められている。
【0015】 更に、上記中央パイプ10は、その円周面に於いてネジ切り部7を有し、上記面 状発熱体11の上部に位置するように内面がネジ切りされた中間パイプ13が配設さ れている。上記中間パイプ13は、フランジ10a によって受け止められている面状 発熱体11及び熱放射板12に対して、上記面状発熱体11及び熱放射板12をフランジ 10a と中間パイプ13との間にはさんで固定せしめる程度に締められていて、上記 中間パイプ13の底面13a は面状発熱体11の中央パイプ10に近い上面11a に密着し ている。
【0016】 そして、上記中央パイプ10は、その上部10b が上ケース2の表面2d側に突出す るよう上記上ケース2の中央穴6に通されていて、丸ねじ14によって固定保持さ れている。即ち、上記上ケース2に対して、中央パイプ10及び中間パイプ13及び 丸ねじ14によって面状発熱体11及び熱放射板12が取り付けられている。そして、 上記上ケース2の裏面2cと面状発熱体11の上面11a とによって上部空間15が画成 されていると共に、上記下ケース3の裏面3cと熱放射板12の下面12b とによって 下部空間16が画成されている。
【0017】 次に、上記下ケース3に形成した立脚片17a を有する密着ゴム嵌合穴17につい て着目すると、上記密着ゴム嵌合穴17に対して密着ゴム18が押入れられており、 この密着ゴム18は皮膚30と密着するものである。上記密着ゴム18の中心部には針 等を通す為のゴム穴18a が形成されている。即ち、上記上ケース2に取り付けら れた中央パイプ10の貫通孔20と、上記下ケース3に取り付けられた密着ゴム18と ゴム穴18a とは、同一軸線を有しており、上記貫通孔20及びゴム穴18a に針等を 通すことによって、上ケース2の表面2d側から通した針等を下ケース2の表面3d 側へ突出させていることができる。
【0018】 また、上記通電によって発熱する面状発熱体11に通電する為に、外部電源から 絶縁被覆体22によって被覆された電線21が上記導子1に導かれている。即ち、上 記外部電源から連なる電線21はゴム9の所定位置に形成された電線受入部23を介 して面状発熱体11に伸び配線されている。また、上記下ケース3には、温度セン サー24が取り付けられていて、上記温度センサー24からの情報を外部の温度制御 回路で制御し、面状発熱体11の発熱量をコントロールするものである。
【0019】 次に、上記発熱体11及び熱放射板12について着目すると、上記面状発熱体11は 円板形状を成していて通電することによって発熱するものである。また、熱放射 板12は薄いアルミニウム板より成り、円板形状をしている。そして、上記面状発 熱体11の下面11b と熱放射板12の上面12a が合わさるよう面接触し、上記熱放射 板12の下面12b が下ケース3の裏面3cと向かい合うように中央パイプ13に取り付 けられている。上記熱放射板12の一面にはセラミックス29がコーティングされて おり、上記面状発熱体11からの熱を熱源として熱放射板12が熱放射を行った場合 、上記セラミックス29の作用により遠赤外線を放射するよう構成されている。即 ち、上記熱放射板12は、面状発熱体11で発熱された熱を熱源として下ケース3側 に向けて遠赤外線を放射するものである。
【0020】 また、上記下ケース3には、上記熱放射板12からの遠赤外線を通過せしめて、 下ケース3の外側に放射せしめる為の熱通過穴25が形成されている。
【0021】 以上は従来の技術と略同様の部分であり、以下に本考案の特徴とする所を述べ る。即ち、第2図に示す如く、上記通電して発熱する面状発熱体11に面接触する 熱放射板12の周緑部27は、面状発熱体11の周緑部26に於いて面状発熱体11の側に コの字形状に折り返されて成る押圧部28を有し、上記押圧部28が、面接触してい る面状発熱体11と熱放射板12とを密着させ保持している。更に詳しくは、上記押 圧部28は面状発熱体11の周緑部26に沿って垂直に立つ垂直片28a と、上記垂直片 28a に連続しその下端面28b が面状発熱体11の上面11a に密着している先端部28 c とより成り、上記垂直片28a と先端部28c とより成る押圧部28が面状発熱体11 の周緑部26に形成されている。そして、本実施例では、上記薄い金属板より成る 熱放射板12にアルミニウム板を用いている。上記押圧部28は上記面状発熱体11と 熱放射板12とを密着させる為のものであって、上記押圧部28を面状発熱体11に対 して先端部28c の下端面28b が面状発熱体11の上面11a を垂直下向きに押圧する よう形成することによって、面状発熱体11の下面11b と熱放射板12の上面12a と を密着して保持している。
