JP3833063B2 - データ生成方法及びデータ再生装置及びデータ記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ圧縮されたデータ信号の記録再生を行うためのデータ生成方法及びデータ記録装置及びデータ再生装置に関するもので、特に、ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)、ATRAC3(Adaptive Transform Acoustic Coding 3)、AAC(Advanced Audio Coding)、TwinVQ(Transform-domain Weighted INterleave Vector Quantization)、MP3(MPEG1 Audio Layer 3)などの不可逆圧縮方式を用いてデータ圧縮されたデータ信号の記録再生を行うためのデータ生成方法及びデータ記録装置及びデータ再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、オーディオデータなどにおいて、その記録媒体の小型軽量化やデータ配信の高速化のために、ATRAC、ATRAC3、AAC、TwinVQ、MP3などの様々なオーディオ高能率符号化方式を用いてデータ圧縮する技術が提供されている。このようなオーディオ高能率符号化方式を用いてデータ圧縮されたオーディオデータを記録媒体に記録再生するデータ記録再生装置の代表として、ATRAC方式を用いてデータ圧縮されたオーディオデータが記録される光磁気ディスクであるミニディスク(以下、単に「ディスク」と称する。)の記録再生を行うデータ記録再生装置について、以下に説明する。
【0003】
図13に、従来のデータ記録再生装置の構成を示す。図13のデータ記録再生装置は、光ピックアップ1より対物レンズ1aを介してレーザー光をディスク13に対して照射することにより、ディスク13にデータの記録又は再生を行う。対物レンズ1aは、この光ピックアップ1内のアクチュエータ(不図示)によって、ディスク13の径方向に移動するように制御される。そして、光ピックアップ1は、送りモータ8によって、ディスク13の径方向(トラックに対して直交方向)に移動させられる。又、スピンドルモータ9によって、ディスク13が周方向に回転される。
【0004】
このようにして、光ピックアップ1、送りモータ8、スピンドルモータ9が動作することで、光ピックアップ1から出射されるレーザー光が目標のトラックに追従される。このとき、光ピックアップ1、送りモータ8、及びスピンドルモータ9の動作は、ドライブ回路10から電力が供給されることによって制御される。
【0005】
即ち、ディスク13から反射されるレーザー光が光ピックアップ1に入射されて、光ピックアップ1からデータ信号やトラッキングエラー信号や同期信号などの各種信号が出力される。そして、光ピックアップ1から出力される信号がRFアンプ2で増幅されて、サーボ回路11に与えられる。サーボ回路11は、システムコントローラ12aの指示に従い、RFアンプ2で増幅された信号に基づいて、ドライブ回路10における制御量を決定し、制御信号としてドライブ回路10に与える。
【0006】
そして、記録動作時は、アナログ信号の音声信号がA/Dコンバータ7aによってデジタル信号に変換されると、データ圧縮回路6cによって、ATRAC方式により、データ圧縮され、毎秒0.3Mbitの速度の圧縮データが生成され、メモリコントローラ4に送出される。メモリコントローラ4は、圧縮データをショックプルーフメモリ5に保持させるように、システムコントローラ12aの指示に従って、ショックプルーフメモリ5の書き込み及び読み出しを制御することで、データ圧縮回路6cからの圧縮データをショックプルーフメモリ5に書き込むとともに、ショックプルーフメモリ5から読み出した圧縮データをエンコーダ/デコーダ/信号処理回路3に送出する。
【0007】
エンコーダ/デコーダ/信号処理回路3は、システムコントローラ12aより与えられる曲番号や経過時間などの各情報よりサブコードを生成する。又、エンコーダ/デコーダ/信号処理回路3はメモリコントローラ4より与えられる圧縮データに誤り検出符号付加などの信号処理を施してエンコードした後、高周波信号に変調して、RFアンプ2に送出する。このRFアンプ2で増幅された高周波信号が光ピックアップ1に与えられ、この高周波信号に基づいて、ディスク13へのデータの記録が行われる。このとき、光ピックアップ1は、記録されるトラック位置に磁気ヘッド(不図示)を当接させるとともに、対物レンズ1aを介してレーザー光を照射することによって、ディスク13にデータを記録させる。
【0008】
又、再生動作時は、対物レンズ1aを介してディスク13のトラックに照射したレーザー光がディスク13のトラックを反射して光ピックアップ1に入光されると、入光されたレーザー光の偏向方向に基づいて高周波信号となるデータが毎秒1.4Mbitの速度で読み出される。読みだされた高周波信号は、RFアンプ2で増幅されてエンコーダ/デコーダ/信号処理回路3で復調された後、デコードされる。このとき、サブコードは、システムコントローラ12aに送出されて、サブコードより曲番号や経過時間などの各情報が認識される。
【0009】
又、もとの圧縮データにデコードするために、エンコーダ/デコーダ/信号処理回路3で、誤り訂正処理などの信号処理が施される。そして、エンコーダ/デコーダ/信号処理回路3でデコードされて得られた圧縮データが、メモリコントローラ4に送出される。メモリコントローラ4は、圧縮データをショックプルーフメモリ5に保持させるように、システムコントローラ12aの指示に従って、ショックプルーフメモリ5の書き込み及び読み出しを制御することで、エンコーダ/デコーダ/信号処理回路3からの圧縮データをショックプルーフメモリ5に書き込むとともに、ショックプルーフメモリ5から読み出した圧縮データをデータ伸長回路6dに送出する。
【0010】
このようにメモリコントローラ4が動作することで、エンコーダ/デコーダ/信号処理回路3から送出される圧縮データの転送速度と、データ伸長回路6dに送出する圧縮データの転送速度との差を吸収するとともに、振動などの外乱による再生の中断を防止するために音声信号出力を保護することができる。そして、データ伸長回路6dにおいて、ATRAC方式で圧縮された圧縮データを元の大きさのデジタル信号にデータ伸長される。このとき、データ伸長回路6dでは、毎秒0.3Mbitの速度でデータ伸長が行われる。データ伸長されて得られたデジタル信号がD/Aコンバータ7bでアナログ信号である音声信号に変換され、出力されると、スピーカなどによって音声が再生される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述の図13のようなデータ記録再生装置において、データ圧縮回路6cは、図2のデータ圧縮回路61のように構成される。よって、A/Dコンバータ7aより与えられるデジタル信号が、まず、帯域分割フィルタ6−1で、低域(DC〜5.5kHz)、中域(5.5kHz〜11kHz)、高域(11kHz〜22kHz)の3帯域の信号に分割される。そして、時間/周波数軸変換回路6−2で、MDCT(Modified Discrete Cosine Transform)が施されて、周波数スペクトラムデータに変換される。この周波数スペクトラムデータが、ビット配分/量子化回路6−3で、人間の聴覚心理にあわせたビット長の重み付けが行われ、メモリコントローラ4に送出される。このとき、人間の耳に敏感な周波数に対しては、多くのビット数が割り当てられ、逆に、鈍感な周波数に対しては少ないビット数が割り当てられる。
