JPH0592879A - エレベータの音声合成装置 - Google Patents
エレベータの音声合成装置Info
- Publication number
- JPH0592879A JPH0592879A JP3250616A JP25061691A JPH0592879A JP H0592879 A JPH0592879 A JP H0592879A JP 3250616 A JP3250616 A JP 3250616A JP 25061691 A JP25061691 A JP 25061691A JP H0592879 A JPH0592879 A JP H0592879A
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- JP
- Japan
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- data
- voice
- elevator
- voice synthesizing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、前述の従来の問題点を解決し、乗
客に充分な情報を提供できると共に不満を残さないエレ
ベ―タの音声合成装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 エレベ―タ利用者に音で報知する報知手段の
複数のディジタル音源デ―タと前記デ―タをアナログデ
―タに変換する手段と、複数のアナログデ―タを合成す
るミキシング装置と、前記報知手段から出力されたアナ
ログデ―タを増幅する増幅手段と前記デ―タを利用者に
報知する装置とエレベ―タ制御装置からの指令に応じて
複数の音源デ―タをサンプリング時間間隔で複数の音声
合成部に指令する手段によりエレベ―タの音声合成装置
を構成し、単一の報知装置から音声出力することを特徴
とする。
客に充分な情報を提供できると共に不満を残さないエレ
ベ―タの音声合成装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 エレベ―タ利用者に音で報知する報知手段の
複数のディジタル音源デ―タと前記デ―タをアナログデ
―タに変換する手段と、複数のアナログデ―タを合成す
るミキシング装置と、前記報知手段から出力されたアナ
ログデ―タを増幅する増幅手段と前記デ―タを利用者に
報知する装置とエレベ―タ制御装置からの指令に応じて
複数の音源デ―タをサンプリング時間間隔で複数の音声
合成部に指令する手段によりエレベ―タの音声合成装置
を構成し、単一の報知装置から音声出力することを特徴
とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの報知装置に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、建物の縦の交通機関であるエレベ
―タの利用環境を向上させる装置が多数使用されるよう
になった。特に音で乗客の報知する装置が増加している
傾向にある。その例としては (a)音声案内 (b)呼び登録時の登録音 (c)目的階到着を示すチャイム音 (d)積載荷重を越えた場合の警告ブザ―音 (e)戸閉動作を示すブザ―音 などがある。これらの装置は個々に独立した機能を有す
る構成となっている。
―タの利用環境を向上させる装置が多数使用されるよう
になった。特に音で乗客の報知する装置が増加している
傾向にある。その例としては (a)音声案内 (b)呼び登録時の登録音 (c)目的階到着を示すチャイム音 (d)積載荷重を越えた場合の警告ブザ―音 (e)戸閉動作を示すブザ―音 などがある。これらの装置は個々に独立した機能を有す
る構成となっている。
【0003】図6に一例としてエレベ―タかご1に設置
された報知装置を示す。上述の(a)は音声波形構成方
法(ADPCM、ADMなどのデ―タ圧縮方法)によっ
てIC化された音声案内装置2で構成されており、かご
上にスピ―カ―3を配置して乗客にメッセ―ジを音声で
報知している。上述の(b)は発音ブザ―4と呼ばれて
おり、かご呼びボタン9を押したことを音で報知するも
ので、かご操作盤5の下部に設置される。また素子とし
て圧電ブザ―が使用されることが多い。上述の(c)は
電子チャイムであり、かご1の上に6A、下に6Bがそ
れぞれ設置される。上述の(d)は過荷重ブザ―7であ
り警告機能であるため乗客にはっきり聞こえる音量が要
求される。上述の(e)は戸閉促進ブザ―8であり、電
磁ブザ―が使用されている場合が多い。このように上記
装置は各々が個々の装置構成になっており各々異なった
