JP3258825B2 - 学習機 - Google Patents

学習機

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JP3258825B2
JP3258825B2 JP23757794A JP23757794A JP3258825B2 JP 3258825 B2 JP3258825 B2 JP 3258825B2 JP 23757794 A JP23757794 A JP 23757794A JP 23757794 A JP23757794 A JP 23757794A JP 3258825 B2 JP3258825 B2 JP 3258825B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記憶再生機能を備えた
学習等に用いるQ&A型の学習機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯型の学習機においては、従来一般的
に記録手段としてマイクロカセットテープレコーダが用
いられていたが、ランダムアクセスができないことや機
械部分が複雑になることから、近年、ICメモリが記録
手段として用いられてきている。ICメモリは、音声に
対応した文字表示機能や、繰り返し再生動作、ランダム
再生動作が容易であり、これを用いた以下に示すような
音声出力学習機がある。
【0003】特開昭63−44299号公報に開示され
ている携帯用半導体メモリ記録再生装置は、語学学習用
の音声信号をデジタル処理するADコンバータと、音声
信号を記憶し再生するための半導体メモリを備えてい
る。さらに、リピート再生時にポーズ時間を可変とする
ことにより、ヒアリング練習ばかりでなく、発声練習を
行うことができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−44299号公報に開示されている記録再生装置
には、それぞれが独立した音声を録音して、それを順に
再生する機能のみにとどまっており、この機能では英会
話や単語の発声練習機としてしか効果を発揮できないと
いう欠点をがあった。さらに、学習していない音声信号
を選択的に再生して学習して、全ての音声信号を均一に
学習するといったことが困難であった。
【0005】本発明は、記憶された音声メッセージ群か
ら任意の音声メッセージを読み出し、さらに独立して記
憶されている2つの関連づけられる音声メッセージを連
続して再生することによって効果的な学習が可能である
学習機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の音声メッセージ及び各音声メッセ
ージに対応するインデックス情報を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された音声メッセージ及びイン
デックス情報を読み出す読出手段とを備えた学習機にお
いて、前記記憶手段が、インデックス情報として、音声
メッセージが記憶されている位置を示す録音開始時アド
レス及び録音終了時アドレスと、音声メッセージが第1
の音声メッセージか第2の音声メッセージかを識別する
種別コードと、何番目の音声メッセージかを示すペアコ
ードと、各音声メッセージの読み出しの毎に更新される
読出回数とを記憶する一方、前記読出手段が、第1の音
声メッセージのインデックス情報を、読出回数の小さい
順に並べると共に、第2の音声メッセージのインデック
ス情報を、同一ペアコードのインデックス情報の直後に
並べ、第1のスイッチが押される毎に、当該並べられた
インデックス情報の順に第1の音声メッセージを順次読
み出し、第2のスイッチが押される毎に、直前の第1の
音声メッセージと同一ペアコードの第2の音声メッセー
ジを読み出すよう構成したものである。
【0007】又、本発明は、上記の構成に加え、前記読
出手段が、同一の読出回数のインデックス情報につい
て、ペアコードの小さい順に並べるよう構成したもので
ある。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【作用】従って、本発明によれば、読出手段が、第1の
音声メッセージのインデックス情報を、読出回数の小さ
い順に並べると共に、第2の音声メッセージのインデッ
クス情報を、同一ペアコードのインデックス情報の直後
に並べ、第1のスイッチが押される毎に、当該並べられ
たインデックス情報の順に第1の音声メッセージを記憶
手段から順次読み出し、第2のスイッチが押される毎
に、直前の第1の音声メッセージと同一ペアコードの第
2の音声メッセージを記憶手段から読み出すことによ
り、再生回数の少ない第1の音声メッセージを優先して
読み出すことができつつ、その第1の音声メッセージに
