JPH11261355A - スピーカー音量自動調整機能システム及びスピーカー音量自動調整方法 - Google Patents
スピーカー音量自動調整機能システム及びスピーカー音量自動調整方法Info
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- JPH11261355A JPH11261355A JP6369798A JP6369798A JPH11261355A JP H11261355 A JPH11261355 A JP H11261355A JP 6369798 A JP6369798 A JP 6369798A JP 6369798 A JP6369798 A JP 6369798A JP H11261355 A JPH11261355 A JP H11261355A
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- speaker
- noise
- noise level
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置の置かれた周囲の雑音レベルにスピーカ
ーの音量を対応させるためには、手動による調整が主で
あった。本発明の目的は、装置の置かれた周辺の定常的
な雑音レベルに応じたスピーカーの音量を出力するスピ
ーカー音量自動調整機能システム及びスピーカー音量自
動調整方法を提供することにある。 【解決手段】 前記目的を達成するため、本発明による
スピーカー音量自動調整機能システムは、スピーカーに
雑音検知用マイクを取り付けることによりスピーカー周
辺の定常的な雑音レベルを検知し、この検知した雑音レ
ベルに応じてスピーカー音量を自動調整することによ
り、常に理想的なスピーカー音量を送出することを可能
にするシステム及び方法である。
ーの音量を対応させるためには、手動による調整が主で
あった。本発明の目的は、装置の置かれた周辺の定常的
な雑音レベルに応じたスピーカーの音量を出力するスピ
ーカー音量自動調整機能システム及びスピーカー音量自
動調整方法を提供することにある。 【解決手段】 前記目的を達成するため、本発明による
スピーカー音量自動調整機能システムは、スピーカーに
雑音検知用マイクを取り付けることによりスピーカー周
辺の定常的な雑音レベルを検知し、この検知した雑音レ
ベルに応じてスピーカー音量を自動調整することによ
り、常に理想的なスピーカー音量を送出することを可能
にするシステム及び方法である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は周囲の雑音レベルに
応じてスピーカーの音量を自動的に調整するスピーカー
音量自動調整機能システム及びスピーカー音量自動調整
方法に関するものである。
応じてスピーカーの音量を自動的に調整するスピーカー
音量自動調整機能システム及びスピーカー音量自動調整
方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、スピーカーの音量は一旦設定され
ると再度設定されるまで保持され、スピーカー周辺の雑
音が大きいとスピーカーからの音量が聞こえづらく、ま
た、スピーカー周辺の雑音が小さいとスピーカーからの
音量が大きすぎるという問題が発生した。従って、雑音
があるとスピーカーの音量を上げ、雑音が無くなるとス
ピーカーの音量を下げるという手動による操作が行われ
ていた。以上の問題点に鑑み、特開平４−３５２２９９
に記載のスピーカーを備える装置は、装置が置かれた環
境内のノイズを検出するマイクロフォンなどのノイズ検
出手段と、該ノイズ検出手段の出力に応答して、スピー
カー出力の音量を調整する音量調整手段とを備え、装置
を取り囲む騒音状態に応じて自動的に適切な音量調整を
行う。また、特開平５ー３０５８８に記載の自動音量調
整装置は、周囲の雑音を集音するマイクロフォンと音量
調整手段とを備え、作動中の音量レベルに対する雑音レ
ベルの比率が基準値を超えた場合には、越えた比率に応
じてスピーカーの音量増幅回路を制御する。
ると再度設定されるまで保持され、スピーカー周辺の雑
音が大きいとスピーカーからの音量が聞こえづらく、ま
た、スピーカー周辺の雑音が小さいとスピーカーからの
