JPH0997491A - Mdマルチトラックレコーダ - Google Patents

Mdマルチトラックレコーダ

Info

Publication number
JPH0997491A
JPH0997491A JP27627395A JP27627395A JPH0997491A JP H0997491 A JPH0997491 A JP H0997491A JP 27627395 A JP27627395 A JP 27627395A JP 27627395 A JP27627395 A JP 27627395A JP H0997491 A JPH0997491 A JP H0997491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
midi
information
data
disc
mtr
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP27627395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4028001B2 (ja
Inventor
Takao Nakatani
隆雄 中谷
Hiroyoshi Takanashi
博義 高梨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP27627395A priority Critical patent/JP4028001B2/ja
Publication of JPH0997491A publication Critical patent/JPH0997491A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4028001B2 publication Critical patent/JP4028001B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より安価にMIDIソースとの同期を含めた
ノンリニア編集を可能にするMD−MTRを提供する。 【解決手段】 MD−MTR21は、予めディスクのU
TOCエリアに記録されたテンポクロックTM1、ディ
スク上のオーディオデータから切り出された切り出しデ
ータの両端のポイントに対応するメッセージ“スター
ト”,“ストップ”、及びMIDI楽器の番号を選択す
るメッセージ“ソングセレクト”をMIDIシーケンサ
22に出力する。MIDIシーケンサ22は、“ソング
セレクト”メッセージに基づいてオルガン23及びピア
ノ24のうちの少なくとも一方を選択すると共に、MD
−MTR21から“スタート”メッセージを受け取った
時点で、内部のクロックをスタートさせ、選択されたオ
ルガン23及びピアノ24にテンポクロックTM1に同
期したテンポクロックTM2,TM3を出力する。オル
ガン23及びピアノ24は、テンポクロックTM2,T
M3に基づいて、オーディオ信号A1,A2をMD−M
TR21に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録済みオーデ
ィオデータのノンリニア編集を行う際に使用されるMD
(Mini Disk )マルチトラックレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、記録媒体としてテープを用い
たマルチトラックレコーダ(以下、MTRと呼ぶ)が知
られているが、テープ系のMTRの場合、録音済み音楽
の任意の場所を数カ所切り出して連続的につないだり、
1曲の中の特定の部分を繰り返し再生するといったノン
リニア編集が難しい。この種のノンリニア編集が可能な
MTRとしては、ハードディスク・レコーダ(以下、H
Dレコーダと呼ぶ)が知られている。HDレコーダは、
MMC(MIDI Machine Control)及びMTC(MIDI Tim
e Code)を利用したMIDIソースとの同期機能を備え
ており、より高度の編集作業が可能であるという利点が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たHDレコーダでは、編集作業を経て作成された音楽情
報がHDの中に残るというシステムの性格上、その音楽
情報を、最終的にDAT(Digital Audio Tape)やMO
(Magnetic Optical)にバックアップしておかなくては
ならない。HDレコーダでは、トラック数にも関係する
が、通常、そのバックアップに数十分を有し、これが編
集作業を煩雑にする要因となっている。また、HDレコ
ーダが編集作業の目的にしか使用できないため、プレー
ヤを含めたトータルシステムのコストは一般のユーザに
とっては高価なものとなる。
【0004】この発明の目的は、より安価にMIDIソ
ースとの同期を含めたノンリニア編集を可能にするMD
