JPH0422203Y2 - - Google Patents

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JPH0422203Y2
JPH0422203Y2 JP1987016047U JP1604787U JPH0422203Y2 JP H0422203 Y2 JPH0422203 Y2 JP H0422203Y2 JP 1987016047 U JP1987016047 U JP 1987016047U JP 1604787 U JP1604787 U JP 1604787U JP H0422203 Y2 JPH0422203 Y2 JP H0422203Y2
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air
blades
outlets
downward
blow
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、吸込口の周囲4方に、4つの吹出口
を備えた所謂4方吹出タイプの天井埋込形空気調
和機に関する。
(従来の技術) 従来、天井面に取付ける化粧パネルの下方中央
部に吸込口を備え、該吸込口の周囲を取り囲む4
方に、4つの吹出口を設けて、該吹出口に風向調
整羽根を介装し、吹出空気の風向を変更可能とし
たものは、例えば特開昭61−110821号公報等によ
り知られている。
(考案が解決しようとする問題点) 所で、前記4つの吹出口からの吹出空気の風向
を変更すべく、前記各風向調節羽根の羽根角度を
調節する場合に、これら各羽根を連動的に作動さ
せる連動機構を組込んで、手動操作もしくは、モ
ータ等による自動操作により、前記各羽根角度を
一律的に設定変更するのが一般的である。
又、暖房運転時、前記各吹出口から吹出す空気
(温度)を、広く室内全体に循環させて、室内の
温度分布を良好にし、床面まで過不足なく暖房す
るために、前記各羽根角度を下向きとして、その
温風を前記各吹出口から下向きに吹出すのが一般
的である。
しかして、4方吹出タイプの天井埋込形空気調
和機にあつては、化粧パネルの下方側において、
吸込口の周囲4方を吹出口が取囲んでしまうため
に、吹出口から吹出される温風が室内を大きく循
環しない内に、直ちに吸込口に戻されてしまうと
いう所謂シヨートサーキツトを引起こし易く、室
内全体を良好に暖房しない内に、吸込口等に介装
する温度検出器が設定温度に到達したものと誤検
出して運転を停止してしまう所謂サーモオフの状
態と、この運転停止によるシヨートサーキツトの
解除で再び運転を再開するサーモオンの状態とを
頻繁に繰り返し、実質的な運転時間が短くなると
共に、室内の温度分布が悪くなる問題が起こるの
である。
本考案の目的は、4つの吹出口から吹出す空気
の吹出方向のうち、少なくとも一つを水平方向側
とすることにより、吸込口に取込む空気の通路を
確保して、該吸込口へは、シヨートサーキツトに
よらず室内の十分に均質な空気を取込むように
し、暖房時における運転の発停回数を減少すると
共に、室内の温度分布を改善することのできる天
井埋込形空気調和機を提供する点にある。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は、中央部に備える吸込口10の
4方に、吹出口11〜14を備えた天井埋込形空
気調和機であつて、前記吹出口11〜14のう
ち、相対向する二つの吹出口11,12から吹出
す空気の吹出方向を下向きとし、これら吹出口1
1,12に隣接する他の吹出口13,14のう
ち、少なくとも一つの吹出口から吹出す空気の吹
出方向を、水平方向側としたことを特徴とするも
のである。
(作用) 4つの吹出口11〜14のうち、少なくとも一
つの吹出口からは水平方向側に向けて空気が吹出
されることにより、この水平方向に吹出される空
気の下方側には、吸込口10に至る吸込空気の通
路が確保されることとなり、該吸込口10へは、
シヨートサーキツトによらず、十分に室内に循環
した後の均質な温度の空気が取込まれることとな
つて、室内の温度を誤検出するといつた弊害が解
消できるのである。
(実施例) 第3図及び第4図に示す天井埋込形空気調和機
は、長方形状を呈する本体ケーシング1の下方側
に、天井面30に取付ける化粧パネル2を備え、
該化粧パネル2の中央部に、吸込口10を設ける
と共に、該吸込口10の周囲を取囲む4方に、4
つの吹出口11〜14を設けている。
前記ケーシング1の内部には、前記吸込口10
と対向状にフアン4,5を配設すると共に、該フ
アン4,5の周囲にU字形状を呈する熱交換器3
を配設して、前記吸込口10からの吸込空気を前
