JPH0587395A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH0587395A
JPH0587395A JP25226791A JP25226791A JPH0587395A JP H0587395 A JPH0587395 A JP H0587395A JP 25226791 A JP25226791 A JP 25226791A JP 25226791 A JP25226791 A JP 25226791A JP H0587395 A JPH0587395 A JP H0587395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind direction
direction plate
air conditioner
initial position
plates
Prior art date
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Pending
Application number
JP25226791A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuro Ozawa
哲朗 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0587395A publication Critical patent/JPH0587395A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】初期位置設定手段により各風向板の初期位置を
所要位置に位置決めさせることができ、室内を効率的に
冷暖房できる空気調和機を提供することにある。 【構成】この発明に係る空気調和機は、本体ケーシング
10に吹出口12を形成し、この吹出口12に複数の風
向板16を左右方向に首振揺動自在に設けるとともに前
記風向板16を首振揺動させるグリル駆動装置20を設
けた空気調和機において、前記風向板16の動作範囲A
の両端にストッパ21a,21bを設ける一方、前記グ
リル駆動装置20に風向板16の初期位置を風向板16
の動作範囲A内で位置決めする初期位置設定手段36を
備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は室内の冷暖房・除湿等
の空気調和を行なう空気調和機に係り、特に吹出風を左
右方向に指向させる風向板の初期位置を位置決めする初
期位置設定手段を備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】室内を冷暖房・除湿する空気調和機には
本体ケーシングの前面上部に吸込口が、その下部に吹出
口が設けられており、吹出口から吹き出される冷却風あ
るいは温風等の吹出風により、室内の冷暖房を行なって
いる。
【0003】本体ケーシングの下部に形成される吹出口
側には、吹出風を左右方向に指向させる左右吹出グリル
と吹出風を上下方向に指向させる上下吹出グリルが設け
られ、これらの左右および上下吹出グリルをグリル駆動
装置で駆動させることにより、吹出口から吹出風が室内
全体に吹き出されるようになっている。
【0004】このうち、左右吹出グリルは、吹出口側に
複数枚の風向板を所要のピッチで列状に配列し、各風向
板をグリル駆動装置で左右方向に首振揺動させて吹出風
の吹出方向を左右方向に制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機にお
いては、左右吹出グリルの各風向板はグリル駆動装置で
左右方向に首振揺動自在に制御しているが、グリル駆動
装置は各風向板の初期化の機能を備えていないために、
各風向板の初期位置を設定することができず、ユーザが
取扱説明書(マニュアル)に従って左右吹出グリルの各
風向板の初期位置を手動操作にて設定している。
【0006】しかし、従来の空気調和機では、左右吹出
グリルの各風向板をマニュアル通りに設定しないと、本
体ケーシングに内蔵されたマイコン(CPU)が各風向
板の左右位置を正確に把握することができず、各風向板
の制御を正確に行なうことが困難であった。
【0007】また、ユーザが各風向板の設定位置を手動
にて変更した場合にも、CPU等のマイコンが各風向板
の左右位置を正確に把握することが困難である。
【0008】各風向板の初期位置を正確に把握できない
と、グリル駆動装置を作動させて各風向板を首振揺動さ
せても、各風向板の作動制御が正常に行なわれず、各風
向板が偏った首振りとなり、室内を効率的に冷暖房する
上で問題があった。
【0009】この発明は上述した事情を考慮してなされ
たもので、初期位置設定手段により各風向板の初期位置
を自動的に位置決めさせることができ、室内を効率的に
冷暖房できる空気調和機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機は、上述した課題を解決するために、本体ケーシング
に吹出口を形成し、この吹出口に複数の風向板を左右方
向に首振揺動自在に設けるとともに前記風向板を首振揺
動させるグリル駆動装置を設けた空気調和機において、
前記風向板の動作範囲の両端にストッパを設ける一方、
前記グリル駆動装置に風向板の初期位置を風向板の動作
範囲内で位置決めする初期位置設定手段を備えたもので
ある。
【0011】
【作用】この空気調和機はグリル駆動装置に備えられる
初期位置設定手段により、各風向板の初期位置を風向板
動作範囲の所定位置に自動的に設定し、この初期位置に
各風向板を位置決めすることができるので、各風向板の
作動制御を安定的かつ正常に行なうことができ、室内を