音を発生することを要求されている。
された報知装置を示す。上述の(a)は音声波形構成方
法(ADPCM、ADMなどのデ―タ圧縮方法)によっ
てIC化された音声案内装置2で構成されており、かご
上にスピ―カ―3を配置して乗客にメッセ―ジを音声で
報知している。上述の(b)は発音ブザ―4と呼ばれて
おり、かご呼びボタン9を押したことを音で報知するも
ので、かご操作盤5の下部に設置される。また素子とし
て圧電ブザ―が使用されることが多い。上述の(c)は
電子チャイムであり、かご1の上に6A、下に6Bがそ
れぞれ設置される。上述の(d)は過荷重ブザ―7であ
り警告機能であるため乗客にはっきり聞こえる音量が要
求される。上述の(e)は戸閉促進ブザ―8であり、電
磁ブザ―が使用されている場合が多い。このように上記
装置は各々が個々の装置構成になっており各々異なった
音を発生することを要求されている。
【0004】特に従来から全エレベ―タに採用されてい
る(d)はかご上に設置されており、(c)はかご上下
に設置、(a)はかご上にスピ―カ―を設置、(d)は
かご操作盤内に設置されている。
る(d)はかご上に設置されており、(c)はかご上下
に設置、(a)はかご上にスピ―カ―を設置、(d)は
かご操作盤内に設置されている。
【0005】これらの装置の多数は客先仕様により取り
付けるものが多く、その都度設置するようになってい
る。従って一般的なエレベ―タにはこれらの報知装置の
一部のみが設置されている。また図6をみてわかるよう
にこれらの装置はかご上に設置する場合が多くスペ―ス
を大きく必要としている問題点がある。
付けるものが多く、その都度設置するようになってい
る。従って一般的なエレベ―タにはこれらの報知装置の
一部のみが設置されている。また図6をみてわかるよう
にこれらの装置はかご上に設置する場合が多くスペ―ス
を大きく必要としている問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のエ
レベ―タでは同じ乗客に報知する目的であっても各所に
設置された装置から発せられる音であるために乗客にと
っては必ずしも満足な報知になっていない場合が多い。
レベ―タでは同じ乗客に報知する目的であっても各所に
設置された装置から発せられる音であるために乗客にと
っては必ずしも満足な報知になっていない場合が多い。
【0007】例えば音声案内の音声メッセ―ジはかご上
のスピ―カ―3からの音となるため乗客にとって頭方向
からの報知となるので聞き取りにくい場合がある。また
かごの機械的な構造に音が左右される欠点がある。
のスピ―カ―3からの音となるため乗客にとって頭方向
からの報知となるので聞き取りにくい場合がある。また
かごの機械的な構造に音が左右される欠点がある。
【0008】次に呼び登録時の登録音報知はかご呼びボ
タンを押したことを報知する音であるがこの装置はかご
操作盤5下部に設置されることが多く、かご呼びボタン
9を押す動作に対して下の方から報知されることにな
る。
タンを押したことを報知する音であるがこの装置はかご
操作盤5下部に設置されることが多く、かご呼びボタン
9を押す動作に対して下の方から報知されることにな
る。
【0009】目的階到着チャイム6A,6Bがかご内乗
客と共に乗り場待ち客に報知することもあって上昇運転
時はかご上のチャイム6Aが鳴動、下降運転時はかご下
のチャイム6Bが鳴動するようになっている。このよう
に従来装置では必ずしも乗客の側に立った配置となって
いない問題点があった。本発明は、前述の従来の問題点
を解決し、乗客に充分な情報を提供できると共に不満を
残さないエレベ―タの音声合成装置を提供することを目
的としている。
客と共に乗り場待ち客に報知することもあって上昇運転
時はかご上のチャイム6Aが鳴動、下降運転時はかご下
のチャイム6Bが鳴動するようになっている。このよう
に従来装置では必ずしも乗客の側に立った配置となって
いない問題点があった。本発明は、前述の従来の問題点
を解決し、乗客に充分な情報を提供できると共に不満を
残さないエレベ―タの音声合成装置を提供することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明はエレベ
―タに設置される報知機能をまとめて行える装置を提供
するものである。
―タに設置される報知機能をまとめて行える装置を提供
するものである。
【0011】従来の音声案内装置2は図7に示すように
エレベ―タ機械室内の制御装置からの指令をデ―タ受信
部10で受信し、その指令に従って制御用CPU11が記憶
部12に格納された手順によってデ―タを解析して音声案
