JPH0588206U - コンバインの操向装置 - Google Patents

コンバインの操向装置

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JPH0588206U
JPH0588206U JP3577292U JP3577292U JPH0588206U JP H0588206 U JPH0588206 U JP H0588206U JP 3577292 U JP3577292 U JP 3577292U JP 3577292 U JP3577292 U JP 3577292U JP H0588206 U JPH0588206 U JP H0588206U
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JP
Japan
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ridge
sensor
ridges
distance
machine
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Application number
JP3577292U
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English (en)
Inventor
瀬 直 樹 藤
倉 勲 乙
藤 忠 義 佐
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Publication date
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Publication of JPH0588206U publication Critical patent/JPH0588206U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】刈取部に設ける最外側の分草板34先端部の機
外側に走行位置検出用センサ42を設け、前記分草板3
4機外側の被検出物27との間隔を前記センサ42によ
って検出する。 【効果】コンクリート畦27に沿って走行させる畦際刈
取り作業において前記センサ42によって畦27との間
隔を検出するから、例えば株間検出による自動操向機構
などを利用して畦に対する機体間隔を所定以上に維持で
き、分草板34が畦に接触して損傷するのを容易に防止
でき、収穫作業能率の向上並びに畦際での操向操作の簡
略化などを容易に図ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は刈取部で刈取った穀稈を脱穀部で脱粒するコンバインの操向装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来、圃場の周囲にコンクリート製畦を形成し、該畦によって圃場内外を仕切 って水田を形成していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記水田で刈取作業を行う場合、株間に合せてコンバインを自動操向させてい たが、畦際での刈取り時、畦に対する機体間隔が変化し、機外側の分草板を前記 畦に当接させて損傷させ易い等の作業上の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
然るに、本考案は、刈取部に設ける最外側の分草板先端部の機外側に走行位置 検出用センサを設け、前記分草板機外側の非検出物との間隔を前記センサによっ て検出するように構成したもので、コンクリート畦に沿って走行させる畦際刈取 り作業において前記センサによって畦との間隔を検出するから、例えば株間検出 による自動操向機構などを利用して畦に対する機体間隔を所定以上に維持し得、 分草板が畦に接触して損傷するのを容易に防止し得、収穫作業能率の向上並びに 畦際での操向操作の簡略化などを容易に図り得るものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。図1は分草板部の平面説明 図、図2はコンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図中(1)は走行 クローラ(2)を装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム( 1)上に架設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴(6 )及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、(8)は刈刃及び穀稈搬送機構など を備える刈取部、(9)は排藁チェン(10)(11)終端を臨ませる排藁処理 部、(12)は運転席(13)及び運転操作部(14)を備える運転台、(15 )は機台(3)の右側後部に配備してエンジン(16)を内設するエンジン部、 (17)は前記エンジン部(15)前方に配設して脱穀部(4)からの穀粒を揚 穀筒(18)を介し溜める穀粒タンク、(19)は前記穀粒タンク(17)内の 穀粒を外側に取出す上部排出オーガであり、連続的に刈取り・脱穀作業を行うよ うに構成している。
【0006】 さらに、図4にも示す如く、未刈り稈を分草する左サイドデバイダ(20)を 刈取部(8)及び脱穀部(4)の左機外側に設けるもので、前記デバイダ(20 )の前後端を本機側に軸(21)(22)を介して水平方向に揺動自在に取付け 、伸縮させる長さ調節自在な支柱(23)によりデバイダ(20)中間を本機に 連結させると共に、支柱(23)先端のブラケット(24)に、前後に分割した デバイダ(20)を折曲げ自在にピン(25)(25)によって連結させ、支柱 (23)の伸縮によってデバイダ(20)を機体内外に出入させる一方、ブラケ ット(24)とデバイダ(20)の連結部にゴムブーツ(26)(26)を被せ 、未刈り稈が引掛るのをゴムブーツ(26)によって防ぎ、またゴムブーツ(2 6)の弾性可撓力によりデバイダの出入及び張設姿勢維持を容易にしている。
【0007】 さらに、図5、図6、図7に示す如く、コンクリート製畦(27)によって圃 場を区切り、一区画が大面積(例えば縦150メートル、横100メートル)の 水田(28)を形成し、農道(29)及び用水路(30)を水田(28)に隣接 させると共に、作付け品種または他の所有者との境界(31)を示す杭(32) (32)を水田(28)に設け、杭(32)によって形成する境界(31)によ りうるう米及びもち米などの作付け品種または所有者の持分毎に水田(28)を 区切るもので、図2に示すコンバイン(33)を杭(32)の境界(31)で区 切った水田(28)内に走行移動させて収穫作業を行うもので、コンバイン(3 3)の刈取部(8)は、分草板(34)…を介し取入れられる未刈り穀稈(A) (B)(C)(D)(E)を起立させる引起しタイン(35)を有する5条用引 起しケース(36)…と、穀稈(A)〜(E)株元側を切断する刈刃(37)な どを備え、左右走行クローラ(2)(2)の走行に必要な左右幅よりも大きな5 条分の穀稈(A)〜(E)を一行程で刈取って脱穀するように構成している。
【0008】 また、刈取部(8)に取入れる穀稈(A)(E)条を検出する左右操向センサ (38)(39)を左右刈取フレーム(40)(40)に取付けると共に、刈幅 内の穀稈(A)〜(E)条に隣接する左右の未刈り穀稈(F)(G)の株元また は前記コンクリート製畦(27)などに接触させてコンバイン(33)の走行位 置を検出するセンサである左右警報センサ(41)(42)を備え、刈取部(8 )の左右最外側の左右分草板(34)(34)先端部の機外側に前記センサ(4 1)(42)を設け、前記分草板(34)機外側の刈幅外の穀稈(F)(G)ま たは畦(27)などの非検出物との間隔を前記センサ(41)(42)によって 検出するように構成している。
【0009】 さらに、図8に示す如く、マイクロコンピュータで構成する操向制御回路(4 3)を備え、前記各センサ(38)(39)(41)(42)を前記回路(43 )に入力接続させ、また左右走行クローラ(2)(2)を操舵作動させるサイド クラッチなどの操向機構(44)を設け、操向センサ(38)(39)出力によ り操向機構(44)を自動的に作動させ、自動操向により穀稈(A)〜(E)条 の刈取り走行を行わせると共に、図1に示す右分草板(34)と畦(27)との 基準間隔(L)を初期設定する畦間隔設定器(45)を設け、右警報センサ(4 2)によって大小間隔(L1)(L2)が検出されたとき、該センサ(42)と 設定器(45)の出力により操向機構(44)を自動的に作動させ、自動操向に より畦(27)と右分草板(34)との間を基準間隔(L)に保って走行させる ように構成している。
【0010】 また、ブザー(46)と、走行クローラ(2)を停止させる走行クラッチなど の走行停止機構(47)を設け、図6のように境界(31)に沿って走行する中 割作業時、警報センサ(41)(42)により刈幅外の穀稈(F)(G)を検出 したとき、ブザー(46)を鳴らして知らせると共に、刈幅外の穀稈(F)(G )よりさらに外側に移動することが検出されたとき、走行停止機構(47)を自 動的に作動させて走行クローラ(2)を停止させ、刈取作業を中止させるもので 、操向センサ(38)(39)による操向機構(44)の自動操向制御、並びに 右警報センサ(42)と畦間隔設定器(45)による操向機構(44)の畦際操 向制御、並びに左右警報センサ(41)(42)によるブザー(46)及び走行 停止機構(47)の境界警報制御を選択的に行わせるモードスイッチ(48)を 設け、前記自動操向制御により通常の刈取作業を行い、前記畦際操向制御により 畦(27)に沿って移動する畦際刈取作業を行い、前記自動操向制御と境界警報 制御により杭(32)で形成する境界(31)に沿って移動する境界刈取作業を 行うように構成している。なお、畦(27)に対して左分草板(34)を接近さ せて畦際刈取作業を行うとき、左警報センサ(41)と畦間隔設定器(45)の 出力により、畦(27)と左分草板(34)の間を基準間隔(L)に保って自動 的に走行させることは云うまでもない。
【0011】 本実施例は上記の如く構成しており、図9のフローチャートに示す如く、操向 制御回路(43)の自動オンにより、左右操向センサ(38)(39)の左オン または右オン出力によって左右に旋回され、刈幅内の穀稈(A)〜(E)を刈取 ると共に、モードスイッチ(48)操作により境界刈取を行うとき、左右警報セ ンサ(41)(42)の左オンまたは右オンによりブザー(46)を作動させて 知らせ、また蛇行状態になったときに走行停止機構(47)により走行クローラ (2)を停止させ、作業者の手動操向によって刈取進路を修正させる。さらに、 モードスイッチ(48)操作により畦(27)際刈取を行うとき、右警報センサ (42)と畦間隔設定器(45)による接近または離反出力に基づき、操向機構 (44)を自動的に作動させて畦(27)と右分草板(34)の間隔を所定の基 準間隔(L)に戻し、畦(27)に沿って走行させるものである。
【0012】
【考案の効果】 以上実施例から明らかなように本考案は、刈取部(8)に設ける最外側の分草 板(34)先端部の機外側に走行位置検出用センサ(42)を設け、前記分草板 (34)機外側の非検出物(27)との間隔を前記センサ(42)によって検出 するように構成したもので、コンクリート畦(27)に沿って走行させる畦際刈 取り作業において前記センサ(42)によって畦(27)との間隔を検出するか ら、例えば株間検出による自動操向機構(44)などを利用して畦に対する機体 間隔を所定以上に維持でき、分草板(34)が畦に接触して損傷するのを容易に 防止でき、収穫作業能率の向上並びに畦際での操向操作の簡略化などを容易に図 ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】分草板部の平面説明図。
【図2】コンバインの全体側面図。
【図3】同平面図。
【図4】サイドデバイダの斜視図。
【図5】圃場の説明図。
【図6】境界刈取の説明図。
【図7】畦際刈取の説明図。
【図8】自動操向制御回路図。
【図9】前図のフローチャート。
【符号の説明】
(8) 刈取部 (27) 畦(非接触物) (34) 分草板 (42) 警報センサ(走行位置検出用センサ)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刈取部に設ける最外側の分草板先端部の
    機外側に走行位置検出用センサを設け、前記分草板機外
    側の非検出物との間隔を前記センサによって検出するよ
    うに構成したことを特徴とするコンバインの操向装置。
JP3577292U 1992-04-28 1992-04-28 コンバインの操向装置 Pending JPH0588206U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019170361A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 ヤンマー株式会社 コンバイン

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5725506B2 (ja) * 1975-02-04 1982-05-29

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