JPH0554388A - 光デイスク記録再生装置 - Google Patents

光デイスク記録再生装置

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Publication number
JPH0554388A
JPH0554388A JP23542991A JP23542991A JPH0554388A JP H0554388 A JPH0554388 A JP H0554388A JP 23542991 A JP23542991 A JP 23542991A JP 23542991 A JP23542991 A JP 23542991A JP H0554388 A JPH0554388 A JP H0554388A
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JP
Japan
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recording
signal
reproduction
data
optical disc
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Application number
JP23542991A
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English (en)
Inventor
Hideo Obata
英生 小幡
Yasuaki Maeda
保旭 前田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1系統の光学系で、再生中に、再生信号に必
要に応じて加工を施して同じ光ディスクに記録する。 【構成】 記録系は、情報信号を所定時間分毎に圧縮処
理を行う圧縮手段14と、この圧縮された情報信号を一
時記憶するための記録用バッファメモリ16とを備え、
記録用バッファメモリ16からの前記所定時間分の情報
信号を間欠的な記録期間において光ディスク1に記録す
る。再生系は、記録された情報信号を光ディスク1から
順次間欠的に読み出して、再生用バッファメモリ25に
書き込み、この再生用バッファメモリ25からの再生信
号を読み出し、伸長処理を行い、情報信号を再生する。
光ディスク1から読み出された再生信号に基づいて新た
な記録信号を生成し、この新たな記録信号を記録系に供
給する。新たな記録信号を間欠的な再生の間の期間INT
において、再生中の元の光ディスク1に記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスク記録再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】追記形や書き換え形など、記録が可能な
光ディスクが提供されている。この種の記録可能な光デ
ィスクのうち、例えばコンピュータなどの外部記憶装置
として利用されるものへのデータの記録及び再生は、必
要な時に随時行なわれる。したがって、この種の光ディ
スク記録再生装置においては、1系統の光学系で、再生
信号に加工を施し、再び元の光ディスクに記録すること
が容易にできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、書き換え形
のCD(コンパクトディスク)が知られているが、この
光ディスク(例えば光磁気ディスク)の場合、情報信号
例えばオーディオ信号の記録及び再生はリアルタイムで
行われる。
【0004】このようにリアルタイムで記録及び再生を
行う場合において、例えば再生したオーディオ信号に加
工を施して再び記録を行おうとする場合、再生を行った
光ディスクとは別の光ディスクに記録を行う必要があ
る。しかしながら、別の光ディスクに記録を行うように
するのでは、2台の光ディスク記録再生装置を用意しな
ければならない欠点がある。
【0005】そこで、再生を行っている光ディスクと同
じ光ディスクに記録することができるようにすることが
望まれるが、そのためには、この種の光ディスク記録再
生装置では、通常は、光学系を2系統用意しなければな
らなかった。
【0006】この発明は以上の点に鑑み、リアルタイム
で記録再生を行うようにする場合においても、1系統の
光学系で、光ディスクから再生した情報信号に加工を施
