JPH06309842A - 編集装置 - Google Patents

編集装置

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JPH06309842A
JPH06309842A JP5099296A JP9929693A JPH06309842A JP H06309842 A JPH06309842 A JP H06309842A JP 5099296 A JP5099296 A JP 5099296A JP 9929693 A JP9929693 A JP 9929693A JP H06309842 A JPH06309842 A JP H06309842A
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JP
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signal
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Application number
JP5099296A
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Inventor
Hiroki Kotani
浩樹 小谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B27/002Programmed access in sequence to a plurality of record carriers or indexed parts, e.g. tracks, thereof, e.g. for editing
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
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    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
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  • Multimedia (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】予めコピーテープを作成するためのダビング作
業を必要とせず、また少ない台数のVTRでノンリニア
編集をすることができる編集装置を提供する。 【構成】VTR2Aの再生ビデオ信号VAを遅延量可変
メモリ11に供給する。メモリ11を、N個の遅延回路
を構成するフレームメモリの直列回路と、ビデオ信号V
A及びN個のフレームメモリの出力ビデオ信号を選択的
に切り換える出力切換回路とで構成する。メモリ11の
出力ビデオ信号VA′とVTR2Bの再生ビデオ信号VB
をスイッチャ3に供給する。VTR2A,2Bの再生動
作及びスイッチャ3の切換動作を編集機4で制御する。
例えばメモリ11の出力切換回路で所定時間差の2つの
ビデオ信号を切り換えてビデオ信号VA′を得、スイッ
チャ3でビデオ信号VA′及びVBを上記時間差に対応し
て切り換え、ビデオ信号V Aにビデオ信号VBを上記時間
差分だけ挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、既に記録されている
信号のある部分に他の信号を挿入したり、記録されてい
る信号のある部分を削除してその後ろの信号を前につめ
る等のいわゆるノンリニア編集をするための編集装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ノンリニア編集は、磁気ディス
ク、光ディスク、半導体メモリ等のようにリアルタイム
でランダムアクセス可能な媒体で行なわれているが、こ
れらの媒体は磁気テープに比較して記憶容量が著しく小
さいため、限定された範囲でしか活用されていない。一
方、磁気テープを媒体とする記録装置では、リアルタイ
ムでのランダムアクセスができないため、ノンリニア編
集を実現するためには非常に多くの作業が必要であり、
編集に非常に多くの時間を要する。
【0003】VTR(ビデオテープレコーダ)を例にと
って、ノンリニア編集の実現方法を説明する。図8に示
すように、テープTAにa0,a1,・・・,a6と連続し
て記録されているビデオ信号のa2とa3の間に、テープ
Bに記録されているb3,b 4,b5の連続したビデオ信
号を挿入する場合を説明する。
【0004】図9に示すように2台のVTR1A,1B
を使用してテープTAに記録されているビデオ信号を他
のテープにダビングしてコピーテープTA′を形成す
る。
【0005】図10は編集装置を示しており、2A,2
B,2Cは、それぞれテープTA,TB,TA′を再生す
