JPS62202332A - オ−デイオ信号ダビング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。

Ａ産業上の利用分野 Ｂ発明の概要 Ｃ従来の技術 り発明が解決しようとする問題点 Ｅ問題点を解決するための手段 （第１図及び第２図） Ｆ作用（第１図及び第２図） Ｇ実施例 （Ｇ１）第１実施例（第１図） （Ｇ２）第２実施例（第２図） （Ｇ３）他の実施例 Ｈ発明の効果 Ａ産業上の利用分野 本発明はオーディオ信号ダビング装置に関し、例えば電
子スチルカメラのように、オーディオ信号を時間軸圧縮
して記録媒体に記録するような構成の記録装置に適用し
て好適なものである。

Ｂ発明の概要 本発明は、オーディオ信号を時間軸圧縮して記録媒体に
記録する記録機と、当該記録媒体から再生して得られる
圧縮アナログオーディオ信号を時間軸伸張してオーディ
オ周波数のアナログオーディオ信号を得る再生機とを用
いて、再生機から再生されたオーディオ信号を記録機に
記録するようになされたオーディオ信号ダビング装置に
おいて、再生機及び記録機に再生処理及び記録処理のた
めにそれぞれ設けられているアナログ／ディジタル変換
回路、メモリ、ディジタル／アナログ変換回路の一部を
利用してダビングするようにしたことにより、ダビング
されたオーディオ信号の音質の劣化をを効に軽減し得る
。

Ｃ従来の技術 例えば電子スチルカメラにおいては、カメラ回路におい
て得られた映像信号を、磁気ディスクでなる記録媒体に
、１フレ一ム分の映像信号を１周回分のトラックに記録
する際に、当該映像信号の内容に付属する内容をもつオ
ーディオ信号をアナログ信号のまま時間軸圧縮して記録
し、かくして映像信号を再生した際にこれと同時に音声
信号を再生できるようになされている。

実際上磁気ディスクに書き込むべきオーディオ信号を得
るための時間軸圧縮手段としては、構成が簡易な点から
ディジタルメモリが用いられており、磁気ディスクにオ
ーディオ信号を記録する際には、入力オーディオ信号を
アナログ／ディジタル変換回路を用いて一部デイジタル
データに変換した後メモリに書き込み、その後当該メモ
リに書き込まれたオーディオデータを時間軸圧縮率に対
応した高速度で読み出しながらディジタル／アナログ変
換回路においてアナログ信号に変換することによって、
時間軸圧縮されたアナログ信号でなる記録オーディオ信
号を得るような手法が採用されている。

Ｄ発明が解決しようとする問題点 このような記録機によって記録された磁気ディスクから
、映像信号及び時間軸圧縮されたオーディオ信号を再生
機によって再生し、当該再生信号を記録機の記録機能を
用いてダビングすることができれば、記録機例えば電子
スチルカメラに実質上編集機能をもたせることができる
点からみて、実用上電子スチルカメラを多機能化する手
段として有効である。

ところでこのような方法によってオーディオ信号をダビ
ングしようとする場合、磁気ディスク上に時間軸圧縮さ
れたオーディオ信号を再生機によって再生する際に、磁
気ディスクから再生した再生信号を一部アナログ／ディ
ジタル変換回路によってディジタルデータに変換した後
メモリに書き込み、このデータを、圧縮率に対応した低
速度で読み出すことによって時間軸伸張した後ディジタ
ル／アナログ変換回路によってアナログ信号に変換する
。かくしてオーディオ周波数帯域の信号に時間軸伸張さ
・れたアナログ信号でなるオーディオ信号が得られ、こ
れを記録機の入力端に供給すれば、記録機に装着された
磁気ディスクに時間軸圧縮されたオーディオアナログ信
号を記録することができる。

ところがこのようにすると、記録機が、入力されたオー
ディオアナログ信号を時間軸圧縮するために、再度アナ
ログ／ディジタル変換回路、メモリ、ディジタル／アナ
ログ変換回路を介して圧縮されたオーディオアナログ信
号を形作した後、これを磁気ディスクに記録するような
信号処理を実行する必要がある。

このような構成によってダビングをしようとすると、再
生機において再生信号をアナログ／ディジタル変換した
後ディジタル／アナログ変換することによって時間軸伸
張処理をすると共に、これに重ねて記録機において再生
機から供給されたオーディオ信号をアナログ／ディジタ
ル変換した後ディジタル／アナログ変換することによっ
て時間軸圧縮処理をするので、この間に実行されるアナ
ログ／ディジタル変換及びディジタル／アナログ変換を
するごとに音質が劣化して行く結果になる。

