JPH0594015A - 感光性印刷用エレメント - Google Patents

感光性印刷用エレメント

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JPH0594015A
JPH0594015A JP6281692A JP6281692A JPH0594015A JP H0594015 A JPH0594015 A JP H0594015A JP 6281692 A JP6281692 A JP 6281692A JP 6281692 A JP6281692 A JP 6281692A JP H0594015 A JPH0594015 A JP H0594015A
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JP
Japan
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photosensitive
layer
film
photopolymerizable layer
transparent
Prior art date
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Pending
Application number
JP6281692A
Other languages
English (en)
Inventor
David W Swatton
デイビツド・ウイリアム・スワツトン
Ashok K Kudva
アシヨク・ケイ・クドバ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
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Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/09Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers
    • G03F7/091Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers characterised by antireflection means or light filtering or absorbing means, e.g. anti-halation, contrast enhancement

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  • Architecture (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 感光性印刷用エレメントと、これを使用して
改良された印刷特性をもつフレキソグラフ印刷版を作る
ための方法を提供する。 【構成】 (a)合成樹脂、およびフイルムの重量を基
準に少くとも0.1重量%のハレーション防止剤、とか
らなる透明なポリエチレンテレフタレートフイルム支持
体;(b)透明な塩化ビニリデンから構成される接着剤
層;および(c)(i)少くも1つの非ガス状のエチレ
ン系不飽和モノマー、(ii)光開始剤系、及び(iii)
重合した共役ジェンモノマーからなるエラストマー性バ
インダー、とからなる光重合性層、とから構成される。
又柔軟なカバーフイルム、及び感光性であるかまたは光
重合性層と接することで感光性となるエラストマー性組
成物からなる多層カバーエレメントを含む感光性印刷用
エレメント。又これを画像状露光し、光重合性層の重合
しなかった未露光部を除去して、後現像処理を行うこと
によりフレキソ印刷版を得る方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はフレキソグラフ印刷版を作るのに
用いることのできる感光性印刷用エレメントに関する。
さらに詳細には、改良された印刷特性をもつフレキソグ
ラフ印刷版を作るのに用いることのできる、感光性印刷
用エレメントに関するものである。
【0002】
【背景技術】フレキソグラフ印刷版を作るのに用いるこ
とのできる感光性エレメントは、一般的に支持体と感光
性または「光重合性」の層とで構成され、この層は
(1)付加重合可能な非ガス状のエチレン系不飽和モノ
マー、(2) 活性放射線により活性化される光開始剤
系、および(3) エラストマー性または熱可塑−エラ
ストマー性のポリマーバインダーを含んでいる。支持体
と感光性層との間には、この2つの層間の接着を改良す
るためにしばしば透明な接着剤層が存在する。その上、
この接着剤層は解像性を良くするために普通ハレーショ
ン防止剤を含有している。
【0003】感光性エレメントからフレキソグラフ用印
