JP2643306B2 - 音声記憶再生装置 - Google Patents

音声記憶再生装置

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JP2643306B2 JP63130270A JP13027088A JP2643306B2 JP 2643306 B2 JP2643306 B2 JP 2643306B2 JP 63130270 A JP63130270 A JP 63130270A JP 13027088 A JP13027088 A JP 13027088A JP 2643306 B2 JP2643306 B2 JP 2643306B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、音声記憶再生装置に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、外部からの音声を音声データに変換してメモリ
に記憶しておき、スイッチ操作でメモリから音声データ
を読出し音声を出力する装置があるが、この種の装置に
は、更に、複数の者メッセージを記憶できるように複数
記憶エリアを設け、それぞれの記憶エリアにそれぞれ異
なる者のメッセージを記憶するようにした装置もある。
ところで、この種の装置では、予め、各記憶エリアが
固定的に設けられ、すなわち、その個数および各記憶エ
リアの容量も決められている。そのため、メッセージを
記憶すべき者の人数が少ない場合は、一部記憶エリアが
用いられず無駄になることがあり遂に、メッセージを記
憶すべき者が多い場合には1台の装置では足りなくなる
場合がある。
この問題点を解決したものとして例えば本出願人によ
って出願済みの特開昭62−235997号公報に記載されたも
のがある。これは1つの記憶手段のメモリ領域を複数に
分割設定し、その設定された夫々のメモリ領域に対して
データを記憶・再生するものである。これによって記憶
手段を無駄なく有効に使用することが可能になった。し
かしながら、これは1つの記憶手段に対して録音できる
音声データが、その録音時間の長短にかかわらず1つだ
けしかできないという問題点を解決するために、任意に
設定された1回分の録音時間単位で記憶手段に記憶でき
る回数を算出し、その算出した回数に応じて録音時間単
位で記憶手段に音声データを順次記憶できるようにした
ものであり、メモリ領域に記憶した音声データを、その
メモリ領域に対応付けしたスイッチの操作により読み出
して再生するものではなかった。
[発明の目的] 本発明は、上述の如き事情に鑑みてなされたものであ
り、複数の者のメッセージを記憶する際、そのためのメ
モリを効率良く利用できるとともに、メモリ領域に記憶
した音声データを、そのメモリ領域に対応付けしたスイ
ッチの操作により読み出して再生することができる音声
記憶再生装置の提供を目的とする。
[発明の要点] 本発明は、上記の目的を達成するために、入力手段に
より入力された複数のスイッチ手段の数よりも少ない所
定数によって、音声データ記憶手段を該所定数に分割
し、これら記憶エリアを複数のスイッチ手段のうち早く
選択指定された所定数のスイッチ手段に対応付け、そし
てこの対応付けた記憶エリアに外部からの音声データを
記憶させ、音声データの記憶終了後に、複数のスイッチ
手段のいずれかが操作された際に、操作されたスイッチ
手段と音声データ記憶手段の記憶エリアとの関係が予め
対応付けされている場合に、対応する記憶エリアの音声
データを読み出して再生することを要旨とする。
[実施例] 以下、図面に示す一実施例に基づいて本発明を具体的
に説明する。なお、本実施は結婚式等で記念のために行
なわれる色紙への寄書きに代えて用いられるもので、言
わば電子音声色紙とでも言うべきものに本発明を適用し
たものである。すなわち、寄書に代えて行なわれる多数
の物のお祝いのメッセージを音声データとして、一旦、
RAMに記憶し、それを試聴し、保存にふさわしいもので
あるとき外部入力を得てその音声データをRAMからROMに
転送して固定的に記憶するものである。
構 成 第1図は本実施例の外観を示すものであり、1片が約
40cmで厚さ約1cmの色紙状をした本体ケース1の上面1a