これに加えて再生機及び記録機において、音の始まりを
同期させる必要があり、このため特別な構成の同期回路
を用意する必要があり、その結果全体としての構成が複
雑になる問題がある。

本発明は以上の点を考慮してなされたもので、ダビング
時に生ずる音質の劣化をできるだけ軽減し得るようにす
ると共に、再生機及び記録機の機能の他に別途特別な構
成を用意する必要性をなくし得るようにしたオーディオ
信号ダビング装置を提案しようとするものである。

Ｅ問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、オーデ
ィオ周波数帯域のオーディオ信号を第１のアナログ／デ
ィジタル変換回路７によってディジタルデータに変換し
て第１のメモリ８に書き込んだ後、当該第１のメモリ８
から時間軸圧縮するタイミングで読み出したディジタル
データを第１のディジタル／アナログ変換回路９によっ
てアナログ信号に変換して圧縮アナログオーディオ信号
ＣＡＤ、とじて装着された記録媒体４に記録する記録機
１と、装着された記録媒体２４からピックアップした圧
縮アナログオーディオ信号ＣＡ　Ｄ　ｔを第２のアナロ
グ／ディジタル変換回路２７によってディジタルデータ
に変換して第２のメモリ２８に書き込んだ後、当該第２
のメモリ２８から時間軸伸張するタイミングで読み出し
たディジタルデータを第２のディジタル／アナログ変換
回路２９によってアナログ信号に変換してオーディオ周
波数帯域のオーディオ信号に再生する再生機２１とを有
し、再生機２１に装着された記録媒体２４から得たオー
ディオ信号を、記録機１に装着された記録媒体４にダビ
ングするようになされたオーディオ信号ダビング装置に
おいて、再生機２１に装着された記録媒体２４からピッ
クアップした圧縮アナログオーディオ信号ＣＡ　Ｄ　ｔ
を第１又は第２のアナログ／ディジタル変換回路７又は
２７のいずれか一方を用いてディジタルデータに変換し
、当該ディジタルデータを第１又は第２のメモリ８又は
２８のいずれか一方に書き込み、当該書き込まれたデー
タを時間軸圧縮するタイミングで読み出して第１又は第
２のディジタル／アナログ変換回路９又は２９のいずれ
か一方を用いてアナログ信号に変換して記録機１に装着
された記録媒体４に記録するようにする。

Ｆ作用 再生機２１に装着された記録媒体２４に記録されたオー
ディオ信号を、記録機１に装着された記録媒体４にダビ
ングする際に、記録機１及び再生機２１にそれぞれ設け
られているアナログ／ディジタル変換回路７及び２７、
メモリ８及び２８、ディジタル／アナログ変換回路９及
び２９のうちの１つをそれぞれ選択的に用いて、再生機
においてピックアップされた圧縮アナログオーディオ信
号ＣＡ　Ｄ　２に対応する圧縮アナログオーディオ信号
ＣＡＤ、を、記録機１に装着された記録媒体４にダビン
グするようにしたことにより、オーディオ信号に対する
変換処理を半減させることができることにより、変換処
理を実行する際にオーディオ信号に生ずる音質の劣化を
有効に軽減させることができる。

Ｇ実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。

（Ｇ１）第１の実施例 第１図において、１は例えば電子スチルカメラにおいて
用いられる記録機で、駆動回路２によって駆動制御され
る駆動モータ３を用いて記録媒体としての磁気ディスク
４を回転駆動し、この磁気ディスク４に対向する記録ヘ
ッド５を介して記録回路６から送出される圧縮アナログ
オーディオ信号ＣＡＤＩを、１トラック分の映像信号と
共に１周回分のトラックの一部に記録する。

記録機ｌはオーディオ入力端子ＩＡを有し、通常の記録
モード時には、オーディオ信号源からオーディオ入力端
子ＩＡにオーディオ信号を受けてアナログ／ディジタル
変換回路７においてディジタルデータに変換した後メモ
リ８に書き込み、このメモリ８に書き込まれたオーディ
オデータを圧縮率に対応する高速度で読み出すことによ
って時間軸圧縮した後、ディジタル／アナログ変換回路
９においてアナログ信号に変換して記録回路６に入力す
るようになされている。

