JPH04160940A - 車載用通信ネットワークにおけるデータ通信方法 - Google Patents

車載用通信ネットワークにおけるデータ通信方法

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JPH04160940A
JPH04160940A JP28821290A JP28821290A JPH04160940A JP H04160940 A JPH04160940 A JP H04160940A JP 28821290 A JP28821290 A JP 28821290A JP 28821290 A JP28821290 A JP 28821290A JP H04160940 A JPH04160940 A JP H04160940A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車載用通信ネットワークにおけるデータ通信
方法に係り、特に車載用のAV(オーディオ拳ビジュア
ル)システムの接続ネットワークとして用いるのに好適
なデータ通信方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、車載用オーディオシステムは、単に音楽を聞くだ
けのシステムから視覚的な要素を含むシステムへと発展
しつつある。このように、オーディオのみならずビジュ
アルな機能をもったシステムはAVシステムとして知ら
れている。
車載用のAVシステムは、多種多様な要素によって構築
されている。例えば、オーディオ要素としては、カセッ
トテープデツキ、ラジオチューナ、CD(コンパクトデ
ィスク)プレーヤ等があり、ビジュアル要素としては、
TV (テレビジョン)チューナやナビゲーション装置
等が含まれている。
これらの各要素から出力されるオーディオ再生信号はア
ンプを介して車内に搭載されたスピーカから再生され、
画像再生信号は同様に車内に搭載されたデイスプレィ上
に映像出力される。今日、これらの各要素はディジタル
技術によって制御されており、その制御はマイクロコン
ピュータを用いたコントローラによって行われる。
上記各要素をシステマチックに動作させるためには、各
要素を統括的にコントロールする必要がある。そこで、
車載用AVシステムでは、上記各要素のコントローラを
バス方式のネットワークにより接続し、互の制御データ
を上記ネットワークを構成する通信バスを介して送受す
るようになっている。
従来のネットワークでは、各コントローラの制御をポー
リング方式で行なっている。ポーリング方式とは、各コ
ントローラのうちのいずれかに優先的地位を与えてその
コントローラをマスタとし、残る他のコントローラをス
レーブとして主従関係を定め、マスタがスレーブからデ
ータを収集する場合に常にマスタ側からスレーブ側にア
クセスする方式である。
この従来のポーリング方式によりマスタがスレーブに通
信データを送信しアクセスしたりスレーブ側からマスタ
にデータを返信する場合に、各コントローラの識別ある
l、Xは特定を行う必要がある。
そこで、各コントローラには当該コントローラを示すア
ドレスを割当てている。
従来のアドレスの割当て方式は、各コントローラに対し
それぞれ固有のアドレスを割当てている。
そして、制御データは各コントローラ固有のアドレスデ
ータにそのコントローラに対する指示データ(例えば、
起動命令二〇Nデータ)を付加した状態で生成される。
したがって、通信バス上に送受される通信データは、お
おむね接続要素の数だけ存在することになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の接続ネットワークにおける問題点は、通信バ
ス上に送受される通信データが多いこと、およびその複
雑さにある。すなわち、上述のように、例えばマスタ側
から発信される通信データのコマンド体系は各接続要素
に対応して予め各接続要素に対応して定められた固定的
なものであり、しかもその数が多い。したがって、仮に
新たな要素を付加してAVシステムの拡張を図ろうとし
た場合、その付加要素に対するコマンドをその分だけ増
加させなければならない。
本発明の目的は、通信データのコマンド体系の簡素化、
AVシステムの拡張性の向上、接続関係の自由度を向上
しつる車載用通信ネットワークにおけるデータ通信方法
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1図に本発明の原理説明図を示す。第1図に示すよう