し、同じ光ディスクに記録することができるようにした
光ディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明による光ディスク記録再生装置において
は、後述の実施例の参照符号を対応させると、情報信号
を所定時間分毎に圧縮処理を行う圧縮手段14と、この
圧縮された情報信号を一時記憶するための記録用バッフ
ァメモリ16とを備え、この記録用バッファメモリ16
からの前記所定時間分の情報信号を間欠的な記録期間に
おいて光ディスク1に記録する記録系と、前記記録され
た情報信号を光ディスク1から順次間欠的に読み出し
て、再生用バッファメモリ25に書き込み、この再生用
バッファメモリ25からの再生信号を読み出し、伸長処
理を行い、前記情報信号を再生する再生系と、前記光デ
ィスク1から読み出された再生信号に基づいて新たな記
録信号を生成し、この新たな記録信号を前記記録系に供
給する手段と、前記新たな記録信号を前記間欠的な再生
の間の期間において、再生中の元の光ディスクに記録す
るようにする手段とを備える。
【0008】再生信号を伸長して元の情報信号に戻して
から、この再生情報信号に基づいて新たな記録信号を形
成するようにするとなお良い。
【0009】
【作用】上記の構成のこの発明においては、情報信号が
所定時間分毎に圧縮され、その所定時間分毎に光ディス
ク11に記録される。このため、記録期間REC は間欠的
になる。また、前記所定時間分毎の再生信号を光ディス
ク1から間欠的に読み出して再生用バッファメモリに書
き込み、伸長処理して再生を行う。したがって、光ディ
スク1からの再生信号の読み出しも間欠的に行われる。
【0010】そして、この発明においては、再生された
情報信号に加工などが施されて新たな記録信号が形成さ
れる。この新たな記録信号が、間欠的な再生の間の期間
INTにおいて設定された記録期間REC に、再生中の光デ
ィスクに記録される。こうして、1枚の光ディスクに、
この光ディスクから再生信号信号に加工を加えて同じ光
ディスクに記録する装置を、1系統の光学系のみで実現
することができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明による光ディスク記録再生装
置の一実施例を、オーディオ信号を記録再生する装置の
場合を例にとって、図を参照しながら説明する。
【0012】図1及び図2は、この例の光ディスク記録
再生装置のブロック図を示すものでである。同図におい
て、1は書き換え可能な光ディスク、例えば光磁気ディ
スクで、これには例えば1.6μmのトラックピッチで
スパイラル状に記録トラックが形成される。そして、こ
の光ディスク1は、スピンドルモータ2により、一定の
線速度で回転駆動させられる。
【0013】この例の場合、光ディスク1には、予め、
光スポットコントロール用(トラッキング制御用)のプ
リグルーブが形成されているが、この例の場合には、こ
のプリグルーブにトラッキング用のウォブリング信号に
重畳して絶対時間コードが記録されている(特開昭63
−87682号公報参照)。
【0014】また、図2において、3は磁界ヘッド、5
は光学ヘッド、4は記録時及び再生時のトラッキング制
御及びフォーカス制御を行うサーボ制御回路、6は光学
ヘッド5の例えばレーザ光源の出力パワーを制御するた
めの光パワーコントローラである。10は装置全体の動
作を制御するシステムコントローラで、例えばマイクロ
コンピュータを有している。
【0015】また、スイッチS1,S2及びS3は、通
常の記録再生と、再生オーディオ信号に加工を施して同
一の光ディスクに再記録する場合とを切り換えるもの
で、これらスイッチS1,S2,S3は、それぞれ独立
に切り換え制御可能である。
【0016】また、31はミキサで、後述するように、
再生したオーディオ信号と別の入力信号とをミキシング
して新たな記録信号を形成するためのものである。32
はエフェクタで、再生したオーディオ信号あるいはミキ
サ31の出力信号にエコーや残響などの特殊効果を施す
ためのものである。
【0017】そして、図1及び図2において、記録系
は、ローパスフィルタ12と、A/Dコンバータ13
と、データ圧縮回路14と、記録用メモリコントローラ
15と、記録用バッファメモリ16と、データエンコー
ド回路17と、EFMエンコード回路18と、磁界ドラ
