JPH0587564B2 - - Google Patents

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JPH0587564B2
JPH0587564B2 JP1329248A JP32924889A JPH0587564B2 JP H0587564 B2 JPH0587564 B2 JP H0587564B2 JP 1329248 A JP1329248 A JP 1329248A JP 32924889 A JP32924889 A JP 32924889A JP H0587564 B2 JPH0587564 B2 JP H0587564B2
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JP
Japan
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coil
induction hardening
heating coil
pin
hardened
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Hyoshi Watanabe
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Fuji Electronics Industry Co Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は高周波焼入方法に関する。
<従来の技術> 以下、クランクシヤフトのピン部の焼入を行う
場合を例にとり図面を参照して従来の技術を説明
する。第6図および第7図は従来の高周波焼入方
法を説明するための図面であつて、第6図はクラ
ンクシヤフトの一部の正面説明図、第7図はクラ
ンクシヤフトのピンの断面説明図である。
クランクシヤフト20のピン21の表面21c
を焼入するには、クランクシヤフト20のジヤー
ナル22の断面の中心を通るクランクシヤフトの
回転軸25が水平になるようにクランクシヤフト
20を配設し、図示しないスペーサを介してピン
21の表面21cに接近して配設した開ループ型
の高周波焼入コイル10に、高周波電源100か
ら高周波電流を供給すると共に、クランクシヤフ
ト20を回転軸25の周りに、図示しない回転装
置によつて回転させ、所定時間ピン21を加熱
後、ピン21に焼入用の冷却液を噴射する。上記
の高周波焼入コイル10は、いわゆるΩ型のコイ
ルであつて、ピン21の加熱はピン21の周方向
の円筒面のみを加熱する。
この場合、ピン21は、回転軸25の周りを公
転しながら、1公転に対して1回の割合で自転す
る。そして、ピン21の断面の中心31は回転軸
25を中心とする円32を描く。また、高周波焼
入コイル10は図示しない公知のパンタグラフに
よつて支持されているので、ピン21の公転に応
じて上下左右に揺動する。
<発明が解決しようとする課題> しかし、上記の高周波焼入方法でピン21に硬
化層を形成した場合、クランクシヤフト20を回
転してピン21が最高となる位置(上死点であつ
てピン21の中心31がM点にきたとき)でのピ
ン21のトツプ側21aに形成された硬化層28
aの幅は、硬化層28aと対向する位置であるピ
ン21のボトム側21bに形成された硬化層28
bの幅より小さい。
即ち、Ω型コイルの性質上、ピン21のトツプ
側21aの両側にあるクランクシヤフト20の突
起部23の磁気抵抗に比べて、ピン21のボトム
側21bの両側にあるマス部24の磁気抵抗が小
さいので、高周波焼入コイル50がピン21のボ
トム側21b近辺にきたときには、高周波焼入コ
イル50が発生する磁力線の密度が大きくなる
が、高周波焼入コイル10がピン21のトツプ側
21a近辺にきたときには、磁力線の密度が小さ
くなる。ピン21を加熱する誘導電流の大きさ
は、磁束密度が大きいほど大であるので、ピン2
1のトツプ側21aに形成された硬化層28aの
幅が、ピン21のボトム側21bに形成された硬
化層28bの幅より小さくなる。
本発明は上記事情に鑑みて創案されたものであ
つて、クランクシヤフトのピンのように、ワーク
の円柱状の被焼入部の表面近辺のマスが不均一で
あるワークの前記表面にΩ型コイルを使用してほ
ぼ均一な幅を有する硬化層を形成することができ
る高周波焼入方法を提供することを目的としてい
る。
<課題を解決するための手段> 上記問題を解決するために本発明の高周波焼入
方法は、Ω型に形成された高周波焼入コイルを用
いてワークの円柱状の被焼入部を被焼入部の軸方
向からみて被焼入部の表面上の一点の周辺のワー
クのマスが最小となる一点を有するワークの前記
表面を焼入する高周波焼入方法であつて、 前記高周波焼入コイルは、ワークの円柱状の被
焼入部の表面に対向してほぼ半円形状に、或いは
半円より小さい円弧状に形成され前記表面に接近
且つ対向して配置される加熱コイルと、この加熱
コイルの両端部分に一端同士が接続され、他端同
