JPH0524496B2 - - Google Patents

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JPH0524496B2
JPH0524496B2 JP63227636A JP22763688A JPH0524496B2 JP H0524496 B2 JPH0524496 B2 JP H0524496B2 JP 63227636 A JP63227636 A JP 63227636A JP 22763688 A JP22763688 A JP 22763688A JP H0524496 B2 JPH0524496 B2 JP H0524496B2
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plate
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solvent
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organic solvent
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Hoitsuton Gibuson Junia Jozefu
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EIDP Inc
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EI Du Pont de Nemours and Co
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Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPH01121858A publication Critical patent/JPH01121858A/ja
Publication of JPH0524496B2 publication Critical patent/JPH0524496B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/40Treatment after imagewise removal, e.g. baking

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Printing Methods (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、感光性のフレクソグラフエラストマ
ーレリーフ印刷版に関し、さらに詳しくは輻射線
に対し露光することによる、かかる印刷版の粘着
性を減少させるための方法に関するものである。 従来技術 レリーフ像、特に凸版印刷に対して有用なフレ
クソグラフレリーフ印刷版は、1)以下の成分、
(a)共役ジエンモノマーの重合したものからなる熱
可塑性の、エラストマー性のポリマーバインダ
ー、(b)付加重合しうる、非ガス性の、エチレン性
不飽和化合物、および(c)活性輻射線により活性化
される付加重合開始剤または開始剤系、を含む溶
剤可溶性の感光性エラストマー組成物の層;2)
永久的に固着される支持体;そして通常3)除去
しうるカバーシート、からなる光重合性のエレメ
ントから作ることができる。 かかるエレメントおよびレリーフ印刷版の作成
に際してのその使用方法は、従来から良く知られ
ている、例えばプランベツク氏の米国特許第
2760863号;スズキ氏他の米国特許第3556791号;
バルガ氏他の米国特許第3798035号;クルカ氏の
米国特許第3825430号;レチア氏他の米国特許第
3951657号などがある。このエレメントに像を作
る際に用いる原版を保護するために、カバーシー
トと感光性層面との間に可撓性の、透明なポリマ
フイルムを介在させることが好ましい。用いられ
る感光性層の厚みはレリーフ像に必要とされる厚
みに依存している。一般に、光重合性層の厚みは
約0.005インチ(0.13mm)から約0.250インチ
(6.35mm)またはこれ以上で、この厚みの範囲内
の層が印刷版の用途に大部分に用いられる。 一般に、フオトポリマーエレメントからフレク
ソグラフ印刷版を作る方法には「裏フラツシユ」、
主画像露光、現像または「洗い出し」、脱粘着化、
および後露光などの各工程を含んでいる。 この「裏フラツシユ」露光は透明な支持体をも
つエレメントについて行われる。裏フラツシユは
普通360nm付近の主波長を放出する輻射線源が使
用される。この露光は感光板を増感し、レリーフ
版の深さを確定させる。この裏フラツシユ露光
は、支持体を通して平均にかつ比較的短い露光が
