JP2670320B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は壁掛型等の室内機を有する空気調和機に係
り、特に、室内機の吹出しグリルのルーバを改良した空
気調和機に関する。
(従来の技術) 従来、この種の空気調和機は第6図に示すように構成
された壁掛型等の室内機1を有し、この室内機1は前面
パネル2の前面にて吸込グリル3と吹出しグリル4とを
上下に配設し、後板本体5を所要の取付壁に取付け固定
するようになっている。
吸込グリル3と吹出しグリル4とは第7図に示すよう
にケーシング6内の通風路7を介して連通し、この通風
路7には室内側熱交換器8と横流ファンよりなる室内フ
ァン9とを図中前後に配設している。
室内側熱交換器8は図示しない冷媒配管によりコンプ
レッサ、室外側熱交換器、キャピラリチューブ等の減圧
器等に順次かつループ状に接続され、冷媒を循環させる
閉じた冷凍サイクルの一部を構成している。
室内ファン9はその運転時に室内等の空調間隔の空気
を図中大矢印に示すように室内機1を通風させる。
すなわち、室内ファン9の回転により、室内等の空調
空間の空気を吸込グリル3からその内方へ吸い込み、エ
アフィルタ10により濾過し、さらに、室内側熱交換器8
にて熱交換し、冷気あるいは暖気を吹出しグリル4から
室内等の空調空間へ吹出し、室内を冷媒または暖房する
ようになっている。
そして、吹出しグリル4から吹出される冷気または暖
気の調温空気の風向は回動支点11a周りに回動自在の1
枚のルーバ11により、冷房ないし暖房の運転モードに応
じて適宜調整される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のルーバ11では、ルー
バ11の大きさが吹出しグリル4を全面的に閉塞するに足
りる大きさよりも小さいので、空調運転停止時や除霜運
転時にはこのルーバ11により吹出しグリル4を全面的に
閉塞することができずに間隙が生じ、この間隙から室内
機1内の内部が見られ、美観を害するうえに、塵埃等が
この開口から室内機1内に侵入し、汚すという課題があ
る。
また、第8図で示す従来のルーバ機構13は吹出しグリ
ル4にて配向配置された大小2枚のルーバ13a,13b同士
を図示しない連結レバーにより連結し、この連結レバー
の中間部を回動支点14とするものである。
しかし、このような従来のルーバ機構13では大形のル
ーバ13aが前記ルーバ11とほぼ同形同大であり、しか
も、大小の両ルーバ13a,13bを単一の回動支点14の両側
にて対向させ、回動支点14周りに回動させるので、前記
ルーバ11と同様に吹出しグリル4を全面的に閉塞するこ
とができず、残った開口から室内機1内の内部が見ら
れ、美観を害するうえに、塵埃等がこの開口から室内機
1内に侵入し、汚すという課題がある。
そこで本発明は上記事情を考慮してなされたもので、
その目的は空調運転停止時等に吹出しグリルをルーバに
よりほぼ全閉し、外観上の美観を向上させると共に、冷
房運転時に吹出しグリルから吹出される吹出し風の通風
抵抗を低減させて、吹出し風の風量を増大させ、冷媒運
転効率との暖房運転効率の向上を図ることができる空気
調和機を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、吹出ルーバから吹出される吹出し風の風向
を調節する回動自在の上部ルーバと下部ルーバとを、前
記吹出グリルをほぼ全面的に閉鎖するように上下に並設
し、これら上部および下部ルーバを連動自在に回動させ
るルーバ機構により、冷房運転時には前記上部ルーバを
ほぼ水平方向に回動させると共に、前記下部ルーバを前
記吹出し風の通風路の下流側に向けて拡開するように傾
動させるようにし、暖房運転時には前記上部ルーバをほ
