JP3316340B2 - ビデオテープレコーダ - Google Patents
ビデオテープレコーダInfo
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- JP3316340B2 JP3316340B2 JP15331695A JP15331695A JP3316340B2 JP 3316340 B2 JP3316340 B2 JP 3316340B2 JP 15331695 A JP15331695 A JP 15331695A JP 15331695 A JP15331695 A JP 15331695A JP 3316340 B2 JP3316340 B2 JP 3316340B2
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- Japan
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- signal
- audio signal
- switch
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(VTR)に関する。
(VTR)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、2倍速再生時でも通常のスピード
音声が再生できるようにしたVTRが市販されている。
音声が再生できるようにしたVTRが市販されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記VTR
では2倍速以上の高速再生時に通常スピードの音声が得
られるようにしたものであって、1倍速の通常の音声を
ゆっくりした音声スピードに変換するようにしたものは
ない。
では2倍速以上の高速再生時に通常スピードの音声が得
られるようにしたものであって、1倍速の通常の音声を
ゆっくりした音声スピードに変換するようにしたものは
ない。
【0004】従って、本発明はかかる点を改良し、1倍
速の通常の音声の供給源がE−E音声であっても、ビデ
オテープの再生音声であっても、ゆっくりした音声が得
られるように好適に構成したVTRを提案しようとする
ものである。
速の通常の音声の供給源がE−E音声であっても、ビデ
オテープの再生音声であっても、ゆっくりした音声が得
られるように好適に構成したVTRを提案しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力された音
声信号が音声区間であるか無音区間であるかに応じて、
前記入力音声信号に対して圧縮伸張および/または削除
処理による話速変換処理をメモリの制御によって行う話
速変換処理部を備えるビデオテープレコーダにおいて、
前記入力音声信号に対してその音声の無音区間を一部
(又は実質的に全て)削除し、単語を時間軸を伸張する
ことにより実時間内でゆっくりした音声に変換する処理
手段と、前記入力音声信号の信号源が変更されたとき前
記メモリをリセットする制御手段とをさらに備える。ま
た、前記信号源が変更されたとは、前記信号源が少なく
ともテープからの再生音声信号又はチューナから得られ
る音声信号又はマイクロフォンから得られる音声信号若
しくは外部機器から得られる音声信号再生信号である場
合であって、いずれか一の信号源が選択されているとき
に他の一の信号源に変更されたことである。
声信号が音声区間であるか無音区間であるかに応じて、
前記入力音声信号に対して圧縮伸張および/または削除
処理による話速変換処理をメモリの制御によって行う話
速変換処理部を備えるビデオテープレコーダにおいて、
前記入力音声信号に対してその音声の無音区間を一部
(又は実質的に全て)削除し、単語を時間軸を伸張する
ことにより実時間内でゆっくりした音声に変換する処理
手段と、前記入力音声信号の信号源が変更されたとき前
記メモリをリセットする制御手段とをさらに備える。ま
た、前記信号源が変更されたとは、前記信号源が少なく
ともテープからの再生音声信号又はチューナから得られ
る音声信号又はマイクロフォンから得られる音声信号若
しくは外部機器から得られる音声信号再生信号である場
合であって、いずれか一の信号源が選択されているとき
に他の一の信号源に変更されたことである。
【0006】
【作用】上記の構成によれば、音声信号源を変更しても
すぐにその変更した音声が話速変換されて得られる。