士が互いに接近するように配設された1対の給電
コイルと、加熱コイルに設けた磁性体のコアとを
備え、前記1対の給電コイルの他端間に高周波電
圧が印加されるように構成されており、かつ、ワ
ークを前記軸の周りに回転しながら前記表面に接
近且つ対向するように前記高周波焼入コイルの加
熱コイルを配設し、被焼入部の1回転ごとに、前
記一点が加熱コイルの中央に来る手前のほぼ所定
の位置と加熱コイルの中央との間の区間、およ
び、加熱コイルの中央と前記一点が加熱コイルの
中央を通過してから後のほぼ所定の位置との間の
区間とを前記一点を通過する間だけ、高周波焼入
コイルに加える電力を、前記一点が前記両区間以
外の区間を通過するときに高周波焼入コイルに加
える電力よりも増加させるようにした。
<作用> ワークを被焼入部の軸の周りに回転せしめつつ
被焼入部の1回転ごとに、前記一点が加熱コイル
の中央に来る手前のほぼ所定の位置と加熱コイル
の中央との間の区間、および、加熱コイルの中央
と前記一点が加熱コイルの中央を通過してから後
のほぼ所定の位置との間の区間とを前記一点が通
過する間だけ、高周波焼入コイルに加える電力
を、前記一点が前記両区間以外の区間を通過する
ときに高周波焼入コイルに加える電力よりも増加
させる。
<実施例> 以下図面を参照し本発明の一実施例としてクラ
ンクシヤフトのピンの高周波焼入方法を説明す
る。第1図〜第5図はこの実施例を説明するため
の図面であつて、第1図はクランクシヤフトの正
面説明図、第2図はクランクシヤフトのピンの断
面説明図、第3図は高周波焼入コイルの斜視図
(但しコアを取り付けてない状態)、第4図は高周
波焼入コイルの一部透視正面図、第5図は第4図
のA−A線失示断面説明図である。なお、従来の
技術で説明したものと同時或いは類似のものには
同一の符号を付して説明する。
初めに高周波焼入コイル50の構造を詳細に説
明する。第1図と第2図に示す本実施例の高周波
焼入コイル50は、その詳細を第3図〜第5図に
示すように、加熱コイル54と、給電コイル51
(第1の給電コイル)、52(第2の給電コイル)、
53(第3の給電コイル)と、コア551(第1
のコア)、552(第2のコア)とを備えている。
即ち、第3図に示すように、高周波焼入コイル
50は、ピン21の表面21cに対向し表面21
cに接近して配置される加熱コイル54と、一端
511が加熱コイル54の一端541に接続され
た給電コイル51と、一端521が加熱コイル5
4の他端542に接続された給電コイル52と、
一端531が給電コイル52の他端522に接続
された給電コイル53と、更に、第4図および第
5図に示すように、加熱コイル54のピン21の
表面21cに対向した面543を除いた面、即ち
面543に対向した背面548および1対の側面
547,547を覆うように形成されて加熱コイ
ル54に装着されたコア551とコア552とを
有している。なお、加熱コイル54の前記面54
3には断面が長方形状の溝544を設けて、ピン
21の表面21cに形成される硬化層の深さがほ
ぼ均一になるようにしている。加熱コイル54、
給電コイル51,52,53は中空の良導電金属
製である。また、コア551,552は断面がほ
ぼコ字状の積層鋼板製であるが、フエライト系の
コアとしても良い。
加熱コイル54の1対の側西547,547上
でコア551とコア552の間に、1対の凹部5
45,545が形成されている。但し、1対にこ
だわるものではなく、片側だけでもよい。これら
凹部545,545には1対のほぼ台形状のスペ
ーサ61,61のほぼ上部が配設される。これら
スペーサ61は、加熱コイル54とピン21の表
面21c間の距離を安定して一定に保つために設
けられるものであつて、非誘導性、非金属性の炭
化珪素等で作られている。
給電コイル51をほぼE字状に、給電コイル5
2をほぼ逆S字状に、また、給電コイル53をほ
ぼく字状に形成することによつて、給電コイル5
1,52,53は、スペーサ61のほぼ下部を収
容するためのスペース57を形成している。
加熱コイル54は表面21cに対向するように
ほぼ1/2〜1/4円弧状に形成されている(要求され
る硬化層の深さ等によつて適宜の値を選定するこ
とができる)。また、給電コイル51の他端51
2と給電コイル53の他端532とが接近するよ
うに給電コイル51と給電コイル53が形成され
配置されている。そして、給電コイル51の他端
512および他端512の近辺と、給電コイル5
3の他端532および他端532の近辺との間に
は、第4図に示すように、絶縁物56が設けられ
ている。加熱コイル54の中空部分546、給電
コイル51の中空部分513、給電コイル52の
図示しない中空部分および給電コイル53の図示
しない中空部分は、これらコイルの冷却液の通路
となつている。
コア551,552を加熱コイル54に装着す
るためのスペースを設けるために、給電コイル5
1は、その一端511の近辺において加熱コイル
54に向かつて折曲されており、また、給電コイ