ぼ直立するように回動させると共に、前記下部ルーバを
直立から先端部が若干上部ルーバ側へ寄るように傾動さ
せ、両レーバ間の間隙を下方に向けて絞るようにしたこ
とを特徴とする。
(作用) 吹出しグリルを上下一対のルーバによりほぼ全面的に
閉鎖することができるので、吹出しグリルと一対のルー
バとの間隙をほぼ解消させ、その間隙から空気調和機内
部が見られるのを防止し、空気調和機の外観上の美観の
向上を図ることができる。
また、空気調和機の冷房運転時には、ルーバ機構によ
り上部ルーバをほぼ水平方向に回動させると共に、下部
ルーバを、吹出し風通路が下流に向けて拡開するように
回動させるので、下部ルーバにおける吹出風の通風抵抗
を低減させて、吹出風量のアップを図ることができ、冷
房運転効率の向上を図ることができ、暖房運転時には上
部ルーバをほぼ直立するように回動させると共に、下部
ルーバを直立から先端部が若干上部ルーバ側へ寄せるよ
うに傾動させ、両ルーバ間の間隙を下方に向けて絞るよ
うにしたので、暖房の吹き出し風が高速化され、室内等
の床まで到達させることができ、暖房運転効率の向上を
図ることができる。
(実施例) 以下本発明の実施例を第1図〜第5図に基づいて説明
する。
第2図は本発明の一実施例の要部側断面図であり、本
実施例はルーバ機構20に特徴があり、これ以外は第6図
および第7図で示す従来の室内機1と同様であるので、
第2図中、第6図および第7図と共通する部分には同一
符号を付している。
ルーバ機構20は第2図に示すように例えば上下2枚で
一対の上部、下部ルーバ21,22により吹出しグリル4を
ほぼ全面的に閉鎖するように構成されている。
すなわち、上部、下部ルーバ21,22は室内機1内の吹
出しグリル4内に上下方向に並設されたときに、吹出し
グリル4をほぼ全面的に閉鎖するようになっており、各
ルーバ21,22の長手方向長さが吹出しグリル4の開口部
の長手方向長さにほぼ適合し、しかも、幅方向長さが吹
出しグリル4の幅方向長さのほぼ半分の大きさに形成さ
れている。
上部、下部ルーバ21,22は第1図にも示すようにその
長手方向両端部の内側に、ほぼくの字状の作動ロッド21
a,21b,22a,22bをそれぞれ立設し、各作動ロッド21a,21
b,22a,22bのくの字状屈曲部に小孔21c,21d,22c,22dを穿
設し、そのうちの1つの小孔、例えば第1図では21cに
ステップモータ23の出力軸の先端を外方から挿入固定
し、これを回動支点xとし、残りの小孔21d,22c,22dを
図示しないピンにより吹出しグリル4の開口枠の内側に
それぞれ回動自在に軸支して、回動支点としている。
また、幅方向に並設された上下一対のルーバ21,22は
その幅方向で隣り合う各作動ロッド21aと22a、21bと22b
の少なくとも1組の上端部相互をほぼへの字状の連結レ
バー24a,24bを介して回動自在に連結している。
したがって、ステップモータ23の運転により、第3図
に示すように上部ルーバ21をその底面(外面)が吹出し
グリル4の開口前面に一致するように傾動させると、こ
の上部ルーバ21の傾動が連結レバー24aを介して、下部
ルーバ22に伝えられ、この後ルーバ22をその底面(外
面)がほぼ水平方向になるように回動し、第2図に示す
ように吹出しグリル4の開口底面に一致させることがで
きる。
しかも、このとき、下部ルーバ22の屈曲前端部(第3
図では左端部)が上部ルーバ21の後端部(右端部)の下
面に重なり合う(ラップ)ので、吹出しグリル4の開口
部はほぼ全面的に閉鎖され、間隙が殆ど解消される。
このために、吹出しグリル4と上、下部ルーバ21,22
の間隙から室内機1の内部が見えて美観を害するのを防
止することができる。
このような吹出しグリル4の上下部レーバ21,22によ