フオトポリマフイルムに与えられ、これにより層
の底の部分でバインダーとモノマーとが架橋結合
する。 ついでカバーシートがとり除かれ、そしてフオ
トポリマーの表面上、または好ましくフオトポリ
マーに施こされた、透明な可撓性保護ポリマーフ
イルム上に画像を有する原板が配置される。主画
像露光には、また普通360nm付近(340〜400nm)
を強く放射する光源を使用し、この露光はバイン
ダーとモノマーとを架橋結合し、感光板表面から
裏フラツシユ露光で作られた底部まで延びる、不
溶性の区域を生成する。 これらの露光の後、光重合性組成物は、未露光
区域の層は溶解するが、露光をされ重合した区域
は溶解しないような適当な溶剤で処理されること
により、未露光区域でとり除かれる。この工程は
現像または「洗い出し」として知られている。溶
剤現像は約25℃で行うこともできるが、最も良い
結果は溶剤を温めたとき、例えば30〜60℃、に得
られる。現像時間は変えることができるが、約5
〜25分の範囲が好ましい。現像液は浸漬、噴霧、
ブラシまたはローラ付与などを含む普通の方法で
適用する。ブラシングは組成物の未重合または未
架橋化部分を除去することの助けとなる。洗い出
しはしばしば自動処理装置中で行われ、この装置
は感光板の未露光部を除去し、露光された画像と
底部とで構成されるレリーフを残すために、溶剤
と機会的なブラシング作用とを用いている。 溶剤現像につづいて、レリーフ印刷版は一般に
溶剤を吸いとりまたは拭き去り、ついで空気流ま
たは赤外線オーブン中で乾燥させられる。乾燥時
間と温度とは色々と変るが、60℃(140〓)で60
〜120分間乾燥するのが普通である。高い温度は
見当合せの問題を生ずる支持体の収縮のためすす
めることができない。一晩追加的に風乾(16時間
またはこれ以上)をするのが普通である。周囲条
件における乾燥中も、溶剤は印刷版レリーフから
蒸発し続けるであろう。 しかしながら、乾燥後でさえもフオトポリマー
フレクソグラフ印刷版は、一般的に少なくともあ
る程度の表面粘着性を、特にレリーフの「肩」の
部分およびその他の非画像区域に保有している。
この表面粘着性は印刷レリーフにおいて好ましく
ないものである。粘着性の印刷レリーフの取扱い
は困難なものであるばかりか、このような版は保
存のため一時的に積み重ねたとき、互に固着する
傾向を有している。さらに、粘着性の版は通常の
埃やちり、その上紙の上に印刷するときは紙の埃
まで拾い上げてしまう。そこで現在粘着性化また
は「仕上げ」手段として知られている、いくつか
の手段のうちの1つを用いることが普通である。
例えば塩素または臭素のいずれかのうすい水溶液
による化学的処理、または短波長輻射線に対する
露光などで、この表面粘着性を減少できることが
従来よく知られている。しかしながら、これらの
手段のすべては色々の限界や欠点を有している。 表面粘着性を除去するための「仕上げ」に加
え、フレクソグラフ印刷版の多くは、光架橋化プ
ロセスを完了させ、そして版が印刷および保存中
に安定でいるのを確実とするために均一な後露光
がされる。この「後露光」には主露光と同じ紫外
線源(普通は波長300〜420nm)が利用される。
後露光は光重合を完結させ、そして版の硬さを最
高とするために用いられるが、粘着性を取り除き
はしない。従つて、脱粘着性化と後露光の両方の
方法が日常的に行われている。 各種の脱粘着性化方法では何等かの形の塩素ま
たは臭素を利用する。例えば米国特許第4400460
号およびドイツ国特許第2823300号を参照。グリ
ユツマツハ氏他の米国特許第4400459号では、現
像をされ、乾燥された印刷版面は、(1)活性輻射線
に対し後露光され、そして(2)過硫酸モノアルカリ
塩と臭化物塩との溶液で処理する、のいずれかの
順序で処理される、感光性エラストマーレリーフ
印刷版の脱粘着性化方法を説明している。 発明者シユル氏他のソ連邦特許第542167号は、
現像後に印刷版は保護液体層の下で再露光され、
これにより粘着性が除去されるフオトポリマ印刷
版の製造法を示している。液体は重合した材料と
反応せず、かつこれを損なわないものが用いら
れ、水も含まれる。短かい波長のuv−光
(250nmより短い)を作る輻射線源を用いるとき、
輻射線のその他の領域から活性な領域を分離する
ために、鉱酸塩(KNO3,CuSO4等)溶液と同じ
く色素も用いることができる。 タカハシ氏他の米国特許第4202696号は、水素
原子を抽出することのできる有機カルボニル化合
物を表面層にしみ込ませ、ついでこの有機カルボ
ニル化合物を励起させるため、200〜300nmの波
長をもつ活性輻射線でこの版を照射することによ
り、フオトポリマー印刷版から表面の粘着性をと
り除く方法を説明している。相当量のこの波長の
輻射線は殺菌灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、およ