刷版を作るための方法は従来から良く知られている。代
表的に、エレメントは支持体のすぐそばにうすい重合体
材料の層または「床」を作るため、支持体を通じて活性
放射線に対してまず短い全面露光が与えられる。ついで
エレメントは露光域と未露光域とを作るため、別の面か
ら活性放射線に対して画像状に露光される。未露光域は
適当な現像用ソルベントを用いてついで洗い落とされ
る。ついで板は乾燥され、そして表面の粘着性を除くた
めの任意的な処理をするか、および/または重合を完結
させて板の硬さを最高とするための活性放射線に対する
後露光が行われる。
【0004】重合化した材料の床はしばしば一様ではな
く、床の表面上に高いスポットまたは「突起」の出現が
認められた。これは印刷工程において欠陥を生じさせ
る。画像のない区域において、この突起は実際にインク
をとり上げ印刷される。細かなハイライトドットの区域
で、この突起は処理中に不要な重合を生じさせドット間
をつぶす結果となる。いずれの場合も印刷性は損われ
る。
【0005】この板の床中の不均一性またはこぶは、支
持体と感光層との間のハレーション防止剤を含む接着剤
層中の不均一性により生ずるものと考えられる。この不
均一性は、支持体を通して活性放射線に対して全面露光
をする際、ある区域中で感光層に透過する光を余分なも
のとする。このことはその区域中での重合を増大させ突
起の生成を来すのである。この塗膜の欠陥を除去するの
は容易ではない。塗膜の均一性を高めるためには塗布速
度がいつもおそくなる。これは製造コストを増大させる
ので好ましい選択ではない。その上、よりおそい塗布速
度においてすら達成される均一性には限度があるのであ
る。
【0006】従って、本発明の1つの目的は、接着剤層
の不均一性に起因する欠陥が実質的に減少した、改良さ
れたフレキソグラフ印刷版を作るのに使用できる感光性
エレメントを提供することである。
【0007】
【発明の要点】本発明は、 (a) 合成樹脂、およびフィルムの重量を基準に少な
くとも0.1重量%のハレーション防止剤、とからなる
透明なフィルム支持体; (b) 透明な接着剤層;および (c)(i) 少なくとも1つの非ガス状のエチレン系不
飽和モノマー、(ii)光開始剤系、および(iii) 共役
ジエンモノマーの重合したものからなるエラストマー性
バインダー、とからなる光重合性層、とから構成される
ものである、感光性印刷用エレメントに関するものであ
る。
【0008】本発明の好ましい実施態様において、前記
の感光性印刷用エレメントは、光重合性層に隣接する多
層カバーエレメントをさらに含んでいる。この多層カバ
ーエレメントは柔軟なカバーフィルム、エラストマー性
組成物の層、および場合によっては柔軟なポリマー性フ
ィルムから本質的に構成されている。このエラストマー
組成物の層は光重合性層に接触し、そして感光性のもの
であるかまたは光重合性層に接することにより感光性と
なるものである。このエラストマー層はエラストマー性
のポリマーバインダー、第2のポリマーバインダーおよ
び場合によっては非移動性の色素またはピグメントから
構成されている。柔軟なポリマーフィルムを用いるとき
これはカバーフィルムに隣接して存在させる。
【0009】別の実施態様で、本発明はフレキソグラフ
用印刷版の印刷特性を改良する方法に関連している。
【0010】〔発明の具体的説明〕本発明の感光性印刷
用エレメントはより均一な床をもつフレキソグラフ用印
刷版を作るのに用いることができる。この改良された均
一性は、支持体フィルム中にハレーション防止剤を入れ
たことと、色素またはUV−吸収材料を含まない接着剤
層の使用とによるものである。
【0011】フィルムは透明でかつ支持体として受け入
れられる役目のために柔軟なものでなければならない。
この「透明」とは、光開始剤系がフォトポリマー層の重
合を起こすように活性化する波長で、フィルムが活性放
射線を充分に透過させることを意味している。フィルム
はまた印刷シリンダーのまわりをつつみ、かつ印刷作業
中その配置に留まっていられるように充分に柔軟でなけ
ればならない。適当な材料には付加型ポリマーおよび線
状の縮合型ポリマーのような各種のフィルム形成性の合
成樹脂またはポリマーが含まれる。好ましい支持体用材
料はポリエチレンテレフタレートのようなポリエステル
フィルムである。
【0012】透明なフィルム支持体はまたハレーション
防止剤を含んでいる。ハレーションは活性放射線の散乱
と反射により生ずる解像性の損失のことであり、ハロゲ
ン化銀フィルムにおいて散乱光と反射光とが画像のまわ
りにハロを生成したことから名付けられたのである。感
光性エレメントからフレキソグラフ用印刷版を作る際、
画像状露光からの入射放射線は支持体の背面と支持体−
接着剤層界面とで散乱しかつ反射される。これはハレー
ション、すなわち露光と重合とを望まない区域のフォト
