JP3015666B2 - 音声信号再生装置 - Google Patents

音声信号再生装置

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JP3015666B2
JP3015666B2 JP6112764A JP11276494A JP3015666B2 JP 3015666 B2 JP3015666 B2 JP 3015666B2 JP 6112764 A JP6112764 A JP 6112764A JP 11276494 A JP11276494 A JP 11276494A JP 3015666 B2 JP3015666 B2 JP 3015666B2
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FMオーディオ信号に
対する特殊再生時のリニアトラックオーディオ信号の再
生出力レベルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メモリ回路を使って、特殊再生
(倍速再生、5倍速再生等)モードにおいても、リニア
トラックに記録されたオーディオ信号を再生し、音声出
力を得る技術は周知である。例えば、公開公報特開昭5
9−45607号(G11B 5/027)参照。その
一般的な回路ブロック図を図5に、磁気テープの記録ト
ラックを図6に示す。
【0003】図5及び図6において、1はリニアトラッ
ク15a,15bに記録されたオーディオ再生信号S1
の入力端子、2は等価増幅回路、3はアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換回路、4はデジタル信
号を記憶するメモリ回路、5はデジタル信号をアナログ
信号に変換するD/A変換回路であり、A/D変換回路
3,メモリ回路4、D/A変換回路により、デジタル・
メモリ・サウンド・システム(以下DMSSと云う)回
路6を構成している。但し、図5では、DMSS回路6
にはメモリ回路4への書き込み/読み出しをコントロー
ルするコントロール回路は省略している。7は切換えス
イッチ、8はバッファーアンプである。
【0004】9は斜めトラック16に記録されたFMオ
ーディオ再生信号S2(HiFi音声信号)の入力端
子、10はHiFi音声再生処理回路、11は切換えス
イッチ、12は再生音声信号の出力端子である。また、
DMSSボタン(図示せず)の押圧により切換えスイッ
チ7,11は強制的にH側に切換えられる。
【0005】オーディオ再生信号S1が端子1に入力さ
れると、等価増幅回路2で増幅され、切換えスイッチ7
のL端子、バッファーアンプ8、切換えスイッチ11の
H端子を介して出力端子12に音声信号が出力される。
又、HiFi音声信号S2が端子9に入力されると、該
信号S2はHiFi音声再生処理回路10で信号処理さ
れた後、切換えスイッチ11のL端子を介して端子12
にHiFi音声信号が出力される。
【0006】さて、DMSSボタンが押されると、切換
えスイッチ7,11をH側に切換える。入力端子1に入
力されるオーディオ再生信号S1は、等価増幅回路2で
増幅された後、DMSS回路6に入力され、A/D変換
回路3でアナログからデジタルに変換された後、所定の
タイミングでメモリ回路4に書き込まれ、所定のタイミ
ングで読み出され、D/A変換回路5で再びデジタルか
らアナログに変換され、切換えスイッチ7のH端子、バ
ッファーアンプ8、切換えスイッチ11のH端子を介し
て処理された再生音声信号が端子12に出力される。
【0007】ここで、DMSS回路6は、磁気テープを
特殊再生モード、例えば、2倍速再生、或るいは5倍速
再生時においても、リニアトラックに記録された信号を
再生し、2倍速再生時は、該再生信号S1を通常再生時
の1/2の情報量をメモリ回路4に書き込み/読み出
す。又、5倍速再生時は、通常再生時の1/5の情報量
をメモリ回路4に書き込み/読み出すことにより、特殊
再生モードにおいても、聴きえる再生オーディオ信号が
得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、DMSS回
路6を介して信号処理された再生オーディオ信号S1’
は、一定レベルに固定されて出力されているため、以下
の問題が生じる。即ち、DMSS回路で信号処理される
再生オーディオ信号は、リニアトラックに記録された信