ル52も、その一端521において加熱コイル5
4に向かつて折曲されている。なお、給電コイル
51の他端512および給電コイル53の他端5
32には、それぞれ、冷却液供給管83および8
4が設けられている。また、この他端512およ
び他端532は、それぞれ電源81および82を
介して高周波電源100に接続されている。更
に、給電コイル52の他端522と給電コイル5
3の一端531と共に共通する冷却液排出管85
が接続されている。
ピン21の表面21cと加熱コイル54間の距
離を安定して一定に保つために、スペーサ61に
加えて、1対の対向したスペーサ62が給電コイ
ル51の近辺に、また、スペーサ62に対向する
ように1対の対向したスペーサ63が給電コイル
52の近辺に設けられ、スペーサ62と63とで
ピン21を挟持している。なお、スペーサ62,
63は、それぞれを1対のスペーサとすることに
こだわるものではなく、それぞれを1個のスペー
サとすることもできる。また、高周波焼入コイル
50によつて加熱された表面21cに焼入用の冷
却液を噴射するための1対の冷却ジヤケツト7
1,72が、それぞれスペーサ62,63に接近
して設けられている。冷却ジヤケツト71,72
には、それぞれ冷却液供給管73,74が接続さ
れている。
高周波焼入コイル50によつて、小さい幅、例
えば約10mm程度の幅の硬化層を表面21cに形成
しようとする場合には、加熱コイル54の幅を例
えば10〜8mmとすれば良い。従つて、加熱コイル
54の中空部分546、給電コイル51の中空部
分513、給電コイル52の図示しない中空部分
および給電コイル53の図示しない中空部分は、
冷却液を流通させるのに十分な大きさとすること
ができる。
73は、ガラスラミネート製で対向するように
配置された1対の平板状の支持板であつて、これ
ら支持板73間に、冷却ジヤケツト71,72の
下部、高周波焼入コイル50およびスペーサ6
1,62,63が配置されている。そして、第4
図に示すように、スペーサ61,62,63、冷
却ジヤケツト71,72は、それぞれボルト61
1,621,631,721,722によつて支
持板73に取り付けられている。
なお、高周波焼入コイル50によつてピン21
の表面21cを加熱する場合には、高周波電源1
00から第4図の矢印Pで示すように高周波電流
が高周波焼入コイル50に通電され、また、高周
波焼入コイル50を冷却するために第4図の矢印
RとQで示すように冷却液が流通される。
次ぎに、上記高周波焼入コイル50を用いてク
ランクシヤフト20のピン21の表面21cを高
周波焼入する動作について説明する。
まず、前記した従来の高周波焼入方法と同様
に、クランクシヤフト20のジヤーナル22の断
面の中心を通るクランクシヤフトの回転軸25が
水平になるようにクランクシヤフト20を配設す
る。次いで、3個のスペーサ61,62,63を
介してピン21の表面21cから所定の距離を保
つようにピン21の表面21cに上方から接近し
て配設された高周波焼入コイル50に、高周波電
源100から高周波電流を供給すると共に、クラ
ンクシヤフト20を回転軸25の周りに、図示し
ない回転装置によつて回転させる。そして、高周
波焼入コイル50に所定時間、或いは、クランク
シヤフトが所定回数回転する間通電する。
この場合、第2図に示すように、ピン21は従
来の高周波焼入方法と同様に、回転軸25の周り
を矢印Mの方向に公転しながら、1公転に対して
1回の割合で矢印Nの方向に自転する。そして、
ピン21の断面の中心31は回転軸25を中心と
する円32を描く。また、高周波焼入コイル50
は図示しない公知のパンタグラフによつて支持さ
れているので、ピン21の公転に応じて上下左右
に揺動する。
本実施例の特徴は、高周波焼入コイル50への
電力の加え方にある。即ち、クランクシヤフト2
0の1回転ごとに、ピン21の上死点(ピン21
の中心31がM点にきたときであつて、ピン21
が高周波焼入コイル50の中央にくる)の手前の
所定の位置(中心31がA点に来たとき)とピン
の上死点との区間(クランクシヤフト20の回転
速度にしてθ1の区間)、およびピンの上死点と上
死点後の所定の位置(中心31がB点に来たと
き)との区間(クランクシヤフト20の回転角度
にしてθ2のを間)とをピン21が通過する間だ
け、高周波焼入コイル50に加える電力を増加さ
せる。
即ち、ピン21の断面の中心31がA点に至つ
たときに電力を大きくし、B点に至つたとき電力
を元の大きさなるように小さくする。このように
電力を大きくしたり、小さくしたりするに際し、
電力の変化を断続的なステツプ状に変化させて
も、或いは、連続的に変化させても、いずれの方
法でもよい。通常、θ1、θ2とも15゜〜90゜であり、
また、一般的にθ1=θ2としている。
高周波焼入コイル50に上記のような通電を行
うと、第1図に示すように、ピン21のトツプ側
21aに形成された硬化層29aの幅と、ピン2
1のボトム側21bに形成された硬化層29bの
