JP2605663B2 - 録音機能付電子機器 - Google Patents

録音機能付電子機器

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JP2605663B2
JP2605663B2 JP60013434A JP1343485A JP2605663B2 JP 2605663 B2 JP2605663 B2 JP 2605663B2 JP 60013434 A JP60013434 A JP 60013434A JP 1343485 A JP1343485 A JP 1343485A JP 2605663 B2 JP2605663 B2 JP 2605663B2
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voice
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input
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semiconductor memory
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正晴 折居
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Casio Computer Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、外部からの音声を録音可能な録音機能付
電子機器に関する。
〔発明の背景〕 近年、外部から入力された音声を符号化して半導体メ
モリに書込み、そして、再生時には半導体メモリの内容
を録音された順序にしたがつて順次読み出して音声信号
に変換し、音声を発生するようにした固体録音装置付電
子機器が知られている。
しかしながら、この種の電子機器、例えば固体録音装
置付電子時計は、録音された順序にしたがつて順次再生
される為に任意の箇所の録音内容のみを再生させること
ができない為最初から全ての録音内容を再生させなけれ
ばならず、極めて不便なものとなる。
一方、従来、例えば特開昭57−150072号公報に示され
ているように、キーワードに対応して音声データを記録
するようにした伝言記憶装置が知られているが、この伝
言記憶装置は、キー操作によってキーワードを入力した
後に、伝言を音声入力するといった2段階の操作が必要
であり、伝言とキーワードの対応付けを簡単に行うこと
ができなかった。
〔発明の目的〕
この発明は、上述した事情を背景になされたもので、
その目的とするところは、例えば、録音内容を再生する
場合に、任意の録音内容のみを選択的に素早く、しかも
正確に検索して再生できるようにすると共に、キーワー
ドと音声の対応付けを簡単な操作で行うことができる録
音機能付電子機器を提供することにある。
〔発明の要点〕
この発明は上述した目的を達成する為に、録音及び再
生を指定するスイッチ手段と、外部から音声が入力され
る音声入力手段と、この音声入力手段に入力された音声
を符号化した音声データに変換する変換手段と、前記ス
イッチ手段により録音が指定されている時に前記変換手
段から出力される音声データを記憶する半導体メモリ
と、前記音声入力手段に入力された音声から特定の音声
を認識してこの特定の音声に対応したデータを出力する
音声認識手段と、前記スイッチ手段により録音が指定さ
れて前記音声入力手段に音声が入力された際に前記音声
認識手段から出力された前記特定の音声に対応したデー
タに対応させて前記半導体メモリの前記音声データが記
録されたアドレスを記憶するアドレスデータ記憶手段
と、 前記スイッチ手段により再生が指定されて前記音声入力
手段にあらたに音声が入力された際に前記音声認識手段
からあらたに出力される前記特定の音声に対応したデー
タと同一のデータが前記アドレスデータ記憶手段に記憶
されたデータの中にあるかどうかを検索して同一のデー
タがあった場合には前記同一のデータに対応して記憶さ
れているアドレスに基づいて前記半導体メモリに記憶さ
れた音声データを読み出して音声を発生する音声発生手
段とを備えていることを要旨とするものである。
〔実施例〕
以下、この発明を図面に示す一実施例に基づいて具体
的に説明する。第1図はこの発明を適用した録音機能付
電子時計の要部を示すブロツク回路図である。マイクロ
ホン1は腕時計ケース内に組み込まれたもので、マイク
ロホン1から入力された音声波形信号は、増幅器2で所
定の電圧レベルまで増幅されたのち、A/D(アナログ/
デジタル)変換器3に入力される。このA/D変換回路3
は予め設定されている基準電圧レベル以上の音声波形信
号を符号化して論理値“1"、“0"で表現されるデジタル
量の音声データに変換出力し、半導体メモリ4に供給す
るものである。半導体メモリ4は例えば、シフトレジス
タ、RAM(ランダムアクセスメモリ)、もしくはP−ROM
(プログラマブル.リードオンリメモリ)等によつて構
成可能であるが、本実施例にあつては、大容量のRAMに
よつて構成されている。そして、この半導体メモリ4は
