JP4028001B2 - Mdマルチトラックレコーダ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、記録済みオーディオデータのノンリニア編集を行う際に使用されるMD(Mini Disk )マルチトラックレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、記録媒体としてテープを用いたマルチトラックレコーダ(以下、MTRと呼ぶ)が知られているが、テープ系のMTRの場合、録音済み音楽の任意の場所を数カ所切り出して連続的につないだり、1曲の中の特定の部分を繰り返し再生するといったノンリニア編集が難しい。この種のノンリニア編集が可能なMTRとしては、ハードディスク・レコーダ(以下、HDレコーダと呼ぶ)が知られている。HDレコーダは、MMC(MIDI Machine Control)及びMTC(MIDI Time Code)を利用したMIDIソースとの同期機能を備えており、より高度の編集作業が可能であるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したHDレコーダでは、編集作業を経て作成された音楽情報がHDの中に残るというシステムの性格上、その音楽情報を、最終的にDAT(Digital Audio Tape)やMO(Magnetic Optical)にバックアップしておかなくてはならない。HDレコーダでは、トラック数にも関係するが、通常、そのバックアップに数十分を有し、これが編集作業を煩雑にする要因となっている。また、HDレコーダが編集作業の目的にしか使用できないため、プレーヤを含めたトータルシステムのコストは一般のユーザにとっては高価なものとなる。
【0004】
この発明の目的は、より安価にMIDIソースとの同期を含めたノンリニア編集を可能にするMD−MTRを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るMD−MTRは、MDの曲内マーキングという従来にはない手段によってMDのノンリニア編集を可能にしたもので、この発明に係るMIDIシステムは、ディスク上に記録されたオーディオデータを再生すると同時に、複数チャネルのオーディオ信号を入力して前記ディスク上に記録するレコーダと、MIDIシーケンサと、を含むMIDIシステムにおいて、前記レコーダは、ユーザにより指定された、前記ディスク上に記録されているオーディオデータから切り出すべき複数の切り出しデータの各両端のポイント情報と、該各切り出しデータに対応したMIDIメッセージを生成するための記号と、テンポクロックを生成するための記号と、を前記ディスク上のUTOC( User Table Of Contents )エリアに記録する手段と、前記切り出しデータの再生順序を指定する再生順序指定手段と、この再生順序指定手段によって指定された再生順序に従って前記UTOCエリアに記憶されたポイント情報を検索する検索手段と、この検索手段で検索されたポイント情報で特定される前記ディスク上の切り出しデータを再生する再生手段と、前記検索手段で検索されたポイント情報に対応した、前記MIDIメッセージの記号及び前記テンポクロックの記号に従って、該ポイント情報で特定される切り出しデータの再生が開始される時点でソングセレクトとスタートのMIDIメッセージを発生し、同切り出しデータの再生が行われている間にテンポクロックを発生し、同切り出しデータの再生が終了する時点でストップのMIDIメッセージを発生して、これら発生したMIDIメッセージ及びテンポクロックを前記MIDIシーケンサに出力する出力手段とを備え、前記MIDIシーケンサは、前記レコーダから受信した前記MIDIメッセージ及び前記テンポクロックを基にしてMIDIソースを制御し、前記ポイント情報によって前記レコーダで再生される切り出しデータに同期して、前記MIDIシーケンサは前記MIDIソースを制御する、ことを特徴とする。
【0006】
この発明によれば、ディスク上に記録されたオーディオデータから切り出すべき切り出しデータの両端のポイントに対応したポイント情報を前記ディスク上のUTOCエリアに記憶すると共に、前記切り出しデータの再生順序を再生順序指定手段で指定することにより、これらの指定された再生順序に従って前記UTOCエリアに記憶されたポイント情報を検索手段で検索し、これらの検索されたポイント情報で特定される前記ディスク上の切り出しデータを再生手段で再生すると同時に、前記検索されたポイント情報に対応するMIDIメッセージを出力手段で出力することができる。このため、前記ディスク上に記録された切り出しデータを任意に再生すると同時に、前記MIDIメッセージに従ってMIDIソースを同期制御することができる。