すぐにその変更した音声が話速変換されて得られる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しつつ
説明する。
説明する。
【0008】図1は本発明にかかるVTRの音声再生系
を示すブロック図であって、ビデオテープTのオーディ
オトラック(横トラック)から音声ヘッド1で再生され
た音声信号はイコライザアンプ2を介してE−E/再生
入力切り替えスイッチ回路(第1スイッチ)3の一方の
入力に加えられる。
を示すブロック図であって、ビデオテープTのオーディ
オトラック(横トラック)から音声ヘッド1で再生され
た音声信号はイコライザアンプ2を介してE−E/再生
入力切り替えスイッチ回路(第1スイッチ)3の一方の
入力に加えられる。
【0009】尚、E−E信号とは、入力されるベースバ
ンドの信号をそのまま出力するような信号であり、変調
されていない信号のことである。
ンドの信号をそのまま出力するような信号であり、変調
されていない信号のことである。
【0010】この入力切り替え回路3の他方の入力には
音声E−E入力端子12からの音声E−E信号が供給さ
れる。前記音声E−E信号は、チューナから得られる音
声信号、マイクロフォンから得られる音声信号、また
は、例えばビデオディスクプレーヤ、他のビデオテープ
レコーダなどの外部機器から得れる音声信号である。
音声E−E入力端子12からの音声E−E信号が供給さ
れる。前記音声E−E信号は、チューナから得られる音
声信号、マイクロフォンから得られる音声信号、また
は、例えばビデオディスクプレーヤ、他のビデオテープ
レコーダなどの外部機器から得れる音声信号である。
【0011】前記第1スイッチ3で選択された信号はバ
ッファアンプ4を介して話速変換回路部5に入力され、
ここで後述する話速変換処理がなされてローパスフィル
タ(LPF)58に供給された後通常再生音声/話速変
換音声切り替えスイッチ(第2スイッチ)7の一方の入
力に供給される。
ッファアンプ4を介して話速変換回路部5に入力され、
ここで後述する話速変換処理がなされてローパスフィル
タ(LPF)58に供給された後通常再生音声/話速変
換音声切り替えスイッチ(第2スイッチ)7の一方の入
力に供給される。
【0012】この第2スイッチ7の他方の入力には前記
イコライザアンプ2の出力がバッファアンプ6を介して
与えられる。従って、第2スイッチ7はイコライザ2か
ら得られる再生音声信号と話速変換処理した音声信号の
何れか一方を選択してE−E/再生出力切り替えスイッ
チ(第3スイッチ)8の一方の入力に与えられる。
イコライザアンプ2の出力がバッファアンプ6を介して
与えられる。従って、第2スイッチ7はイコライザ2か
ら得られる再生音声信号と話速変換処理した音声信号の
何れか一方を選択してE−E/再生出力切り替えスイッ
チ(第3スイッチ)8の一方の入力に与えられる。
【0013】前記第3スイッチ8の他方の入力には、端
子12に与えられるE−E音声信号が供給され、第3ス
イッチ8は前記E−E音声及び第2スイッチ7の出力を
選択してミュート回路9に出力する。ミュート回路9か
ら出力された信号はラインアンプ10を介して外部の機
器、例えばテレビジョン受像機に出力される。
子12に与えられるE−E音声信号が供給され、第3ス
イッチ8は前記E−E音声及び第2スイッチ7の出力を
選択してミュート回路9に出力する。ミュート回路9か
ら出力された信号はラインアンプ10を介して外部の機
器、例えばテレビジョン受像機に出力される。
【0014】13はマイコン(マイクロコンピュータ)
であって、このマイコン13によって前記第1、第2、
第3スイッチ3,7,8及び話速変換回路部5が制御さ
れる。
であって、このマイコン13によって前記第1、第2、
第3スイッチ3,7,8及び話速変換回路部5が制御さ
れる。
【0015】この話速変換回路部5は、三洋電機株式会
社製LC85400Eから構成されるものであって、基
本的にはバスライン50、マイコンインターフェース5
1、メモリインターフェース52、クロック発生器5
3、ALCアンプ54、A/D変換器55、DSP(デ
ジタル・シグナル・プロセッサ)56、及びD/A変換
器57からなり、メモリインターフェス52は外部のメ
モリ(ダイナミックRAM)11とデータのやり取りを
行う。この話速変換回路部5は、後述するようにメモリ
11の書き込み速度を制御して話速変換を行うが(読み
出し速度は一定)、前記メモリ11はリングメモリと呼
ばれるものである。リングメモリとは、リング構造を有
するメモリであり、リング構造とは連鎖リストの最後の