ポリマー層が、放射線に露光されそして重合されること
を生じる。ハレーション防止剤はこの反射される活性放
射線を吸収し、そして不要な光重合を防止する。
【0013】効果的なものとするために、ハレーション
防止剤は感光性エレメントを画像状露光するため用いる
のと同じ波長域、つまり光開始剤系を活性化するため用
いるのと同じ波長域の放射線を吸収しなければならな
い。大部分の光開始剤系は紫外域の放射線に感光性であ
る。従って、もっとも効果的なハレーション防止剤はU
V吸収剤である。適当なUV吸収剤の実例にはヒドロキ
シ−またはアルコキシベンゾフェノン類と置換されたベ
ンゾトリアゾール類が含まれる。ポリエチレンテレフタ
レートフィルムに有用な好ましいUV吸収剤は、米国特
許第4,278,589号中に示されている。特に好まし
いものは、2−(3′,5′−ビス(1−メチル−1−
フェニルエチル)−2′−ヒドロキシフェニル)−ベン
ゾトリアゾールである。ハレーション防止剤は無色また
は支持体を通る活性放射線の透過を妨げない限り有色と
することができる。ハレーション防止剤の組み合わせを
使用することもできる。
【0014】ハレーション防止剤はフィルム中の樹脂ま
たはポリマーと相溶性のもの、つまり均一なかつくもり
のないフィルムを作るものでなければならない。存在す
るハレーション防止剤の分量は、反射された活性放射線
による重合を防止するため充分なものでなければならな
い。必要とされる量はハレーション防止剤の吸光係数に
よって変わり、またフォトポリマー層の組成物および厚
みなどによっても変わることが予想されよう。一般的
に、0.75ミル(0.19cm)またはこれ以下の厚みの
フォトポリマー層に対して、ハレーション防止剤は全フ
ィルム重量を基準に少なくとも約0.1重量%の量に存
在させるべきである。
【0015】必要ならばフィルム支持体は色素または着
色剤のようなその他の添加剤を、これらが前述のような
フィルムの透過特性と柔軟性とを損わない限り、含ませ
ることができる。
【0016】支持体の厚みはフォトポリマー層の厚さと
最終的な印刷システムのデザインとにより変えることが
できる。しかしながら、多くの場合支持体は約2〜10
ミル(0.005〜0.025cm)の範囲の厚みを有して
いる。
【0017】本発明の感光性エレメントの接着剤層は、
(1) 柔軟で、(2) すべての処理工程に安定で、
(3) 現像と印刷の段階を通じてフォトポリマー層と
支持体フィルム間に充分な接着を与え、そして(4)
使用される活性放射線の波長域に対して透明、でなけれ
ばならない。適当な接着剤の例にはポリ塩化ビニル、ポ
リウレタンが含まれる。特に好ましいものはポリ塩化ビ
ニリデンをベースにしたポリマーである。接着剤層は塗
布助剤のような添加物を含むことができるが、光開始剤
系と同じ範囲の放射線を吸収するような材料を含むこと
はできない。接着剤層は適切な接着を与える限り一般に
できる限りうすくする。5〜100mg/dm 2の塗膜厚み
が通常適切である。
【0018】本発明の感光性エレメントの光重合性層
は、(i) 少なくとも1つの非ガス状のエチレン系不
飽和モノマー、(ii) 光開始剤系、および(iii) 共
役ジエンモノマーの重合したものからなるエラストマー
性バインダー、から構成されている。適当なモノマーは
付加重合可能なエチレン系不飽和化合物である。光重合
性層は単一のモノマーまたはモノマーの混合物を含むこ
とができ、これは透明なくもりのない感光性層を作る程
度にバインダーと相溶性のものでなければならない。光
重合性層に使用することのできるモノマーは従来技術か
ら良く知られている。このようなモノマーの実例は米国
特許第4,323,636号;同第4,753,865号;
同第4,726,877号;および同第4,894,315
号などで見ることができる。モノマーは光重合性層の重
量の少なくとも5重量%の量に存在することが好まし
い。
【0019】光開始剤系は、実際上放射線感光性でフリ
ーラジカル発生性であり、そして過度の連鎖停止反応を
することなしに、モノマーまたは各モノマーの重合を開
始する有機化合物あるいは化合物のグループである。こ
れは活性放射線により活性化されうるもので、かつ18
5℃またはこれ以下の温度で熱的に不活性なものでなけ
ればならない。このようなタイプの光開始剤系には置換
または未置換の多核キノン類が含まれる。適当な系の例
はGruetzmacher氏他の米国特許第4,460,675号お
よびFeinberg氏の米国特許第4,894,315号中に示
されている。光開始剤系は一般に光重合性組成物の重量
を基準に0.001〜10.0重量%の量に存在させる。
【0020】バインダーはエラストマー性のポリマーで
ある。バインダーは単一のポリマーまたはポリマーの混
合物とすることができ、これは水性、半水性または有機