音量が大きすぎるという問題が発生した。従って、雑音
があるとスピーカーの音量を上げ、雑音が無くなるとス
ピーカーの音量を下げるという手動による操作が行われ
ていた。以上の問題点に鑑み、特開平４−３５２２９９
に記載のスピーカーを備える装置は、装置が置かれた環
境内のノイズを検出するマイクロフォンなどのノイズ検
出手段と、該ノイズ検出手段の出力に応答して、スピー
カー出力の音量を調整する音量調整手段とを備え、装置
を取り囲む騒音状態に応じて自動的に適切な音量調整を
行う。また、特開平５ー３０５８８に記載の自動音量調
整装置は、周囲の雑音を集音するマイクロフォンと音量
調整手段とを備え、作動中の音量レベルに対する雑音レ
ベルの比率が基準値を超えた場合には、越えた比率に応
じてスピーカーの音量増幅回路を制御する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記自
動音量装置においては、マイクロホン等の集音装置で集
音した雑音レベルに応じて、スピーカーの増幅比率を変
化させているため、一過性の雑音ノイズに対して過敏に
反応してしまうという問題点が発生する。特開平５ー３
０５８８に記載の自動音量調整装置は、周囲の雑音レベ
ルの信号を平滑化するための積分回路が設けられている
が、突発的に大きい雑音が発生した場合には、やはり同
様に反応してしまう。以上のように、周囲の雑音レベル
の変化に対してスピーカーの音量が過敏に反応してしま
うため、スピーカーの音がかえって聞き取りにくくなっ
てしまうことがあった。例えば、一過性の大音量の雑音
の発生により、スピーカーの音量が大きくなり、またす
ぐに小さくなるという現象が発生した。
動音量装置においては、マイクロホン等の集音装置で集
音した雑音レベルに応じて、スピーカーの増幅比率を変
化させているため、一過性の雑音ノイズに対して過敏に
反応してしまうという問題点が発生する。特開平５ー３
０５８８に記載の自動音量調整装置は、周囲の雑音レベ
ルの信号を平滑化するための積分回路が設けられている
が、突発的に大きい雑音が発生した場合には、やはり同
様に反応してしまう。以上のように、周囲の雑音レベル
の変化に対してスピーカーの音量が過敏に反応してしま
うため、スピーカーの音がかえって聞き取りにくくなっ
てしまうことがあった。例えば、一過性の大音量の雑音
の発生により、スピーカーの音量が大きくなり、またす
ぐに小さくなるという現象が発生した。
【０００４】以上の問題点に鑑み、本発明は、必要以上
のスピーカーの増幅率変更を防ぎ、安定したスピーカー
の音量自動調整機能システムを提供することを目的とす
る。
のスピーカーの増幅率変更を防ぎ、安定したスピーカー
の音量自動調整機能システムを提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明のうち請求項１に記載の発明は、装置が置か
れた環境周辺の音を集音する集音手段と、前記集音され
た音の中から定常的な雑音を検出する雑音レベル検知手
段と、前記雑音レベル検知手段の出力に応じてスピーカ
ーの増幅率を変更するスピーカーアンプ率可変手段とを
備えるスピーカー音量自動調整機能システムであること
を特徴とする。また本発明のうち請求項２に記載の発明
は、装置が置かれた環境周辺の音を集音する集音手段
と、前記集音された音から一過性の大入力ノイズを除去
するフィルタと、前記フィルタ通過後の信号から雑音を
検出する雑音レベル検知手段と、前記雑音レベル検知手
段の出力に応じてスピーカーの増幅率を変更するスピー
カーアンプ率可変手段とを備えるスピーカー音量自動調
整機能システムであることを特徴とする。また本発明の
うち請求項３に記載の発明は、請求項１または請求項２
に記載の発明がさらに前記雑音レベル検知手段がタイマ
ー制御手段を有しているスピーカー音量自動調整機能シ
ステムであることを特徴とする。
め、本発明のうち請求項１に記載の発明は、装置が置か
れた環境周辺の音を集音する集音手段と、前記集音され
た音の中から定常的な雑音を検出する雑音レベル検知手
段と、前記雑音レベル検知手段の出力に応じてスピーカ
ーの増幅率を変更するスピーカーアンプ率可変手段とを
備えるスピーカー音量自動調整機能システムであること
を特徴とする。また本発明のうち請求項２に記載の発明