の中央部には、祝辞が録音されている旨を示す英文文字
が印刷表示されている。また上記英文文字の周りには、
それぞれに与えられているキー番号が印刷表示されてい
る20個の再生キーS1、S2、……S20が周設されている。
またこれらの再生キーS1、S2、……S20の上部又は下部
には、これらに一対一に対応して配設され、各再生キー
S1、S2、……S20がそれぞれ誰のメッセージを再生する
スイッチかを示すべく、その氏名が記入される20個の矩
形状の文字記入部L1、L2、……L20が設けられている
(すなわち、本実施例は最大限20人分のメッセージが記
憶可能な音声記憶再生装置である)。更に該上面1aに
は、電源キーSDの他、録音時に操作される録音キーSR
すでに録音されているメッセージをROMに固定的に記憶
せしめ永久保存するときに操作される書込キーSW、およ
びマイクロホン兼用スピーカ5が配設されている。
第2図は、本実施例の回路構成を示すものであり、CP
U10を中心に、これに制御される各種回路部が、接続す
る構成となっている。音声部11は、録音時には音声を音
声データに変換してCPU10に与え、再生時にはCPU10から
の音声データに基づいて音声を発生する回路部である。
この音声部11において、マイクロホン兼用スピーカ5は
録音時には音声を電気信号に変換し、再生時には電気信
号を音声に変換する。このマイクロホン兼用スピーカ5
に接続する増幅回路16は録音・再生時に入出力電気信号
を所定レベルにまで増幅する回路である。入出力切替回
路17は、制御信号aを受けて増幅回路16からの電気信号
を音声データ変換回路18に送出すると共に、制御信号b
を受けて音声合成回路19からの電気信号を増幅回路16に
送出する回路である。音声データ変換回路18は制御信号
aを受けて動作し、入出力切替回路17から送られてくる
電気信号を対応する音声データに変換して、それをCPU1
0に与える回路である。音声合成回路19は制御信号bを
受けて動作し、CPU10からの音声データに基づいて対応
する電気信号を合成し、それを入出力切替回路17に送出
する回路である。
キー入力部12は、各種キースイッチが配されており、
それらが操作されたとき、対応するキー入力信号をCPU1
0に与える回路部である。RAM13は、最大限20秒間で話せ
るだけのメッセージを記憶する容量を持ち、チップセレ
クト信号CS1が送られてきて、かつ記録或いは再生指示
信号が与えられた場合に、CPU10からのアドレス指定の
下に、音声データの書込み或いは読出しを行ない、CPU1
0との間で音声データの授受を行なう。
OTP−ROM(One time programmable ROM)14は、書込
みが一回だけ可能なROMであり、チップセレクト信号CS2
が送られてきて、記録或いは再生指示信号が与えられた
場合に、CPU10からのアドレス指定の下に音声データの
固定的書込み或いは読出しを行ない、CPU10との間で音
声データの授受を行なう。
メッセージ用音声データ記憶ROM15は、操作者に操作
方法を指示するメッセージを予め記憶しており、チップ
セレクト信号CS3が送られてきた場合に、CPU10のアドレ
ス指定の下に、上記メッセージを読出し、順次、CPU10
に送出する。
CPU10は、内蔵するマイクロプログラム記憶ROM10aの
マイクロプログラムに基づき接続する各回路との間でデ
ータの授受を行なって各種処理を実行し、各回路に制御
信号を送出する。また、CPU10の内蔵RAM10bには、CPU10
が上記各種処理を実行する際に用いられるレジスタが配
されている。
第3図は、前記RAM10bの構成を示すものであり、レジ
スタKは前記再生キーS1、S2……S20のいずれかが操作
されたとき、その再生キーに与えられているキー番号が
セットされるレジスタであり、レジスタXは各種処理に
おいて、複数の者のメッセージのそれぞれを記憶すべく
設けられる後述の複数の記憶エリアの先頭アドレスがセ
ットされるレジスタである。またレジスタYは、各種処
理で既にOTP−ROM14に記憶しているメモリ数がセットさ
れるレジスタである。
第4図はOTP−ROM14の構成を示すものである。すなわ