記熱交換器3で熱交換して、前記吹出口11〜1
4から吹出すようにしている。
尚、前記化粧パネル2の上面には、前記熱交換
器3で熱交換される空気の結露水を受止めるドレ
ンパン2aを形成しており、又、前記ケーシング
1の内部には、電源周りの各種電装品や運転制御
装置等を収納するコントロールボツクス6を内装
している。
しかして、以上のごとく構成する空気調和機に
おいて、前記吹出口11〜14のうち、長辺側に
おいて相対向する二つの吹出口11,12からの
吹出す空気の吹出方向を下向きとし、これら吹出
口11,12に隣接する短辺側の吹出口13,1
4から吹出す空気の吹出方向を、水平方向側とす
るのである。
具体的には、第1図及び第2図に示すように、
前記吹出口11〜14に、それぞれ、その吹出口
から吹出す空気の吹出方向を調節する風向調節羽
根21〜24を介装して、これら各羽根21〜2
4を、モータMと、次に詳述する連動機構7及び
反転機構8を介して、長辺側の吹出口11,12
に対応する羽根21,22(以下長羽根と云う)
の羽根角度を下向き側に変化させた場合、短辺側
の吹出口13,14に対応する羽根23,24
(以下短羽根と云う)の羽根角度が水平側に角度
変化するよう連動させるのである。
即ち、前記吹出口11〜14に対応した4辺
に、4本の支軸L1〜L4を配して、これら支軸
を、軸受B,Bを介してそれぞれ回動自在に支持
すると共にその軸端部に形成する自在継手Jを介
して3本の連結ロツド31〜33を互いに連結す
る一方、これら3本の連結ロツドの内の一つ32
から一体的に延設する第1揺動アーム71を、連
結ピンP1を介して連結リンク72に回動自在に
連結し、かつ、該連結リンク72を、前記モータ
Mの駆動軸Cに取付ける偏心リンク73に突設す
る偏心ピンP2に回動自在に枢着せしめて、前記
連動機構7を構成するのであり、この連動機構7
を介して、前記モータMの回転を、前記各支軸L
1〜L4に伝達し、その回動動作を互いに連動さ
せるのである。
そして、長辺側に配した支軸L1,L2に、前
記長羽根21,22を取付けて、これら二つの長
羽根21,22の角度を、下向き側から水平側に
至る所定範囲内において角度変更可能とするので
ある。
他方、短辺側の配した支軸L3,L4は、前記
反転機構8を介して前記短羽根23,24に連動
させるのであり、即ち、前記短羽根23,24を
支持する反転軸X3,X4から各々一体的に第2
揺動アーム81を延設して、その端部に摺動ピン
P3を突設すると共に、前記支軸L3,L4から
各々一体的に第3揺動アーム82を延設して、そ
の一側に前記摺動ピンP3の摺動を受入れる長孔
状の摺動孔Hを穿設せしめて、前記反転機構8と
成すのであり、この反転機構8を介して、前記支
軸L3,L4の回動動作を、前記反転軸X3,X
4に反転伝達し、前記短羽根23,24の角度
を、長羽根21,22の角度と可逆的に、水平側
から下向き側に至る所定範囲内において角度変更
可能とするのである。
又、前記各羽根21〜24の角度は、例えば、
最も水平側に向かつた時の角度を、水平面から下
方側に20°〜30°の向きとし、他方、最も下向き側
に向かつた時の角度を、同水平面から下方側に
60°〜70°の向きとするのである。
尚、前記各羽根21〜24の角度及びその角度
の変化幅は、かく羽根形状あるいは前記連動機構
7を構成する揺動アーム71やリンク72,73
等の長さにより、適宜変更可能である。
又、前記モータMには、例えば、リニアモータ
やステツピングモータ等を用いて、前記各羽根2
1〜24の角度を段階的に調節して、その吹出空
気の風向を数ステツプづつ変更するのである。
かくして、第2図イに示すように、前記モータ
Mを回転させた場合、前記偏心リンク73、連結
リンク72及び第1揺動アーム71を介して、前
記長羽根21,22は、同図中矢印で示すごとく
揺動させられて、その羽根角度を変更できるので
あつて、この時、前記長羽根21,22が例えば
同図中白抜き矢印のごとく水平側から下向き側に
向けて角度変化する場合には、同図ロに示すよう
に、反転機構8を構成する前記二つのアーム8
2,81を介して、前記短羽根23,24は、同
図白抜き矢印のごとく下向き側から水平側に向け
て角度変化することとなるのである。
即ち、第5図の図表に示すように、前記長羽根
21,22と、短羽根23,24とは可逆的に角
度変化するのであり、一方側の羽根21,22又
は23,24を下向き側に設定した場合、他方側
の羽根23,24又は21,22は、水平方向側
に設定されることとなるのである。
従つて、暖房運転時において、長羽根21,2
2の角度を下向きとして吹出口11,12から吹