対応する第2の音声メッセージを容易に読み出すことが
できる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1乃至図7
を参照して説明する。図1に本発明の学習機1のブロッ
ク図を示した。システムマイコン7は、ICメモリ6を
制御する制御出力ラインCONT1と、ICメモリ6と
のデータの授受を行うDATAラインと、ICメモリ6
とのアドレスの授受を行うADDRESSラインとから
なる3つのラインによって、ICメモリ6に接続されて
いる。制御出力ラインCONT1は、データ書き込みの
ためのライトイネーブル信号(WE)と、データを一括
消去するための消去信号(ER)と、ICメモリ6内の
メモリをデータバスから切り離すためのメモリイネイブ
ル信号(ME)とを、システムマイコン7からICメモ
リ6に送るものである。
【0017】さらに、システムマイコン7は、入力ライ
ンIN2を介してQスイッチ13aと、入力ラインIN3
を介してAスイッチ13bと、入力ラインIN4を介し
てCスイッチ13cとそれぞれ接続されている。加え
て、システムマイコン7は、制御スイッチ13dからの
入力ラインが接続されており、RECポジションは入力
ラインIN5に、OFFポジションは入力ラインIN
6に、PLAYポジションは入力ラインIN7に、それぞ
れ接続されている。
【0018】音声圧縮回路5は、システムマイコン7及
びICメモリ6とDATAラインを介して接続されてい
る。さらに、システムマイコン7によって音声圧縮回路
5をコントロールするために、音声圧縮回路5は、制御
出力ラインCONT2によってシステムマイコン7と接
続されている。これと同様に、音声伸張回路8は、シス
テムマイコン7及びICメモリ6とDATAラインを介
して接続されている。さらに、システムマイコン7によ
って音声伸張回路8をコントロールするために、音声伸
張回路8は、制御出力ラインCONT3によってシステ
ムマイコン7と接続されている。
【0019】記録時には、音声がマイクロフォン2によ
ってアナログ信号に変換され、このアナログ信号は増幅
器3にて増幅され、ADコンバータ4によってアナログ
音声信号がデジタル音声信号に変換される。このデジタ
ル音声信号は、そのまま記録すると大容量のメモリが必
要になるが、これを避けるため、上記デジタル音声信号
は音声圧縮回路5によって数分の1から十数分の1に圧
縮される。圧縮されたデジタル音声信号は、システムマ
イコン7によって一旦読み取られ、ICメモリ6中にア
ドレスを指定し書き込まれる。システムマイコン7はア
ドレスをこの音声信号にインクリメントしながら、IC
メモリ6に書き込んでいく動作を繰り返し行う。
【0020】音声の再生時には、システムマイコン7が
ICメモリ6からアドレスを指定しデジタル音声信号を
読み出し、音声伸張回路8によって、音声信号は圧縮を
解除されたデジタル信号に戻される。このデジタル音声
信号はDAコンバータ9によってアナログ信号に変換さ
れ、増幅器10で増幅され、音量調節器11を介してイ
ヤホン12から音声として再生される。
【0021】図2に示したものは、本発明の学習機の外
観を示す上方斜視図である。ケーシング14は上面にそ
れぞれ円盤状の、Qスイッチ13aと、Aスイッチ13
bと、Cスイッチ13cとを設置している。なお、Qス
イッチは、Qメッセージの録音または再生時に使用さ
れ、Aスイッチは、Aメッセージの録音または再生時に
使用され、Cスイッチは、録音時にはメッセージの消去
に、再生時にはメッセージのスキップに用いられる。
【0022】また、ケーシング14の上面には円盤状の
マイクロフォン2が埋設されている。さらに、ケーシン
グ14の側面には、制御スイッチ13dと、イヤホン1
2の音量を調節する音量調節器11とイヤホン端子12
aとが設置されている。なお、イヤホン端子12aには
イヤホン12が接続され、制御スイッチ13dは、RE
C、OFF、PLAYの3ポジションを有し、それぞ
れ、RECのポジションは記録モード、OFFのポジシ
ョンは装置の電源オフモード、PLAYのポジションは
再生モードへの切り換えを行う。
【0023】次に、記録、再生時の各操作について説明
する。音声信号は、質問の音声信号とその質問に対する
解答の音声信号とがあり、以下それぞれをQメッセージ
とAメッセージと呼称して説明する。
【0024】まずは、記録時の操作について説明する。
制御スイッチ13dをRECポジションにし、録音モー
ドに切り換える。ここでQスイッチ13aを押しながら
Qメッセージを記録する。この時、音声データの他に、
録音開始時アドレスと、録音終了時アドレスと、Qメッ
セージかAメッセージかを識別する種別コードと、何番
目のメッセージかを示すペアコードと、読出回数とを記
録するインデックス情報もICメモリ6の上に記録され
