JP2004047111A - 記録再生装置および記録再生方法 - Google Patents

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Shinya Yamada
山田 真也
Tomonao Tsukui
津久井 智尚
Shinya Takahashi
高橋 信哉
Izumi Ueda
上田 泉
Eiji Muramatsu
村松 英治
Takahiro Okajima
岡嶋 高宏
Hidehiro Ishii
石井 英宏
Toshihiro Maehara
前原 敏宏
Hitoshi Kasama
笠間 均
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Abstract

【課題】 みかけ上リアルタイムでの再生動作と記録動作の同時並行処理を可能とする。
【解決手段】 第2の情報の記憶する第2の記憶手段の記憶動作は、第1の情報を出力する出力手段の出力動作と同期するように制御され、出力手段および第1の記憶手段により、情報の出力は行いつつ、再生手段の再生動作以外の間に記録手段を用いて記録を行い、読取手段は、出力手段の出力動作と記憶手段の記憶動作が行われているときに、記録媒体に記録された情報の読み取り動作を行う。
【選択図】  図1

Description

 本発明は、MD(ミニディスク)等の記録媒体の記録再生装置および記録再生方法に関する。
音楽や音声等の音楽情報を2種類以上組合せて一つの音楽情報に加工する場合、ミキシングという手法がとられる。一般に、ミキシングを行う場合にはミキサーという専用の装置が用いられる。例えば、CD(コンパクトディスク)やVD(ビデオディスク)等からステレオ音楽情報を再生し、そのRチャンネル、Lチャンネルの音楽情報を合成してモノーラルの音にするのもミキシングの一種であるし、CD等から再生した音に他の音を混入するのもミキシングである。いずれの場合であっても、ディスク状記憶媒体を用いてミキシングを行うためには装置構成の大小に拘らず、必ずミキサーが必要であった。
一方、ある音楽情報に合せて他の音楽情報を同一記録媒体に記録する方法が、アフレコ(アフターレコーディング)という俗称で知られている。このアフレコも広い意味ではミキシングの一種であり、2つ以上の音楽情報を混合する操作は上記ミキシングと同様である。このアフレコを行う場合もミキサーを必要とする。
上述したミキシングもアフレコも記録媒体上の情報を一旦再生し、その再生信号をミキシング処理したのち、ミキシングされた情報を別に用意した記録媒体に再記録するという方法がとられる。それは、記録媒体からの情報の読取りから再生されるまでにタイムラグがあり、また、記録・再生のためのピックアップやヘッドの構造上位置と同じ位置に記録することは不可能だからである。
このように、従来では再生中の記録媒体にリアルタイムで他の音楽情報を再生音楽情報に合せて記録することは不可能であった。したがって、本発明は、記録媒体に対し、再生を行いながら、他の情報をみかけ上リアルタイムで記録することが可能な記録再生装置および記録再生方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の記録再生装置は、記録媒体に対して情報の読み取りと記録を行う読取記録手段と、前記読取記録手段を用いて前記記憶媒体に記録されている第1の情報を再生する再生手段と、前記第1の情報を記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の情報を連続的に出力する出力手段と、外部から連続的に入力され、前記第1の情報とは異なる第2の情報を記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の情報を、前記読取記録手段を用いて前記記録媒体に記録を行う記録手段と、前記記録媒体における未記録領域を検知する未記録領域検知手段と、前記未記録領域検出手段が検知した未記録領域に対して前記記録手段により前記第2の情報の記録を行うよう制御する制御手段と、を有し、前記第2の情報の記憶する前記第2の記憶手段の記憶動作は、前記第1の情報を出力する前記出力手段の出力動作と同期するように制御されてなることを特徴とする。なお、前記制御手段は、前記出力手段が前記第1の情報を出力しており、かつ前記再生手段の再生動作以外のときに、前記未記録領域に対して前記記録手段により前記第2の情報の記録を行うよう制御することが好ましい。また、前記読取記録手段は単一の光ピックアップであることが好ましい。また、前記記録媒体は書き換え可能なディスクであることが好ましい。