に、通信BUS−Bには一つのマスタ装置Mおよび複数
のスレーブ装置S1〜Snが接続されてバス方式のネッ
トワークが形成されている。
マスタ装置Mおよび各スレーブ装置81〜Sユには当該
マスタ装置Mおよびスレーブ装置81〜S を示す物理
アドレスPA、−PA、がそれぞれ割当てられている。
さらに、マスタ装置Mおよび各スレーブ装置81〜SI
lには当該マスタ装置Mおよびスレーブ装置81〜Sf
lがもつ機能を示す論理アドレスLA、〜LAffが割
当てられている。マスタ装置Mとスレーブ装置S1ある
いはスレーブ装置S とスレーブ装置S2というように
各装置間で通信を行う場合のアドレスデータADRは物
理アドレスデータPAと論理アドレスデータLAとの組
合せで生成される。通信データDTはこのアドレスデー
タADRとデータDを含み各装置間で送受される。
〔作用〕
本発明によれば、マスタ装置Mおよびスレーブ装置81
〜Soのそれぞれに当該各装置を示す物理アドレスP 
A 1〜PA、を割当て、かつ、マスタ装置Mおよびス
レーブ装置81〜Snのそれぞれに当該各装置がもつ機
能を示す論理アドレスLAl−LA□を割当てる。物理
アドレスデータPA  −PA  と、論理アドレスデ
ータL A +〜1        n LAnとは互に分離独立したデータとする。各装置相互
間で通信を行う場合、各装置は送信先の装置の物理アド
レスPAと論理アドレスLAに対応させてその物理アド
レスデータPAと論理アドレスデータLAを組合せてア
ドレスデータADRを生成し、このアドレスデータAD
RにデータDを付加して通信データDTを生成し、送信
する。送信された通信データDTは通信BUS−Bを経
由して物理アドレスデータPAと論理アドレスデータL
Aで特定される送信先の装置に送られ、その装置は受信
した通信データDTのデータDの内容を実行する。
例えば、マスタ装置Mが2つの機能(例えば、チューナ
とテープデツキ)を有するような場合に、スレーブ装置
S1からマスタ装置Mの一方の機能(例えば、チューナ
)に対して何らかのコマンドを含む通信データDTを送
信する場合、通信データDTは、物理アドレスデータP
 A Mと論理アドレスデータLA、、からなるアドレ
スデータADRにデータDを付加した構成となる。また
、例えば、スレーブ装置S1からマスタ装置Mの他方の
機能(例えば、テープデツキ)に対して通信データDT
を送信する場合、通信データDTは物理アドレスデータ
PA  と論理アドレスデータL A M2からなるア
ドレスデータADRにデータDを付加した構成となる。
このように、一つのマスタ装置Mに異なる複数の機能が
付加されている場合であっても、物理アドレスデータP
Aは同じで論理アドレスデータLAのみ変更すればよい
ことになる。したがって、従来のように各装置のそれぞ
れに最初から固定した状態のアドレスを機能数分だけ設
定する必要がなくなり、通信データDTのコマンド体系
を簡素化することができる。また、新たな装置あるいは
機能が追加された場合でも物理アドレスPAと論理アド
レスLAあるいは論理アドレスLAのみを追加設定する
だけで当該追加装置あるいは追加機能を設けることが可
能となり、AVシステムの拡張性の向上、さらには装置
の接続の自由度を向上しうる。
〔実施例〕
次に、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する
AVシステムの電源系統 本発明は、好適な態様では、車載用のAVシステムに適
用される。第2図に示すように、AVシステム103は
ACCスイッチ102を介してカーバッテリ101から
電源供給を受ける。ACCスイッチ102は自動車のエ
ンジンキーに連動するスイッチであり、エンジンキーを
ACCスイッチ102のポジションに回動させることに
より、車内のアクセサリ−類に電源が供給されるように
なっている。したがって、一般に、AVシステム103
にはエンジンキーを回すたびに電源供給のON10 F
 Fが繰返されることになる。
AVシステムの構成例 第3図に、本発明が適用されるAVシステムの構成例を
示す。第3図の例では、オーディオ再生装置として、カ
セットテープ1から録音信号を再生するテープデツキ6
、アンテナ2で受信したラジオ電波を再生するFM等の
チューナ7、CD3から記録信号を再生するCDプレー
ヤ8およびマルチCD4の各CDから記録信号を再生す
るオートチェンジャ5を含むマルチCDプレーヤ9を備
えている。ビジュアル再生装置としては、アンテナ2で
受信したTV電波を再生するTVチューナ(チューナ7