る。図3にICメモリ6の中に作られるインデックスの
概念図を示した。初めて録音する場合として説明を加え
る。システムマイコン7は、まず録音開始時アドレスを
インデックスX1−1に書き込み、インデックスX1−
2には、種別コードを書き込む。
【0025】なお、本実施例においてメッセージの種類
は、QメッセージとAメッセージの2種類のみなので、
Qメッセージには0H、Aメッセージには1Hの種別コ
ードを与えるものとする。インデックスX1−3には、
メッセージの録音順に付けられ、Qメッセージとそれに
対応するAメッセージとに同一のペアコードを与えて記
録される。なお、ペアコードは、録音時点ですでに録音
されている同種類メッセージのペアコードの最大値に1
を加えたものとする。
【0026】録音時においては、インデックスX1−4
には、読出回数のデフォルト値として、00Hが書き込
まれる。システムマイコン7は、Qスイッチを離すまで
録音を続ける。Qスイッチから手を離すと録音は終了
し、録音終了時のアドレスをインデックスX1−5に記
録する。
【0027】録音終了時のアドレスをインデックスX1
−5に記録することによって、1つの音声データである
Q1メッセージがICメモリ6の中に格納される。続い
てAメッセージを記録する場合は、Aスイッチ13bを
押しながら記録する。このようにしてA1メッセージが
記録される。再度Aメッセージを記録する場合は、制御
スイッチ13dがRECポジションの状態で、Aスイッ
チ13bを押しておくと、A2メッセージが記録され
る。
【0028】この時、記録開始時アドレスと、記録終了
時アドレスと、種別コードと、ペアコードと、読出回数
とを記録するインデックス情報もICメモリ6の上に記
録される。Cスイッチ13cを一定時間押し続けると、
ICメモリ6上の全データは消去される。以上の操作の
繰り返しをまとめて以下に示した。
【0029】 Qスイッチを押して録音する。 → Q1メッセージが録音される。 Aスイッチを押して録音する。 → A1メッセージが録音される。 Aスイッチを押して録音する。 → A2メッセージが録音される。 Qスイッチを押して録音する。 → Q2メッセージが録音される。 Qスイッチを押して録音する。 → Q3メッセージが録音される。 ・・・・・ Cスイッチを押す。 → 全データが消去される。
【0030】次に、再生動作について説明するが、全て
のメッセージが初めて再生される状態にあるものとす
る。まず、制御スイッチ13dをPLAYポジションに
し、再生モードに切り換える。ここでQスイッチを押す
と、Q1メッセージが再生され、1つのメッセージの再
生が終わるとオートストップされる。次いでAスイッチ
13bを押すと直前のQ1メッセージと同じペアコード
のA1メッセージを再生する。続けて、Aスイッチ13
bを押すと、再度A1メッセージが再生される。つまり
Qメッセージと組になっているAメッセージが常に再生
される。この後Qスイッチを押すとQ2メッセージが再
生され、またQスイッチを押すとQ3メッセージが再生
され、Aスイッチを押すとA3メッセージが再生され
る。さらに、Cスイッチ13cを押すとQメッセージ群
の先頭にスキップされる。なお、通常は読出回数の少な
いQメッセージから優先して再生される。以上の操作の
繰り返しをまとめると、再生モードにおいては以下のよ
うに再生される。
【0031】 Qスイッチを押す。 → Q1メッセージが再生されオートストップする。 Aスイッチを押す。 → A1メッセージを再生されオートストップする。 Aスイッチを押す。 → A1メッセージを再生されオートストップする。 Qスイッチを押す。 → Q2メッセージを再生されオートストップする。 Qスイッチを押す。 → Q3メッセージを再生されオートストップする。 Aスイッチを押す。 → A3メッセージを再生されオートストップする。 ・・・・・ Cスイッチを押す。 → Q1メッセージの先頭にスキップする。 録音時の処理動作を、図4のフローチャートに基づいて
説明する。
【0032】任意の位置で停止しているときを初期状態
とするが、ここではICメモリ6に初めて音声データを
記録する場合として説明する。始めに制御スイッチ13
dをRECポジションに切り換えてから、Qスイッチ1
3aまたはAスイッチ13bの操作で、システムマイコ
ン7は録音トリガを発生する。ステップS1では、シス
テムマイコン7が録音トリガがQトリガか否かを判断し
QトリガならステップS2へ、Qトリガでないなら(こ
の場合はAトリガになる)、ステップS6に移行する。
なお、録音トリガは、Qスイッチを押した場合はQトリ
ガ、Aスイッチを押した場合はAトリガが発生するもの
とする。
【0033】ステップS2において、システムマイコン
7はICメモリ6の中のブランクエリアを探し、記録開