また、本発明の記録再生装置は、記録媒体に対して情報の読み取りと記録を行う読取記録手段と、前記読取記録手段を用いて前記記憶媒体に記録されている第1の情報を再生する再生手段と、前記第1の情報を記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の情報を出力する出力手段と、外部から入力され、前記第1の情報とは異なる第2の情報を記憶する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の情報を、前記読取記録手段を用いて前記記録媒体に記録を行う記録手段と、を有し、前記第1の情報が前記第1の記憶手段に記憶される速度は、前記出力手段が前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の情報を出力する速度に比べ相対的に高速で動作し、前記第2の情報が前記第2の記憶手段に記憶される速度は、前記記録手段が前記読取記録手段を用いて、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の情報を前記記録媒体に記録する速度に比べ相対的に低速で動作することを特徴とする。なお、前記記録媒体における未記録領域を検知する未記録領域検知手段と、前記未記録領域検出手段が検知した未記録領域に対して前記記録手段により前記第2の情報の記録を行うよう制御する制御手段と、をさらに含むことが好ましい。また、前記制御手段は、前記出力手段が前記第1の情報を出力しており、かつ前記再生手段の再生動作以外のときに、前記未記録領域に対して前記記録手段により前記第2の情報の記録を行うよう制御することが好ましい。
また、本発明の記録再生方法は、記録媒体に対して情報の読み取りと記録を行う記録再生方法であって、前記記録媒体に記録されている第1の情報を再生する再生工程と、前記第1の情報を記憶手段に記憶する第1の記憶工程と、前記記憶手段に記憶された前記第1の情報を連続的に出力する出力工程と、外部から連続的に入力される第2の情報を前記記憶手段とは異なる第2の記憶手段に記憶する第2の記憶工程と、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の情報を前記記録媒体に記録を行う記録工程と、前記記録媒体における未記録領域を検知する未記録領域検知工程と、前記第1の情報を出力しており、かつ前記再生工程による再生動作以外のときに、前記未記録領域検知工程で検知した未記録領域に対して前記第2の情報の記録を行うよう制御する制御工程と、を有し、前記第2の記憶工程における前記第2の情報の記憶動作は、前記出力工程における前記第1の情報を出力する出力動作と同期されることを特徴とする。
また、本発明の記録再生方法は、記録媒体に対して情報の読み取りと記録を行う記録再生方法であって、前記記録媒体に記録されている第1の情報を再生する再生工程と、前記第1の情報を第1の記憶手段に記憶する第1の記憶工程と、前記記憶手段に記憶された前記第1の情報を出力する出力工程と、外部から入力される第2の情報を前記第1の記憶手段とは異なる第2の記憶手段に記憶する第2の記憶工程と、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の情報を前記記録媒体に記録を行う記録工程と、を有し、前記第1の記憶工程における前記第1の情報が前記第1の記憶手段に記憶される速度は、前記出力工程における前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の情報を出力する速度に比べ相対的に高速で動作し、前記第2の記憶工程における前記第2の情報が前記第2の記憶手段に記憶される速度は、前記記録工程における前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の情報を前記記録媒体に記録する速度に比べ相対的に低速で動作することを特徴とする。
本発明によれば、出力手段および第1の記憶手段により、情報の出力は行いつつ、再生手段の再生動作以外の間に、記録手段を用いて記録を行うことにより、みかけ上リアルタイムでの再生動作と記録動作の同時並行処理が可能となる。
また、記録手段により情報が記録される領域が、再生手段が情報を読み出した領域と異なる領域に記録することにより、記録後、再生された記録情報および非記録情報を単独に再生することも可能である。そのため、再生された情報も再度再生が可能であり、ユーザーにとって利便性が高い。
次に本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する。
[I]書込み可能な光磁気ディスクの記録再生装置
図1に本発明が適用されるMD等の光磁気ディスク1の記録再生装置の例を示す。この記録再生装置は、大別して、光磁気ディスク1から情報を再生する再生系、光磁気ディスク1に情報を記録する記録系、光磁気ディスク1の回転の駆動を行う回転系、上記再生系、記録系および回転系を統括的にコントロールする制御系を有している。
光磁気ディスク1は、磁性膜を有し、磁気Kerr効果によるレーザビームの偏光面の回転を利用してディジタル形式信号を記録する。ディジタル信号記録媒体であり、MDとして知られている。この光磁気ディスク1は一部記録済のディスクであり、後述する図2に示すように、既に情報(例えばカラオケ伴奏曲情報)が記録された記録済領域と、未だ何も記録されておらず後述する方法によって情報(例えば、前記カラオケ伴奏曲に合せて歌われる歌声情報)が記録される未記録領域とが異なる領域位置に配置されている。