効率的に冷暖房することができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明に係る空気調和機の一実施例
について添付図面を参照して説明する。
【0013】図1はこの発明に係る空気調和機の前面下
部を示す部分図である。空気調和機は室内側熱交換器お
よび室内ファン(共に図示せず)を内部に収容した本体
ケーシング10を有する。本体ケーシング10の前面に
は上部に吸込口11が、下部に水平方向に延びる横長の
吹出口12がそれぞれ形成され、この吹出口12から冷
却風・温風等の吹出風が吹き出され、室内を冷暖房する
ようになっている。
【0014】本体ケーシング10の吹出口側には吹出風
を左右方向に調節する左右吹出グリル15と吹出風を上
下方向に調節する上下吹出グリル(図示せず)とが設け
られる。各吹出グリル15により吹出口12からの吹出
風は左右方向および上下方向に調節される。
【0015】また、左右吹出グリル15は吹出口12の
長手方向に沿って矩形プレート状の風向板(ルーバ)1
6が複数枚所要のピッチで列状に配列されており、各風
向板16は図1および図2に示すように基端側が支持ピ
ン17廻りに首振揺動自在に支持される。これらの各風
向板16は、図3に示すように、例えば3枚ずつ左右2
組L,Rに分かれ、各組の風向板L,Rは自由端側が連
結ロッド18で相互に連結される。
【0016】左右吹出グリル15の各組の風向板L,R
はグリル駆動装置20により支持ピン17廻りを左右方
向に首振運動され、各風向板16の動作範囲Aはストッ
パ21a,21bより規制される。ストッパ21a,2
1bは風向板(ルーバ)16の動作範囲Aの両側にそれ
ぞれ設けられる。
【0017】グリル駆動装置20は、駆動源として可逆
回転可能なステッピングモータ等の駆動(ルーバ)モー
タ23と、この駆動モータ23からの回転駆動力を往復
ストロークに変換して操作力として風向板16に伝達す
る操作力伝達機構24を有する。駆動モータ23はリモ
ートコントローラの操作により遠隔操作される。操作力
伝達機構24は例えばモータ出力軸に直結されたクラン
ク25とこのクランク25の長孔26にピン結合された
操作メンバとしての操作板27とを有する。クランク2
5の揺動は両側のストッパ28a,28bにより規制さ
れ、両ストッパ28a,28bによりクランク25の揺
動範囲θ1 が設定される。
【0018】また、操作力伝達機構24の操作板27は
細長い角棒状をなし、各風向板16に形成される挿通窓
30を貫いて延設される。操作板27には各組の風向板
16の少なくとも1枚に対応する位置にラック歯31が
形成され、このラック歯31に風向板16の挿通窓30
に形成された係合突起32が係合している。この係合に
より各風向板16は位置決めされる。ラック歯31と係
合突起32の形成位置は図1に示すものに限定されず、
操作板27の側方であっても、下方であってもよい。す
なわち、手動で風向板16を移動させたときは、ラック
歯31と係合突起32がずれて係合する。これに対し、
駆動モータ23による回動はラック歯31と係合突起3
2が係合したまま動作する。
【0019】また、上下吹出グリルは俯仰自在に設けら
れた風向板を有し、この風向板は図示しないグリル駆動
装置により作動制御され、俯仰操作されるようになって
いる。
【0020】ところで、この空気調和機は左右吹出グリ
ル15の各風向板16を首振揺動させるグリル駆動装置
20に、各風向板16の初期位置を設定する初期位置設
定手段35が設けられている。この初期位置設定手段3
5はステッピングモータ等の駆動モータ23と、この駆
動モータ23の作動を制御するCPU等の制御部36か
ら構成される。この制御部36は空気調和機全体の作動
制御を行なうマイコンで形成される。
【0021】次に、この空気調和機の左右吹出グリル1
5の各風向板16の初期位置を設定する動作を説明す
る。
【0022】左右吹出グリル15の各風向板16の初期
位置は、初期位置設定手段35により、図4に示すフロ
ーチャートにより設定される。
【0023】図示しないリモートコントローラ等により
制御部36を駆動させて各風向板(ルーバ)16のリセ
ット操作に入り、駆動モータ23としてのステッピング
モータを左右いずれか、例えば右側(図2において時計
方向)にクランク全揺動角度θ1 に相当する角度だけ回
転させる。この場合、クランク25や各風向板16の当
初の回動位置はわかっていないが、ステッピングモータ
を右側にθ1 の角度だけ回転させ終った時点では、クラ
ンク25はストッパ28bに当接し、クランク25のそ
れ以上の回動が規制される。
【0024】また、このときには、左右吹出グリル15
の風向板16は、右側のストッパ21bに当接し、それ
以上の回動が規制される。この場合において、各風向板
16が当初センター位置より右側に位置している場合、
最大揺動角度θ1 のクランク25の右側への回転によ
り、回転終了時には、風向板16の係合突起32は操作
板27のラック歯31に長手方向中央で噛合するように
なっている。
【0025】その後、ステッピングモータをクランク2
5の全揺動角度θ1分だけ初めとはは逆の左側(反時計
方向)に回動させる。この回動により、クランク25は
左側のストッパ28aに当接し、それ以上の回動が規制
される一方、操作板27が全揺動ストローク分だけ左側
に移動し、風向板16は左側のストッパ21aに当接す
る。このとき、各風向板16が当初のセンター位置より
左側に位置していた場合、この回転終了時には、風向板
16の係合突起32は操作板16のラック歯31の長手
方向中央で噛合することになる。
【0026】ステッピングモータを初めとは逆の左側に
全揺動角度θ1 分回動させた後、さらに、逆側(この場
合、右側)に全揺動角度θ1 の半分である角度θ2 (θ