【0012】
又、データ伸長回路6dは、図3のデータ伸長回路62のように構成される。よって、メモリコントローラ4より送出される圧縮データは、まず、逆量子化回路6−4によって、圧縮データ内のワードレングス、スケールファクタ、オーディオスペクトラムデータから、周波数スペクトラムデータに変換される。そして、周波数/時間軸変換回路6−5で、IMDCT(Inverse Modified Discrete Cosine Transform)が施されて、低域、中域、高域の3帯域の時間軸信号が生成される。この3帯域の時間軸信号が、帯域合成フィルタ6−6で合成されることで、デジタル信号が生成されて、D/Aコンバータ7bに送出される。
【0013】
このようにミニディスクの記録再生を行うデータ記録再生装置は、ATRAC方式によって1/5に圧縮されたデータをミニディスクに記録し、再生する際、この圧縮されたデータを伸長して再生するが、この圧縮方式は不可逆圧縮であるために、伸長されたデータが元のデータに戻るわけではない。又、更なる高圧縮化を実現するために、ATRAC3やMP3などが普及されているが、元の音に比べて音質が劣化してしまう。しかしながら、圧縮率が低いと、ネットワークの伝送レートや再生装置能力や動作状態に不具合が生じてしまうため、ノイズや音切れを起こすことがある。
【0014】
このような問題を鑑みて、本発明は、データ記録時に、圧縮されたデータとともに、圧縮されたデータ以外のデータを生成するデータ生成方法及びデータ記録装置及びデータ再生装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のデータ再生装置は、記録媒体に格納された圧縮データを読み出す読み出し制御部と、読み出し制御部で読み出された圧縮データを所定の不可逆圧縮方式でデータ伸長する第1データ伸長部と、前記記録媒体に格納された前記圧縮データの元データと前記圧縮データが前記第1データ伸長部でデータ伸長されて得た伸長データとの差分を表す差分データが外部より入力され、該差分データと前記伸長データとを合成して前記元データを再生する合成部と、前記第1データ伸長部でデータ伸長されたデータと前記合成部で合成されて得られた前記元データとを選択して出力する第1選択部と、を有し、前記差分データの入力がないとき、前記第1選択部において前記第1データ伸長部でデータ伸長されたデータが選択され、前記差分データの入力があるとき、前記第1選択部において前記合成部からの前記元データが選択されることを特徴とする。
【0023】
又、入力される前記第2データより前記差分データと前記第1データより生成された圧縮データとを分離し、前記第1データより生成された圧縮データをデータ伸長した伸長データに、n個の前記差分データより得られる差分を加えることによって、前記第1データを生成して再生することを特徴とする。
【0024】
このとき、差分データが圧縮データであるとき、データ伸長されることによって得られる差分が、第1データより生成された圧縮データをデータ伸長した伸長データに加えられることにより、第1データが再生される。
【0026】
このようなデータ再生装置を1台使用したとき、外部記録装置に記録された差分データが合成部に入力されるようにしても構わない。又、このとき、差分データが入力されなくても、第1データによる圧縮データだけでも、従来と同様、再生することができる。
【0027】
更に、このようなデータ再生装置を直列に複数接続するとき、各データ再生装置で再生される記録媒体からの圧縮データに、前段のデータ再生装置から出力された差分データを加えて、差分データとして、後段に接続されたデータ再生装置に出力する。このようにすることで、最終段のデータ再生装置より、元の第1データに近い値のデータが再生されて出力される。
【0029】
又、本発明のデータ記録装置は、外部より入力されるデータを所定の不可逆圧縮方式でデータ圧縮して圧縮データを生成するデータ圧縮部と、該データ圧縮部で生成された圧縮データを記録媒体に書き込む書き込み制御部と、前記データ圧縮回路で生成された圧縮データを前記不可逆圧縮方式でデータ伸長して伸長データを生成するデータ伸長部と、前記外部より入力されるデータと前記伸長データとの差分を表す差分データを生成して外部に出力する差分データ生成部と、を有し、直列にn段(nは2以上の整数)接続することが可能であり、前記データ記録装置がn段で接続されたとき、n段目の前記データ記録装置とされた場合、前段のデータ記録装置の前記差分データ生成部で生成された差分データが前記データ圧縮部及び前記差分データ生成部に入力されることを特徴とする。
【0030】
このようなデータ記録装置を1台使用したとき、外部に出力する差分データを外部記録装置に記録するようにしても構わない。このとき、データ記録装置によって記録媒体に記録される圧縮データは、従来のデータ再生装置によって再生することができる。
【0031】
更に、このようなデータ再生装置を直列に複数接続するとき、2段目以降の各データ記録装置より出力される差分データがデータ圧縮された圧縮データが記録媒体に記録されるとともに、この圧縮データがデータ伸長された伸長データと元の差分データとの差分を表す差分データが生成されて、後段に接続されたデータ記録装置に出力する。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、以下に説明する。
【0033】
<圧縮データの生成方法>
まず、圧縮データの生成方法について説明する。まず、音声信号が量子化されて得たデジタル信号S0を、ATRAC方式などの不可逆圧縮方式でデータ圧縮する。そして、圧縮されて得た圧縮データc0を再びデータ伸長する。このとき、圧縮データc0は、不可逆圧縮方式で圧縮されているため、伸長されて得たデジタル信号s0は、元のデジタル信号S0と類似しているが、異なる信号である。そして、このデジタル信号s0と元のデジタル信号S0との差分(S0−s0)を演算して、差分信号S1を生成する。
【0034】