後述するスイツチ制御部8からの読出し/書込み指令R/
Wに従つて、またRAMアドレス回路9のアドレス指定にし
たがつて読出し、書込み動作が制御されるようになつて
おり、半導体メモリ4から読出された音声データは、D/
A変換回路5に入力されている。このD/A変換回路5は半
導体メモリ4からの音声データを音声信号に変換合成す
るもので、これによつて得られた音声信号は再生スイツ
チPLが操作されている間、スイツチ制御回路8からの信
号(図示せず)で動作し、増巾回路6、スピーカ7を介
して再生される。また、10は音声認識回路でありマイク
ロホン1から増幅回路2を介して入力される音声信号の
うち、「数値」、「ガツ」、「数字」、「ニチ」の音声
を認識するものであり、この「数字」と「ガツ」「ニ
チ」からなる音声データ、即ち日付が音声入力された際
にはそれを認識してその日付データに対応した出力を行
ない、その時のRAMアドレス回路9の内容を認識データ
格納RAM11に書き込む。
一方、上記スイツチ制御部8は、録音スイツチRE、再
生スイツチPLの操作信号に応じて半導体メモリ4に上記
読出し/書込み指令R/Wを与えると共に、RAMアドレス回
路9および音声認識回路10に夫々動作指令を与える。即
ち、録音スイツチREが操作された時には入力された音声
を半導体メモリ4に書き込むと同時に、その音声のうち
日付データの音声を認識して、その時のRAMアドレス回
路9の内容を認識データ格納RAM11に書き込み、再生ス
イツチPLが操作された時には外部から入力された音声デ
ータのうち日付データを認識して、その日付データに対
応するRAMアドレスをRAMアドレス回路9に書き込むと共
に、RAMアドレス回路9に書き込まれたアドレス以後の
アドレスに記憶されている半導体メモリ4の内容を読み
出して再生するものである。
次に、上記実施例の動作について説明する。いま、録
音内容の具体例として例えばスケジユールを録音する場
合を例に挙げて説明するものとする。先ず、録音する場
合には録音スイツチREを操作する。すると、スイツチ制
御回路8からの信号に応じて半導体メモリ4は書込み指
定を受けると共に、RAMアドレス回路9および音声認識
回路10は夫々動作し、録音可能状態に設定される。この
状態において、マイクロホン1に向かつて日付データと
スケジユール内容、例えば、「10月22日」「午後3時よ
りミーテイング」を声で正しく発音する。これによつて
マイクロホン1から入力された音声信号は増幅回路2で
増幅されたのち、A/D変換回路3で符号化されて半導体
メモリ4のアドレス領域に書き込まれる。ここで、RAM
アドレス回路9は録音スイツチREが操作されている間、
そのアドレスが所定周波のクロツクに同期して+1ずつ
インクリメントされるので、半導体メモリ4には音声入
力された順序にしたがつて音声データが順次記憶される
ことになる。また、最初に日付を音声入力したので、第
2図に示す如く、半導体メモリ4の先頭アドレス「000
0」には日付「10月22日」、次アドレス「0001」にはス
ケジユール内容「午後3時よりミーテイング」が録音さ
れることになる。
このように録音時には入力音声が半導体メモリ4に録
音される他、マイクロホン1から増幅回路2を介して入
力された音声信号は、音声認識回路10にも与えられる。
この音声認識回路10は入力音声が日付データである場合
にそれを認識してその日付データを認識データ格納RAM1
1に与え、認識データ格納RAM11はその内部RAMに認識さ
れた日付データを書き込むと同時に、RAMアドレス回路
9の内容を読み込んで内部RAMに書き込む。第3図はこ
の状態を示し、認識データ格納RAM11の内部には日付デ
ータと共にその日付データが記憶されている半導体メモ
リ4のアドレスが記憶されることになる。なお、1日に
2つ以上のスケジユールがある場合においては、2番目
以降のスケジユール内容を録音するときには、日付は入
力せずにスケジユール内容のみを入力するものとする。
このように2番目以降はスケジユール内容のみを入力す
るので、半導体メモリ4の次アドレス、いまの場合には
「0002」番地以降に2番目以降のスケジユール内容が順
次録音されることになる。
このようにして一日分のスケジユール内容を順次録音
したのちは、他の日付のスケジユール内容も同様にして
録音するが、この場合においても最初に日付データを入
力したのち、スケジユール内容を順次入力するものとす
る。この結果、半導体メモリ4の所定アドレス、例え
ば、第2図に示す如く、「0100」番地に先ず、音声入力
された日付「10月20日」が書き込まれ、続いてスケジユ
ール内容が入力された順序で順次書き込まれ、そして、
認識データ格納RAM11の内部RAMには第3図に示す如く、
日付データと共にそれに対応してその日付が録音された
アドレスが書き込まれることになる。なお、録音は日付
順に行つてもよいが、第2図に示す場合は「10月22日」
「10月20日」、「10月23日」のように任意の順序で録音
した場合であり、このように録音順序は任意であつても
よい。
次に、上述のようにして録音されたスケジユール内容