に内蔵されているものとする。)、あるいは、CDプレ
ーヤ8がCD−ROMである場合にその記録静止画像を
CDプレーヤ8を介して画像出力するデイスプレィ12
などを含んでいる。CD−ROMを使う典型的な例は、
ナビゲーション装置である。外部コマンダ10は外部か
ら各種操作命令を入力するためのキーボードからなる。
入力装置13は外部コマンダ10に組込むこともできる
以上の各装置は自らの動作を制御するためのコントロー
ラを有しており、各コントローラは通信BUS14を介
して互に接続され、バス方式の制御ネットワークが形成
されている。このネットワークの構成は第4図に示され
ており、その詳細は後述する。
一方、オーディオ再生装置の再生信号はセレクタ15を
介して選択的にディジタルアンプ16に入力され、所定
量だけ増幅されたのちスピーカ17から放射される。デ
ィジタルアンプ16内に含まれるディジタル信号系の回
路も内蔵するコントローラによって制御され、このコン
トローラも通信BUS 14に接続されている。
AVシステムの制御ネットワーク 第4図に、AVシステムの制御ネットワークの例を示す
。ここで、説明の便宜のため、第3図において通信BU
S 14に接続されている各装置を一般的な表現として
「ユニット」と称することとする。第4図に示すように
、通信BUS14には各ユニットが並列的に接続されて
いる。各ユニットのうち、いずれか一つは当該ネットワ
ークを統括的に制御するために「マスタ」とされ、これ
をマスタユニット200で示す。他の残りのユニットは
すべて「スレーブ」であり、これらをスレーブユニット
200.〜200−.で示す。
マスタユニット200に内蔵されるマスタコントローラ
18は、通信インターフェイスIC25を介して通信B
US14に接続されている。
この例では、マスタコントローラ18はテープデツキ6
およびチューナ7のコントロールを兼用するようになっ
ている。スレーブユニット200゜〜200 に内蔵さ
れる各スレーブコントローラn 19〜24も同様に通信インターフェイスIC25〜3
1を介して通信BUS 14に接続されている。
第5図に、マスタユニット200とスレーブユニット2
00 との接続状態の具体例を示す。第一〇 5図に示すように、マスタユニット200とスレーブユ
ニット200 とは通信BUS 14により接続されて
いる。通信BUS14は2本の線からなるツイストペア
線が使用されている。通信BUS14を経由して送受さ
れる通信データDTはマスタユニット200およびスレ
ーブユニット200 の通信インターフェイスIC25
およびn 通信インターフェイスIC31により送受される。
通信インターフェイスIC25は、通信ドライバ/レシ
ーバ32と通信コントロールIC33に分離されており
、同様に通信インターフェイスIC31は通信ドライバ
/レシーバ35と通信コントロールIC36に分離され
ている。この点、従来では1つのIC内に一体で設けら
れていた。通信コントロールIC33はCMOSトラン
ジスタで形成され、通信ドライバ/レシーバ32は電流
駆動能力の高いバイポーラトランジスタで形成されてい
る。通信ドライバ/レシーバ35、通信コントロールI
C36についても同様である。
このように、通信インターフェイスI C25について
いえば、通信コントロールIC33と通信ドライバ/レ
シーバ32に分離することにより、通信BUS14の伝
送媒体の変更に対応することが可能となる。例えば、第
5図の例では、差動伝送のために通信BUS 14とし
てツイストペア線を用いているが、第6図に示すように
、通信BUS 14として光通信ケーブル40を用いる
場合、通信ドライバ/レシーバ32に代えて電/光変換
器38を用いることで他の構成を変えることなく対応す
ることができる。また、マスタユニット200において
発生する動作不良は通信BUS14から混入する外乱ノ
イズによるところが大きいのであり、何らかの原因で過
大信号が混入したとしても通信ドライバ/レシーバ32
のみの故障で済むことが多く、通信ドライバ/レシーバ
32のみを交換することにより現状復帰を簡単に行える
等、メンテナンス上有利となる。特に、車載用のAVシ
ステムの場合、自動車のエンジン系統から発生するノイ
ズの混入の機会が多いため、有効である。
また、ICの製造面からすれば、Bi−CMO8ICの
構成とするよりも、製造プロセスの異なるCMOSトラ
ンジスタとバイポーラトランジスタのICに分離した方
が製造が容易であり、コスト的にも有利となる。
なお、以上の説明は、通信インターフェイスIC25に
ついて説明したが、他のスレーブユニット200.〜2
00、の通信インターフェイスIC26〜31について
も同様に通信コントロールICと通信ドライバ/レシー
バに分離されている。
通信データDTの伝送フォーマット 次に、本発明で用いられる通信データDTの伝送フォー
マットについて説明する。
第7図に、通信データDTの転送フォーマットの例を示
す。第7図に示すように、通信データDTは、先頭から
マスタユニット200のアドレスを示すマスタアドレス
データMA、スレーブニット200−1〜200、のア
ドレスを示すスレーブアドレスSA、データDの電文長
を表わす電文長データN、データDの種類を表わす分類
データTPおよび転送内容を示すデータDからなる。
データDの構成は、通信データDTの内容、すなわち、
分類データTPによって異なり、大別して3種類のフォ
ーマット構成となる。第10図に示すように、第1のフ
ォーマットは接続確認のためのフォーマットであり、第
2のフォーマットはキーや表示データ等のフォーマット
であり、第3のフォーマットはチエツクサムC8の結果
を送出するフォーマットである。さらに、接続確認のた
めのフォーマットは通信データDTをスレーブユニツl
’200−+〜200−oからマスタユニット200に
転送する場合と、その逆の転送の場合とで異なっている
。なお、第10図において、キーや表示データのフォー
マットにおいて、データ構成のうちフィジカル・ステー
タス・データPS〜ロジカル・モード・データLMまで
は全て同しであるため、図示が省略されている。
分類データTPは、通信データDTの先頭に配置され、
分類データTPにつつくデータDの種類を表わすデータ
領域である。分類データTPは大分類データと小分類デ
ータとで構成される。大分類データは、第8図に示すよ
うに、データDの種類を表わす。ビット配分は、分類デ
ータTP全体か8ビツトである場合、上位4ビツトが割
当てられる。小分類データは、第9図に示すように、主
にデータDのフォーマットを識別するために用いられ、
下位4ビツトが割当てられる。
物理アドレスデータPAは、第11図、第12図に示す
ように、通信BUS 14上における各マスタユニット
200〜スレーブユニツト200−1〜200 の通信
インターフェイスIC25〜n 31を特定するための通信上のアドレスであり、当該マ
スタユニット200、スレーブユニット200、〜20
0−nを示すアドレスである。この物理アドレスデータ
PAのうち、マスタユニット200を特定する物理アド
レスデータPAは常に固定されている。物理アドレスデ
ータPAは基本的には1つのユニットには1つの物理ア
ドレスデータPAが割当てられる。第15図に、第4図
のユニット構成に対応付けて物理アドレスデータPAを
割当てた例を示す。なお、第15図において、マスタコ
ントローラ18〜24にも物理アドレスデータPAが設
定されているが、これは、マスタユニット200のよう
に、1つのコントローラマスタコントローラ18にテー
プデツキ6、チューナ7の2つの機能要素が接続される
場合を考慮したものである。1つのコントローラに1つ
の機能という組み合せでは、スレーブコントローラ19
〜24のように、物理アドレスデータPAと論理アドレ
スデータLAは同一アドレスとなる。
フィジカル・ステータス・データPSは、マスタユニッ
ト200、スレーブユニット200−、〜200 の当
該ユニットに関するステータス情報n であり、当該ユニットがもつ機能アドレス(すなわち、
後述する論理アドレスデータLA)の数を示すデータで
ある。
論理アドレスデータLAは、第13図に示スウに、マス
タユニット200、スレーブユニット200−1〜20
0゜の当該ユニットがもつ機能(すなわち、チューナ、
テープデツキのこと)を示すデータであり、各機能ごと
に割当てられる。
この論理アドレスデータLAの数は物理アドレスデータ
PAで定まるコントローラが受けもつ機能の数だけ、L
A 1LA2・・・というように付加されるので一定し
た数ではない。第14図に、第4図のユニット構成に対
応付けて論理アドレスデータLAを割当てた例を示す。
トーカ・アドレス・データTLは、通信デ・−タDTを
送信する送信元(話し手)のアドレスを示す。
リスナ・アドレスφデータLNは、通信データDTを受
信する送信先(聞き手)のアドレスを示す。
ロジカル・ステータス・データLSは、各論理アドレス
LAに対応した機能の状態を表す。
ロジカル・モード・データLMは、各論理アドレスに対
