JPH0345742Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0345742Y2
JPH0345742Y2 JP1988164794U JP16479488U JPH0345742Y2 JP H0345742 Y2 JPH0345742 Y2 JP H0345742Y2 JP 1988164794 U JP1988164794 U JP 1988164794U JP 16479488 U JP16479488 U JP 16479488U JP H0345742 Y2 JPH0345742 Y2 JP H0345742Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
far
casing
infrared rays
pressing
muscles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1988164794U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0284651U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988164794U priority Critical patent/JPH0345742Y2/ja
Publication of JPH0284651U publication Critical patent/JPH0284651U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0345742Y2 publication Critical patent/JPH0345742Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、肩こり、筋肉疲労時等に筋肉をほぐ
すための治療器具に関する。
〈従来の技術〉 従来から、肩こり、筋肉疲労等を起こした場合
に、筋肉をほぐす治療方法として、種々の方法が
知られ実施されている。例えば、身体の患部や、
所謂つぼに刺激を与える方法として、温灸器によ
り局部に熱を与える温灸治療、指でつぼを押圧す
る指圧治療等がある。
しかし、従来のもぐさに火をつけて患部やつぼ
を加熱するような温灸治療では身体の内部深くま
で温め難いという課題を有する。一方、指圧治療
による方法では、肩こり等の場合に、自分自身で
は押圧し難い。このため、他人に頼らざるを得な
い場合が多く、自分の望むときに即座に行い難い
ということがある。一方、つぼ等を押圧する押圧
具と、赤外線放射体とを併設した治療具として、
例えば実公昭44−17518号公報や特開昭50−94789
号公報に提案されている。これらは、柄の先端部
に押圧具としての回転ローラーと、赤外線放射体
とを設け、そして、柄を持つて赤外線放射体によ
つて赤外線を身体から所定間隔離れた位置から放
射してつぼ等の患部を温め、その温めた患部を回
転ローラーで回転させつつ押圧し、指圧と同等の
効果が得られるようにしたものである。
しかしながら、身体から所定間隔離れた位置か
ら放射したのでは短時間で所定の患部の深部まで
刺激し難く、かしも、柄を持つて回転ローラーで
患部を押圧するため、患部の深部を局部に強く押
圧できない。
又、仮に押圧具は、回転ローラーに代えて患部
を局部的に深部まで押圧できるものとし、強く押
圧した場合には患部の深部が赤外線放射体につて
充分刺激されていないため、却つて深部の筋肉を
傷めてしまうことになる。
よつて、これらのものは、深部の筋肉をほぐす
治療器には適応し難いという課題を有する。
更に、実開昭60−97126号公報においては、遠
赤外線を放射する放射体を使用する治療具は提案
されている。このものは、遠赤外線を放射するセ
ラミツク表面を平面状に形成して患部に当接する
当接部とするとともに、セラミツクを加熱可能と
し、これを放射体として設け、そして、セラミツ
クを加熱して赤外線より低周波の遠赤外線を放射
させ、この遠赤外線を患部に当てて患部の深部筋
肉まで刺激できるようにしたものである。
ところが、遠赤外線を患部に当てるだけでは、
深部の筋肉が極度な緊張状態にある場合、深部の
筋肉を充分ほぐせない場合がある。
従つて、このものも上記実公昭44−1758号公報
や特開昭50−94789号公報と同様に深部の筋肉を
ほぐす治療器には適応し難いという課題を有す
る。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案の目的は、身体の内部深くの筋肉までほ
ぐすことのできるものであつて、誰にでも容易に
且つ効果的に使用できる治療器を提供することに
ある。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、次の特徴を有する遠赤外線を利用し
た熱圧治療器を提供することによつて上記課題を
解決する。
本考案の遠赤外線を利用した熱圧治療器は、ケ
ーシングと、このケーシングの上面に付設されケ
ーシングの上方に遠赤外線を賦射する遠赤外線放
射体とを備える。
上記ケーシングが、その上端側の外周面に身体
の患部あるいはつぼ等を押圧するための突出部
と、この突出部に押圧力を付与するための指当部
とが備えるとともに、下端側に把持部が備えられ
る。
この突出部は、少なくとも把持した指が引つ掛
けられるようにケーシングの側方に突設され、そ
の先端部に患部あるいはつぼ等の局部を押圧でき
る程度の尖鋭状に形成された押圧部を有する。
一方、指当部は、突出部の裏側に相応する部分
のケーシング外周面に配設されてなるものであ
る。
〈作用〉 本考案においては、ケーシングの上方に遠赤外
線を放射する遠赤外線放射体と、少なくとも指を