始アドレスに位置を合わせる。なお、ブランクエリアと
は何も記録されていないメッセージブロックを指す。続
いてステップS3において、システムマイコン7は、イ
ンデックスX1−1の位置に録音開始時アドレスを記録
する。次にステップS4で、システムマイコン7は、イ
ンデックスX1−2に種別コードとして、Qメッセージ
を意味する0Hを書き込む。
【0034】さらに、システムマイコン7は、ステップ
S5ですでに記録されているQメッセージのペアコード
の最大値を読み込み、ステップS10でステップS5で
読み出したペアコードに1を加え、ステップS11でイ
ンデックスX1−3にステップS10で得られたペアコ
ードを書き込む。
【0035】またステップS12において、インデック
スX1−4には読出回数が記録される。ここで、録音時
には読出回数は零だから、ステップS12では常にデフ
ォルト値00Hが書き込まれる。ステップS13で録音
を開始し、ステップS14で録音終了トリガが発生した
か否かを判断し、録音終了トリガが発生したならステッ
プS15に移行し、録音終了トリガが発生していないな
らステップS14に戻る。ステップS15では、録音終
了時アドレスをインデックスX1−5に記録して終了す
る。
【0036】ステップS1では、システムマイコン7が
録音トリガがトリガでないと判断された場合は、ステッ
プS6に移行する。ステップS6において、システムマ
イコン7はICメモリ6の中のブランクエリアを探し、
記録開始時アドレスに位置を合わせる。続いてステップ
S7において、システムマイコン7は、インデックスX
1−1の位置に録音開始時アドレスを記録する。
【0037】次にステップS8で、システムマイコン7
は、インデックスX1−2に種別コードとして、Aメッ
セージを意味する1Hを書き込む。さらに、システムマ
イコン7は、ステップS5ですでに記録されているAメ
ッセージのペアコードの最大値を読み出し、ステップS
10に移行する。以上のような操作をn回繰り返すこと
により、上記インデックスを有するn個の音声信号群が
ICメモリ6上に記録される。
【0038】次に、再生動作時のICメモリ6からの読
み出し動作の説明を、図5のフローチャートに基づいて
行う。初期状態は、任意の位置で停止しているものとす
る。まず始めに、制御スイッチ13dをPLAYモード
に切り換える。ステップS1で前の動作が録音モードか
どうかを判断し、録音モードならステップS2に移行
し、録音モードでないならステップS8に移行する。ス
テップS2では、発生された再生トリガの種類がQメッ
セージか否かを判断して、QトリガならステップS4
に、QトリガでなくAトリガならステップS3に移行す
る。ステップS3では、質問に対する解答であるAメッ
セージのみを、単独で再生することはできないので、ア
ラームを鳴らしてステップS2に戻る。
【0039】一方、ステップS4では、ICメモリ6の
中のインデックスXN−1に記されたメッセージの記録
開始時アドレスと、インデックスXN−2に記された種
別コードと、インデックスXN−3に記されたペアコー
ドと、インデックスXN−4に記された読出回数と、イ
ンデックスXN−5に記された記録終了時アドレスとか
ら構成されるインデックスデータを、システムマイコン
7に内蔵された作業用RAMに読み込んでステップS5
に移行する。
【0040】ステップS5において、最大のペアコード
を持ったインデックスを読み込んだか否かを判断し、最
大のペアコードを持ったインデックスを読み込んだなら
ステップS6に移行し、読み込んでいないならステップ
S4に戻って、全てのインデックスを読み込むまでこの
動作を続ける。
【0041】ステップS6では、システムマイコン7が
作業用RAMに読み込まれたインデックスデータ群を、
読出回数の少ない順で、次にペアコードの小さい順にソ
ーティング処理を行い、作業用RAMの領域中にソーテ
ィングされたインデックステーブルを作成して、ステッ
プS7に移行する。なお、ソーティング処理の詳細につ
いては後述する。
【0042】ステップS7では、上記のソーティングで
得られた優先度の一番高いQメッセージのアドレスに位
置あわせを行い、ステップS10に移行してQメッセー
ジの再生を行いオートストップして終了する。
【0043】一方、ステップS1で前の動作が記録モー
ドでなかった場合は、ステップS8に移行する。ステッ
プS8では、発生された再生トリガの種類がQメッセー
ジか否かを判断して、QメッセージならステップS7
に、QメッセージでなくAメッセージならステップS9
に移行する。ステップS9では、アドレステーブル中の
最優先のAメッセージアドレスに位置を合わせて、ステ
ップS10に移行する。ステップS10では前ステップ
で位置合わせされているメッセージの再生を開始する。