るVTRであり、VTR2A,2B,2Cより出力され
る再生ビデオ信号VA,VB,VCはスイッチャ3に供給
される。VTR2A,2B,2Cの再生動作およびスイ
ッチャ3の切換動作は編集機4によって制御される。
【0006】この場合、VTR2A,2B,2Cは再生
ビデオ信号VA,VB,VCが図11に示すような位相関
係となるように制御される。また、スイッチャ3は、時
点t 1以前はビデオ信号VAを選択し、時点t1から時点
2の間はビデオ信号VBを選択し、時点t2以後はビデ
オ信号VCを選択するように制御される。
【0007】これにより、スイッチャ3からは、a0
1,a2,b3,b4,b5,a3,・・・と連続する出力
ビデオ信号を得ることができ、この出力ビデオ信号を図
示しない別のVTRで記録することで、図8に示すよう
なノンリニア編集を実現することが可能となる。
【0008】次に、図12に示すように、テープTA
0,a1,・・・,a8,a9と連続して記録されている
ビデオ信号のa2,a3,a4,a5を削除し、a0,a1
6,a7,・・・と連続するビデオ信号を得る場合を説
明する。
【0009】図9に示すように2台のVTR1A,1B
を使用してテープTAに記録されているビデオ信号を他
のテープにダビングしてコピーテープTA′を形成す
る。
【0010】図13は編集装置を示しており、5A,5
Bは、それぞれテープTA,TA′を再生するVTRであ
り、VTR5A,5Bより出力される再生ビデオ信号V
A,VBはスイッチャ6に供給される。VTR5A,5B
の再生動作およびスイッチャ6の切換動作は編集機7に
よって制御される。
【0011】この場合、VTR5A,5Bは再生ビデオ
信号VA,VBが図14に示すような位相関係となるよう
に制御される。また、スイッチャ6は、時点t3以前は
ビデオ信号VAを選択し、時点t3以後はビデオ信号VB
を選択するように制御される。これにより、スイッチャ
6からは、a0,a1,a6,b7,・・・と連続する出力
ビデオ信号を得ることができ、この出力ビデオ信号を図
示しない別のVTRで記録することで、図12に示すよ
うなノンリニア編集を実現することが可能となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の編集
装置でノンリニア編集を行なうためには、予めコピーテ
ープを作成するためのダビング作業が必要であるという
問題点があった。また、挿入する場合には3台のVTR
2A〜2C、スイッチャ3および記録用の別VTRが必
要であり、削除する場合には2台のVTR5A,5B、
スイッチャ6および記録用の別VTRが必要であり、ノ
ンリニア編集のために必要とするVTRの台数が多くな
るという問題点があった。
【0013】そこで、この発明では、予めコピーテープ
を作成するためのダビング作業を必要とせず、また少な
い台数のVTRでノンリニア編集をすることができる編
集装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る編集装
置は、テープ状記録媒体より信号を再生すると共に、そ
の再生信号を遅延する遅延回路を有する第1の再生機
と、第2の再生機と、第1の再生機より出力される第1
および第2の遅延量の信号および第2の再生機の再生信
号を選択的に切り換えるスイッチ回路と備え、スイッチ
回路より第2の再生機の再生信号を第1の再生機の再生
信号中に挿入した信号を得ることを特徴とするものであ
る。
【0015】第2の発明に係る編集装置は、テープ状記
録媒体より信号を再生すると共に、その再生信号を遅延
する遅延回路を有する再生機と、この再生機より出力さ
れる第1および第2の遅延量の信号を選択的に切り換え
るスイッチ回路とを備え、スイッチ回路より再生信号の
所定期間を削除した信号を得ることを特徴とするもので
ある。
【0016】
【作用】第1の発明においては、第1の再生機より出力
される第1および第2の遅延量の信号および第2の再生
機の再生信号をスイッチ回路で選択的に切り換えるだけ
で、スイッチ回路より第2の再生機の再生信号を第1の
再生機の再生信号中に挿入した信号を得ることができ
る。予めコピーテープを作成するためのダビング作業を
必要とせず、また再生機として2台を使用するのみで記
録されている信号のある部分に他の信号を挿入するノン
リニア編集をすることが可能となる。
【0017】第2の発明においては、再生機より出力さ
れる第1および第2の遅延量の信号をスイッチ回路で選
択的に切り換えるだけで、スイッチ回路より再生機から
の再生信号の所定期間を削除した信号を得ることができ
る。予めコピーテープを作成するためのダビング作業を
必要とせず、また再生機として1台を使用するのみで記
録されている信号のある部分を削除してその後ろの信号
を前につめるノンリニア編集をすることが可能となる。