次に、この差分信号S1を、デジタル信号S0と同様に、不可逆圧縮方式でデータ圧縮し、圧縮データc1を生成する。そして、この圧縮データc1を再びデータ伸長して、差分信号s1を生成し、この差分信号s1と元の差分信号S1との差分(S1−s1)を演算して、差分信号S2を生成する。このような動作をn回繰り返し、差分信号Snが生成されると、この差分信号Snをデータ圧縮し、圧縮データcxを生成する。尚、この差分信号Snをデータ圧縮する際に用いる圧縮方式は、デジタル信号S0及び差分信号S1〜Sn−1をデータ圧縮する際に用いる圧縮方式と同一の圧縮方式としても構わないし、異なる圧縮方式としても構わない。
【0035】
そして、圧縮データc0〜cn−1及び圧縮データcxが合成された圧縮データ群Cが、元の音声信号をデータ圧縮した圧縮データとして表される。即ち、圧縮データ群Cをデータ伸長したとき、圧縮データ群Cを構成する圧縮データc0〜cn−1及び圧縮データcxがそれぞれデータ伸長されて、デジタル信号s0及び差分信号s1〜snが得られる。よって、デジタル信号s0及び差分信号s1〜snを加算することによって、元のデジタル信号S0に近いデジタル信号を得ることができる。
【0036】
又、差分信号Snをデータ圧縮する際に用いる圧縮方式を可逆圧縮方式とすることによって、圧縮データcxをデータ伸長したとき、差分信号Snを得ることができる。よって、圧縮データ群Cをデータ伸長して得たデジタル信号s0及び差分信号s1〜sn−1及び差分信号Snを加算することによって、更に元のデジタル信号S0に近づけることができるため、音声信号として再生したとき、原音とほぼ同じ音質とすることができる。
【0037】
本発明における圧縮データの生成方法は、上述の方法を基本とするものであり、以下に説明するデータ記録再生装置では、複数のディスク及び外部記録装置それぞれにデジタル信号及び複数の差分信号の圧縮データを記録するようにし、又、配信される音声信号の再生方法では、上記のデータ圧縮方法で生成された圧縮データがオーディオデータとして通信ネットワークを通じて配信される。
【0038】
<記録媒体への記録再生>
次に、データを記録する記録媒体にミニディスクを用いたデータ記録再生装置を例に挙げて、説明する。図1のデータ記録再生装置は、対物レンズ1aを介してディスク13にレーザー光を照射してデータの記録又は再生を行う光ピックアップ1と、高周波信号を増幅するRFアンプ2と、圧縮データのエンコード又はデコードを行うエンコーダ/デコーダ/信号処理回路3と、ショックプルーフメモリ5の読み出し及び書き込み制御を行うメモリコントローラ4と、圧縮データが書き込まれるショックプルーフメモリ5と、デジタル信号をデータ圧縮するデータ圧縮回路6aと、圧縮データをデジタル信号にデータ伸長するデータ伸長回路6bと、音声信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ7aと、デジタル信号を音声信号に変換するD/Aコンバータ7bと、を有する。
【0039】
又、従来のデータ記録再生装置と同様、光ピックアップ1をディスク13の径方向に移動させる送りモータ8と、ディスク13を回転させるスピンドルモータ9と、送りモータ8及びスピンドルモータ9及び光ピックアップ1内のアクチュエータ(図1)の動作を制御するドライブ回路10と、RFアンプ2で増幅された信号に基づいてドライブ回路10での制御量を決定するサーボ回路11と、エンコーダ/デコーダ/信号処理回路3及びメモリコントローラ4及びサーボ回路11と信号のやり取りを行うシステムコントローラ12とを有する。
【0040】
更に、差分生成回路15にデジタル信号を遅延させて与えるディレイ回路14と、データ伸長回路6bで伸長されたデジタル信号と元のデジタル信号の差分を表す差分信号を生成する差分生成回路15と、差分信号のデータ圧縮を行うデータ圧縮回路16と、データ伸長回路6b及び合成回路18のそれぞれから与えられるデジタル信号を選択するセレクタ回路17と、データ伸長回路15より与えられるデジタル信号と差分信号の加算を行う合成回路18と、合成回路18に差分信号を遅延させて与えるディレイ回路19と、データ伸長して差分信号を生成するデータ伸長回路20と、データ記録再生装置の動作をユーザーが操作するための入力装置21と、データ記録再生装置の動作状態や入力装置21の操作情報を表示する表示装置22と、スイッチSW1〜SW6とを有する。
【0041】
このようなデータ記録再生装置において、光ピックアップ1、RFアンプ2、エンコーダ/デコーダ/信号処理回路3、メモリコントローラ4、ショックプルーフメモリ5、送りモータ8、スピンドルモータ9、ドライブ回路10、サーボ回路11は、それぞれ、図13に示す従来のデータ記録再生装置と同様の動作を行う。よって、その動作の詳細な説明については、省略する。
【0042】
まず、このような構成のデータ記録再生装置の記録動作について、以下に説明する。図4のように、スイッチSW1,SW2の接点aを接続することにより、データ圧縮回路6aからの圧縮データがデータ伸長回路6bに与えられてデータ伸長された後、差分生成回路15に与えられるようにする。そして、スイッチSW3の接点aを接続することにより、外部からの音声信号がA/Dコンバータ7aに入力されるようにする。又、スイッチSW4の接点aを接続することにより、差分生成回路15で生成された差分信号を外部に出力するようにする。
【0043】
このとき、音声信号がA/Dコンバータ7aによりデジタル信号に変換されると、データ圧縮回路6a及びディレイ回路14に与えられる。そして、データ圧縮回路6aでは、従来と同様、ATRAC方式のデータ圧縮が施され、圧縮データが生成される。即ち、図2のデータ圧縮回路61のように、A/Dコンバータ7aより与えられるデジタル信号が、まず、帯域分割フィルタ6−1で、低域、中域、高域の3帯域の信号に分割され、時間/周波数軸変換回路6−2で、MDCTが施されて、周波数スペクトラムデータに変換される。そして、この周波数スペクトラムデータが、ビット配分/量子化回路6−3で、人間の聴覚心理にあわせたビット長の重み付けが行われ、メモリコントローラ4に送出される。
【0044】
データ圧縮回路6aからの圧縮データは、メモリコントローラ4及びデータ伸長回路6bに与えられる。そして、データ伸長回路6bに与えられた圧縮データは、データ伸長されてデジタル信号とされ、差分生成回路15に送出される。差分生成回路15では、ディレイ回路14で遅延されたA/Dコンバータ7aからのデジタル信号と、データ伸長回路6bでデータ伸長されたデジタル信号との差分が求められ、差分信号として出力する。この差分信号は、スイッチSW4を介して外部に出力される。このとき、ディレイ回路14によって、A/Dコンバータ7aからのデジタル信号とデータ伸長回路6bでデータ伸長されたデジタル信号とのタイミングが合わせられる。
【0045】