イバ回路19とからなっている。また、再生系は、RF
回路21と、EFMデコード回路22と、データデコー
ド回路23と、再生用メモリコントローラ24と、再生
用バッファメモリ25と、データ伸長回路26と、D/
Aコンバータ27と、ローパスフィルタ28とからなっ
ている。
【0018】[記録動作の説明]通常の記録モードにお
いては、スイッチS1は端子a側に、スイッチS2は端
子c側に、それぞれ接続され、スイッチS3はオフとさ
れる。
【0019】この記録時においては、ライン入力端子1
1A及び/またはマイクロホン入力端子11Bからの例
えば2チャンネルのアナログオーディオ信号がミキサ3
1に供給される。このミキサ31からは、入力端子11
A及び11Bの一方からのみオーディオ信号が入力され
るときは、その入力オーディオ信号がそのまま得られ、
両入力端子11A及び11Bからオーディオ信号が入力
されたときは、その混合信号が得られる。
【0020】このミキサ31の出力オーディオ信号は、
スイッチS1及びS2を介し、帯域制限用のローパスフ
ィルタ12を介してA/Dコンバータ13に供給され、
このA/Dコンバータ13において例えばサンプリング
周波数44.1kHzでサンプリングされ、各サンプリ
ング値が例えば16ビットのデジタル信号に変換され
る。この16ビットのデジタル信号は、データ圧縮回路
14に供給される。
【0021】このデータ圧縮回路14では、この例の場
合には、入力デジタルデータが1/4にデータ圧縮され
る。このデータ圧縮の方法としては種々用いることがで
きるが、例えば量子化数4ビットのADPCM(Adapti
ve Delta Pulse Code Modulation) が使用できる。ま
た、例えば、入力デジタルデータを高域ほど帯域幅が広
くなるように複数の帯域に分割し、分割された各帯域毎
に複数のサンプル(サンプル数は各帯域で同数とする方
が良い)からなるブロックを形成し、各帯域のブロック
ごとに直交変換を行ない、係数データを得、この係数デ
ータに基づいて各ブロックごとのビット割り当てを行な
うようにする方法を用いることもできる。この場合のデ
ータ圧縮方法は、音に対する人間の聴感特性を考慮して
おり、高能率でデータ圧縮ができる(特願平1−278
207号参照)。
【0022】こうしてA/Dコンバータ13からのデジ
タルデータDA(図2A)は、データ圧縮回路14にお
けるデータ圧縮処理により1/4にデータ圧縮され、こ
のデータ圧縮されたデータdaは、記録用メモリコント
ローラ15により制御される記録用バッファメモリ16
に転送される。この例の場合には、このバッファメモリ
16は、1Mビットの容量を有するD−RAMが用いら
れている。
【0023】記録用メモリコントローラ15は、バッフ
ァメモリ16から圧縮データdaを書き込み速度の4倍
の転送速度で順次読み出し、読み出したデータを、デー
タエンコード回路17に転送する(図2B)。この記録
用メモリコントローラ15は、アドレスコントローラ7
からのアドレスコントロール信号により書き込み/読み
出しが制御される。そして、アドレスコントローラ7
は、システムコントローラ10により制御される。
【0024】この場合、メモリコントローラ15は、こ
の記録時において、できるだけバッファメモリ16に蓄
積されるデータが少なくなるようにメモリ制御を行う。
例えば、バッファメモリ16のデータ量が予め定められ
た所定量(以下、この所定量のデータを1クラスタと呼
ぶ)以上になったら、1クラスタ分のデータdaだけバ
ッファメモリ16から読み出して、常に所定データ量以
上の書き込み空間を確保しておくようにメモリ制御を行
う。
【0025】データエンコード回路17では、バッファ
メモリ16から転送されてきた1クラスタ分の圧縮デー
タdaがCD−ROMのセクタ構造(1セクタは約2K
バイト)のデータにエンコードされる。この例の場合、
1クラスタは複数個例えば32セクタ分で構成される
(ただし、光ディスク上では、前後の記録マージンを考
慮して37セクタ分とされている)。そして、このデー
タエンコード回路17では、データについてのエラー検
出訂正用の符号化処理、この例ではCIRCの符号化処
理も行う。
【0026】このデータエンコード回路17からのデー
タはEFMエンコード回路18に供給され、記録に適し
た変調処理として、この例ではEFM符号化処理が施さ
れる。