引つ掛けられるようにケーシングの側方に突設し
先端部に尖鋭状の押圧部を有する突出部と、突出
部の裏側に相応するケーシング外周面に配設した
指当部を備えるため、遠赤外線によつて内部の筋
肉を刺激することができる。
そして、遠赤外線によつてすでに筋肉の緊張状
態の解かれた部分を、さらにケーシングの指当部
を押して尖鋭状の押圧部で押圧することにより、
筋肉のすじ等を傷めることなく、より効果的に筋
肉をほぐすことができる。
又、その際、突出部が遠赤外線を身体に当てる
際の指引つ掛かり部となり、所定の患部に確実に
遠赤外線を放射させることができるとともに、筋
肉の緊張状態の解かれた部分を押圧部で押圧する
際の操作部としても作用させることができ、二つ
の操作を同時に行うことができる。しかも、指当
部が、押圧部の裏側に相応する部分に配設されて
いるため、指当部を押すことにより容易に押圧部
方向の押圧力を与えることができ、押圧部を最小
限の力で強くおすことができる。
〈実施例〉 以下、図面に基づいて本考案の実施例を具体的
に説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図であ
り、第2図は内部構造を示す説明図である。
本考案の遠赤外線を利用した熱圧治療器1はケ
ーシング2と、このケーシング2に付設された遠
赤外線放射体3と、遠赤外線放射体に接続された
電気コード4とからなる。
ケーシング2は、合成樹脂製からなり、上端面
に遠赤外線放射体3を取り付けるための取付部2
1を備えている。そして、内部に、空間部22を
形成するとともに、下端面に電気コード挿通孔2
3を備え、ケーシング外から遠赤外線放射体3ま
で電気コードを導く電気コード導通路を形成して
いる。
また、ケーシング2の外周壁は、下方に把手部
26が手で持ち易いように円柱状に形成され、上
方に、外方へ突出する押圧部24が、一体成形に
より形成されている。この押圧部24の形状は、
外方、即ち先端に行くにつれ、漸次細くなるよう
にして、つぼを押圧し易いようになされている。
また、押圧部24の反対側即ち、裏側となる部分
の外周面壁には、平面状に形成された指当部25
が備えられ、押圧部24を指で押圧し易いように
なされている。
尚、押圧部24は、ケーシング2と一体的に形
成されたものに限らず、別体としてケーシングの
適宜位置に取り付けても良く、適宜変更出来るも
のである。
遠赤外線放射体3は、遠赤外線を放射する放射
源としてのものである。実施例では加熱されて遠
赤外線を放射する岩石を粉状にした遠赤パウダー
とジルコニア、ダイヤセキ等が焼結され、放射体
を形成している。この遠赤外線放射体3は電気コ
ード4に接続され、通電されることにより、遠赤
外線放射体3自身が発熱体となり、高温度の遠赤
外線を放射する。
尚、加熱温度については、使用する遠赤外線放
射体3の種類に応じて適宜決定される。
この遠赤外線放射体3は、保持枠31を介して
取り付けられる。保持枠31を第2図に示すよう
に金属製の筒状体からなり、その内部の上端側
に、電気コード4に接続された遠赤外線放射体3
を配位し、その下部に断熱材32を配し、下方に
遠赤外線放射体3の熱が行かないようにしてい
る。この実施例においては、断熱材32として石
綿を使用し、保持枠31の内周壁に付着させて配
している。そしてこの保持枠31の下部外周が、
上記ケーシング2の取付部21に嵌合され、ゴム
コーテイングにより固定される。
尚、第2図において、遠赤外線放射体3の上部
に配しているのは、金属製からなる蓋体33であ
る。この蓋体33は、保持枠31と一体に形成し
ても良いものであるが、実施例では、別体にして
遠赤外線の熱を放射し易いように保持枠31の厚
みより薄くしたものを使用している。
次に、この熱圧治療器1の使用方法を説明す
る。
電気コード4を家庭用100V電源コンセント
に差し込む。これにより、遠赤外線放射体が加
熱されて高温度の遠赤外線を上方(図示X方
向)に放射する。
身体の患部もしくは、つぼ等に保持枠31を
当てる。尚、この時、皮膚に直接当てると熱い
場合には布等を当て、その上から当てると良
い。こうすることにより、表面部分の筋肉が遠
赤外線の熱により筋肉が刺激され、ほぐされる
とともに、内部の筋肉が遠赤外線により刺激さ
れ、ほぐされる。
この筋肉のほぐされた部分にケーシング2の
押圧部24と当て、指で指当部25を押す。こ
れにより、押圧部24が筋肉に刺激を与え、よ
り一層、効果的に筋肉をほぐすことができる。
また、既に筋肉が高温度の遠赤外線によりあ
る程度ほぐされ、筋肉の緊張状態が解かれてい
るため、筋肉のすじ等を傷めるようなことがな
くなる。
一方、保持枠31と押圧部24とを同時に身
体に当てて使用する場合は、押圧部24の下部
に指引つ掛かり部24aとなり、保持枠31を
身体に押し当てる際の操作部として作用させる
ことができるとともに、押圧部24を押圧する
際の操作部として作用させることができ、保持
枠31と押圧部24とを同時に使用できるもの
となる。
尚、本考案で使用した高温度の遠赤外線とは、
すくなくとも、人間の体温以上に加熱された遠赤
外線放射体から放射される遠赤外線をいう。
〈考案の効果〉 以上、実施例で述べたように本考案は、遠赤外
線を身体の一部に当てることにより、遠赤外線の
熱が表面部の筋肉を温めることができるととも
に、遠赤外線が、内部まで浸透して内部の筋肉を
刺激することができる。
そして、遠赤外線によつて、すでに筋肉の緊張
状態の解かれた部分を、さらにケーシングの指当
部を押して尖鋭状の押圧部で押圧することによ
り、筋肉のすじ等を傷めることなく、より効果的
に筋肉をほぐすことができる。
又、その際、突出部が遠赤外線を身体に当てる
際の指引つ掛かり部となり、所定の患部に確実に
遠赤外線を放射させつつ、押圧部で押圧すること
