JPH08301540A - エレベータ用オートアナウンス装置 - Google Patents
エレベータ用オートアナウンス装置Info
- Publication number
- JPH08301540A JPH08301540A JP10937695A JP10937695A JPH08301540A JP H08301540 A JPH08301540 A JP H08301540A JP 10937695 A JP10937695 A JP 10937695A JP 10937695 A JP10937695 A JP 10937695A JP H08301540 A JPH08301540 A JP H08301540A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- announcement
- noise
- volume
- elevator
- automatic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 3
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 3
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 3
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 暗騒音に応じた音量調整可能なオートアナウ
ンス装置を提供する。 【構成】 オートアナウンス装置付きエレベータは、か
ご4の天井部上方にスピーカ3が取り付けられ、エレベ
ータのかご4内には、騒音検出装置6が取り付けられて
いる。エレベータの昇降路の最上階には機械室7が設け
られ、機械室7には、制御盤1とアナウンス装置2とが
設置されている。制御盤1は、アナウンス装置2と接続
され、制御盤1には、騒音検知装置6を駆動させる時間
帯を設定するタイマー5が設けられている。アナウンス
装置2は、制御盤1からのアナウンス指令によって、記
憶されているメッセージデータの中から必要に応じてメ
ッセージデータを選択し、このメッセージデータを音声
に変換すると共に、騒音検出装置6の出力に応じて、音
量を調整してスピーカ3からメッセージをアナウンスす
る。
ンス装置を提供する。 【構成】 オートアナウンス装置付きエレベータは、か
ご4の天井部上方にスピーカ3が取り付けられ、エレベ
ータのかご4内には、騒音検出装置6が取り付けられて
いる。エレベータの昇降路の最上階には機械室7が設け
られ、機械室7には、制御盤1とアナウンス装置2とが
設置されている。制御盤1は、アナウンス装置2と接続
され、制御盤1には、騒音検知装置6を駆動させる時間
帯を設定するタイマー5が設けられている。アナウンス
装置2は、制御盤1からのアナウンス指令によって、記
憶されているメッセージデータの中から必要に応じてメ
ッセージデータを選択し、このメッセージデータを音声
に変換すると共に、騒音検出装置6の出力に応じて、音
量を調整してスピーカ3からメッセージをアナウンスす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータ用オートアナ
ウンス装置、特に暗騒音を検出してエレベータのアナウ
ンスの音量を調節するオートアナウンス装置に関する。
ウンス装置、特に暗騒音を検出してエレベータのアナウ
ンスの音量を調節するオートアナウンス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ホテルや病院等には、オートア
ナウンス装置付きのエレベータが設置されている。図4
に示すように、このオートアナウンス装置付きエレベー
タは、かご4の天井部上方にスピーカ3が取り付けられ
ている。また、エレベータの昇降路の最上階には機械室
7が設けられ、この機械室7には、制御盤1とアナウン
ス装置2とが設置されている。制御盤1は、アナウンス
装置2と接続されており、アナウンス装置2にアナウン
スを行うようアナウンス指令を出力する。また、アナウ
ンス装置2は、制御盤1からのアナウンス指令によっ
て、後述するように、記憶されているメッセージデータ
等の中から必要に応じてメッセージデータ等を選択し、
このメッセージデータを音声に変換して、このメッセー
ジがスピーカ3からアナウンスされる。
ナウンス装置付きのエレベータが設置されている。図4
に示すように、このオートアナウンス装置付きエレベー
タは、かご4の天井部上方にスピーカ3が取り付けられ
ている。また、エレベータの昇降路の最上階には機械室
7が設けられ、この機械室7には、制御盤1とアナウン
ス装置2とが設置されている。制御盤1は、アナウンス
装置2と接続されており、アナウンス装置2にアナウン
スを行うようアナウンス指令を出力する。また、アナウ