再生系において、光ピックアップ3はキャリッジモータやアクチュエータ(図示せず)によってその読取位置に移動され、レーザビームを光磁気ディスク1に照射し、その戻りビームを光電変換してRF信号を再生部5に出力する。再生部5はRF信号を増幅するRFアンプ、RF信号に含まれるATIP(Absolute Time In Pregroove)データをデコードするATIPデコーダを有し、RF信号をEFMデコーダ6に出力するとともにATIPデータ等のコントロール用データをシステムコントローラ17に出力する。EFMデコーダ6は光磁気ディスク1に記録されている情報がEFM(Eight to Fourteen Modulation)変調されているので、それを復調するためのものであり、復調信号を切換スイッチ7を介して再生用メモリ8に送る。切換スイッチ7は後述する記録再生動作のための切替えを行うものである。再生用メモリ8は書込み速度が読出し速度に比べて相対的に高速に動作するDRAM(Dynamic Random AccessMemory)であり、例えば、1Mbit程度の記憶容量を有するデュアルポートDRAMが用いられる。再生用メモリ8の読出し情報は圧縮デコーダ9に送られる。圧縮デコーダ9は光磁気ディスク1内に記録されている情報が人間の最小可聴限界およびマスキング効果を考慮して圧縮処理(例えば、CDの場合の1/5程度)されているので、それを5倍に伸張するためのデコーダである。伸張されたディジタルデータはD/Aコンバータ10によりアナログ信号に変換される。このアナログ信号は出力端子OUTを介してパワーアンプ、スピーカに供給され、音響信号として人間の耳に到達する。
記録系において、入力端子INにはマイクロフォン等からのアナログ信号が外部入力され、A/Dコンバータ11に入力される。A/Dコンバータ11は入力アナログ信号をA/D変換し、圧縮エンコーダ12に送る。圧縮エンコーダ12は上述した圧縮デコーダ9と逆の動作を行うもので、入力データを例えば、CDのデータの約1/5に圧縮して記録用メモリ13に送る。記録用メモリ13は、書込み速度が読出速度に比べて相対的に低速(再生用メモリ8と逆)で動作をするDRAMであり、やはり1Mbit程度デュアルポートDRAMが用いられる。記録用メモリ13からの読出情報は切換スイッチ14を介してEFMエンコーダ15に与えられる。EFMエンコーダ15は入力データをEFM変調し、記録部16に送る。記録部16はATIPエンコーダ、光ピックアップ3のレーザダイオードのドライブ回路、磁気ヘッド4のドライブ回路等を有し、入力される記録信号に応じて光ピックアップ3、磁気ヘッド4を駆動する。
回転系は光磁気ディスク1を必要な回転数で回転駆動するためのスピンドルモータ2を有している。スピンドルモータ2の回転軸は図示しないターンテーブルに連結され、このターンテーブルに挟持されて光磁気ディスク1が回転する。
制御系は、システムコントローラ17およびサーボ回路20を有している。システムコントローラ17は入力装置18から与えられる操作指令に応じた動作モードで当該記録再生装置の各部の動作を統括的にコントロールするもので、マイクロコンピュータ(μCOM)が使用される。また、必要な表示情報はシステムコントローラ17から表示装置19を通じて表示される。システムコントローラ17は、内蔵するプログラムメモリ(ROM:Read Only Memory等)に格納されたプログラムシーケンスに従って、P1 〜P4 、R1 〜R4 等の各種コントロールデータを各要素に必要なタイミングで与え、また、サーボ回路20に対してもサーボコントロール信号SCを与える。サーボ回路20は入力されたサーボコントロール信号SCにより、スピンドルサーボ信号SS、フォーカスサーボ信号FS、トラッキングサーボ信号TS、磁気ヘッドサーボ信号HSをそれぞれ出力する。これらのサーボコントロール信号SC、スピンドルサーボ信号SS、フォーカスサーボ信号FS、トラッキングサーボ信号TS、磁気ヘッドサーボ信号HSにより、光磁気ディスク1における光ピックアップ3の記録再生位置が適正にコントロールされる。
[II]記録再生方法(動作)
 次に、上記記録再生装置の構成において、本発明に係る記録再生方法を説明する。
本発明における記録再生動作は、みかけ上(外部から観察した場合)リアルタイムで記録と再生が同一の記憶媒体に対して同時に行われるもので、大別して、第1再生動作PLY1、第2再生動作PLY2、第1記録動作REC1、第2記録動作REC2に分類される。
第1再生動作PLY1は、光ピックアップ3により光磁気ディスク1の記録済領域RDから情報を高速で読取り、その読取った情報を再生部5、EFMデコーダ6、切換スイッチ7を介して再生用メモリ8に高速で書込む動作である。
第2再生動作PLY2は、再生用メモリ8に格納された情報を低速で読出し、その読出した情報を圧縮デコーダ9、D/Aコンバータ10を介して出力端子OUTから出力する動作である。
第1記録動作REC1は、入力端子INから入力された入力情報をA/Dコンバータ11、圧縮エンコーダ12を介して記録用メモリ13に低速で書込む動作である。
第2記録動作REC2は、記録用メモリ13に格納された情報を高速で読出し、その読出した情報を切換スイッチ14、EFMエンコーダ15、記録部16を介して磁気ヘッド4、光ピックアップ3により光磁気ディスク1の未記録領域NRDに記録する動作である。
図2に、本発明による記録用再生動作のシーケンスを示す。このシーケンスはシステムコントローラ17内のROMに格納されたプログラムによって実行される。
なお、この例において、光磁気ディスク1は一部記録済のディスクであるため、記録済領域RDについてのTOC(Table of Contents)データは光磁気ディスク1のリードインにあるTOC領域に書込まれているが、未記録領域NRDについてのTOCは何ら書込まれておらず、当該光磁気ディスク1はファイナライズされていないディスクである。ファイナライズは、未記録領域NRDへの記録が完了された時点で行われ、以後、その光磁気ディスク1はオーバライト(重ね書き)が防止される。オーバライト禁止の手段としては、例えばTOCデータ内に禁止フラグを書込む等の方法が可能である。
以下、光磁気ディスク1の記録済領域RDからカラオケ伴奏曲データを、例えば再生用メモリ8の記憶容量(1Mbit)分ずつの区切りでA、B、C、D、・・、Nというように再生し、このとき、このカラオケ伴奏曲に合せて歌われた歌声を同じ区切りでa、b、c、d、・・、nというように入力されてくる場合を例にして動作を説明する。
図2(a)に示すように、まず、光ピックアップ3はシステムコントローラ17のコントロール下で再生情報Aの記録位置をサーチする。次いで、再生情報Aの読取りを行ない、再生部5、EFMデコーダ6、切換スイッチ7(このとき切換スイッチ7はclose 、切換スイッチ14はopen)を介して再生情報Aを再生用メモリ8に書込む(第1再生動作PLY1)。
次に、再生用メモリ8から再生情報Aが読出され、圧縮デコーダ9、D/Aコンバータ10を介して出力端子OUTより再生出力される(第2再生動作PLY2)。
第2再生動作PLY2によって再生情報Aに対応するカラオケ伴奏が始まると、歌い手は、この伴奏に合せて歌う。その歌声はマイクロフォンで電気信号に変換され、入力端子INより入力される。そして、入力された信号はA/Dコンバータ11、圧縮エンコーダ12を介して記録用メモリ13に書込まれる(第1記録動作REC1)。この第1記録動作REC1の時間は第2再生動作PLY2と同期し、かつ同じ時間的長さである。
一方、この第2再生動作PLY2または第1記録動作REC1の期間中、光ピックアップ3は自由であり、次に再生すべき再生情報Bの記録位置をサーチする。つづいて光ピックアップ3は再生情報Bの読取りを行ない、第1再生動作PLY1を実行する。再生情報Bの読取終了後、再生情報Bについての第2再生動作PLY2が実行され、同時に記録情報bの第1記録動作REC1が実行される。この再生情報Bについて第2再生動作PLY2(または記録情報bについての第1記録動作REC1)の期間に、光ピックアップ3は記録情報aを記録すべき光磁気ディスク1の未記録領域NRDの記録位置のサーチを行ない、検出されたら記録用メモリ13から記録情報aを読出し、切換スイッチ14(このときclose)、EFMエンコーダ15、記録部16、光ピックアップ3、磁気ヘッド4を介して光磁気ディスク1の未記録領域NRD内に記録する。
次に、光ピックアップ3は次に再生すべきCの位置を光磁気ディスク1の記録済領域RDでサーチし、検出したら再生情報Cを読取り、再生用メモリ8に書込む(第1再生動作PLY1)。
このようにして、再生情報Aについて第1再生動作PLY1、次の再生情報Aについての第2再生動作PLY2の期間で再生情報Aの第2再生動作PLY2および記録情報aの第1記録動作REC1を実行するとともに、再生情報Bの第1再生動作PLY1を行ない、次の再生情報Bの第2再生動作PLY2の期間で再生情報Bの第2再生動作PLY2および記録情報bの第1記録動作REC1を実行するとともに、記録情報aの第2記録動作REC2および再生情報Cの第1再生動作PLY1を行う。次に、再生情報Cの第2再生動作PLY2の期間で記録情報cの第1記録動作REC1を行う一方、記録情報bの第2記録動作REC2および再生情報Dの第1再生動作PLY1・・というシーケンスで記録再生動作が行われる。
図3は上述の動作時における光ピックアップ3の動きを示したものである。図3からわかるように、光ピックアップ3は、記録済領域RDでの読取り(第1再生動作PLY1)、サーチ、未記録領域NRDでの記録(第1記録動作REC1)という組合せパターンで光磁気ディスク1の径方向に往復動する。
以上の記録再生動作により、記録済領域RD内のカラオケ伴奏曲に合せた歌声の未記録領域NRDへの記録が終了した時点で、記録情報aの先頭アドレスデータを当該光磁気ディスク1がアフレコディスクであることを示す情報とともにTOC領域に記録し、ファイナライズする。
次に、このアフレコディスクを再生する場合は、図示しないが、A、B、C、D、・・、Nのデータ用のRAM1とa、b、c、d、・・、nのデータ用のRAM2を設け(図示せず)、このRAM1とRAM2を交互に動作可能とし、かつ両RAM1とRAM2の出力データを加算する加算器を接続する構成とする。再生に際しては、まずTOCデータを読取り、圧縮デコーダ9の先頭アドレスを読取っておき、再生情報AをRAM1に記憶し、次いで圧縮デコーダ9をサーチして記録情報aをRAM2に記憶し、両データ再生情報A、圧縮デコーダ9がそろった時点で再生情報Aおよび圧縮デコーダ9を加算器に与えて再生情報A+記録情報aのデータを生成して出力する。その結果、再生情報A+記録情報aのデータが再生される。この再生情報A+記録情報aのデータの圧縮デコーダ9による伸張時間を利用して、次の再生情報BをRAM1に書込み、かつ圧縮デコーダ9の終端アドレス(すなわち記録情報bの先頭アドレス)により記録情報bをサーチしてRAM2に書込み、加算器を介して再生情報B+記録情報bのデータを生成し再生出力のする・・という処理を全データ終了まで繰返せばよい。
 以上の通り、本発明によれば、記録媒体から情報の再生中にみかけ上同時に他の情報を記録することができる。また、記録後、再生された記録情報および非記録情報を単独に再生することも可能である。
本発明が適用される光磁気ディスクの記録再生装置のブロック図である。 本発明の記録再生動作のシーケンスを示すタイムチャートである。 光ピックアップ3の動作説明図である。
符号の説明
1・・・光ディスク   2・・・スピンドルモータ   3・・・光ピックアップ
4・・・磁気ヘッド   5・・・再生部   6・・・EFMデコーダ
7・・・切換スイッチ   8・・・再生用メモリ   9・・・圧縮デコーダ
10・・・D/Aコンバータ   11・・・A/Dコンバータ
12・・・圧縮エンコーダ   13・・・記録用メモリ   14・・・切換スイッチ
15・・・EFMエンコーダ   16・・・記録部
17・・・システムコントローラ   18・・・入力装置   19・・・表示装置
20・・・サーボ回路     A、B、C、D、・・、N・・・再生情報
a、b、c、d、・・、n・・・記録情報  
P1・・・再生RF信号および再生コントロール信号
P2・・・コントロール信号   P3・・・切換コントロール信号
P4・・・メモリコントロール信号   R1・・・記録コントロール信号
R2・・・コントロール信号   R3・・・切換コントロール信号
R4・・・メモリコントロール信号   IN・・・入力端子  OUT・・・出力端子
SS・・・スピンドルサーボ信号   FS・・・フォーカスサーボ信号
TS・・・トラッキングサーボ信号   HS・・・磁気ヘッドサーボ信号
REC1・・・第1記録動作   REC2・・・第2記録動作
PLY1・・・第1再生動作   PLY2・・・第2再生動作
RD・・・記録済領域   NRD・・・未記録領域


Claims (10)

  1.  記録媒体に対して情報の読み取りと記録を行う読取記録手段と、
     前記読取記録手段を用いて前記記憶媒体に記録されている第1の情報を再生する再生手段と、
     前記第1の情報を記憶する第1の記憶手段と、
     前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の情報を連続的に出力する出力手段と、
     外部から連続的に入力され、前記第1の情報とは異なる第2の情報を記憶する第2の記憶手段と、
     前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の情報を、前記読取記録手段を用いて前記記録媒体に記録を行う記録手段と、
     前記記録媒体における未記録領域を検知する未記録領域検知手段と、
     前記未記録領域検出手段が検知した未記録領域に対して前記記録手段により前記第2の情報の記録を行うよう制御する制御手段と、を有し、
     前記第2の情報の記憶する前記第2の記憶手段の記憶動作は、前記第1の情報を出力する前記出力手段の出力動作と同期するように制御されてなることを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記制御手段は、前記出力手段が前記第1の情報を出力しており、かつ前記再生手段の再生動作以外のときに、前記未記録領域に対して前記記録手段により前記第2の情報の記録を行うよう制御することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 前記読取記録手段は単一の光ピックアップであることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録再生装置。
  4. 前記記録媒体は書き換え可能なディスクであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の記録再生装置。
  5.  記録媒体に対して情報の読み取りと記録を行う読取記録手段と、
     前記読取記録手段を用いて前記記憶媒体に記録されている第1の情報を再生する再生手段と、
     前記第1の情報を記憶する第1の記憶手段と、
     前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の情報を出力する出力手段と、
     外部から入力され、前記第1の情報とは異なる第2の情報を記憶する第2の記憶手段と、
     前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の情報を、前記読取記録手段を用いて前記記録媒体に記録を行う記録手段と、を有し、
     前記第1の情報が前記第1の記憶手段に記憶される速度は、前記出力手段が前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の情報を出力する速度に比べ相対的に高速で動作し、
     前記第2の情報が前記第2の記憶手段に記憶される速度は、前記記録手段が前記読取記録手段を用いて、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の情報を前記記録媒体に記録する速度に比べ相対的に低速で動作することを特徴とする記録再生装置。
  6. 前記記録媒体における未記録領域を検知する未記録領域検知手段と、
    前記未記録領域検出手段が検知した未記録領域に対して前記記録手段により前記第2の情報の記録を行うよう制御する制御手段と、をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の記録再生装置。
  7. 前記制御手段は、前記出力手段が前記第1の情報を出力しており、かつ前記再生手段の再生動作以外のときに、前記未記録領域に対して前記記録手段により前記第2の情報の記録を行うよう制御することを特徴とする請求項6に記載の記録再生装置。
  8. 記録媒体に対して情報の読み取りと記録を行う記録再生方法であって、
     前記記録媒体に記録されている第1の情報を再生する再生工程と、
     前記第1の情報を記憶手段に記憶する第1の記憶工程と、
     前記記憶手段に記憶された前記第1の情報を連続的に出力する出力工程と、
     外部から連続的に入力される第2の情報を前記記憶手段とは異なる第2の記憶手段に記憶する第2の記憶工程と、
     前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の情報を前記記録媒体に記録を行う記録工程と、
     前記記録媒体における未記録領域を検知する未記録領域検知工程と、
     前記第1の情報を出力しており、かつ前記再生工程による再生動作以外のときに、前記未記録領域検知工程で検知した未記録領域に対して前記第2の情報の記録を行うよう制御する制御工程と、を有し、
     前記第2の記憶工程における前記第2の情報の記憶動作は、前記出力工程における前記第1の情報を出力する出力動作と同期されることを特徴とする記録再生方法。 
  9.  前記記録媒体における未記録領域を検知する未記録領域検知工程と、
     前記第1の情報を出力しており、かつ前記再生工程による再生動作以外のときに、前記未記録領域検知工程で検知した未記録領域に対して前記第2の情報の記録を行うよう制御する制御工程と、をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の記録再生方法。
  10. 記録媒体に対して情報の読み取りと記録を行う記録再生方法であって、
     前記記録媒体に記録されている第1の情報を再生する再生工程と、
     前記第1の情報を第1の記憶手段に記憶する第1の記憶工程と、
     前記記憶手段に記憶された前記第1の情報を出力する出力工程と、
     外部から入力される第2の情報を前記第1の記憶手段とは異なる第2の記憶手段に記憶する第2の記憶工程と、
     前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の情報を前記記録媒体に記録を行う記録工程と、を有し、
     前記第1の記憶工程における前記第1の情報が前記第1の記憶手段に記憶される速度は、前記出力工程における前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の情報を出力する速度に比べ相対的に高速で動作し、
     前記第2の記憶工程における前記第2の情報が前記第2の記憶手段に記憶される速度は、前記記録工程における前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の情報を前記記録媒体に記録する速度に比べ相対的に低速で動作することを特徴とする記録再生方法。

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