【0044】更に、再生中の処理フォーマットを、図6
に示したフローチャートに基づいて説明する。任意の位
置で再生中であるときを初期状態とする。なお、図6の
場合インデックスは、すでにソーティングされていお
り、インデックスXN−1〜5を有するQメッセージの
再生状態にあるものとする。ステップS1においては、
Qメッセージを再生しているか否かを判断して、Qメッ
セージを再生しているならステップS2に移行し再生し
ていないならステップS5に移行する。
【0045】ステップS2では、読出回数の更新タイミ
ングがいいかどうかをチェックし、タイミングがいい場
合はステップS3に、タイミングが悪い場合はステップ
S5に移行する。なお、読出回数の更新タイミングは、
(1)Qメッセージを最後まで再生した場合、(2)Q
メッセージの先頭を再生した場合、(3)Qメッセージ
の中間部分まで再生した場合、(4)これらの組み合わ
せた場合、といった場合が考えられる。本実施例におい
ては、読出回数の更新は、Qメッセージの再生開始時に
行うものとする。
【0046】ステップS3においては、再生中のQメッ
セージのアドレスデータの読出回数のインデックスを更
新してステップS4に移行する。更新の方法としては、
読出回数のインデックスXN−4に1バイトが与えられ
ているので、00Hから7FHまで最大128段階で読
出回数が更新できる。
【0047】ステップS4では、ステップS3において
読出回数を更新したQメッセージと同一のペアコードの
インデックスXN’−3を持ったAメッセージの読出回
数のインデックスXN’−4を更新してステップS5に
移行する。
【0048】ステップS5では、Cスイッチ13cが押
されるとスキップしてステップS6に移行し、Cスイッ
チ13cが押されない場合は、そのままQメッセージの
再生を続けた後、ステップS7に移行する。
【0049】ステップS6では、アドレステーブル上
で、直前に再生されていたQメッセージのアドレスデー
タの次に位置するQメッセージのアドレスデータを読み
出し、ステップS13に移行する。一方、ステップS7
においては、メッセージエンドか否かを判断し、メッセ
ージエンドならステップS8へ、メッセージエンドでな
いならステップS1に移行する。
【0050】また、ステップS8では、再生トリガが発
生したか否かを判断し、再生トリガが発生していないな
らステップS9に移行し終了する。一方、ステップS8
で再生トリガが発生したならステップS10に移行し、
ステップS10で再生トリガの種類がQトリガか否かを
判断し、QトリガならステップS11に、Qトリガでな
いならステップS12に移行する。
【0051】ステップS11においては、アドレステー
ブル上で、直前に再生されていたQメッセージのアドレ
スデータの次に位置するQメッセージのアドレスデータ
を読み出しステップS13に移行する。ステップS12
においては、直前に再生されていたQメッセージのアド
レスデータの次に位置し、同一のペアコードを持つAメ
ッセージのアドレスデータを読み出してから、ステップ
S13に移行する。ステップS13では、前ステップで
読み出されたアドレスを持つメッセージの再生を行い、
ステップS1に移行して上記したステップを繰り返す。
【0052】ソーティング処理の説明を、図7の概念図
に基づいて行う。ソーティングに先だって、システムマ
イコン7が、システムマイコン7中の作業用RAMに、
インデックスを録音開始時アドレスの小さい順に図7
(a)に示したように、ICメモリから順次読み込んで
いく。読み出された1つのメッセージのインデックスデ
ータの構成は、最上位の1バイト(MSB)側から、1
バイトの読出回数のインデックス、3バイトのペアコー
ドのインデックス、1バイトの種別コードのインデック
スが、順に最下位の1バイト(LSB)側に向かって、
配置されている。
【0053】Qメッセージは、読出回数の小さい順に、
また同一の読出回数のQメッセージは、ペアコードの小
さい順に並べる。Aメッセージは、同一ペアコードのQ
メッセージの直後に並べるものとする。このソーティン
グの結果は図7(b)に示してある。
【0054】同図(a)においては、ICメモリから読
み出されたアドレステーブルは、録音開始時アドレスの
順にインデックスデータが並べられている。同図(a)
の場合は録音時に、Q1メッセージ〜Q6メッセージ、
A1メッセージ〜A6メッセージの順番に録音したため
に、ソーティング開始時にもこの順番で読み出される。
同図(b)においては、Q3メッセージ、A3メッセー
ジ、Q5メッセージ、A5メッセージ、Q1メッセー
ジ、A1メッセージ、Q2メッセージ、A2メッセージ
・・・・といった順番にソーティングされる。
【0055】なお、再生トリガに対するアドレステーブ
ル上の処理を以下に説明する。同図(b)において、Q
