JPH0647465Y2 - 電気温灸器の導子 - Google Patents

電気温灸器の導子

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JPH0647465Y2
JPH0647465Y2 JP4446892U JP4446892U JPH0647465Y2 JP H0647465 Y2 JPH0647465 Y2 JP H0647465Y2 JP 4446892 U JP4446892 U JP 4446892U JP 4446892 U JP4446892 U JP 4446892U JP H0647465 Y2 JPH0647465 Y2 JP H0647465Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電気温灸器の導子に係わ
り、更に詳しくは、通電により発熱する面状発熱体から
の熱を熱源として熱放射を行う熱放射板の熱放射性を良
好にした技術に関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、身体に対して熱刺激を与え
ることで灸治療を行う電気温灸器が用いられている。上
記電気温灸器は、通電により発熱する面状発熱体と、上
記面状発熱体に面接触し、この面状発熱体で発熱せしめ
られた熱を熱源として熱放射を行う熱放射板とより主に
成る導子を有している。そして、上記導子を身体に当て
がい、熱放射板から放射される熱によって身体に灸治療
を行うものである。
【0003】所で、上記面状発熱体と熱放射板との接触
部分について着目すると、従来は面状発熱体及び熱放射
板の中央部分をネジ等によって保持し、面状発熱体と熱
放射板とを面接触させており、接触する面全体が密着す
るような手段は特に設けていないものであった。
【0004】又、上記面状発熱体に面接触した熱放射板
について着目すると、上記熱放射板には、上記面状発熱
体からの熱を熱源として時に熱放射板の熱容量を小さく
し、熱放射板からの熱放射をより多くしようとする目的
で多数の孔が形成されていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記従来技術によると
次の点に於いて幾つかの不具合を有する。即ち、第1と
して上記面状発熱体と熱放射板とは、その中央でネジ等
のみによって保持されて面接触しており、接触する面全
体が密着するような手段は特に設けられていなかったこ
とにより、ネジ等のゆるみ等によって面状発熱体と熱放
射板との間に隙間が生じ易く、密着性に欠けているもの
であった。つまり、上記面状発熱体と熱放射板との間に
隙間が生じた場合、面状発熱体と熱放射板との密着性が
小さくなる為に面状発熱体からの熱が熱放射板に伝導し
にくくなり、以って熱放射板の熱放射が良好に行えない
という問題があった。
【0006】また、第2として上記熱放射板に多数の孔
が形成されていことにより、上記面状発熱体と熱放射板
との接触面積が小さくなると共に、熱放射板が熱放射を
行う面積が小さくなる。これによって上記面状発熱体で
発生した熱量に対する熱放射板の放射する熱量の割合、
つまり熱放射率が小さくなってしまうという問題があっ
た。
【0007】従って本考案の目的とする所は、通電によ
って発熱する面状発熱体と、上記面状発熱体に面接触
し、上記面状発熱体で発熱せしめられた熱を熱源として
熱放射を行う熱放射体とより成る電気温灸器の導子に於
いて、上記面状発熱体と熱放射板との面接触部分を隙間
が生じないよう密着させることにより、面状発熱体で発
熱した熱を熱放射板に良好に伝導せしめ、以って面状発
熱体が発熱した熱量に対する熱放射板の熱放射する熱量
の割合、即ち熱放射率を比較的高くすると共に、上記熱
放射板の面積を比較的大きくすることによって、熱放射
板の熱放射を行う面の面積を比較的大きくし、以って熱
放射率を比較的高くする技術を提供するにある。
【0008】
【課題を解決する為の手段】上記目的を解決する為に本
考案は次の技術的手段を有する。即ち、実施例に対応す
る添付図面中の符号を用いて説明すると、本考案は通電
により発熱する面状発熱体11と、上記面状発熱体11に面