幅とは、ほぼ等しくなる。
上記実施例は、クランクシヤフト20のピン2
1の表面21cを高周波焼入する場合について説
明したが、クランクシヤフト20のジヤーナル2
2の周辺のマスが不均一である場合にも、このジ
ヤーナル22の表面の高周波焼入に適用できる。
更に、本発明の高周波焼入方法は、クランクシ
ヤフトのピンやジヤーナルの焼入に限定されるこ
となく、ワークの円柱状の被焼入部をこの被焼入
部の軸方向からみて被焼入部の表面上の一点の周
辺のワークのマスが最小となる一点を有するワー
クの前記表面に、ほぼ均一な幅の硬化層を形成す
る場合に適用することができる。
<発明の効果> 以上説明したように本発明は、ワークの円柱状
の被焼入部の表面に対向してほぼ半円形状に、或
いは半円より小さい円弧状に形成され前記表面に
接近且つ対向して配置される加熱コイルと、この
加熱コイルの両端部分に一端同士が接続され、他
端同士が互いに接近するように配設された1対の
給電コイルと、加熱コイルに設けた磁性体のコア
とを備え、前記1対の給電コイルの他端間に高周
波電圧が印加される高周波焼入コイルを用いてワ
ークの円柱状の被焼入部の表面を高周波焼入する
に当たり、被焼入部の表面の周辺のワークのマス
が最小である表面近辺の加熱電力を他の部分に比
べて増加させているので、被焼入部の面の全周に
わたつて幅の均一な硬化層を形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を説明する
ための図面であつて、第1図はクランクシヤフト
の正面説明図、第2図はクランクシヤフトのピン
の断面説明図、第3図は高周波焼入コイルの斜視
図(但しコアを取り付けてない状態)、第4図は
高周波焼入コイルの一部透視正面図、第5図は第
4図のA−A線矢示断面説明図である。第6図お
よび第7図は従来の高周波焼入方法を説明するた
めの図面であつて、第6図はクランクシヤフトの
一部の正面説明図、第7図はクランクシヤフトの
ピンの断面説明図である。 20……クランクシヤフト、21……ピン、2
1c……表面、22……ジャーナル、23……突
起部、24……マス部、25……回転軸、29
a,29b……硬化層、31……中心31,5
1,52,53……給電コイル、54……加熱コ
イル、57……スペース、61,62,63……
スペーサ、100……高周波電源、511,52
1,531,541……一端、521,522,
532,542……他端、551,552……コ
ア、545……凹部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 Ω型に形成された高周波焼入コイルを用いて
    ワークの円柱状の被焼入部を被焼入部の軸方向か
    らみて被焼入部の表面上の一点の周辺のワークの
    マスが最小となる一点を有するワークの前記表面
    を焼入する高周波焼入方法であつて、 前記高周波焼入コイルは、ワークの円柱状の被
    焼入部の表面に対向してほぼ半円形状に、或いは
    半円より小さい円弧状に形成され前記表面に接近
    且つ対向して配置される加熱コイルと、この加熱
    コイルの両端部分に一端同士が接続され、他端同
    士が互いに接近するように配設された1対の給電
    コイルと、加熱コイルに設けた磁性体のコアとを
    備え、前記1対の給電コイルの他端間に高周波電
    圧が印加されるように構成されており、かつ、ワ
    ークを前記軸の周りに回転しながら前記表面に接
    近且つ対向するように前記高周波焼入コイルの加
    熱コイルを配設し、被焼入部の1回転ごとに、前
    記一点が加熱コイルの中央に来る手前のほぼ所定
    の位置と加熱コイルの中央との間の区間、およ
    び、加熱コイルの中央と前記一点が加熱コイルの
    中央を通過してから後のほぼ所定の位置との間の
    区間とを前記一点を通過する間だけ、高周波焼入
    コイルに加える電力を、前記一点が前記両区間以
    外の区間を通過するときに高周波焼入コイルに加
    える電力よりも増加させるようにしたことを特徴
    とする高周波焼入方法。
JP1329248A 1989-12-18 1989-12-18 高周波焼入方法 Granted JPH03188220A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01176039A (ja) * 1987-12-29 1989-07-12 Fuji Denshi Kogyo Kk クランクシャフトの高周波表面焼入法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01176039A (ja) * 1987-12-29 1989-07-12 Fuji Denshi Kogyo Kk クランクシャフトの高周波表面焼入法

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