ち、アドレス1、2、3……に対応してメモリROM1、RO
M2……が設けられ(以下、これらのメモリをROM1、2…
…と記す)、ROM1、2……20はキー番号対応記憶部KMを
構成し、ROM31、32……50は先頭アドレス記憶部TMを構
成し、ROM51、52……は音声データ記憶部SAを構成して
いる。キー番号対応記憶部KMのROM1、2……20は、それ
ぞれ再生キーS1、S2……S20に対応し、対応する再生キ
ーを操作して後述の音声データ記憶部SAのいずれかの記
憶エリア(図示せず)にメッセージを固定的に記憶した
ときは、その記憶エリアの先頭アドレスが記憶される。
例えば4個の再生キーS2、S4、S6、S8を操作して4人分
のメッセージを音声データ記憶部SAに記憶したときはRO
M2、4、6、8に音声データ記憶部SAの4個の記憶エリ
アの先頭アドレスがそれぞれ記憶される。
またROM21には、後述の音声データ記憶部SAに何人分
のメッセージが記憶されるかが設定され、ROM22には、
音声データ記憶部SAにおいて1人あたりのメッセージに
何バイトだけ割当てられているかというバイト数が設定
される。
音声データ記憶部SAは、何人分のメッセージを記憶す
るかに応じて、その個数だけの記憶エリアに等分され、
各記憶エリアにはそれぞれ1人分のメッセージが記憶さ
れる。また先頭アドレス記憶部TMのROM31〜50にはそれ
ぞれ上記各記憶エリアの先頭アドレスがアドレスナンバ
ーの小さい順に記憶される。例えば、4人分のメッセー
ジを本実施例に記憶するため、音声データ記憶部SAを4
等分し、4個の記憶エリアを設けたときは、先頭アドレ
ス記憶部TMのROM31〜34までに上記4個の記憶エリアの
先頭アドレスがそれぞれアドレスナンバーの小さい順に
記憶される。
動 作 次に、上記の如く構成された本実施の動作について説
明する。
第5図は、本実施例の動作の概要を示すジェネラルフ
ローチャートである。電源投入と共に動作を開始し、キ
ー入力を待機して(ステップS1、S2、S1)、キー入力が
あったときはそのキー入力がいずれのキーの操作による
ものかを判断し(ステップS3)、その結果に基づいて各
種処理を実行する。すなわち、キー入力が録音キーSR
よるものであるときは、録音処理(ステップS4)、書込
キーSWによるものであるときは、書込処理(ステップS
6)、再生キーS1、S2、……S20のいずれかによるもので
あったときは、再生処理(ステップS5)がそれぞれ行な
われ、その後、ステップS1に戻る。
(イ)人数設定時の動作 先ず、録音に先立って、本実施例に何人分のメッセー
ジを記憶せしめるかを設定する。この人数の設定は、再
生キーを操作することにより行なう。例えば、4人分の
メッセージを記憶せしめるときは、キー番号4が与えら
れており数字「4」が印刷表示されてする再生キーS4
操作する。
このとき、該操作を第5図のステップS3で検出し、ス
テップS5の処理へ進むが、第7図は該処理を詳細に示し
たフローチャートである。すなわち、ステップC1では、
操作した再生キーに与えられているキー番号がレジスタ
Kにセットされる。次いで未だ人数設定が行なわれてお
らずROM21の値は0であることを確認する(ステップC
2)。その後、メッセージ用音声データ記憶ROM15にチッ
プセレクト信号CS3を送ると共にアドレス指定をしメッ
セージ用音声データを取込んで、これに基づいて、上記
レジスタKにセットされた人数が設定された旨およびこ
の人数の設定がそれでよいときは書込キーSWを、該設定
を取消したいときは録音キーSRを、それぞれ操作するこ
とを求める旨の音声をマイクロホン兼用スピーカ5から
送出する(ステップC3)。そして、人数の設定は上記設
定によるものでよいとして書込キーSWを操作したとき
は、それをステップC4で検出しステップC5に進む。この
ステップC5では、音声データ記憶部SAを上記処理でレジ
スタKにセットされた人数分に等分して人数分の記憶エ
リアを作り、各記憶エリアの先頭アドレスを先頭アドレ
ス記憶部TMのROM31、32……に順次、記憶していくと共
にこの場合に1つの記憶エリアに割当てられたバイト数
をROM22に記憶する。然る後レジスタKにセットしてお