【0027】このEFMエンコード回路18からの符号
化処理の施されたデータは、磁界ドライバ回路19を介
して磁界ヘッド3に供給される。磁界ドライバ回路19
は、記録データに応じた変調磁界を光ディスク1(光磁
気ディスク)に印加するように磁界ヘッド3を駆動す
る。ディスク1上の記録データは、図2Cに示すように
なる。
【0028】この場合、光ディスク1は例えばカートリ
ッジに収納されているが、装置に装填されることによ
り、そのシャッタ板が開けられて、シャッタ開口からデ
ィスク1が露呈する。そして、光ディスク1のスピンド
ル穴にディスク駆動モータ2の回転軸が挿入連結され
て、ディスク1が一定の線速度で回転駆動される。ディ
スク駆動モータ2は、後述するサーボ制御回路4により
線速度一定の制御がなされる。
【0029】磁界ヘッド3は、前記カートリッジのシャ
ッタ開口から露呈するディスク光1に対向している。ま
た、光ディスク1の磁界ヘッド3に対向する面とは反対
側の面と対向する位置には、光学ヘッド5が設けられて
いる。磁界ヘッド3と光学ヘッド5とは、共に光ディス
ク1の半径方向に沿って移動できるように構成されてい
る。
【0030】光学ヘッド5は、光源としてレーザ光源を
備え、光パワーコントローラ6からの制御信号によりこ
のレーザ光源のレーザ出力パワーが制御されて、記録期
間REC では、記録トラックには、再生時より大きな一定
のパワーのレーザ光が照射されようにされている。この
光照射と、前記磁界ヘッド3による変調磁界とにより、
光ディスク1には熱磁気記録によってデータが記録され
る。このとき、図2Cに示すように、光ディスク1上に
は順次データが詰められて記録される。
【0031】なお、この記録時において、光学ヘッド5
の出力がRF回路21を介して絶対時間デコード回路3
0に供給されて、光ディスク1のプリグルーブからの絶
対時間コードが抽出されると共に、デコードされる。そ
して、そのデコードされた絶対時間情報がデータエンコ
ード回路17に供給されて、記録データ中に絶対時間情
報(絶対番地)として挿入されて、光ディスク1に記録
される。絶対時間デコード回路30からの絶対時間情報
は、また、システムコントローラ10に供給され、記録
位置の認識及び再生位置の認識など、光ディスク1上の
光スポットの走査位置認識に用いられる。
【0032】この記録時、再生系のEFMデコード回路
22と、データデコード回路23は、システムコントロ
ーラ10からのミューティング信号によりミューティン
グされ、オーディオ信号が再生されないようにされてい
る。
【0033】この場合、図2Bにも示したように、時間
経過で見ると、1クラスタ分のオーディオデータは、デ
ータ圧縮されて間欠的な記録期間REC で光ディスク1に
記録される。
【0034】以上のようにして、上述の例の光ディスク
記録再生装置の場合、リアルタイムであっても、間欠的
にデータの記録が行われる。
【0035】[通常の再生時の動作説明]通常の再生時
には、スイッチS1,S2,S3は、記録時と全く同様
に切り換えられる。そして、システムコントローラ10
は、装置を記録モードから再生モードに切り換え、光パ
ワーコントローラ6を制御し、光学ヘッド5のレーザ光
源の出力パワーを再生用に下げる。
【0036】そして、光学ヘッド5の多分割ディテクタ
からの信号は、RF回路21に供給され、これよりフォ
ーカスエラー、トラッキングエラー及び再生信号が得ら
れる。すなわち、RF回路21は、ディスクに設けられ
たトラッキングサーボ用のウォブリングトラックからの
反射レーザビームの変化の光検出出力を用いてトラッキ
ングエラー信号を形成する。なお、このトラッキングエ
ラー信号は記録時にも得られ、これにより記録時のトラ
ッキング制御が行われる。
【0037】また、光学ヘッド5の多分割ディテクタか
らの信号により、この多分割ディテクタ上での受光ビー
ムスポット形状が検出され、RF回路21からは、光デ
ィスク1への入射レーザビームのフォーカスエラー信号
も得られる。
【0038】そして、このRF回路21からのトラッキ
ングエラー信号及びフォーカスエラー信号は、システム
コントローラ10を介してサーボ制御回路4に供給さ
れ、このサーボ制御回路4により光学ヘッド5の例えば
トラッキング制御用アクチュエータ及びフォーカス制御
用アクチュエータが制御され、トラッキング制御及びフ
ォーカス制御が行われる。