−MTRを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るMD−M
TRは、MDの曲内マーキングという従来にはない手段
によってMDのノンリニア編集を可能にしたもので、デ
ィスク上に記録されたオーディオデータを再生すると同
時に、複数チャネルのオーディオ信号を入力して前記デ
ィスク上に記録するMDマルチトラックレコーダにおい
て、前記ディスク上に記録されているオーディオデータ
から切り出すべき切り出しデータの両端のポイント情報
を前記ディスク上のUTOCエリアに記録する手段と、
前記切り出しデータの再生順序を指定する再生順序指定
手段と、この再生順序指定手段によって指定された再生
順序に従って前記UTOCエリアに記憶されたポイント
情報を検索する検索手段と、この検索手段で検索された
ポイント情報で特定される前記ディスク上の切り出しデ
ータを再生する再生手段と、前記検索手段で検索された
ポイント情報に対応するMIDI情報を生成し、当該ポ
イント情報によって切り出されるデータに同期させて出
力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】この発明のMD−MTRによれば、ディス
ク上に記録されたオーディオデータから切り出すべき切
り出しデータの両端のポイントに対応したポイント情報
を前記ディスク上のUTOCエリアに記憶すると共に、
前記切り出しデータの再生順序を再生順序指定手段で指
定することにより、これらの指定された再生順序に従っ
て前記UTOCエリアに記憶されたポイント情報を検索
手段で検索し、これらの検索されたポイント情報で特定
される前記ディスク上の切り出しデータを再生手段で再
生すると同時に、前記検索されたポイント情報に対応す
るMIDI情報を出力手段で出力することができる。こ
のため、前記ディスク上に記録された切り出しデータを
任意に再生すると同時に、前記MIDI情報に従ってM
IDIソースを同期制御することができる。ポイント情
報には、例えばデータの切り出し位置やその切り出しデ
ータに同期させるMIDI情報を特定するための記号等
が含まれる。この発明によれば、ポイント情報は、ディ
スクのUTOCエリアに記録されるので、次回、そのデ
ィスクをそのまま使用して、同一のMIDIソースを接
続し、同一の再生順序を指定すれば、同一の同期多重演
奏を何度でも再現することができる。従って、この発明
によれば、プレーヤで再生するためのバックアップを改
めてとる必要がなく、編集作業が容易になる。また、M
D−MTRは、プレーヤとしても使用できるため、シス
テム全体のコスト低減も図れる。
【0007】また、MIDIソースを使用して多重演奏
された結果を、MD−MTRに同時記録するようにすれ
ば、そのディスクを再生するだけで、編集結果を聴くこ
とができる。なお、この発明では、MIDIソースは、
MD−MTR側からMIDI情報によって制御され、テ
ンポ情報もMD−MTR側からMIDIソースに与えら
れることになるので、MIDIソース側でテンポ情報に
同期するまでに若干の時間遅れが発生することが考えら
れる。この場合には、この時間遅れを考慮して、切り出
しデータの再生開始よりも前にMIDI情報を出力する
ことにより、MD−MTRからの再生出力とMIDIソ
ースからのオーディオ情報とを正確に同期させることが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の好ましい実施の形態について説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係るMD−MTRの構成を示すブロ
ック図である。MDタイプのディスク1は、記録再生が
可能な光磁気ディスクである。このディスク1は、スピ
ンドルモータ2によって例えば線速度一定で回転駆動さ
れる。ディスク1の上下には、磁気記録ヘッド3及び光
ピックアップ4がディスク1を挟んで対向配置されてい
る。磁気記録ヘッド3は、ディスク1への情報の書き込
み時にディスク1に磁界を印加する。光ピックアップ4
は、ディスク1から光学的に情報を読み取る機能及び磁
気記録ヘッド3と協動してディスク1に情報を書き込む
機能を有する。光ピックアップ4は、送りモータ5によ
ってディスク1の半径方向に移動可能となっている。光
ピックアップ4の読み出し出力は、高周波(RF)アン
プ6で増幅され、サーボ制御部7に供給される。サーボ
制御部7は、このピックアップ出力に基づいてスピンド
ルモータ2の回転制御、送りモータ5の送り制御及び光
ピックアップ4のフォーカス/トラッキング制御を実行
する。
【0009】このMD−MTRの再生系は、次のように
構成されている。即ち、RFアンプ6の出力は、EFM
(Eight to Fourteen Modulation)・ACIRC(Adva
ncedCross Interleave Reed-solomon Code )エンコー