接触し、面状発熱体11で発熱せしめられた熱を熱源とし
て熱放射を行い身体に熱刺激を与える熱放射板12とより
成る電気温灸器の導子1に於いて、上記面状発熱体11に
面接触している薄いアルミニウム板より成る熱放射板12
の周緑部27は、面状発熱体11の周緑部26に於いて面状発
熱体11の側にコの字形状に折り返されて成る押圧部28を
有していて、上記押圧部28が、面接触した面状発熱体11
と熱放射板12とを密着させ保持することを特徴とする電
気温灸器の導子である。
【0009】また、上記面状発熱体11に面接触している
薄いアルミニウム板より成る熱放射板12は、円板形状を
成し、面状発熱体11と面接触する面と反対側の面全体で
熱放射を行うよう構成されていることが考慮される。
【0010】
【作用】上記構成によると、面状発熱体11周緑部26に於
いて熱放射板12の周緑部27を面状発熱体11の側にコの字
形状に折り返して押圧部28を有し、この押圧部28によっ
て面状発熱体11と熱放射板12とを密着させて保持するこ
とにより、面状発熱体11と熱放射板12との間の隙間をな
くすことが可能であり、面状発熱体11で発熱した熱を熱
放射板12に良好に伝導することができる。更に、上記熱
放射板12に於いて面状発熱体11に面接触する面には孔を
設けず、反対側の面全体で熱放射するよう構成したこと
により、 熱放射板12の熱放射を行う面の面積を比較的大
きくすることができる。
【0011】
【実施例】次に、添付図面に従い本考案の実施例を詳述
する。即ち、電気温灸器の導子1の外形を形成するアル
ミニウムより成る円形状の上ケース2と下ケース3が所
定間隔を置いて向かい合い、上ケース2と下ケース3と
の円周面2a,3a 全面を覆うようにゴム9が掛けられてい
る。上記上ケース2について着目すると、上ケース2の
周端部分は円形状の面に対して直角に折り曲げ形成され
た上ケースの折曲部2bを有しており、上記上ケースの折
曲部2bは下ケース3の方向へ向いている。また、上記上
ケースの折曲部2bには上記ゴム9のゴム固定片4を嵌合
する為のゴム固定穴5が複数形成されている。更に、上
記上ケース2の中央部には後述する中央パイプ10を配設
する為の円形状の中央穴6が形成されている。
【0012】次に、上記下ケース3について着目する
と、この下ケース3も上記ケース2と同様にその周端部
分で直角に折曲げ形成された下ケース2の折曲部3bを有
し、上記下ケースの折曲部3bは、上ケース2の方向へ向
いている。そして、上記下ケースの折曲部3bにもゴム固
定穴5が円周に沿って複数形成されている。また、上記
下ケース3の中央部には後述する密着ゴム18を嵌合する
為の密着ゴム嵌合穴17が形成されていて、上記密着ゴム
嵌合穴17の周端部分は、上ケース2に向かって折り曲げ
られた立脚片17a を形成している。
【0013】次に、上記上ケース2と下ケース3との円
周面2a,3a 上のゴム9について着目すると、上記ゴム9
は耐熱性のシリコンゴムであって、上ケース2と下ケー
ス3との円周面2a,3a に当接する側の内周面9aには、ゴ
ム固定片4が上記ゴム9の内周面9aに沿って2段に複数
形成されており、各々のゴム固定片4は上記上ケース2
及び下ケース3に形成したゴム固定穴5に対して嵌合し
ている。これにより、上記ゴム9が上ケース2及び下ケ
ース3に対して固定保時されるものである。
【0014】次に、上記電気温灸器の導子1の内部につ
いて説明する。即ち、その底部にフランジ10a を形成す
ると共に、中央部は軸線に沿って貫通孔20が形成された
中央パイプ10に対して、面接触させた状態の面状発熱体
11及び熱放射板12が通されている。更に詳しくは、上記
面状発熱体11及び熱放射板12は、円板形状を有し、その
中央部に形成された穴に対して中央パイプ10が通されて
いると共に、上記中央パイプ10のフランジ10a によって
抜け落ちないよう受け止められている。
【0015】更に、上記中央パイプ10は、その円周面に
於いてネジ切り部7を有し、上記面状発熱体11の上部に
位置するように内面がネジ切りされた中間パイプ13が配
設されている。上記中間パイプ13は、フランジ10a によ
って受け止められている面状発熱体11及び熱放射板12に