内メッセ―ジ指令を音声合成部13に命令する。音声合成
部13は音声デ―タ格納部14に記憶された音声デ―タを音
声合成方法に従ってサンプリング時間間隔で読みだして
D/A変換した後にスピ―カ―3に出力する。本例では
音声合成部13はLPF(ロ―パスフィルタ)を格納し、
かつ音声増幅機能を有した処理系となっている。
エレベ―タ機械室内の制御装置からの指令をデ―タ受信
部10で受信し、その指令に従って制御用CPU11が記憶
部12に格納された手順によってデ―タを解析して音声案
内メッセ―ジ指令を音声合成部13に命令する。音声合成
部13は音声デ―タ格納部14に記憶された音声デ―タを音
声合成方法に従ってサンプリング時間間隔で読みだして
D/A変換した後にスピ―カ―3に出力する。本例では
音声合成部13はLPF(ロ―パスフィルタ)を格納し、
かつ音声増幅機能を有した処理系となっている。
【0012】本発明はこの音声合成波形がミキシング可
能な構成とし、各記憶部内には対応する音源の音声デ―
タを装備することにより集中した機能を有する装置とす
ることができるものである。この構成を図1に示す。
能な構成とし、各記憶部内には対応する音源の音声デ―
タを装備することにより集中した機能を有する装置とす
ることができるものである。この構成を図1に示す。
【0013】本発明は複数の音源デ―タを格納した音源
デ―タ記憶部14と前記複数の音源デ―タを復元する手段
を有するデ―タ復元部13と音源デ―タを合成する波形合
成部15と乗客に報知するための増幅部16と波形を音に変
換する出力部3とエレベ―タ制御装置からの音源指令を
解読して音源デ―タを再現するための音源選択部11によ
り構される。本発明の構成ではかご操作盤5内に本装置
を格納し、かご内乗客に報知することを目的としている
ので装置自体を小型化する必要があ。従って前記構成の
具体例としては音源デ―タは集積度の高いROMなどに
より構成する場合が多い。また、この音源デ―タを再現
する手段としてはADPCM、PCM、ADMなどの再
現手段が良く知られている方法である。これらの音源再
現手段では音源の再生に必要な記憶量は約64Kbit/秒程
度となる。一般的に得られるROM容量は現在2Mbit程
度が一般化されており、これを演算すると約32sec 程度
の音声の記憶が可能となるわけである。
デ―タ記憶部14と前記複数の音源デ―タを復元する手段
を有するデ―タ復元部13と音源デ―タを合成する波形合
成部15と乗客に報知するための増幅部16と波形を音に変
換する出力部3とエレベ―タ制御装置からの音源指令を
解読して音源デ―タを再現するための音源選択部11によ
り構される。本発明の構成ではかご操作盤5内に本装置
を格納し、かご内乗客に報知することを目的としている
ので装置自体を小型化する必要があ。従って前記構成の
具体例としては音源デ―タは集積度の高いROMなどに
より構成する場合が多い。また、この音源デ―タを再現
する手段としてはADPCM、PCM、ADMなどの再
現手段が良く知られている方法である。これらの音源再
現手段では音源の再生に必要な記憶量は約64Kbit/秒程
度となる。一般的に得られるROM容量は現在2Mbit程
度が一般化されており、これを演算すると約32sec 程度
の音声の記憶が可能となるわけである。
【0014】
【実施例】本発明を採用した実施例について説明する。
【0015】最近のエレベ―タにおける音声合成装置は
エレベ―タかご内の操作盤内に格納されるようになって
きている。これはかご内乗客に対る音声出力が操作盤上
部から出力されると乗客の耳の高さから発声できるため
聞き取りやすい構成とすることができるためである。
エレベ―タかご内の操作盤内に格納されるようになって
きている。これはかご内乗客に対る音声出力が操作盤上
部から出力されると乗客の耳の高さから発声できるため
聞き取りやすい構成とすることができるためである。
【0016】この場合の装置外形は100mm ×100mm ×20
mm程度の大きさとすることができ、かつ音声出力用のス
ピ―カを一体化できる構成とすることができる。この実
施例では図2に示すように制御用CPU11と音声合成部
13A、13B、13Cと音声デ―タ格納部14とミキシング部
15とスピ―カ―3で構成されている。制御用CPU11は
エレベ―タ制御装置からの放送指令を受信し、この受信
デ―タを音声合成部13用にデ―タ変換する機能を行って
いる。
mm程度の大きさとすることができ、かつ音声出力用のス
ピ―カを一体化できる構成とすることができる。この実
施例では図2に示すように制御用CPU11と音声合成部
13A、13B、13Cと音声デ―タ格納部14とミキシング部
