JP3133632B2 - 長時間記録装置 - Google Patents

長時間記録装置

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JP3133632B2 JP06339649A JP33964994A JP3133632B2 JP 3133632 B2 JP3133632 B2 JP 3133632B2 JP 06339649 A JP06339649 A JP 06339649A JP 33964994 A JP33964994 A JP 33964994A JP 3133632 B2 JP3133632 B2 JP 3133632B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較的短時間ではある
が高品質な記録や若干品質は劣るが長時間の記録を切り
換えて行うことのできる記録装置に関する。本発明の装
置によって記録される媒体としては、例えば、光磁気デ
ィスク(3.5inchMO)や、ミニディスク(MD)等
がある。
【0002】
【従来の技術】記録/再生可能な媒体としては、光磁気
ディスク(3.5inchMO)、ミニディスク(MD)、
フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ、磁
気カセットテープ、デジタルオーディオテープ(DA
T)、ビデオディスク、ビデオテープ(VHS,ベー
タ,8ミリ)等があり、各々に適した記録/再生装置が
提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】録音の対象となる音声
には、会議、会話、講演、集中治療室や病室内の患者の
状態、音楽演奏等があり、各々必要とされる音質(品
質)が異なる。例えば、会議であれば内容が判る程度の
音質で足りるが、音楽演奏では高い品質が要求される。
また、録音に必要な時間も、2〜3分程度から、数十
分、さらには、数時間乃至数十時間に及ぶ場合もある。
また、数秒程度であれば録音が途中で中断しても支障の
無いものもあれば、中断の許されないものもある。
【0004】このように、録音の品質や録音時間は録音
対象によって各々異なり、特に、録音時間には大きな幅
がある。しかし、現状では、上記の録音時間(最長で数
十時間)を全てカバーできる記録装置は無い。本発明
は、録音対象に応じて録音時間や品質を切り換えること
で、最長で数十時間に及ぶ録音も可能な記録装置の提供
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明は、記録時間を指定するための入力手段と、音
声信号をサンプリングするサンプリング回路と、サンプ
リングにより生成されたデータを圧縮するデータ圧縮回
路と、圧縮されたデータを記録媒体に記録する記録手段
と、前記サンプリング回路のサンプリング周波数、及び
/又は、前記データ圧縮回路の圧縮率を指定する制御手
段とを備えた長時間記録装置であって、前記制御手段
は、前記指定された記録時間に対応する前記サンプリン
グ周波数と前記圧縮率の組み合わせが複数組在る場合
は、サンプリング周波数が高い組み合わせを選択するこ
とを特徴とする。
【0006】
【0007】
【作用】制御手段により指定されたサンプリング周波数
及び/又は圧縮率で、入力信号のサンプリングと、サン
プリングデータの圧縮が行われる。記録媒体に記録され
る圧縮データのビットレートは ビットレート[Kbps]=サンプリング周波数[KHz] ×量子
化ビット数[bit] で与えられる。つまり、記録媒体の容量が一定の場合、
記録可能な時間はサンプリング周波数及び/又は圧縮率
を変更することによって切り換えることができる。
【0008】
【実施例】図1は実施例装置装置の全体構成を示すブロ
ック図、図2は要部の回路構成を示すブロック図であ
り、一点鎖線枠内は同じ部分を示す。また、図3は実施
例装置の操作パネルの説明図、図4はサンプリング周波
数と量子化ビット数で定まるビットレート(及び記録時
間)を示す説明図、図5は記録装置内において、記録媒
体とは別に設置される一時記憶メモリ(ショックプルー
フメモリの場合もある)容量とビットレートで定まる一
時記憶時間を示す説明図である。
【0009】まず、図1を参照して説明する。マイクか
ら入力された音声は、マイクアンプにてレベルを調整さ
れた後、A/D変換される。A/D変換のサンプリング
周波数については後述する。なお、このA/D変換時、
あるいは、マイクアンプ増幅時、或るレベル以上で記録
を起動したり(有音起動)、或るレベル以下では除去す
る(静音圧縮)ことが可能である。
【0010】音声データ処理部では、データ圧縮が行わ
れる。このデータ圧縮の圧縮率については後述する。
【0011】音声データ処理部から送られて来る圧縮デ
ータは、メモリに格納された後、格納順に読み出されて
エンコードされて所定のフォーマット(ここでは記録対