溶剤の各現像液中に可溶性または分散可能性のものとす
ることができる。水性または半水性の現像液中に可溶性
または分散可能性のバインダーは米国特許第3,458,
311号;同第4,442,302号;同第4,361,6
40号;同第3,794,494号;同第4,177,07
4号;同第4,431,723号;および同第4,517,
279号などの中で示されている。有機溶剤の現像液中
に可溶性または分散可能性のバインダーには、共役ジオ
レフィン系炭化水素の天然ポリマーまたは合成ポリマー
が含まれ、1,2−ポリブタジエン、1,4−ポリブタジ
エン、ブタジエン/アクリロニトリル、ブタジエン/ス
チレン、熱可塑性−エラストマー性ブロックコポリマ
ー、例えばスチレン−ブタジエン−スチレンブロックコ
ポリマー、スチレン−イソプレン−スチレンブロックコ
ポリマー、などおよび各バインダーのコポリマーなどが
含まれる。米国特許第4,383,646号;同第4,4
30,417号;および同第4,045,231号中で述
べられたブロックコポリマーも使用することができる。
トリブロックコポリマーの仲間のクラトンRはシェル化
学会社で製造されており本発明の実施に好適のものであ
る。バインダーは感光性層重量の少なくとも65重量%
の量に存在するのが好ましい。
【0021】これまで使用されたバインダーという用語
は米国特許第4,984,315号に開示されているよう
にコア部分とシェル部分からなるミクロゲルおよびミク
ロゲルのブレンド、および前もって形成された高分子量
のポリマーを包含している。
【0022】光重合性層はまた熱重合抑制剤を含むこと
ができる。使用することのできる抑制剤にはp−メトキ
シフェノール、ハイドロキノン、とアルキルおよびアリ
ール置換ハイドロキノンおよびキノン、t−ブチルカテ
コール、ピロガロール、銅レジネート、ナフチルアミ
ン、ベータナフトール、塩化第1銅、2,6−ジ−t−
ブチル−p−クレゾール、フェノチアジン、ピリジン、
ニトロベンゼンとジニトロベンゼン、p−トルキノンお
よびクロルアニルなどが含まれる。米国特許第4,16
8,982号中で示されたN−ニトロソ化合物も熱重合
抑制剤に有用なものである。本発明において、抑制剤は
光重合性組成物の重量の少なくとも0.001重量%の
量に普通存在させる。
【0023】光重合性層は所要の最終特性に応じてその
他の添加剤を含むことができる。このような添加剤には
可塑剤、着色剤、酸化防止剤、オゾン阻止剤、充填剤ま
たは強化剤などが含まれる。
【0024】保存中または取扱い中の光重合性層の汚染
または損傷を予防するために、ポリスチレン、ポリエチ
レン、ポリプロピレンまたはその他の剥離可能な材料の
うすいフィルムのような透明カバーシートをカバーエレ
メントとして使用することができる。カバーシートはま
たうすく固い柔軟な溶剤−可溶性の層、例えばポリアミ
ド、ポリエチレンとポリビニルアセテートのコポリマ
ー、などの層を含むことができ、これを光重合性層の上
部表面上に使用して、この上に重ねられる画像保持ネガ
チブまたは原板を再利用するため保護し、また感光性表
面との接触あるいは整合を良好にすることができる。
【0025】本発明においては柔軟なカバーフィルム、
場合によっては柔軟なポリマーフィルム、および感光性
であるかまたは光重合性層と接触することにより感光性
となるエラストマー組成物の層とから本質的に構成され
る多層カバーエレメントを使用することが好ましい。こ
のような多層カバーエレメントはGruetzmacher氏他の米
国特許第4,427,759号および同第4,460,67
5号中で示されている。柔軟なカバーフィルムは下引き
をされることができ、一般にポリエステル、ポリスチレ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレンまたはその他の剥離
可能なフィルムである。
【0026】任意的な柔軟なポリマーフィルム層はカバ
ーフィルムに隣接して存在する。この層はレリーフ像を
作るための露光済みエレメントの処理に際して現像液中
に溶解または剥離可能なものであり、好ましくポリアミ
ド、エチレンとビニルアセテートとのコポリマー、など
である。
【0027】この多層カバーエレメントのエラストマー
層は、露光された状態のフォトポリマー層の弾性率より
も、実質上小さくない弾性率を重合した状態で有するべ
きである。エラストマー組成物は、エラストマー性のポ
リマーバインダー、第2のポリマーバインダーおよび場
合によっては無移行性の色素またはピグメントから構成
されている。エラストマー組成物中のエラストマー性ポ
リマーバインダーは、一般的にフォトポリマー層中に存
在するエラストマーバインダーと同じものかまたは類似
のものである。
【0028】本発明のフォトポリマー組成物はバインダ