又、メモリコントローラ4に与えられる圧縮データは、光ピックアップ1、RFアンプ2、エンコーダ/デコーダ/信号処理回路3、メモリコントローラ4、ショックプルーフメモリ5、送りモータ8、スピンドルモータ9、ドライブ回路10、サーボ回路11が、従来のデータ記録再生装置と同様に動作することで、ディスク13に記録される。
【0046】
又、前段のデータ記録再生装置から出力された差分信号が入力されるデータ記録再生装置は、スイッチSW1〜SW4の接続関係が、図5のようになる。即ち、図4と同様、スイッチSW1,SW2,SW4の接点aが接続されるとともに、スイッチSW3の接点bが接続される。よって、差分信号がスイッチSW3を介して、データ圧縮回路6a及びディレイ回路14に送出される。そして、差分信号が、データ圧縮回路6aでデータ圧縮されてディスク13に記録されるとともに、データ伸長回路6bでデータ伸長された差分信号と元の差分信号との差分が差分生成回路15で求められ、差分信号としてスイッチSW4を介して外部に出力される。
【0047】
よって、4台のデータ記録再生装置A〜Dによって、音声信号を記録する際、図6のように直列的に接続する。このとき、図4のようにスイッチSW1〜SW4が接続されたデータ記録再生装置Aを1段目とし、図5のようにスイッチSW1〜SW4が接続されたデータ記録再生装置B〜Dを2〜4段目とする。よって、音声信号が、1段目のデータ記録再生装置Aに入力され、音声信号が圧縮されて記録媒体13aに記録されるとともに、差分生成回路15で生成された差分信号が2段目のデータ記録再生装置Bに入力される。
【0048】
次に、2段目のデータ記録再生装置Bにおいて、1段目のデータ記録再生装置Aで生成された差分信号がデータ圧縮されて記録媒体13bに記録されるとともに、差分生成回路15で生成された差分信号が3段目のデータ記録再生装置Cに入力される。次に、3段目のデータ記録再生装置Cにおいて、2段目のデータ記録再生装置Bで生成された差分信号がデータ圧縮されて記録媒体13cに記録されるとともに、差分生成回路15で生成された差分信号が4段目のデータ記録再生装置Dに入力される。最後に、4段目のデータ記録再生装置Dにおいて、3段目のデータ記録再生装置Cで生成された差分信号がデータ圧縮されて記録媒体13dに記録される。
【0049】
よって、音声信号がATRAC方式でデータ圧縮されて1枚目のディスク13aに記録され、元の音声信号とディスク13aに記録されたデータがデータ伸長されて得た音声信号との誤差成分がデータ圧縮されて2枚目のディスク13bに記録される。又、ディスク13bに記録されたデータがデータ伸長されて得た差分信号と元の差分信号の誤差成分がデータ圧縮されて3枚目のディスク13cに記録され、ディスク13cに記録されたデータがデータ伸長されて得た差分信号と元の差分信号の誤差成分がデータ圧縮されて4枚目のディスク13dに記録される。
【0050】
更に、データをディスクに記録するデータ記録再生装置を1台とし、差分信号をハードディスクなどの外部記録装置に出力する場合は、スイッチSW1〜SW4の接続関係が、図7のようになる。即ち、図4と同様、スイッチSW1,SW2,SW3の接点aが接続されるとともに、スイッチSW4の接点bが接続される。よって、A/Dコンバータ7aでデジタル信号に変換された音声信号が、データ圧縮回路6a及びディレイ回路14に送出される。そして、デジタル信号が、データ圧縮回路6aでデータ圧縮されてディスク13に記録されるとともに、データ伸長回路6bでデータ伸長されたデジタル信号と元のデジタル信号との差分が差分生成回路15で求められ、差分信号としてデータ圧縮回路16に送出される。
【0051】
データ圧縮回路16では、差分信号をデータ圧縮した後、外部記録装置23に出力する。よって、音声信号の圧縮データがディスク13に記録されるとともに、差分信号の圧縮データが外部記録装置23に記録される。このデータ圧縮回路16でのデータ圧縮は、データ圧縮回路6aと同様の圧縮方式であるATRAC方式を用いて行われるものでも構わないし、他の圧縮方式を用いても構わない。更には、可逆圧縮方式を用いてデータ圧縮されるようにしても構わない。
【0052】
又、データ圧縮回路16における圧縮率は、システムコントローラ12において、入力装置21により入力されたビットレートによって設定される。尚、データ圧縮回路16は、データ圧縮回路6aと独立したものとしても良いし、データ圧縮回路6aと一部又は全体が共通の回路で構成されるものとしても構わない。
【0053】
次に、図1の構成のデータ記録再生装置の再生動作について、以下に説明する。図8のように、スイッチSW1,SW2の接点bを接続することにより、メモリコントローラ4からの圧縮データがデータ伸長回路6bに与えられてデータ伸長された後、セレクタ回路17及び合成回路18に与えられるようにする。そして、スイッチSW5の接点bを接続することにより、セレクタ回路17で選択された差分信号を外部に出力する。
【0054】
セレクタ回路17で、データ伸長回路6bでデータ伸長されて得たデジタル信号が差分信号として選択される場合、スイッチSW6の接続は、接点a,bの何れでも構わない。よって、光ピックアップ1、RFアンプ2、エンコーダ/デコーダ/信号処理回路3、メモリコントローラ4、ショックプルーフメモリ5、送りモータ8、スピンドルモータ9、ドライブ回路10、サーボ回路11が、従来のデータ記録再生装置と同様に動作することで、ディスク13から読み出された圧縮データが、データ伸長回路6bにおいて、ATRAC方式のデータ伸長が施され、デジタル信号が生成される。
【0055】
即ち、図3のデータ伸長回路62のように、メモリコントローラ4より送出される圧縮データは、まず、逆量子化回路6−4によって、周波数スペクトラムデータに変換される。そして、周波数/時間軸変換回路6−5で、IMDCTが施されて、低域、中域、高域の3帯域の時間軸信号が生成される。この3帯域の時間軸信号が、帯域合成フィルタ6−6で合成されることで、デジタル信号が生成される。このデータ伸長回路6bで生成されたデジタル信号が、セレクタ回路17で選択されると、スイッチSW5を介して、差分信号として出力される。
【0056】
セレクタ回路17で、合成回路18からのデジタル信号が選択される場合、図8のように、スイッチSW6の接点aが接続される。よって、ディスク13から読み出された圧縮データがメモリコントローラ4より送出されると、データ伸長回路6bにおいて、ATRAC方式のデータ伸長が施され、デジタル信号が生成される。そして、前段のデータ記録再生装置から出力された差分信号が、スイッチSW6を介してディレイ回路19に送出される。
【0057】
合成回路18では、データ伸長回路6bからのデジタル信号にディレイ回路19からの差分信号が加算され、元の差分信号が生成される。この差分信号は、セレクタ回路17で選択された後、スイッチSW5を介して外部に出力される。このとき、ディレイ回路16によって、外部からスイッチSW6を介して与えられる差分信号とデータ伸長回路6bでデータ伸長されたデジタル信号とのタイミングが合わせられる。
