JP2530066B2 - 光重合フレキソ印刷板の寸法安定化方法 - Google Patents

光重合フレキソ印刷板の寸法安定化方法

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JP2530066B2 JP3139269A JP13926991A JP2530066B2 JP 2530066 B2 JP2530066 B2 JP 2530066B2 JP 3139269 A JP3139269 A JP 3139269A JP 13926991 A JP13926991 A JP 13926991A JP 2530066 B2 JP2530066 B2 JP 2530066B2
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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性エラストマから
なるフレキソレリーフ印刷板に関し、特に、このような
印刷板を高エネルギー照射線源に露光させることによっ
て、その寸法安定性を大幅に改善する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光重合可能なエレメント(element )か
らフレキソ印刷板を製造する方法は、その技術分野にお
いては公知である。例えば、Plambeckによる米国特許第
2,760,863 号明細書、Suzukiらによる米国特許第3,556,
791 号明細書、Vargaらによる米国特許第3,798,035 号
明細書、Kurka による米国特許第3,825,430 号明細書、
Recchia らによる米国特許第3,951,657 号明細書を挙げ
ることができる。典型的には、これらの方法は、(1)
光重合性エレメントを、365nm の波長を照射する光化学
線照射にイメージに沿って露光させる工程と、(2)溶
媒を用いて板の非露光領域、換言すれば非重合化領域を
除去する工程と、(3)このようにして得られた印刷板
を乾燥する工程とを含む。そして、光重合されたエレメ
ントは、254nm の波長を照射する紫外線照射に露光させ
ることによって、脱粘着化することができる。最終の板
の硬化および光重合を確実にするためには、印刷エレメ
ントは、さらに365nm の波長を照射する照射線に後処理
露光され得る。これらのような方法が通常用いられる
が、これらの方法は経時的に寸法的に不安定な印刷板を
製造してしまう不都合を有する。
【0003】最近の印刷板の製造方法では、レリーフ像
を現像し、板を最大限に硬化させるために、様々な照射
線源を利用している。例えば、市販の紫外蛍光放電管、
中圧、高圧、および低圧の各水銀蒸気灯、アルゴングロ
ー灯、写真用投光照明灯、パルス修正キセノンランプ、
カーボンアーク灯、などを含む種々の線源からの光化学
照射線を用いることができる。従来の照射線源を用いて
製造された光重合性フレキソレリーフ印刷板は、光収
縮、揮発成分の蒸発および溶媒の抽出のために、経時的
に収縮し減量することが、判明している。現今、収縮し
た光重合性樹脂板は、印刷の圧力許容範囲の限度を越え
ると、時々、結果的に伝達装置が最低速となって印刷の
進行が停止してしまう、そのような大きさになり得る。
このように、印刷板の収縮量を減少させることは、収縮
量が減少した印刷板を用いることにより最大維持の印刷
品質が得られるであろうから、フレキソ印刷板の産業界
において特に重要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の技術的
課題を解決するためになされたもので、その目的とする
ところは寸法安定性に優れた光重合性エラストマーから
なるフレキソレリーフ印刷板の製造方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の光重合フレキソ
印刷板の寸法安定化方法は、 (A ) (a ) バインダ、 (b ) 光重合性モノマー、および (c ) 光開始剤系、 を含有する光重合性層にイメージにあった露光を行い、 (B ) 露光されず、重合されていない領域を洗いだし