この実施例の場合、磁気ディスク４に対して回転位相検
出器１１が設けられ、その回転位相検出出力ＤＴＰ、が
増幅回路１２を介して制御回路１３に供給され、かくし
て制御回路１３によってアナログ／ディジタル変換回路
７、メモリ８、ディジタル／アナログ変換回路９を制御
することによって、記録ヘッド５を介して記録トラック
に書き込むべき圧縮アナログオーディオ信号ＣＡＤＩを
記録回路６から送出するタイミングを制御するようにな
されている。

これに加えて制御回路１３は、圧縮アナログオーディオ
信号ＣＡＤ、を書き込むべきトラックの番号、オーディ
オ信号がどの映像信号に対応しているかを表す情報など
の所定の管理情報をディジタル／アナログ変換回路９に
与えて、圧縮アナログオーディオ信号ＣＡＤ、の所定位
置に付加するようになされている。

これに対して再生機２１は、駆動回路２２によって駆動
される駆動モータ２３を用いて、磁気ディスク２４を回
転させ、再生ヘッド２５によって所定のトラックから読
み出された圧縮アナログオーディオ信号ＣＡ　Ｄ　ｔを
再生回路２６を介して再生する。

かくして再生されたオーディオ信号は、アナログ／ディ
ジタル変換回路２７においてディジタル信号に変換され
た後メモリ２８に書き込まれ、当該書き込まれたオーデ
ィオデータが時間軸圧縮率に対応する低速度で読み出さ
れながらディジタル／アナログ変換回路２９によってア
ナログ信号に変換された後、オーディオ出力端子２１Ａ
に送出される。ここで再生機２１に装着される磁気ディ
スク２４は、記録機１を用いて映像信号及び圧縮アナロ
グオーディオ信号が記録されたもので、制御回路３３は
、圧縮アナログオーディオ信号と共に再生される記録ト
ラックの番号、対応する映像の番号などの管理情報を参
照して多数の記録トラックから所望のオーディオ信号を
選択してオーディオ出力端子２１Ａに送出することがで
きる。

この実施例の場合、再生機２１の磁気ディスク２４に対
して回転位相検出器３１が設けられ、その回転位相検出
出力Ｄ　Ｔ　Ｐ　ｔが増幅回路３２を介して制御回路３
３に与えられ、かくして制御回路３３は磁気ディスク２
４の回転位相に同期するようにアナログ／ディジタル変
換回路２７、メモリ２８、ディジタル／アナログ変換回
路２９を同期して動作させる状態に制御する。

以上の構成は、記録機１が単独で使用されたとき、オー
ディオ入力端子ＩＡに到来するオーディオ信号を磁気デ
ィスク４に記録し、また再生機２１が単独に使用された
とき、磁気ディスク２４から再生したオーディオ信号を
オーディオ出力端子２１Ａに送出するための構成である
が、かかる構成に加えて、再生機２１の磁気ディスク２
４から再生されたオーディオ信号を記録機１の磁気ディ
スク４にダビングするために次に述べる構成が設けられ
ている。

すなわち再生機２１には、ダビング出力端子２１Ｂが設
けられ、ディジタル／アナログ変換回路２９の出力がダ
ビング出力端子２１Ｂを通じてダビング信号ライン４１
に送出される。また記録機１には、ダビング入力端子Ｉ
Ｂが設けられ、ダビング信号ライン４１に送出された信
号をダビング入力端子ＩＢから取り込むようになされて
いる。

また記録機１のディジタル／アナログ変換回路９及び記
録回路６間には切換回路４２が介挿され、その一方の信
号入力端ａを介してディジタル／アナログ変換回路９の
出力信号を記録回路６に供給すると共に、他方の信号入
力端すを介してダビング入力端子ＩＢから取り込まれた
信号を記録回路６に供給し得るようになされている。

また再生機２１の増幅回路３２及び制御回路３３間に、
切換回路４３が設けられ、その信号入力端ａを介して回
転位相検出器３１から得られた回転位相検出信号ＤＴＰ
、を制御回路３３に供給し得るようになされている。こ
れに加えて切換回路４３が信号入力端すに切り換えられ
たとき、記録機１の回転位相検出器１１において得られ
る回転位相検出信号ＤＴＰＩが、回転位相検出信号端子
ＩＣ、ケーブル４４、回転位相検出信号端子２１Ｃ２切
換回路４３の信号入力端すを介して制御回路３３に供給
され、これにより制御回路３３を介してアナログ／ディ
ジタル変換回路２７、メモリ２８、ディジタル／アナロ
グ変換回路２９を、記録機１の回転位相検出器１１の検
出出力ＤＴＰ。