び重水素ランプなどから得ることができる。 スギモト氏の米国特許第3506440号は、主とし
てポリケイ皮酸ビニルを含む感光性塗膜の露光を
されかつ現像されたものを、2200〜3400オングス
トローム(220〜340nm)の波長範囲をもつ、紫
外輻射線に対し後露光することにより強化する方
法を説明している。波長2537Åの強いスペクトル
を発生する、殺菌消毒用ランプが特によいといわ
れている。 ナカムラ氏他の欧州特許広報第0017927号は、
300nmより長くない波長をもつ光、例えば殺菌灯
で露光することにより、感光性エラストマー印刷
版の脱粘着性化の方法を説明している。この方法
は有機溶剤または溶剤の混合物、例えばパークロ
ロエチレン/n−ブタノールまたはトリクロロエ
チレン、で現像されまたは「洗い出し」された、
フオトポリマ印刷版の脱粘着性化の効果的かつ便
利な手段を与えるが、水性または羊水性溶液中で
現像をされたフオトポリマー版の脱粘着性化に
は、この方法は満足すべき結果を与えないことが
認められた。さらに、満足すべき脱粘着性化を起
させるために、若干の残留無プロトン性有機溶剤
が存在しなければならないことが認められた。即
ちパークロロエチレン/n−ブタノールのような
液中で現像されたフオトポリマレリーフ版の乾燥
しすぎは、「殺菌灯」で放射されるような短波長
輻射線によつて、予期し得ないようなそして不満
足な脱粘着性化を招来する。 そこで、本発明は水性または半水性現像液中で
処理された、フオトポリマー印刷のレリーフの脱
粘着性化の改良法に関するものである。これはま
た有機溶剤処理したフオトポリマー印刷レリーフ
を、殺菌灯を用いて均一にかつ大きな予想性によ
り脱粘着性とすることができ、また有機溶剤処理
した印刷レリーフの乾燥しすぎたものにも使用で
きる方法を提供するものである。 発明の要点 本発明は、少なくとも1つの末端エチレン性不
飽和基をもつ、エチレン性の不飽和光重合可能な
モノマーまたはオリゴマー;光重合開始剤または
開始剤系;および共役ジエンモノマーの重合した
ものからなる溶剤可溶性のエラストマー性バイン
ダー;を含む感光性のエラストマー組成物から作
成された、画像状に露光をされ、溶剤−現像をさ
れたフオトポリマーフレクソグラフレリーフ印刷
版の粘着性を除くために、次の工程 a 現像後に版を乾燥し、 b 200〜300nmの範囲の波長をもつ輻射線に、
印刷版面を露光し、そして必要に応じて c 工程bの露光後にか、露光と同時にか、およ
び/または露光前に、300nmよりも長い波長を
もつ活性輻射線に対し、印刷版面を露光する、 からなる方法において、 前記工程aの後で、かつ工程bの前に、この印
刷版の面に、非プロトン性有機溶剤を付与するこ
とからなる、フレクソグラフ印刷版の脱粘着化の
ための改良方法に関するものである。 発明の具体的説明 フレクソグラフ印刷版に用いるのに適した光重
合性組成物には多くの種類がある。これら組成物
は一般に有機溶剤可溶性または水可溶性のいずれ
かに類別される。この有機溶剤可溶性の組成物は
有機溶剤または溶剤系中にのみ可溶性であるが、
これに反して水性または半水性で処理しうる組成
物は水性、羊水性または有機溶剤中で現像するこ
とができる。 プランベツク氏の米国特許第2760863号;チエ
ン氏とブレナン氏の米国特許第4323636号;トダ
氏の米国特許第4045231号;ハインツ氏他の米国
特許第4320188号などの中で示された形式の光重
合性層は、有機溶剤中でのみ可溶なポリマ成分か
ら作られている。例えば、チエン氏とブレナン氏
の米国特許第4323636号では、25℃以上のガラス
転位点をもつ少なくとも2個の熱可塑性、非エラ
ストマー性ポリマーブロツクと、この熱可塑性、
非エラストマー性ブロツクの間に、10℃以下のガ
ラス転位点をもつエラストマー性ポリマーブロツ
クを有する、溶剤−可溶性の熱可塑性エラストマ
ーブロツクコポリマーを含んだ感光性組成物を示
している。フレクソグラフレリーフ印刷版を作る
ために有用な、エラストマー性ブロツクコポリマ
ーを含んだその他の光重合性組成物は米国特許第
4430417号と同第4045231号中でも示されている。
これら組成物のために適した現像用の溶剤には、
芳香族の炭化水素および脂肪族のハロゲン炭化水
素溶剤が含まれ、例えばパークロロエチレン、
1,1,1−トリクロロエタン、テトラクロロエ
タン、トリクロロエチレン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、ヘキサン、メチルイソブチルケト
ン、または低級アルコールとかかる溶剤の混合物
等である。パークロロエチレンとn−ブタノール
との75/25(v/v)混合物は、この形式の光重
合性組成物用に商業的に良く用いられている。こ
の混合物のn−ブタノール成分は光重合性組成物