【0022】 更に、上記面状発熱体11の下面11b にその上面12a が面接触している熱放射板 12は、この面状発熱体11に面接触する上面12a と反対側の面即ち、熱放射板12の 下面12b 全体で熱放射を行うものである。即ち、上記熱放射板12には孔等は形成 されておらず、上記孔等が形成されていない熱放射板12によって熱放射を行う。 この例では、上記熱放射板12には、面状発熱体11の上面11a 及び下面11b に密着 していない一面にセラミックス29がコーティングされており、上記面状発熱体11 からの熱を熱源として熱放射板12より下方向へ向けて遠赤外線を放射するもので ある。
【0023】 以上の構成によりその使い方を説明する。即ち、上記電気温灸器の導子1を身 体の腰部或いは背中等へ下ケース3の表面3dが皮膚30に接触するよう配置する。 この時、上記下ケース3の密着ゴム18が皮膚30に密着し、導子1の身体への位置 決めがスムーズに行われるものである。次に外部電源から連なる電線21により面 状発熱体11に通電せしめる。上記通電によって面状発熱体11は発熱し、その熱を 熱放射板12へ伝導する。そして、上記熱放射板12は面状発熱体11より伝導した熱 によって下ケース3側へ熱放射を行う。この時、上記熱放射板12にコーテイング されたセラミックス29によって、上記熱放射として遠赤外線が放射される。 上記下ケース3側に放射された遠赤外線は、下ケース3に形成された熱通過穴 25を通過して皮膚30に届き、皮膚30内部へ遠赤外線による熱刺激を与える。また 、上記温度センサー24及び外部の温度制御回路によって面状発熱体11の発熱量を 調節し、灸の効果を導出し易い温度設定、或いは温度変化等を制御する。具体的 には、先ず施灸時間をタイマーで設定し、通電と休止を自動的に交互に行う。通 電時間は10秒から20秒程度とし、休止時間は60秒程度とする。
【0024】 また、上記貫通孔20及びゴム穴18a は、針19治療を行う場合等使用され、上記 貫通孔20より針19等を差し込み、ゴム穴18を通して皮膚30に達するようガイドし ており、上記針19等を利用して、身体に熱刺激を与えると同時に針刺激等も与え ることができる。(図5参照)
【0025】 ここで、上記熱放射板12の下面12b と下ケース3の裏面3cとによって画成され る下部空間16を設けて熱放射板12を皮膚30に直接接触させることなく、皮膚30か ら一定距離離していることにより、セラミックス29をコーテイングした熱放射板 12を通して面状発熱体11からの輻射熱が直接皮膚30に照射される為に、皮膚30内 部まで遠赤外線による熱を浸透させることが出来、灸の効果を高め易くしている 。また、上記面状熱体11の上面11a と上ケース2の裏面2cとによって画成される 上部空間15を設けていることにより、上記面状発熱体11によって発熱せしめられ た熱を上ケース2に伝導しにくくし、上ケース2への畜熱を比較的仰えていると 共に、上記上ケース2と下ケース3とを一定距離離して位置せしめていることに より、上記面状発熱体11からの熱が直接上ケース2を介して下ケース3に伝導す ることを防止し、直接皮膚30に接触する下ケース3の畜熱を比較適仰えている。
【0026】 以上のように、上記熱放射板12の周緑部27に押圧部28を形成し、上記面状発熱 体11の下面11b と熱放射板12の上面12a とが面接触するよう位置せしめた面状発 熱体11と熱放射板12とを密着させて保持することにより、面状発熱体11と熱放射 板12との間の隙間をなくし、以って面状発熱体11で発熱せしめた熱を熱放射板12 へ良好に伝導することができる。また、上記熱放射板12を薄いアルミニウム板で 成すと共に、上記面状発熱体11に面接触する面と反対側の熱放射板12の下面12b 全体で熱放射を行うようにし、上記熱放射板12に孔等を開口しないで熱放射板12 を形成していることにより、上記熱放射板12の製形加工を容易にできる。また、 上記面状発熱体11に面接触する熱放射板12の上面12a と反対側の熱放射板12の下 面12b の全体で熱放射を行うよう構成していることにより、熱放射板12の熱放射 を行う面の面積を比較的大きくすることができる。
