JPS6210526A

JPS6210526A - 空気調和装置

Info

Publication number: JPS6210526A
Application number: JP60149625A
Authority: JP
Inventors: Terumasa Nagao; 長尾　照征; Yuji Kawamura; 裕司河村; Koichi Kashima; 加島　孝一
Original assignee: Diesel Kiki Co Ltd
Current assignee: Bosch Corp
Priority date: 1985-07-08
Filing date: 1985-07-08
Publication date: 1987-01-19
Also published as: US4696340A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、建物内に設置される空気調和装置に関する
ものである。

（従来例）従来、空気調和装置は、例えば実公昭４４−２９５０３
号公報にあるように、ケース内に熱交換器と送風機とを
有し、該送風機の回転により、車内の空気を下方の吸入
口から吸入し、熱交換器を通して温調し、しかる後に上
方の吹出口から吹出させていた。

即ち、ケース内における空気流路は一方向であり、その
ため、下方に吸入口が上方に吹出口が設けられた構成と
なっていた。

（発明が解決しようとする問題点）したがって、このような構成であると、取付姿勢はおの
ずと定まってしまっていた。したがって、縦置き構成の
ものを横置きにすることなどできず。

その場合には２種類を製造することしかなかった。

このため、この発明では、縦置きあるいは横置きに自由
度を有する空気調和装置を提供するととを目的とするも
のである。

（問題点を解決するための手段）この発明の要旨は、熱交換器を内側ケースで包み、その
内側ケースの一方に送風機を設け、この送風機の吹出口
を空気吹出吸入切換機構に接続すると共に、前記熱交換
器を配した内側ケース及び送風機を外側ケースで被って
前記内側ケースと該外側ケースとの間に空気吸入通路を
形成し、該空気吸入通路を前記空気吹出吸入切換機構に
接続したことにある。

（作用）したがって、空気吹出吸入切換機構を任意の位置に設け
ることができ、この結果、空気調和装置を必要により縦
置きあるいは横置きにでき、スペースに制約されず汎用
性を有するものとなる。

（実施例）以下、この発明の実施例を図面により説明する。

第１図乃至第３図において、１は暖房用熱交換器、２は
冷房用熱交換器で、内側ケース３内で該暖房用熱交換器
ｌが上方に、冷房用熱交換器２がその下方に配されてい
る。

暖房用熱交換器１は、温水が通され１通過する空気を加
熱する働きをしており、また冷房用熱交換器２は、°冷
房サイクルを構成するエバポレータで１通過する空気を
冷却する働きをしている。

内側ケース３は、その一方に下記する送風機１０の吸入
口１１に接続される孔４が、その他方に広い開口部５が
設けられ、下記する外側ケース１５に、その一部が固装
されている。この内側ケース３内は、面熱交換器１，２
を通過するように下方から上方へ流れるメイン流路６が
形成されていると共に、暖房用熱交換器１の側方が開口
され、バイパス流路７が構成されている。

このバイパス流路７には、その流路内を通る量を制御す
るエアミックスドア８が配され、該エアミックスドア８
の開度で冷風量と暖風量の比を適宜に決定して温度調節
を図っているものである。

なお、このエアミックスドア８は、モータアクチュエー
タ９によって適宜に動かされるものであり、図示しない
制御機器からの出力や、手動の温度コントロールレバー
にて動かされる。

送風機１０は、吸入口１１と吹出口１・、２とヲ有する
送風機ケース１３と、この送風機ケース１３の内部に配
されたファン（図示せず）と、このファンを回転させる
モータ１４とより成り、該送風機ｌＯのモータ１４が稼
動されると、孔４を介して内側ケース３の空気が吸引さ
れ、吹出口１２より吹出されるものである。この送風機
１０は、前記内側ケース３の上方に載置され固定されて
いる。

なお、送風機１０の吹出側は、下記する空気吹出吸入切
換機構２０に接続されている。

外側ケース１５は、前記した内側ケース３や、送風機１
０を包むようにして設けられた長方体状のもので、内側
ケース３とは、第１図、第３図に示すように、２面にお
いて接し、該内側ケース３を支持すると共に、その他の
２面では接してなく、その間に空気吸入通路１６が上下
方向に形成されている。この空気吸入通路１６は、該外
側ケース１５の下方で、開口している内側ケース３の開
口部５と連通しており、そのために、空気吸入通路１６
内の空気は、内側ケース３の開口部５から該内側ケース
３に流入される。

１７はフィルタで、内側ケース３の下端と、外側ケース
１５の下部で角までの間に設けられている６　１８は外
側ケース１５の内側下端に設けられた凝縮水を受けるド
レンパンである。

空気吹出吸入切換機構２０は、前記送風機１０の吹出口
１２と接続する接続口２１とこれに連通し且つ対向する
側に外部へ開口する２つの開口部２２．２３を有し、そ
れらが構成されたケース２４は、前記送風機ケース１３
と一体化されている。