号を利用している。該リニアトラックに記録されるオー
ディオ信号の記録レベルは、記録時に自動レベルコント
ロール(ALC)回路により、基準レベル(ここでは、
−8dBsとする。)以上の信号は、レベルが抑えられ
て記録されている。
【0009】一方、磁気テープの斜めトラックに記録さ
れるHiFiオーディオ信号は、基準レベルに対して約
+20dBの信号レベルまで記録可能である。このた
め、基準レベル以上のオーディオ信号をDMSS回路で
信号処理した場合、HiFiオーディオ信号に比してか
なりのレベル差が生じる。又、逆に、DMSS回路で処
理される再生オーディオ信号のレベルを基準レベル以上
のレベルに設定し、通常再生時のHiFiオーディオ再
生信号のレベルに合わせると、全体的に再生オーディオ
信号のレベルが大きめになってしまう。
【0010】
【課題を解決するための手段】A/D変換回路、メモリ
回路及びD/A変換回路からなるデジタル・メモリ・サ
ウンドシステム(DMSS)回路を備え、リニアトラッ
ク再生音声信号又は、斜めトラック再生HiFi音声信
号の何れかを選択的に出力すると共に、特殊再生時、前
記DMSS回路を介して前記リニアトラック再生音声信
号を出力する磁気再生装置であって、前記DMSS回路
の後段に前記リニアトラック再生音声信号のレベルが基
準レベルを越える信号に対して増幅利得を可変する電圧
制御増幅(VCA)回路を従接する構成とする。
【0011】該VCA回路の増幅利得は、前記再生オー
ディオ信号のレベルが基準レベル以下の時は0dBであ
り、基準レベルを越えると可変増加させる。又、基準レ
ベルを−8dBsに設定する。
【0012】
【作用】上述の構成により、リニアトラックに記録され
たオーディオ再生信号は、特殊再生モードにおいて、D
MSS回路で信号処理された後、基準レベル以上の信号
に対して、VCO回路で該再生信号レベルに応じて可変
増幅され、通常再生時のHiFiオーディオ再生信号と
のレベル差が解消される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の具体的な一実施例について図
面を参照しながら説明する。図1は本発明の回路ブロッ
ク図、図2はHiFiオーディオ再生信号の入出力レベ
ル図、図3はリニアトラックオーディオ再生信号の入出
力図、図4は本案のDMSS処理後のオーディオ再生信
号の入出力図である。図において、従来例と同一部分に
は同一番号を付け、その説明を省略する。図1におい
て、従来例と異なる点は、DMSS回路6の後段に電圧
制御増幅(VCA)回路14を従接した点のみである。
【0014】本発明では、特殊再生モードにおけるリニ
アトラック再生音声信号を、DMSS回路6を介して処
理し、その処理された信号のレベルと通常再生時の再生
HiFi音声信号とのレベル差を、VCA(Voltage Co
ntrolled Amplifier)回路14により改善するものであ
る。
【0015】図2は、通常再生時のHiFi音声信号の
入力対出力レベルを示し、約20dB越えるレベルまで
記録再生が可能である。これに対して、図3にリニアト
ラックに記録される音声信号の入力対出力を示してい
る。図2及び図3を比較すると、入力信号が基準レベル
(−8dBsに設定する。)を越えると、図3に示すよ
うに出力レベルは飽和している。これは、リニアトラッ
クに記録される音声信号は、テープ走行速度と磁気ヘッ
ドとの関係による電磁変換特性により、歪率確保のため
に例えば歪率3%以下に抑えるために、上述のALC回
路により基準レベル以下に抑えて記録されている。
【0016】このレベル差を改善するために、VCA回
路14の特性を基準レベル以下の音声信号S1’に対し
ては、増幅利得が一定になるように、例えば利得0dB
となるように設定する。そして、再生音声信号S1’の
レベルが基準レベル−8dBを越えると、VCA回路1
4の増幅利得を可変する(ここでは、利得を上げる方向
へ作用する)回路構成に設計する。例えば、図4に示す
ように利得をA1、A2、… …AndBとする。尚、
VCA回路14の利得制御は、DMSS回路6のデー
タ、若しくは、DMSS回路6処理後の音声信号を元に
決める。
【0017】上述のように構成することによって、従来
特殊再生モードで生じていたリニアトラックから再生さ
れる音声信号が、DMSS回路6で信号処理された後、
VCA回路14で増幅されることにより、通常再生時に