を洗い出しはしないが、このものが画像露光中に
原板を保護するに役だつ可撓性のポリマ層を溶解
するために含有されている。 これらの有機溶剤中で処理されたフオトポリマ
ー印刷版は、その後で普通の乾燥工程、例えば60
℃のオーブン中で60分間が続けられる限り、200
〜300nmの範囲の輻射線を放出する殺菌灯の光に
露光することにより、効率的にそして都合よく脱
粘着化することができる。しかしながら、これら
の版を長時間乾燥させたり、または殺菌灯露光の
前に放置しておいたとき、これらはうまくいつた
際は予期し得ない脱粘着化をし、また最悪の際は
十分な脱粘着作用を現わさない。 有機溶剤に伴う原価高、引火性、および環境汚
染などをさけるための努力は、水または水性アル
カリ溶液、または実質的に水性である、水と有機
溶剤との混合物中に可溶性である、多数の光重合
性組成物の開発を導いた。水溶解性または半水溶
解性は、感光性組成物のポリマー性バインダー成
分中に、カルボキシ基を導入することにより与え
られる。例えばアクリルまたはメタアクリル酸の
ようなカルボキシルを含んだモノマー、あるいは
無水マレイン酸またはメタアクリル酸メチルのよ
うに、カルボキシルを含むグループに変換し得る
モノマーなどを重合工程で付加することによつ
て、高分子量ポリマー中にカルボキシル基を導入
することができる。 アレス氏の米国特許第3458311号は水性または
半水性の媒体、即ち水が現像液の主成分であるも
のの中で現像することのできる、多くのフオトポ
リマ組成物を示している。水中もしくは水性また
は半水性アルカリ中で現像することのできるフオ
トポリマー組成物を示しているその他の例はポー
ル氏の米国特許第4442302号;パイン氏の米国特
許第4361640号;カイ氏他の米国特許第3794494
号;プロスコウ氏の米国特許第4177074号と同第
4431723号;そしてモルン氏の米国特許第4517279
号などがある。 好ましい水性現像液は、通常水混和性の有機溶
剤とアルカリ性材料とを含んでいる。適当な水混
和性有機溶剤にはイソプロパノール、ブタノー
ル、ジアセトンアルコール、1−メトキシエタノ
ール、2−エトキシエタノール、および2−n−
ブトキシエタノールなどが含まれる。適当なアル
カリ性材料にはアルカリ金属の水酸化物が含まれ
る。好ましい現像液は、0.1〜0.3重量%の水酸化
ナトリウムを含む水/イソプロパノール(90/
10v/v)溶液である。本出願の実施例中で用い
た半水性現像液は、0.44%の水酸化ナトリウムを
含む水/ブチルカルビトール(butyl carbitol)
(83/17v/v)液である。用いることのできる
この他の水性現像液は、米国特許第3796602号中
で説明されている。かかる水性または半水性溶剤
中で処理されたフオトポリマーレリーフは、非プ
ロトン性有機溶剤を版に対し最初に付与しない限
り、200〜300nmの範囲の波長の光を放出する輻
射線源に露光することによつて、適切に脱粘着化
されることはない。 前に説明したように、フオトポリマーレリーフ
印刷版の作成には、普通「裏フラツシユ」主画像
露光、および全体的の「後露光」のような各種の
露光が含まれている。これ露光の各々の主目的は
重合をさせることであり、市販の紫外線ケイ光
管、中、高および低圧水銀蒸気灯、アルゴングロ
ー灯、電子セン光装置、写真用光源灯、クセノン
パルス灯、カーボンアーク灯、等を含む各種光源
からの活性輻射線を用いることができる。輻射線
源は230〜450nm、好ましく300〜420nm、そして
さらに好ましく340〜400nmの範囲の波長をもつ
輻射線を効果的な量放出しなければならない。効
果的な光重合のために、光重合性層中に存在する
光開始剤の吸収特性と波長とが一致させられる。
標準的な輻射線源はシルバニア社の350ブラツク
ライトケイ光灯(FR48T12/350VL/VHO/
180、115W)で、354nm付近の中心波長をもつ活
性輻射線を放出する。露光時間はランプの出力、
ランプからの距離、必要とするレリーフの深さ、
および感光板の厚みなどにより数秒から数分の間
で変化する。 本発明により、露光をされかつ現像されたフオ
トポリマー印刷レリーフの脱粘着化に対し用いら
れる輻射線は、200〜300nm範囲の波長をもたね
ばならない。約254nmの中心波長をもつ殺菌灯は
好ましい光源である。200nm以下の波長の光はオ
ゾンを生成する傾向があり、これはフオトポリマ
印刷版に割れ目やその他の好ましくない作用をす
るから、この光はさけるべきである。前に述べた
ように、354nm付近の中心波長をもつ活性輻射線
を放出するシルバニア350ブラツクライト灯のよ
うな、通常の重合用輻射線源による「後露光」は
粘着性を除去しない。実際、欧州特許出願広報第
0017927号では、このような波長による後露光は
粘着性の分解生成物の発生により、粘着性の増加