ンス装置2は、制御盤1からのアナウンス指令によっ
て、後述するように、記憶されているメッセージデータ
等の中から必要に応じてメッセージデータ等を選択し、
このメッセージデータを音声に変換して、このメッセー
ジがスピーカ3からアナウンスされる。
【0003】図5には、上記エレベータのオートアナウ
ンス装置の構成が示されている。制御盤1に設けられた
アナウンス指令回路12から、アナウンス指令がアナウ
ンス装置2の入力インターフェイス21を介してCPU
22に出力される。ここで、アナウンス指令は、例えば
メッセージ内容と放送音量とからなる。CPU22は、
入力したアナウンス指令に応じて発報制御ROM24に
制御アドレスを出力する。発報制御ROM24は、記憶
している発報制御データ、例えば音量制御データから、
入力した制御アドレスに対応する音量制御データを選択
し、この選択された音量制御データをCPU22に出力
する。また、CPU22は、メッセージの内容に応じ
て、音成データROM25に音声アドレスを出力する。
音成データROM25は、記憶している音声データ、例
えばメッセージデータから、入力した音声アドレスに対
応するメッセージデータを選択し、この選択されたメッ
セージデータからなる音声データをCPU22に出力す
る。CPU22は、発報制御データと音声データとを音
声合成回路23(例えば、D/A変換フィルタ)に出力
し、音声合成回路23は、音声データをまず音声に変換
する。音声は、増幅器26によって増幅される。ここ
で、増幅器26には、音声調整ボリューム37が接続さ
れている。この音声調整ボリューム37は、可変抵抗器
からなり、発報制御データに基づいて、増幅器26で増
幅される音量をある範囲内で可変することができる。そ
して、所望の音量に増幅されたメッセージの音声がスピ
ーカ3よりアナウンスされる。
ンス装置の構成が示されている。制御盤1に設けられた
アナウンス指令回路12から、アナウンス指令がアナウ
ンス装置2の入力インターフェイス21を介してCPU
22に出力される。ここで、アナウンス指令は、例えば
メッセージ内容と放送音量とからなる。CPU22は、
入力したアナウンス指令に応じて発報制御ROM24に
制御アドレスを出力する。発報制御ROM24は、記憶
している発報制御データ、例えば音量制御データから、
入力した制御アドレスに対応する音量制御データを選択
し、この選択された音量制御データをCPU22に出力
する。また、CPU22は、メッセージの内容に応じ
て、音成データROM25に音声アドレスを出力する。
音成データROM25は、記憶している音声データ、例
えばメッセージデータから、入力した音声アドレスに対
応するメッセージデータを選択し、この選択されたメッ
セージデータからなる音声データをCPU22に出力す
る。CPU22は、発報制御データと音声データとを音
声合成回路23(例えば、D/A変換フィルタ)に出力
し、音声合成回路23は、音声データをまず音声に変換
する。音声は、増幅器26によって増幅される。ここ
で、増幅器26には、音声調整ボリューム37が接続さ
れている。この音声調整ボリューム37は、可変抵抗器
からなり、発報制御データに基づいて、増幅器26で増
幅される音量をある範囲内で可変することができる。そ
して、所望の音量に増幅されたメッセージの音声がスピ
ーカ3よりアナウンスされる。
【0004】上記オートアナウンス装置の動作につい
て、図6のフローチャートを用いて説明する。まず制御
盤1に設けられたアナウンス指令回路12から、上述の
アナウンス指令がアナウンス装置2のCPU22に出力
される(S201)。CPU22は、発報制御ROM2
4や音成データROM25から出力された発報の制御デ
ータ及び音声データを入力し、各データを音声合成回路
23に出力して、この各データに基づいて上述の如く処
理されたメッセージがスピーカ3からアナウンスされる
(S202)。そして、所定のメッセージのアナウンス
が完了すると(S203)、アナウンス動作を終了す
る。
て、図6のフローチャートを用いて説明する。まず制御
盤1に設けられたアナウンス指令回路12から、上述の
アナウンス指令がアナウンス装置2のCPU22に出力
される(S201)。CPU22は、発報制御ROM2
4や音成データROM25から出力された発報の制御デ
ータ及び音声データを入力し、各データを音声合成回路
23に出力して、この各データに基づいて上述の如く処
理されたメッセージがスピーカ3からアナウンスされる
(S202)。そして、所定のメッセージのアナウンス
が完了すると(S203)、アナウンス動作を終了す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、日中と夜間で
は周囲環境における騒音(以下「暗騒音」)の度合いが
相違する。