に同期動作させ得るようになされている。

また記録機１の制御回路１３及び再生機２１の制御回路
３３相互間に、交信端子ＩＤ、ケーブル４５、交信端子
２１Ｄを介してデータ及び信号の交信をなし得るように
なされ、かくしてダビング動作モード時に必要な管理情
ｆｌａ（すなわち、記録すべきトラックの番号、対応す
る映像の番号など）の受は渡しをなし得るようになされ
ている。

以上の構成において、再生機２１に装着された磁気ディ
スク２４について選択指定されたトラックから再生され
たオーディオ信号を、記録機１の磁気ディスク４上の選
択指定されたトラックにダビングする動作モードになる
と、切換回路４２が信号入力端す側に切換動作する。こ
のとき記録機１のオーディオ入力端子ＩＡ及び再生機２
１のオーディオ出力端子２１Ａ間にはケーブルが接続さ
れておらず、再生機２１からダビング出力端子２１Ｂ、
ダビング信号ライン４１、記録機１のダビング入力端子
ＩＢのループを介してダビングすべきオーディオ信号Ｃ
Ａ　Ｄ　３を伝送する状態に設定される。

このダビング動作モード時、再生機２１は、再生ヘッド
２５が選択指定されたトラックにトラッキングしながら
当該トラックに記録されている圧縮アナログオーディオ
信号ＣＡ　Ｄ　ｔをピックアップして再生回路２６を介
してアナログ／ディジタル変換回路２７に供給する。こ
のとき、切換回路４３は信号入力端ａ側に切り換えられ
ており、従って再生機２１の回転位相検出機３１におい
て得られる回転位相検出信号ｐ’ｒｐｚが制御回路３３
に入力され、かくしてアナログ／ディジタル変換回路２
７及びメモリ２８は、この回転位相検出信号ｐ’ｒｐｚ
に同期しながら再生された圧縮アナログオーディオ信号
ＣＡＤｔをディジタルデータに変換した後メモリ２８に
書き込んで行く。

やがて再生されたオーディオデータのメモリ２８への書
込みが終了すると、切換ＵｇＪ路４３が信号入力端す側
に切り換えられて、記録機１の回転位相検出器１１から
得られる回転位相検出信号ＤＴＰ、がスイッチ回路４３
を介して制御回路３３に入力される。このとき制御回路
３３は、回転位相検出信号ＤＴＰ、に同期させながらメ
モリ２８に書き込まれているオーディオデータを時間軸
圧縮したタイミングで読み出してディジタル／アナログ
変換回路２９を介してダビング信号ライン４１に圧縮ア
ナログオーディオ信号ＣＡＤｚとして送出する。

因に再生機２１はそれ自体単独で再生動作をする再生動
作モード時には、メモリ２８からオーディオデータを読
み出す際に時間軸伸張したタイミングで読み出してディ
ジタル／アナログ変換回路２９を介してオーディオ出力
端子２１Ａに送出するように動作するが、ダビング動作
モード時には、このメモリ２８の読出し速度を速めるだ
けの変更によって圧縮アナログオーディオ信号ＣＡＩ：
ｈをダビング出力端子２１Ｂから送出することができる
。

ここで制御回路３３は、磁気ディスク２４から読み出し
た管理情報を参照しながら、新たに制御回路１３から転
送されて来る管理データをディジタル／アナログ変換回
路２９においてオーディオデータＣＡＤ３に付加する。

記録機１はダビング信号ライン４１から到来する圧縮ア
ナログオーディオ信号ＣＡＤ３を、切換回路４２の信号
入力端す側を通じて記録回路６に取り込んで記録ヘッド
５を介して磁気ディスク４上の指定された記録トラック
に記録する。

上述の実施例によれば、記録機１及び再生機２１につい
て、それぞれ単独に記録動作及び再生動作をしたときに
使用される回路部分を育効に利用して、再生機２１の磁
気ディスク２４から再生した圧縮アナログオーディオ信
号ＣＡＤ、を記録機１の磁気ディスク４上にダビングす
ることができる。かくするにつき、再生機２１において
メモリ２８に書き込まれた再生オーディオデータを読み
出す際に、単独動作する場合とは異なる時間軸圧縮した
タイミングで読み出して直接記録機１の記録回路６に入
力するようにしたことにより、音質の劣化の程度が小さ
い圧縮アナログオーディオ信号ＣＡＤ、を磁気ディスク
４上に記録することができる。