現像剤により除去し、 (C ) 前記板を乾燥し、そして、 (D ) 得られたレリーフ印刷板を後処理露光し、前記
後処理露光を高エネルギー照射源により行うことによっ
て、フレキソ印刷板の寸法安定性を大幅に改善すること
を特徴とする。
【0006】以下、本発明をさらに詳しく説明する。
【0007】“高エネルギー照射線源”という用語は、
少なくとも100 ワット/インチ(直線距離で)の出力を
有し、光重合性エレメントの表面に少なくとも30mW/cm2
の強度を与える線源を意味する。実際には、その照射線
源はエレメントの表面から525cm の距離に保持される。
約200 ワット/インチの出力を有する光源は、概ね条件
に合っている。
【0008】本発明を実施するのに適した高エネルギ照
射線源は、中圧および高圧水銀灯、電極もしくはマイク
ロ波励起ランプ(例えば、Fusion lamp やWestern Quar
tz lamp など)を含む。非常に高い強度の紫外ランプ
は、フレキソ印刷板の寸法安定性を大幅に改良するため
に好適な照射線源である。
【0009】望ましくは、照射線源が広い照射波長範囲
を有すること、すなわち照射線源が200 〜700nm の波長
範囲の光を照射することが可能であるべきである。非常
に高い強度のランプは、非常に多くの方法に用いられ得
る。例えば、そのランプは後処理露光工程のみに用いら
れ得るし、あるいは脱粘着化工程と後処理露光工程とを
同時に行うのに用いられ得る。また、後処理露光工程お
よびイメージパターン露光工程にも用いられ得る。一
方、非常に高い強度のランプは、イメージパターン露光
工程、脱粘着化工程および後処理露光工程に用いられ得
る。照射線源が後処理露光工程にのみ用いられる場合に
は、その照射線源は300-700nm の波長範囲の光を放出す
ることが可能であるべきである。照射線源が脱粘着化工
程および後処理露光工程に用いられる場合には、200 〜
300nm および300 〜700nm の波長範囲でそれぞれ光を照
射することが可能であるべきである。好ましいアプロー
チとしては、後処理露光工程と脱粘着化工程を同時に行
うべきである。
【0010】“寸法安定性を大幅に改善する”という用
語は、板の収縮量が、従来の照射線源あるいは低い強度
の照射線源に露光された印刷板と比較して、少なくとも
15%減らされるという意味である。概ね、印刷板の収縮
量は印刷板の組成に依存して40〜50% だけ減らされる。
【0011】光重合性の層は、バインダーと、重合性モ
ノマーと光重合開始剤系を含む。バインダーは弾性重合
体である。好適なバインダーには、1,2-ポリブタジエ
ン、1,4-ポリブタジエン、ブタジエン/アクロニトリ
ル、ブタジエン/スチレン、熱可塑性エラストマーブロ
ック共重合体(例えば、スチレンーブタジエンースチレ
ンブロック共重合体、スチレンーイソプレンースチレン
ブロック共重合体など)を含む共役ジオレフィン炭化水
素の天然あるいは合成の重合体およびこれらの共重合体
を含めることができる。米国特許第4,323,646 号、第4,
430,417 号および第4,045,231 号の各明細書中で議論さ
れ、資料により具体化されたすべてのブロック共重合体
は用いられ得る。三元共重合体のクレイトン(Kraton:
登録商標)系はシェル化学会社(Shell Chemical Compa
ny)によって製造されており、これはまたこの発明を実
施するのに適している。
【0012】ここで用いられるようなバインダーという
用語は、コアシェルミクロゲルおよびミクロゲルの混合
物、前もって形成された巨大分子の重合体およびモノマ
ーを含む。好適なコアシェルミクロゲルは、1990年1 月
16日に発行され、本出願人が譲受人である米国特許第4,
894,315号明細書に記載されている。その開示内容はそ
の資料によって具体化されている。コアシェルミクロゲ
ルという用語は、架橋されたコアと水性に適した非架橋
シェルの二つの領域を有する粒子を意味する。コアの架
橋部は10% 未満であるべきである。シェルは架橋されて
いない、酸修飾された共重合体からなる。加えて、グラ
フト化剤(grafting agent)はコアをシェルに化学的に