【0058】
又、前段のデータ記録再生装置から出力された差分信号が入力されるとともに音声信号を出力するデータ記録再生装置は、スイッチSW1,SW2,SW5,SW6の接続関係が、図9のようになる。即ち、図8と同様、スイッチSW1,SW2の接点bが接続されるとともにスイッチSW6の接点aが接続され、スイッチSW5の接点aが接続される。よって、差分信号がスイッチSW6を介して、ディレイ回路19に送出される。そして、合成回路18で、データ伸長回路6bからのデジタル信号にディレイ回路19からの差分信号が加算され、元のデジタル信号が生成される。このデジタル信号は、セレクタ回路17で選択された後、スイッチSW5を介してD/Aコンバータ7bに送出され、アナログ信号である音声信号に変換されて、外部に出力される。
【0059】
よって、4台のデータ記録再生装置A〜Dによって、音声信号を再生する際、図10のように直列的に接続する。このとき、図8のようにスイッチSW1,SW2,SW5,SW6が接続されたデータ記録再生装置D〜Bを1〜3段目とし、図9のようにスイッチSW1,SW2,SW5,SW6が接続されたデータ記録再生装置Aを4段目とする。又、データ記録再生装置Dがセレクタ回路19でデータ伸長回路6bからのデジタル信号を選択するとともに、データ記録再生装置A〜Cがセレクタ回路19で合成回路18からのデジタル信号を選択する。
【0060】
よって、ディスク13dより読み出された圧縮データが1段目のデータ記録再生装置Dで伸長されて、差分信号が生成されると、この差分信号が2段目のデータ記録再生装置Cに入力される。2段目のデータ記録再生装置Cでは、ディスク13cより読み出された圧縮データを伸長した後、1段目のデータ記録再生装置Dより与えられる差分信号を加算して、差分信号を生成し、3段目のデータ記録再生装置Bに与える。
【0061】
3段目のデータ記録再生装置Bでは、ディスク13bより読み出された圧縮データを伸長した後、2段目のデータ記録再生装置Cより与えられる差分信号を加算して、差分信号を生成し、4段目のデータ記録再生装置Aに与える。4段目のデータ記録再生装置Aでは、ディスク13aより読み出された圧縮データを伸長した後、3段目のデータ記録再生装置Bより与えられる差分信号を加算して、デジタル信号を生成した後、アナログ信号である音声信号に変換して出力する。
【0062】
更に、1枚のディスクを再生するとともに、ハードディスクなどの外部記録装置から差分信号の圧縮データが入力される場合は、スイッチSW1,SW2,SW5,SW6の接続関係が、図11のようになる。即ち、図9と同様、スイッチSW1,SW2の接点bが接続されるとともにスイッチSW5の接点aが接続され、スイッチSW6の接点bが接続される。よって、外部記録装置23から入力される差分信号の圧縮データがデータ伸長回路20でデータ伸長された後、スイッチSW6を介してディレイ回路19に送出される。そして、合成回路18で、データ伸長回路6bからのデジタル信号にディレイ回路19からの差分信号が加算され、元のデジタル信号が生成される。このデジタル信号は、セレクタ回路17で選択された後、スイッチSW5を介してD/Aコンバータ7bに送出され、アナログ信号である音声信号に変換されて、外部に出力される。
【0063】
尚、データ伸長回路20は、データ伸長回路6bと独立したものとしても良いし、データ伸長回路6bと一部又は全体が共通の回路で構成されるものとしても構わない。又、データ圧縮回路16と同様、このデータ伸長回路20でのデータ圧縮は、データ伸長回路6bと同様の圧縮方式であるATRAC方式を用いて行われるものでも構わないし、他の圧縮方式を用いても構わない。更には、可逆圧縮方式を用いてデータ圧縮されるようにしても構わない。
【0064】
又、複数のデータ記録再生装置を直列に接続して記録動作を行わせる際、最終段のデータ記録再生装置で生成された差分信号をデータ圧縮回路16でデータ圧縮して外部記録装置23に記録されるようにしても構わない。このとき、データ圧縮回路16での圧縮方式が可逆圧縮方式とすると、同数のデータ記録再生装置を直列に接続して再生動作を行わせる際、外部記録装置23に記録された差分信号の圧縮データを、1段目のデータ記録再生装置のデータ伸長回路20でデータ伸長したとき、元の差分信号に戻すことができる。よって、このような差分信号を1段目のデータ記録再生装置で生成することができるので、最終段のデータ記録再生装置より出力される音声信号が原音とほぼ同じ音質の音声信号とすることができる。
【0065】
更に、図10のデータ記録再生装置Aのみを再生時に使用するときに、外部記録装置23との接続を切り離して使用したとしても、ディスク13a内に記録された圧縮データは、従来のデータ記録再生装置で記録された圧縮データと同じであるので従来と同じ音質の音声信号が補償される。又、ディスク13aに記録された圧縮データは、従来のデータ再生装置でも再生することができる。
【0066】
<通信ネットワークから配信されるデータの再生方法>
次に、通信ネットワークを通じて配信されるデータを再生するデータ再生装置を例に挙げて、説明する。
【0067】
図12に示すデータ再生装置は、通信ネットワークを通じてデータを送受信するとともに変復調を施す送受信回路101と、送受信回路101より与えられる信号をデコードするデコーダ102と、メモリ104の書き込み及び読み出し制御を行うメモリコントローラ103と、デコーダ102でデコードされて得た圧縮データがメモリコントローラ103によって書き込まれるメモリ104と、メモリコントローラ103で読み出された圧縮データをデータ伸長するデータ伸長回路105と、メモリ107の書き込み及び読み出し制御を行うメモリコントローラ106と、データ伸長回路105でデータ伸長されて得たデジタル信号及び差分信号がメモリコントローラ106によって書き込まれるメモリ107と、メモリコントローラ106によってメモリ107より読み出されたデジタル信号及び差分信号を加算する合成回路108と、合成回路108で得たデジタル信号をアナログ信号である音声信号に変換するD/Aコンバータ109と、送受信回路101、デコーダ102、メモリコントローラ103,106、及び合成回路108と信号のやり取りを行うシステムコントローラ110とを有する。
【0068】
このような構成のデータ再生装置の動作について、説明する。通信ネットワークを通じて、音楽配信サーバなどで上述した圧縮データ生成方法で生成された圧縮データ群Cで構成されるオーディオデータが、送受信回路101で受信される。この音楽信号のヘッダ部分には、圧縮方式及び差分信号の個数を示すデータが含まれ、このヘッダ部分がデコーダ102でデコードされると、システムコントローラ110に送出される。又、送受信回路101では、通信ネットワークを通じて送信されるオーディオデータの伝送速度が認識され、その伝送速度をシステムコントローラ110に認識させる。