は周囲環境における騒音(以下「暗騒音」)の度合いが
相違する。
【0006】しかしながら、上記構成のオートアナウン
ス装置は、アナウンス音量を音声調整ボリュウム37
(図5参照)によって調整することができるが、暗騒音
を考慮して暗騒音に応じた音量調整を行うことは困難で
あった。
ス装置は、アナウンス音量を音声調整ボリュウム37
(図5参照)によって調整することができるが、暗騒音
を考慮して暗騒音に応じた音量調整を行うことは困難で
あった。
【0007】このため、特にホテルや病院等では、夜間
におけるエレベータからのアナウンスがうるさい等の苦
情が発生する傾向があった。
におけるエレベータからのアナウンスがうるさい等の苦
情が発生する傾向があった。
【0008】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
り、その目的は、暗騒音に応じた音量調整可能なエレベ
ータ用オートアナウンス装置を提供することである。
り、その目的は、暗騒音に応じた音量調整可能なエレベ
ータ用オートアナウンス装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明に係るエレベータ用オートアナウン
ス装置は、以下の特徴を有する。
するために、本発明に係るエレベータ用オートアナウン
ス装置は、以下の特徴を有する。
【0010】(1)かご内に取り付けられた騒音検知装
置と、前記騒音検知器の出力に応じてアナウンスの音量
を調整するアナウンス装置とを有する。
置と、前記騒音検知器の出力に応じてアナウンスの音量
を調整するアナウンス装置とを有する。
【0011】(2)上記(1)に記載のオートアナウン
ス装置において、更に、前記騒音検知装置を駆動させる
時間帯を設定するタイマーを有する。
ス装置において、更に、前記騒音検知装置を駆動させる
時間帯を設定するタイマーを有する。
【0012】(3)上記(1)又は(2)に記載のオー
トアナウンス装置において、前記アナウンス装置は、前
記騒音検知器の出力に応じてアナウンスの音量を調整す
る音量調整器を有する。
トアナウンス装置において、前記アナウンス装置は、前
記騒音検知器の出力に応じてアナウンスの音量を調整す
る音量調整器を有する。
【0013】
【作用】以上のように構成された本発明に係るエレベー
タ用オートアナウンス装置によれば、かご内に騒音検知
装置を取り付けられたことにより、日中と夜間における
い周囲環境における騒音(すなわち、暗騒音)の度合い
を検知し、この暗騒音の度合いに応じて、メッセージの
アナウンスを行うことができる。
タ用オートアナウンス装置によれば、かご内に騒音検知
装置を取り付けられたことにより、日中と夜間における
い周囲環境における騒音(すなわち、暗騒音)の度合い
を検知し、この暗騒音の度合いに応じて、メッセージの
アナウンスを行うことができる。
【0014】また、騒音検知装置がかご内に取り付けら
れているので、生活圏内の暗騒音を検出することができ
る。このため、適正な音量でアナウンスを行うことがで
きる。
れているので、生活圏内の暗騒音を検出することができ
る。このため、適正な音量でアナウンスを行うことがで
きる。
【0015】また、騒音検知装置を駆動させる時間帯を
設定するタイマーを設置することにより、特定の時間帯
の暗騒音に応じたアナウンスの音量調整を行うことがで
きる。従って、例えば上記タイマーを夜間の任意の時間
帯に設定すれば、特に夜間の騒音の少ないときにおける
アナウンスの音量を調整することができる。
設定するタイマーを設置することにより、特定の時間帯
の暗騒音に応じたアナウンスの音量調整を行うことがで
きる。従って、例えば上記タイマーを夜間の任意の時間
帯に設定すれば、特に夜間の騒音の少ないときにおける
アナウンスの音量を調整することができる。
【0016】更に、上記アナウンス装置は、騒音検知器
の出力に応じてアナウンスの音量を調整する音量調整器
を有するので、暗騒音の度合いに応じたアナウンスの音
量調整を行うことができる。
の出力に応じてアナウンスの音量を調整する音量調整器
を有するので、暗騒音の度合いに応じたアナウンスの音
量調整を行うことができる。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な一実施
例を説明する。
例を説明する。
【0018】図1は、本発明に係るエレベータ用オート
アナウンス装置付きエレベータの全体構成を示す図であ
る。また、図2は、図1のオートアナウンス装置の構成
を示す図であり、図3は、本発明に係るエレベータ用オ
ートアナウンス装置の動作を説明するフローチャートで
ある。尚、先に述べたエレベータ及びオートアナウンス
装置と同様の構成要素には同一符号を付しその説明を省
略する。
アナウンス装置付きエレベータの全体構成を示す図であ