は、装置が置かれた環境周辺の音を集音する集音手段
と、前記集音された音から一過性の大入力ノイズを除去
するフィルタと、前記フィルタ通過後の信号から雑音を
検出する雑音レベル検知手段と、前記雑音レベル検知手
段の出力に応じてスピーカーの増幅率を変更するスピー
カーアンプ率可変手段とを備えるスピーカー音量自動調
整機能システムであることを特徴とする。また本発明の
うち請求項３に記載の発明は、請求項１または請求項２
に記載の発明がさらに前記雑音レベル検知手段がタイマ
ー制御手段を有しているスピーカー音量自動調整機能シ
ステムであることを特徴とする。
【０００６】また本発明のうち請求項４に記載の発明
は、前記タイマー制御手段がスピーカーアンプ率可変手
段への信号出力間隔を決定するものであり、前記信号出
力間隔を可変に設定できる請求項３に記載のスピーカー
音量自動調整機能システムであることを特徴とする。ま
た本発明のうち請求項５に記載の発明は、前記タイマー
制御手段がスピーカーアンプ率可変手段への信号出力間
隔を決定するものであり、前記信号出力間隔が雑音レベ
ルの変化率によって自動に調整される請求項３に記載の
スピーカー音量自動調整機能システムであることを特徴
とする。また本発明のうち請求項６に記載の発明は、装
置に配設された集音手段が装置の置かれた環境周辺の音
を集音する手順と、雑音レベル検知手段により前記集音
された音の中から定常的な雑音を検出する手順と、スピ
ーカーアンプ率可変手段により前記雑音レベル検知手段
の出力に応じてスピーカーの増幅率を変更する手順とか
ら成るスピーカー音量自動調整方法であることを特徴と
する。
は、前記タイマー制御手段がスピーカーアンプ率可変手
段への信号出力間隔を決定するものであり、前記信号出
力間隔を可変に設定できる請求項３に記載のスピーカー
音量自動調整機能システムであることを特徴とする。ま
た本発明のうち請求項５に記載の発明は、前記タイマー
制御手段がスピーカーアンプ率可変手段への信号出力間
隔を決定するものであり、前記信号出力間隔が雑音レベ
ルの変化率によって自動に調整される請求項３に記載の
スピーカー音量自動調整機能システムであることを特徴
とする。また本発明のうち請求項６に記載の発明は、装
置に配設された集音手段が装置の置かれた環境周辺の音
を集音する手順と、雑音レベル検知手段により前記集音
された音の中から定常的な雑音を検出する手順と、スピ
ーカーアンプ率可変手段により前記雑音レベル検知手段
の出力に応じてスピーカーの増幅率を変更する手順とか
ら成るスピーカー音量自動調整方法であることを特徴と
する。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の一実施の形態で
あるスピーカー音量自動調整機能システムの外観を示す
図である。スピーカー１の前面にスピーカー１周辺の雑
音を集音する専用マイク２を内蔵している。図２は、本
発明の一実施の形態であるスピーカー音量自動調節機能
システムのブロック図である。スピーカー１周辺の雑音
を集音する専用マイク２から入力した雑音を雑音レベル
検知回路３にてレベル検出し、このレベル検知信号を入
力したスピーカーアンプ率変更回路４は、レベル検知信
号に応じてスピーカー信号のアンプ率を変更する。
あるスピーカー音量自動調整機能システムの外観を示す
図である。スピーカー１の前面にスピーカー１周辺の雑
音を集音する専用マイク２を内蔵している。図２は、本
発明の一実施の形態であるスピーカー音量自動調節機能
システムのブロック図である。スピーカー１周辺の雑音
を集音する専用マイク２から入力した雑音を雑音レベル
検知回路３にてレベル検出し、このレベル検知信号を入
力したスピーカーアンプ率変更回路４は、レベル検知信
号に応じてスピーカー信号のアンプ率を変更する。
【０００８】各ブロックの動作について図２を参照して
詳細に説明する。専用マイク２から入力したスピーカー
１周辺の雑音は、雑音レベル検知回路３にてレベル検出
される。雑音レベル検知回路３は、一定時間検知した雑
音レベルのうち、一過性の大入力信号レベルを除いたも
のについて平均し、ディジタル化する。前記ディジタル
化したレベル信号は、スピーカーアンプ率可変回路４に
送出される。スピーカーアンプ率可変回路４は、前記デ
ィジタル化されたレベル信号を受けて、アナログスイッ