【0018】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例は記録されている信号のあ
る部分に他の信号を挿入するノンリニア編集をする例で
ある。この図1において、図10と対応する部分には同
一符号を付して示している。
【0019】図において、2AはテープTAを再生する
VTRであり、このVTR2Aより出力される再生ビデ
オ信号VAは遅延量可変メモリ11に供給される。
【0020】図2は、遅延量可変メモリ11の具体構成
を示している。図において、ビデオ信号VAはN個のフ
レームメモリ121〜12Nの直列回路に供給される。フ
レームメモリ121〜12Nはそれぞれ1フレーム期間の
遅延時間を有する遅延回路を構成している。ビデオ信号
Aと、フレームメモリ121〜12Nより出力される遅
延されたビデオ信号VA1〜VANは出力切換回路13に供
給される。出力切換回路13には編集機4より出力切換
信号SWが供給される。そして、出力切換回路13より
出力されるビデオ信号VA′が遅延量可変メモリ11の
出力信号として出力される。なお、図2には図示せず
も、VTR2Aより出力される再生ビデオ信号VAがア
ナログ信号であるときは、遅延量可変メモリ11の入力
側および出力側にそれぞれA/D変換器およびD/A変
換器が配されることになる。
【0021】図1に戻って、遅延量可変メモリ11より
出力されるビデオ信号VA′はスイッチャ3に供給され
る。また、2BはテープTBを再生するVTRであり、
このVTR2Bより出力される再生ビデオ信号VBはス
イッチャ3に供給される。VTR2A,2Bの再生動作
およびスイッチャ3の切換動作は編集機4によって制御
される。
【0022】次に、動作について説明する。テープTA
にa0,a1,・・・,a6と連続して記録されているビ
デオ信号のa2とa3の間に、テープTBに記録されてい
るb3,b4,b5の連続したビデオ信号を挿入する場合
を例にとって説明する。
【0023】この場合、出力切換回路13では、時点t
11以前はフレームメモリ12N-3より出力されるビデオ
信号VAN-3(図3Aに図示)が選択され、この時点t11
以降はフレームメモリ12Nより出力されるビデオ信号
AN(図3Bに図示)が選択される。そのため、遅延量
可変メモリ11より出力されるビデオ信号VA′は図3
Cに示すようにa0,a1,a2,a0,a1,・・・と連
続したものとなる。
【0024】また、このビデオ信号VA′とVTR2B
より出力される再生ビデオ信号VB(図3Dに図示)と
が図示のような位相関係となるように、編集機4によっ
てVTR2A,2Bの再生動作が制御される。そして、
スイッチャ3では、時点t11以前はビデオ信号VA′が
選択され、時点t11から時点t12の間はビデオ信号VB
が選択され、時点t12以降は再びビデオ信号VA′が選
択される。これにより、スイッチャ3からは、a0
1,a2,b3,b4,b5,a3,・・・と連続する出力
ビデオ信号を得ることができ、この出力ビデオ信号を図
示しない別のVTRで記録することで、図8に示すよう
なノンリニア編集を実現できる。説明は省略するが、同
様の制御によって、遅延量可変メモリ11の最大遅延量
(Nフレーム)までのビデオ信号を挿入できる。
【0025】なお、VTR2Aの再生、停止、プリロー
ル等の動作を制御することで、遅延量可変メモリ11の
最大遅延量以上のビデオ信号の挿入が可能となる。すな
わち、テープTAにa0,a1,a2,・・・と連続して記
録されているビデオ信号のa 0とa1の間に、他のL秒の
ビデオ信号(b1〜bL)を挿入する場合を例にとって説
明する。
【0026】この場合、VTR2Aよりa0のビデオ信
号が出力された後、L秒後に次のa1のビデオ信号が出
力されるようにVTR2Aが制御されればよい。つま
り、a0のビデオ信号が出力された後、a1のビデオ信号
の記録位置より調相に必要な時間(X秒)分だけ手前の
位置にプリロールされて再生ポーズ状態とされ、(L−
X)秒後に再生が開始されて調相され、L秒後にa1
ビデオ信号が出力されるように制御される。
【0027】また、出力切換回路13ではビデオ信号V
Aが選択され、ビデオ信号VA′とVTR2Bより出力さ
れる再生ビデオ信号VBとが図4A,Bに示すような位
相関係となるように、VTR2A,2Bの再生動作が制
御される。そして、スイッチャ3では、時点t21以前は
ビデオ信号VA′が選択され、時点t21から時点t22
間はビデオ信号VBが選択され、時点t22以降は再びビ
デオ信号VA′が選択される。これにより、スイッチャ
3からは、同図Cに示すようにa0,b1〜bL,a1,a
2,・・・と連続する出力ビデオ信号を得ることができ
る。
【0028】説明は省略するが、同様の制御によって、
(X+Y)秒以上のビデオ信号を挿入することができ
る。したがって、遅延量可変メモリ11の最大遅延量
(Nフレーム)を(X+Y)秒とすれば、図1の例の構