応した機能の動作状態(モード)を表わす。
チエツクサムデータC8は、データDの信頼性を向上さ
せるために、付加されたエラー検出用のデータである。
通信動作 以上説明したAVシステムにおいて、マスクユニット2
00とスレーブユニット200.〜200 との間で通
信データDTを通信する場合n の動作を以下に説明する。
第15図にその具体例を示す。第15図は、TV/FM
チューナを含むスレーブユニットとマスタユニットとの
間でスレーブユニット側から自己のAVシステムへの接
続確認のアクセスを行う場合の接続確認シーケンスの例
を示したものである。
このネットワークにおいては、従来のポーリング方式と
異なり、すべてスレーブユニット側からマスタユニット
へ自己のユニットの自己申告を行う。マスタユニットは
スレーブユニット側に対して積極的なアクセス動作は行
わない。
いま、第15図において、スレーブユニットが接続確認
依頼(自己申告)のため、通信データDT、を発行して
通信BUS 14を経由してマスタユニットに送信を行
う。このとき通信データDT1は自己の物理アドレスデ
ータPAを“123H” (Hは16進法のへキサ)、
相手先のマスタユニットの物理アドレスデータPAを“
100H”とし、自己のスレーブユニットがTVチュー
ナおよびFM/AMチューナを含む構成であることを論
理アドレスデータLA、=05、論理アドレスデータL
A2=07で示している(第13図参照)。この通信デ
ータDT、によりマスタユニット200はPA=123
HでLA  =05、LA2=07の機能をもつユニッ
トが通信BUS14に接続されたことを登録し、以後こ
のユニットはAVシステム構成メンバとして取扱うこと
になる。マスタユニットは、通信データD T +が送
信されたとき、当該通信データDT1を受信したことを
示すため、リターンデータRDT、をスレーブユニット
に返信する。次いで、新たに接続されたスレーブユニッ
トに対し、当該AVシステムの構成メンバを知らしめる
ため、システム接続情報D T 2をスレーブユニット
側に送信する。このシステム接続情報DT2を受信した
スレーブユニットは受信確認のため、リターンデータR
DT2をマスタユニット側に返信する。
次いで、所定時間経過後、スレーブユニットは再び接続
確認依頼(自己申告)の通信データDT1をマスタユニ
ット側に送信する。所定時間経過後に、再び接続確認依
頼の通信データDT、を送信するのは、車載用AVシス
テムの場合、その電源供給の0N10FFはACCスイ
ッチの0N10FFに依存するため、定期的に接続確認
を行う必要があるからである。
このように、通信データDTには必ず物理アドレスデー
タPAと論理アドレスデータLAが含まれており、しか
も物理アドレスデータPAと論理アドレスデータLAと
は互に独立したデータであるため、任意の組合せによっ
て任意の相手先に通信データDTを送信することができ
る。
上記動作例は、スレーブユニットとマスタユニットとの
間の通信の例について述べたが、他のスレーブユニット
同士においても同様に通信が可能である。
また、通信データDTのフォーマットならびに各ユニッ
トへのアドレスの割当てを上述したように物理アドレス
PAと論理アドレスLAとに分離して行ったことにより
、物理アドレスPAが不明であっても論理アドレスLA
が明確に設定されていれば、新たなユニットを接続する
ことが可能であり、当該新たなユニットと既接続のユニ
ットとの交信が可能である。
すなわち、第16図に示すように、通信BUS 14に
新たなスレーブユニット200 かm 接続されたとする。この場合、スレーブユニット200
 の物理アドレスデータPAが想定されてm いない物理アドレスデータPA=101であったとして
も、その機能が「表示機能」の場合には、すでにスレー
ブユニット200内に登録された同し機能が論理アドレ
スデータLA=01で存在するため、その論理アドレス
データLAに対してアクセスすることができるから、ス
レーブユニット200 の接続が可能である。このこと
は、AVm システムの拡張性の向上に資することとなる。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、従来のようにマスタ装置
と論理アドレスデータあるいはマスタ装置と論理アドレ
スデータを最初から固定した状態のアドレスデータを機
能数分だけ設定する必要がなくなり、通信データの体系
を簡素化することができる。また、新たな装置あるいは
機能か追加された場合でも物理アドレスデータと論理ア