結合するために添加されてもよい。
【0013】典型的には、用いられるミクロゲルは、エ
ラストマー架橋コアと、水性に適したエラストマー非架
橋シェルまたは熱可塑性非架橋シェルを有する。好適な
ミクロゲルは、エラストマー架橋コアと、エラストマー
非架橋シェルを有する。
【0014】コアシェルミクロゲルは、広く、種々の出
発原料から形成され得る。従来、架橋剤およびグラフト
化剤が少なくとも二つの二重結合を含んでいるのに対
し、単一エチレン様(monoethylenically )に不飽和モ
ノマーがミクロゲルの塊部分を製造するのに用いられて
いる。ミクロゲル中の架橋剤の量は概略ミクロゲルの全
重量の20重量% 未満であろう。グラフト化剤の量は概ね
ミクロゲルの全重量の1重量% 未満であろう。コアのシ
ェルに対する重量比は通常約4:1ないし約1:4の範
囲内にある。
【0015】バインダとして好適なミクロゲルは、米国
特許第3,895,082 号明細書および英国特許第967,051 号
明細書に記載されているように、乳化重合の技術によっ
て製造され得る。凝結、濾過、洗浄および乾燥の公知技
術は、ミクロゲルを感光性組成物において使用される前
に、そのミクロゲルを固体に変換するのに供され得る。
【0016】本発明の実施に好適なモノマーは、付加重
合可能なエチレン様の不飽和化合物である。感光層に
は、明瞭で曇のない感光層が製造される程度に、バイン
ダーと相溶性でなければならない単独のモノマーあるい
はモノマーの混合物を含めることができる。感光層に用
いられ得るモノマーは当該技術分野では公知である。そ
のようなモノマーの例は、米国特許第4,323,636 号明細
書、同第4,753,865 号明細書、同第4,726,877 号明細書
および本出願人が譲受人である米国特許第4,894,315 号
明細書に見いだすことができる。好ましくは、モノマー
は感光層の少なくとも5 重量% である。
【0017】可塑剤は、本発明に用いられ得るが、バイ
ンダーと相溶性のものであるべきである。適した可塑剤
の例は、液状で低分子量(MW<5000 )のポリブタジエン
類および脂肪族炭化水素系油脂類である。可塑剤が用い
られるなら、通常、感光性組成物の少なくとも5 重量%
は存在するように用いられる。
【0018】好適な光重合開始剤は、励起光により活性
化が可能であり、かつ摂氏185 度およびそれ未満の温度
で不活性であるフリーラジカル発生付加重合開始剤であ
る。このタイプの光重合開始剤は置換あるいは非置換の
多核キノン類を含む。これらの化合物の例は本出願人が
譲受人である米国特許第4,894,315 号明細書に開示され
ている。開始剤は、感光性組成物の重量を基礎として0.
001%〜10.0% の範囲の量で存在する。
【0019】フレキソ印刷板への使用に適した光重合可
能な組成物は、水性あるいは半水性の有機溶媒に可溶と
なり得る。現像液、すなわち非重合領域を除去するため
に用いられた液体は有機溶媒、水性あるいは半水性溶液
となり得る。Plambeckによる米国特許第2,760,863 号明
細書、ChenとBrennan による米国特許第4,323,636 号明
細書、Todaらによる米国特許第4,045,231 号明細書、He
inz らによる米国特許第4,320,188 号明細書において教
示された上記タイプの光重合可能な層は、有機溶媒にの
み可溶である重合組成物から製造されている。これらの
重合組成物は米国特許第4,430,417 号明細書、同第4,04
5,231 号明細書および同第4,323,636 号明細書に記載さ
れた組成物などのエラストマーブロック共重合体を含
む。これらの組成物に適した現像液は、芳香族あるいは
脂肪族炭化水素系および脂肪族あるいは芳香族ハロゲン
炭化水素系溶媒を含む。例えば、これらの溶媒として
は、パークロロエチレン、1,1,1-トリクロロエタン、テ
トラクロロエタン、トリクロロエチレン、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、ヘキサン、イソノニルアセテート、
メチルイソブチルケトンあるいはこれら溶媒と適当なア
ルコール類との混合物を挙げることができる。他の有機