いた上記人数をROM21に記憶し(ステップC6)、その
後、レジスタKをクリアして(ステップC7)、この際の
処理を終える。なお、上記ステップC3での音声出力を聴
いて、一旦、設定した人数を取消すべく録音キーSRを操
作したときは、それをステップC8で検出し、レジスタK
にセットした人数をクリアする(ステップC7)。そして
操作者は、再度、設定しようとする他の人数を再生キー
を操作しなおすことになるが、その場合にはその操作に
基づきステップC1からの処理が行なわれる。
(ロ)録音時の動作 上述の如くして、ROM21、RPM22および先頭アドレス記
憶部TMにそれぞれ、人数、1人分のメッセージのバイト
数、各メッセージの記憶エリアの先頭アドレスを設定し
た後、録音キーSRを操作し、その後、いずれかの者にマ
イクロホン兼用スピーカ5へ向ってメッセージを話さし
める。
この場合、上記録音キーSRの操作を第5図のステップ
S3で検出して、ステップS4の録音処理へと進むが、第6
図は該処理を詳細に示すフローチャートである。すなわ
ち、ステップA1では既に人数設定が行なわれていること
を確認し、ステップA2に進む。このステップA2では、キ
ー番号対応記憶部KMのROM1〜20のうち既にデータ(前述
の如く、音声データ記憶部SAにおける各記憶エリアの先
頭アドレス)が書込まれているものの個数を得、それを
レジスタYにセットする。然る後、上記レジスタYにセ
ットされた個数がROM21の人数に等しくなっていないこ
と、すなわち、音声データ記憶部SAの全ての記憶エリア
には未だメッセージが記憶されていないこを確認し(ス
テップA3)、チップセレクト信号CS1を送出すると共にR
AM13をアドレス指定し音声データ変換回路18から送られ
てくる音声データをRAM13に記憶していく(ステップA
5)。
なお、上述の如くして各人のメッセージを音声データ
記憶部SAの各記憶エリアに記憶していき、既に該記憶エ
リアの全てにメッセージを記憶した後に、更に上記の如
き録音操作を行なったときは、それをステップA3で検出
し、メッセージ用音声データ記憶ROM15からのメッセー
ジ用音声データに基づき「記憶でません」という音声を
マイクロホン兼用スピーカ5から送出する(ステップA
4)。また、前述の人数設定を行なわないで上記録音操
作を行なったときは、それをステップA1で検出し、メッ
セージ用音声データ記憶ROM15からのメッセージ用音声
データに基づき「人数を設定して下さい」という音声を
マイクロホン兼用スピーカ5から送出する(ステップA
6)。
(ハ)試聴および再生キーの指定 次に、以上の如くして、RAM13に、一旦、記憶したメ
ッセージを永久保存にふさわしいものであるかを判断す
るため試聴すると共に、上記メッセージを永久保存した
場合に、それ以後それをどの再生キーを用いて再生する
ことにするかを設定する。
この場合、再生キーS1、S2……S20のうち、対応する
文字記入部に氏名が未だ記入されていないものを選び、
そのうちの任意のものを操作する。
このとき、該操作を第5図のステップS3で検出し、第
7図のステップC1に進む。そして、このステップC1で
は、操作された再生キーに係るキー番号がレジスタKに
セットされ、既に人数設定が行なわれていることを確認
し(ステップC2)、ステップC9へと進む。このステップ
C9ではレジスタKで指定されるキー番号対応記憶部KMの
ROMに記憶されている内容をレジスタXにセットし、ス
テップC10ではこのレジスタXにセットされた内容が0
であり今回操作した再生キーは未だ上記設定に用いられ
ていないことを確認し、ステップC11に進む。そしてス
テップC11ではチップセレクト信号CS1を送出すると共に
RAM13をアドレス指定し、このRAM13に一旦記憶したメッ
セージを読出し、マイクロホン兼用スピーカ5からその
メッセージに係る音声を送出する。これにより、操作者
はRAM13に、一旦、記憶したメッセージを試聴でき、そ
れが永久保存にふさわしい状態で録音されているか否か
を判断できる。
(ニ)書込み時の動作 上述の如くして試聴し、RAM13に、一旦、記憶したメ
ッセージが永久保存にふさわしいものであるときは、試
聴に際して操作した再生キーに係る文字記入部にそのメ