開口部２２．２３は、長方形状で、上下２段に設けられ
、外側ケース１５に形成の孔１９に嵌挿している。

また、空気吹出吸入切換機構２０のケース２４には、前
記空気吸入通路１６と連通する孔２５゜２６が形成され
、該孔２５．２６を開閉するシャッタ２７．２８が、そ
の支軸２７ａ、２８ａを接続口２１側に設けて、該シャ
ッタ２７が二点鎖線の位置にある場合には、孔２５は閉
じられ、開口部２２は接続口２１と連通し、実線の位置
にある場合には、孔２５は開かれ、開口部２２は孔２５
と連通するようになる。シャッタ２８が二点Ｒ線の位置
にある場合には、孔２６は開かれ、開口部２３は孔２６
と連通し、実線の位置にある場合には、孔２６は閉じら
れ、開口部２３は接続口２１と連通ずるようになる。

このシャッタ２７と２８とは、レバー２９にて連動する
ように構成され、モータアクチュエータ３０にて動かさ
れる。したがって、この空気吹出吸入切換機構２０のシ
ャッタ２７．２８の切換によって送風機１０の吹出口１
２が上下どちらかの開口部２２か２３に切換接続され、
且つそれと同時に、開口部２２か２３とどちらかが孔２
５．２６に接続されるものであり、吹出及び吸入の位置
が適宜に変更されるものである。

上述の構成において、この発明の空気の吹出と吸入例を
第４図、第５図により説明する。

まず、暖房装置としての使用例は、第４図に示され、シ
ャッタ２７．２８は第１図実線のような位置にあり、暖
風は下側の開口部２３から吹出される。そして、吸入空
気は上方の開口部２３から吸込まれる。即ち、上方の開
口部２２から吸込まれた吸入空気は、孔２５を介して空
気吸入通路１６内に入り、内側ケース３に添って下方へ
流れ、そして下端に達すると、フィルタ１７を通り、開
口部５から冷房用熱交換器２（暖房時のため稼動してい
ない。）を通過する。そして、暖房用熱交換器２に至っ
て、該吸入空気は熱交換されて温風とされる。

そして、その温風は孔１４．吸入口１１を介して送風機
１０で吸引され、吹出口１２、開口部２３を介して室内
に吹出されるものである。なお、暖房時の温度調節は、
バイパス通路７に設けられたエアミックスドア８の関度
により行なわれる。

冷房装置としての使用例は、第５図に示され、シャッタ
２７．２８は第１図二点鎖線のような位置にあり、冷風
は上側の開口部２２から吹出される。そして、吸入空気
は、孔２６を介して空気吸入通路１６内に入り、内側ケ
ース３に添って下方へ流れ、そして下端に達すると、フ
ィルタ１７を通り、開口部５から冷房用熱交換器２で熱
交換され冷風とされる。そして、暖房用熱交換器１　（
冷房時であっても必要により稼動させる。）を通過して
、その冷風は孔４．吸入口１１を介して送風機１０で吸
引され、吹出口１２、開口部２２を介して室内に吹出さ
れるものである。

なお、冷房時の温度調節はバイパス通路７に設けられた
エアミックスドア８を動かし、暖房用熱交換器１を通過
する温風量を適宜得ることで行なわれる。

第６図において、この発明の他の実施例が示されている
。この例では横置き例が示されている。

これに伴ない空気吹出吸入口を前記実施例と異なる位置
に設けることで対応できるものである。その他の構成に
ついては同一であり、同一の番号を付して説明を省略す
るものであり、前記実施例と同一の作用効果を有するも
のである。

なお、上述した２つの実施例では、熱交換器を冷房用と
暖房用の２つを設けているが、ヒートポンプ方式にあっ
ては、当然ながら１つで良いものである。また、エアミ
ックスドア８にて温度制御しているが、これに限らず、
他の温度制御機構を設けるようにしても良いものである
。

（発明の効果）以上のように、この発明によれば、熱交換器を配した内
側ケース及び送風機を外側ケースで被って前記内側ケー
スと該外側ケースとの間に空気吸入通路を形成している
ので、空気の吹出及び吸入をする空気吹出吸入切換ｉａ
構を任意の位置に設けることができるため、必要により
縦置きあるいは横置きにできる汎用性を持つ空気調和装
置を提供できるものである。

また、内側ケースと外側ケースとの間に設けられた空気
吸入通路は、比較的広い断面積を持たせることができて
、空気の風速を低下させることができる。また、その結
果騒音防止にも効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る空気調和装置の断面図、第２図
は同上の切断方向の異なる断面図、第３図は第１図Ａ−
Ａ＠断面図、第４図は断房時の空気の流れを説明する説
明図、第５図は冷房時の空気の流れを説明する説明図、
第６図はこの発明の他の実施例を示す断面図である。１・・・暖房用熱交換器、２・・・冷房用熱交換器、３
・・・内側ケース、１０・・・送風機、１２・・・吹出
口、１６・・・空気吸入通路、２０・・・空気吹出吸入
切換機構。第１図第２図第３図第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】１、熱交換器を内側ケースで包み、その内側ケースの一
方に送風機を設け、この送風機の吹出口を空気吹出吸入
切換機構に接続すると共に、前記熱交換器を配した内側
ケース及び送風機を外側ケースで被つて前記内側ケース
と該外側ケースとの間に空気吸入通路を形成し、該空気
吸入通路を前記空気吹出吸入切換機構に接続したことを
特徴とする空気調和装置。２、空気吹出吸入切換機構は、２つの外部への開口部と
、空気吸入通路に連通の２つの孔を持ち、これら開口部
及び孔を選択的に開閉し且つ連動する２つのシャッタを
有し、このシャッタの回動で空気吸入及び吹出の位置を
変化せしめたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の空気調和装置。