ポイント情報には、例えばデータの切り出し位置やその切り出しデータに同期させるMIDIメッセージを特定するための記号等が含まれる。この発明によれば、ポイント情報は、ディスクのUTOCエリアに記録されるので、次回、そのディスクをそのまま使用して、同一のMIDIソースを接続し、同一の再生順序を指定すれば、同一の同期多重演奏を何度でも再現することができる。従って、この発明によれば、プレーヤで再生するためのバックアップを改めてとる必要がなく、編集作業が容易になる。また、MD−MTRは、プレーヤとしても使用できるため、システム全体のコスト低減も図れる。
【0007】
また、MIDIソースを使用して多重演奏された結果を、MD−MTRに同時記録するようにすれば、そのディスクを再生するだけで、編集結果を聴くことができる。
なお、この発明では、MIDIソースは、MD−MTR側からMIDIメッセージによって制御され、テンポ情報もMD−MTR側からMIDIソースに与えられることになるので、MIDIソース側でテンポ情報に同期するまでに若干の時間遅れが発生することが考えられる。この場合には、この時間遅れを考慮して、切り出しデータの再生開始よりも前にMIDIメッセージを出力することにより、MD−MTRからの再生出力とMIDIソースからのオーディオ情報とを正確に同期させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の好ましい実施の形態について説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るMD−MTRの構成を示すブロック図である。
MDタイプのディスク1は、記録再生が可能な光磁気ディスクである。このディスク1は、スピンドルモータ2によって例えば線速度一定で回転駆動される。ディスク1の上下には、磁気記録ヘッド3及び光ピックアップ4がディスク1を挟んで対向配置されている。磁気記録ヘッド3は、ディスク1への情報の書き込み時にディスク1に磁界を印加する。光ピックアップ4は、ディスク1から光学的に情報を読み取る機能及び磁気記録ヘッド3と協動してディスク1に情報を書き込む機能を有する。光ピックアップ4は、送りモータ5によってディスク1の半径方向に移動可能となっている。光ピックアップ4の読み出し出力は、高周波(RF)アンプ6で増幅され、サーボ制御部7に供給される。サーボ制御部7は、このピックアップ出力に基づいてスピンドルモータ2の回転制御、送りモータ5の送り制御及び光ピックアップ4のフォーカス/トラッキング制御を実行する。
【0009】
このMD−MTRの再生系は、次のように構成されている。即ち、RFアンプ6の出力は、EFM(Eight to Fourteen Modulation)・ACIRC(Advanced Cross Interleave Reed-solomon Code )エンコーダ/デコーダ8にも供給され、ここでACIRCによる誤り訂正方式により復号化され、且つ14ビットのデータから8ビットのデータに復調されて、メモリコントローラ9の制御のもとでRAM等のメモリ10に格納される。その際の再生アドレスは、RFアンプ6の出力をアドレスデコーダ11がデコードすることによって与えられる。メモリ10に蓄積されたデータはメモリコントローラ9によって適宜読み出され、音声圧縮/伸長部12によって伸長されたのち、D/A変換器13でD/A変換されて再生オーディオ出力信号として出力される。
【0010】
このMD−MTRの記録系は、次のように構成されている。即ち、記録すべきオーディオ入力信号は、A/D変換器14でA/D変換され、音声圧縮/伸長部12に供給される。音声圧縮/伸長部12に供給されたデータは、ここでデータ圧縮されたのち、メモリコントローラ9の制御のもとにメモリ10に蓄えられる。メモリ10に記録すべきデータは、メモリコントローラ9の制御のもとでEFM・ACIRCエンコーダ/デコーダ8に供給され、EFM変調及びACIRC符号化されたのち、ヘッド駆動部15に供給される。磁気記録ヘッド3は、このヘッド駆動部15により駆動されてディスク1上に必要なデータを記録していく。
【0011】
