JP2554727B2 - エレベータの放送装置 - Google Patents

エレベータの放送装置

Info

Publication number
JP2554727B2
JP2554727B2 JP63319419A JP31941988A JP2554727B2 JP 2554727 B2 JP2554727 B2 JP 2554727B2 JP 63319419 A JP63319419 A JP 63319419A JP 31941988 A JP31941988 A JP 31941988A JP 2554727 B2 JP2554727 B2 JP 2554727B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
volume
broadcast content
elevator
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63319419A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02169480A (ja
Inventor
豊 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP63319419A priority Critical patent/JP2554727B2/ja
Publication of JPH02169480A publication Critical patent/JPH02169480A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2554727B2 publication Critical patent/JP2554727B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はエレベータの放送装置に関するものである。
(従来の技術) 近年、エレベータにおける放送装置は音声合成技術の
発達にともない、小型、安価になり多くのエレベータに
用いられている。また、かご内の乗客への放送のみなら
ず各階床の待客への放送も行なわれる。
次に、従来のエレベータの放送装置について図面を用
いて説明する。第8図は従来のエレベータの放送装置の
構成図を示す。1〜10はそれぞれ1階,9階,10階に設け
られた音声再生装置であり、各階のホールに設けられた
スピーカ11〜20を駆動し、ホールの待客に案内放送を行
う。図中、音声再生装置及びスピーカは1階,9階,10階
以外については省略されているが、各階床に設けられて
いる。エレベータ制御装置21は、各階に設けられた音声
再生装置1〜10を統括的に制御し、音声再生装置1〜10
に対し、放送すべき内容を示す指令を出力するものであ
る。22はエレベータ制御装置21から各音声再生装置1〜
10へ上述の指令を伝送する並列伝送路である。
上述の構成による従来のエレベータの制御装置におい
て、エレベータ制御装置21は、エレベータの運転制御を
行うとともに、あらかじめ決められたシーケンスにより
案内放送を行う階と放送すべき内容を決定する。エレベ
ータ制御装置21は放送すべき内容を決定した後、放送す
べき内容を示す指令を並列伝送路22を介して放送を行う
階の音声再生装置1〜10に出力する。エレベータ制御装
置21の出力する指令を入力した音声再生装置1〜10は、
その指令に指示された放送内容をスピーカ11〜20を介し
てホールの待客に放送する。
(発明が解決しようとする課題) 従来の放送装置においては、各階床の乗場付近の騒音
とは無関係に放送の音量を一定に設定しているがため
に、昼または夜のいずれか一方の騒音を基準にして音量
を選定すれば他方が不適当な音量となる。
たとえば、ホテル等において昼に適当な音量を選定す
ると、騒音の少ない夜には音量が過大となり、その階床
の宿泊客等に迷惑を及ぼすだけでなく、報知音が昇降路
を伝わったり、昇降路と共鳴したりして他の階床の宿泊
客にも迷惑を与えるという問題がある。
また、従来のエレベータの放送装置においては、エレ
ベータ制御装置21と各音声再生装置1〜10との間での信
号の伝送が並列伝送路22により行なわれるため、各装置
間で信号線が1本ずつ入出力される。そのため、昇降路
内での配線が多くなり、それにより配線コストが問題と
なる。
本発明の目的は放送する音量を各階床ごと及び時間帯
ごとに最適に保つとともに、エレベータ制御装置と音声
再生装置との配線を簡素化し、配線コストの低減と配線
時間の短縮をも可能にするエレベータの放送装置を提供
することである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、各階床あるいは
かご内の乗客に対し案内放送を行う際に特定アドレスデ
ータと放送内容データと音量データを出力するエレベー
タ制御手段と、 このエレベータ制御手段による前記特定アドレスデー
タにより自己と認識して次に出力される前記放送内容デ
ータ及び前記音量データを入力し、この放送内容データ
に基づく放送内容を前記音量データに基づく音量により
前記乗客に案内放送を行う音声再生手段と、 前記エレベータ制御手段から各音声再生手段へ前記特