【0039】また、このとき、絶対時間デコード回路3
0からの絶対時間すなわち絶対番地のデータがシステム
コントローラ10に供給され、この絶対番地のデータを
参照して、光走査スポットが、直前に記録が行われたト
ラック位置を走査するように前記トラッキング制御が行
われる。
【0040】そして、以上のようなサーボ制御がかかっ
た状態において、図4A及びBに示すように、前記絶対
番地を参照しながら光ディスク1から記録データを間欠
的に読み出して、再生が行われる。この場合、光磁気デ
ィスクの垂直磁化膜において反射レーザビームが受けた
偏光面の回転(カー回転角)を検出し、その偏光面の回
転に応じた変化を有するものとなる読取り情報信号を形
成する。
【0041】そして、RF回路21に得られた読取り情
報信号は、波形整形されて2値化され、再生データとさ
れ、EFMデコード回路22に供給されて、EFM復号
化処理がなされる。このEFMデコード回路22の出力
データは、再生デコード回路23に供給され、エラー検
出及び訂正のための処理等が行われると共に、CD−R
OMのセクタ構造のデータを圧縮された状態の元データ
にデコードする処理がなされる。
【0042】このデータデコード回路23の出力データ
(例えば1クラスタ分)は、再生用メモリコントローラ
24により制御される再生用バッファメモリ25に転送
され、所定の書き込み速度で書き込まれる。
【0043】そして、この再生時においては、再生用メ
モリコントローラ24は、データデコード回路23から
の圧縮された状態のデータを、書き込み速度の1/4倍
の転送速度で連続的に順次読み出し、読み出したデータ
を、データ伸長回路26に転送する。
【0044】この場合、再生用メモリコントローラ15
は、アドレスコントローラ7からのアドレスコントロー
ル信号により書き込み/読み出しが制御される。そし
て、この例の場合、メモリコントローラ24は、次のよ
うにしてできるだけバッファメモリ25に必要最小限以
上の所定データが蓄積されるようにメモリ制御を行う。
【0045】すなわち、バッファメモリ25からは順次
連続的に読み出しが行われる。そして、バッファメモリ
25の空きエリアが例えば1クラスタ分以上になる毎
に、光ディスク1からデータの読み出しを行って、デー
タの補給をし、そのデータをバッファメモリ25に書き
込む。以上により、再生用バッファメモリ25には、常
に所定データ量以上の読み出し空間を確保しておくよう
にメモリ制御を行う。図4Bに示した間欠的な再生デー
タの光ディスク1からの読み出しのタイミングは、この
メモリ制御のタイミングに同期するものである。
【0046】バッファメモリ25からの読み出しデータ
が供給されるデータ伸長回路23では、そのデータを、
記録時のデータ圧縮処理とは逆変換処理を行い、図4C
に示すように、4倍に伸長する。
【0047】このデータ伸長回路26からのデジタルオ
ーディオデータは、D/Aコンバータ27に供給され、
2チャンネルのアナログオーディオ信号に戻され、ロー
パスフィルタ28を介して出力端子29から出力され
る。
【0048】以上のようにして、この例においては、リ
アルタイムで再生が行われるが、光ディスク1からの情
報の読み出しは、図4Cに示すように、間欠的な期間PB
に行われる。
【0049】[再生信号を加工して記録する場合の動作
説明]次に、再生を行っている時に、この再生信号を加
工し、その加工した信号を、同じ光ディスクに再び記録
するようにする場合について説明する。この場合、再生
時においては、再生信号の光ディスク1からの読み出し
は、間欠的な期間PBにおいて行われ、読み出しの行われ
ていない期間INT が、期間PBと期間PBとの間に生じる。
この発明では、この期間INT を利用して、1系統の光学
系のみで、再生信号に基づく新データの記録を行うこと
ができるようにするものである。
【0050】1.再生信号に他の信号をミキシングした
ものを記録する場合 この場合には、先ず、図1において、スイッチS1は端
子aに接続し、スイッチS2は、端子cに接続する。ま
た、スイッチS3はオンとする。そして、前述したのと
同様にして再生を行う。
【0051】すると、ローパスフィルタ28からの再生
オーディオ信号(図4C)は、スイッチS3を介してミ
キサ31に供給される。このミキサ31では、入力端子
11A又は/及び11Bからの外部入力信号と混合さ