このMD−MTRには、この他にシステム全体を制御するシステムコントローラ16と、各種の情報を表示する表示部17と、ディスク1上に記録されているオーディオデータから切り出すべき切り出しデータの両端のポイントを指定したり、この切り出しデータとMIDIソースとを同期させるためのMIDIメッセージを入力したり、切り出しデータの再生順序等を指定するための複数の操作キー18とが備えられている。システムコントローラ16には、操作キー18による入力に従ってディスク1のUTOCエリアに切り出しデータの両端のポイントに対応したアドレスを記録したり、このアドレスを指定された再生順序に基づいて検索する機能と、MIDIメッセージ及びテンポクロックTM1を出力する機能とを有する。
【0012】
図2は、ディスク上に記録されるUTOCエリア情報の一例を示す図である。n曲の音楽がディスク1に記録されている場合、ディスク1のUTOCエリアには、予めトラックナンバ1からnまでの各曲のスタートポイント及びエンドポイントに対応したポイント情報(00:00,03:00),(03:05,07:45),…,(42:23,45:30)が記録されている。再生音のモニタ中に操作キー18によってロケートポイントが指定されると、ディスク1のUTOCエリアには、新規のスタートポイント及びエンドポイントに対応したアドレスが記録される。このため、この両ポイントで挟まれた部分が切り出しデータとして指定可能となる。このとき、必要に応じてUTOCエリアの付帯情報記録部には、ユーザが指定したMIDIメッセージ、例えば“スタート”,“ストップ”,“ソングセレクト”等をシステムコントローラ16で生成するための記号STA,STO,SEL等を記録することができる。また、UTOCエリアの付帯情報記録部には、記録済み音楽のテンポを示すテンポクロックTM1を生成するための記号も記録される。テンポクロックTM1は、ディスク1への録音時に曲のスタートポイントが記録されたUTOCエリアに予めテンポ情報も記録しておき、この情報を利用したり、あるいはユーザが録音する音楽のテンポを測定して、記録するようにすれば良い。なお、ロケートポイントは、スタートポイントとエンドポイントとの間の任意の場所(時間)に任意の数だけ(例えば最大255カ所)指定可能とする。これらロケートポイント、MIDI生成用の記号及びテンポクロック生成用の記号により、ポイント情報が構成される。
【0013】
次に、このように構成されたMD−MTRによるノンリニア編集について説明する。
図3は、1曲の音楽を時間軸に沿って1チャネル分だけ示した図である。
各ロケートポイント間のデータの内容は、次のようになっている。
S−1 無音区間
1−2 独唱(ソロ)
2−3 コーラス
3−4 独唱(ソロ)
4−E ソロ+コーラス
次に、これら区間データ‘1〜2’,‘2〜3’,‘3〜4’,‘4〜E’を音楽情報のデータ‘S〜E’から切り出し、図4(a)に示すように、順序を並べかえて再生する場合を考える。
【0014】
図5は、切り出しデータの順序を並べかえる動作を示すフローチャートである。
まず、最初(n=1)の切り出しデータの指定を促すプロンプトが表示部17に表示されると(S1)。ユーザは、これに応答する形で最初の切り出しデータのスタートポイント=‘3’を入力し(S2)、最初の切り出しデータのエンドポイント=‘4’を入力し(S3)、最初の切り出しデータのリピート数=‘1’を入力する(S4)。続いて、2つ目の切り出しデータの指定を行うため(S5)、n=1をn=2にインクリメントする(S6)。
【0015】
以下、同様にして、
No. 切り出しデータ 反復
▲1▼ 3−4 ,1
▲2▼ 2−3 ,1
▲3▼ 1−2 ,1
▲4▼ 4−E ,2
のように切り出しデータの指定を行い(S2〜S6)、再生順序を決定する。これにより、図4(b)に示すように、隣接する切り出しデータの両端のポイント‘4,2’,‘3,1’,‘2,4’,‘E,4’は連続して連結されるので、無音が入ることなく、再生を行うことができる。
なお、切り出しデータの指定は、例えば切り出しデータ‘1〜2’,‘2〜3’,‘3〜4’,‘4〜E’の両端のポイントのうちの一方を入力して、該当するデータを指定したり、区間の番号で指定するようにしても良い。
【0016】
次に、上述したMD−MTRと、複数のMIDIソースとの同期について説明する。
【0017】
図6は、同レコーダをMIDIシステムに適用した一例を示す図である。