る全閉は第4図に示すように空調運転の停止A時と、暖
房運転中の除霜運転時とに行なうように図示しない制御
器によりステップモータ23を駆動するようになってい
る。
除霜運転は暖房運転中に冷凍サイクルの冷媒を冷房運
転時の循環方向へ反転させ、室内側熱交換器8を冷却さ
せるので、この室内側熱交換器8で冷却された冷気が吹
出しグリル4から室内へ流出するのを防止するために、
上部、下部ルーバ21,22により吹出しグリル4を全閉す
る。
そして、連結レバー24aは第1図に示すように、その
連結支点間距離Aを、上部、下部ルーバ21,22同士の回
動支点間距離Bと等しくせずに、例えば短かく(A<
B)になるように設定している。
また、図示しない制御器は、空気調和機の冷房運転B
時には第3図および第4図に示すように、上部ルーバ21
を水平方向に回動するようにステップモータ23の回動角
を制御するようになっている。
このために、第4図に示すように冷房運転B時には、
上部ルーバ21をほぼ水平方向に、ステップモータ23によ
り回動させると、連結レバー24aにより下部ルーバ22を
その前端(左端)が図中若干下向きになるように連動し
て傾動し、上部ルーバ21と下部ルーバ22との間で形成さ
れる吹出風路が下流に向けて拡開する。
すなわち、第3図および第4図に示すように、室内フ
ァン9からの送風が図中矢印に示すように、下部ルーバ
22の内面(第3図および第4図では上面)の上方から送
風されてくるので、仮に下部ルーバ22が水平方向に位置
するように制御される場合には、この下部ルーバ22に送
風がほぼ垂直方向に当たり、通風抵抗が増大して通風
量、すなわち、吹出風量が低減すると共に、送風騒音が
増大する。
しかし、本実施例では、前記したように連結レバー24
aの連結支点間距離Aが、上部、下部ルーバ21,22同士の
回動支点間距離Bより短かいので、上部ルーバ21がほぼ
水平方向に位置するように回動されると、連結レバー24
aを介して連動される下部レーバ22は上部ルーバ21とほ
ぼ平行の水平方向にはならず、その前端をやや下向きに
して傾動する。
このために、室内ファン9からの送風や、下部ルーバ
22に対して垂直方向上方からやや斜めの方向から当り、
その通風抵抗を低減することができる。その結果、上
部、下部ルーバ22の間の吹出し通路の通風量、すなわち
吹出風量の増大を図ることができ、もって、冷房運転効
率の向上を図ることができる。
さらに、暖房C時には上部ルーバ21を第3図中一点鎖
線で示すようにほぼ直立させる一方、下部ルーバ22を直
立から先端部が若干前ルーバ21側へ寄るように所要角度
傾斜させるように制御器が構成され、この場合は両ルー
バ21,22間の間隙を下方に向けて絞るようにしている。
第4図には、このような上部、下部ルーバ21,22の傾
動軌跡と共に、上部ルーバ21の回動支点x、連結ロッド
24aの左右の両連結支点24ax,24ax、小孔22cの回動支点2
2cx、の各移動軌跡を各運転モードA,B,Cに応じて示して
いる。
そして、ステップモータ23の回動角を制御する図示し
ない制御器は例えばマイクロコンピュータよりなり、第
5図で示す制御プログラムを内蔵している。
第5図において、制御器はまず、空調運転が行なわれ
ているか否か判断し、NOの運転停止時Aには上部、下部
ルーバ21,22により吹出しグリル4の開口部をほぼ全面
的に閉鎖する。
したがって、空調運転停止時Aには吹出しグリル4の
開口部がほぼ全閉されるので、この開口部から内部が見
えて外観上の美観を妨害するのを防止することができ
る。
一方、YESの空調運転中には、それが冷房運転Bであ
るのか、あるいは暖房運転Cであるのか判断し、冷房運
転Bであるときは上記したように上部、下部ルーバ21,2
2を共に、ほぼ水平方向に傾倒し、さらに、暖房運転C