が時には生ずることが報じられている。 本発明は少なくとも1つの末端エチレン性不飽
和基をもつ、エチレン性の不飽和光重合可能なモ
ノマーまたはオリゴマー;光重合開始剤または開
始剤系;および共役ジエンモノマーの重合したも
のからなる溶剤可溶性のエラストマー性バインダ
ー;を含む感光性のエラストマ組成物から作成さ
れた、画像状に露光をされ、溶剤−現像されたフ
オトポリマーフレクソグラフレリーフ印刷版の粘
着性を除くために、次の工程 a 現像後に版を乾燥し、 b 200〜300nmの範囲の波長をもつ輻射線に、
印刷版面を露光し、そして必要に応じて c 工程bの露光後に、露光と同時に、および/
または露光前に、300nmよりも長い波長をもつ
活性輻射線源に、印刷版面を露光する、 からなる方法において、 前記工程aの後で、かつ工程bの前に、この印刷
版の面に非プロトン性有機溶剤を付与することか
らなる、フレクソグラフ印刷版の脱粘着化のため
の改良方法に関するものである。 本発明は前記印刷版にパークロロエチレン、
1,1,1−トリクロロエタン、ヘキサン、トル
エン、N−メチルピロリドン、またはその他の非
プロトン性有機溶剤、またはこれらの混合物であ
る有機溶剤を付与し、そして200〜300nmの範囲
の波長をもつ輻射線に露光することからなる。現
像されそして乾燥されたフオトポリマーフレクソ
グラフレリーフ印刷版の脱粘着化のための改良法
を提供するものである。エタノール、プロパノー
ル、ブタノール、ブチルカルビトールなどのよう
なプロトン性溶剤は、同じ方式で作用がない。確
かにはわからないが、この有機溶剤の作用は光仕
上げを容易にするため、版の光重合した構造を溶
媒和することだろうと信ぜられる。 パークロロエチレンと1,1,1−トリクロロ
エタンとが、本発明における好ましい有機溶剤で
ある。また好ましく好都合なのは、有機溶剤現像
性のフオトポリマフレクソグラフ印刷版の洗い出
しに普通に用いられている、3:1パークロロエ
チレン:n−ブタノール現像液である。この液の
n−ブタノール成分はプロトン性有機溶剤であ
り、そして光仕上げを促進しはしないけれど、こ
のプロトン性溶剤の存在は非プロトン性有機溶剤
の作用を妨害しない。従つて、実質的な分量の非
プロトン性有機溶剤を混合物に含む限り、各種の
有機溶剤の混合物が本発明において用いうること
が期待される。 実施例 以下の各実施例は本発明の実際を示すためのも
ので、実施例1は最良のモードを示している。 実施例 1 アクリロニトリル/ブタジエン/アクリル酸コ
ポリマーバインダーを含む、半水性現像可能な感
光性エラストマー組成物のシート;ポリエチレン
テレフタレート支持体;およびポリアミドを塗布
したポリエチレンテレフタレートカバーシートか
らなる光重合性エレメントが、実質的に米国特許
第4415649号の実施例8中で述べられたようにし
て作られた。このエレメントは均一に重合した底
部を作るために、約368nmの中間波長をもつUV
ケイ光灯(デユポンフオトプロダクツ露光ラン
プ、部品No.276208−001)を用い、7mw/cm2の強
度で5分間支持体を通じて活性輻射線に露光し
た。ついでポリエステルのカバーシートをとり除
き、未露光の上面層は硬化し重合された画像を作
るため、同じUVケイ光灯を用いて11分間ネガ画
像をもつフイルムを通じて露光をした。未硬化の
区域は加温(60℃)した半水性溶剤(ブチルカル
ビトール17%、水酸化ナトリウム0.44%)で、表
面をブラシングすることにより洗い去つた。版は
ついで60℃で60分間乾燥させた。この画像および
非画像面は粘着性であつた。この版面はついで
3:1のパークロロエチレン:n−ブタノール液
ですすぎ、そしてノンウオーブンスパンレース
(non−woven spun−laced)のタオルで液は吸
いとられた。この版はついで40Wの殺菌灯(中心
波長254nm)9本からなる輻射線源に対し、3.0
インチ(7.6cm)の距離で4mW/cm2の照度で8分
間露光をされた。この処理後、半水性現像をされ
たこの版は表面の粘着性を有していなかつた。こ
の版は画像と版の底部とを作るために用いたとの
同じUVケイ光灯を用いてさらに10分間の後露光
をされた。この版は非粘着性のまゝ保存できた。 比較例 A 実施例1で述べた光重合性エレメントが、非プ
ロトン性有機溶剤を乾燥後で殺菌灯に対する露光
前に付与しないこと以外は、実施例1の工程に従
つて露光され、半水性溶剤中で現像され、そして
60℃で60分間乾燥された。この版は粘着性のまゝ
であり印刷に利用し得なかつた。殺菌灯による露
光を35分間に増加しても、版は粘着性のまゝであ
つた。 比較例 B 実施例1で述べた光重合性エレメントが、n−
プロパノールを乾燥後で殺菌灯に対する露光前に
付与した以外、実施例1の工程に従つて露光さ
れ、半水性溶剤中で現像され、そして60℃で60分