チ及び可変抵抗のスイッチングにより、スピーカー信号
の増幅率を変更することにより、スピーカーの音量を変
更する。
詳細に説明する。専用マイク２から入力したスピーカー
１周辺の雑音は、雑音レベル検知回路３にてレベル検出
される。雑音レベル検知回路３は、一定時間検知した雑
音レベルのうち、一過性の大入力信号レベルを除いたも
のについて平均し、ディジタル化する。前記ディジタル
化したレベル信号は、スピーカーアンプ率可変回路４に
送出される。スピーカーアンプ率可変回路４は、前記デ
ィジタル化されたレベル信号を受けて、アナログスイッ
チ及び可変抵抗のスイッチングにより、スピーカー信号
の増幅率を変更することにより、スピーカーの音量を変
更する。
【０００９】図３は、本発明の他の実施の形態であるス
ピーカー音量自動調節機能システムのブロック図であ
る。スピーカー１周辺の雑音は、専用マイク２により集
音され、フィルタ回路６を通過して雑音レベル検知回路
３に入力する。フィルタ回路６は、突発的な大入力ノイ
ズを除去するためのフィルタであり、定常的な雑音ノイ
ズのみが雑音レベル検知回路３に入力するようになる。
次の雑音レベル検知回路３は、一定時間検知した雑音レ
ベルの平均をディジタル化したレベル検知信号をスピー
カーアンプ率可変回路４に送出する。
ピーカー音量自動調節機能システムのブロック図であ
る。スピーカー１周辺の雑音は、専用マイク２により集
音され、フィルタ回路６を通過して雑音レベル検知回路
３に入力する。フィルタ回路６は、突発的な大入力ノイ
ズを除去するためのフィルタであり、定常的な雑音ノイ
ズのみが雑音レベル検知回路３に入力するようになる。
次の雑音レベル検知回路３は、一定時間検知した雑音レ
ベルの平均をディジタル化したレベル検知信号をスピー
カーアンプ率可変回路４に送出する。
【００１０】また、雑音レベル検知回路３の出力部に
は、タイマー制御回路７が設けられている。タイマー制
御回路７は、雑音レベル検知回路３から出力されるレベ
ル検知信号の出力間隔の制御を行う。出力間隔は、スピ
ーカーを含む装置の置かれた周辺環境あるいは、スピー
カーを含む装置の用途に応じて設定を変更する。例え
ば、カーステレオのスピーカー装置など、スピーカー周
辺の状況の変化が速く、スピーカーから常時音声が流れ
ているような場合はスピーカー音量の調整の間隔は短く
設定する方がよい。また、ＦＡＸの着信音等の音量のよ
うに、調整間隔が長くても十分に機能するものもある。
このように、適切な調整間隔をタイマー回路に設定す
る。また前記調整間隔は、周囲の雑音の状態に応じて自
動的に調整することも可能である。例えば、昼間は装置
周辺に人の動きがあり、雑音レベルが短い周期で変化す
るような場合、タイマー回路に設定する調整時間周期を
自動的に短かくし、夜間の比較的静かな状態では、調整
時間周期を長くするというように自動調整を行う。
は、タイマー制御回路７が設けられている。タイマー制
御回路７は、雑音レベル検知回路３から出力されるレベ
ル検知信号の出力間隔の制御を行う。出力間隔は、スピ
ーカーを含む装置の置かれた周辺環境あるいは、スピー
カーを含む装置の用途に応じて設定を変更する。例え
ば、カーステレオのスピーカー装置など、スピーカー周
辺の状況の変化が速く、スピーカーから常時音声が流れ
ているような場合はスピーカー音量の調整の間隔は短く
設定する方がよい。また、ＦＡＸの着信音等の音量のよ
うに、調整間隔が長くても十分に機能するものもある。
このように、適切な調整間隔をタイマー回路に設定す
る。また前記調整間隔は、周囲の雑音の状態に応じて自
動的に調整することも可能である。例えば、昼間は装置
周辺に人の動きがあり、雑音レベルが短い周期で変化す
るような場合、タイマー回路に設定する調整時間周期を
自動的に短かくし、夜間の比較的静かな状態では、調整
時間周期を長くするというように自動調整を行う。
【００１１】
【発明の効果】本発明のスピーカー音量自動調節機能シ
ステムによれば、専用マイク等の集音手段によりスピー
カー周辺の雑音が集音され、雑音レベル検知手段により
集音された音の中から定常的な雑音が検出され、スピー
カーアンプ率可変手段により雑音レベル検知手段の出力
に応じて自動的にスピーカーの増幅率を変更することが
できる。このため、スピーカー周辺の雑音レベルに応じ