項目のポインタが先頭の項目を指すようにつながれたも
のを云う。
社製LC85400Eから構成されるものであって、基
本的にはバスライン50、マイコンインターフェース5
1、メモリインターフェース52、クロック発生器5
3、ALCアンプ54、A/D変換器55、DSP(デ
ジタル・シグナル・プロセッサ)56、及びD/A変換
器57からなり、メモリインターフェス52は外部のメ
モリ(ダイナミックRAM)11とデータのやり取りを
行う。この話速変換回路部5は、後述するようにメモリ
11の書き込み速度を制御して話速変換を行うが(読み
出し速度は一定)、前記メモリ11はリングメモリと呼
ばれるものである。リングメモリとは、リング構造を有
するメモリであり、リング構造とは連鎖リストの最後の
項目のポインタが先頭の項目を指すようにつながれたも
のを云う。
【0016】前記話速変換回路部5はマイコン13によ
って、音声の再生速度を変化せしめる。すなわち、話速
変換回路部5に入力される音声信号は、ALC(自動レ
ベルコントロール)アンプ54でA/D変換に合ったレ
ベルになるようレベル調整され、A/D変換器55でデ
ジタル信号に変換された後、DSP56によってインタ
ーフェース52を介してメモリ11へ書き込み、および
メモリ11からの読み出しが行われ、メモリから読み出
されたデジタル信号はD/A変換器57によってD/A
変換後アナログ信号に変換されて、LPF58に出力さ
れる。この時、DSP56はメモリ11への音声データ
の書き込み速度を調整し、読み出し時に一定のクロック
で読み出したときに話速変換された音声が得られるよう
になっている。
って、音声の再生速度を変化せしめる。すなわち、話速
変換回路部5に入力される音声信号は、ALC(自動レ
ベルコントロール)アンプ54でA/D変換に合ったレ
ベルになるようレベル調整され、A/D変換器55でデ
ジタル信号に変換された後、DSP56によってインタ
ーフェース52を介してメモリ11へ書き込み、および
メモリ11からの読み出しが行われ、メモリから読み出
されたデジタル信号はD/A変換器57によってD/A
変換後アナログ信号に変換されて、LPF58に出力さ
れる。この時、DSP56はメモリ11への音声データ
の書き込み速度を調整し、読み出し時に一定のクロック
で読み出したときに話速変換された音声が得られるよう
になっている。
【0017】次に、話速変換回路部5によって遅口モー
ドになったときの動作を図2を用いて説明すると、通常
速度のE−E音声または再生音声が図2(a)のように
時間Tで「話速変換をVTRに適用した技術です」なる
音声が再生されるものとし、これに遅口モードの話速変
換が行われると、同図(b)のように同図(a)におけ
る無音区間Tx、TyおよびTzが削除されて、図2
(b)のように「話速変換を」、「VTRに適用し
た」、「技術です」の各々が伸長され、この結果、「話
速変換をVTRに適用した技術です」が全体としてゆっ
くりとした速度でユーザに聞こえるようになる訳であ
る。
ドになったときの動作を図2を用いて説明すると、通常
速度のE−E音声または再生音声が図2(a)のように
時間Tで「話速変換をVTRに適用した技術です」なる
音声が再生されるものとし、これに遅口モードの話速変
換が行われると、同図(b)のように同図(a)におけ
る無音区間Tx、TyおよびTzが削除されて、図2
(b)のように「話速変換を」、「VTRに適用し
た」、「技術です」の各々が伸長され、この結果、「話
速変換をVTRに適用した技術です」が全体としてゆっ
くりとした速度でユーザに聞こえるようになる訳であ
る。
【0018】次に、端子12に供給されるE−E音声信
号を遅口モードで視聴する場合の動作を説明する。遅口
モードになると、マイコン13は第1スイッチ3がE−
E音声信号を選択するように切り替わる。従って、第1
スイッチ3はE−E音声信号を出力し、これがバッファ
アンプ4を介して話速変換回路部5に供給される。この
とき話速変換回路部5は、遅口モードになるようにマイ
コン13によって設定される。E−E音声信号は話速変
換回路部5で上述した話速変換処理が行われた後、LP
F58を介して第2スイッチ7に供給される。
号を遅口モードで視聴する場合の動作を説明する。遅口
モードになると、マイコン13は第1スイッチ3がE−
E音声信号を選択するように切り替わる。従って、第1
スイッチ3はE−E音声信号を出力し、これがバッファ
アンプ4を介して話速変換回路部5に供給される。この
とき話速変換回路部5は、遅口モードになるようにマイ
コン13によって設定される。E−E音声信号は話速変
換回路部5で上述した話速変換処理が行われた後、LP
F58を介して第2スイッチ7に供給される。
【0019】第2スイッチ7はマイコン5によってLP
F58の出力を選択するように設定されているので、話
速変換された音声信号は第3スイッチ8に入力される
が、このとき第3スイッチ8は第2スイッチ7の出力を
選択するようになっているので、第3スイッチ8からは
遅口モードに話速変換された音声信号が出力され、これ
がミュート回路9を介してラインアンプ10に供給され
て増幅後出力される。
F58の出力を選択するように設定されているので、話
速変換された音声信号は第3スイッチ8に入力される
が、このとき第3スイッチ8は第2スイッチ7の出力を
選択するようになっているので、第3スイッチ8からは
遅口モードに話速変換された音声信号が出力され、これ
がミュート回路9を介してラインアンプ10に供給され
て増幅後出力される。
【0020】E−E音声を話速変換を行わずにそのまま
視聴する場合は、マイコン13によって第3スイッチ8
が端子12を選択するように切り替えられ、また、テー
プからの再生音声を話速変換せずに視聴する場合は、第
2スイッチ7がバッファアンプ6の出力を選択するよう
に切り替えられるとともに第3スイッチ8がこの第2ス
イッチ7の出力を選択するように切り替えられようにマ
イコン13によって制御される。
視聴する場合は、マイコン13によって第3スイッチ8
が端子12を選択するように切り替えられ、また、テー
プからの再生音声を話速変換せずに視聴する場合は、第
2スイッチ7がバッファアンプ6の出力を選択するよう
に切り替えられるとともに第3スイッチ8がこの第2ス
イッチ7の出力を選択するように切り替えられようにマ
イコン13によって制御される。
【0021】また、テープからの1倍速の再生音声信号
を遅口モードで視聴する場合、マイコン13は第1スイ
ッチ3がイコライザアンプ2の出力を選択するように切
り替わる。従って、第1スイッチ3はテープの再生音声
信号を出力し、これがバッファアンプ4を介して話速変
換回路部5に供給される。このとき話速変換回路部5
は、遅口モードになるようにマイコン13によって設定
される。テープの再生音声信号は話速変換回路部5で上
述した話速変換処理が行われた後、LPF58を介して
第2スイッチ7に供給される。第2スイッチ7はマイコ
ン13によってLPF58の出力を選択するように設定
されているので、話速変換されたテープの再生音声信号
は第3スイッチ8に入力されるが、このとき第3スイッ
チ8は第2スイッチ7の出力を選択するようになってい
るので、第3スイッチ8からは遅口モードに話速変換さ
れた音声信号が出力され、これがミュート回路9を介し
てラインアンプ10に供給されて増幅後出力される。
を遅口モードで視聴する場合、マイコン13は第1スイ
ッチ3がイコライザアンプ2の出力を選択するように切
り替わる。従って、第1スイッチ3はテープの再生音声
信号を出力し、これがバッファアンプ4を介して話速変
換回路部5に供給される。このとき話速変換回路部5
は、遅口モードになるようにマイコン13によって設定
される。テープの再生音声信号は話速変換回路部5で上
述した話速変換処理が行われた後、LPF58を介して
第2スイッチ7に供給される。第2スイッチ7はマイコ
ン13によってLPF58の出力を選択するように設定
されているので、話速変換されたテープの再生音声信号
は第3スイッチ8に入力されるが、このとき第3スイッ
チ8は第2スイッチ7の出力を選択するようになってい
るので、第3スイッチ8からは遅口モードに話速変換さ
れた音声信号が出力され、これがミュート回路9を介し
てラインアンプ10に供給されて増幅後出力される。
【0022】ところで、E−E音声信号を遅口モードの
話速変換して視聴している状態から、テープからの再生
音声信号を同じく遅口モードの話速変換して視聴する場
合を考えると、第1スイッチ3は端子12側からイコラ
イザアンプ2側を選択するように切り替わるが、この切
り替わる直前のメモリ11の状態は図3(A)のように
なっており、E−E音声信号がこのメモリ11の全ての
アドレスに書き込まれている。そして、この状態でイコ
ライザアンプ2からの出力が選択されるとその出力が書
き込まれる(書き込み開始点をWで示す)が、前の状態
から単純にW点から書き込みを開始しても、W−R間
(Tm)には以前の音声データ、すなわちE−E音声信
号が残ったままになっているので、読み出しアドレスが