象の光ディスクがミニディスク(MD)であるためMD
フォーマット)にされ、このデータが変調部にてEFM
変調されてMDの記録信号とされる。この記録信号に基
づいてMDにデータが記録される。
【0012】MDのデータは光ピックアップによって読
み出され、アナログ信号処理部にて処理された後、デコ
ーダにてEFM復調される。このEFM復調後の圧縮デ
ータは、メモリに格納された後、格納順に読み出されて
音声データ復調部へ送られて伸長され、且つ、再生速度
(速聞き、遅聞き、標準;図3参照)を該音声データ復
調部のピッチコントール回路(図2)にて制御される。
このための情報はCPUによって与えられる。その後、
D/A変換(本実施例では、PWM変調回路,LPF)
され、スピーカアンプを介して、音声としてスピーカか
ら出力される。
【0013】次に、図2〜5を参照して記録時間を切り
換える方法を説明する。図3のように、表示部を含む操
作パネルには、音質(記録時間)を指定するためのスイ
ッチが設けられている。このスイッチ等を操作して記録
時間又は、音質を指定すると、CPU内に構成される選
択制御部により、指定された記録時間に対応するビット
レートが演算される。この演算は、図4のテーブルを参
照して行われる。例えば、9時間を越えているが13時
間以下である時間が指定された場合であれば、ビットレ
ートが24[Kbps]として決定される。なお、図4に示す
データは、MDの記録容量を140[Mbytes]とした場合
のデータである。
【0014】ビットレートが決定されると、該ビットレ
ートに対応する標本化周波数と量子化ビット数が、図4
のテーブルを参照して演算される。例えば、ビットレー
トが24[Kbps]として決定された場合であれば、標本化
周波数として8[KHz] が選択されるとともに量子化ビッ
ト数として3[bit] が選択される。ここで、ビットレー
トが24[Kbps]の場合としては、標本化周波数が6[KH
z] で量子化ビット数が4[bit] の場合もあるが、この
ような場合、本装置では、帯域の高い方、即ち、標本化
周波数の高い方が選択される。
【0015】こうして選択された標本化周波数と量子化
ビット数は、各々A/D変換回路とデータ圧縮回路に与
えられ、このデータに従って、前述のA/D変換及びデ
ータ圧縮が行われる。圧縮方式としては、現在主流の圧
縮方式であるADPCMでも良いが、これよりセグメン
タルSNRが6[dB]程度良好な、MSBC−APB(本
発明図4、5の例)や、MSBC−TDCと呼ばれる方
式の方が、長時間音声録音に適している。
【0016】なお、図5は、一時記憶のためのショック
プルーフメモリの容量とビットレートと記憶時間の関係
を示す。現状では4[Mbit]のメモリ(DRAM)が普及
してきており、前述のようにビットレートが24[Kbps]
とされた場合であれば、約2分54秒の一時記憶が可能
である。
【0017】また、上記実施例で、再生時に録音した時
刻(**時**分**秒)を操作パネルから入力して、
サブデータに多重して記録された時刻データを用いて、
録音された音声を、検索するというフォーマット及びル
ーチンを付加すると利便性が向上するであろう。
【0018】
【発明の効果】本発明では、指定されたサンプリング周
波数及び/又は圧縮率で入力信号のサンプリングとサン
プリングデータの圧縮が行われるため、サンプリング周
波数及び/又は圧縮率を変えることでビットレートを切
り換えることができ、したがって、記録時間を切り換え
ることができる。このため、録音対象に応じて録音時間
や品質を切り換えて、最長で数十時間に及ぶ録音をする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例装置装置の全体構成を示すブロック図。
【図2】実施例装置装置の要部の回路構成を示すブロッ
ク図。
【図3】実施例装置の操作パネルの説明図。
【図4】サンプリング周波数と量子化ビット数で定まる
ビットレートと、ビットレートに対応する記録時間を示
す説明図。
【図5】メモリ容量とビットレートで定まる記憶時間を
示す説明図。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録時間を指定するための入力手段と、 音声信号をサンプリングするサンプリング回路と、 サンプリングにより生成されたデータを圧縮するデータ
    圧縮回路と、 圧縮されたデータを記録媒体に記録する記録手段と、 前記サンプリング回路のサンプリング周波数、及び/又
    は、前記データ圧縮回路の圧縮率を指定する制御手段
    を備えた長時間記録装置であって、 前記制御手段は、前記指定された記録時間に対応する前
    記サンプリング周波数と前記圧縮率の組み合わせが複数
    組在る場合は、サンプリング周波数が高い組み合わせを
    選択することを特徴とする長時間記録装置。
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