定アドレスデータ、前記放送内容データ、前記音量デー
タを直列伝送する共通直列伝送手段とを設ける。
(作用) 各階床の待客あるいはかご内の乗客に対し案内放送を
行う際に、エレベータ制御手段は各音声再生手段に対
し、特定アドレスデータと放送内容データと音量データ
を共通直列伝送手段を介して出力し、特定アドレスデー
タを入力した各音声再生手段は特定アドレスデータによ
り自己と認識して次に出力される放送内容データ及び音
量データを入力し、この放送内容データに基づく放送内
容を音量データに基づく音量にて待客あるいは乗客に案
内放送を行う。
(実施例) 本発明に基づく一実施例のエレベータの放送装置を図
面を用いて説明する。第1図は本発明に基づく一実施例
のエレベータの放送装置の構成図を示す。第1図中、第
8図に示されるものと同一のものには同一符号を付す
る。エレベータ制御装置21、各階の音声再生装置1〜1
0、かご23内の音声再生装置24はそれぞれ直列伝送路25
により接続されている。26はかご23内に設けられたスピ
ーカで音声再生装置24に接続されている。
エレベータ制御装置21は音声再生装置1〜10,24の制
御以外にエレベータの運行制御を行う機能も有するが、
各音声再生装置1〜10及び24を制御する機能としてメイ
ンステーション27を有する。
第2図はメインステーション27に使用されるマイクロ
コンピュータの構成を示すブロックである。
マイクロコンピュータはプログラムを実行するセント
ラルプロセッシングユニット(以下CPUと称する)28及
びデータを格納するランダムアクセスメモリ(以下RAM
と称する)29及びプログラムを格納するリードオンリー
メモリ(以下POMと称する)30及び外部より信号を取込
む入力バッファ31外部に信号を出力する出力バッファ3
2、各音声再生装置1〜10及び24との間で信号を直列伝
送するためのシリアルコミニュケーションユニット(以
下SCUと称する)33、その直列伝送される入出力信号を
伝送路25にインタフェースする送信用のラインドライバ
34と受信用のラインシーバ35、そして伝送速度を決める
クロック信号(以下CLKと称する)を作るタイマ36によ
り構成される。SCU33はCPU28から入力される並列データ
をあらかじめ決められた方式で直列データ化して出力し
たり、外部より入力された直列データを同じくあらかじ
め決められた方式で並列データ化し、CPU28に出力する
ものである。
次に、音声再生装置1〜10及び24について図面を用い
て説明する。第3図は音声再生装置1〜10及び24の構成
図を示す。各音声再生装置1〜10及び24はエレベータ制
御装置21内のメインステーション27に対応してリモート
ステーションとしての機能を有する。各音声再生装置1
〜10及び24は、あらかじめ決められたプログラムを実行
するセントラルプロセッシングユニット(CPU)37及び
プログラムを記憶するプログラムメモリ38及びメインス
テーション27との間で直列伝送路25を介して信号を直列
伝送するためのSCU39及びメインステーション27より送
られてくる放送内容データ及び音量データに基づいて放
送内容と音量レベルを選択し復号化する音声合成ユニッ
ト(以下、SYSと称する)40及びこの音声合成ユニット4
0にあらかじめ符号化された音声データを蓄積する音声
データメモリ41により構成される。
次にアドレスデータ、放送内容データ及び音量データ
について図を用いて説明する。第4図はアドレス(番
地)のマップを示す。メインステーション27は第4図に
示される11番地分のアドレスを確保し各階の音声再生装
置1〜10及びかご23内の音声再生装置24に割当てる。す
なわち、アドレスA01は1階の音声再生装置のアドレス
を示し、アドレスA02は2階の音声再生装置のアドレス
を示し、同様にアドレスA03〜A10はそれぞれ音声再生装
置3階から10階のアドレスを示す。また、アドレスA11
はかご23内の音声再生装置24のアドレスを示す。伝送用
コードは、実際にメインステーション27より直列伝送路
25を介して各音声再生装置に伝送される4ビット信号で
ある。
次に放送内容データについて図を用いて説明する。第
5図は放送内容データの一例を示すデータテーブルを示
す。放送内容データD01〜D06はそれぞれ第5図に示され
る各放送内容を示す。各放送内容データD01〜D06にはそ
れぞれ第5図に示されるように、固有の3ビットの伝送
用コードが割り当てられている。
次に、音量データについて図を用いて説明する。第6
図は音量データの一例を示すデータテーブルを示す。音
量データD07〜D14は第6図に示される各音量レベルを示
す。各音量データD07〜D14にはそれぞれ第6図に示され
るように3ビットの伝送用コードが割り当られている。
たとえば、音量データD07は音量レベルが無音を示し、
その伝送用コードは「000」である。音量データD08は音
量レベルが「1」すなわち最小音を示し、音量データD1
4はその音量レベルが「7」で最大音を示す。音量レベ
ルとして「1」から「7」までの7段階のレベルが設定
されている。本実施例としては音量レベルを7段階とし