ドレスデータあるいは論理アドレスデータのみを追加設
定するだけで当該追加装置あるいは追加機能を設けるこ
とが可能となりAVシステムの拡張性の向上さらには装
置の接続の自由度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図はAVシステムの電源系統図、 第3図はAVシステムの全体構成図、 第4図はAVシステムの制御ネットワークのブロック図
、 第5図はマスタユニットとスレーブユニットの接続状態
の具体例を示すブロック図、 第6図はマスタユニットとスレーブユニットの接続状態
の他の例を示すブロック図、 第7図は通信データの転送フォーマットを示す説明図、 第8図は分類データ(大分類)の内容を示す説明図、 第9図は分類データ(小分類)の内容を示す説明図、 第10図はデータ基本フォーマットを示す説明図、 第11図は物理アドレスの例を示す説明図、第12図は
物理アドレスの例を示す説明図、第13図は論理アドレ
スの例を示す説明図、第14図は物理アドレスおよび論
理アドレスの割当て例を示すブロック図、 第15図は通信動作の例を示す説明図、第16図は本実
施例の効果の説明図である。 ADR・・・アドレスデータ B・・・通信BUS C8・・・チエツクサムデータ D・・・データ DT・・・通信データ LASLAl〜LA、・・・論理アドレスデータM・・
・マスタ装置 PASPA、〜PAn・・・物理アドレスデータPS・
・・フィジカル・ステータス・データ5l−8o−・・
・スレーブ装置 TP・・・分類データ 101・・・カーバッテリ 102・・・ACCスイッチ 103・・・AVシステム 200・・・マスタユニット 200、〜200−.・・・スレーブユニットト・・カ
セットテープ 2・・・アンテナ 3・・・CD 4・・・マルチCD 5・・・オートチェンジャ 6・・・テープデツキ 7・・・チューナ 8・・・CDプレーヤ 9・・・マルチCDプレーヤ 10・・・外部コマンダ 11・・・ディスプレイ 12・・・デイスプレィ 13・・・入力装置 14・・・通信BUS 15・・・セレクタ 16.16A・・・ディジタルアンプ 17・・・スピーカ 18・・マスタコントローラ 19・・・スレーブコントローラ 20・・・スレーブコントローラ 21・・・スレーブコントローラ 22・・・スレーブコントローラ 23・・・スレーブコントローラ 24・・・スレーブコントローラ 25・・・通信インターフェイスIC 26・・・通信インターフェイスIC 27・・・通信インターフェイスIC 28・・・通信インターフェイスIC 29・・・通信インターフェイスIC 30・・・通信インターフェイスIC 31・・・通信インターフェイスIC 32・・・通信ドライバ/レシーバ 33・・・通信コントロールIC 34・・・被制御部 35・・・通信ドライバ/レシーバ 36・・・通信コントロールIC 37・・・被制御部 38・・・電/光変換器 39・・・電/光変換器 出願人代理人  石  川  泰  男AVシステムr
電導繁軛区 第2図 AVの霜11イ卸不ソトフーフの7°ロンノ長う第4区 第8図 〈1T゛雉f−づ7TPθ)[友]4牟3≧()1\・
ブ)−顛)第9図 テこり會項蚕(TP)  が仁りI(/:h)    
  テニタ〜(DN)tづh1ン2η−タCSノ ナークDの基本)−マント 第10図 牛W理7ドレスの91) 第1I図 才勿’Ju了ドレスのイタ1) 第12図 論理アドレスのイタ1 第13図 」Δ1イ言° 叡力作 第15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一つのマスタ装置および一つまたはそれ以上のスレーブ
    装置が同一通信バスに接続されてなるバス方式の車載用
    通信ネットワークにおけるデータ通信方法であって、 前記マスタ装置およびスレーブ装置のそれぞれに当該装
    置を示す物理アドレスを割当て、かつ、前記マスタ装置
    およびスレーブ装置のそれぞれに当該各装置がもつ機能
    を示す論理アドレスを割当て、 前記物理アドレスと論理アドレスとを組合せてアドレス
    データを生成し、 前記生成されたアドレスデータを含む通信データを前記
    通信バス上に送出することにより、前記マスタ装置およ
    びスレーブ装置相互間でデータ通信を行うことを特徴と
    する車載用通信ネットワークにおけるデータ通信方法。
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