対して、上記面状発熱体11及び熱放射板12をフランジ10
a と中間パイプ13との間にはさんで固定せしめる程度に
締められていて、上記中間パイプ13の底面13a は面状発
熱体11の中央パイプ10に近い上面11a に密着している。
【0016】そして、上記中央パイプ10は、その上部10
b が上ケース2の表面2d側に突出するよう上記上ケース
2の中央穴6に通されていて、丸ねじ14によって固定保
持されている。即ち、上記上ケース2に対して、中央パ
イプ10及び中間パイプ13及び丸ねじ14によって面状発熱
体11及び熱放射板12が取り付けられている。そして、上
記上ケース2の裏面2cと面状発熱体11の上面11a とによ
って上部空間15が画成されていると共に、上記下ケース
3の裏面3cと熱放射板12の下面12b とによって下部空間
16が画成されている。
【0017】次に、上記下ケース3に形成した立脚片17
a を有する密着ゴム嵌合穴17について着目すると、上記
密着ゴム嵌合穴17に対して密着ゴム18が押入れられてお
り、この密着ゴム18は皮膚30と密着するものである。上
記密着ゴム18の中心部には針等を通す為のゴム穴18a が
形成されている。即ち、上記上ケース2に取り付けられ
た中央パイプ10の貫通孔20と、上記下ケース3に取り付
けられた密着ゴム18とゴム穴18a とは、同一軸線を有し
ており、上記貫通孔20及びゴム穴18a に針等を通すこと
によって、上ケース2の表面2d側から通した針等を下ケ
ース2の表面3d側へ突出させていることができる。
【0018】また、上記通電によって発熱する面状発熱
体11に通電する為に、外部電源から絶縁被覆体22によっ
て被覆された電線21が上記導子1に導かれている。即
ち、上記外部電源から連なる電線21はゴム9の所定位置
に形成された電線受入部23を介して面状発熱体11に伸び
配線されている。また、上記下ケース3には、温度セン
サー24が取り付けられていて、上記温度センサー24から
の情報を外部の温度制御回路で制御し、面状発熱体11の
発熱量をコントロールするものである。
【0019】次に、上記発熱体11及び熱放射板12につい
て着目すると、上記面状発熱体11は円板形状を成してい
て通電することによって発熱するものである。また、熱
放射板12は薄いアルミニウム板より成り、円板形状をし
ている。そして、上記面状発熱体11の下面11b と熱放射
板12の上面12a が合わさるよう面接触し、上記熱放射板
12の下面12b が下ケース3の裏面3cと向かい合うように
中央パイプ13に取り付けられている。上記熱放射板12の
一面にはセラミックス29がコーティングされており、上
記面状発熱体11からの熱を熱源として熱放射板12が熱放
射を行った場合、上記セラミックス29の作用により遠赤
外線を放射するよう構成されている。即ち、上記熱放射
板12は、面状発熱体11で発熱された熱を熱源として下ケ
ース3側に向けて遠赤外線を放射するものである。
【0020】また、上記下ケース3には、上記熱放射板
12からの遠赤外線を通過せしめて、下ケース3の外側に
放射せしめる為の熱通過穴25が形成されている。
【0021】以上は従来の技術と略同様の部分であり、
以下に本考案の特徴とする所を述べる。即ち、第2図に
示す如く、上記通電して発熱する面状発熱体11に面接触
する熱放射板12の周緑部27は、面状発熱体11の周緑部26
に於いて面状発熱体11の側にコの字形状に折り返されて
成る押圧部28を有し、上記押圧部28が、面接触している
面状発熱体11と熱放射板12とを密着させ保持している。
更に詳しくは、上記押圧部28は面状発熱体11の周緑部26
に沿って垂直に立つ垂直片28a と、上記垂直片28a に連
続しその下端面28b が面状発熱体11の上面11a に密着し
ている先端部28c とより成り、上記垂直片28a と先端部
28c とより成る押圧部28が面状発熱体11の周緑部26に形
成されている。そして、本実施例では、上記薄い金属板
より成る熱放射板12にアルミニウム板を用いている。上
記押圧部28は上記面状発熱体11と熱放射板12とを密着さ
せる為のものであって、上記押圧部28を面状発熱体11に