ッセージを話した者の氏名を記入し、その上で該メッセ
ージを音声データ記憶部SAのいずれかの記憶エリアに固
定的に記憶すべく書込キーSWを操作する。
このとき、第5図のステップS3で上記操作を検出し、
書込処理(ステップS6)すなわち第8図のフローチャー
トへと進む。すなわち、ステップB1では、既に人数設定
が行なわれており、ROM21には人数が設定されているこ
とを確認し、次いで、ROM1〜20のうちデータ(記憶エリ
アの先頭アドレス)が既に設定されているものの数すな
わち、既に特定のメッセージの再生用のキーとして登録
済みの再生キーの数を得て、これをレジスタYにセット
する(ステップB2)。そしてこのレジスタYにセットし
た登録済み再生キーの数がROM21の人数に到ってないこ
と、すなわち、本実施例に記憶せしめようとしている人
数分のメッセージの全ては、未だ記憶していないことを
確認し(ステップB3)、レジスタKにキー番号がセット
されていることを確認し(ステップB4)、そのキー番号
に係るキー番号対応記憶部KMのROMには未だいずれ記憶
エリアの先頭アドレスも記憶されていないことを確認し
(ステップB5)、ROM1〜20のうちデータ(記憶エリアの
先頭アドレス)が既に設定されているものの数すなわ
ち、既に特定メッセージの再生用のキーとして登録済み
の再生キーの数を得て、これをレジスタYにセットする
(ステップB6)。然る後、31(先頭アドレス記憶部TMの
最初のアドレス)にレジスタYの値を加算したもので指
定されるROMすなわち、いま、レジスタYの値をYとす
るとROM(31+Y)に先頭アドレスが記憶されている音
声データ記憶部SAにおける記憶エリア(すなわち上記先
頭アドレスの記憶部からはじまり、そこから数えてROM2
2に記憶されているバイト数までの所に設けられている
記憶エリア)へ、RAM13に一旦記憶しておいた音声デー
タを転送して固定的に記憶していく(ステップB7)。そ
の上でキー番号対応記憶部KM中のレジスタKによってア
ドレスが指定されるROMへ、31と上記Yの和で指定され
る先頭アドレス記憶部TM中のROMに記憶されているアド
レスを転送して固定的に記憶する(ステップB8)。その
後、レジスタKをクリアし(ステップB9)、RAM13をク
リアし(ステップB10)、書込処理を終了する。
(ホ)再生時の動作 上述の録音、試聴および書込みの各動作を繰返して、
人数設定動作においてROM21に設定した人数分のメッセ
ージを音声データ記憶部SAに固定的に記憶した後に、そ
れらのメッセージのうちの特定の者のメッセージを聴く
ときは次のようにする。すなわち、上面1a上の文字記入
部L1、L2……L20からその特定の者の氏名を捜し、その
氏名が記入されている文字記入部に対応する再生キーを
操作する。このとき、該操作を第5図のステップS3で検
出し、ステップS5すなわち第7図のフローチャートへと
進む。そして、先ず、上記操作に係る再生キーのキー番
号をレジスタKにセットし(ステップC1)、ROM21に人
数が設定されていることを確認し(ステップC2)、上記
レジスタKの内容(すなわちキー番号)で指定されるキ
ー番号対応記憶部KM中のROMに記憶されている先頭アド
レスをレジスタXにセットし(ステップC9)、このレジ
スタXにセットされた先頭アドレスが0でないことを確
認し(ステップC10)、その上で音声データ記憶部SAに
おいてレジスタXで指定されるROMからROM22に記憶され
ているバイト数に到るまでのROMすなわち、上記範囲に
設けられている記憶エリアに固定的に記憶されている音
声データを読出し、これを順次音声部11に送出して対応
するメッセージをマイクロホン兼用スピーカ5から送出
していく。
なお、この発明は上記実施例に限定されず、この発明
を逸脱しない範囲内において種々変形応用可能である。
[発明の効果] この発明は以上詳述したように、入力手段により入力
された複数のスイッチ手段の数よりも少ない所定数によ
って、音声データ記憶手段を該所定数に分割し、これら
記憶エリアを複数のスイッチ手段のうち早く選択指定さ
れた所定数のスイッチ手段に対応付け、そしてこの対応
付けた記憶エリアに外部からの音声データを記憶させ、