得られる再生HiFi音声とのレベル差が解消され、特
殊再生モードにおける再生音声に対する違和感を無くす
ことが出来る。
【0018】
【発明の効果】上述の構成により、通常再生時HiFi
音声で視聴していて、キュー又は、レビュー等の特殊再
生モードに切換え、DMSSボタン操作によりリニアト
ラックからの再生音声を視聴した場合ても、再生音声レ
ベルが基準レベル以下の時は、何等差し障りなく、又基
準レベル以上の再生音声に対しては、そのレベルに応じ
た可変利得で増幅されるので、TV等の音量の急変や、
音声の違和感を無くすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路ブロック図である。
【図2】HiFiオーディオ再生信号の入出力レベル図
である。
【図3】リニアトラックオーディオ再生信号の入出力図
である。
【図4】本案のDMSS処理後のオーディオ再生信号の
入出力図である。
【図5】従来例の回路ブロック図である。
【図6】磁気テープ上の音声信号記録トラックを示す図
である。
【符号の説明】
3 A/D変換回路 4 メモリ回路 5 D/A変換回路 6 デジタル・メモリ・サウンド・システム(DMS
S)回路 14 電圧制御増幅(VCA)回路

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の音声信号を入力する第1入力端子
    と、 第2の音声信号を入力する第2入力端子と、 前記第1入力端子に接続され、高速で再生された音声信
    号を通常の話速に変換して出力するデジタル・メモリ・
    サウンドシステムと、 該デジタル・メモリ・サウンドシステムの出力部に入力
    部が接続され、入力された音声信号が基準レベルを超え
    るとき該音声信号の増幅率を可変する音声信号増幅手段
    と、 前記第1入力端子に入力された音声信号と前記第2入力
    端子に入力された音声信号と前記増幅手段から出力され
    る音声信号のうちいずれか1の音声信号を選択して出力
    する音声信号選択手段とを備え、 該音声信号選択手段によって通常再生の時は前記第1入
    力端子に入力された音声信号若しくは前記第2入力端子
    に入力された音声信号のいずれか一方を選択して出力す
    るとともに、高速再生時は前記増幅手段から出力される
    音声信号を選択して出力することを特徴とする音声信号
    再生装置。
  2. 【請求項2】 前記増幅手段の増幅率は、入力された音
    声信号が基準レベル以下のときは0dBであり、入力さ
    れた音声信号が基準レベルを超えるとき可変増加するこ
    とを特徴とする請求項1記載の音声信号再生装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の音声信号は、磁気テープ上の
    リニアトラックから再生された音声信号であり、前記第
    2の音声信号は磁気テープ上の斜めトラックから再生さ
    れた音声信号であることを特徴とする請求項1乃至2記
    載の音声信号再生装置。
  4. 【請求項4】 前記基準レベルがー8dBsであること
    を特徴とする請求項1乃至3記載の音声信号再生装置。
  5. 【請求項5】 磁気テープ上のリニアトラックから再生
    された音声信号を入力する第1入力端子と、 磁気テープ上の斜めトラックから再生された音声信号を
    入力する第2入力端子と、 前記第1入力端子に接続され、高速で再生された音声信
    号を通常の話速に変換して出力するデジタル・メモリ・
    サウンドシステムと、 該デジタル・メモリ・サウンドシステムの出力部に入力
    部が接続され、入力された音声信号が基準レベルを超え
    るとき該音声信号の増幅率を可変する音声信号増幅手段
    と、 前記第1入力端子に入力された音声信号と前記第2入力
    端子に入力された音声信号と前記増幅手段から出力され
    る音声信号のうちいずれか1の音声信号を選択して出力
    する音声信号選択手段と、 該音声信号選択手段の選択を強制的に設定するスイッチ
    手段とを備え、 高速再生時に前記スイッチ手段が押圧されると前記増幅
    手段から出力される音声信号を選択して出力することを
    特徴とする音声信号再生装置。
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