【0069】
又、オーディオデータのメインデータ部分がデコーダ102で誤り訂正処理などの信号処理が施されるなどしてデコードされて圧縮データ群Cが得られると、メモリコントローラ103に与えられる。メモリコントローラ103は、圧縮データ群Cをメモリ104に保持させるように、システムコントローラ110の指示に従って、メモリ104の書き込み及び読み出しを制御することで、デコーダ102からの圧縮データ群Cをメモリ104に書き込むとともに、メモリ104から読み出した圧縮データ群Cをデータ伸長回路105に送出する。
【0070】
データ伸長回路105には、圧縮データ群Cを構成する圧縮データc0〜cn−1,cxが順にメモリコントローラ103より与えられる。そして、圧縮データc0〜cn−1,cxそれぞれがデータ圧縮されたときに用いられた圧縮方式がシステムコントローラ110によって指示され、この指示された圧縮方式に応じて、データ伸長が施される。このように圧縮データc0〜cn−1,cxそれぞれがデータ伸長されて、デジタル信号s0及び差分信号s1〜snが得られると、それぞれメモリコントローラ106に送出される。
【0071】
メモリコントローラ106には、データ伸長回路105で圧縮データ群Cを構成する圧縮データc0〜cn−1,cxがデータ伸長されて得られるデジタル信号s0及び差分信号s1〜snが順に与えられると、与えられた順に、メモリ107に書き込む。そして、差分信号snがメモリコントローラ106に与えられるとともに、合成回路108への送出がシステムコントローラ110より指示されると、メモリ107よりデジタル信号s0及び差分信号s1〜snを読み出して、合成回路108に送出する。
【0072】
合成回路108では、デジタル信号s0及び差分信号s1〜snが加算されて、元のデジタル信号S0に近いデータ量となるデジタル信号が生成される。この生成されたデジタル信号がD/Aコンバータ109でアナログ信号に変換されて音声信号として出力される。
【0073】
このように動作することで、受信したオーディオデータを音声信号に変換して再生することのできるデータ再生装置は、送受信回路101で認識した伝送レートがシステムコントローラ110で低いと判断されたとき、送受信回路101及び通信ネットワークを通じて、音楽配信サーバなどに、圧縮データ群Cを構成する差分信号による圧縮データの数を減らすように指示するための信号を送信する。又、逆に、送受信回路101で認識した伝送レートがシステムコントローラ110で高いと判断されたとき、送受信回路101及び通信ネットワークを通じて、音楽配信サーバなどに、圧縮データ群Cを構成する差分信号による圧縮データの数を増やすように指示するための信号を送信する。
【0074】
即ち、n=4とすると、伝送レートを5段階に分け、伝送レートが最も高い段階であるとき、デジタル信号S0及び差分信号S1〜S4がデータ圧縮されて得た圧縮データc0〜c3,cxで構成される圧縮データ群Cが、送信されるように、音楽配信サーバに指示する。又、伝送レートが2番目に高い段階にあるときは、デジタル信号S0及び差分信号S1〜S3がデータ圧縮されて得た圧縮データc0〜c3で構成される圧縮データ群Cが、送信されるように、音楽配信サーバに指示する。
【0075】
又、伝送レートが3番目に高い段階にあるときは、デジタル信号S0及び差分信号S1,S2がデータ圧縮されて得た圧縮データc0〜c2で構成される圧縮データ群Cが、送信されるように、音楽配信サーバに指示する。又、伝送レートが4番目に高い段階にあるときは、デジタル信号S0及び差分信号S1がデータ圧縮されて得た圧縮データc0,c1で構成される圧縮データ群Cが、送信されるように、音楽配信サーバに指示する。そして、伝送レートが最も低い段階にあるときは、デジタル信号S0がデータ圧縮されて得た圧縮データc0で構成される圧縮データ群Cが、送信されるように、音楽配信サーバに指示する。
【0076】
よって、システムコントローラ110では、送受信回路101で受信するオーディオデータの伝送レートに応じて、受信されるオーディオデータ内の圧縮データ群Cを構成する圧縮データの個数が認識される。この認識された圧縮データの個数がメモリコントローラ106及び合成回路108に与えられ、それぞれが圧縮データの個数に応じて、合成回路108への送出動作及び加算動作を行う。
【0077】
即ち、n=4とすると、伝送レートを5段階に分け、伝送レートが最も高い段階であるとき、圧縮データ群Cより得られるデジタル信号s0及び差分信号s1〜s4が、一旦メモリ107に格納された後、同時に合成回路108に送出されると、加算されてD/Aコンバータ109に送出される。又、伝送レートが2番目に高い段階であるとき、圧縮データ群Cより得られるデジタル信号s0及び差分信号s1〜s3が、一旦メモリ107に格納された後、同時に合成回路108に送出されると、加算されてD/Aコンバータ109に送出される。
【0078】
又、伝送レートが3番目に高い段階であるとき、圧縮データ群Cより得られるデジタル信号s0及び差分信号s1,s2が、一旦メモリ107に格納された後、同時に合成回路108に送出されると、加算されてD/Aコンバータ109に送出される。又、伝送レートが4番目に高い段階であるとき、圧縮データ群Cより得られるデジタル信号s0及び差分信号s1が、一旦メモリ107に格納された後、同時に合成回路108に送出されると、加算されてD/Aコンバータ109に送出される。そして、伝送レートが最も低い段階であるとき、圧縮データ群Cより得られるデジタル信号s0が、一旦メモリ107に格納された後、合成回路108に送出されると、そのまま、D/Aコンバータ109に送出される。
【0079】
このように、受信するオーディオデータの伝送レートが低いと、オーディオデータのメインデータとなる圧縮データ群を構成する圧縮データの個数を減らすことで、伝送レート不足による音切れを防ぎ、又、受信するオーディオデータの伝送レートが高いと、オーディオデータのメインデータとなる圧縮データ群を構成する圧縮データの個数を増やすことで、原音の音質に近い高音質な再生音とすることができる。
【0080】
【発明の効果】
本発明によると、第2データが、第1データの圧縮データと差分データの2種類のデータによって構成される。よって、例えば、携帯性を優先した場合、第1データの圧縮データのみが記録された記録媒体を再生することで、データ再生装置を小さくすることができる。又、伝送レートが低いときにおいても、第1データの圧縮データとともに生成された差分データを少なくした第2データを受信することによって、再生速度に応じた情報量のデータとすることができる。逆に、再生したときのデータの質を重視した場合、第1データの圧縮データと差分データとが記録された記録媒体を再生することで、元の第1データとほぼ同一の高品質なデータを再生することができる。又、伝送レートが高いときにおいても、第1データの圧縮データとともに生成された差分データを多くした第2データを受信することによって、元の第1データとほぼ同一の高品質なデータを再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ記録再生装置の内部構成を示すブロック図。