てスピーカーの音量が自動的に変更されることにより、
理想的なスピーカー音量が送出されるという効果を得る
ことが出来る。また、請求項２に記載のスピーカー音量
自動調整機能システムでは、突発的な大入力ノイズをフ
ィルタにより除去するため、より安定したスピーカーの
音量自動調整システムが可能となる。
ステムによれば、専用マイク等の集音手段によりスピー
カー周辺の雑音が集音され、雑音レベル検知手段により
集音された音の中から定常的な雑音が検出され、スピー
カーアンプ率可変手段により雑音レベル検知手段の出力
に応じて自動的にスピーカーの増幅率を変更することが
できる。このため、スピーカー周辺の雑音レベルに応じ
てスピーカーの音量が自動的に変更されることにより、
理想的なスピーカー音量が送出されるという効果を得る
ことが出来る。また、請求項２に記載のスピーカー音量
自動調整機能システムでは、突発的な大入力ノイズをフ
ィルタにより除去するため、より安定したスピーカーの
音量自動調整システムが可能となる。
【００１２】また、請求項３、４または５に記載のスピ
ーカー音量自動調整機能システムは、タイマー回路を設
け、雑音レベル検知回路からの出力間隔を制御すること
ができるため、スピーカーの音量調節が必要以上に頻繁
に行われることが防止され、より安定したスピーカー音
量を出力することを可能にする。請求６に記載のスピー
カー音量自動調整方法によれば、前記効果と同様の効果
が得られる。
ーカー音量自動調整機能システムは、タイマー回路を設
け、雑音レベル検知回路からの出力間隔を制御すること
ができるため、スピーカーの音量調節が必要以上に頻繁
に行われることが防止され、より安定したスピーカー音
量を出力することを可能にする。請求６に記載のスピー
カー音量自動調整方法によれば、前記効果と同様の効果
が得られる。
【図１】 本発明の一実施の形態であるスピーカー音量
自動調整機能システムの外観を示す図である。
自動調整機能システムの外観を示す図である。
【図２】 本発明の一実施の形態であるスピーカー音量
自動調節機能システムのブロック図である。
自動調節機能システムのブロック図である。
【図３】 本発明の他の実施の形態であるスピーカー音
量自動調節機能システムのブロック図である。
量自動調節機能システムのブロック図である。
１ スピーカー ２ （雑音集音用）専用マイク ３ 雑音レベル検知回路 ４ スピーカーアンプ率可変回路 ５ スピーカー ６ フィルタ回路 ７ タイマー制御回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１１年５月１４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上の目的を解決するた
め、本発明のうち請求項１に記載の発明は、装置が置か
れた環境周囲の音を集める集音手段と、前記集められた
音から一過性の大入力ノイズを除去するフィルタと、前
記フィルタ通過後の信号から定常的な雑音を検出する雑
音レベル検出手段と、前記雑音レベル検知手段の出力に
応じてスピーカーの増幅率を変更するスピーカーアンプ
率可変装置をとを備えることを特徴とする。また本発明
のうち請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の発明
における前記雑音レベル検知手段がタイマー制御手段を
有していることを特徴とする。
め、本発明のうち請求項１に記載の発明は、装置が置か
れた環境周囲の音を集める集音手段と、前記集められた
音から一過性の大入力ノイズを除去するフィルタと、前
記フィルタ通過後の信号から定常的な雑音を検出する雑
音レベル検出手段と、前記雑音レベル検知手段の出力に
応じてスピーカーの増幅率を変更するスピーカーアンプ
率可変装置をとを備えることを特徴とする。また本発明
のうち請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の発明
における前記雑音レベル検知手段がタイマー制御手段を
有していることを特徴とする。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】また本発明のうち請求項３に記載の発明
は、前記タイマー手段がスピーカーアンプ率可変手段へ
の信号出力間隔を決定するものであり、前記信号出力間
