JP3172394B2 - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

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JP3172394B2 JP11086095A JP11086095A JP3172394B2 JP 3172394 B2 JP3172394 B2 JP 3172394B2 JP 11086095 A JP11086095 A JP 11086095A JP 11086095 A JP11086095 A JP 11086095A JP 3172394 B2 JP3172394 B2 JP 3172394B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、音声信号の話速を変
える話速変換装置を備えた、ビデオテープレコーダ(V
TR)関する。
【0002】
【従来の技術】テープ速度が2倍速でも音声を通常のス
ピードで聞けるようにしたVTRが商品化されており、
その基本的構成については例えば雑誌「エレクトロニク
ス」1993年4月号、34頁〜37頁に記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる話速
変換技術を応用した新規なビデオテープレコーダを提供
しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部入力され
た音声信号をN倍速音声信号データに変換処理して得ら
れる信号を記録手段によって、映像の頭に対応して所定
期間、テープのトラックに記録するとともに、このテー
プのトラックから再生手段によって再生して得られる前
記信号を1/N倍速した音声信号データに変換処理して
得られる信号を再生音声出力とする変換処理手段を備え
たビデオテープレコーダであり、前記トラックはビデオ
テープのノーマル音声トラック又はハイファイ音声トラ
ックである。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、音声が早口で音声トラッ
クに記録されるが、再生時には音声が通常の速度に変換
される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0007】本実施例の概略をまず説明すると、マイク
から入力される音声信号はノーマルトラックまたはハイ
ファイトラックに記録されるが、このとき音声信号を通
常の音声速度のN倍の速度でインデックス信号として映
像の頭に対応する音声トラックに所定時間アフターレコ
ーディングし、再生時には例えばコントロールトラック
に記録された頭出し信号(映像の記録の始めに対応して
記録される)を検出したときに、前記アフターレコーデ
ィングされた音声信号を1/N倍速にしてもとの速度の
音声に戻すようにしたものであり、このとき、前記音声
信号の記録時のテープ速度と、再生時のテープ速度とは
ともに同じ速度に設定されるようになっている。
【0008】上記の具体的構成は図1の如くなってお
り、この図1とその動作説明図である図2に基づいて詳
述する。
【0009】(音声インデックス信号記録時)ここで云
う音声インデックス信号とは、再生される映像の内容等
を解説した音声をインデックスとして音声トラックに記
録する信号であり、視聴者はこれを聞くことによって再
生される映像の要約、あるいは日付、時間等の情報を知
り得るようにしたものである。
【0010】この音声インデックス信号を記録するに当
たっては、まず、記録映像の頭出しを行うが、この頭出
しはテープを高速で送り、コントロールトラックに記録
された、記録映像の頭に対応した位置のインデックス信
号をVTRのシステムコントロールマイコン14がオー
ディオ・コントロール信号再生ヘッド16で再生して検
出しテープ移送を停止せしめ、記録ポーズ状態すること
により行われる。ユーザがTV(テレビジョン)受像機
で再生画像をモニターしながら記録済み番組の頭を見つ
けてテープの送りを停止する方法も考えられるが、本実
施例では後述する音声インデックス信号の再生の自動化
という観点から、かかる方法は使用していない。従っ
て、映像の記録の始めには音声・コントロールヘッド1
7によって頭出し信号が記録されるものとする。
【0011】記録ポーズ状態になると、マイクロフォン
1からユーザが音声を入力するが、この入力音声信号は
マイクアンプ2、スイッチ3(このときスイッチ3は閉
成状態)、アンプ4、A/D変換器5、パラレル/シリ
アル変換器6を介してメモリ(256KのDRAM)8
に供給され、このときシステムマイコン14からシリア
ル/パラレル変換器13を介してモードコントロール回
路12に供給された信号によってモードコントロール回
路12はメモリコントロール回路7およびアドレス発生
回路9を制御する。これによってメモリ8は音声信号を
そのままの速度で書き込み、N倍の速度で読み出すよう
に制御される。例えば、図2(A)のように期間Tで書
き込まれる音声信号が5倍速(期間T/5)で読み出さ
れる(図2において実線がメモリへの書き込み状態、破
線がメモリからの読み出し状態を示す)。このようにし
て圧縮して読み出された音声信号はシリアル/パラレル
変換器10、D/A変換器11、スイッチ15、記録ア
ンプ20を介して音声・コントロールヘッド17によっ