音声データの記憶終了後に、複数のスイッチ手段のいず
れかが操作された際に、操作されたスイッチ手段と音声
データ記憶手段の記憶エリアとの関係が予め対応付けさ
れている場合に、対応する記憶エリアの音声データを読
み出して再生するようにしたので、複数の音のメッセー
ジを記憶する際に効率良く録音用メモリを使用すること
ができる。また、複数のスイッチ手段のうちの、好みの
配置位置のスイッチ手段、好みの番号のスイッチ手段、
或いは好みの文字や絵が印刷されたスイッチ手段等使用
者の好みに応じて選択したスイッチ手段に対して音声デ
ータの記憶・再生が可能になり、使い勝手の良い音声記
憶再生装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の外観を示す図、第2図は上
記実施例の回路構成を示す図、第3図は上記第2図中の
RAM10bの構成を示す図、第4図は第2図中のOTP−ROM14
の構成を示す図、第5図は上記実施例の動作の概要を示
すジェネラルフローチャート、第6図、第5図中の録音
処理を詳細に示すフローチャート、第7図は第5図中の
人数設定・再生処理を詳細に示すフローチャート、第8
図は第5図中の書込処理を詳細に示すフローチャートで
ある。 1……本体ケース、5……マイクロホン兼用スピーカ、
10……CPU、11……音声部、13……RAM、14……OTP−RO
M、15……メッセージ用音声データ記憶ROM、S1〜S20
…再生キー、L1〜L20……文字記入部、SD……電源キ
ー、SR……録音キー、SW……書込キー。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−65898(JP,A) 特開 昭60−12593(JP,A) 特開 昭60−263198(JP,A) 特開 昭61−84696(JP,A) 特開 昭61−99198(JP,A) 特開 昭62−235997(JP,A) 特公 昭55−51272(JP,B2) 特公 昭56−45228(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声データ記憶手段と、 複数のスイッチ手段と、 前記複数のスイッチ手段の数より少ない所定数を入力す
    る入力手段と、 前記音声データ記憶手段を前記入力手段で入力された所
    定数に分割して所定数の記憶エリアを設定する記憶エリ
    ア設定手段と、 前記複数のスイッチ手段のうち早く選択指定された所定
    数のスイッチ手段に、前記記憶エリア設定手段で設定さ
    れた前記所定数の記憶エリアを対応付ける対応付手段
    と、 前記対応付手段で対応付けられたスイッチ手段と記憶エ
    リアとの対応関係を記憶する対応関係記憶手段と、 前記対応付手段で対応付けられた記憶エリアに外部から
    の音声データを記憶させる記憶制御手段と、 前記記憶制御手段による音声データの記憶終了後、前記
    複数のスイッチ手段のいずれかが操作された際に、操作
    されたスイッチ手段と前記音声データ記憶手段の記憶エ
    リアとの関係が前記対応関係記憶手段に記憶されている
    場合に、対応する記憶エリアの音声データを読み出して
    音声に変換して出力する音声出力手段と、 を備えたことを特徴とする音声記憶再生装置。
JP63130270A 1988-05-30 1988-05-30 音声記憶再生装置 Expired - Lifetime JP2643306B2 (ja)

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JPS5645228A (en) * 1979-09-17 1981-04-24 Hanaoka Takashi Uniting method for nonmagnetic separate sheet and magnetic body of magnetic apparatus
JPS62235997A (ja) * 1986-04-07 1987-10-16 カシオ計算機株式会社 録音再生装置

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