であるときには前、後ルーバ21,22をは直立させるよう
にステップモータ23の回動角を制御する。
次に本実施例の作用を説明する。
空気調和器の運転停止時Aにはこの運転モードを検出
する図示しない制御器により、ステップモータ23の回動
角が制御され、その出力軸に固定された上部ルーパ21が
その底面を第3図に示すように吹出しグリル4の開口前
面に一致させるように水平方向より若干前端を立ち上が
らせた角度に傾斜させる。
この上部ルーバ21の回動は連結ロッド24aを介して下
部ルーバ22に伝えられ、下部ルーバ22はその底面(外
面)を吹出しグリル4開口底面に一致させるようにほぼ
水平方向に回動し、下部ルーバ22の前端部が前ルーバ21
の後端部下面にラップされ、これら上部、下部ルーバ2
1,22により吹出しグリル4の開口の殆どを全面的に閉鎖
する。
このために、吹出しグリル4の開口部の間隙から室内
機1の内部が見え、美観を害するのを防止することがで
きる。
また、除霜運転時も、運転停止A時と同様に制御器に
よりステップモータ23の回動角を制御し、吹出しグリル
4を上部、下部ルーバ21,22によりほぼ全面的に閉鎖
し、室内側熱交換器8(第1図参照)にて冷却された冷
気が吹出しグリル4から室内へ流出するのを防止してい
る。
次に、空気調和機の冷房運転B時にはこの運転モード
を検出する図示しない制御器により、ステップモータ23
の回動角が制御され、その出力軸に固定された上部ルー
バ21が第3図に示すようにほぼ水平方向に回動する。
この上部ルーブ21の回動力は連結ロッド24aを介して
下部ルーバ22に伝えられるが、連結ロッド24aの連結支
点距離Aが、回動支点間距離Bより短かいので、下部ル
ーバ22が上部ルーバ21と同様に水平方向には回動せず、
その前端部をやや下向きにして傾動し、上部ルーバ21と
下部レーバ22とで形成される吹出し風路が下流に向けて
拡開するように形成される。
したがって、室内側熱交換器8(第1図参照)にて冷
却された冷気は室内ファン9により上部、下部ルーバ2
1,22へ送風さるが、この送風に対して下部ルーバ22がそ
の前端部をやや下向きにして傾斜しているので、送風が
下部ルーバ22に対して垂直方向に当らず、斜め方向から
当り、通風抵抗が低減する。
このために、吹出しグリル4からその前方へほぼ水平
方向に吹出される冷気の吹出風量が増大され、室内を冷
房することができる。
また、空気調和機の暖房運転C時にはこの運転モード
を検出する図示しないモータコントローラによりステッ
プモータ23の回動角が制御され、その出力軸に固定され
た前ルーバ21が第3図に示すようにほぼ垂直方向に回動
し、これに連動して後ルーバ22がその前端部をやや前方
に向けてほぼ直立するように回動する。
したがって、室内側熱交換器8にて加熱された暖気は
これら前、後ルーバ21,22により案内され、吹出しグリ
ル4からその下方へほぼ垂直方向に吹き出され、しか
も、その吹き出し風路を後ルーバ22により絞っているの
で、暖気の吹き出し風速が高速化され、室内等の床まで
到達する。
このために、足下を暖める足暖効果を奏することがで
きる。
以上説明したように本実施例によれば、ルーバ機構20
における連結レバー24aの連結支点間距離Aを上部、下
部ルーバ21,22同士の回動支点間距離Bに等しくせず、
例えば短かくしたので、冷房運転B時で上部ルーバ21を
ほぼ水平方向に回動させても、下部ルーバ22は水平方向
には連動せずに、その前端部をやや下向きにして傾斜す
る。
したがって、室内ファン9からの送風が下部ルーバ21
に対して垂直方向よりやや斜め方向から当るので、この
下部ルーバ21の通風抵抗が低減し、その分、吹出しグリ
ル4からの吹出風量を増大させ、冷房運転効率の向上を
図ることができる。
また、冷房運転B時には上部ルーバ21がほぼ水平方向