ができる。しかも、指当部が、押圧部の裏側に相
応する部分に配設されているため、指当部を押す
ことにより押圧部を最小限の力で強くおすことが
でき、力の無い人でも簡単に深部まで簡単に押圧
することができる。
これにより、誰にでも容易に深部の筋肉を確実
にほぐすことができるものとなる。
以上本考案は、身体の内部深くの筋肉までほぐ
すことのできる有用且つ実用的な熱圧治療器を提
供しえたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
り、第2図は内部構造を示す説明図。 1……熱圧治療器、2……ケーシング、3……
遠赤外線放射体、4……電気コード、21……取
付部、24……押圧部、31……保持枠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケーシングと、このケーシングの上面に付設さ
    れケーシングの上方に遠赤外線を放射する遠赤外
    線放射体とを備え、 上記ケーシングが、その上端側の外周面に身体
    の患部あるいはつぼ等を押圧するための突出部
    と、この突出部に押圧力を付与するための指当部
    とを備えるとともに、下端側に把持部を備え、 この突出部は、少なくとも把持した指が引つ掛
    けられるようにケーシングの側方に突設され、そ
    の先端部に患部あるいはつぼ等の局部を押圧でき
    る程度の尖鋭状に形成された押圧部を有し、 一方、指当部が、突出部の裏側に相応する部分
    のケーシング外周面に配設されてなることを特徴
    とする遠赤外線を利用した熱圧治療器。
JP1988164794U 1988-12-19 1988-12-19 Expired JPH0345742Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988164794U JPH0345742Y2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988164794U JPH0345742Y2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0284651U JPH0284651U (ja) 1990-07-02
JPH0345742Y2 true JPH0345742Y2 (ja) 1991-09-26

Family

ID=31450703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988164794U Expired JPH0345742Y2 (ja) 1988-12-19 1988-12-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0345742Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002248154A (ja) * 2001-02-26 2002-09-03 Teranishi Denki Seisakusho:Kk 手持式温灸マッサージ機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4417518Y1 (ja) * 1966-05-17 1969-07-29
JPS5094789A (ja) * 1973-12-21 1975-07-28

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6097126U (ja) * 1983-12-06 1985-07-02 東陶機器株式会社 局部マツサ−ジ器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4417518Y1 (ja) * 1966-05-17 1969-07-29
JPS5094789A (ja) * 1973-12-21 1975-07-28

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0284651U (ja) 1990-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110192971B (zh) 温热治疗仪
JPH0345742Y2 (ja)
CN209713992U (zh) 宠物用的理疗装置
KR20190043910A (ko) 온열 및 저주파 괄사장치
JPS6063041A (ja) 遠赤外線健康器具
KR100461469B1 (ko) 발열수단이 구비된 온열 부항기
KR20130004677A (ko) 온열 마사지 기구
JPS6143498Y2 (ja)
KR20210088266A (ko) 온열감압기
JPH079361U (ja) 遠赤外線放射装置・磁気治療器
KR200260039Y1 (ko) 옥돌 전열매트
KR102525679B1 (ko) 온열 마사지기
JP2511688Y2 (ja) 眼のロ―ラ―マッサ―ジ器具
JP2515428Y2 (ja) 電気温灸器
KR200166249Y1 (ko) 바이오 자기구체를 이용한 보건용 치료약손
JPS6118910Y2 (ja)
JP3047172U (ja) 電気温灸器
JPH0215499Y2 (ja)
KR200307186Y1 (ko) 원적외선 지압기
KR19980061020U (ko) 열선이 내장된 롤러 맛사지기
JPH0357253Y2 (ja)
JPH02121678A (ja) 遠赤外線放射用理学器
JPH0310760Y2 (ja)
WO1995024170A1 (en) Ceramic warmer
JPS63305868A (ja) 電気式おきゅう治療器