間乾燥された。この版は粘着性のままであり印刷
に利用し得なかつた。殺菌灯による露光を35分間
に増加しても、版は粘着性のまゝであつた。 殺菌灯照射の前にn−ブタノールを付与したこ
とを除いて、前記工程を同じ組成の別の光重合性
エレメントについてくり返した。再度、脱粘着化
は認められなかつた。 実施例 2 スチレン−イソプレン−スチレンのブロツクコ
ポリマーバインダーを含む、有機溶剤−現像性の
光重合性エラストマー組成物;ポリエチレンテレ
フタレート支持体;およびポリアミド塗布ポリエ
ステルカバーシートからなる光重合性エレメント
が、実質的に米国特許第4323637号の実施例36中
で述べられたようにして作られた。このエレメン
トは実施例1のようにして、UV光に対して裏面
露光と画像露光とが行われた。未硬化区域は、
3:1パークロロエチレン:n−ブタノール混合
物で、表面をブラツシングすることにより洗いさ
られた。得られた印刷版は60℃で60分間乾燥さ
れ、ついで冷却されそして1晩(16時間)放置さ
れ、印刷版から有機溶剤の付加的な減少を起させ
る。この画像と非画像面は粘着性のまゝであつ
た。印刷版の面はついで洗い出し溶剤(3:1パ
ークロロエチレン:n−ブタノール)ですすが
れ、ノンウオーブンスパンレースタオルで液は吸
いとられた。この版はついで実施例1と同じ殺菌
灯に7分間露光した。この処理の後で版の表面は
粘着性をもたなかつた。この版は実施例1のUV
光に対しさらに10分間後露光した。版は非粘着性
のまゝであつた。 フレクソグラフ印刷に用いたとき、このように
して作られた版はすぐれた、一貫した印刷性を与
え、表面の粘着性に伴う問題を生ずることはなか
つた。 実質的に米国特許第4323637号の実施例1中に
述べられたような、スチレン−ブタジエン−スチ
レンブロツクコポリマーバインダーを含む、感光
性エラストマ組成物の層からなる、フレクソグラ
フレリーフ印刷版が同じように作られ、非プロト
ン性有機溶剤で処理され、そして殺菌灯輻射線に
露光することにより「仕上げ」することができ
た。 比較例 C 実施例2中で述べたフオトポリマーエレメント
が露光され、3:1パークロロエチレン:n−ブ
タノール中で現像され、そして実施例2のように
乾燥されたが、殺菌灯波長の輻射線(254nm)に
7分間版を露光する以前に、非プロトン性有機溶
剤は付与されなかつた。印刷版は殺菌灯露光の後
でも粘着性のままであり、印刷に用いることがで
きなかつた。 比較例 D 実施例2で並べたフオトポリマーエレメントが
裏面露光と画像露光とをされ、そして実施例2の
ようにして3:1パークロロエチレン:n−ブタ
ノール中で現像された。しかしこの版は、版から
事実上すべての溶剤を除去するため60℃で長時間
(16時間)乾燥され、ついで実施例1の殺菌灯と
同じものに60分間露光した。この版は版面から粘
着性が除かれておらず、また版面上に割れ目が生
じたので印刷に不向きのものであつた。 比較例 E 実施例2中で述べた光重合性エレメントが、実
施例2のように露光されそして現像され、ついで
事実上すべての現像液を除去するため60℃で少な
くとも6時間乾燥された。この乾燥した版をn−
プロパノールですすぎ、液を吸いとつて乾かし、
そして実施例2のように7分間殺菌灯輻射線に対
し露光した。この版は粘着性のまゝであり印刷に
不向きであつた。殺菌灯露光を30分に増加してさ
え版は粘着性のままであつた。 殺菌灯照射に先立つてn−ブタノールを付与し
たことの他は、同じ組成の別の光重合性エレメン
トについて前記の工程がくり返された。再度、脱
粘着化は認められなかつた。 実施例 3 実施例2のように、スチレン−イソプレン−スチ
レンブロツクコポリマーバインダーを含む、有機
溶剤−現像性の光重合性エラストマ組成物のシー
ト;ポリエチレンテレフタレート支持体;そして
ポリアミド塗布ポリエステルカバーシートからな
る光重合性エレメントが、実質的に米国特許第
4323637号の実施例36中に述べられているように
して作られた。このエレメントは実施例1のよう
なUV光に対し裏面露光と画像露光とをされた。
未硬化の区域は3:1パークロロエチレン:n−
ブタノールの混合物で5分間、表面をブラツシン
グすることにより洗い去られた。得られた印刷版
は60℃で60分間乾燥させられた。室温まで冷却し
た際に、画像と非画像面とは粘着性のまゝであつ
た。この版はついで40Wの殺菌灯(中心波長
254nm)9本で構成された、輻射線源から3.0イ
ンチ(7.6cm)の距離で4mW/cm2の照度におい
て、20分間殺菌灯輻射線に露光された。この処理
の後で版の表面は粘着性を有しなかつた。版は裏
面露光と画像露光に用いたと同じランプを使用し
て、さらに10分間の後露光をされた。版は非粘着
性のまゝであつた。乾燥時間と脱粘着化のための
時間とを、以下のように変えたほかは同じ方法で