ー、モノマー、開始剤、およびその他の成分を混合する
ことにより各種の方法で作ることができる。しかしなが
ら、光重合性エレメントはホットメルトの状態にフォト
ポリマー混合物をすることにより作られるのが好まし
い。これはカレンダー装置の部分である、ゴム用ロール
機のような混合装置中に混合物を入れることにより行な
うことができる。あるいはまた、溶融、混合、脱泡およ
ひ組成物の濾過などの機能をする、エクストルーダー中
で混合を行なうこともできる。当業者に知られている、
二軸スクリューエクストルーダーまたはその他のエクス
トルーダーを使用することができる。エクストルーダー
中の溶融物の温度は約130°〜230℃の範囲内であ
り、組成物はエクストルーダー中に約0.5〜5分間滞
留する。
【0029】接着剤は本発明の支持体フィルム上に直接
に塗布することができる。ついでこの接着剤を塗布した
支持体に光重合性組成物を直接に塗布できる。一般に光
重合性層はうすい滑かなシートにするためカレンダーに
かけられる。カレンダーがけは光重合性組成物を混合装
置またはエクストルーダーからカレンダーのニップ中に
供給し、この間接着剤を塗布した支持体とカバー層、好
ましく前述の多層カバーエレメントとの間で加熱して行
われる。
【0030】一方、光重合性材料は支持体とカバー層と
の間にモールド状で置くことができる。支持体はモール
ド工程の前に接着剤を塗布し光接着性材料をこの接着剤
面上に置くことができるし、あるいは支持体と光接着性
材料との間に接着剤フィルムの層を置くこともできる。
材料の各層はついで熱および/または圧力を付与するこ
とにより平らにプレスする。カバー層は前述のどの材料
であっても良いが好ましくは多層カバーエレメントとす
ることができる。光重合性材料はまた2枚の除去可能な
支持体材料間でプレスすることもできる。ついで、ハレ
ーション防止剤を含む支持体フィルム、接着剤、フォト
ポリマー、およびカバーエレメントの組み合わせを互に
ラミネートすることができる。
【0031】一般に光重合性エレメントからフレキソグ
ラフ印刷版を作るための方法には、支持体を通しての背
面露光、メインの画像状露光、現像または洗い落し、そ
して後現像処理の各工程が含まれる。後現像処理には以
下のいずれかまたはすべてが含まれる:乾燥、全面後露
光、および表面の脱粘着性化処理。
【0032】背面露光には、一般に後で述べるメインの
画像状露光に用いるのと、同じまたは類似の放射線源が
使用される。これは板を感受性のものとし版のレリーフ
の深さを決定させる。この背面露光は支持体を通して一
様なそして比較的短い露光がフォトポリマー層に与えら
れ、これにより支持体区域中のモノマーとバインダーと
の光架橋結合で床を生成する。
【0033】印刷用レリーフは、画像保持原板を通して
光重合性層の特定個所を、活性放射線に対して露光する
ことにより本発明の感光性エレメントから作られる。エ
チレン系の不飽和モノマーは活性放射線に露光された区
域中で重合または架橋化し、現像用溶剤中での溶解性ま
たは膨潤性の低下を生じる。層の未露光区域中で顕著な
重合または架橋化は生じない。画像保持原板はセルロー
ズアセテートフィルムおよび配向ポリエステルフィルム
を含む適当な材料で構成される。
【0034】どのようなタイプと出所からの活性放射線
もこの光重合プロセスに用いることができる。放射線は
点光源から発せられるものでも、また平行光あるいは発
散ビーム状であるものでも良い。画像保持原板に比較的
接近した広い放射線源を用いることにより、原板の透明
部分を通過する放射線は発散ビーム状で入射し、原板の
透明部分の下の光重合性層内を連続的に発散する区域で
照射する。これは光重合性層の底で最大の幅をもち、そ
してレリーフの上面は透明部分の寸法をもつ、すなわち
台形のポリマーレリーフを生ずる。
【0035】活性放射線により活性化されるフリーラジ
カル発生系は一般に紫外域にその最高感光性を示すか
ら、放射線源は約250nmと500nmの間、さらに好ま
しくは300〜420nm間の波長範囲を有する放射線の
効果量を与えるものでなければならない。太陽光に加
え、適当な放射線源には炭素アーク燈、水銀蒸気アーク
燈、ケイ光燈、レーザー、電子閃光装置および写真光源
燈などが含まれる。適切なマスクを通しての電子加速お
よび電子ビーム源なども使用することができる。もっと
も適当な放射線源は水銀蒸気燈、特に太陽燈が最適であ
る。標準的な放射線源はシルバニア社の350型ブラッ
クライトケイ光燈(FR 48T12/350 VL/V
HO/180、115w)で、約354nmの中心放射波
長を有している。
【0036】放射線露光時間は、放射線の強度とその分
光的エネルギー分布、感光性エレメントからの距離、お
よびフォトポリマー組成物の性質と分量などに応じて数
秒から数分に変化する。代表的には水銀蒸気アークまた