因に再生機２１及び記録機１０本来の機能を利用して、
再生機２１から再生したオーディオ信号を記録機１に記
録するようにすれば、アナログ／ディジタル変換回路２
７及びディジタル／アナログ変換回路２９における変換
動作に加えて、アナログ／ディジタル変換回路７及びデ
ィジタル／アナログ変換回路９の変換動作をも利用しな
ければならないので、このアナログ／ディジタル変換回
路７及びディジタル／アナログ変換回路９における変換
動作の分だけ磁気ディスク４上に記録されるオーディオ
信号の音質が劣化することを避は得ないが、上述の実施
例によれば音質の劣化を半減させることができる。

（Ｇ２）第２の実施例 第２図は、本発明の第２の実施例を示すもので、この場
合第１図のダビング信号ライン４１を省略してこれに代
え、ダビング信号ライン４６の一端を、再生機２１の再
生回路２６の出力端から４出されたダビング出力端子２
１Ｅに接続すると共に、他端を記録機１のアナログ／デ
ィジタル変換回路７の入力端から導出されたダビング入
力端子ＩＥに接続する。

これに加えて再生機２１の回転位相検出信号ＤＴＰ、を
直接に制御回路３３に供給すると共に、この回転位相検
出信号ＤＴＰｔを回転位相検出信号端子２１Ｃを介して
ケーブル４４に送出し、これを記録機１の回転位相検出
信号端子ＩＣを介してスイッチ回路４７の信号入力端ａ
を介して制御回路１３に与えるようにする。これと共に
、記録機ｌの回転位相検出信号ＤＴＰ、を信号入力端す
を介して制御回路１３に与える。

第２図の実施例において、ダビング動作モードに入ると
、先ずスイッチ回路４７は信号入力端ａ側に切り換わっ
て回転位相検出信号ＤＴＰ、を制御回路１３に入力して
アナログ／ディジタル変換回路７及びメモリ８を磁気デ
ィスク２４の回転位相に同期させるように動作させる。

か（して再生ヘッド２５からピックアップされた圧縮ア
ナログオーディオ信号ＣＡＤＩが再生回路２６、ダビン
グ出力端子２１Ｂ、ダビング信号ライン４６、ダビング
入力端子ＩＥを介してアナログ／ディジタル変換回路７
に供給されてディジタルデータとしてメモリ８に書き込
まれる。

ここでアナログ／ディジタル変換回路７及びメモリ８の
動作タイミングは、圧縮アナログオーディオ信号ＣＡ　
Ｄ　ｚの転送速度と一致するように時間軸圧縮されたタ
イミングで動作し、かくして圧縮アナログオーディオ信
号ＣＡ　Ｄ　ｚが確実にディジタルデータに変換されて
メモリ８に書き込まれる。因にアナログ／ディジタル変
換回路７及びメモリ８は、記録機１がそれ自体単独で記
録動作をする記録動作モード時には、オーディオ周波数
帯域に相当する時間軸（すなわち伸張された時間軸）の
タイミングで動作するようになされているが、ダビング
モード時にはこの動作タイミングが時間軸圧縮されたタ
イミングに速められる。

かくしてメモリ８にオーディオデータが書き込まれた後
、スイッチ回路４７が信号入力端す側に切り換えられて
回転位相検出信号ＤＴＰ、が制御回路１３に供給され、
これにより磁気ディスク４の回転位相に同期し、かつ時
間軸圧縮するタイミングでメモリ８のデータを読み出す
と共に、ディジタル／アナログ変換回路９においてアナ
ログ信号に変換した後記録回路６に供給される。

この実施例の場合、磁気ディスク２４から読み出された
管理情報は、制御回路３３から端子２１Ｄ１ケーブル４
５、端子ＩＤを介して制御回路１３に転送され、かくし
て制御回路１３がこれを参照しながらディジタル／アナ
ログ変換回路９において磁気ディスク４に書き込むべき
トラック番号等の管理情報を新たに付は直して記録回路
６に送出する。これにより磁気ディスク４の当該指定さ
れたトラックにメモリ８から読み出された圧縮アナログ
オーディオ信号ＣＡＤ、が記録されることになる。

