JPH0533873Y2 - - Google Patents

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JPH0533873Y2
JPH0533873Y2 JP2809888U JP2809888U JPH0533873Y2 JP H0533873 Y2 JPH0533873 Y2 JP H0533873Y2 JP 2809888 U JP2809888 U JP 2809888U JP 2809888 U JP2809888 U JP 2809888U JP H0533873 Y2 JPH0533873 Y2 JP H0533873Y2
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damper
motor
connecting rod
crank
dampers
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空調装置の送風経路を切替えるダン
パ、特に複数のダンパを同時に作動させるダンパ
駆動装置に関する。
(従来の技術) 一般に空調装置では、送風経路の流れを切替え
たり、送風量を調節するのにモータで回動するダ
ンパが用いられている。また、多数の送風経路が
分岐する箇所には、複数のダンパを設置してこれ
らを同時に作動させなければならない。
このため、従来では、実開昭62−10042号に開
示されているように、モータの回転運動をゼネバ
歯車により揺動運動に変えて一方のダンパを回動
させ、他方のダンパは、ゼネバ歯車に別の歯車を
咬合させ、ここからスプロケツト及びチエーンを
介して駆動している。
従つて、チヤンバ内の2つの吸入口と吐出口
は、各々のダンパによつて交互に開閉され、送風
通路の切替えが連動して行なわれる。
(考案が解決しようとする課題) しかし、従来におけるダンパ駆動装置にあつて
は、部品点数が多くなつてコスト高につながると
共に、2枚のダンパを完全に同時作動させるのが
難しい欠点があつた。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、構造が簡単で確実に複数のダ
ンパを同時に駆動し得る空調装置のダンパ駆動装
置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案は、対角位置
に各々送風経路が形成されたチヤンバの該経路を
複数のダンパで交互に切替える空調装置のダンパ
駆動装置において、モータと、モータ軸に連結さ
れたクランクと、両端にガイド孔を有し前記クラ
ンクによつて支軸を中心に揺動する連結棒と、各
ダンパに固着され連結棒の各ガイド孔に嵌入され
たアームと、ダンパの少なくとも開閉位置に対応
して前記モータを停止させる検出スイツチとから
構成されている。
(作用) これらの構成により、モータが作動してクラン
クが回転すると、この回転運動が連結棒の揺動運
動に変換され、両端のダンパはアームを介して同
時に回動する。従つて、チヤンバの対角位置にあ
る一方の送風経路が閉鎖されると、他方の送風経
路が開放され、またダンパがいずれかの送風経路
を閉鎖すると、検出スイツチがこれを検出してモ
ータを停止させる。
(実施例) 第2図には、本考案のダンパ駆動装置が組込ま
れた店舗用空調装置が示されている。
この空調装置では、シヨーケース1の上方にプ
レナムチヤンバ2、背面と底部にダクト3が設け
られ、下り壁4に開口パネル5が取付けられてい
る。開口パネル5には吸入口6aと吹出口6bが
形成され、ダクト3の底部は吸排気口7となつて
いる。また、吸入口6a及び吹出口6bは、可撓
性ホース8a,8bでプレナムチヤンバ2に接続
され、プレナムチヤンバ2とダクト3も可撓性ホ
ース9a,9bで接続されている。
プレナムチヤンバ2の内部には、図示してない
が送風機と再熱器が設置され、再熱器がシヨーケ
ース用冷凍機の排熱側に接続されている。従つ
て、冬期には、天井付近の暖かい空気が吸入口6
aから吸込まれ、可撓性ホース8aを通つてプレ
ナムチヤンバ2に入り、ここで更に加熱された後
に可撓性ホース9a及びダクト3を通つて底部の
吸排気口7から放出される。また、夏期には、逆
に、吸排気口7から吸込まれた冷気がダクト3、
可撓性ホース9bを通じてプレナムチヤンバ2に
入り、加熱された後に可撓性ホース8bを通つて
吹出口6bから放出される。
これによつて店内床上の冷気が冷凍機の排熱で
効率よく暖められ、買物客の足元が冷えるのを防
止できる。
夏期と冬期の送風経路の切替えは、プレナムチ
ヤンバ2内の2枚のダンパ10,11で行なわ
れ、各ダンパ10,11は、第1図及び第3図の
駆動装置で同時に駆動される。
このダンパ駆動装置は、駆動源であるモータ1
2、ブラケツト13、クランク14、支持台1
5、連結棒16、支軸17、アーム18,19、
及び3個のマイクロスイツチ20a,20b,2
0c(第3図では1個のみ)から構成されている。
モータ12は、ブラケツト13の下面にねじ止
めされ、この孔21からモータ軸22が突出して
いる。モータ軸22には、クランク14が一体に
連結されており、クランク14の一端上面には扁
平形の連結ピン23、他端下面には作動ピン24
が設けられている。またブラケツト13の上面に
は、第4図から分るように放射状に3個のマイク
ロスイツチ20a,20b,20cが取付けら
れ、クランク14が回転した際に作動ピン24が
各マイクロスイツチのアーム25a,25b,2
5cを押圧するようになつている。各マイクロス
イツチ20a,20b,20cは、モータ12と
電気的に接続されており、アーム25a,25