に回動するので、上部ルーバ21のアンダー効果により吹
出しグリル4から水平方向に吹出される吹出風の水平特
性の向上を図ることができ、吹出し風の騒音の低減を図
ることができる。
加えて、暖房運転C時には上部ルーバ21をほぼ直立す
るように回動させると共に、下部ルーバ22を直立から先
端部が若干上部ルーバ21側へよるように傾動させ、両ル
ーバ21,22間の間隙を下方に向けて絞るようにしたの
で、暖房の吹き出し風が高速化され、室内等の床まで到
達させることができ、暖房運転効率の向上を図ることが
できる。
しかも空調運転停止時Aには吹出しグリル4の開口を
上下一対のルーバ21,22によりほぼ全面的に閉鎖するこ
とができるので、吹出しグリル4の間隙からその内部が
見えるのを防止し、外観上の美観の向上を図ることがで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、空調運転停止時には、
吹出グリルの開口を上下一対のルーバが相互に重なり合
って閉鎖することができるので、吹出しグリルの間隙か
らその内部が見えるのを防止し、外観上の美観の向上を
図ることができる。
また、冷房運転時には、上部ルーバをほぼ水平方向に
回動させると共に、下部ルーバを、吹出風の通路の下流
に向けて拡開するように回動させるので、下部ルーバに
対する吹出風の通風抵抗を低減させ、吹出風の風量増大
を図ることができ、冷房運転効率の向上を図ることがで
きる。
さらに、暖房運転時には、上記ルーバをほぼ直立する
ように回動させると共に、下部ルーバを直立から先端部
が若干上部ルーバ側へ寄るように傾動させ、両ルーバ間
の間隙を下方に向けて絞るようにしたので、暖房の吹き
出し風が高速化され、室内等の床まで到達させることが
でき、暖房運転効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は第2図で示すルーバ機構の要部斜視図、第2図
は本発明に係る空気調和機の一実施例の要部側断面図、
第3図は第1図で示すルーバの回動パターンを示す要部
側面図、第4図は第1図で示すルーバ機構の所要部分の
回動軌跡を示す図、第5図は第2図で示すステップモー
タを制御する制御器の制御プログラムを示すフローチャ
ート、第6図は従来の空気調和機の壁掛型室内機の外観
斜視図、第7図は第6図の側断面図、第8図は他の従来
例のルーバ機構を示す部分拡大図である。 1……室内機、4……吹出しグリル、20……ルーバ機
構、21……上部ルーバ、22……下部ルーバ、21a,21b,22
a,22b……作動ロッド、23……ステップモータ、24a,24b
……連結レバー、A……連結支点間距離、B……回動支
点間距離。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吹出グリルから吹出される吹出し風の風向
    を調整する回動自在の上部ルーバと下部ルーバとを、運
    転停止時には両ルーバの相対する端部が相互に重なり合
    って前記吹出グリルを閉鎖するように上下に並設し、こ
    れら上部及び下部ルーバを連動自在に回動させるルーバ
    機構により、冷却運転時には前記上部ルーバをほぼ水平
    方向に回動させると共に、前記下部ルーバを前記吹出し
    風の通路の下流側に向けて拡開するように傾動させるよ
    うにし、暖房運転時には前記上部ルーバをほぼ直立する
    ように回動させると共に、前記下部ルーバを直立から先
    端部が若干上部ルーバ側へ寄るように傾動させ、両ルー
    バ間の間隙を下方に向けて絞るようにしたことを特徴と
    する空気調和機。
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