は太陽燈を、感光性エレメントから約1.5〜約60イ
ンチ(3.8〜153cm)の距離で使用する。露光の温度
は好ましく周囲温度またはいくらか高い。すなわち約2
0°〜約35℃である。
【0037】画像状露光に引き続き適当な現像液で処理
することにより画像を現像することができる。現像は普
通ほぼ周囲温度で行われる。好ましい水性の現像液は通
常水混和性の有機溶剤とアルカリ性の物質とを含んでい
る。適当な水混和性有機溶剤にはイソプロパノール、ブ
タノール、ジアセトンアルコール、1−メトキシエタノ
ール、2−エトキシエタノール、および2−n−ブトキ
シエタノールなどが含まれる。適当なアルカリ性物質に
はアルカリ金属の水酸化物が含まれる。好ましい現像液
は0.1〜0.3重量%の水酸化ナトリウムを含有する水
/イソプロパノール(90/10、v/v)溶液であ
る。その他の適当な水性現像液配合物は米国特許第3,
796,602号中で述べられている。
【0038】本発明の組成物用の適当な有機溶剤現像液
には、芳香族または脂肪族炭化水素および脂肪族または
芳香族ハロ炭化水素溶剤、例えばパークロロエチレン、
1,1,1−トリクロロエタン、テトラクロロエタン、ト
リクロロエチレン、ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘ
キサン、イソノニルアセテート、メチルイソブチルケト
ン、またはこのような溶剤混合物などを適当なアルコー
ルと共に用いるものが含まれる。その他の有機溶剤現像
液はドイツ国特許公告第3828551号中で示されて
いる。
【0039】現像時間は変更することができるが、好ま
しく約5〜25分の範囲である。現像液は浸漬、スプレ
ーおよびブラシまたはローラー施用などを含む通常の方
式で付与することができる。組成物の未重合または未架
橋化の部分をとり除くため、補助的のブラシングを用い
ることができる。しかしながら、洗い落としは自動処理
装置中でしばしば行われ、ここでは板の未露光部分をと
り除き、露光された画像と床とからなるレリーフを残す
ため溶剤と機械的ブラシング作用とを使用している。
【0040】溶剤現像に引き続いて、このレリーフ印刷
版は液をぬぐいまたは吸収させ、ついで強制通風または
赤外線オーブン中で乾燥させる。乾燥温度と時間は色々
と変えることができるが、典型的には60℃で60〜1
20分間乾燥させる。高い温度は支持体が収縮し位置合
わせ上問題を生ずるので推奨できない。16時間または
それ以上の追加的な通夜風乾が一般的である。溶剤は周
囲条件のもとの乾燥中印刷レリーフから蒸発しつづける
であろう。
【0041】大部分のフレキソグラフ印刷版は、光架橋
化を完結させそして印刷および保存中版を安定に維持す
るために、均一の後露光をする。この「後露光」工程に
は主露光と同じ紫外線光源、すなわち好ましく300〜
420nmのものを使用する。後露光は重合を完結しそし
て版の耐久性を最高とするために行われるものである
が、表面の粘着性をとり除くものではない。
【0042】脱粘着化は任意的な後現像処理の1つであ
り、表面がなお粘着性であるときに行われる。粘着性
は、ブロムまたは塩素溶液による処理のような、従来技
術で良く知られた方法によりとり除くことができる。例
えば、米国特許第4,400,460号およびドイツ国特
許DE第2 823 300号を参照。その上、Gruetzma
cher氏他の米国特許第4,400,459号では、現像後
の乾いた面を(1) 活性放射線に対して後露光する、
そして(2) モノ過硫酸アルカリと臭化物塩の溶液で
処理する、のいずれかの順序で行う、感光性のエラスト
マーフレキソグラフ印刷版の脱粘着性化法を説明してい
る。
【0043】300nm以下の波長をもつ放射線源に対す
る露光が、版の粘着性をとり除くために用いられてい
る。例えば、Nakjamura氏他の欧州特許出願公告第00
17927号では、200〜300nmの範囲の波長の光
を放射する光源を使用する、感光性エラストマー印刷版
の脱粘着性化方法を説明している。示された光源には重
水素ランプ、低圧水銀燈、および殺菌燈などを含んでい
る。Gibson氏の米国特許第4,806,506号では、画
像状に露光されそして溶剤現像された、光重合性フレキ
ソグラフレリーフ印刷版の脱粘着性化のための改良方法
が示されており、ここでは非プロトン性の有機溶剤が印
刷版表面に付与され、その後現像した版は200〜30
0nm範囲の波長をもつ光による照射に先立って乾燥す
る。前述のように、仕上げの光露光はフュージョンラン
プまたはウエスターン石英ランプのような、高強度放射
線源を用いて行うことができる。
【0044】本発明の有利な特性は以下の各実施例を参
照することにより認めることができ、これらは例示のた
めのもので、本発明の実施をこれに限定するものではな