MD−MTR21のシーケンスコントローラ16は、ポイント情報に基づいて切り出しデータと同期するテンポクロックTM1と、MIDIメッセージ“スタート”,“ストップ”,“ソングセレクト”とを生成し、MIDIシーケンサ22に出力する。MIDIシーケンサ22は、MIDIメッセージ“ソングセレクト”に基づいてオルガン23及びピアノ24のうちの少なくとも一方を選択すると共に、MD−MTR21から“スタート”メッセージを受け取った時点で、内部のクロックをスタートさせ、選択されたオルガン23及びピアノ24にテンポクロックTM1に同期したテンポクロックTM2,TM3を出力する。オルガン23及びピアノ24は、MD−MTR21から出力されるテンポクロックTM2,TM3に基づいて、オーディオ信号A1,A2をMD−MTR21に供給し、MD−MTR21から出力される“ストップ”メッセージでオーディオ信号A1,A2の供給を停止する。
【0018】
例えば、図4に示すコーラス部分‘2〜3’でオルガン23の音を伴奏として付加し,エンディング部分‘4〜E’でピアノ24を同時にならす場合には、図2に示すように、UTOCの‘2〜3’及び‘4〜E’の記録エリアにMIDI情報生成用の記号を付加しておけば良い。これにより、MD−MTR21のシステムコントローラ16は、図4(b)に示すように、コーラス部分‘2〜3’のスタートポイント2でMIDIメッセージの“ソングセレクト‘1’”、“スタート”、及びテンポクロックTM1を生成・出力し(S11)、コーラス部分‘2〜3’のエンドポイント3でMIDIメッセージの“ストップ”を生成・出力する(S12)。これにより、切り出しデータ‘2〜3’の再生に同期させて、オルガン23を演奏させることができる。同様にして、システムコントローラ16は、エンディング部分‘4〜E’のスタートポイント4でMIDIメッセージの“ソングセレクト‘2’”、“スタート”、及びテンポクロックTM1を生成・出力し(S14)、エンディング部分‘4〜E’のエンドポイントEでMIDIメッセージの“ストップ”を生成・出力する(S15)。これにより、切り出しデータ‘4〜E’の再生に同期させて、ピアノ24を演奏させることができる。
【0019】
なお、オルガン23及びピアノ24は、MD−MTR21からのMIDIメッセージ“スタート”,“ストップ”,“ソングセレクト”によって制御され、テンポクロックTM2,TM3もMIDIシーケンサ22を介してMD−MTR21からオルガン23及びピアノ24にそれぞれ与えられることになるので、オルガン23及びピアノ24でテンポクロックTM1に同期するまでに若干の時間遅れが発生することが考えられる。この場合には、システムコントローラ16がこの時間遅れを考慮して、切り出しデータの再開開始よりも前にMIDIメッセージ“スタート”,“ストップ”,“ソングセレクト”を出力することにより、MD−MTR21からの再生出力とオルガン23及びピアノ24からのオーディオ信号A1,A2とを正確に同期させることができる。このため、クロック精度によって決まる同期精度で同期多重演奏を実現することができる。
【0020】
次に、この多重演奏結果をMD−MTRに再生と同時に記録する場合について説明する。
同時記録を行う方法としては、例えば本出願人による方法が既にいくつか提案されている(例えば特願平6−173437)。この方法では、再生モードと記録モードとを同時並列的に実行する編集モードを備えている。
再生モードでは、ディスク1から読み出すオーディオデータのビットレート(1.4Mb/s)と読み出したオーディオデータを再生信号として出力する際のビットレート(0.3Mb/s)とが約5:1の比である。従って、ディスク1の読み出し待機時間は、再生モードの全時間帯の約4/5に達する。同様に、記録モードにおいても、記録すべき圧縮データのビットレート(0.3Mb/s)とディスク1に記録する際のビットレート(1.4Mb/s)とは約1:5の比であるから、記録モードの全時間帯の約4/5が書き込みの際の待機時間ということになる。よって、メモリ10を再生データと記録データとの記憶領域に動的又は固定的に分割し、それぞれの待機時間を利用して交互にディスク1へのアクセスを行えば、記録と再生とを交互に行うことが可能になる。
【0021】
編集モードでは、このような再生と記録とを同時並列的に実行する。このため、編集モードでは、入力されたnチャネルのオーディオ信号をディスク1上にオーディオデータとして記録することにより、複数のMIDIソースを再生される録音済み音楽に同期させて同時録音することもできる。このとき、ディスク1のデータ構造は、nサウンドグループに各チャネルのデータが割り当てられたものとなる。