別の版が作成された: 乾燥時間(60℃) 分 脱粘着化時間 分 10 6 60 20 120 30 乾燥時間が長くなると、版の中に残留している
非プロトン性有機溶剤(例えばパークロロエチレ
ン)の濃度が減少する。これは版の粘着性を除く
ための殺菌灯波長の露出時間をより長くすること
を必要にする。 実施例 4 実施例1で述べた水−現像性の感光性エレメン
トに、UV−光による裏面および画像露光が与え
られ、半水性溶液(ブチルカルビトール17%、水
酸化ナトリウム0.44%)で現像され、そして実施
例1のように60℃で60分間乾燥された。画像およ
び非画像面のいずれも粘着性であつた。この粘着
性の版面に、ジクロロジフルオロメタン噴射剤
(アンダーソンアンドブリーランド社製、デタツ
ク )(30%)と、1,1,1−トリクロロエタ
ン(63%)、イソプロピルアルコール(1%)、
1,1,2−トリクロロ−1,2,2−トリフル
オロエタン(5%)中の、フルオロカーボンポリ
マおよび有機バインダーのエアロゾル分散物が吹
き付けられた。この版面は粘着性でなくなつた。
版はつぎに実施例1と同じ殺菌灯に4分間露光さ
れた。版はn−プロピルアルコールで拭われ、非
粘着性のまゝであつた。版はさらに実施例1のよ
うにUV−光に10分間後露光され、非粘着のまゝ
であつた。 実施例 5 実施例2中で述べたフオトポリマーエレメント
が裏面および画像露光され、実施例2のように
3:1パークロロエチレン:n−ブタノール中で
現像された。版はついで60℃で60分間乾燥され
た。版の画像および非画像面は粘着性であつた。
この版面はつぎにハロゲン化非プロトン性有機溶
剤(1,1,1−トリクロロエタン)が吹き付け
られ、実施例1と同じ殺菌灯に12分間露光され
た。この処理の後、版の表面は粘着性を有しなか
つた。この版はさらに実施例1のようにUV−光
に10分間後−露光された。版は非粘着性のまゝで
あつた。 実施例 6 スチレン−ブタジエン−スチレンブロツクコポ
リマーバインダ、エチレン性不飽和モノマ、およ
び光開始剤系を含む、有機溶剤−現像性の感光性
エラストマ組成物の層;ポリエチレンテレフタレ
ート支持体;およびポリアミド塗布ポリエステル
カバーシートからなる光重合性エレメントが、実
質的に米国特許第4323637号で教示されたように
して作られた。露光および実施例2で説明したよ
うに3:1パークロロエチレン:n−ブタノール
で現像した後、版は60℃で30分間乾燥された。版
の表面は粘着性であつた。この版の表面に、ジク
ロロジフルオロメタン噴射剤(アンダーソンアン
ドブリーランド社製、デタツク )(30%)と、
1,1,1−トリクロロエタン(63%)、イソプ
ロピルアルコール(1%)、1,1,2−トリク
ロロ−1,2,2−トリフルオロエタン(5%)
中の、フルオロカーボンポリマと有機ンバインダ
ーのエアロゾル分散物が吹き付けられ、空気中で
乾燥された。この版の表面は粘着性を有しなかつ
た。この版は実施例1と同じ殺菌灯に2分間露光
された。版はイソプロピルアルコールで拭われ、
非粘着性のまゝであつた。 比較例 7 実施例6の光重合性エレメントが光照射され、
3:1パークロロエチレン:n−ブタノールで未
硬化区域が洗いさられ、60℃で30分間乾燥され、
そして実施例6と同じようなフルオロカーボンポ
リマーと有機バインダーのエアロゾル組成物が吹
き付けられた。しかしながら、殺菌灯による露光
は省略された。エアロゾル組成物の付与後版は非
粘着性となつた。しかしイソプロピルアルコール
で拭われた後版の表面は再び粘着性となつた。 比較例 G 実施例6の光重合性エレメントが光照射され、
3:1パークロロエチレン:n−ブタノールで未
露光区域が洗い去られ、そして実施例6のように
60℃で30分間乾燥された。この粘着性の版は実施
例6のように殺菌灯に2分間露光したが、非プロ
トン性有機溶剤を含むエアロゾル組成物が吹き付
けられた版と異り、粘着性は除去されなかつた。 実施例 7 スチレン−イソプレン−スチレンブロツクコポ
リマーバインダを含む有機溶剤−現像性の光重合
性エラストマ組成物のシート;ポリエチレンテレ
フタレート支持体;およびポリアミド塗布ポリエ
ステルカバーシートからなる光重合性エレメント
が、実質的に米国特許第4323637号の実施例36中
に述べられているようにして作られた。このエレ
メントは実施例1の方法に従つて、UV−光に対
し2分間の裏面露光および15分の画像露光がなさ
れた。ついで未硬化の区域は100%ヘキサンで8
分間、表面をブラツシングすることにより洗いさ
られた。この版はつぎに実施例1中で説明したと
同じ殺菌灯波長の輻射線に8分間露光した。この
処理の後で版の表面は粘着性を有しなかつた。版
は365nmの中心波長をもつUVケイ光灯に対して
さらに露光された。版は非粘着性のまゝであつ