隔を可変に設定できる請求項２に記載のスピーカー音量
自動調整機能システムであることを特徴とする。また本
発明のうち請求項４に記載の発明は、前記タイマー制御
手段がスピーカーアンプ率可変手段への信号出力間隔を
決定するものであり、前記信号出力間隔が雑音レベルの
変化率によって自動に調整される請求項２記載のスピー
カー音量自動調整機能システムであることを特徴とす
る。また本発明のうち請求項５に記載の発明は、装置に
配設された集音手段が装置の置かれた環境周辺の音を集
める手段と、雑音レベル検知手段により前記集められた
音の中から定常的な雑音を検出する手順と、スピーカー
アンプ率可変手段により前記雑音レベル検知手段の出力
に応じてスピーカーの増幅率を変更する手順とから成る
スピーカー音量自動調整方法であることを特徴とする。
は、前記タイマー手段がスピーカーアンプ率可変手段へ
の信号出力間隔を決定するものであり、前記信号出力間
隔を可変に設定できる請求項２に記載のスピーカー音量
自動調整機能システムであることを特徴とする。また本
発明のうち請求項４に記載の発明は、前記タイマー制御
手段がスピーカーアンプ率可変手段への信号出力間隔を
決定するものであり、前記信号出力間隔が雑音レベルの
変化率によって自動に調整される請求項２記載のスピー
カー音量自動調整機能システムであることを特徴とす
る。また本発明のうち請求項５に記載の発明は、装置に
配設された集音手段が装置の置かれた環境周辺の音を集
める手段と、雑音レベル検知手段により前記集められた
音の中から定常的な雑音を検出する手順と、スピーカー
アンプ率可変手段により前記雑音レベル検知手段の出力
に応じてスピーカーの増幅率を変更する手順とから成る
スピーカー音量自動調整方法であることを特徴とする。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１１】
【発明の効果】本発明のスピーカー音量自動調整機能シ
ステムによれば、専用マイク等の集音手段によりスピー
カー周辺の雑音が検出され、突発的な大入力ノイズをフ
ィルタにより除去して定常ノイズを規定してから、雑音
レベル検知手段にて、この定常的な雑音が検出され、ス
ピーカーアンプ率可変手段により雑音レベル検知手段の
出力に応じてスピーカーの音量が自動的に変更されるこ
とにより、安定した理想的なスピーカーの音量が送出さ
れるという効果を得ることが出来る。
ステムによれば、専用マイク等の集音手段によりスピー
カー周辺の雑音が検出され、突発的な大入力ノイズをフ
ィルタにより除去して定常ノイズを規定してから、雑音
レベル検知手段にて、この定常的な雑音が検出され、ス
ピーカーアンプ率可変手段により雑音レベル検知手段の
出力に応じてスピーカーの音量が自動的に変更されるこ
とにより、安定した理想的なスピーカーの音量が送出さ
れるという効果を得ることが出来る。
【手続補正５】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１２
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１２】また、請求項２，３または４に記載のスピ
ーカー音量自動調整機能システムは、タイマー回路を設
け、雑音レベル検知回路からの出力間隔を制御すること
が出来るため、スピーカーの音量調節が必要以上に頻繁
に行われることが防止され、より安定したスピーカー音
量を出力することを可能にする。請求項５に記載のスピ
ーカー音量自動調整方法によれば、前記効果と同様の効
果が得られる。
ーカー音量自動調整機能システムは、タイマー回路を設
け、雑音レベル検知回路からの出力間隔を制御すること
が出来るため、スピーカーの音量調節が必要以上に頻繁
に行われることが防止され、より安定したスピーカー音
量を出力することを可能にする。請求項５に記載のスピ
ーカー音量自動調整方法によれば、前記効果と同様の効
果が得られる。
Claims (6)
- 【請求項１】 装置が置かれた環境周辺の音を集音する
集音手段と前記集音された音の中から定常的な雑音を検
出する雑音レベル検知手段と前記雑音レベル検知手段の
出力に応じてスピーカーの増幅率を変更するスピーカー
アンプ率可変手段とを備えることを特徴とするスピーカ