る。また、図2は、図1のオートアナウンス装置の構成
を示す図であり、図3は、本発明に係るエレベータ用オ
ートアナウンス装置の動作を説明するフローチャートで
ある。尚、先に述べたエレベータ及びオートアナウンス
装置と同様の構成要素には同一符号を付しその説明を省
略する。
【0019】本実施例のオートアナウンス装置は、従来
のオートアナウンス装置の構成に加え、図1に示すよう
に、エレベータのかご4内には、騒音検出装置6が取り
付けられている。また、制御盤1には、騒音検知装置6
を駆動させる時間帯を設定するタイマー5が設けられて
いる。また、図2に示すように、制御盤1には、更に上
記騒音検出装置6から出力される騒音量を受信し暗騒音
の度合いに応じてアナウンス装置2に騒音情報を出す騒
音検出回路14と、騒音検出装置6を駆動させる時間帯
を設定するタイマー回路16とが設けられてる。更に、
増幅器26に接続される音量調整器27は、可変抵抗器
とこの可変抵抗器に接続されたコンデンサとからなる。
のオートアナウンス装置の構成に加え、図1に示すよう
に、エレベータのかご4内には、騒音検出装置6が取り
付けられている。また、制御盤1には、騒音検知装置6
を駆動させる時間帯を設定するタイマー5が設けられて
いる。また、図2に示すように、制御盤1には、更に上
記騒音検出装置6から出力される騒音量を受信し暗騒音
の度合いに応じてアナウンス装置2に騒音情報を出す騒
音検出回路14と、騒音検出装置6を駆動させる時間帯
を設定するタイマー回路16とが設けられてる。更に、
増幅器26に接続される音量調整器27は、可変抵抗器
とこの可変抵抗器に接続されたコンデンサとからなる。
【0020】次に、図2及び図3を用いて、本実施例の
オートアナウンス装置の動作について説明する。
オートアナウンス装置の動作について説明する。
【0021】制御盤1のアナウンス指令回路12からア
ナウンス指令が、CPU22に出力される(S10
1)。また、タイマー回路16からタイマーを設定する
時間帯の情報が、騒音検出回路14から騒音量の情報
が、それぞれCPU22に出力される。CPU22は、
タイマー回路16からの出力に基づいて、タイマー回路
16に設定された時間帯、例えば夜間であるか否かを判
定する(S102)。ここで、設定された時間帯(例え
ば、夜間)であると判定された場合には、CPU22
は、次いで騒音検出装置6で検出された騒音量と、CP
U22に予め設定されている騒音量(以下、所定騒音量
という)とを比較し、検出された騒音量が所定騒音量未
満であれば「騒音を感知しない」と判定し、一方検出さ
れた騒音量が所定騒音量以上であれば「騒音を感知し
た」と判定する(S103)。ここで、CPU22にお
いて、「騒音を感知しない」と判定した場合には、CP
U22は、音声合成回路23を介して増幅器26に接続
された音量調整器27に、アナウンス指令回路12から
のアナウンス指令に騒音検出回路14からの騒音情報を
加味した音量制御データを送る。これにより、コンデン
サ及び可変抵抗器の動作が制御され、増幅器26におけ
る音声の増幅量が抑制される。すなわち、タイマーでセ
ットされた時間帯であって騒音が感知されない場合に
は、音量調整器27では、上記音量制御データに基づい
て、コンデンサによって可変抵抗器に流れる電流量が制
限される。従って、この時の可変抵抗器の抵抗値は、ア
ナウンス指令のみに基づく抵抗値より高くなり、増幅器
26における音声の増幅量が抑制される。すなわち、増
幅器26は、アナウンス指令回路12からのアナウンス
指令に、騒音検出装置6からの暗騒音情報を加味した増
幅量で、メッセージの音声を増幅する(S104)。従
って、スピーカ3からは、上記アナウンス指令のみに基
づく音量よりも小さい音量でメッセージがアナウンスさ
れる(S105)。そして、所定のメッセージの出力が
完了すると(S106)、アナウンス動作を終了する。
ナウンス指令が、CPU22に出力される(S10
1)。また、タイマー回路16からタイマーを設定する
時間帯の情報が、騒音検出回路14から騒音量の情報
が、それぞれCPU22に出力される。CPU22は、
タイマー回路16からの出力に基づいて、タイマー回路
16に設定された時間帯、例えば夜間であるか否かを判
定する(S102)。ここで、設定された時間帯(例え
ば、夜間)であると判定された場合には、CPU22
は、次いで騒音検出装置6で検出された騒音量と、CP
U22に予め設定されている騒音量(以下、所定騒音量
という)とを比較し、検出された騒音量が所定騒音量未
満であれば「騒音を感知しない」と判定し、一方検出さ
れた騒音量が所定騒音量以上であれば「騒音を感知し
た」と判定する(S103)。ここで、CPU22にお
いて、「騒音を感知しない」と判定した場合には、CP
U22は、音声合成回路23を介して増幅器26に接続