ているが、エレベータの仕様に応じて自由に設定するこ
とができる。
次に、直列伝送路25による直列伝送について説明す
る。第7図は階床の待客あるいはかご23内の乗客に対し
案内放送が行なわれる際にメインステーション27が各音
声再生装置1〜10及び24に出力する案内指令の構成図を
示す。この案内指令は第7図に示されるように10ビット
で、アドレスデータと放送内容データと音量データによ
り構成される。
エレベータ制御装置21が音声再生装置1〜10,24に案
内放送を行なわせる際には、メインステーション27がア
ドレスデータA01〜A11を出力し、次に放送内容データD0
1〜D06及び音量データD07〜D14を出力する。直列伝送路
25はメインステーション27より出力されるアドレスデー
タA01〜A11と放送内容データD01〜D06と音量データD07
〜D14とを各音声再生装置1〜10及び24へ直列伝送す
る。各音声再生装置1〜10及び24はメインステーション
27より出力されるアドレスデータA01〜A11を入力し、こ
のアドレスデータA01〜A11により自己と認識した際に、
アドレスデータA01〜A11の次に出力される放送内容デー
タD01〜D06及び音量データD07〜D14を入力する。
メインステーション27がアドレスデータA01〜A11と放
送内容データD01〜D06と音量データD07〜D14を出力する
際にその出力する順番は放送内容データと音量データの
出力に先駆けてアドレスデータA01〜A11を出力する必要
はあるが、放送内容データD01〜D06と音量データD07〜D
14の出力に際しては、どちらが先に出力されてもよい。
ただし、放送内容データD01〜D06と音量データD07〜D14
の出力順番については、出力側であるメインステーショ
ン27と入力側である各音声再生装置1〜10及び24とで統
一する必要はある。
次に、具体的に9階の待客に対し、「まもなく到着し
ます。」という案内放送を音量レベル「5」で行う場合
について説明する。
メインステーション27は各音声再生装置1〜10及び24
に対してアドレスデータA09と放送内容データD01と音量
データD12を直列伝送路25を介して出力する。各音声再
生装置1〜10及び24はメインステーション27より送られ
てくるアドレスデータA09を同時に入力するが、9階に
設けられた音声再生装置9のみがアドレスデータA09が
自己を示すアドレスであると認識する。メインステーシ
ョン27より送られてきたアドレスデータA09は音声再生
装置9内のSCU39により入力される。SCU39がアドレスデ
ータA09を入力すると、CPU37はあらかじめプログラムメ
モリー(P−MEM)38に記憶されたプログラムに従っ
て、アドレスデータA09が自己を示すアドレスであるか
を判別し、自己であると認識した際には、アドレスデー
タA09の後に入力された放送案内データD01と音量データ
D12を並列データに変換する。音声合成ユニット40は並
列化された放送内容データD01と音量データD12を入力
し、放送内容データD01の示す放送内容「まもなく到着
します。」を音声データメモリー41より読み出す。放送
内容を読み出した音声合成ユニット40は放送内容「まも
なく到着します。」を音量データD12の示す音量レベル
「5」でスピーカ19により9階の待客に案内放送する。
以上により9階の待客に対する案内放送が完了する。ま
た、他の階あるいはかご23内への案内放送も上述と同様
に行なわれる。
放送内容及び音量レベルの決定はメインステーション
27内のCPU28により行なわれるが、放送内容はエレベー
タの運行状態に対応して決定され、音量レベルは時刻あ
るいはホールやかご内の騒音に応じて決定される。
したがって、夜間には音量レベルを下げる事ができ、
また騒音の低い場合には音量レベルを小さくでき、高い
場合には大きくすることができる。
また、メインステーション27と各音声再生装置1〜10
及び24との間での信号の伝送を直列伝送により行なわれ
るので、従来に比べて昇降路内の配線を減らすことがで
きる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、各階の待客あるいはかご内の乗客に
対し案内放送する際の音量レベルを各階床ごと及び時間
ごとに最適にすることができるとともに、エレベータ制
御装置と音声再生装置との配線を簡素化できるため、配
線コストの低減及び配線時間の短縮を可能とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるエレベータの放送装置の一実施の
構成図、第2図は第1図に示されるメインステーション
の構成図、第3図は第1図に示される音声再生装置の構
成図、第4図はアドレステーブルを示す表、第5図は放
送内容データを示す表、第6図は音量データを示す表、
第7図は送信信号の構成図、第8図は従来のエレベータ
の放送装置構成図である。 1〜10,24……音声再生装置 11〜20,26……スピーカ 25……直列伝送路 21……エレベータ制御装置 27……メインステーション

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各階床の待客あるいはかご内の乗客に対し