対して先端部28c の下端面28b が面状発熱体11の上面11
a を垂直下向きに押圧するよう形成することによって、
面状発熱体11の下面11b と熱放射板12の上面12a とを密
着して保持している。
【0022】更に、上記面状発熱体11の下面11b にその
上面12a が面接触している熱放射板12は、この面状発熱
体11に面接触する上面12a と反対側の面即ち、熱放射板
12の下面12b 全体で熱放射を行うものである。即ち、上
記熱放射板12には孔等は形成されておらず、上記孔等が
形成されていない熱放射板12によって熱放射を行う。こ
の例では、上記熱放射板12には、面状発熱体11の上面11
a 及び下面11b に密着していない一面にセラミックス29
がコーティングされており、上記面状発熱体11からの熱
を熱源として熱放射板12より下方向へ向けて遠赤外線を
放射するものである。
【0023】以上の構成によりその使い方を説明する。
即ち、上記電気温灸器の導子1を身体の腰部或いは背中
等へ下ケース3の表面3dが皮膚30に接触するよう配置す
る。この時、上記下ケース3の密着ゴム18が皮膚30に密
着し、導子1の身体への位置決めがスムーズに行われる
ものである。次に外部電源から連なる電線21により面状
発熱体11に通電せしめる。上記通電によって面状発熱体
11は発熱し、その熱を熱放射板12へ伝導する。そして、
上記熱放射板12は面状発熱体11より伝導した熱によって
下ケース3側へ熱放射を行う。この時、上記熱放射板12
にコーテイングされたセラミックス29によって、上記熱
放射として遠赤外線が放射される。上記下ケース3側に
放射された遠赤外線は、下ケース3に形成された熱通過
穴25を通過して皮膚30に届き、皮膚30内部へ遠赤外線に
よる熱刺激を与える。また、上記温度センサー24及び外
部の温度制御回路によって面状発熱体11の発熱量を調節
し、灸の効果を導出し易い温度設定、或いは温度変化等
を制御する。具体的には、先ず施灸時間をタイマーで設
定し、通電と休止を自動的に交互に行う。通電時間は10
秒から20秒程度とし、休止時間は60秒程度とする。
【0024】また、上記貫通孔20及びゴム穴18a は、針
19治療を行う場合等使用され、上記貫通孔20より針19等
を差し込み、ゴム穴18を通して皮膚30に達するようガイ
ドしており、上記針19等を利用して、身体に熱刺激を与
えると同時に針刺激等も与えることができる。(図5参
照)
【0025】ここで、上記熱放射板12の下面12b と下ケ
ース3の裏面3cとによって画成される下部空間16を設け
て熱放射板12を皮膚30に直接接触させることなく、皮膚
30から一定距離離していることにより、セラミックス29
をコーテイングした熱放射板12を通して面状発熱体11か
らの輻射熱が直接皮膚30に照射される為に、皮膚30内部
まで遠赤外線による熱を浸透させることが出来、灸の効
果を高め易くしている。また、上記面状熱体11の上面11
a と上ケース2の裏面2cとによって画成される上部空間
15を設けていることにより、上記面状発熱体11によって
発熱せしめられた熱を上ケース2に伝導しにくくし、上
ケース2への畜熱を比較的仰えていると共に、上記上ケ
ース2と下ケース3とを一定距離離して位置せしめてい
ることにより、上記面状発熱体11からの熱が直接上ケー
ス2を介して下ケース3に伝導することを防止し、直接
皮膚30に接触する下ケース3の畜熱を比較適仰えてい
る。
【0026】以上のように、上記熱放射板12の周緑部27
に押圧部28を形成し、上記面状発熱体11の下面11b と熱
放射板12の上面12a とが面接触するよう位置せしめた面
状発熱体11と熱放射板12とを密着させて保持することに
より、面状発熱体11と熱放射板12との間の隙間をなく
し、以って面状発熱体11で発熱せしめた熱を熱放射板12
へ良好に伝導することができる。また、上記熱放射板12
を薄いアルミニウム板で成すと共に、上記面状発熱体11
に面接触する面と反対側の熱放射板12の下面12b全体で
熱放射を行うようにし、上記熱放射板12に孔等を開口し
ないで熱放射板12を形成していることにより、上記熱放
射板12の製形加工を容易にできる。また、上記面状発熱