ダ/デコーダ8にも供給され、ここでACIRCによる
誤り訂正方式により復号化され、且つ14ビットのデー
タから8ビットのデータに復調されて、メモリコントロ
ーラ9の制御のもとでRAM等のメモリ10に格納され
る。その際の再生アドレスは、RFアンプ6の出力をア
ドレスデコーダ11がデコードすることによって与えら
れる。メモリ10に蓄積されたデータはメモリコントロ
ーラ9によって適宜読み出され、音声圧縮/伸長部12
によって伸長されたのち、D/A変換器13でD/A変
換されて再生オーディオ出力信号として出力される。
【0010】このMD−MTRの記録系は、次のように
構成されている。即ち、記録すべきオーディオ入力信号
は、A/D変換器14でA/D変換され、音声圧縮/伸
長部12に供給される。音声圧縮/伸長部12に供給さ
れたデータは、ここでデータ圧縮されたのち、メモリコ
ントローラ9の制御のもとにメモリ10に蓄えられる。
メモリ10に記録すべきデータは、メモリコントローラ
9の制御のもとでEFM・ACIRCエンコーダ/デコ
ーダ8に供給され、EFM変調及びACIRC符号化さ
れたのち、ヘッド駆動部15に供給される。磁気記録ヘ
ッド3は、このヘッド駆動部15により駆動されてディ
スク1上に必要なデータを記録していく。
【0011】このMD−MTRには、この他にシステム
全体を制御するシステムコントローラ16と、各種の情
報を表示する表示部17と、ディスク1上に記録されて
いるオーディオデータから切り出すべき切り出しデータ
の両端のポイントを指定したり、この切り出しデータと
MIDIソースとを同期させるためのMIDIメッセー
ジを入力したり、切り出しデータの再生順序等を指定す
るための複数の操作キー18とが備えられている。シス
テムコントローラ16には、操作キー18による入力に
従ってディスク1のUTOCエリアに切り出しデータの
両端のポイントに対応したアドレスを記録したり、この
アドレスを指定された再生順序に基づいて検索する機能
と、MIDIメッセージ及びテンポクロックTM1を出
力する機能とを有する。
【0012】図2は、ディスク上に記録されるUTOC
エリア情報の一例を示す図である。n曲の音楽がディス
ク1に記録されている場合、ディスク1のUTOCエリ
アには、予めトラックナンバ1からnまでの各曲のスタ
ートポイント及びエンドポイントに対応したポイント情
報(00:00,03:00),(03:05,07:
45),…,(42:23,45:30)が記録されて
いる。再生音のモニタ中に操作キー18によってロケー
トポイントが指定されると、ディスク1のUTOCエリ
アには、新規のスタートポイント及びエンドポイントに
対応したアドレスが記録される。このため、この両ポイ
ントで挟まれた部分が切り出しデータとして指定可能と
なる。このとき、必要に応じてUTOCエリアの付帯情
報記録部には、ユーザが指定したMIDIメッセージ、
例えば“スタート”,“ストップ”,“ソングセレク
ト”等をシステムコントローラ16で生成するための記
号STA,STO,SEL等を記録することができる。
また、UTOCエリアの付帯情報記録部には、記録済み
音楽のテンポを示すテンポクロックTM1を生成するた
めの記号も記録される。テンポクロックTM1は、ディ
スク1への録音時に曲のスタートポイントが記録された
UTOCエリアに予めテンポ情報も記録しておき、この
情報を利用したり、あるいはユーザが録音する音楽のテ
ンポを測定して、記録するようにすれば良い。なお、ロ
ケートポイントは、スタートポイントとエンドポイント
との間の任意の場所(時間)に任意の数だけ(例えば最
大255カ所)指定可能とする。これらロケートポイン
ト、MIDI生成用の記号及びテンポクロック生成用の
記号により、ポイント情報が構成される。
【0013】次に、このように構成されたMD−MTR
によるノンリニア編集について説明する。図3は、1曲
の音楽を時間軸に沿って1チャネル分だけ示した図であ
る。各ロケートポイント間のデータの内容は、次のよう
になっている。 S−1 無音区間 1−2 独唱(ソロ) 2−3 コーラス 3−4 独唱(ソロ) 4−E ソロ+コーラス 次に、これら区間データ‘1〜2’,‘2〜3’,‘3
〜4’,‘4〜E’を音楽情報のデータ‘S〜E’から
切り出し、図4(a)に示すように、順序を並べかえて
再生する場合を考える。
【0014】図5は、切り出しデータの順序を並べかえ
る動作を示すフローチャートである。まず、最初(n=
1)の切り出しデータの指定を促すプロンプトが表示部
17に表示されると(S1)。ユーザは、これに応答す
る形で最初の切り出しデータのスタートポイント=
‘3’を入力し(S2)、最初の切り出しデータのエン
ドポイント=‘4’を入力し(S3)、最初の切り出し
データのリピート数=‘1’を入力する(S4)。続い
て、2つ目の切り出しデータの指定を行うため(S