溶媒系の現像液は、公開されたドイツ出願第3828551 号
明細書に開示されている。
【0020】水性あるいは半水性溶媒に可溶である重合
組成物から製造された光重合性層は、Alles による米国
特許第3,458,311 号明細書、Pohlによる米国特許第4,44
2,302 号明細書、Pineによる米国特許第4,361,640 号明
細書、Kai らによる米国特許第3,794,494 号明細書、Pr
oskow による米国特許第4,177,074 号明細書および同第
4,431,723 号明細書、およびWorns による米国特許第4,
517,279 号明細書に記載されている。
【0021】好適な半水性現像液は、通常、水混和性有
機溶媒とアルカリ性材料を含む。適当な水混和性有機溶
媒はイソプロパノール、ブタノール、ジアセトンアルコ
ール、1ーメトキシエタノール、2ーエトキシエタノー
ル、ブチルカルビトールおよび2ーnーブトキエタノー
ルを含む。適当なアルカリ性材料はアルカリ金属水酸
塩、アルカリ金属およびアルカリ土類金属のカルコゲ
ン、水酸塩および炭酸塩を含む。他の適当な水性現像液
の組み合わせは米国特許第3,796,602 号明細書に記載さ
れている。
【0022】上記した光重合性組成物は、当該技術分野
でよく知られた技術を用いて成分を混合することによ
る、いかなる適当な方法でも製造され得る。可撓性支持
体の上に設けられた光重合可能な材料の層を含む感光性
エレメントは、例えば溶媒注型(solvent-casting )、
ホットプレス、カレンダー掛け、あるいは押し出しによ
って光重合可能な組成物をシート状に成形し、そのシー
トを支持体に固定することによって製造され得る。適当
な支持体材料は金属シートあるいは金属箔と、付加重合
体や線状縮合重合体などのフィルム成形用合成樹脂ある
いは高分子化合物とを含む。好適な支持体材料はポリエ
ステルフィルムである。
【0023】ポリエステル、ポリスチレン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレンあるいはその他の剥離可能な材料か
らなる薄膜などの透明カバーシートは、感光層の保存あ
るいは取り扱い中に、その感光層の汚染あるいは感光層
への損傷を防止するために用いられる。溶媒現像可能な
光重合性組成物のために、ポリアミドや、ポリエチレン
とポリビニルアセテートの共重合体などからなる層のよ
うな、薄くても耐久性を有し、可撓性で溶媒に可溶な層
は、再利用防止、陰画あるいは透明陽画の重ね合わせ防
止、あるいは感光層表面との接触または配置の改良のた
めに、感光層の上部表面の上に置かれて用いられ得る。
【0024】一方、Gruetzmacherらによる米国特許第4,
427,759 号明細書および同第4,460,675 号明細書に開示
されたエレメントのような複合カバーエレメントも用い
られ得る。
【0025】印刷レリーフは、まず感光性エレメントの
選択された部分を化学線に露光させることによって、こ
の発明に従って製造され得る。特に、感光性エレメント
の選択された部分は、化学線に対し実質的に透明な領域
を有する透明陽画を介して露光される。
【0026】全ての照射線源からの化学線、および、全
タイプの化学線はイメージパターンの露光工程に用いら
れ得る。照射線は点照射線源から発するか、あるいは平
行線あるいは分岐ビームの形態をとり得る。化学線によ
って活性可能なフリーラジカル発生システムが、その最
大感度を紫外領域において示す限りにおいて、照射線源
は、好ましくは約300 〜700nm の波長範囲を有する、該
照射の効果的な量を供給すべきである。日光に加えて、
そのような照射に適した照射線源は、カーボンアーク、
水銀蒸気アーク、燐光体を発する紫外線照射部を備えた
蛍光ランプ、アルゴングローランプおよび写真用投光照
明灯を含む。上記で議論したように、イメージパターン
の露光は、またFusion lamp やWestern Quartz lamp の
ような高強度照射線源を使用することによって達成され
得る。
【0027】バックフラシュ(backflash )露光は、透
明な支持体を有するエレメントを用いてなされてもよ