【図2】データ圧縮回路の内部構成を示すブロック図。
【図3】データ伸長回路の内部構成を示すブロック図。
【図4】データ記録時の接続関係を示すブロック図。
【図5】データ記録時の接続関係を示すブロック図。
【図6】データ記録時に4段接続されたデータ記録再生装置の関係を示す図。
【図7】データ記録時の接続関係を示すブロック図。
【図8】データ再生時の接続関係を示すブロック図。
【図9】データ再生時の接続関係を示すブロック図。
【図10】データ再生時に4段接続されたデータ記録再生装置の関係を示す図。
【図11】データ再生時の接続関係を示すブロック図。
【図12】本発明のデータ再生装置の内部構成を示すブロック図。
【図13】従来のデータ記録再生装置の内部構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 光ピックアップ
2 RFアンプ
3 エンコーダ/デコーダ/信号処理回路
4 メモリコントローラ
5 ショックプルーフメモリ
6a データ圧縮回路
6b データ伸長回路
7a A/Dコンバータ
7b D/Aコンバータ
8 送りモータ
9 スピンドルモータ
10 ドライブ回路
11 サーボ回路
12 システムコントローラ
13 ディスク
14 ディレイ回路
15 差分生成回路
16 データ圧縮回路
17 セレクタ回路
18 合成回路
19 ディレイ回路
20 データ伸長回路
21 入力装置
22 表示装置
Claims (24)
- 記録媒体に格納された圧縮データを読み出す読み出し制御部と、
読み出し制御部で読み出された圧縮データを所定の不可逆圧縮方式でデータ伸長する第1データ伸長部と、
前記記録媒体に格納された前記圧縮データの元データと前記圧縮データが前記第1データ伸長部でデータ伸長されて得た伸長データとの差分を表す差分データが外部より入力され、該差分データと前記伸長データとを合成して前記元データを再生する合成部と、
前記第1データ伸長部でデータ伸長されたデータと前記合成部で合成されて得られた前記元データとを選択して出力する第1選択部と、
を有し、
直列にn段(nは2以上の整数)接続することが可能であり、
前記差分データの入力がないとき、前記第1選択部において前記第1データ伸長部でデータ伸長されたデータが選択され、
前記差分データの入力があるとき、前記第1選択部において前記合成部からの前記元データが選択されることを特徴とするデータ再生装置。 - 直列にn段接続された前記データ再生装置の内の2段目〜n段目のデータ再生装置であるとともに、
前段のデータ再生装置の前記合成部で再生された前記元データが前記差分データとして入力され、前記合成部で再生された前記元データが前記第1選択部で選択されて出力されることを特徴とする請求項1に記載のデータ再生装置。 - 直列にm段(mは1以上の整数)接続された前記データ再生装置の内の1段目のデータ再生装置であるとともに、
前記第1データ伸長部でデータ伸長されたデータが前記第1選択部で選択されて出力されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデータ再生装置。 - 直列にm段(mは1以上の整数)接続された前記データ再生装置の内の1段目のデータ再生装置であるとともに、
前記差分データがデータ圧縮された圧縮データをデータ伸長する第2データ伸長部と、
前記第2データ伸長部で得られた前記差分データと、前段のデータ再生装置から入力された前記差分データと、を選択して前記合成部に与える第2選択部と、
を有し、
前記差分データがデータ圧縮された圧縮データが入力されるとき、前記第2選択部において前記第2データ伸長部からの前記差分データが選択されて前記合成部に与えられ、
前記前段のデータ再生装置から前記差分データが入力されるとき、前記第2選択部において前記前段のデータ再生装置からの前記差分データが選択されて前記合成部に与えられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデータ再生装置。 - 前記第2データ伸長部で使用される圧縮方式を前記第1データ伸長部で使用する圧縮方式と同じ不可逆圧縮方式とすることを特徴とする請求項4に記載のデータ再生装置。
- 前記第2データ伸長部で使用される圧縮方式を可逆圧縮方式とすることを特徴とする請求項4に記載のデータ再生装置。
- 前記第1選択部から出力するデータをアナログデータに変換するデジタル/アナログ変換部と、
前記第1選択部から出力されるデータを前記デジタル/アナログ変換部に与える第1経路と、前記第1選択部から出力されるデータを外部に出力する第2経路と、を選択する第3選択部と、
を有し、
直列にm段(mは1以上の整数)接続された前記データ再生装置の内の最終段のデータ再生装置であるとき、前記第3選択部が前記第1経路を選択し、
直列にm段接続された前記データ再生装置の内の最終段以外のデータ再生装置であるとき、前記第3選択部が前記第2経路を選択することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のデータ再生装置。 - 外部より入力されるデータを所定の不可逆圧縮方式でデータ圧縮して圧縮データを生成するデータ圧縮部と、
該データ圧縮部で生成された圧縮データを記録媒体に書き込む書き込み制御部と、
前記データ圧縮部で生成された圧縮データを前記不可逆圧縮方式でデータ伸長して伸長データを生成するデータ伸長部と、
前記外部より入力されるデータと前記伸長データとの差分を表す差分データを生成して外部に出力する差分データ生成部と、
を有し、
直列にn段(nは2以上の整数)接続することが可能であり、
前記データ記録装置がn段で接続されたとき、
n段目の前記データ記録装置とされた場合、前段のデータ記録装置の前記差分データ生成部で生成された差分データが前記データ圧縮部及び前記差分データ生成部に入力されることを特徴とするデータ記録装置。 - 前記データ記録装置を1段で構成した場合、外部に出力された前記差分データが前記記録媒体と異なる外部記録装置に記録されることを特徴とする請求項8に記載のデータ記録装置。
- 直列にm段(mは1以上の整数)接続された前記データ記録装置の内の最終段目のデータ記録装置であるとき、前記差分データ生成部で生成した差分データを更にデータ圧縮して外部に出力することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載のデータ記録装置。