【0027】
【効果】
以上詳述した如く、本考案は請求項1記載によると、面状発熱体に面接触して いる薄いアルミニウム板より成る熱放射板の周緑部に、面状発熱体の周緑部に於 いて面状発熱体の側にコの字形状に折り返されて成る押圧部を有し、上記押圧部 が、面接触した面状発熱体と熱放射板とを密着させ保持することにより、上記面 状発熱体と熱放射板との間の隙間をなくすことが出来、面状発熱体で発熱せしめ た熱を熱放射板に良好に伝熱せしめ、以って面状発熱体が発熱した熱量に対する 熱放射板の熱放射を行う熱量の割合、即ち、熱放射率を比較的高くすることがで きる。
【0028】 また、請求項2記載によると、上記熱放射板を薄いアルミニウム板で成すと共 に、上記面状発熱体に面接触する面に反対側の面全体で熱放射を行うようにし、 上記熱放射板に孔等を開口しないで熱放射板を形成していることにより、上記熱 放射板の製形加工を容易にできる。更に、上記面状発熱体に面接触する面と反対 側の面全体で熱放射を行うよう構成したことにより、熱放射板の面積を比較的大 きくして、熱放射板の熱放射を行う面の面積を比較的大きくし、以って熱放射率 を比較的高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に於ける電気温灸器の導子の斜視図であ
る。
【図2】本考案に於ける電気温灸器の導子の図1のAー
A線に沿った縦断側面図である。
【図3】本考案に於ける電気温灸器の導子の図2の熱放
射板の下面を示した図である。
【図4】本考案に於ける電気温灸器の導子の図2の底面
図である。
【図5】本考案に於ける電気温灸器の導子の針を使用し
ている状態を示した図である。
【符号の説明】
1 導子 2 上ケース 2a 上ケースの円周面 2b 上ケースの折曲部 2c 上ケースの裏面 2d 上ケースの表面 3 下ケース 3a 下ケースの円周面 3b 下ケースの折曲部 3c 下ケースの裏面 3d 下ケースの表面 4 ゴム固定片 5 ゴム固定穴 6 中央穴 7 ネジ切り部 9 ゴム 9a ゴムの内周面 10 中央パイプ 10a フランジ 10b 中央パイプの上部 11 発熱体 11a 発熱体の上面 11b 発熱体の下面 12 熱放射板 12a 熱放射板の上面 12b 熱放射板の下面 13 中間パイプ 13a 中間パイプの底面 14 丸ねじ 15 上部空間 16 下部空間 17 密着ゴム嵌合穴 17a 立脚片 18 密着ゴム 18a ゴム穴 19 針 20 貫通孔 21 電線 22 電線被覆体 23 電線受入部 24 温度センサー 25 熱通過穴 26 発熱体の周緑部 27 熱放射板の周緑部 28 押圧部 28a 垂直部 28b 下端部 28c 先端部 29 セラミックス 30 皮膚

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電により発熱する面状発熱体11と、 上
    記面状発熱体11に面接触し、面状発熱体11で発熱せしめ
    られた熱を熱源として熱放射を行い身体に熱刺激を与え
    る熱放射板12とより成る電気温灸器の導子1に於いて;
    上記面状発熱体11に面接触している薄いアルミニウム板
    より成る熱放射板12の周緑部27は、面状発熱体11の周緑
    部26に於いて面状発熱体11の側にコの字形状に折り返さ
    れて成る押圧部28を有していて、上記押圧部28が面接触
    した面状発熱体11と熱放射板12とを密着させ保持するこ
    とを特徴とする電気温灸器の導子。
  2. 【請求項2】 上記面状発熱体11に面接触している薄い
    アルミニウム板より成る熱放射板12は、円板形状を成
    し、面状発熱体11に面接触する面と反対側の面全体で熱
    放射を行うよう構成されていることを特徴とする請求項
    1記載の電気温灸器の導子。
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