b,25cのいずれかが押されるとモータ12が
停止する。
クランク14の連結ピン23には、連結棒16
の長孔26が嵌入し、ワツシヤ27及びカラー2
8で抜けが防止されている。連結棒16の中央
は、支持台15の支軸17に回転可能に取付けら
れ、連結棒16の両端には長孔29,30が形成
されている。各長孔29,30には、屈曲したア
ーム18,19の上端が各々挿入され、これらの
アーム18,19にダンパ10,11が一体に固
着されている。
従つて、モータ12が動作するとクランク14
も同方向に回転するが、連結棒16は、長孔26
と連結ピン23とのスライド嵌合により所定角度
だけ揺動することになる。また、連結棒16の揺
動に伴なつて両端のダンパ10,11は、アーム
18,19の軸部18′,19′を中心に所定角度
揺動し、プレナムチヤンバ2内の送風経路を交互
に遮断する。
以上のように構成されたダンパ駆動装置は、夏
期と冬期で次のように動作し、第1図においてA
は冬期の送風経路、Bは夏期の送風経路である。
まず、通常連結棒16及び各ダンパ10,11
は、第1図の水平状態即ち中立位置にあり、プレ
ナムチヤンバ2内の各送風経路A,Bは全て開放
されている。ここで空調システムを夏期に合わせ
て動作させると、モータ12及びクランク14が
時計方向に回転し、連結棒16も同方向に所定角
度回転してダンパ10,11が送風経路Aの出入
口を同時に閉鎖する。このとき、第4図に示すよ
うにクランク14の作動ピン24がマイクロスイ
ツチ20aのアーム25aを押すので、モータ1
2が停止され、ダンパ10,11は閉鎖状態を維
持する。
逆に冬期には、モータ12及びクランク14が
更に時計方向に回転するが、連結棒16は第1図
から分るように今度は反時計方向に回転し、ダン
パ10,11は送風経路B、即ち可撓性ホース8
b,9b側を閉鎖する。第4図に示すように、こ
の場合にもクランク14の作動ピン24がマイク
ロスイツチ20bのアーム25bを押圧するので
ダンパ10,11の閉鎖位置でモータ12が停止
する。
クランク14と連結棒16は、従来のゼネバ歯
車やチエーンと比べると構造が簡単になると共
に、2枚のダンパ10,11が確実に同時駆動さ
れる。
尚、上記店舗用空調装置では、ダンパ10,1
1が2つの送風経路A,Bを切替えるだけでよい
から、中立位置、即ちマイクロスイツチ20cを
省略してもよい、但し、1個のプレナムチヤンバ
2で2部屋を同時に空調するような場合は、マイ
クロスイツチ20cでダンパ10,11の中立動
作を行なわせれば、可撓性ホース8a,8b,9
a,9bの全て開放することができる。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案におけるダンパの駆
動装置によれば、正逆モータを要せずに複数のダ
ンパを同時に揺動させることができ、しかも簡単
な構造で確実に連動させ得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るダンパ駆動装置の平面
図、第2図は店舗用空調装置の斜視図、第3図は
ダンパ駆動装置の分解斜視図、第4図はマイクロ
スイツチの配置状態図である。 2……プレナムチヤンバ、8a,8b,9a,
9b……可撓性ホース、10,11……ダンパ、
12……モータ、14……クランク、16……連
結棒、17……支軸、18,19……アーム、2
0a,20b,20c……マイクロスイツチ、
A,B……送風経路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向位置に各々送風経路が形成されたチヤンバ
    の該経路を複数のダンパで交互に切替える空調装
    置のダンパ駆動装置において、モータと、モータ
    軸に連結されたクランクと、両端にガイド孔を有
    し前記クランクによつて支軸を中心に揺動する連
    結棒と、各ダンパに固着され連結棒の各ガイド孔
    に嵌入されたアームと、各ダンパの少なくとも開
    閉位置に対応して前記モータを停止させる検出ス
    イツチと、からなる空調装置のダンパ駆動装置。
JP2809888U 1988-03-04 1988-03-04 Expired - Lifetime JPH0533873Y2 (ja)

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JP2809888U JPH0533873Y2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04

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JP2809888U JPH0533873Y2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04

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Publication Number Publication Date
JPH01131933U JPH01131933U (ja) 1989-09-07
JPH0533873Y2 true JPH0533873Y2 (ja) 1993-08-27

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JP2809888U Expired - Lifetime JPH0533873Y2 (ja) 1988-03-04 1988-03-04

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