い。
【0045】
【実施例】略 称 材 料 PET = ポリエチレンテレフタレート ブルー3R−RF = マクロレックスブルーRR、CI
ソルベントブルー97、90%と、マクロレックス、バ
イオレットB、CIソルベントバイオレット13、10
%との混合物、いずれもモーベイケミカル社製 UV吸収剤 = 2−〔3′,5′−ビス(1−メチル−
1−フェニルエチル)−2′−ヒドロキシフェニル〕ベ
ンゾ−トリアゾール CP1216 = ポリ(塩化ビニリデン/イタコン酸/
メチルアクリレート)2.8部と、ポリ(エチルアクリ
レート)1部とのラテックス 76RES P−546 = 塩化ビニリデン/アクリレ
ートコポリマーラテックス、46%水性分散液、ウノカ
ル社製 ポリマット = ブチルメタアクリレート/メチルメタア
クリレートコポリマー、アンダーソンデベロプメント社
製 ポリマット分散物 = ポリマット26部;ゾニルR FS
N 0.52部;水73.48部 ゾニルR FSN = パーフルオロエトキシレート界面活
性剤、デュポン社製 クラトンR 1107 = スチレン/イソプレン/スチレ
ンブロックコポリマー、シェルケミカル社製
【0046】HMDA = 1,6−ヘキサンジオールジ
アクリレート HMDMA = 1,6−ヘキサンジオールジメタアクリ
レート 開始剤 = 2−フェニル−2,2−ジメトキシアセトフ
ェノン 抑制剤 = 2,6−ジメチル−4−t−ブチルフェノー
ル レッド色素 = ネオザポンR レッド色素、バズフワイア
ンドット社製 HEMA = ビトロキシエチルメタアクリレート シェルフレックスR 371 = C5〜C6の環状パラフィ
ンと飽和アルキル誘導体とを含むナフテン油、シェルケ
ミカル社製 ピコテックスR 100S = ビニルトルエンとアルファ
メチルスチレンのコポリマー、ハーキュレス社製 MABS = メチルメタアクリレート/アクリロニトリ
ル/ブタジエン/スチレンのコポリマー、ブレンデック
R 491、ジーイースペシャルティケミカル社製 ブルー色素 = アトランチックファストウールブルーR
色素、アトランチックケミカル社製 マクロメルトR 6900 = ポリアミド、ヘンケル社製 オクソノール = イエロー色素、リーデルデハーン社
【0047】〔実施例1〕この実施例は本発明による支
持体の調製を示すものである。
【0048】以下の各成分をポリエステル製造用の通常
の装置中に入れた: 各成分を溶融し、そして厚み7ミル(0.0178cm)
のポリエステルベースのシートにキャストした。349
nmでのUV吸収は1.8〜2.0である。
【0049】このポリエステルシートはその両面上にC
P1216ラテックスの下引き層を0.8mg/dm2の塗布
量に塗布し、ついで長さ方向と横方向に延伸した。延伸
後に、以下の接着剤溶液を約70mg/dm2の塗布量にエ
アナイフ塗布により付与した: 成 分 重量部 76RES P−546 75.8 ポリマット分散液 1.39 ゾニルR FSN 0.043 水 22.74
【0050】〔実施例2〕この実施例は感光性エレメン
トを作るため感光性層とともに実施例1で調製した支持
体シートの利用と、この感光性エレメントから作られた
フレキソグラフ印刷版の改良された諸特性とを示すもの
である。
【0051】多層カバーエレメントを、厚さ5ミル
(0.0127cm)のポリエチレンテレフタレートカバ
ーシートにマクロメルトR 6900樹脂の層を40mg/
dm2の塗布量に塗布して調製した。この第1の塗膜上
に、以下のものを480mg/dm2の塗布量で第2の塗膜
として施用した:
【0052】光重合性組成物は以下のものから調製し
た: 成 分 重量部 クラトンR 1107 72.6 HMDA 5.09 HMDMA 3.57 開始剤 1.94 抑制剤 1.92 レッド色素 0.0044 HEMA 0.1732 シェルフレックスR 371 7.9 ピコテックスR 100S 5.79 セレシンワックス 0.97
【0053】前記の各成分を83mmの二軸スクリューエ
クストルーダー中に入れ、実施例1の支持体シートの接
着剤面と前記の多層カバーエレメントの塗布面との間に
175℃で押し出した。感光性エレメントの最終厚み
は、ポリエチレンテレフタレートカバーシートを除外し
て45ミル(0.114cm)であった。
【0054】ついでフレキソグラフ印刷版を前記の感光
性エレメントから調製した。エレメントはまずサイレル
R 30×40露光ユニット(デュポン社製)上で裏(側)
面(実施例1のポリエチレンテレフタレート支持体シー
ト)を通じて露光をした。ついで表(側)面(多層カバー
エレメント側)から写真ネガチブを通じて8分間露光し
た。露光したエレメントはサイレルR 30×40ロータ
リー処理機(デュポン社製)中で、現像液としてテトラ
クロロエチレン/n−ブタノール(75/25容量%)
を使用して5分間洗い落としし、ついでオーブン中60
℃で2時間乾燥した。乾燥後、版はサイレルR 光仕上げ
/後露光ユニット(サイレル3248LT−Fin−P
X、デュポン社製)中で8分間後露光し脱粘着性化し
た。
【0055】仕上った版は突起のない極めて滑らかな床
をもつかまたは印刷の障害となる欠陥がなかった。
【0056】〔比較例3〕この例は接着剤層中にハレー
ション防止剤をもつ支持体層の調製を示すものである。
【0057】厚さ8.5ミル(0.0216cm)のポリエ
チレンテレフタレートシートを、米国特許第2,968,
067号と同第2,779,684号中に述べられた方法
を用いて作った。このシートは実施例1で述べたのと同
じ、下引き層を両面に塗布し、長さ方向と幅方向の両方
に延伸した。延伸後、以下の接着剤溶液を約70mg/dm
2の塗布量にエアーナイフ塗布により施用した: 成 分 重量部 76RES P−546 74.31 ポリマット分散液 1.30 オクソノールR 16%水性溶液 7.43 ゾニルR FSN 0.024 水 16.93
【0058】〔比較例4〕この例は比較例3の支持体シ
ートを使用して作られた印刷版の劣った品質を示すもの
である。
【0059】実施例2で述べた光重合性組成物用の各成
分を83mmの二軸スクリューエクストルーダー中にい
れ、比較例3から支持体シートの接着剤面と実施例2で
述べた多層カバーエレメントの塗布面との間に175℃
で押し出した。
【0060】印刷版は実施例2で述べた手順を用いて前
記の感光性エレメントから調製した。仕上げた版は床中
に多数の可視的な突起を有していた。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 合成樹脂、およびフィルムの重
    量を基準に少なくとも0.1重量%のハレーション防止
    剤、とからなる透明なフィルム支持体; (b) 透明な接着剤層;および (c)(i) 少なくとも1つの非ガス状のエチレン系不
    飽和モノマー、(ii)光開始剤系、および(iii) 重合
    した共役ジエンモノマーからなるエラストマー性バイン
    ダー、とからなる光重合性層、とから構成されるもので
    ある感光性印刷用エレメント。
  2. 【請求項2】 透明なフィルム支持体がポリエチレンテ
    レフタレートである、請求項1に記載の感光性印刷用エ
    レメント。
  3. 【請求項3】 透明な接着剤層が塩化ビニリデンから構
    成されるものである、請求項1に記載の感光性印刷用エ
    レメント。
  4. 【請求項4】 柔軟なカバーフィルム、場合によっては
    柔軟なポリマーフィルム、および感光性であるかまたは
    光重合性層と接することにより感光性となるエラストマ
    ー性組成物の層とから本質的に構成される、多層カバー
    エレメントをさらに含むものである、請求項1に記載の
    感光性印刷用エレメント。
  5. 【請求項5】 (a)(i) 合成樹脂およびフィルムの
    重量を基準に少なくとも0.1重量%のハレーション防
    止剤とからなる透明なフィルム支持体; (ii) 透明な接着剤層;および (iii)(1) 少なくとも1つの非ガス状のエチレン系
    不飽和モノマー、(2)光開始剤系、および(3) 重合
    した共役ジエンモノマーからなるエラストマー性バイン
    ダー、とからなる光重合性層、を有する感光性印刷用エ
    レメントを画像状に露光し; (b) 光重合性層の重合しなかった未露光区域を除去
    し;そして (c) 後現像処理を行なう、 ことよりなり、透明フィルム支持体にハレーション防止
    剤を添加することにより、印刷特性が実質的に改良され
    たものである、フレキソグラフ用感光板の印刷特性を改
    良するための方法。
  6. 【請求項6】 感光性エレメントは光重合性層に隣接す
    る多層カバーエレメントを含み、このカバーエレメント
    は柔軟なカバーフィルム、場合によっては柔軟なポリマ
    ーフィルム、および感光性であるかまたは光重合性層と
    接することにより感光性となるエラストマー性組成物の
    層とから本質的に構成されるものである、請求項5に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 透明なフィルム支持体がポリエチレンテ
    レフタレートである、請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 透明な接着剤層が塩化ビニリデンから構
    成されるものである、請求項5に記載の方法。
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