15とスピ―カ―3で構成されている。制御用CPU11は
エレベ―タ制御装置からの放送指令を受信し、この受信
デ―タを音声合成部13用にデ―タ変換する機能を行って
いる。
【0017】音声合成部13は前述のようにADPCM方
法で再生できる機能を有している。従って音声合成部13
は音声デ―タ格納部14に格納されたディジタルデ―タを
サンプリング間隔で読みとってアナログデ―タに変換し
てミキシング部15に出力するようにしている。
法で再生できる機能を有している。従って音声合成部13
は音声デ―タ格納部14に格納されたディジタルデ―タを
サンプリング間隔で読みとってアナログデ―タに変換し
てミキシング部15に出力するようにしている。
【0018】ところが一般的にADPCMではサンプリ
ング周波数が16KHz のため約60マイクロ秒間隔でデ―タ
を読みとれば充分である。この時、一般的なCPUのデ
―タ読みとり可能時間は約 500ナノ秒であるから 100倍
程度の余裕時間があることがわかる。このタイミングチ
ャ―トを図3に示す。図3において制御用CPU11が音
声デ―タ格納部14からのデ―タを読みだし各音声合成部
13A,13B,13Cに指令しており、各音声合成部の出力
すなわち音声波形をタイミングチャ―トに表現してい
る。制御用CPU11はサンプリング周期に同期して音声
デ―タ格納部14からデ―タを読み出す。この音声デ―タ
格納部14はROMなどの記憶装置で構成されているので
一般的なマイクロコンピュ―タ回路のバランス相当の処
理系となる。当然、制御用CPU11からサンプリング時
間分のデ―タを読み出すので1バイト分のデ―タで完了
することができる。これに要する時間が前述の 500ナノ
秒である。サンプリング時間より次に音声合成部Aにデ
―タを供給する必要があるのは60マイクロ秒後であるの
で制御用CPU11は充分な余裕時間がある。これを利用
して音声合成部13B、13Cにデ―タを出力すれば図3に
タイミングチャ―トを得る。これを利用すれば複数の放
送内容を同時に出力できる訳である。
ング周波数が16KHz のため約60マイクロ秒間隔でデ―タ
を読みとれば充分である。この時、一般的なCPUのデ
―タ読みとり可能時間は約 500ナノ秒であるから 100倍
程度の余裕時間があることがわかる。このタイミングチ
ャ―トを図3に示す。図3において制御用CPU11が音
声デ―タ格納部14からのデ―タを読みだし各音声合成部
13A,13B,13Cに指令しており、各音声合成部の出力
すなわち音声波形をタイミングチャ―トに表現してい
る。制御用CPU11はサンプリング周期に同期して音声
デ―タ格納部14からデ―タを読み出す。この音声デ―タ
格納部14はROMなどの記憶装置で構成されているので
一般的なマイクロコンピュ―タ回路のバランス相当の処
理系となる。当然、制御用CPU11からサンプリング時
間分のデ―タを読み出すので1バイト分のデ―タで完了
することができる。これに要する時間が前述の 500ナノ
秒である。サンプリング時間より次に音声合成部Aにデ
―タを供給する必要があるのは60マイクロ秒後であるの
で制御用CPU11は充分な余裕時間がある。これを利用
して音声合成部13B、13Cにデ―タを出力すれば図3に
タイミングチャ―トを得る。これを利用すれば複数の放
送内容を同時に出力できる訳である。
【0019】また本発明では音声メッセ―ジと他のアラ
―ム用の音を同時に出力すれば良いわけであるから比較
的長時間の制御が必要な音声メッセ―ジを優先的に処理
し、他のアラ―ム音は短時間に処理するようにすれば良
い。参考までに、この音声デ―タ格納部アクセス回数は
アラ―ム音の場合、最短で200ミリ秒となる。
―ム用の音を同時に出力すれば良いわけであるから比較
的長時間の制御が必要な音声メッセ―ジを優先的に処理
し、他のアラ―ム音は短時間に処理するようにすれば良
い。参考までに、この音声デ―タ格納部アクセス回数は
アラ―ム音の場合、最短で200ミリ秒となる。
【0020】また、実際に本装置が設置される場所とし
ては操作盤5内に格納される図4のような形となる。図
4は図6の操作盤5のみを拡大表現した図でありかご呼
びボタン9の上部に設置している。この位置はエレベ―
タかご床面から1300mm程度上になるので乗客にとって聞
きやすい位置である。前述の処理を実施するためのフロ
―チャ―トを図5に示す。図5は制御用CPU11の処理
手順を示し、記憶部12の処理内容である。ステップ1は
エレベ―タ制御装置からの指令を受信するデ―タ受信部
10の内容を制御用CPU11が読みとる処理を意味してい
る。ステップ2からステップ6は音声合成部13Aの処理
内容を示している。