- 前記差分データ生成部で生成した差分データを更にデータ圧縮する圧縮方式を、前記データ圧縮部で使用する圧縮方式と同じ不可逆圧縮方式とすることを特徴とする請求項10に記載のデータ記録装置。
- 前記差分データ生成部で生成した差分データを更にデータ圧縮する圧縮方式を可逆圧縮方式とすることを特徴とする請求項10に記載のデータ記録装置。
- 直列にm段(mは1以上の整数)接続された前記データ記録装置の内の最終段目のデータ記録装置より外部に出力された前記差分データが前記記録媒体と異なる外部記録装置に記録されることを特徴とする請求項8〜請求項12のいずれかに記載のデータ記録装置。
- 外部から入力されるデータをデジタルデータに変換するアナログ/デジタル変換部と、
外部から入力されるデータと、前記アナログ/デジタル変換部で変換されたデジタルデータと、を選択する選択部と、
を有し、
直列にn段接続された前記データ記録装置の内の第1段のデータ記録装置であるとき、前記選択部が前記アナログ/デジタル変換部から出力されるデジタルデータを選択し、
直列にn段接続された前記データ記録装置の内の第2段〜第n段のいずれかのデータ記録装置であるとき、前記選択部が外部から入力されるデータを選択することを特徴とする請求項8〜請求項13のいずれかに記載のデータ記録装置。 - 前記データ記録装置を1段で構成した場合、前記選択部が前記アナログ/デジタル変換部から出力されるデジタルデータを選択することを特徴とする請求項14に記載のデータ記録装置。
- 外部より入力されるデータを所定の不可逆圧縮方式でデータ圧縮して圧縮データを生成するデータ圧縮部と、
該データ圧縮部で生成された圧縮データを記録媒体に書き込む書き込み制御部と、
前記記録媒体に格納された圧縮データを読み出す読み出し制御部と、
前記データ圧縮部からの前記圧縮データと、前記読み出し制御部から読み出された前記圧縮データと、を選択する第1選択部と、
該第1選択部で選択された圧縮データを前記不可逆圧縮方式でデータ伸長して伸長データを生成する第1データ伸長部と、
前記外部より入力されるデータと前記第1データ伸長部からの前記伸長データとの差分を表す差分データを生成して外部に出力する差分データ生成部と、
前記第1データ伸長部からの前記伸長データに外部から入力される前記差分データを合成する合成部と、
前記第1データ伸長部からの前記伸長データを前記差分データ生成部及び前記合成部のいずれに与えるかを選択する第2選択部と、
を備え、
前記記録媒体への前記圧縮データの記録を行うとき、前記第1選択部が前記データ圧縮部からの前記圧縮データを選択し、前記第2選択部が前記伸長データを前記差分データ生成部に与え、
前記記録媒体からの前記圧縮データの再生を行うとき、前記第1選択部が前記読み出し制御部から読み出された前記圧縮データを選択し、前記第2選択部が前記伸長データを前記合成部に与えることを特徴とするデータ記録再生装置。 - 前記第1データ伸長部でデータ伸長されたデータと前記合成部で合成されて得られたデータとを選択して出力する第3選択部を備え、
前記記録媒体からの前記圧縮データの再生を行う場合において、
外部から前記差分データの入力がないとき、前記第3選択部において前記第1データ伸長部でデータ伸長されたデータを選択して出力し、
外部から前記差分データの入力があるとき、前記第3選択部において前記合成部からの前記データを選択して出力することを特徴とする請求項16に記載のデータ記録再生装置。 - 直列にn段(nは2以上の整数)接続された前記データ記録再生装置の内の2段目〜n段目のデータ記録再生装置であるとともに、
前記記録媒体からの前記圧縮データの再生を行う場合において、前段のデータ記録再生装置の前記合成部で再生されたデータが前記差分データとして入力され、前記合成部で再生されたデータが前記第3選択部で選択されて出力されることを特徴とする請求項17に記載のデータ記録再生装置。 - 直列にm段(mは1以上の整数)接続された前記データ記録再生装置の内の1段目のデータ記録再生装置であるとともに、
前記記録媒体からの前記圧縮データの再生を行う場合において、前記第1データ伸長部でデータ伸長されたデータが前記第3選択部で選択されて出力されることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載のデータ記録再生装置。 - 直列にm段(mは1以上の整数)接続された前記データ記録再生装置の内の1段目のデータ記録再生装置であるとともに、
前記差分データがデータ圧縮された圧縮データをデータ伸長する第2データ伸長部と、
前記第2データ伸長部で得られた前記差分データと、前段のデータ記録再生装置から入力された前記差分データと、を選択して前記合成部に与える第4選択部と、
を有し、
前記記録媒体からの前記圧縮データの再生を行う場合において、
前記差分データがデータ圧縮された圧縮データが入力されるとき、前記第4選択部において前記第2データ伸長部からの前記差分データが選択されて前記合成部に与えられ、
前記前段のデータ記録再生装置から前記差分データが入力されるとき、前記第4選択部において前記前段のデータ記録再生装置からの前記差分データが選択されて前記合成部に与えられることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載のデータ記録再生装置。 - 直列にn段(nは2以上の整数)接続された前記データ記録再生装置の内の1つであるとともに、
前記記録媒体へ前記圧縮データの記録を行う場合において、
n段目の前記データ記録再生装置とされた場合、前段のデータ記録再生装置の前記差分データ生成部で生成された差分データが前記データ圧縮部及び前記差分データ生成部に入力されることを特徴とする請求項16〜請求項20のいずれかに記載のデータ記録再生装置。 - 前記記録媒体からの前記圧縮データの記録を行う場合において、前記データ記録再生装置を1段で構成したとき、外部に出力された前記差分データが前記記録媒体と異なる外部記録装置に記録されることを特徴とする請求項21に記載のデータ記録再生装置。
- 直列にm段(mは1以上の整数)接続された前記データ記録再生装置の内の最終段目のデータ記録再生装置であるとき、
前記記録媒体からの前記圧縮データの記録を行う場合において、前記差分データ生成部で生成した差分データを更にデータ圧縮して外部に出力することを特徴とする請求項21又は請求項22に記載のデータ記録再生装置。 - 直列にm段(mは1以上の整数)接続された前記データ記録再生装置の内の最終段目のデータ記録再生装置より外部に出力された前記差分データが前記記録媒体と異なる外部記録装置に記録されることを特徴とする請求項21〜請求項23のいずれかに記載のデータ記録再生装置。
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