JPH02197517A - 高周波焼き入れ装置 - Google Patents

高周波焼き入れ装置

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JPH02197517A
JPH02197517A JP1015850A JP1585089A JPH02197517A JP H02197517 A JPH02197517 A JP H02197517A JP 1015850 A JP1015850 A JP 1015850A JP 1585089 A JP1585089 A JP 1585089A JP H02197517 A JPH02197517 A JP H02197517A
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JP
Japan
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coil
hardened
induction
cam
coils
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JP1015850A
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Yoshiro Suzuki
芳郎 鈴木
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は高周波焼き入れ装置に関し、さらに詳しくは、
近接する回転体の表面を焼き入れ処理するための装置の
構造に関する。
(従来の技術) 周知のように、鋼材の表面に焼き入れを行なう手段の一
つとである高周波焼き入れ装置にあっては、第7図示の
ように、カムシャフト等の回転可能な材料Aの表面を囲
繞する状態で近接するコイルBを配置し、このコイルに
高周波電流を流すことで材料表面に励磁電流、所謂、渦
電流を誘起し、この励磁電流に対する抵抗損により生じ
るジュール熱を用いて材料表面を加熱するようになって
いる。
そして、上述したコイルBは、例えば、第7図に示すよ
うに、焼き入れ材料であるカムシャフトのうちの2個の
カム部表面を同時に焼き入れできるようにされる場合が
あり、このため、コイルBは、カムの回転を許容できる
近傍においてその表面の略半周を囲繞できるように、そ
の形状を彎曲設定されて平行させたヘアピン型のものが
用いられるようになっている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述したコイルを備えた高周波焼き入れ装置
にあっては、焼き入れされるカム部が近接しているよう
な場合、換言すれば、磁界源が2個近接しているような
場合、そのコイルの周囲に形成される磁界の方向が逆方
向であることに起因して、カム部の対向面側で反発し、
カム部の厚さ方向における外側だけに励磁電流を生起す
る現象が起こり、結果として、カム部の厚さ方向におけ
る対向面側と反対側の外側だけという偏寄した状態での
焼き入れが行なわれてしまう虞れがある。
このような現象は、例えば、上述したように、回転可能
なカムシャフト等のように、偏心部材の回転を許容する
ために焼き入れ面とコイルとの間隔、所謂、隙間を大き
くしたような場合に顕著になる。
そこで、上述したように、焼き入れ面とコイルとの間の
隙間を必要とする場合における不具合を防ぐために、コ
イル同士の間隔を狭めるようにすることも考えられるが
、このような方法であると、対向するコイルを流れる電
流が逆方向であることから、コイルの対向面側での磁場
が打ち消され易く、これにより、カム部の対向面側への
焼き入れが行なえない虞れが新たに生じる。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の高周波焼き入
れにおける問題に鑑み、焼き入れすべき箇所が近接して
いても、その焼き入れ面会域にわたって均一な加熱状態
が得られる高周波焼き入れ装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、本発明は1回転する焼き入れ
箇所が近接する材料の表面近傍に配置されるコイルを僅
えた高周波焼き入れ装置において、上記コイルにおける
対向面において、その面の長さ方向における半分の領域
の交互位置に、焼き入れすべき材料の表面に向け突出す
る片部を固定することを提案するものである。
(作 用) 本発明によれば、コイル間での間隔を離した状態、換言
すれば、焼き入れ面における対向面側から外れる位置に
コイルが配置されていても、そのコイルにおける通電面
を、各焼き入れ面の対向面側に位置させることができる
(実 施 例) 以下、第1図乃至第6図において本発明実施例の詳細を
説明する。
第1図は本発明実施例による高周波焼き入れ装置のコイ
ルの全体構成を示す斜視図である。
すなわち、第1図において焼き入れされる材料であるカ
ムシャフトIAの近傍には、第7図に示したと同様な形
状、つまり、ヘアピン形状に設定されたコイルIBが配