歩進して前記Tmのデータを読み出すことになる。この
ことは、VTRがE−E画面からビデオテープの再生画
面に切り替えられても、しばらくの間はE−E音声信号
が聞こえることになり、画面と映像のズレが生じること
を意味する。
話速変換して視聴している状態から、テープからの再生
音声信号を同じく遅口モードの話速変換して視聴する場
合を考えると、第1スイッチ3は端子12側からイコラ
イザアンプ2側を選択するように切り替わるが、この切
り替わる直前のメモリ11の状態は図3(A)のように
なっており、E−E音声信号がこのメモリ11の全ての
アドレスに書き込まれている。そして、この状態でイコ
ライザアンプ2からの出力が選択されるとその出力が書
き込まれる(書き込み開始点をWで示す)が、前の状態
から単純にW点から書き込みを開始しても、W−R間
(Tm)には以前の音声データ、すなわちE−E音声信
号が残ったままになっているので、読み出しアドレスが
歩進して前記Tmのデータを読み出すことになる。この
ことは、VTRがE−E画面からビデオテープの再生画
面に切り替えられても、しばらくの間はE−E音声信号
が聞こえることになり、画面と映像のズレが生じること
を意味する。
【0023】そこで、本発明では以下に述べるような工
夫を行っている。
夫を行っている。
【0024】すなわち、図4のフローチャートに従っ
て、ステップ1(S1)で音声供給源に変更がなけれ
ば、マイコン13は、メモリ11への情報の取り込み
(S3)、及び取り出し(S4)を行い、そのまま話速
変換処理を行うが、ステップ1(S1)で音声供給源に
変更があれば、マイコン3はメモリ11をリセットする
ように話速変換回路部5を制御する(S2)。メモリ1
1はリセットされると図3(B)の如くなり、音声情報
が図3(C)の如くしばらく(Tmin)書き込まれて
から読み出しが始まることになる。
て、ステップ1(S1)で音声供給源に変更がなけれ
ば、マイコン13は、メモリ11への情報の取り込み
(S3)、及び取り出し(S4)を行い、そのまま話速
変換処理を行うが、ステップ1(S1)で音声供給源に
変更があれば、マイコン3はメモリ11をリセットする
ように話速変換回路部5を制御する(S2)。メモリ1
1はリセットされると図3(B)の如くなり、音声情報
が図3(C)の如くしばらく(Tmin)書き込まれて
から読み出しが始まることになる。
【0025】上記の例では、音声供給源は、E−E音声
信号から、ビデオテープの再生音声に変更される場合で
あるので、この変更を検出してメモリ11がリセットさ
れる訳である。従って、画面がEE画面からビデオテー
プの再生画面に変わるとすぐにその変わった画面の音声
が話速変換されたものが得られるようになる。また、音
声供給源の変更としては、上記の例とは逆にビデオテー
プの再生音声からEE音声信号への変更に対しても、上
記のリセット動作が行われるものである。
信号から、ビデオテープの再生音声に変更される場合で
あるので、この変更を検出してメモリ11がリセットさ
れる訳である。従って、画面がEE画面からビデオテー
プの再生画面に変わるとすぐにその変わった画面の音声
が話速変換されたものが得られるようになる。また、音
声供給源の変更としては、上記の例とは逆にビデオテー
プの再生音声からEE音声信号への変更に対しても、上
記のリセット動作が行われるものである。
【0026】以上のように構成することにより、遅口モ
ードにおいて、話速変換回路部へ入力される音声信号源
がE−E音声、通常速度のテープ再生音声、その他の信
号源に互いに変更されたとしても、画像と話速変換され
た音声との時間のズレなく視聴できる。
ードにおいて、話速変換回路部へ入力される音声信号源
がE−E音声、通常速度のテープ再生音声、その他の信
号源に互いに変更されたとしても、画像と話速変換され
た音声との時間のズレなく視聴できる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、話速変換
回路部へ入力される音声信号源がE−E音声、通常速度
のテープ再生音声、その他の信号源に互いに変更された
としても、画像と話速変換された音声との時間のズレな
く視聴できるビデオテープレコーダを提供できる。
回路部へ入力される音声信号源がE−E音声、通常速度
のテープ再生音声、その他の信号源に互いに変更された
としても、画像と話速変換された音声との時間のズレな
く視聴できるビデオテープレコーダを提供できる。
【図1】本発明を実施したビデオテープレコーダの要部
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明を実施したビデオテープレコーダの動作
説明の一例を示す図である。
説明の一例を示す図である。
【図3】本発明による話速変換用のメモリの動作説明図
である。
である。
【図4】本発明による制御を説明するためのフローチャ
ートを示す図である。
ートを示す図である。
T ビデオテープ 1 磁気ヘッド 3 第1スイッチ 5 話速変換回路部 7 第2スイッチ 8 第3スイッチ 10 ラインアンプ 11 メモリ 12 E−E音声信号入力端子 13 マイクロコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/928 H04N 5/92 J 5/93 5/93 G (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10L 11/02,13/08 G10L 19/00,21/04 H04N 5/928 - 5/93 G11B 20/02
Claims (2)
- 【請求項1】 入力された音声信号が音声区間であるか
無音区間であるかに応じて、前記入力音声信号に対して
圧縮伸張および/または削除処理による話速変換処理を
メモリの制御によって行う話速変換処理部を備えるビデ
オテープレコーダにおいて、 前記入力音声信号に対してその音声の無音区間を一部
(又は実質的に全て)削除し、単語を時間軸を伸張する
ことにより実時間内でゆっくりした音声に変換する処理
手段と、 前記入力音声信号の信号源が変更されたとき前記メモリ
をリセットする制御手段と、 をさらに備えることを特徴とするビデオテープレコー
ダ。 - 【請求項2】 前記信号源が変更されたとは、前記信号
源が少なくともテープからの再生音声信号又はチューナ
から得られる音声信号又はマイクロフォンから得られる
音声信号若しくは外部機器から得られる音声信号である
場合であって、いずれか一の信号源が選択されていると
きに他の一の信号源に変更されたことであることを特徴
する請求項1記載のビデオテープレコーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15331695A JP3316340B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | ビデオテープレコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15331695A JP3316340B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | ビデオテープレコーダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH097295A JPH097295A (ja) | 1997-01-10 |
JP3316340B2 true JP3316340B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=15559834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15331695A Expired - Fee Related JP3316340B2 (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | ビデオテープレコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3316340B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3619946B2 (ja) * | 1997-03-19 | 2005-02-16 | 富士通株式会社 | 話速変換装置、話速変換方法及び記録媒体 |
JP2001344905A (ja) | 2000-05-26 | 2001-12-14 | Fujitsu Ltd | データ再生装置、その方法及び記録媒体 |
-
1995
- 1995-06-20 JP JP15331695A patent/JP3316340B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH097295A (ja) | 1997-01-10 |
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