JPS61240040A

JPS61240040A - 換気機能付空気調和機

Info

Publication number: JPS61240040A
Application number: JP60080589A
Authority: JP
Inventors: Motohiro Kazaoka; 基博風岡
Original assignee: Matsushita Seiko Co Ltd
Current assignee: Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Priority date: 1985-04-16
Filing date: 1985-04-16
Publication date: 1986-10-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、換気機能を有した空気調和機に関するもので
ある。

従来の技術一般の住宅においては、換気扇を取付けて、室内空気と
、室外空気を交換し、室内を環境良化にすることが必須
要件になってくると同時に室内の空気調和を行なうこと
も快適な生活条件となってき友。前記換気用の換気扇は
、住宅の壁面に貫通穴を設けて備えられ、一方、空気調
和を行なうため、壁掛形の空気調和機を壁面に備え、冷
媒配管、および、ドレン排水用の排水管を屋外に導出す
るための貫通穴を設ける。

このように一般住宅では、換気用の換気扇、空気調和用
の空気調和機がそれぞれ備えられる。

発明が解決しようとする問題点このように、換気扇と、空気調和機とをそれぞれ壁面に
設けると、機器の数が多くなってコストアップになり、
また、その機器毎に壁に貫通穴を設けなければならず、
工事費の面でも室内のインチリヤの面でも不利となるな
どの問題点があった。

本発明は、こうした問題点を解決しようとするもので、
空気調和機に換気機能を持たせて、機器や、工事の簡略
化を図りかつ、室内環境の良化を維持するようにするこ
とを目的とする。′問題点を解決するための手段本発明は、壁面に備えられた空気調和機の本体と、この
本体内に、冷暖房用の熱交換器と、室内送風用、および
、室外空気吸気と、室内空気排気用となる送風機と、こ
の送風機の運転により、冷暖房時に、室内へ吹出す室内
流路と、室内空気を室外へ排気する排気流路とに切替え
る第１ダンパーと、この第１ダンパーの切替えにより連
通し、前記排気流路の室外側に対向して設けられた第２
ダンパーとを設けたものである。

作　　用こうした構成の空気調和機によシ、冷暖房時は、室内空
気を吸込んで、熱交換器を通過し、室内流路を経て、室
内へ吹出すように、前記第１ダンパーを切替え、室内空
気の換気時は、前記第１ダンパーによって室内流路を遮
断し、前記室外対向の第２ダンパーを開にして、室内空
気を、排気流路１　　　　　　を介して排気し、換気す
るようにしたものである。

実施例以下、本発明による一実施例を第１図〜第２図にもとづ
いて説明する。１は住宅の壁で、空気調和機の本体２が
挿入される大きさに貫通して長方形状の枠組をしている
取付枠３が、木裏等によって壁１内に装着されている。

本体２は、吸込口４と、吹出口６とを有する前面パネル
６と、冷房時は蒸発器、暖房時は凝縮器として作用する
熱交換器７と送風機８とを収納している背面パネル９と
より構成されている。１０は熱交換器７の下方に設けら
れた露受皿、１２はダンパーモーター１１により動作す
る第１ダンパー１２で、太矢印Ａに示す室内流路と、点
線で示す矢印Ｂの排気流路とを切替える。また、この第
１ダンパー１２の先端は、一方が、ケーシング１３の一
端に、他端が、仕切板１４の一端に当接する。１６は第
２ダンパーモーター１５を有した第２ダンパーで、室外
側に対向して設けられ、冷暖房時は閉となり室内空気を
排気するときは、点線で示すように、開となる。１７は
背面パネル９と接合部１８において接合され、室外側に
面した背面化粧板である。第２図に示す２０は、熱交換
器７と、室外機（図示せず）とを接続している冷媒配管
で、第２ダンパー１６が位置する壁１の開口部２１の一
部を利用し、ドレン排水用のドレンホース２２も、ここ
を利用して室外へ配設される。また、電気配線もここを
利用する。

上記〜構成において、冷房および暖房と云った空調を行
なうときは、第１ダンパー１２と第２ダンパー１６とは
実線位置に切替えられていて、送風機８を運転すること
によシ吸込口４から流入した空気が、熱交換器７を通過
し、太矢印Ａに示す室内流路を経て吹出口６よシ吹出さ
れる。

次に換気を行ないたいときは、第１ダンパー１２を点線
位置にして室内流路を遮断し、第２ダンパー１６は点線
位置のように開に切替える。そして送風機８を運転する
ことにより、吸込口４から流入した空気が熱交換器７を
通過し、点線矢印Ｂに示す排気流路を経て、室外へ排気
し換気が行なわれるのである。

この結果、一般の住宅において、こうした空気調和機を
備えることによって、空気調和と、換気とを任意に行な
うことができ、壁１に対する開口部２１は、−個所の貫
通穴で賄うことができる。

次に本発明の他の実施例について、第３図にもとづいて
説明する。なお同一部材については同一番号を付し、説
明を省略する。この実施例では、本体２の上方に第３ダ
ンパーモーター２５と、第３ダンパー２６とを設けてい
る。そして、熱交換器７と、送風機８のケーシング１３
との間に、通風可能な間隔２７を設けている。

このことにより、冷房シーズンにおいて、夜間の外気を
取り入れることによってのみ冷房を行ないたいとすると
き、第３ダンパー２６を開、第１ダンパー１２を室内流
路側に（実線位置）、第２ダンパー１６を閉にすると、
矢印Ｃに示す外気吸入流路が構成され、空気調和機を運
転することなく、送風機８の運転のみで外気冷房を行な
うのである。

また、この状態で、空気調和機を運転すると、空調を行
ないながら、新鮮な外気を取入れることも可能となり、
十分な換気を行ないなが゛ら空調するのである。

発明の効果このように本発明は、壁を貫通して設けられた一つの開
口部に熱交換器と送風機とを有する空気調和機の本体と
、この本体に室内流路と排気流路に連通ずる位置に第１
ダンパ〜と、この第１ダンパーの前記排気流路側で室外
側に対向した第２ダンパーとを設け、これらダンパーを
切替えることにより、冷暖房と換気とを任意に選択運転
が可能となυ、従来のように、壁の一方に換気扇と、他
の場所に空気調和機と云った機器を備える必要もなく機
器が簡略化され、同一機で換気と空気調和を行なうこと
ができるから、室内の環境条件も従来同様に維持でき、
しかも壁の貫通穴は、−個所でよいことになり、工事費
やインチリヤの面でも有利となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による換気機能付中づ気調和機の断面図、第２図は同換気機能付空気調和機を
室外から見た図、第３図は本発明の他の実施例による換
気機能付空気調和機を示す断面図である。２・・・・・・本体、了・・・・・・熱交換器、８・・
・・・・送風機、１２・・・・・・第１ダンパー、１３
・・・・・・ケーシング、１６、・・・・・第２ダンパ
ー、２１・・・・・・開口部。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）壁に備えられた空気調和機本体と、この本体内に
、冷暖房用の熱交換器と、室内送風用、および、室内空
気排気用となる送風機と、この送風機の運転により、冷
暖房時に室内へ吹出す室内流路と、室外へ排気する排気
流路とを構成し、これら室内流路と、排気流路のどちら
かに連通するように切替えられる第１ダンパーと、前記
排気流路の室外側に対向して設けられた第２ダンパーと
を設けてなる換気機能付空気調和機。