成でいかなる長さのビデオ信号であっても挿入すること
ができる。ただし、最小の長さは1フレーム期間であ
る。
【0029】このように本例によれば、予めコピーテー
プを作成するためのダビング作業を必要とせず、また再
生機としては2台のVTR2A,2Bを使用するのみで
記録されている信号のある部分に他の信号を挿入するノ
ンリニア編集をすることができる。
【0030】次に、図5を参照しながら、この発明の他
の実施例について説明する。本例は記録されている信号
のある部分を削除してその後ろの信号を前につめるノン
リニア編集をする例である。この図5において、図13
と対応する部分には同一符号を付して示している。
【0031】図において、5AはテープTAを再生する
VTRであり、このVTR5Aより出力される再生ビデ
オ信号VAは遅延量可変メモリ11に供給される。この
遅延量可変メモリ11は、図1の例におけるものと同様
の構成とされる。VTR5Aの再生動作および遅延量可
変メモリ11の切換動作は編集機7によって制御され
る。
【0032】次に、動作について説明する。テープTA
にa0,a1,・・・,a8,a9と連続して記録されてい
るビデオ信号のa2,a3,a4,a5を削除し、a0
1,a 6,a7,・・・と連続するビデオ信号を得る場
合を例にとって説明する。
【0033】この場合、遅延量可変メモリ11の出力切
換回路13では、時点t31以前はフレームメモリ12
N-4より出力されるビデオ信号VAN-4(図6Aに図示)
が選択され、この時点t31以降はフレームメモリ12N
より出力されるビデオ信号VAN(図6Bに図示)が選択
される。そのため、遅延量可変メモリ11からは、図6
Cに示すようにa0,a1,a6,b7,・・・と連続する
出力ビデオ信号VA′を得ることができ、この出力ビデ
オ信号VA′を図示しない別のVTRで記録すること
で、図12に示すようなノンリニア編集を実現できる。
説明は省略するが、同様の制御によって、遅延量可変メ
モリ11の最大遅延量(Nフレーム)までのビデオ信号
を削除できる。
【0034】なお、VTR5Aの再生、停止、プリロー
ル等の動作を制御することで、遅延量可変メモリ11の
最大遅延量以上のビデオ信号の削除が可能となる。すな
わち、遅延量可変メモリ11の最大遅延量がM秒(Nフ
レーム)であるとき、L(L>M)秒のビデオ信号(a
1〜aL)を削除する場合は次のようになる。
【0035】出力切換回路13でフレームメモリ12N
より出力されるビデオ信号VNが選択される場合を考え
る。この場合、VTR5Aよりa0のビデオ信号が出力
された後、M秒後にaLのビデオ信号が出力されるよう
にVTR5Aが制御されればよい。つまり、a0のビデ
オ信号が出力された後、aLのビデオ信号の記録位置よ
り調相に必要な時間(X秒)分だけ手前の位置にプリロ
ール(キューアップ)されて再生ポーズ状態とされ、
(M−X)秒後に再生が開始されて調相され、M秒後に
Lのビデオ信号が出力されるように制御される。
【0036】また、出力切換回路13では、a0のビデ
オ信号が再生されてからM秒経過前、従って時点t41
ではフレームメモリ12Nより出力されるビデオ信号VN
(図7Bに図示)が選択され、この時点t41以降はビデ
オ信号VA(図7Aに図示)が選択される。これによ
り、遅延量可変メモリ11からはa0,aL,aL+1,・
・・と連続する出力ビデオ信号VA′を得ることができ
る。
【0037】説明は省略するが、同様の制御によって、
プリロールに要する時間(Y秒)が(M−X)秒を越え
ない範囲の画像を削除することができる。例えば、調相
に要する時間が3秒であり、7秒でテープ上の1分離れ
た位置にキューアップできるVTR5Aに、最大遅延量
が10秒の遅延量可変メモリ11を接続した場合には、
1分間までのビデオ信号を削除することができる。
【0038】このように本例によれば、予めコピーテー
プを作成するためのダビング作業を必要とせず、また再
生機としては1台のVTR5Aを使用するのみで記録さ
れている信号のある部分を削除してその後ろの信号を前
につめるノンリニア編集をすることができる。
【0039】なお、上述実施例においては、1回の挿
入、削除に関して述べたが、長さの異なるビデオ信号を
置き換える場合(例えばQフレームのビデオ信号をPフ
レームのビデオ信号に置き換える場合)も、その時間差
が遅延量可変メモリ11の可変範囲内であれば、1回の
編集作業で実行することができる。また、1巻のテープ
の複数の部分に挿入、削除をする場合、挿入するビデオ
信号を再生する再生機が常に設定されたタイミングで信
号を出力することが可能であると仮定すると、編集を行
なっている途中で遅延量可変メモリ11からのビデオ信
号の出力タイミングがこのメモリ11の可変範囲を越え
ない限り連続して編集を行なうことができる。
【0040】また、上述実施例においては、VTR2