5)、n=1をn=2にインクリメントする(S6)。
【0015】以下、同様にして、 No. 切り出しデータ 反復 3−4 ,1 2−3 ,1 1−2 ,1 4−E ,2 のように切り出しデータの指定を行い(S2〜S6)、
再生順序を決定する。これにより、図4(b)に示すよ
うに、隣接する切り出しデータの両端のポイント‘4,
2’,‘3,1’,‘2,4’,‘E,4’は連続して
連結されるので、無音が入ることなく、再生を行うこと
ができる。なお、切り出しデータの指定は、例えば切り
出しデータ‘1〜2’,‘2〜3’,‘3〜4’,‘4
〜E’の両端のポイントのうちの一方を入力して、該当
するデータを指定したり、区間の番号で指定するように
しても良い。
【0016】次に、上述したMD−MTRと、複数のM
IDIソースとの同期について説明する。
【0017】図6は、同レコーダをMIDIシステムに
適用した一例を示す図である。MD−MTR21のシー
ケンスコントローラ16は、ポイント情報に基づいて切
り出しデータと同期するテンポクロックTM1と、MI
DIメッセージ“スタート”,“ストップ”,“ソング
セレクト”とを生成し、MIDIシーケンサ22に出力
する。MIDIシーケンサ22は、MIDIメッセージ
“ソングセレクト”に基づいてオルガン23及びピアノ
24のうちの少なくとも一方を選択すると共に、MD−
MTR21から“スタート”メッセージを受け取った時
点で、内部のクロックをスタートさせ、選択されたオル
ガン23及びピアノ24にテンポクロックTM1に同期
したテンポクロックTM2,TM3を出力する。オルガ
ン23及びピアノ24は、MD−MTR21から出力さ
れるテンポクロックTM2,TM3に基づいて、オーデ
ィオ信号A1,A2をMD−MTR21に供給し、MD
−MTR21から出力される“ストップ”メッセージで
オーディオ信号A1,A2の供給を停止する。
【0018】例えば、図4に示すコーラス部分‘2〜
3’でオルガン23の音を伴奏として付加し,エンディ
ング部分‘4〜E’でピアノ24を同時にならす場合に
は、図2に示すように、UTOCの‘2〜3’及び‘4
〜E’の記録エリアにMIDI情報生成用の記号を付加
しておけば良い。これにより、MD−MTR21のシス
テムコントローラ16は、図4(b)に示すように、コ
ーラス部分‘2〜3’のスタートポイント2でMIDI
メッセージの“ソングセレクト‘1’”、“スター
ト”、及びテンポクロックTM1を生成・出力し(S1
1)、コーラス部分‘2〜3’のエンドポイント3でM
IDIメッセージの“ストップ”を生成・出力する(S
12)。これにより、切り出しデータ‘2〜3’の再生
に同期させて、オルガン23を演奏させることができ
る。同様にして、システムコントローラ16は、エンデ
ィング部分‘4〜E’のスタートポイント4でMIDI
メッセージの“ソングセレクト‘2’”、“スター
ト”、及びテンポクロックTM1を生成・出力し(S1
4)、エンディング部分‘4〜E’のエンドポイントE
でMIDIメッセージの“ストップ”を生成・出力する
(S15)。これにより、切り出しデータ‘4〜E’の
再生に同期させて、ピアノ24を演奏させることができ
る。
【0019】なお、オルガン23及びピアノ24は、M
D−MTR21からのMIDIメッセージ“スター
ト”,“ストップ”,“ソングセレクト”によって制御
され、テンポクロックTM2,TM3もMIDIシーケ
ンサ22を介してMD−MTR21からオルガン23及
びピアノ24にそれぞれ与えられることになるので、オ
ルガン23及びピアノ24でテンポクロックTM1に同
期するまでに若干の時間遅れが発生することが考えられ
る。この場合には、システムコントローラ16がこの時
間遅れを考慮して、切り出しデータの再開開始よりも前
にMIDIメッセージ“スタート”,“ストップ”,
“ソングセレクト”を出力することにより、MD−MT
R21からの再生出力とオルガン23及びピアノ24か
らのオーディオ信号A1,A2とを正確に同期させるこ
とができる。このため、クロック精度によって決まる同
期精度で同期多重演奏を実現することができる。
【0020】次に、この多重演奏結果をMD−MTRに
再生と同時に記録する場合について説明する。同時記録
を行う方法としては、例えば本出願人による方法が既に
いくつか提案されている(例えば特願平6−17343
7)。この方法では、再生モードと記録モードとを同時
並列的に実行する編集モードを備えている。再生モード
では、ディスク1から読み出すオーディオデータのビッ
トレート(1.4Mb/s)と読み出したオーディオデ
ータを再生信号として出力する際のビットレート(0.
3Mb/s)とが約5:1の比である。従って、ディス
ク1の読み出し待機時間は、再生モードの全時間帯の約
4/5に達する。同様に、記録モードにおいても、記録
すべき圧縮データのビットレート(0.3Mb/s)と
ディスク1に記録する際のビットレート(1.4Mb/