ては操作盤5内に格納される図4のような形となる。図
4は図6の操作盤5のみを拡大表現した図でありかご呼
びボタン9の上部に設置している。この位置はエレベ―
タかご床面から1300mm程度上になるので乗客にとって聞
きやすい位置である。前述の処理を実施するためのフロ
―チャ―トを図5に示す。図5は制御用CPU11の処理
手順を示し、記憶部12の処理内容である。ステップ1は
エレベ―タ制御装置からの指令を受信するデ―タ受信部
10の内容を制御用CPU11が読みとる処理を意味してい
る。ステップ2からステップ6は音声合成部13Aの処理
内容を示している。
【0021】ステップ2は音声合成装置13Aが出力する
メッセ―ジAをミキシング部15に出力中か否かを判定し
ている。本ステップでメッセ―ジAが出力していなけれ
ばステップ3以降の音声合成初期ステップを実行する。
また出力中であればステップ5以降のサンプリング処理
を実行するわけである。
メッセ―ジAをミキシング部15に出力中か否かを判定し
ている。本ステップでメッセ―ジAが出力していなけれ
ばステップ3以降の音声合成初期ステップを実行する。
また出力中であればステップ5以降のサンプリング処理
を実行するわけである。
【0022】ステップ3ではメッセ―ジAが出力されて
いないことを判定済みであるのでステップ1で算出した
メッセ―ジ出力指令があるか判定している。ここでメッ
セ―ジ出力指令がなければ7以降のメッセ―ジB,Cの
処理ステップに移る。ステップ4はメッセ―ジ出力指令
が最初に発生した時にサンプリング時間を初期化する処
理である。サンプリング時間は音声を合成するための基
本的な時間間隔であり本実施例では60マイクロ秒に設定
している。このことは図5の処理手順は最大60マイクロ
秒で完了しなければならないことを示している。一般的
に制御用CPU11の1実行時間は1マイクロ秒と換算す
ると約60ステップで処理を完了する必要があるわけであ
る。このことより本発明の実施としては3メッセ―ジ程
度が限界となる。
いないことを判定済みであるのでステップ1で算出した
メッセ―ジ出力指令があるか判定している。ここでメッ
セ―ジ出力指令がなければ7以降のメッセ―ジB,Cの
処理ステップに移る。ステップ4はメッセ―ジ出力指令
が最初に発生した時にサンプリング時間を初期化する処
理である。サンプリング時間は音声を合成するための基
本的な時間間隔であり本実施例では60マイクロ秒に設定
している。このことは図5の処理手順は最大60マイクロ
秒で完了しなければならないことを示している。一般的
に制御用CPU11の1実行時間は1マイクロ秒と換算す
ると約60ステップで処理を完了する必要があるわけであ
る。このことより本発明の実施としては3メッセ―ジ程
度が限界となる。
【0023】ステップ5ではこのサンプリング時間の判
定を実施している。この時間であった場合音声デ―タ格
納部10から音声デ―タを読みだし音声合成部13Aにデ―
タを出力する処理が行われる。(ステップ6) ステップ7はメッセ―ジBに対する処理。ステップ8は
メッセ―ジCに対る処理である。
定を実施している。この時間であった場合音声デ―タ格
納部10から音声デ―タを読みだし音声合成部13Aにデ―
タを出力する処理が行われる。(ステップ6) ステップ7はメッセ―ジBに対する処理。ステップ8は
メッセ―ジCに対る処理である。
【0024】本実施例によればかご操作盤内に格納した
音声合成装置で乗客に対する音声メッセ―ジとかご呼び
登録音、着床チャイム音、警報ブザ―音などを本装置の
みで報知でき、かつ乗客が取りやすい高さから音声出力
できるため従来構成に比べ優れた機能を乗客に提供する
ことができる。また各音は電子化された音声デ―タ格納
部に配置されるために常に一定の音質を有することがで
き従来のように音質劣化などの経時変化がない。
音声合成装置で乗客に対する音声メッセ―ジとかご呼び
登録音、着床チャイム音、警報ブザ―音などを本装置の
みで報知でき、かつ乗客が取りやすい高さから音声出力
できるため従来構成に比べ優れた機能を乗客に提供する
ことができる。また各音は電子化された音声デ―タ格納
部に配置されるために常に一定の音質を有することがで
き従来のように音質劣化などの経時変化がない。
【0025】先の実施例ではかご操作盤内に設置した例
を示したが当然エレベ―タ乗場に設置することも容易に
できる。この場合にはエレベ―タ待ち客に対してエレベ
―タの到着時間の音声メッセ―ジ報知と共に到着チャイ
ム音を出力できる。また上記例の拡張として自号機メッ
セ―ジだけでなく他号機メッセ―ジも同時に処理するこ
とも可能である。
を示したが当然エレベ―タ乗場に設置することも容易に