体11に面接触する熱放射板12の上面12a と反対側の熱放
射板12の下面12b の全体で熱放射を行うよう構成してい
ることにより、熱放射板12の熱放射を行う面の面積を比
較的大きくすることができる。
【0027】
【効果】以上詳述した如く、本考案は請求項1記載によ
ると、面状発熱体に面接触している薄いアルミニウム板
より成る熱放射板の周緑部に、面状発熱体の周緑部に於
いて面状発熱体の側にコの字形状に折り返されて成る押
圧部を有し、上記押圧部が、面接触した面状発熱体と熱
放射板とを密着させ保持することにより、上記面状発熱
体と熱放射板との間の隙間をなくすことが出来、面状発
熱体で発熱せしめた熱を熱放射板に良好に伝熱せしめ、
以って面状発熱体が発熱した熱量に対する熱放射板の熱
放射を行う熱量の割合、即ち、熱放射率を比較的高くす
ることができる。
【0028】また、請求項2記載によると、上記熱放射
板を薄いアルミニウム板で成すと共に、上記面状発熱体
に面接触する面に反対側の面全体で熱放射を行うように
し、上記熱放射板に孔等を開口しないで熱放射板を形成
していることにより、上記熱放射板の製形加工を容易に
できる。更に、上記面状発熱体に面接触する面と反対側
の面全体で熱放射を行うよう構成したことにより、熱放
射板の面積を比較的大きくして、熱放射板の熱放射を行
う面の面積を比較的大きくし、以って熱放射率を比較的
高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に於ける電気温灸器の導子の斜視図であ
る。
【図2】本考案に於ける電気温灸器の導子の図1のAー
A線に沿った縦断側面図である。
【図3】本考案に於ける電気温灸器の導子の図2の熱放
射板の下面を示した図である。
【図4】本考案に於ける電気温灸器の導子の図2の底面
図である。
【図5】本考案に於ける電気温灸器の導子の針を使用し
ている状態を示した図である。
【符号の説明】
1 導子 2 上ケース 2a 上ケースの円周面 2b 上ケースの折曲部 2c 上ケースの裏面 2d 上ケースの表面 3 下ケース 3a 下ケースの円周面 3b 下ケースの折曲部 3c 下ケースの裏面 3d 下ケースの表面 4 ゴム固定片 5 ゴム固定穴 6 中央穴 7 ネジ切り部 9 ゴム 9a ゴムの内周面 10 中央パイプ 10a フランジ 10b 中央パイプの上部 11 発熱体 11a 発熱体の上面 11b 発熱体の下面 12 熱放射板 12a 熱放射板の上面 12b 熱放射板の下面 13 中間パイプ 13a 中間パイプの底面 14 丸ねじ 15 上部空間 16 下部空間 17 密着ゴム嵌合穴 17a 立脚片 18 密着ゴム 18a ゴム穴 19 針 20 貫通孔 21 電線 22 電線被覆体 23 電線受入部 24 温度センサー 25 熱通過穴 26 発熱体の周緑部 27 熱放射板の周緑部 28 押圧部 28a 垂直部 28b 下端部 28c 先端部 29 セラミックス 30 皮膚

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電により発熱する面状発熱体11と、 上
    記面状発熱体11に面接触し、面状発熱体11で発熱せしめ
    られた熱を熱源として熱放射を行い身体に熱刺激を与え
    る熱放射板12とより成る電気温灸器の導子1に於いて;
    上記面状発熱体11に面接触している薄いアルミニウム板
    より成る熱放射板12の周緑部27は、面状発熱体11の周緑
    部26に於いて面状発熱体11の側にコの字形状に折り返さ
    れて成る押圧部28を有していて、上記押圧部28が面接触
    した面状発熱体11と熱放射板12とを密着させ保持するこ
    とを特徴とする電気温灸器の導子。
  2. 【請求項2】 上記面状発熱体11に面接触している薄い
    アルミニウム板より成る熱放射板12は、円板形状を成
    し、面状発熱体11に面接触する面と反対側の面全体で熱
    放射を行うよう構成されていることを特徴とする請求項
    1記載の電気温灸器の導子。
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