3メッセージ再生終了後にQスイッチを押すか、また
は、Q3メッセージ再生中にスキップさせると、Qメッ
セージの再生トリガのアドレスジャンプが行われ、Q5
メッセージが再生される(同図(b)の1の場合)。ま
たは、Q3メッセージ再生終了後にAスイッチを押す
と、A3メッセージが再生される(同図(b)の2の場
合)。このようにして、Qメッセージと、それに対応す
るAメッセージとが対になって読出回数順に並べられた
インデックステーブルを得ることができる。
【0056】なお、本発明の学習機1において、ICメ
モリ6をメモリカードとして着脱可能にしても良い。さ
らに、本発明の学習機1に、映像記録手段、液晶ディス
プレイ等の映像表示手段を設ければ、音声と共に映像も
記録再生させることもできる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第1の
音声メッセージのインデックス情報を、読出回数の小さ
い順に並べると共に、第2の音声メッセージのインデッ
クス情報を、同一ペアコードのインデックス情報の直後
に並べ、第1のスイッチが押される毎に、当該並べられ
たインデックス情報の順に第1の音声メッセージを順次
読み出し、第2のスイッチが押される毎に、直前の第1
の音声メッセージと同一ペアコードの第2の音声メッセ
ージを読み出すことにより、再生回数の少ない第1の音
声メッセージを優先して読み出すことができつつ、その
第1の音声メッセージに対応する第2の音声メッセージ
を容易に読み出すことができるため、多数の音声メッセ
ージを幅広く学習することが可能になると共に、効率的
な学習が可能となる。
【0058】
【0059】
【0060】
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の実施例を示す学習機の上方斜視図であ
る。
【図3】本発明の実施例のインデックスの概念図であ
る。
【図4】本発明の実施例の記録の制御動作を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の実施例の再生の制御動作を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の実施例の再生処理のフォーマットを示
すフローチャートである。
【図7】本発明の実施例のソーティング処理の概念図で
あり、同図(a)はソーティング処理前のアドレステー
ブルであり、同図(b)はソーティング処理後のアドレ
ステーブルである。
【符号の説明】
1 学習機 2 マイクロフォン 3、10 増幅器 4 ADコンバータ 5 音声圧縮回路 6 ICメモリ 7 システムマイコン 8 音声伸張回路 9 DAコンバータ 11 音量調節器 12 イヤホン 13a Qスイッチ 13b Aスイッチ 13c Cスイッチ 13d 制御スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09B 5/04 G10L 13/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音声メッセージ及び各音声メッセ
    ージに対応するインデックス情報を記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段に記憶された音声メッセージ及びインデッ
    クス情報を読み出す読出手段とを備えた学習機におい
    て、 前記記憶手段は、インデックス情報として、音声メッセ
    ージが記憶されている位置を示す録音開始時アドレス及
    び録音終了時アドレスと、音声メッセージが第1の音声
    メッセージか第2の音声メッセージかを識別する種別コ
    ードと、何番目の音声メッセージかを示すペアコード
    と、各音声メッセージの読み出しの毎に更新される読出
    回数とを記憶する一方、 前記読出手段は、第1の音声メッセージのインデックス
    情報を、読出回数の小さい順に並べると共に、第2の音
    声メッセージのインデックス情報を、同一ペアコードの
    インデックス情報の直後に並べ、第1のスイッチが押さ
    れる毎に、当該並べられたインデックス情報の順に第1
    の音声メッセージを順次読み出し、第2のスイッチが押
    される毎に、直前の第1の音声メッセージと同一ペアコ
    ードの第2の音声メッセージを読み出すことを特徴とす
    る学習機。
  2. 【請求項2】 前記読出手段は、同一の読出回数のイン
    デックス情報について、ペアコードの小さい順に並べる
    ことを特徴とする請求項1記載の学習機。
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