できる。この場合にはエレベ―タ待ち客に対してエレベ
―タの到着時間の音声メッセ―ジ報知と共に到着チャイ
ム音を出力できる。また上記例の拡張として自号機メッ
セ―ジだけでなく他号機メッセ―ジも同時に処理するこ
とも可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明によればエレベ―タ利用客に対す
る報知機能が1個所に集中した装置とすることができる
ので利用者から見て最適な位置での音声または音出力が
可能となる。これによって騒がしい場所においても確実
に報知することができる利点がある。
る報知機能が1個所に集中した装置とすることができる
ので利用者から見て最適な位置での音声または音出力が
可能となる。これによって騒がしい場所においても確実
に報知することができる利点がある。
【0027】また同様に利用者のインタフェ―ス装置
(例えば呼び登録装置、表示装置など)の大きさに影響
されない装置が提供できるばかりでなく小型形状とする
ことができ、格納しやすい利点がある。当然、従来と比
べて安価に作成することもできるわけである。また本発
明では今後も集積度が向上できるICを使用しているの
で将来的には更に小型にできる可能性も有している。
(例えば呼び登録装置、表示装置など)の大きさに影響
されない装置が提供できるばかりでなく小型形状とする
ことができ、格納しやすい利点がある。当然、従来と比
べて安価に作成することもできるわけである。また本発
明では今後も集積度が向上できるICを使用しているの
で将来的には更に小型にできる可能性も有している。
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例であるエレベ―タ音声合成装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
【図3】本発明の一実施例におけるタイミングチャ―ト
図である。
図である。
【図4】本発明の一実施例におけるかご内操作盤の外観
図である。
図である。
【図5】本発明の一実施例の動作を示すフロ―チャ―ト
図である。
図である。
【図6】従来装置の外観図である。
【図7】従来装置のブロック図である。
3…スピ―カ― 11…制御用CPU 12…記憶部 13A…音声合成部A 13B…音声合成部B 13C…音声合成部C 14…音声デ―タ格納部 10…デ―タ受信部 15…ミキシング部
Claims (1)
- 【請求項1】 エレベ―タ利用者に音で報知する報知手
段の複数のディジタル音源デ―タと前記デ―タをアナロ
グデ―タに変換する手段と、複数のアナログデ―タを合
成するミキシング装置と、前記報知手段から出力された
アナログデ―タを増幅する増幅手段と前記デ―タを利用
者に報知する装置とエレベ―タ制御装置からの指令に応
じて複数の音源デ―タサンプリング時間間隔で複数の音
声合成部に指令する手段を備え、単一の報知装置から音
声出力することを特徴するエレベータの音声合成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25061691A JP3190077B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | エレベータの音声合成装置 |
TW081107756A TW213891B (en) | 1991-09-30 | 1992-09-30 | Sound synthesizer for elevator |
KR1019920017843A KR970002134B1 (ko) | 1991-09-30 | 1992-09-30 | 엘리베이터의 음성합성장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25061691A JP3190077B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | エレベータの音声合成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0592879A true JPH0592879A (ja) | 1993-04-16 |
JP3190077B2 JP3190077B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=17210507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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