出す温風の吹出し方向を下向きとした場合にも、
他方側の短羽根23,24は、水平方向側に向け
られるのであるから、第6図に示すように、短羽
根23,24を備える吹出口13,14から水平
方向に吹出される温風(同図中二点鎖線で示す範
囲)の下方側には、前記吸込口10に至る吸込空
気の通路(同図符号9で示す矢印)が確保される
のであり、前記吸込口10へは、シヨートサーキ
ツトによらず、十分に室内に循環した後の均質な
温度の空気が取込まれることとなり、前記吹出口
10等に介装する温度検出器等が誤動作して運転
を停止してしまうという弊害を防止できて、運転
の発停回数を減少できると共に、室内の温度分布
を改善できるのである。
尚、上記実施例では、4つの吹出口のうち長辺
側の二つの吹出口13,14を水平方向側に向け
るようにしたが、その内一つだけ(例えば13の
み)を水平側に向けるようにしてもよいのであ
る。この場合には、前記した反転機構8は、羽根
23に対してのみに設けて、羽根24は支軸L4
に直接支持させるのである。
又、上記実施例では相対向する二つの吹出口を
長辺側と短辺側と成してその長さを異ならしめた
が、本体ケーシング1や化粧パネル2等を方形状
と成し、4つの吹出口の長さを同じ長さにしても
よいのは勿論である。
更に、上記実施例では4つの羽根をモータMの
駆動で自動的に変更するようにしたが、手動操作
するようにしても勿論よいのである。
(考案の効果) 以上のように本考案では、中央部に備える吸込
口10の4方に備える4つの吹出口11〜14の
うち、相対向する二つの吹出口11,12から吹
出す空気の吹出方向を下向きとし、これら吹出口
11,12に隣接する他の吹出口13,14のう
ち、少なくとも一つの吹出口から吹出す空気の吹
出方向を、水平方向側としたことを特徴とするも
のであるから、水平方向に吹出す吹出口に対応す
る下方側から前記吸込口10に至る吸込空気の通
路が確保されることとなり、該吸込口10へは、
シヨートサーキツトによらず、十分に室内に循環
した後の均質な温度の空気が取込まれることとな
つて、室内の温度を誤検出するといつた弊害が解
消できるのである。
従つて、暖房運転時における運転の発停回数を
減少することができて、実質的な運転時間を確保
でき、しかも、室内の温度分布を改善することが
できて、快適性の向上を図れるに至つたのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案空気調和機の一実施例の要部平
面図、第2図イ及びロは同要部の拡大断面図、第
3図は同空気調和機の全体構造を説明する平面
図、第4図はその縦断面図、第5図及び第6図は
同作用を説明する説明図である。 10……吸込口、11〜14……吹出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部に備える吸込口10の4方に、吹出口1
    1〜14を備えた天井埋込形空気調和機であつ
    て、前記吹出口11〜14のうち、相対向する二
    つの吹出口11,12から吹出す空気の吹出方向
    を下向きとし、これら吹出口11,12に隣接す
    る他の吹出口13,14のうち、少なくとも一つ
    の吹出口から吹出す空気の吹出方向を、水平方向
    側としたことを特徴とする天井埋込形空気調和
    機。
JP1987016047U 1987-02-04 1987-02-04 Expired JPH0422203Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987016047U JPH0422203Y2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04

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JP1987016047U JPH0422203Y2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04

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JPS63123937U JPS63123937U (ja) 1988-08-12
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JPH0823434B2 (ja) * 1989-05-10 1996-03-06 ダイキン工業株式会社 空気調和機

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