れ、新データ(図4D)がこのミキサ31から得られ
る。そして、この新データがスイッチS1及びS2を介
してローパスフィルタ12に供給される。すなわち、記
録系に新データが供給される。
【0052】この新データは、前述と同様に圧縮され、
記録用バッファメモリ16に書き込まれる。そして、こ
の圧縮データが、図4B及びEに示すように、再生期間
PBと再生期間PBとの間の空き期間INT に記録される。す
なわち、期間INT 中の一部が記録期間REC とされ、この
期間REC で光学系5のレーザ光源の出力レーザパワーが
記録用に大きくされ、記録モードとされる。
【0053】そして、この期間INT 中の記録期間REC に
おいて、クラスタ単位のデータがバッファメモリ16か
ら読み出され、光ディスク1上の例えば再生データを読
み出した位置と同一位置に記録される。この場合、この
記録位置の確認は、絶対時間デコード回路30からの絶
対時間が、システムコントローラ10で参照されて行わ
れる。なお、この記録位置は、再生データの読み出し位
置と同一ではなく、既に再生データを読み出した他の異
なる再生位置であってもよい。さらには、ユーザが記録
位置を指定するようにすることもできる。
【0054】この例の場合には、例えば、光ディスク1
に記録されていたいわゆるカラオケに、入力端子11B
からのマイクロホンからの歌声信号をミキシングしたオ
ーディオ信号を、同じ光ディスクに記録することができ
る。あるいは、光ディスク1に記録されていたオーディ
オ信号に、入力端子11Aからのオーディオ信号を混合
したものを、同じ光ディスクに記録することができる。
【0055】2.ミキシングしたものに特殊効果を施す
場合 この場合には、先ず、図1において、スイッチS1は端
子aに接続し、スイッチS3はオンとする。さらに、ス
イッチS2は、端子dに接続する。そして、前述したの
と同様にして再生を行う。
【0056】すると、ミキサ31で再生オーディオ信号
と入力端子11Aまたは11Bからの外部入力オーディ
オ信号とが混合されると共に、この混合信号がミキサ3
1からスイッチS1を介してエフェクタ32に供給さ
れ、前記混合信号にエコーなどの特殊効果が施される。
そして、このエフェクタ32からの信号が新データとし
て記録系に供給されて、この新データが前述と同様にし
て圧縮され、記録用バッファメモリ16に書き込まれ
る。そして、再生期間PBと再生期間PBとの間の空き期間
INT 中の一部の記録期間REC において、前述と同様にし
てバッファメモリ16から読み出され、光ディスク1上
の例えば再生データを読み出した位置と同一位置に記録
される。
【0057】3.ミキシングせずにエコーなどの特殊効
果を施す場合 この場合には、スイッチS1は端子bに接続され、ま
た、スイッチS2は端子dに接続される。スイッチS3
はオフとされる。この状態で再生が行われると、再生信
号はスイッチS1を介してエフェクタ32に供給され、
エコーなどの特殊効果が施されて、新データが形成さ
れ、記録系に供給されてバッファメモリ16に書き込ま
れる。このデータは、再生期間PBと再生期間PBとの間の
空き期間INT中の記録期間REC において、前述と同様に
してバッファメモリ16から読み出されて、光ディスク
1上の例えば再生データを読み出した位置と同一位置に
記録される。
【0058】[他の構成例]図5の例においては、A/
Dコンバータ13とデータ圧縮回路14との間にスイッ
チS4を設けると共に、データ伸長回路26とD/Aコ
ンバータ27との間にスイッチS5を設ける。さらに、
これらスイッチS4とS5との間にデジタルエフェクタ
33を接続する。この場合、これらスイッチS4及びS
5は連動して切り換えられるようにしておく。
【0059】通常の記録再生のときにはスイッチS4及
びS5は端子g側に切り換えられ、エフェクタ33が記
録再生系から切り離される。そして、再生信号に加工処
理をして、再記録するモードの時にはスイッチS4及び
S5は端子h側に切り換えられ、データ伸長回路26か
らのデータ伸長されたデジタル信号がデジタルエフェク
タ33に供給され、デジタルエコーなどの処理が施され
たデータが前述と同様にして同じ光ディスク上に記録さ
れる。
【0060】図6は、さらに他の例の要部を示すもの
で、この例の場合には、データ圧縮回路14と、記録用
メモリコントローラ15との間にスイッチS6が接続さ