された音量調整器27に、アナウンス指令回路12から
のアナウンス指令に騒音検出回路14からの騒音情報を
加味した音量制御データを送る。これにより、コンデン
サ及び可変抵抗器の動作が制御され、増幅器26におけ
る音声の増幅量が抑制される。すなわち、タイマーでセ
ットされた時間帯であって騒音が感知されない場合に
は、音量調整器27では、上記音量制御データに基づい
て、コンデンサによって可変抵抗器に流れる電流量が制
限される。従って、この時の可変抵抗器の抵抗値は、ア
ナウンス指令のみに基づく抵抗値より高くなり、増幅器
26における音声の増幅量が抑制される。すなわち、増
幅器26は、アナウンス指令回路12からのアナウンス
指令に、騒音検出装置6からの暗騒音情報を加味した増
幅量で、メッセージの音声を増幅する(S104)。従
って、スピーカ3からは、上記アナウンス指令のみに基
づく音量よりも小さい音量でメッセージがアナウンスさ
れる(S105)。そして、所定のメッセージの出力が
完了すると(S106)、アナウンス動作を終了する。
【0022】上記動作において、CPU22が、タイマ
ー回路16からの出力に基づいて、タイマー回路16に
設定された時間帯(例えば、夜間)でないと判定した場
合には(S102)、暗騒音を検出することなく、増幅
器26は、アナウンス指令回路12からのアナウンス指
令のみからなる音量制御データに基づいて、音声を増幅
する。すなわち、CPU22は、音量調整器27の可変
抵抗器に流れる電流量を、コンデンサによって制限しな
い。従って、可変抵抗器の抵抗は、上記アナウンス指令
のみに基づいた抵抗値となるので、増幅器26は、上記
アナウンス指令のみに基づいて音声を増幅し、スピーカ
3からは、上記アナウンス指令のみに基づく音量でメッ
セージがアナウンスされる(S105)。そして、所定
のメッセージの出力が完了すると(S106)、アナウ
ンス動作を終了する。
ー回路16からの出力に基づいて、タイマー回路16に
設定された時間帯(例えば、夜間)でないと判定した場
合には(S102)、暗騒音を検出することなく、増幅
器26は、アナウンス指令回路12からのアナウンス指
令のみからなる音量制御データに基づいて、音声を増幅
する。すなわち、CPU22は、音量調整器27の可変
抵抗器に流れる電流量を、コンデンサによって制限しな
い。従って、可変抵抗器の抵抗は、上記アナウンス指令
のみに基づいた抵抗値となるので、増幅器26は、上記
アナウンス指令のみに基づいて音声を増幅し、スピーカ
3からは、上記アナウンス指令のみに基づく音量でメッ
セージがアナウンスされる(S105)。そして、所定
のメッセージの出力が完了すると(S106)、アナウ
ンス動作を終了する。
【0023】また、上記動作において、CPU22が
「騒音を感知した」と判定した場合(S103)、すな
わちタイマーでセットされた時間帯であって騒音が感知
された場合にも、上記同様CPU22は、音量調整器2
7の可変抵抗器に流れる電流量を、コンデンサによって
制限しない。従って、可変抵抗器の抵抗は、上記アナウ
ンス指令のみに基づいた抵抗値となる。従って、増幅器
26は、上記アナウンス指令のみに基づいて音声を増幅
し、スピーカ3からは、上記アナウンス指令のみに基づ
く音量でメッセージがアナウンスされる(S105)。
そして、所定のメッセージの出力が完了すると(S10
6)、アナウンス動作を終了する。
「騒音を感知した」と判定した場合(S103)、すな
わちタイマーでセットされた時間帯であって騒音が感知
された場合にも、上記同様CPU22は、音量調整器2
7の可変抵抗器に流れる電流量を、コンデンサによって
制限しない。従って、可変抵抗器の抵抗は、上記アナウ
ンス指令のみに基づいた抵抗値となる。従って、増幅器
26は、上記アナウンス指令のみに基づいて音声を増幅
し、スピーカ3からは、上記アナウンス指令のみに基づ
く音量でメッセージがアナウンスされる(S105)。
そして、所定のメッセージの出力が完了すると(S10
6)、アナウンス動作を終了する。
【0024】以上より、本実施例のオートアナウンス装
置によれば、例えば日中と夜間における暗騒音に応じ
て、メッセージのアナウンスをすることができる。
置によれば、例えば日中と夜間における暗騒音に応じ
て、メッセージのアナウンスをすることができる。
【0025】尚、可変抵抗器に流れる電流量をコンデン
サにより制御する場合、暗騒音の度合いに応じて複数段
階で制御することとすれば、暗騒音に応じて更にきめ細
かく音量を調整してメッセージをアナウンスすることが
できる。
サにより制御する場合、暗騒音の度合いに応じて複数段
階で制御することとすれば、暗騒音に応じて更にきめ細
かく音量を調整してメッセージをアナウンスすることが
できる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るエレベータ