ー音量自動調整機能システム。 - 【請求項２】 装置が置かれた環境周辺の音を集音する
集音手段と前記集音された音から一過性の大入力ノイズ
を除去するフィルタと前記フィルタ通過後の信号から雑
音を検出する雑音レベル検知手段と前記雑音レベル検知
手段の出力に応じてスピーカーの増幅率を変更するスピ
ーカーアンプ率可変手段とを備えることを特徴とするス
ピーカー音量自動調整機能システム。 - 【請求項３】 前記雑音レベル検知手段がタイマー制御
手段を有していることを特徴とする請求項１または請求
項２に記載のスピーカー音量自動調整機能システム。 - 【請求項４】 前記タイマー制御手段がスピーカーアン
プ率可変手段への信号出力間隔を決定するものであり、
前記信号出力間隔を可変に設定できることを特徴とする
請求項３に記載のスピーカー音量自動調整機能システ
ム。 - 【請求項５】 前記タイマー制御手段がスピーカーアン
プ率可変手段への信号出力間隔を決定するものであり、
前記信号出力間隔が雑音レベルの変化率によって自動に
調整されることを特徴とする請求項３に記載のスピーカ
ー音量自動調整機能システム。 - 【請求項６】 装置に配設された集音手段が装置の置か
れた環境周辺の音を集音する手順と雑音レベル検知手段
により前記集音された音の中から定常的な雑音を検出す
る手順とスピーカーアンプ率可変手段により前記雑音レ
ベル検知手段の出力に応じてスピーカーの増幅率を変更
する手順とから成ることを特徴とするスピーカー音量自
動調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6369798A JPH11261355A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | スピーカー音量自動調整機能システム及びスピーカー音量自動調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6369798A JPH11261355A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | スピーカー音量自動調整機能システム及びスピーカー音量自動調整方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11261355A true JPH11261355A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13236840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6369798A Pending JPH11261355A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | スピーカー音量自動調整機能システム及びスピーカー音量自動調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11261355A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2010062663A (ja) * | 2008-09-01 | 2010-03-18 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | 音声信号処理装置、音声信号処理方法、及び、通信端末 |
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-
1998
- 1998-03-13 JP JP6369798A patent/JPH11261355A/ja active Pending
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| CN112203188A (zh) * | 2020-07-24 | 2021-01-08 | 北京工业大学 | 一种自动音量调节方法 |
| CN112203188B (zh) * | 2020-07-24 | 2021-10-01 | 北京工业大学 | 一种自动音量调节方法 |
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