上述の第２の実施例によれば、第１図について上述した
と同様にして、再生機２１のアナログ／ディジタル変換
回路２７及びディジタル／アナログ変換回路２９による
変換動作を利用せずに、再生機２１において再生された
オーディオ信号を記録機１にダビングすることができ、
かくして変換処理によって生ずる音質の劣化を半減させ
ることができる。

（Ｇ３）他の実施例 なお第１図又は第２図の実施例においては、再生機２１
のディジタル／アナログ変換回路２９の出力端、又はア
ナログ／ディジタル変換回路２７の入力端の信号を、記
録機１のディジタル／アナログ変換回路９の出力端、又
はアナログ／ディジタル変換回路７の入力端に供給する
ようにした実施例について述べたが、これに代え、再生
機２１のアナログ／ディジタル変換回路２７の出力端、
又はメモリ２８の出力端に得られる信号を、記録機１の
メモリ８の入力端、又はディジタル／アナログ変換回路
９の入力端に供給するように構成しても、上述の場合と
同様の効果を得ることができ、要は再生機２１から再生
される圧縮アナログオーディオ信号ＣＡ　Ｄ　ｔに基づ
いて記録機１の圧縮アナログオーディオ信号ＣＡＤ、を
得る際に必要とされるアナログ／ディジタル変換回路、
メモリ、ディジタル／アナログ変換回路を、必要に応じ
て再生機２１及び又は記録機１から１つずつ選択して利
用するように構成すれば良い。

また上述においては、本発明を記録媒体として磁気ディ
スクを用いた電子スチルカメラに適用した場合の実施例
として述べたが、記録媒体としてはこれに限らず種々の
ものを適用し得、要は映像との関係をもちながら、時間
軸圧縮した圧縮アナログオーディオ信号を記録媒体上に
記録するような記録機を用いてダビングする場合に広く
適用し得る。

Ｈ発明の効果 以上のように本発明によれば、再生機２１及び記録機１
にそれぞれ圧縮処理又は伸張処理のために設けられてい
るアナログ／ディジタル変換回路、メモリ、ディジタル
／アナログ変換回路の構成部分のうち一部を利用してダ
ビングするようにしたことにより、アナログ／ディジタ
ル変換又はディジタル／アナログ変換の際に生ずるオー
ディオ信号の音質の劣化を有効に軽減させることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるオーディオ信号ダビング装置の一
実施例を示すブロック図、第２図は他の実施例を示すプ
ロ゛ツク図である。 １・・・・・・記録機、４．２４・・・・・・磁気ディ
スク、５・・・・・・記録ヘッド、７．２７・・・・・
・アナログ／ディジタル変換回路、８．２８・・・・・
・メモリ、９．２９・・・・・・ディジタル／アナログ
変換回路、２１・・・・・・再生機。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 オーディオ周波数帯域のオーディオ信号を第１のアナロ
   グ／ディジタル変換回路によつてディジタルデータに変
   換して第１のメモリに書き込んだ後、当該第１のメモリ
   から時間軸圧縮するタイミングで読み出したディジタル
   データを第１のディジタル／アナログ変換回路によつて
   アナログ信号に変換して圧縮アナログオーディオ信号と
   して装着された記録媒体に記録する記録機と、 装着された記録媒体からピックアップした圧縮アナログ
   オーディオ信号を第２のアナログ／ディジタル変換回路
   によつてディジタルデータに変換して第２のメモリに書
   き込んだ後、当該第２のメモリから時間軸伸張するタイ
   ミングで読み出したディジタルデータを第２のディジタ
   ル／アナログ変換回路によつてアナログ信号に変換して
   オーディオ周波数帯域のオーディオ信号に再生する再生
   機と を有し、上記再生機に装着された記録媒体から得たオー
   ディオ信号を、上記記録機に装着された記録媒体にダビ
   ングするようになされたオーディオ信号ダビング装置に
   おいて、 上記再生機に装着された記録媒体からピックアップした
   圧縮アナログオーディオ信号を上記第１又は第２のアナ
   ログ／ディジタル変換回路のいずれか一方を用いてディ
   ジタルデータに変換し、当該ディジタルデータを上記第
   １又は第２のメモリのいずれか一方に書き込み、当該書
   き込まれたデータを時間軸圧縮するタイミングで読み出
   して上記第１又は第２のディジタル／アナログ変換回路
   のいずれか一方を用いてアナログ信号に変換して上記記
   録機に装着された記録媒体に記録することを特徴とする
   オーディオ信号ダビング装置。