い。バックフラシュは一般に360nm 付近の主波長を照射
する照射線源を用いる。その照射線源は、印刷板に感光
性を与え、かつ板のレリーフの深さを安定化させるのに
寄与する。バックフラシュの手順は、感光性樹脂層に、
均一性および支持体を介在させた相対的に短い時間の露
光を付与し、これによって支持体領域におけるバインダ
ーとモノマーを光架橋させる。
【0028】イメージパターンでの露光時間は、照射線
源の強度やエネルギの分光分布、照射線源の組成物から
の距離、および利用できる組成物の種類や量に依存し
て、1秒分のいくつから数分のいくつの範囲で変化させ
ることができる。
【0029】イメージパターンでの露光の後、像は適当
な現像液で洗浄することによって現像され得る。溶剤現
像は通常室温で行われ得る。現像時間は変化させること
ができるが、好ましい現像時間は25分以内である。現像
液は、浸漬、噴霧およびブラシ掛けあるいはローラー掛
けを含む、いかなる都合のよい方法に適用され得る。ブ
ラシ掛けは、組成物の未重合部分、あるいは非架橋部分
を除去するのを助ける。洗浄はしばしば自動処理機で実
行される。この機械は溶剤と機械的ブラシ掛けとを用
い、露光像とフロア(floor )とからなるレリーフ像を
残して印刷板の未露光部分を除去するものである。
【0030】溶剤現像に続いて、レリーフ印刷板は通常
塗りつぶされるか、あるいはきれいに拭き取られ、強制
気流であるいは赤外線オーブンで乾燥させられる。乾燥
時間および温度は変化させてもよいが、典型的には印刷
板は摂氏60度(華氏140 度)で30-120分間乾燥させられ
る。
【0031】脱粘着化は、印刷板の表面がまだ粘着性を
有する場合に適用され得る選択的な後の現像処理であ
る。粘着性は、臭素溶液あるいは塩素溶液を用いた処理
のような当該技術分野でよく知られた方法によって除去
され得る。例えば、現像され乾燥された表面は(1)化
学線に後処理として露光されたのち、(2)アルカリ性
モノ過硫酸塩および臭素塩の溶液で処理されるか、ある
いは(2)から(1)への順序で処理された感光性エラ
ストマーフレキソ印刷板の粘着性を除去する方法を教示
するGruetzmacherらによる米国特許第4,400,460 号明細
書およびドイツ特許第2823300 号明細書、米国特許第4,
400,459 号明細書を参照されたい。
【0032】300nm 以下の波長を有する照射線源に対す
る露光は、板の粘着性を除去するのに用いられてきた。
例えば、Nakamuraらによる欧州公開特許出願第0017927
号明細書は、200 〜300nm の範囲の波長を有する光を照
射する光源を用いて感光性エラストマー印刷板の粘着性
を除去する方法を記述する。開示された光源は、重水素
ランプ、低圧水銀ランプおよび殺菌ランプを含む。Gibs
onによる米国特許第4,806,506 号明細書、ここで資料に
よって具体化される開示内容は、現像された板が200 〜
300nm の範囲の波長を有する光による照射前に、乾燥さ
れた後、非プロトン性有機溶媒が印刷板の表面に適用さ
れた、イメージパターンで露光され溶剤現像された光重
合性フレキソ印刷のレリーフ印刷板の粘着性を除去する
改良方法を教示する。上記で議論したように、露光仕上
げは、またFusion lamp あるいはWestern Quartz lamp
のような高強度照射線源を使用することによって達成さ
れ得る。
【0033】フレキソ印刷の印刷板を製造する製造工程
の最終工程は、後処理露光工程である。フレキソ印刷の
印刷板は、光架橋工程が完全であること、およびその印
刷板の安定性が印刷および保存中に維持されるであろう
ということを確実なものとするために、典型例では後処
理として露光される。後処理露光は重合化を完全に行
い、かつ板の硬度を最大なものとするために用いられ
る。
【0034】本発明を実施するのに、後処理露光工程は
高強度照射線源、すなわち少なくとも100 ワット/イン
チの出力を有する照射線源を用いて実行される。照射線
源は、300 〜700nm の範囲での実質的な分光出力を有す
べきであり、光重合可能なエレメントの表面に少なくと
も30mW/cm2の強度を提供すべきである。