用オートアナウンス装置によれば、かご内に騒音検知装
置を取り付けられたことにより、日中と夜間における周
囲環境における騒音(すなわち、暗騒音)の度合いを検
知し、この暗騒音の度合いに応じて、メッセージのアナ
ウンスを行うことができる。
用オートアナウンス装置によれば、かご内に騒音検知装
置を取り付けられたことにより、日中と夜間における周
囲環境における騒音(すなわち、暗騒音)の度合いを検
知し、この暗騒音の度合いに応じて、メッセージのアナ
ウンスを行うことができる。
【0027】また、騒音検知装置を駆動させる時間帯を
設定するタイマーを設置することにより、特定の時間帯
の暗騒音に応じたアナウンスの音量調整を行うことがで
きる。従って、例えば上記タイマーを夜間の任意の時間
帯に設定すれば、特に夜間の騒音の少ないときにおける
アナウンスの音量を調整することができる。
設定するタイマーを設置することにより、特定の時間帯
の暗騒音に応じたアナウンスの音量調整を行うことがで
きる。従って、例えば上記タイマーを夜間の任意の時間
帯に設定すれば、特に夜間の騒音の少ないときにおける
アナウンスの音量を調整することができる。
【0028】更に、上記アナウンス装置は、騒音検知器
の出力に応じてアナウンスの音量を調整する音量調整器
を有するので、暗騒音の度合いに応じたアナウンスの音
量調整を行うことができる。
の出力に応じてアナウンスの音量を調整する音量調整器
を有するので、暗騒音の度合いに応じたアナウンスの音
量調整を行うことができる。
【0029】以上、上記構成のアートアナウンス装置に
よれば、特に騒音の少ない夜間において、適正音量でメ
ッセージをアナウンスすることができる。従って、例え
ばホテルや病院等において、夜間のエレベータからのア
ナウンスに関する苦情は、激減する可能性がある。
よれば、特に騒音の少ない夜間において、適正音量でメ
ッセージをアナウンスすることができる。従って、例え
ばホテルや病院等において、夜間のエレベータからのア
ナウンスに関する苦情は、激減する可能性がある。
【図1】 本発明に係るエレベータ用オートアナウンス
装置付きエレベータの全体構成を示す図である。
装置付きエレベータの全体構成を示す図である。
【図2】 図1のオートアナウンス装置の構成を示す図
である。
である。
【図3】 本発明に係るエレベータ用オートアナウンス
装置の動作を説明するフローチャートである。
装置の動作を説明するフローチャートである。
【図4】従来のエレベータ用オートアナウンス装置付き
エレベータの全体構成を示す図である。
エレベータの全体構成を示す図である。
【図5】 図4のオートアナウンス装置の構成を示す図
である。
である。
【図6】 従来のエレベータ用オートアナウンス装置の
動作を説明するフローチャートである。
動作を説明するフローチャートである。
1 制御盤、2 アナウンス装置、3 スピーカ、4
かご、5 タイマー、6 騒音検出装置。
かご、5 タイマー、6 騒音検出装置。
Claims (3)
- 【請求項1】 かご内に取り付けられた騒音検知装置
と、 前記騒音検知器の出力に応じてアナウンスの音量を調整
するアナウンス装置と、 を有することを特徴とするエレベータ用オートアナウン
ス装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のオートアナウンス装置
において、 更に、前記騒音検知装置を駆動させる時間帯を設定する
タイマーを有することを特徴とするエレベータ用オート
アナウンス装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のオートア
ナウンス装置において、 前記アナウンス装置は、前記騒音検知器の出力に応じて
アナウンスの音量を調整する音量調整器を有することを
特徴とするエレベータ用オートアナウンス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10937695A JPH08301540A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | エレベータ用オートアナウンス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10937695A JPH08301540A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | エレベータ用オートアナウンス装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08301540A true JPH08301540A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14508680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10937695A