2 =1/2・θ1 )分回転させる。この回転により、各
風向板16は操作板27により右側に移動せしめられ、
センター位置にセットされる。角度θ2 に代えて別の角
度を採用すれば、各風向板16をその動作範囲A内で任
意の所要位置に位置決めすることができる。その後、動
作範囲A内で風向板16を駆動モータ23により回動さ
せれば、ラック歯31と係合突起32は噛合位置を保持
したまま左右に回動する。
【0027】この空気調和機では、このようにしてグリ
ル駆動装置20に備えられた初期位置設定手段35によ
り左右吹出グリル15の各風向板16の初期位置を、風
向板16の動作範囲内でリセット操作により設定し、位
置決めすることができる。リセット操作は図4に示すフ
ローチャートに従って、空気調和機の電源投入時や左右
吹出グリルのスイング時等に自動的に行なわれる。
【0028】なお、この発明の一実施例の説明において
は、左右吹出ルーバの各風向板を左右2組に分けた例で
説明したが、各風向板を3組以上に分けても、また、各
風向板を1本の連結ロッドで接続し、複数組に分けなく
てもよい。各風向板を1本の連結ロッドで連結した場合
には、操作板の長さを短かくすることができる。
【0029】さらに、一実施例では操作力伝達機構のク
ランクを両側のストッパにより回動規制する例を示した
が、クランクの回動位置を常時検出し、記憶できるもの
であれば、両側ストッパは必ずしも必要としない。
【0030】
【発明の効果】以上に述べたようにこの発明に係る空気
調和機においては、グリル駆動装置により駆動される風
向板の動作範囲の両端にストッパを設ける一方、上記グ
リル駆動装置に風向板の初期位置をその動作範囲内で位
置決めする初期位置設定手段を備えたので、空気調和機
の運転に先立って各風向板の初期位置を所要位置に設定
し、各風向板の作動制御を安定的かつ正常に行なうこと
ができ、室内を効率的に冷暖房等の空気調和を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る空気調和機の一実施例を示す前
面下部の部分図。
【図2】この発明の空気調和機に組み込まれる左右吹出
グリルのグリル駆動装置を示す平面図。
【図3】この発明の空気調和機に組み込まれるグリル駆
動装置の作動原理を示すスケルトン図。
【図4】上記グリル駆動装置に組み込まれる初期位置設
定手段により、各風向板の初期位置を設定する手順を示
すフローチャート。
【符号の説明】
10 本体ケーシング 11 吸込口 12 吹出口 15 左右吹出グリル 16 風向板(ルーバ) 17 支持ピン 18 連結ロッド 20 グリル駆動装置 21a,21b ストッパ 23 駆動モータ(ステッピングモータ) 24 操作力伝達機構 25 クランク 27 操作板(操作メンバ) 30 挿通窓 31 ラック歯 32 係合突起 35 初期位置設定手段 36 制御部(マイコン)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケーシングに吹出口を形成し、この
    吹出口に複数の風向板を左右方向に首振揺動自在に設け
    るとともに前記風向板を首振揺動させるグリル駆動装置
    を設けた空気調和機において、前記風向板の動作範囲の
    両端にストッパを設ける一方、前記グリル駆動装置に風
    向板の初期位置を風向板の動作範囲内で位置決めする初
    期位置設定手段を備えたことを特徴とする空気調和機。
JP25226791A 1991-09-30 1991-09-30 空気調和機 Pending JPH0587395A (ja)

Priority Applications (1)

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JP25226791A JPH0587395A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 空気調和機

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JP25226791A JPH0587395A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 空気調和機

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JPH0587395A true JPH0587395A (ja) 1993-04-06

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ID=17234865

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JP25226791A Pending JPH0587395A (ja) 1991-09-30 1991-09-30 空気調和機

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JP (1) JPH0587395A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003329296A (ja) * 2002-05-13 2003-11-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の風向変更装置
JP2014091418A (ja) * 2012-11-02 2014-05-19 Daido Signal Co Ltd 踏切しゃ断機

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