    案内放送を行う際に特定アドレスデータと放送内容デー
    タと音量データを出力するエレベータ制御手段と、 このエレベータ制御手段による前記特定アドレスデータ
    により自己と認識して次に出力される前記放送内容デー
    タ及び前記音量データを入力し、この放送内容データに
    基づく放送内容を前記音量データに基づく音量により待
    客あるいは乗客に案内放送を行う音声再生手段と、 前記エレベータ制御手段から各音声再生手段へ前記特定
    アドレスデータ、前記放送内容データ、前記音量データ
    を直列伝送する共通直列伝送手段とを有するエレベータ
    の放送装置。
  2. 【請求項2】特定アドレスデータが各音声再生手段にそ
    れぞれ対応したデータである特許請求の範囲第1項記載
    のエレベータの放送装置。
  3. 【請求項3】放送内容データ及び音量データが特定のコ
    ードにより表わされる特許請求の範囲第1項記載のエレ
    ベータの放送装置。
JP63319419A 1988-12-20 1988-12-20 エレベータの放送装置 Expired - Lifetime JP2554727B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63319419A JP2554727B2 (ja) 1988-12-20 1988-12-20 エレベータの放送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63319419A JP2554727B2 (ja) 1988-12-20 1988-12-20 エレベータの放送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02169480A JPH02169480A (ja) 1990-06-29
JP2554727B2 true JP2554727B2 (ja) 1996-11-13

Family

ID=18109983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63319419A Expired - Lifetime JP2554727B2 (ja) 1988-12-20 1988-12-20 エレベータの放送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2554727B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100356518B1 (ko) * 1999-06-22 2002-10-18 엘지 오티스 엘리베이터 유한회사 엘리베이터의 음성 제어 장치 및 방법
WO2006006204A1 (ja) * 2004-07-08 2006-01-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータの自動放送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02169480A (ja) 1990-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0748476B1 (en) A speech-actuated control system for use with a consumer product
JP2002104745A (ja) 音声制御される位置精通エレベータ及びこれに使用される制御配列並びに制御方法
JP2554727B2 (ja) エレベータの放送装置
JPH04326897A (ja) 車載用データ通信システム
JPH04326834A (ja) 車載用データ通信システム
JPS623076B2 (ja)
CN111977476A (zh) 一种电梯控制方法及系统
JPH04326898A (ja) 車載用データ通信システム
JP2557141B2 (ja) エレベーターの信号伝送装置
EP1560404A2 (en) Vehicle data transmission system
JPS61194943A (ja) エレベ−タの信号伝送装置
JPS6330268B2 (ja)
JP3190077B2 (ja) エレベータの音声合成装置
JPH04326900A (ja) 車載用データ通信システム
JP2939800B2 (ja) 自動配車システム
JPH07192443A (ja) 割込みソース切り換え方式
KR880002663B1 (ko) 음성고지용 도어장치
JPH0229589B2 (ja)
JPH0321113Y2 (ja)
JP2004118297A (ja) Avm移動局装置
JP4524016B2 (ja) 車載用電子装置
JPH04326899A (ja) 車載用データ通信システム
JP2003335468A (ja) エレベータの自動放送装置
JPH04160940A (ja) 車載用通信ネットワークにおけるデータ通信方法
JP2001125766A (ja) 車両に搭載される機器の制御装置および方法