Pending JPH08301540A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | エレベータ用オートアナウンス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08301540A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012224419A (ja) * | 2011-04-15 | 2012-11-15 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベータの遠隔監視システム |
CN109720952A (zh) * | 2017-10-30 | 2019-05-07 | 上海三菱电梯有限公司 | 目的楼层登记装置及电梯运行系统 |
CN111847151A (zh) * | 2019-04-26 | 2020-10-30 | 通力股份公司 | 用于生成电梯系统的多个信号通知元件的检查信息的方案 |
-
1995
- 1995-05-08 JP JP10937695A patent/JPH08301540A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012224419A (ja) * | 2011-04-15 | 2012-11-15 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベータの遠隔監視システム |
CN109720952A (zh) * | 2017-10-30 | 2019-05-07 | 上海三菱电梯有限公司 | 目的楼层登记装置及电梯运行系统 |
CN111847151A (zh) * | 2019-04-26 | 2020-10-30 | 通力股份公司 | 用于生成电梯系统的多个信号通知元件的检查信息的方案 |
CN111847151B (zh) * | 2019-04-26 | 2023-05-23 | 通力股份公司 | 用于生成电梯系统的多个信号通知元件的检查信息的方案 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1067682B1 (en) | Ambient adjusted volume control for in-vehicle messages | |
US20040179701A1 (en) | Dynamic volume adjustment in a slot machine | |
JPH08301540A (ja) | エレベータ用オートアナウンス装置 | |
JP2001354367A (ja) | エレベータのアナウンス装置 | |
JPH04358676A (ja) | エレベータの乗り場報知装置 | |
JPH11261355A (ja) | スピーカー音量自動調整機能システム及びスピーカー音量自動調整方法 | |
JPH0426237A (ja) | 音場の暗騒音検出方法及び自動レベル制御拡声システム | |
JP2021075172A (ja) | 音響出力装置、及びこれを用いた音声認識装置 | |
JPH0936683A (ja) | 自動音量調整回路 | |
JPS6048435B2 (ja) | エレベ−タの通報装置 | |
JPH0475992A (ja) | エレベータの放送装置 | |
JPS6334000A (ja) | 音響装置 | |
EP3421404B1 (en) | Method for operating a car operating panel for an elevator | |
JP2692301B2 (ja) | 歩行者音声サービス装置 | |
JP2571662Y2 (ja) | 警報機 | |
JP2010159927A (ja) | リモコン装置およびリモコンシステム | |
JPH06247646A (ja) | エレベータホール用音声案内装置 | |
JPH02277306A (ja) | 音量制御回路 | |
JPH0678390A (ja) | 音量自動調整方法並びにその装置 | |
JPH08208141A (ja) | エレベータの音声案内装置 | |
JPH05149600A (ja) | 空気調和機 | |
JP2003335468A (ja) | エレベータの自動放送装置 | |
JPH09322285A (ja) | 音量自動調節機能付きスピーカ | |
JP2001156563A (ja) | 音量制御装置および音量制御方法 | |
JPS6256008A (ja) | 自動音量調整拡声装置 |