A,5Aの外部に遅延量可変メモリ11を付加したもの
であるが、このメモリ11をVTR2A,5Aに内蔵す
ることもできる。
【0041】また、上述実施例においては、再生機がV
TRであり、遅延量可変メモリ11の遅延単位を1フレ
ーム期間としているが、フィールドメモリを使用して遅
延単位を1フィールド期間とすることもできる。また、
ビデオ信号以外の信号、例えばオーディオ信号等を取り
扱うものにもこの発明を同様に適用することができる。
この場合の遅延単位は取り扱う信号に適した単位とする
ことになる。オーディオ信号のときはサンプル単位等で
ある。
【0042】
【発明の効果】第1の発明によれば、第1の再生機より
出力される第1および第2の遅延量の信号および第2の
再生機の再生信号をスイッチ回路で選択的に切り換える
だけで、スイッチ回路より第2の再生機の再生信号を第
1の再生機の再生信号中に挿入した信号を得ることがで
き、予めコピーテープを作成するためのダビング作業を
必要とせず、また再生機として2台を使用するのみで記
録されている信号のある部分に他の信号を挿入するノン
リニア編集をすることができる。
【0043】第2の発明によれば、再生機より出力され
る第1および第2の遅延量の信号をスイッチ回路で選択
的に切り換えるだけで、スイッチ回路より再生機からの
再生信号の所定期間を削除した信号を得ることができ、
予めコピーテープを作成するためのダビング作業を必要
とせず、また再生機として1台を使用するのみで記録さ
れている信号のある部分を削除してその後ろの信号を前
につめるノンリニア編集をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る編集装置の一実施例を示す構成
図である。
【図2】実施例で使用される遅延量可変メモリの構成図
である。
【図3】ノンリニア編集の挿入時の調相位相と切換タイ
ミングを示す図である。
【図4】ノンリニア編集の挿入時のVTRの制御および
調相位相と切換タイミングを示す図である。
【図5】この発明に係る編集装置の他の実施例を示す構
成図である。
【図6】ノンリニア編集の削除時の切換タイミングを示
す図である。
【図7】ノンリニア編集の削除時のVTRの制御と切換
タイミングを示す図である。
【図8】ビデオ信号を挿入するノンリニア編集を説明す
るための図である。
【図9】テープのコピー作成を説明するための図であ
る。
【図10】従来の編集装置の一例を示す構成図である。
【図11】挿入時のVTRの調相位相とスイッチャの切
換タイミングを示す図である。
【図12】ビデオ信号を削除するノンリニア編集を説明
するための図である。
【図13】従来の編集装置の一例を示す構成図である。
【図14】削除時のVTRの調相位相とスイッチャの切
換タイミングを示す図である。
【符号の説明】
2A,2B,5A VTR 3 スイッチャ 4,7 編集機 11 遅延量可変メモリ 121〜12N フレームメモリ 13 出力切換回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状記録媒体より信号を再生すると
    共に、その再生信号を遅延する遅延回路を有する第1の
    再生機と、 第2の再生機と、 上記第1の再生機より出力される第1および第2の遅延
    量の信号および第2の再生機の再生信号を選択的に切り
    換えるスイッチ回路と備え、 上記スイッチ回路より上記第2の再生機の再生信号を上
    記第1の再生機の再生信号中に挿入した信号を得ること
    を特徴とする編集装置。
  2. 【請求項2】 上記遅延回路は、調相に必要な第1の時
    間だけ手前の位置にプリロールするための第2の時間と
    上記第1の時間とを合わせた時間以上の最大遅延量を持
    つことを特徴とする請求項1記載の編集装置。
  3. 【請求項3】 テープ状記録媒体より信号を再生すると
    共に、その再生信号を遅延する遅延回路を有する再生機
    と、 上記再生機より出力される第1および第2の遅延量の信
    号を選択的に切り換えるスイッチ回路とを備え、 上記スイッチ回路より上記再生信号の所定期間を削除し
    た信号を得ることを特徴とする編集装置。
  4. 【請求項4】 上記遅延回路は、削除期間の終了位置よ
    り調相に必要な第1の時間だけ手前の位置にプリロール
    するための第2の時間と上記第1の時間とを合わせた時
    間以上の最大遅延量を持つことを特徴とする請求項3記
    載の編集装置。
JP5099296A 1993-04-26 1993-04-26 編集装置 Pending JPH06309842A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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