れ、再生用メモリコントローラ24とデータ伸長回路2
6との間にスイッチS7が接続される。スイッチS6,
S7は互いに連動して切り換えられるようにされてお
り、通常の記録再生時には、これらスイッチS6,S7
は端子iに接続される。
【0061】そして、再生信号に加工を施して再記録を
行うときには、これらスイッチS6,S7が端子jに接
続されて、再生用バッファメモリ25から読み出された
圧縮状態のデジタルデータが、直接的に記録用メモリコ
ントローラ15を介して記録用バッファメモリ16に転
送される。そして、このバッファメモリ16からのデー
タが同じ光ディスクに再記録される。この例は、例えば
同一の曲を同じ光ディスクの別の記録位置に記録する場
合などに有効である。
【0062】なお、以上の例において、記録用バッファ
メモリ16と再生用バッファメモリ25とは、メモリエ
リアとして異なっていればよく、ハードウエアとしては
同一のメモリを用いることができるのはいうまでもな
い。
【0063】また、この発明は、以上の例に限らず、リ
アルタイムでデータ圧縮して間欠的に記録し、また、光
ディスクから間欠的にデータの読み出しを行う光ディス
ク記録再生装置であれば、すべての装置に適用できる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、データ圧縮して間欠的な期間に情報を光ディスクに
記録すると共に、この光ディスクから記録情報を間欠的
に読み出して再生を行うようにする光ディスク記録再生
装置において、1系統の光学系のみで、前記間欠的な再
生期間の間の期間を利用をして、再生したデータに加工
を施し、あるいは加工せずに同じ信号を、同じ光ディス
ク上に記録することができる。この場合、光学系が1系
統でよいので、光ディスク記録再生装置は小型ですむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による光ディスク装置の一実施例の一
部の系統図である。
【図2】図1の実施例の続きを示す系統図である。
【図3】図1の実施例の記録動作の説明のための図であ
る。
【図4】図1の実施例の再生及び再生中の記録動作の説
明のため図である。
【図5】この発明の他の実施例の要部のブロック図であ
る。
【図6】この発明のさらに他の実施例の要部のブロック
図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 4 サーボ制御回路 5 光学ヘッド 6 光パワーコントローラ 13 A/Dコンバータ 14 データ圧縮回路 16 記録用バッファメモリ 25 再生用バッファメモリ 26 データ伸長回路 27 D/Aコンバータ 31 ミキサ 32 エフェクタ 33 デジタルエフェクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報信号を所定時間分毎に圧縮処理を行
    う圧縮手段と、この圧縮された情報信号を一時記憶する
    ための記録用バッファメモリとを備え、この記録用バッ
    ファメモリからの前記所定時間分の情報信号を間欠的な
    記録期間において光ディスクに記録する記録系と、 前記記録された情報信号を光ディスクから順次間欠的に
    読み出して、再生用バッファメモリに書き込み、この再
    生用バッファメモリからの再生信号を読み出し、伸長処
    理を行い、前記情報信号を再生する再生系と、 前記光ディスクから読み出された再生信号に基づいて新
    たな記録信号を生成し、この新たな記録信号を前記記録
    系に供給する手段と、 前記新たな記録信号を前記間欠的な再生の間の期間にお
    いて、再生中の元の光ディスクに記録するようにする手
    段とを備えた光ディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記新たな記録信号は、前記再生系で伸
    長処理され、元の信号に戻された前記情報信号に基づい
    て形成されるようにされた請求項1記載の光ディスク記
    録再生装置。
JP23542991A 1991-08-22 1991-08-22 光デイスク記録再生装置 Pending JPH0554388A (ja)

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