s)とは約1:5の比であるから、記録モードの全時間
帯の約4/5が書き込みの際の待機時間ということにな
る。よって、メモリ10を再生データと記録データとの
記憶領域に動的又は固定的に分割し、それぞれの待機時
間を利用して交互にディスク1へのアクセスを行えば、
記録と再生とを交互に行うことが可能になる。
【0021】編集モードでは、このような再生と記録と
を同時並列的に実行する。このため、編集モードでは、
入力されたnチャネルのオーディオ信号をディスク1上
にオーディオデータとして記録することにより、複数の
MIDIソースを再生される録音済み音楽に同期させて
同時録音することもできる。このとき、ディスク1のデ
ータ構造は、nサウンドグループに各チャネルのデータ
が割り当てられたものとなる。以上、MD−MTRをM
IDIシーケンサに接続した場合について説明したが、
MD−MTRをMIDIコントロール機能を備えたサン
プラに接続する場合についても適用可能であることは言
うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
ディスク上に記録されたオーディオデータから切り出す
べき切り出しデータの両端のポイントに対応したポイン
ト情報を前記ディスク上のUTOCエリアに記憶すると
共に、前記切り出しデータの再生順序を再生順序指定手
段で指定することにより、これらの指定された再生順序
に従って前記UTOCエリアに記憶されたポイント情報
を検索手段で検索し、これらの検索されたポイント情報
で特定される前記ディスク上の切り出しデータを再生手
段で再生すると同時に、前記検索されたポイント情報に
対応するMIDI情報を出力手段で生成し、出力するこ
とができる。このため、前記ディスク上に記録された切
り出しデータを任意に再生すると同時に、前記MIDI
情報に従ってMIDIソースを同期制御することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一形態に係るMD−MTRの構成
を示すブロック図である。
【図2】 ディスク上に記録されるUTOCエリア情報
の一例を示す図である。
【図3】 1曲の音楽を時間軸に沿って1チャネル分だ
け示した図である。
【図4】 同実施例におけるノンリニア編集を説明する
ための図である。
【図5】 切り出しデータの順序を並べかえる動作を示
すフローチャートである。
【図6】 同レコーダをMIDIシステムに適用した一
例を示す図である。
【符号の説明】
1…ディスク、2…スピンドルモータ、3…磁気記録ヘ
ッド、4…光ピックアップ、5…送りモータ、6…RF
アンプ、7…サーボ制御部、8…EFM・ACIRCエ
ンコーダ/デコーダ、9…メモリコントローラ、10…
バッファメモリ、11…アドレスデコーダ、12…音声
圧縮/伸長部、13…D/A変換器、14…A/D変換
器、15…ヘッド駆動部、16…システムコントロー
ラ、17…表示部、18…操作キー、21…MD−MT
R、22…MIDIシーケンサ、23…オルガン、24
…ピアノ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク上に記録されたオーディオデー
    タを再生すると同時に、複数チャネルのオーディオ信号
    を入力して前記ディスク上に記録するMDマルチトラッ
    クレコーダにおいて、 前記ディスク上に記録されているオーディオデータから
    切り出すべき切り出しデータの両端のポイント情報を前
    記ディスク上のUTOC(User Table Of Contents)エ
    リアに記録する手段と、 前記切り出しデータの再生順序を指定する再生順序指定
    手段と、 この再生順序指定手段によって指定された再生順序に従
    って前記UTOCエリアに記憶されたポイント情報を検
    索する検索手段と、 この検索手段で検索されたポイント情報で特定される前
    記ディスク上の切り出しデータを再生する再生手段と、 前記検索手段で検索されたポイント情報に対応するMI
    DI情報を生成し、当該ポイント情報によって切り出さ
    れるデータに同期させて出力する出力手段とを備えたこ
    とを特徴とするMDマルチトラックレコーダ。
  2. 【請求項2】 前記出力されたMIDI情報によって制
    御されたMIDIソースからのオーディオ信号を同時に
    記録することを特徴とする請求項1記載のMDマルチト
    ラックレコーダ。
  3. 【請求項3】 前記出力手段は、前記MIDI情報の出
    力からこれによって制御されるMIDIソースでのテン
    ポ確定までの遅れ時間を考慮して、前記切り出しデータ
    を再生開始するタイミングよりも前に前記MIDI情報
    を出力するものであることを特徴とする請求項1又は2
    記載のMDマルチトラックレコーダ。