置されている。
上述したコイルIBは、カムシャフトIAのカム部IA
Iと対向できる囲繞部181の長手方向の長さにおいて
、その長さの略半分の領域で対向する面にカム部IAI
の対向面側の周面に向け突出する片部IB2が設けられ
ている。
すなわち、この片部IB2は1例えば、良導電体の銅板
で形成され、コイルIBにおける対向面で、交互位置に
接合させて配置されている。
つまり、上述した片部IB2は、第2図、第3図および
第4図に示すように、それぞれ対向する面にではなく、
対向する面の一方側にそれぞれ固定されている。
従って、上述した片部IB2は、コイル同士の間隔を狭
くしない状態で、コイルIBにおける焼き入れ箇所に対
して磁力を及ぼすための電流の印加範囲を一方及び他方
のカム部における対向面側にまで拡大したと同じ効果を
得られるようになっている。
このため、コイル1Bは、お互い同士の間隔を狭めるこ
となく、換言すれば、磁力を打ち消す作用が生じない程
度の間隔を設定され、そして、この間隔において、カム
部IAにおける対向面側の局面に対しても、磁場の発生
を行なえるようになっている。
本実施例は以上のような構造であるから、コイルIBの
ヘアピン型囲繞部181をカムシャフトIAのカム部I
AIに対向させて配置する。
そして、このコイルIBに対して高周波電流を流すと、
コイルIBの周囲に磁場が発生し、これによりカム部I
AIの表面に励磁電流を発生させる。
このとき、コイルIBに流れる電流は、片部IB2に流
れ、これにより、片部182の周囲にm場が発生して、
この片部IB2に対向しているカム部IAの互いに対向
する側の周面部に対して磁力線が透過し、これにより、
カム部IA側の該当箇所にも励磁81電流が発生して発
熱を起こす。
従って、カム部IAIが1回転する間の半回転時には、
回転途中の一時的な状態を示す第5図において、符号α
で示すように、上述した片部182を介しての励磁電流
の発生が行なわれることにより、カム部IAIにおける
対向面側周面の加熱が行なわれることになる。
一方、上述した片部IB2に対向しないカム部IAIに
あっては、第5図と同様にカムシャフトLAの回転途中
の一時的な状態を示す第6図に示すように、磁力線の反
発作用によるコイルIBからカム部IAIの表面片側に
誘起される励磁電流により、カム部IAIにおける厚さ
方向での外側に相当する箇所の周面が加熱される。
従って、この場合には、今まで片部IB2に対向してい
たカム部IAIが、1回転中の残りの半回転を行なうと
、その時点で、第6図中、符号βで示すように、カム部
1^1の厚さ方向での対向面側と反対側の外側周面が加
熱されることになり、最終的にカム部IAIが1回転以
上の回転をした段階において、カム部IAIの厚さ方向
の全域周面が加熱されたことになる。
このような作用は近接するカム部IAIの両者において
実行され、共に、1回転以上の回転後には、厚さ方向全
域にわたる周面の表面が焼き入れ加熱されることになる
本実施例によれば、コイル間での磁力の打消作用を解消
するためにその間隔を広くした場合においても、必要な
範囲での磁場範囲を形成することができる。
(発明の効果) 以上、実施例の説明からも明らかなように、本発明によ
れば、コイル間での間隔を広くした場合において、その
コイルでの通電範囲を片部によって拡大したので、その
片部による磁場形成範囲を拡大して、焼き入れ箇所の全
域にわたって励磁電流の発生を可能にすることができ、
これにより。
焼き入れ箇所全域での均一な焼き入れ加熱を行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例による高周波焼き入れ装置のコイ
ルの全体構成を示す斜視図、第2図は第1図に示したコ
イルの平面図、第3図および第4図は第2図中符号m−
m、rv−rvで示す方向の矢視断面図、第5図および
第6図は第1図に示したコイルによる作用を説明するた
めの模型図、第7図は従来の高周波焼き入れ装置におけ
るコイルと焼き入れ部材との関係を説明するための模型
図である。 IA・・・焼き入れ部材であるカムシャフト、IAI・
・・カム部、 IB・・・コイル、IBI・・・囲繞部
、1[32・・・片部。 第3図 14図 第5図 16図 14−H I4−H −目 )−目

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転する焼き入れ箇所が近接している材料の表面近傍に
    隣接して配置されるコイルを備えた高周波焼き入れ装置
    において、 上記コイルにおける対向面において、その面の長さ方向
    における半分の領域の交互位置に、焼き入れすべき材料
    の表面に向け突出する片部を固定したことを特徴とする
    高周波焼き入れ装置。
JP1015850A 1989-01-25 1989-01-25 高周波焼き入れ装置 Expired - Fee Related JPH0796683B2 (ja)

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