てビデオテープTのノーマル音声トラックに記録され
る。また、スイッチ15から得られる前記音声信号はノ
イズリダクション回路21、FM変調器22、記録アン
プ23、回転音声ヘッド24を介してテープTのビデオ
トラック(ハイファイ音声トラック)に深層記録され
る。この記録時のテープ速度は通常再生時のテープ速度
である。
【0012】このようにして記録された音声信号をその
まま記録時と同じテープ速度で再生すると、早口の音声
として聞こえ、何を云っているのか分からないので、例
えば秘密情報を記録すればその秘密の保持が行える。
【0013】(音声インデックス信号再生時)上記記録
された音声インデックス信号を再生するに当たっては、
まず、記録映像の頭出しを行う。この頭出しはコントロ
ールトラックに記録された、記録映像の始まりに対応し
た頭出し信号をVTRのシステムコントロールマイコン
14が音声・コントロール信号再生ヘッド16で再生し
て検出しテープの移送を一旦停止せしめ、その後通常ス
ピードでテープを送るが、この一旦停止状態から所定期
間T/5の間に関しては、次の処理が行われる。
【0014】すなわち、この期間T/5には上述した音
声信号がインデックス情報として記録されているので、
ノーマル音声トラックに記録された音声インデックス信
号は、音声・コントロール再生ヘッド16によって再生
され、イコライザアンプ18、スイッチ19を介してア
ンプ4に供給される。また、ハイファイ音声トラックに
記録された音声インデックス信号は、音声再生回転ヘッ
ド29によって再生され、再生アンプ28、1.3MH
Z,1.7MHZバンドパスフィルタ27、FM復調器
26、ノイズリダクション回路25、スイッチ31を介
してアンプ4に供給される。スイッチ19および31は
システムマイコン14によってその閉成、開成が制御さ
れるがどちらか一方が閉成状態のときは他方は開成状態
になるように制御される。
【0015】このようにしてアンプ4から出力される再
生音声信号は、A/D変換器5、パラレル/シリアル変
換器6を介してメモリ(256KのDRAM)8に供給
され、このときシステムマイコン14からシリアル/パ
ラレル変換器13を介してモードコントロール回路12
に供給された信号によってモードコントロール回路12
はメモリコントロール回路7およびアドレス発生回路9
を制御する。これによってメモリ8は音声信号をそのま
まの速度で書き込み、1/N倍の速度で読み出すように
制御される。例えば、図2(B)のように期間T/5で
書き込まれる音声信号が5分の1の速度(期間T)で読
み出される(図2において実線が書き込み状態、破線が
読み出し状態を示す)。このようにして伸長して読み出
された音声データは通常の音声速度に戻されたユーザが
聞き取ることの可能なデータであり、かかる再生音声デ
ータは、シリアル/パラレル変換器10、D/A変換器
11、スイッチ15(スイッチ片はP側に設定される)
を介して音声出力30として得られるようになる。従っ
て、ユーザはかかる音声インデックス信号を聞くことに
よって記録画像の内容を知ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば短時間に多
くの音声情報を映像の頭部分に記録し、それを通常の音
声速度で再生できるようにしたので、音声によるインデ
ックス信号が記録できるビデオテープレコーダを提供し
得る。また、このように記録された音声情報は通常のビ
デオテープレコーダで再生しても早口で聞き取れないの
で、秘密情報を記録するのにも効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したビデオテープレコーダのブロ
ック図である。
【図2】図1のブロック図の動作説明図である。
【符号の説明】
1 マイクロフォン 7 メモリコントロール回路 8 メモリ 9 アドレス発生回路 12 モードコントロール回路 14 システムマイコン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 G11B 20/10 - 20/12 H04N 5/782 - 5/783

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部入力された音声信号をN倍速音声信
    号データに変換処理して得られる信号を記録手段によっ
    て、映像の頭に対応して所定期間、テープのトラックに
    記録するとともに、このテープのトラックから再生手段
    によって再生して得られる前記信号を1/N倍速した音
    声信号データに変換処理して得られる信号を再生音声出
    力とする変換処理手段を備えたビデオテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1において前記テープトラックは
    ビデオテープのノーマル音声トラックであることを特徴
    とするビデオテープレコーダ。
  3. 【請求項3】 請求項1において前記テープトラック
    はハイ・ファイ音声トラックであることを特徴とするビ
    デオテープレコーダ。
JP11086095A 1995-05-09 1995-05-09 ビデオテープレコーダ Expired - Fee Related JP3172394B2 (ja)

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