以上、MD−MTRをMIDIシーケンサに接続した場合について説明したが、MD−MTRをMIDIコントロール機能を備えたサンプラに接続する場合についても適用可能であることは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、ディスク上に記録されたオーディオデータから切り出すべき切り出しデータの両端のポイントに対応したポイント情報を前記ディスク上のUTOCエリアに記憶すると共に、前記切り出しデータの再生順序を再生順序指定手段で指定することにより、これらの指定された再生順序に従って前記UTOCエリアに記憶されたポイント情報を検索手段で検索し、これらの検索されたポイント情報で特定される前記ディスク上の切り出しデータを再生手段で再生すると同時に、前記検索されたポイント情報に対応するMIDIメッセージを出力手段で生成し、出力することができる。このため、前記ディスク上に記録された切り出しデータを任意に再生すると同時に、前記MIDI情報に従ってMIDIソースを同期制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一形態に係るMD−MTRの構成を示すブロック図である。
【図2】 ディスク上に記録されるUTOCエリア情報の一例を示す図である。
【図3】 1曲の音楽を時間軸に沿って1チャネル分だけ示した図である。
【図4】 同実施例におけるノンリニア編集を説明するための図である。
【図5】 切り出しデータの順序を並べかえる動作を示すフローチャートである。
【図6】 同レコーダをMIDIシステムに適用した一例を示す図である。
【符号の説明】
1…ディスク、2…スピンドルモータ、3…磁気記録ヘッド、4…光ピックアップ、5…送りモータ、6…RFアンプ、7…サーボ制御部、8…EFM・ACIRCエンコーダ/デコーダ、9…メモリコントローラ、10…バッファメモリ、11…アドレスデコーダ、12…音声圧縮/伸長部、13…D/A変換器、14…A/D変換器、15…ヘッド駆動部、16…システムコントローラ、17…表示部、18…操作キー、21…MD−MTR、22…MIDIシーケンサ、23…オルガン、24…ピアノ。
Claims (3)
- ディスク上に記録されたオーディオデータを再生すると同時に、複数チャネルのオーディオ信号を入力して前記ディスク上に記録するレコーダと、MIDIシーケンサと、を含むMIDIシステムにおいて、
前記レコーダは、
ユーザにより指定された、前記ディスク上に記録されているオーディオデータから切り出すべき複数の切り出しデータの各両端のポイント情報と、該各切り出しデータに対応したMIDIメッセージを生成するための記号と、テンポクロックを生成するための記号と、を前記ディスク上のUTOC(User Table Of Contents)エリアに記録する手段と、
前記切り出しデータの再生順序を指定する再生順序指定手段と、
この再生順序指定手段によって指定された再生順序に従って前記UTOCエリアに記憶されたポイント情報を検索する検索手段と、
この検索手段で検索されたポイント情報で特定される前記ディスク上の切り出しデータを再生する再生手段と、
前記検索手段で検索されたポイント情報に対応した、前記MIDIメッセージの記号及び前記テンポクロックの記号に従って、該ポイント情報で特定される切り出しデータの再生が開始される時点でソングセレクトとスタートのMIDIメッセージを発生し、同切り出しデータの再生が行われている間にテンポクロックを発生し、同切り出しデータの再生が終了する時点でストップのMIDIメッセージを発生して、これら発生したMIDIメッセージ及びテンポクロックを前記MIDIシーケンサに出力する出力手段と
を備え、
前記MIDIシーケンサは、前記レコーダから受信した前記MIDIメッセージ及び前記テンポクロックを基にしてMIDIソースを制御し、
前記ポイント情報によって前記レコーダで再生される切り出しデータに同期して、前記MIDIシーケンサは、前記MIDIソースを制御する、
ことを特徴とするMIDIシステム。 - 前記MIDIシーケンサによって制御された前記MIDIソースからのオーディオ信号を同時に前記ディスクに記録することを特徴とする請求項1記載のMIDIシステム。
- 前記レコーダは、前記出力手段において、前記MIDIメッセージの出力からこれによって制御されるMIDIソースでのテンポ確定までの遅れ時間を考慮して、前記切り出しデータを再生開始するタイミングよりも前に前記MIDIメッセージを出力するものであることを特徴とする請求項1又は2記載のMIDIシステム。
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