【0035】
【作用】本発明によれば、光重合可能な組成物を200 〜
700nm の波長範囲の光を放出する高エネルギー照射線源
に露光させることによって、高い寸法安定性を有するフ
レキソ印刷板を製造することができる。
【0036】以下の実施例は、本発明の実施を明らかに
するものである。
【0037】
【実施例】この実施例では、寸法安定性は、オーブン中
で行う経時試験であって、実際の使用者が行う印刷、在
庫および再使用の状況を模擬した経時試験により、決定
した。露光され、現像され、光停止され、そして後処理
露光された複数の板は、華氏140 度(摂氏60度)のオー
ブン中に2週間置いた。厚み損失は、材料板の厚みと、
オーブンで経時され全工程を完了した板の厚みとの差と
見なした。
【0038】裏面からの露光を決定するために、複数の
板は、各板の異なったセグメントが異なった時間(具体
的には、0 〜150 秒の範囲内)だけ露出されるように、
透明な支持体を通して露出された。そして、これらの板
は、洗いだし溶剤であるCyrel (登録商標)を用いて5
分間洗浄することにより現像し、1時間乾燥した。各露
出時間における板の現像されたフロアの厚さを測定し
た。好ましい裏面からの露光時間は、67〜125mil(0.17
〜0.32cm)の厚さの板に対して35〜40mil (0.09〜0.10
cm)の深さの一つのフロアを形成するに必要な時間であ
る。
【0039】主な露光試験は、反転補充なしで陽画のイ
メージを保持する(例えば、7milの線と2 %ハイライト
のドットを保持する)露光時間を決定するために用い
た。原板は上記決定された時間だけ全体に亙ってまず裏
面から露光した。そして、カバーシートを除去し、板の
異なった領域を異なった時間(具体的には、200 から60
0 秒、もしくはそれ以上)露光するように、板を試験陰
画を通して露光した。板は、前に述べたように現像され
た。露光時間は、印刷に使用するためにデザインされた
イメージ(例えば、ドロップアウトを持たず反転印刷の
あるインチあたり120 本の線を有するスクリーンの上に
7milの直線または2 %のハイライトなドット)を維持す
るために必要な最小の時間であった。
【0040】同様に、最終試験は、板の表面から粘着性
を除去するのに必要な最小の時間を決定するために用い
られた。板の表面がもう粘着していないかどうかを決定
するためのこの試験は、単に表面に触れて判断する主観
的な試験である。
【0041】(実施例1)この実施例は、高強度のエネ
ルギー源を後処理露光と脱粘着に使用する本発明の方法
を説明するものである。
【0042】有機の、溶媒- 現像性で、光感受性弾性化
合物の層と、ポリエステル支持体と、多層被覆エレメン
トとからなり、前記弾性化合物が、スチレン- イソプレ
ン-チレン ブロックコポリマーのバインダーと、エチ
レン様の不飽和モノマー、および光開始系を含有する、
そのような光重合性エレメントは、米国特許第4,427,75
9 号明細書に説明されているように、充分に準備されて
いる。
【0043】前記光重合性エレメントを、約368nm の中
心波長を有するUV蛍光灯(デュポン社製イメージングシ
ステム露光灯、部品番号276208-001、デラウエア州 ウ
イルミントン 在)を用いて支持体を通して約7mW/cm2
の強度の化学照射線に75秒間露光し、同一形状の重合さ
れたフロアを形成した。ポリエステルのカバーシートを
除去し、頂部表面をイメージに曝されたフィルム陰画を
介して8 分間同じUV蛍光灯を用いて露光し、硬化重合イ
メージを形成した。未硬化領域は表面をパークロロエチ
レンとブタノールの3 :1 の混合液で約5 分間ブラッシ
ングすることによって除去した。続いて、前記エレメン
トを60℃で120 分間乾燥した。室温に冷却したが、前記
エレメントは粘着性が残っていた。そして、前記エレメ
ントを、200 ワット/インチで、中圧、約78mW/cm2で20
0 〜700nm という広い波長照射範囲を有するUV水銀灯
(米国、カルフォルニア州、パスコ ローブルス在のウ
ェスタン クォーツ社製)二つからなる非常に高い強度
の照射源に露光させた。このエレメントは、照射源から
約4 インチ(10cm)の距離で19秒間露光させた。高強度
の露光後、板表面は充分に硬化し、粘着性も全くなかっ
た。
【0044】107milの厚みの原板から、最終の板は、た
った1.1mil薄くなっただけであり、その結果、印刷への
適用、在庫、および再使用を通して高い寸法安定性を示
した。
【0045】(比較例1)実施例1において説明された
と同様に、光重合性エレメントを露光させ、3 :1 のパ
ークロロエチレンとブタノールの混合液中で現像し、実
施例1での手順に従って乾燥した。このエレメントを室
温にまで冷やしたところ、その表面は粘着性があった。
そして、このエレメントを、254nm の中心波長を有する
32〜40W の殺菌灯からなる照射源に約2インチ(5cm )
の距離で7mW/cm2 で9 分間露光させることにより光停止
させた。そして、光停止させたエレメントを、板のフロ
アとイメージを形成するに使用したのと同様な蛍光灯を
用いて、10分間、後処理露光させた。
【0046】最後に得られた板には、3.8milの厚み減少
があった。実施例1の非常に高い強度の後処理露光した
板と比べると、この板は、印刷への適用、在庫、および
再使用を通して比較的弱い寸法安定性を示し、同時に、
別な方法の適用可能な印刷板では印刷できなかった。
(実施例2)光重合性エレメントは、Gruetzmacherの米
国特許第4,427,759 号明細書の実施例1に記載されたよ
うに調製した。このエレメントを、前記実施例1のよう
に、裏面およびイメージ位置への照射工程、非硬化領域
の洗いだし工程、乾燥および終了工程によって処理し
た。実施例1でのように、高強度紫外灯を後処理露光の
ため用いた。最後に得られた板は、107mil厚の原板から
たった1.3mil厚減少しただけであった。
【0047】(比較例2)実施例2で説明した光重合性
エレメントは、比較例1でのように処理した。現像され
た板は、厚みが3mil減少した。
【0048】(実施例3)市販の光感受性弾性化合物
を、裏面およびイメージパターン照射工程、非硬化領域
の洗いだし工程、乾燥および停止工程によって処理し
た。一組のエレメントは、前記実施例1に説明した高強
度紫外線灯を使用して終了させた。第2組のエレメント
を、比較例1に説明したように終了させた。表1の結果
は、本発明の方法を使用して、多種多様な市販の板の寸
法安定性が顕著に改善されたことを示している。同様の
結果が、他の市販の板においても、寸法安定性の改善と
いう項目で、得られた。
【0049】
【表1】
【0050】* 全工程終了後の板の使用者による印
刷、在庫および再使用状況を、華氏140 度(摂氏60度)
で2 週間炉焼することによって、模擬する試験である。
【0051】(実施例4)この実施例は、極高強度の照
射源を板の全ての露光を行うために使用した本発明の方
法を説明する。
【0052】光重合性エレメントは、スチレン- ブタジ
ェン- スチレン ブロック共重合体バインダー、エチレ
ン様不飽和モノマー、光開始剤系を含有する有機の、溶
媒-像性の光感受性弾性組成物と、ポリエリレン テレ
フタレート支持体、およびポリアミド被覆されたポリエ
ステルのカバーシートと、から構成されており、この光
重合性エレメントは、米国特許第4,323,637 号に説明さ
れているように充分に準備されている。
【0053】厚さ107milの原板から、この実施例で最終
的に得られる板は、たった1.6milの厚さ減少があっただ
けであった。
【0054】(比較例3)実施例4で説明した光重合性
エレメントを、露光し、3 :1 のパークロロエチレンと
ブタノールとの混合液中で現像し、乾燥し、そして比較
例1に説明したように後処理露光した。
【0055】厚み107milの原板から、最終的に得られる
板は3.4milの厚さ減少があった。
【0056】(実施例5)市販の光感受性弾性組成物の
シートを、全てのUV露光に高強度UV灯を用いて、裏面お
よびイメージ位置への照射工程、非硬化領域を洗い出す
工程、乾燥工程、および、実施例4で説明した終了およ
び硬化工程により、処理した。同様に、比較用のシート
を比較例3に説明したように処理した。厚み減少および
最適露光時間は、前記したように決定した。その結果を
以下の表2に示す。
【0057】
【表2】
【0058】* 全工程終了後の板の使用者による印
刷、在庫および再使用状況を、華氏140 度(摂氏60度)
で2 週間炉焼することによって、模擬する試験である。
【0059】
【表3】
【0060】* 後処理露光は、2種類行った。---
一つの光は254nm における終了露光であり、この光と共
に、または続いて第2の368nm のUV露光を行った。
【0061】(実施例6)市販の組成物のシートを、裏
面およびイメージパターン照射工程、非硬化領域の洗い
だし工程、乾燥工程、および全ての照射露光ために、お
よびわずかに長い露光時間で、他の極高強度UV灯を用い
て、実施例5に説明した終了および硬化工程により処理
した(Fusion社製、200 〜700nm の広い波長照射を有す
る、200 ワット/linear inch のUV硬化“D ”電球;Fu
sionUV硬化システム、米国、メリーランド20855 、ロッ
クビル、7600スタンディッシュ プレイス 在)。表4
は、本発明方法が様々な市販板の寸法安定性に顕著な改
善を示す比較の結果を表している。表5は、全てのUV露
光(裏面、イメージおよび最終終了および硬化)のため
の比較のUV露光時間を含んでいる。
【0062】
【表4】
【0063】* 全工程終了後の板の使用者による印
刷、在庫および再使用状況を、華氏140 度(摂氏60度)
で2 週間炉焼することによって、模擬する試験である。
【0064】
【表5】
【0065】* 後処理露光は、2種類行った。---
一つの光は254nm における終了露光であり、この光と共
に、または続いて第2の368nm のUV露光を行った。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、印刷板の表面を300 か
ら700nm範囲の広い波長照射を有する高エネルギー照射
源に後処理露光させることにより、工程終了後の印刷板
の粘着性を除去すると共に、該印刷板の寸法安定性を向
上させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンソニー ジェイ. バート アメリカ合衆国 08003 ニュージャー ジィ州 チェリー ヒル ガーウッド ドライブ 1755 (72)発明者 ロバート ジェイ. バーバイア アメリカ合衆国 19380 ペンシルバニ ア州 ウエスト チェスター ヒーザー リッジ サークル 241 (72)発明者 エス. アンドリース アール. デ ィ. セバスチャン アメリカ合衆国 37343 テネシー州 チャタヌーガ リッジポイント ロード 1522 (56)参考文献 特開 平1−121858(JP,A) 特開 昭57−186754(JP,A) 特開 昭55−135838(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A ) (a ) バインダー、 (b ) 光重合性モノマー、および (c ) 光開始剤系、 を含有する光重合性層にイメージパターン露光を行い、 (B ) 露光されず、重合されていない領域を洗いだし
    用現像剤により除去し、 (C ) 前記板を乾燥し、そして、 (D ) 得られたレリーフ印刷板を後処理露光し、前記
    後処理露光を高エネルギー照射源により行うことによっ
    て、フレキソ印刷板の寸法安定性を充分に改善すること
    を特徴とする光重合フレキソ印刷板の寸法安定化方法。
  2. 【請求項2】 前記工程C の後に、前記板を脱粘着化す
    ることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記高エネルギー源を脱粘着化と後処理
    露光とに同時に使用することを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 前記高エネルギー源をイメージの位置へ
    の露光に用いることを特徴とする請求項1ないし3のい
    ずれかに記載の方法。
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