た。 この実施例は、ハロゲンを含まない非プロトン
性有機溶剤が、殺菌灯波長の輻射線での脱粘着化
を容易にするため使用できることを示している。
本発明において用いることのできる、ハロゲンを
含まないその他の非プロトン性溶剤にはトルエン
とN−メチル−2−ピロリドンが含まれる。 実施例 8 市場で入手しうる感光性エラストマー組成物の
シートが、実施例1と2のように裏面と画像との
露光、および未硬化区域の洗い去りの各工程によ
り処理された。処理後、この各シートは60℃で60
分間乾燥され、市販の光仕上げ装置(レボ電子社
製、35×47型、254nm殺菌灯、タイプGL40W)
中で指示されている時間光仕上げをされた。第1
表には本発明が水性現像または溶剤現像のいずれ
の市販感光板に対しても応用しうることを示す比
較結果が含まれている。表中の分で表示した時間
は脱粘着化のために用いた殺菌灯露光時間または
露光した最高時間、即ち、水で現像されたデユポ
ンサイレル 107LP板で、パークロロエチレン/
n−ブタノールですすぎ洗いされなかつたもの
は、60分間殺菌灯露光をされた後でも粘着性の
まゝであつた。
【表】 以上、本発明を詳細に説明したが、本発明はさ
らに次の実施態様によつてこれを要約して示すこ
とができる。 1 少なくとも1つの末端エチレン性不飽和基を
もつ、エチレン性の不飽和光重合可能なモノマ
ーまたはオリゴマー;光重合開始剤または開始
剤系;および共役ジエンモノマーの重合したも
のからなる溶剤可溶性のエラストマー性バイン
ダー;を含む感光性のエラストマー組成物から
作製された、画像状に露光をされ、溶剤−現像
をされたフオトポリマーフレクソグラフレリー
フ印刷版の粘着性を除くために、次の工程 a 現像後に版を乾燥し、 b 200〜300nmの範囲の波長をもつ輻射線に、
印刷版面を露光し、そして必要に応じて c 工程bの露光後にか、露光と同時にか、お
よび/または露光前に、300nmよりも長い波
長をもつ活性輻射線に、印刷版面を露光す
る、 からなる方法において、 前記工程aの後で、かつ工程bの前に、この印刷
版の面に非プロトン性有機溶剤を付与することか
らなる、フレクソグラフ印刷版の脱粘着化のため
の改良方法。 2 非プロトン性有機溶剤が、パークロロエチレ
ン、1,1,1−トリクロロエタン、ヘキサ
ン、トルエン、またはN−メチルピロリドンで
ある、前項1記載の方法。 3 フレクソグラフ印刷版が、水性または半水性
現像液で現像されたものである、前項1記載の
方法。 4 フレクソグラフ印刷版が、水性または半水性
現像液で現像されたものである、前項2記載の
方法。 5 非プロトン性有機溶剤が1,1,1−トリク
ロロエタンである、前項2記載の方法。 6 フレクソグラフ印刷版が、水性または半水性
現像液で現像されたものである、前項5記載の
方法。 7 1,1,1−トリクロロエタンは印刷版面上
に吹き付けられるものである、前項5記載の方
法。 8 非プロトン性有機溶剤がパークロロエチレン
である、前項2記載の方法。 9 印刷版は非プロトン性有機溶剤の付与後に、
溶剤はぬぐいとられるものである、前項1記載
の方法。 10 印刷版は非プロトン性有機溶剤の付与後に、
溶剤はぬぐいとられるものである、前項2記載
の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1つの末端エチレン性不飽和基を
    有するエチレン性不飽和光重合可能なモノマーま
    たはオリゴマー;光重合開始剤または開始剤系;
    および共役ジエンモノマーの重合したものかなる
    溶剤可溶性エラストマーバインダーを含む感光性
    エラストマー組成物から作製された、像露光、溶
    剤−現像後のフオトポリマーフレクソグラフレリ
    ーフ印刷版の粘着性を除去するために、次の工程 a 現像後に印刷版を乾燥し、 b 200〜300nmの波長の輻射線に印刷版面を露
    光し、そして必要に応じて c 工程bの露光後にか、露光と同時にか、およ
    び/または露光前に、300nmよりも長い波長を
    もつ活性線に印刷版面を露光する からなる方法において、前記工程aの後で且つ工
    程bの前に、この印刷版面に非プロトン性有機溶
    剤または非プロトン性有機溶剤とプロトン性溶剤
    との混合物を付与することからなる、フレクソグ
    ラフ印刷版の粘着性を除去する方法。 2 印刷版は非プロトン性有機溶剤の付与後に、
    溶剤はぬぐいとられるものである、請求項1記載
    の方法。
JP63227636A 1987-09-14 1988-09-13 フォトポリマーフレクソグラフ印刷版の粘着性を除去する方法 Granted JPH01121858A (ja)

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