を再生して確認する場合には、再生スイツチPLを操作す
る。すると、スイツチ制御部8からの信号に応じて半導
体メモリ4は読出し指定を受けると共に、アドレス回路
9および音声認識回路10が動作可能状態となる。
しかして、再生時において、マイクロホン1からスケ
ジユール内容を確認したい日付を音声入力すると、その
ことが音声認識回路10で認識されて日付データが認識デ
ータ格納RAM11に与えられることになる。これにより、
認識データ格納RAM11は入力された日付データを内部RAM
から検索してそれに対応するアドレスデータをRAMアド
レス回路9にセツトする。いま、日付「10月20日」が音
声入力されたものとすると、RAMアドレス回路9には「0
100」がセツトされる。この結果、半導体メモリ4のア
ドレス番地「0100」がアドレス指定されてその録音内容
から順次発音されることになる。すなわち、最初に録音
された「10月22日」のスケジユール内容は発音されず、
次に録音された「10月20日」のスケジユール内容が発音
されることになる。したがつて、再生時に任意の録音内
容のみを選択的に発音させることができる。
尚、半導体メモリ4の録音内容が再生される場合とし
て半導体メモリ4に録音した内容がアラーム時刻となる
と、そのことが検出されて当該スケジユール内容が発音
されるようにしてもよく、またこれと同時にスケジユー
ル内容が表示されるようにしてもよい。この場合には、
アラーム時刻の意味する内容を発音、表示の両面で知る
ことができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されず、この発明
を逸脱しない範囲内において種々変形応用可能である。
例えば、上記実施例においては、各日付毎にスケジユー
ル内容を録音するようにしたが、時刻毎に録音してもよ
く、また録音内容は任意であり、日付毎にその日にあつ
た事項を録音させて日記として使用してもよい。この場
合、時計回路から日付データを読み込んで半導体メモリ
に録音するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
この発明は以上詳細に説明したように、外部から入力
される音声の中から特定の音声を認識して、この認識し
た特定の音声に対応したデータのみに対応させて音声デ
ータのアドレスをアドレスデータ記憶手段に記憶させる
ようにしている。そして、再生が指定された外部から音
声が入力された際に、あらたに出力された特定の音声に
対応したデータと同一のデータがアドレスデータ記憶手
段に記憶されているかどうかを検索し、あった場合には
同一のデータに対応したアドレスに基づいて記憶されて
いる半導体メモリの音声データを読み出して音声を発生
させるようにしたので、再生の時に外部からの音声入力
に対して、素早く、しかも正確に検索して再生できるよ
うになった。また、特定の音声を含む音声の入力のみ
で、キーワードである特定の音声と、その特定の音声を
含む音声とを対応付けるので、キーワードと音声の対応
付けが簡単な操作で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図はこの発明を
適用した録音機能付電子腕時計の要部を示したブロツク
回路図、第2図は半導体メモリの録音内容を示した図、
第3図は認識データ格納RAMの記憶状態を示した図であ
る。 1……マイクロホン、3……A/D変換回路、4……半導
体メモリ、5……D/A変換回路、7……スピーカ、10…
…音声認識回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】録音及び再生を指定するスイッチ手段と、 外部から音声が入力される音声入力手段と、 この音声入力手段に入力された音声を符号化した音声デ
    ータに変換する変換手段と、 前記スイッチ手段により録音が指定されている時に前記
    変換手段から出力される音声データを記憶する半導体メ
    モリと、 前記音声入力手段に入力された音声から特定の音声を認
    識してこの特定の音声に対応したデータを出力する音声
    認識手段と、 前記スイッチ手段により録音が指定されて前記音声入力
    手段に音声が入力された際に前記音声認識手段から出力
    された前記特定の音声に対応したデータに対応させて前
    記半導体メモリの前記音声データが記録されたアドレス
    を記憶するアドレスデータ記憶手段と、 前記スイッチ手段により再生が指定されて前記音声入力
    手段にあらたに音声が入力された際に前記音声認識手段
    からあらたに出力される前記特定の音声に対応したデー
    タと同一のデータが前記アドレスデータ記憶手段に記憶
    されたデータの中にあるかどうかを検索して同一のデー
    タがあった場合には前記同一のデータに対応して記憶さ
    れているアドレスに基づいて前記半導体メモリに記憶さ
    れた音声データを読み出して音声を発生する音声発生手
    段とを具備したことを特徴とする録音機能付電子機器。
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