JP27627395A 1995-09-29 1995-09-29 Mdマルチトラックレコーダ Expired - Fee Related JP4028001B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27627395A JP4028001B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 Mdマルチトラックレコーダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27627395A JP4028001B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 Mdマルチトラックレコーダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0997491A true JPH0997491A (ja) 1997-04-08
JP4028001B2 JP4028001B2 (ja) 2007-12-26

Family

ID=17567150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27627395A Expired - Fee Related JP4028001B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 Mdマルチトラックレコーダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4028001B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1638100A1 (en) * 2004-09-16 2006-03-22 Sony Corporation Playback apparatus and playback method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1638100A1 (en) * 2004-09-16 2006-03-22 Sony Corporation Playback apparatus and playback method

Also Published As

Publication number Publication date
JP4028001B2 (ja) 2007-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08180654A (ja) 情報再生装置
US5519680A (en) Disc recording and reproducing device for improved recording of table of contents information
JP3233234B2 (ja) ディスク記録装置
JP2993058B2 (ja) Cd再生装置の文字表示回路
US6310842B1 (en) Recording apparatus and recording method
JP4028001B2 (ja) Mdマルチトラックレコーダ
JPH06111550A (ja) 再生装置
JPH0620386A (ja) 記録・再生装置
JPH08124362A (ja) 再生装置
JP3161323B2 (ja) Mdシステム
JP2637987B2 (ja) ディスク記録再生装置
JPH09288484A (ja) 記録再生装置及び記録媒体の記録方法
JPH09185863A (ja) ディスク装置
JP3085183B2 (ja) Mdシステム
JP3545043B2 (ja) 音響再生装置
JP3148723B2 (ja) 記録再生装置
JP3869776B2 (ja) ミニディスク再生装置
JPH0831098A (ja) ディスク再生装置及び記録装置
JPH07320397A (ja) 再生装置
JP2002269953A (ja) 情報記録再生装置
JPH06162738A (ja) 再生装置
JPH11283339A (ja) 光担体記録再生装置
JPH0721744A (ja) ミニディスクレコーダ
JPH09198847A (ja) ディスク装置
JP2004047111A (ja) 記録再生装置および記録再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040430

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071011

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131019

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees