JPH094914A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH094914A JPH094914A JP17400395A JP17400395A JPH094914A JP H094914 A JPH094914 A JP H094914A JP 17400395 A JP17400395 A JP 17400395A JP 17400395 A JP17400395 A JP 17400395A JP H094914 A JPH094914 A JP H094914A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- louver
- shaft
- air
- wind turbine
- air conditioner
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 吹出口4に向かう調和空気の気流を駆動源と
してルーバ21を往復揺動させることによりコストを節減
すると同時に在室者のドラフトを軽減する。 【構成】 調和空気を吹出口4に導く流路20中にこの空
気流を駆動源として回転駆動される風車23を設置する。
そして、この風車23とルーバ軸22との間に風車23の回転
力をルーバ軸22に伝達してルーバ21を往復揺動させる動
力伝達機構25、26を設けた。
してルーバ21を往復揺動させることによりコストを節減
すると同時に在室者のドラフトを軽減する。 【構成】 調和空気を吹出口4に導く流路20中にこの空
気流を駆動源として回転駆動される風車23を設置する。
そして、この風車23とルーバ軸22との間に風車23の回転
力をルーバ軸22に伝達してルーバ21を往復揺動させる動
力伝達機構25、26を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は調和空気の風向を調整す
るルーバを具備する空気調和機に関する。
るルーバを具備する空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の天井埋込型空気調和機の1例が図
2に示されている。天井1に埋め込んで設置されたケー
ス本体2の内部には熱交換器7、ドレンパン10、モータ
5 、送風機6 、導風板12等が内蔵され、このケース本体
2の下部に天井パネル8が装着されている。この天井パ
ネル8の中央部には吸込口3が形成され、この吸込口3
に隣接してその外側に吹出口4が形成されている。
2に示されている。天井1に埋め込んで設置されたケー
ス本体2の内部には熱交換器7、ドレンパン10、モータ
5 、送風機6 、導風板12等が内蔵され、このケース本体
2の下部に天井パネル8が装着されている。この天井パ
ネル8の中央部には吸込口3が形成され、この吸込口3
に隣接してその外側に吹出口4が形成されている。
【0003】この空気調和機の運転時、図示しない室外
ユニットからの冷媒が熱交換器7を循環し、モータ5に
よって送風機6が駆動される。すると、室9内の室内空
気が吸込口3から吸込グリル11、フィルタ13を通り、導
風板12に案内されて送風機6に吸入されて付勢される。
そして、熱交換器7を流過する過程で冷却又は過熱され
ることにより調和空気となって吹出口4からルーバ14に
案内されて室9内に吹き出される。
ユニットからの冷媒が熱交換器7を循環し、モータ5に
よって送風機6が駆動される。すると、室9内の室内空
気が吸込口3から吸込グリル11、フィルタ13を通り、導
風板12に案内されて送風機6に吸入されて付勢される。
そして、熱交換器7を流過する過程で冷却又は過熱され
ることにより調和空気となって吹出口4からルーバ14に
案内されて室9内に吹き出される。
【0004】各吹出口4にはルーバ14が配設され、この
ルーバ14を図示しないモータによってルーバ軸15まわり
に往復揺動させることによって吹出口4から吹き出され
る調和空気の風向を周期的に所定角度範囲内で上下に揺
動させている。
ルーバ14を図示しないモータによってルーバ軸15まわり
に往復揺動させることによって吹出口4から吹き出され
る調和空気の風向を周期的に所定角度範囲内で上下に揺
動させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の空気調和機
においては、ルーバ14を駆動するためにモータを用いて
いるため、モータ及びこの回転をルーバ軸15に伝達する
ためのリンク機構の部品点数が多く、従って、これらの
コスト及び組立工数が嵩むのみならず故障が多いという
問題があった。
においては、ルーバ14を駆動するためにモータを用いて
いるため、モータ及びこの回転をルーバ軸15に伝達する
ためのリンク機構の部品点数が多く、従って、これらの
コスト及び組立工数が嵩むのみならず故障が多いという
問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を解
決するために発明されたものであって、その要旨とする
ところは、調和空気を室内に吹出す吹出口にルーバ軸ま
わりに回動するルーバを設けてなる空気調和機におい
て、上記調和空気を上記吹出口に導く流路中に同空気流
を駆動源として回転駆動される風車を設置すると共に、
同風車と上記ルーバ軸との間に同風車の回転力を上記ル
ーバ軸に伝達して上記ルーバを往復揺動させる動力伝達
機構を設けたことを特徴とする空気調和機にある。
決するために発明されたものであって、その要旨とする
ところは、調和空気を室内に吹出す吹出口にルーバ軸ま
わりに回動するルーバを設けてなる空気調和機におい
て、上記調和空気を上記吹出口に導く流路中に同空気流
を駆動源として回転駆動される風車を設置すると共に、
同風車と上記ルーバ軸との間に同風車の回転力を上記ル
ーバ軸に伝達して上記ルーバを往復揺動させる動力伝達
機構を設けたことを特徴とする空気調和機にある。
【0007】他の特徴とするところは、上記動力伝達機
構が上記風車の回転軸に設けられたカムと、上記ルーバ
軸に設けられ上記カムと接して所定角度範囲内で往復揺
動されるアームとからなることにある。
構が上記風車の回転軸に設けられたカムと、上記ルーバ
軸に設けられ上記カムと接して所定角度範囲内で往復揺
動されるアームとからなることにある。
【0008】
【作用】本発明においては、空気調和機の運転によって
調和空気が流路を通って吹出口から室内に吹き出される
と、この空気流を駆動源として風車が回転し、この風車
の回転力は動力伝達機構を介してルーバ軸に伝達されて
ルーバがルーバ軸まわりに往復揺動する。
調和空気が流路を通って吹出口から室内に吹き出される
と、この空気流を駆動源として風車が回転し、この風車
の回転力は動力伝達機構を介してルーバ軸に伝達されて
ルーバがルーバ軸まわりに往復揺動する。
【0009】請求項2においては、風車が回転すると、
この回転軸に設けられたカムが回転し、このカムと接す
るアームが所定角度範囲内で往復揺動することによって
ルーバ軸及びこれに固定されたルーバが往復揺動する。
この回転軸に設けられたカムが回転し、このカムと接す
るアームが所定角度範囲内で往復揺動することによって
ルーバ軸及びこれに固定されたルーバが往復揺動する。
【0010】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。吹
出口4にはルーバ21が配設され、このルーバ21は天井パ
ネル8に回動自在に軸支されたルーバ軸22に固定されて
いる。
出口4にはルーバ21が配設され、このルーバ21は天井パ
ネル8に回動自在に軸支されたルーバ軸22に固定されて
いる。
【0011】調和空気を吹出口4に導く流路20中には空
気流を駆動源として回転軸24まわりに回転する風車23が
設置され、この風車23の回転軸24は天井パネル8に回転
自在に軸支されている。そして、この回転軸24にはカム
25が固着されている。
気流を駆動源として回転軸24まわりに回転する風車23が
設置され、この風車23の回転軸24は天井パネル8に回転
自在に軸支されている。そして、この回転軸24にはカム
25が固着されている。
【0012】このカム25のカム面25A と摺接することに
よって所定角度範囲α内で往復揺動するアーム26の基端
はルーバ軸22に固定されている。上記カム25、アーム26
によって動力伝達機構が構成される。なお、図1におい
て、3は吸込口、11は吸込グリル、9は室である。
よって所定角度範囲α内で往復揺動するアーム26の基端
はルーバ軸22に固定されている。上記カム25、アーム26
によって動力伝達機構が構成される。なお、図1におい
て、3は吸込口、11は吸込グリル、9は室である。
【0013】しかして、空気調和機の運転によって調和
空気が流路20を流れると、この空気流によって駆動され
て風車23は回転軸24まわりに矢印方向に回転する。する
と、カム25が回転軸24のまわりに回転し、このカム面25
A に摺接することによってアーム26がルーバ軸22を中心
として所定角度範囲α内で往復揺動する。
空気が流路20を流れると、この空気流によって駆動され
て風車23は回転軸24まわりに矢印方向に回転する。する
と、カム25が回転軸24のまわりに回転し、このカム面25
A に摺接することによってアーム26がルーバ軸22を中心
として所定角度範囲α内で往復揺動する。
【0014】これに伴って、ルーバ軸21及びこれに固定
されたルーバ21が所定角度範囲α内で往復揺動し、これ
によって、吹出口4から室9に吹き出される調和空気の
風向はルーバ21に案内されることによって周期的に所定
角度範囲α内で上下に往復揺動する。
されたルーバ21が所定角度範囲α内で往復揺動し、これ
によって、吹出口4から室9に吹き出される調和空気の
風向はルーバ21に案内されることによって周期的に所定
角度範囲α内で上下に往復揺動する。
【0015】なお、本発明は天井埋込型に限らず、天井
吊り下げ型、壁掛型等任意の型の空気調和機に適用しう
ることは勿論である。
吊り下げ型、壁掛型等任意の型の空気調和機に適用しう
ることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】本発明においては、空気調和機の運転
時、調和空気流によって風車が回転駆動され、この風車
の回転力は動力伝達機構を介してルーバ軸に伝達されて
ルーバがルーバ軸まわりに往復揺動する。この結果、調
和空気流を駆動源としてルーバを往復揺動させることが
できるので、従来のようにモータ及びこの回転力をルー
バ軸に伝達するためのリンク機構が不要となるので、コ
ストを節減できる。
時、調和空気流によって風車が回転駆動され、この風車
の回転力は動力伝達機構を介してルーバ軸に伝達されて
ルーバがルーバ軸まわりに往復揺動する。この結果、調
和空気流を駆動源としてルーバを往復揺動させることが
できるので、従来のようにモータ及びこの回転力をルー
バ軸に伝達するためのリンク機構が不要となるので、コ
ストを節減できる。
【0017】また、調和空気の気流が速くなると、風車
の回転速度が速くなり、これに応じてルーバの往復揺動
周期が短くなるので、在室者のドラフト感を軽減でき
る。
の回転速度が速くなり、これに応じてルーバの往復揺動
周期が短くなるので、在室者のドラフト感を軽減でき
る。
【0018】請求項2に記載したように、動力伝達機構
を風車の回転軸に設けられたカムと、ルーバ軸に設けら
れカムと接して所定角度範囲内で往復揺動されるアーム
とから構成すれば、機構が簡単で部品点数が少なくなる
と同時に組み立て工数も少なくなるので、コストを大巾
に節減できるとともに耐久性及び信頼性を向上しうる。
を風車の回転軸に設けられたカムと、ルーバ軸に設けら
れカムと接して所定角度範囲内で往復揺動されるアーム
とから構成すれば、機構が簡単で部品点数が少なくなる
と同時に組み立て工数も少なくなるので、コストを大巾
に節減できるとともに耐久性及び信頼性を向上しうる。
【図1】本発明の1実施例を示し、(A) は部分的縦断面
図、(B) はカム及びアームの作動説明図、(C) は部分的
斜視図である。
図、(B) はカム及びアームの作動説明図、(C) は部分的
斜視図である。
【図2】従来の天井埋込型空気調和機の略示的縦断面図
である。
である。
4 吹出口 21 ルーバ 22 ルーバ軸 20 流路 23 風車 24 回転軸 25 カム 26 アーム
Claims (2)
- 【請求項1】 調和空気を室内に吹出す吹出口にルーバ
軸まわりに回動するルーバを設けてなる空気調和機にお
いて、 上記調和空気を上記吹出口に導く流路中に同空気流を駆
動源として回転駆動される風車を設置すると共に、同風
車と上記ルーバ軸との間に同風車の回転力を上記ルーバ
軸に伝達して上記ルーバを往復揺動させる動力伝達機構
を設けたことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 上記動力伝達機構が上記風車の回転軸に
設けられたカムと、上記ルーバ軸に設けられ上記カムと
接して所定角度範囲内で往復揺動されるアームとからな
ることを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17400395A JPH094914A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17400395A JPH094914A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH094914A true JPH094914A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15970954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17400395A Withdrawn JPH094914A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH094914A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006064360A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-03-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機 |
JP2006090695A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-04-06 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機 |
KR20190051677A (ko) * | 2017-11-07 | 2019-05-15 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 실내기 |
KR20190051676A (ko) * | 2017-11-07 | 2019-05-15 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 실내기 |
CN113455906A (zh) * | 2021-07-05 | 2021-10-01 | 六安索伊电器制造有限公司 | 一种具有节能降温功能的户外区块链咖啡机 |
CN115798894A (zh) * | 2023-02-10 | 2023-03-14 | 常州泰达声学科技有限公司 | 一种组合式多功能变压器隔音降噪装置 |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP17400395A patent/JPH094914A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006090695A (ja) * | 2004-08-27 | 2006-04-06 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機 |
JP4624174B2 (ja) * | 2004-08-27 | 2011-02-02 | 三洋電機株式会社 | 空気調和機 |
JP2006064360A (ja) * | 2005-05-19 | 2006-03-09 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機 |
JP4610412B2 (ja) * | 2005-05-19 | 2011-01-12 | 三洋電機株式会社 | 空気調和機 |
KR20190051677A (ko) * | 2017-11-07 | 2019-05-15 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 실내기 |
KR20190051676A (ko) * | 2017-11-07 | 2019-05-15 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 실내기 |
CN113455906A (zh) * | 2021-07-05 | 2021-10-01 | 六安索伊电器制造有限公司 | 一种具有节能降温功能的户外区块链咖啡机 |
CN115798894A (zh) * | 2023-02-10 | 2023-03-14 | 常州泰达声学科技有限公司 | 一种组合式多功能变压器隔音降噪装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |