JPH0587169B2 - - Google Patents

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JPH0587169B2
JPH0587169B2 JP14244188A JP14244188A JPH0587169B2 JP H0587169 B2 JPH0587169 B2 JP H0587169B2 JP 14244188 A JP14244188 A JP 14244188A JP 14244188 A JP14244188 A JP 14244188A JP H0587169 B2 JPH0587169 B2 JP H0587169B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、積層セラミツクコンデンサの製造
方法に関するもので、特に、複数枚のセラミツク
グリーンシートの積重ね時、あるいは積層セラミ
ツクグリーンシートへの内部電極等となるべき導
電膜の印刷時、さらにはセラミツクグリーンシー
トの積層体の切断時、等において生じ得る、内部
電極のずれに起因する不良品の発生を防止するた
めの改良に向けられるものである。
[従来の技術] 第6図および第7図を参照して、この発明にと
つて興味ある積層セラミツクコンデンサについて
説明する。
積層セラミツクコンデンサ1は、第7図に示す
ように、複数のセラミツク誘電体層2を積層して
なるコンデンサ本体3を備える。コンデンサ本体
3の内部には、複数の内部電極4が、各々、セラ
ミツク誘電体層2を介して配置される。また、内
部電極4の各々からは、引出電極5が一体に延び
るように形成されている。引出電極5は、コンデ
ンサ本体3の一方および他方の端面ならびに当該
端面に隣接する側面の一部に交互に露出するよう
に、第6図に示したような順序でセラミツク誘電
体層2が積層される。コンデンサ本体3の各端部
には、対応の引出電極5に電気的に接続されるよ
うに、外部電極6がそれぞれ形成される。
上述した積層セラミツクコンデンサ1におい
て、各内部電極4と対応の外部電極6との電気的
接続を確実なものとするため、次のような配慮が
払われている。まず、引出電極5は、外部電極6
との間で接触し得る長さを長くするため、前述の
ように、コンデンサ本体3の端面だけでなく当該
端面に隣接する側面の一部にまで露出するように
形成されている。さらに、コンデンサ本体3の角
の部分には、たとえばバレル研摩等により面とり
部7が形成され、この面とり部7において引出電
極5を確実に露出させ、外部電極6と確実に電気
的に接続されるようにしている。面とり部7の形
成は、コンデンサ本体3を得るときに行なわれる
焼成において、内部電極4および引出電極5が積
層セラミツク誘電体層2より大きく収縮し、引出
電極5が焼成後のコンデンサ本体3から露出しな
くなつた場合であつても、引出電極5と外部電極
6との電気的接続を確保することを可能にする。
上述した積層セラミツクコンデンサ1を製造す
るめたには、従来、次のような方法が採用されて
いる。
第8図に示すように、まず、四角形の平面形状
を有する複数枚のセラミツクグリーンシート8が
用意される。これらセラミツクグリーンシート8
は、前述したセラミツク誘電体層2となるべきも
のである。
次に、セラミツクグリーンシート8の各々に、
複数個の積層セラミツクコンデンサ1のための内
部電極4となるべき複数の内部電極部分9と引出
電極5となるべき複数の引出電極部分10とが、
金属を含むペーストをスクリーン印刷することに
より形成される。このとき、各内部電極部分9
は、各引出電極部分10によつて連結された状態
で配列されている。
次に、内部電極部分9および引出電極部分10
が形成された複数枚のセラミツクグリーンシート
8は積重ねられ、それによつて積層体が得られ
る。このようなセラミツクグリーンシート8の積
重ねにおいて、内部電極部分9が、セラミツクグ
リーンシート8を介して対応の内部電極部分9と
対向するように考慮される。第8図に示した内部
電極部分9のようなパターンを有する場合には、
セラミツクグリーンシート8は、第8図に示した
方向のものと、これに対してセラミツクグリーン
シート8の主表面方向に180度回転させたものと
が交互に積重ねられることによ、上述した内部電
極部分9の所望の対向状態を得ることができる。
積層体は、第8図に示したセラミツクグリーンシ
ート8を積層したものの上下に、さらに、導電膜
を形成していない適当枚数のセラミツクグリーン
シートを重ねたものとされる。
次に、積層体は、第8図において1点鎖線でそ
の位置を示した切断線11,12に沿つて切断さ
れ、それによつて、個々の積層セラミツクコンデ
ンサ1のためのコンデンサ本体3となるべき複数
個のチツプが得られる。
次に、タツプは焼成され、その後必要に応じ
て、第7図に示した面とり部7を形成するための
研摩処理が実施され、次いで、焼成されたチツプ
の各端部にそれぞれ外部電極6が形成される。
[発明が解決しようとする課題] 上述した複数個のチツプを得ようとするとき、
第8図に示した切断線11,12に沿う切断をす
べて完了した段階であるかどうかはともかくとし
て、最も端に位置する切断線11a,11b,1
2a,12bの外側に位置する部分が、まず除去
され、第9図に示すような積層体13の状態とさ
れるのが通常である。なぜなら、これら切断線1
1a,11b,12a,12bの外側の領域は、
コンデンサを構成するものではなく、捨てられる
べきものであつて、これらが積層セラミツクコン
デンサ1を構成するチツプと混ざり合うことを防
止するためである。
第9図に示した積層体13の1つの端面14を
見たとき、そこには、第8図に示したセラミツク
グリーンシート8上で最も端に位置する引出電極
部分10aの連なりが現われ、端面14に隣接す
る端面15には、引出電極部分10を幅方向に切
断した部分が現われる。
したがつて、内部電極部分9の印刷ずれやセラ
ミツクグリーンシート8の積重ねのずれや切断位
置のずれが生じていないかどうかを確認しようと
するとき、矢印16方向へのずれは、端面15上
に現われる引出電極部分10によつて観察するこ
とができるが、矢印17方向へのずれは、これを
観察することができない。なぜなら、端面14上
には、引出電極部分10aの連なりが端から端ま
で切れることなく見えるにすぎないからである。
したがつて、積層体13内において、内部電極
部分9の矢印17方向への位置ずれが仮に生じて
いたとしても、そのまま、以後の製造ステツプを
進めなければならない。そのため、このような内
部電極部分9の位置ずれが原因となつて、得られ
た積層セラミツクコンデンサ1には、取得容量が
目的値から外れたり、内部電極4のシヨートを生
じたり、内部電極4の露出による外観不良を生じ
たり、などの製品不良が現れることがあり、歩留
りの低下をもたらしていた。
そこで、この発明は、上述したような内部電極
部分の位置ずれに起因する歩留りの低下を未然に
防止することができる、積層セラミツクコンデン
サの製造方法を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] この発明は、複数のセラミツク誘電体層を積層
してなるコンデンサ本体と、各々前記セラミツク
誘電体層を介して配置される複数の内部電極と、
前記内部電極の各々から延び交互に前記コンデン
サ本体の一方および他方の端面ならびに当該端面
に隣接する側面の一部に露出する引出電極と、前
記引出電極に電気的に接続されるように前記コン
デンサ本体の各端部にそれぞれ形成される外部電
極と、を備える積層セラミツクコンデンサの製造
方法に向けられるものであつて、基本的に、次の
ようなステツプを備えている。すなわち、 前記セラミツク誘電体層となるべき四角形の平
面形状を有する複数枚のセラミツクグリーンシー
トを準備するステツプと、 前記セラミツクグリーンシートの各々に、複数
個の前記積層セラミツクコンデンサのための前記
内部電極となるべき複数の内部電極部分と前記引
出電極となるべき複数の引出電極部分とを、前記
各内電極部分が前記各引出電極部分によつて連結
された状態で配列されるように、形成するステツ
プと、 前記複数枚のセラミツクグリーンシートを積重
ねて積層体を得るステツプと、 前記積層体を切断して個々の前記積層セラミツ
クコンデンサのための前記コンデンサ本体となる
べき複数個のチツプを得るステツプと、 前記チツプを焼成するステツプと、 前記焼成されたチツプの各端部にそれぞれ外部
電極を形成するステツプと、 を備えている。そして、上述した技術的課題を解
決するため、 前記内部電極部分と前記引出電極部分とを形成
するステツプは、前記セラミツクグリーンシート
上で最も端に位置する前記引出電極部分の連なり
の少なくとも一部であつて前記積層体とされたと
きの積層方向に整列する位置にそれぞれ切欠を形
成するステツプを備え、かつ 前記積層体を切断するステツプは、前記切欠が
形成された前記引出電極部分の連なりを外部に露
出させるステツプを備える、 ことを特徴とするものである。
[発明の作用および効果] この発明では、セラミツクグリーンシート上で
最も端に位置する引出電極部分の連なりの少なく
とも一部に切欠が形成され、この切欠は、積層体
を切断して、この最も端に位置する引出電極部分
の連なりを外部に露出させたとき、これを見るこ
とができる。この切欠は、積層体とされたときの
積層方向に整列する位置に設けられているため
た、複数個の切欠が、積層体の端面において積層
方向に適正に整列していれば、内部電極部分の適
正な位置合わせか達成されていると判断すること
ができる。
なお、積層体の積層方向における複数個の切欠
の整列状態は、必ずしも、積層方向にぴつたりと
整列している必要ははない。得ようとする積層セ
ラミツクコンデンサに要求される寸法または特性
度の精度に応じて、複数個の切欠が、一定の許容
範囲内で積層体の積層方向に整列していれば、良
品であると判断される場合もあるからである。
このように、この発明によれば、積層体を切断
して、切欠が形成された引出電極部分の連なりを
外部に露出させた段階で、切欠の整列状態を見る
ことにより、積層体の内部にある内部電極部分の
位置合わせが適正であるかどうかを判断すること
ができる。したがつて、切欠の整列状態が適正で
あるときには、以後の製造ステツプを進めればよ
い。他方、切欠の整列状態が適正でない場合に
は、この段階で以後の製造ステツプの実施を中止
すればよい。
したがつて、切欠の位置を見ることによつて、
内部電極部分の印刷ずれやセラミツクグリーンシ
ートの積重ねずれや積層体の切断位置ずれに起因
する内部電極部分の位置ずれを早期に発見するこ
とができる。その結果、このような内部電極部分
の位置ずれに起因する、取得容量が許容範囲から
外れることや、内部電極間にシヨートを生ずるこ
とや、内部電極の露出による外観不良、などの製
品不良に占めるウエイトの高い不良の発生を減じ
ることができ、製品の歩留りを向上させることが
できる。
また、この発明が奏する効果をもたらすため
に、引出電極部分の連なりの少なくとも一部に切
欠を形成することは、容易である。たとえば、内
部電極部分および引出電極部分を印刷するための
パターン内に切欠を形成するためのパターンを含
めておいたり、印刷後において削り取つたりする
だけで、容易に切欠を形成することができる。
[実施例] 第1図には、この発明の一実施例において用い
られるセラミツクグリーンシート20が平面図で
示されている。このセラミツクグリーンシート2
0は、第6図および第7図を参照して説明した積
層セラミツクコンデンサ1を得るためのものとし
て用意される。
セラミツクグリーンシート20は、四角形の平
面形状を有している。セラミツクグリーンシート
20の一方主表面上には、複数個の積層セラミツ
クコンデンサ1のための内部電極4および引出電
極5となるべき内部電極部分21および引出電極
部分22が、各内部電極部分21が各引出電極部
分22によつて連結された状態で配列されるよう
に、たとえば金属ペーストを用いたスクリーン印
刷により形成されている。特に、セラミツクグリ
ーンシート20上で最も端に位置する引出電極部
分22aの連なりの少なくとも一部、たとえばこ
の連なりの両端部付近には、切欠23,24が形
成されている。
第1図に示したセラミツクグリーンシート20
は、第1図に示した方向のものと、これに対して
セラミツクグリーンシート20の主表面方向に
180度回転させたものとが交互に積重ねられる。
そして、このように積重ねられたセラミツクグリ
ーンシート20の上下には、導電膜を形成してい
ないセラミツクグリーンシートが適当枚数重ねら
れ、それによつて、積層体が得られる。
上述のように、積層体が得られたとき、この積
層体は、積層方向に加圧される。
次に、第7図に示すような個々の積層セラミツ
クコンデンサ1のためのコンデンサ本体3となる
べき複数個のチツプを得るため、積層体を切断す
るステツプが実施される。この切断は、第1図に
おいて1点鎖線で示した切断線25,26に沿つ
て実施される。なお、前述した従来技術と同様、
切断線25,26に沿う切断がすべて完了してい
るか否かは問わないが、通常、セラミツクグリー
ンシート20上において最も端に位置する切断線
25a,25bおよび26a,26bの外側に位
置する部分は、コンデンサを構成する部分ではな
いので、コンデンサを構成するチツプへの混入を
避けるため、先に除去される。このように切断線
25a,25bおよび26a,26bの外側に位
置する部分を除去して得られた積層体27が第2
図に斜視図で示されている。
第2図において、切断線25bに沿う切断によ
つて現われた端面28および切断線26bに沿う
切断によつて現われた端面29が図示されてい
る。端面28には、最も端に位置する引出電極部
分22aの連なりが、積層方向に整列した切欠2
3,24とともに現われる。また、端面29に
は、引出電極部分22をその幅方向に切断した端
部が現われる。なお、第2図において図示しない
が、積層体27の、端面28と対向する端面に
は、端面28に現れた引出電極部分22aおよび
切欠23,24と実質的に同じような態様で引出
電極部分および切欠が現われ、他方、端面29と
対向する端面には、端面29に現われた引出電極
部分22と実質的に同様の態様で引出電極部分が
現われる。ところで、第2図に示した積層体27
は、図示の便宜上、その積層方向の寸法がその主
表面方向の寸法に比べて誇張されて図示されてい
ることを指摘しておく。
内部電極部分21の矢印30方向への位置ずれ
は、端面29上において矢印30方向に断続的に
延びる引出電極部分22の整列状態を見ることに
よつて判定することができる。他方、内部電極部
分21の矢印31方向への位置ずれは、端面28
に現われた切欠23,24の整列状態を見ること
により判定できる。
第3図には、積層体27の端面28が正面図で
示されている。第3図に示すように、端面28に
現われた切欠23,24が積層方向に整列してい
れば、内部電極部分21の位置合わせが適正であ
ると判断される。第3図では、切欠23,24の
それぞれが、ぴつたりと積層方向に整列するよう
に図示されたが、実際には、このような整列状態
には、所定の許容範囲があり、この許容範囲内に
切欠23,24の位置が収まつていば、内部電極
部分21の位置合わせが適正であると判断され
る。
なお、この実施例では、引出電極部分22aの
1つの連なりに関して、2つの切欠23,24が
対称的に形成されている。したがつて、第3図に
示すように、内部電極部分21が適正に位置合わ
せされている場合には、端面28の左右方向にお
いて、切欠23と切欠24とが左右対称的にバラ
ンス良く位置されている。このことから、人間の
目による観察および判断がより容易になる。しか
しながら、このような利点を望まないのであれ
ば、形成される切欠としては、切欠23または2
4のいずれか一方のみであつてもよく、また、こ
のような切欠の位置が引出電極部分22aの連な
りの中央部付近に寄せられてもよい。さらに、切
欠の数は、3以上であつてもよい。
内部電極部分21の位置合わせが適正でない場
合には、積層体27の端面28において、第4図
または第5図に示すような現象が生じる。すなわ
ち、第4図では、内部電極部分21の積層方向に
おける相互の位置合わせについては適正である
が、特に切断線26に沿う切断の位置が不適正で
あつたために、内部電極部分21の位置が不適正
となつた場合を示している。この状態では、たと
えば、一方の切欠23が端面28からほとんど外
れ、他方の切欠24のみが、端面28に明確に現
われることになる。また、第5図に示す状態で
は、特に、内部電極部分21の積層方向における
相互のずれが生じた場合の典型例が示されてい
る。この状態では、切欠23,24の双方に関し
て、その積層方向での整列状態が阻害されてい
る。
このようにして、たとえば第4図および第5図
に示したような位置ずれが生じた場合には、以後
の製造ステツプを中止することができるので、位
置ずれに起因する製品不良の発生を防止でき、製
品の歩留りを向上させることができる。
なお、第4図および第5図に示した位置ずれの
態様は、単なる例示にすぎず、実際には、さらに
多様な位置ずれを生じるであろう。
前述したように、第3図に示したような切欠2
3,24の整列状態が得られたとき、積層体27
は、コンデンサ本体となるべき複数個のチツプに
分割され、その後、従来の製造方法と同様、焼成
され、それによつて、第7図に示すようなコンデ
ンサ本体3が得られる。そして、必要により、面
とり部7を形成するように研摩され、次いで、外
部電極6が形成される。これによつて、所望の積
層セラミツクコンデンサ1が完成される。
以上、この発明を図示の実施例に関連して説明
したが、この発明の範囲内において、その他種々
の変形例が可能である。
たとえば、第1図に示した内部電極部分21お
よび引出電極部分22の形成パターンおよび数
は、単なる例示にすぎず、これらパターンおよび
数は、必要に応じて、種々変更されることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例において用いら
れるセラミツクグリーンシート20を示す平面図
である。第2図は、第1図に示したセラミツクグ
リーンシート20を積重ね、かつ端面28,29
を露出させるように切断して得られた積層体27
の一部を示す斜視図である。第3図は、第2図に
示した積層体27の端面28を示す正面図であ
る。第4図および第5図は、それぞれ、位置ずれ
が生じた積層体27の端面28を示す正面図であ
る。第6図は、この発明にとつて興味ある積層セ
ラミツクコンデンサに含まれるセラミツク誘電体
層2を分解して示す斜視図である。第7図は、第
6図に示したセラミツク誘電体層2をもつて構成
された積層セラミツクコンデンサ1の一部破断上
面図である。第8図は、従来方法において用いら
れていたセラミツクグリーンシート8を示す平面
図である。第9図は、第8図に示したセラミツク
グリーンシート8を積重ね、かつ端面14,15
を露出させるように切断して得られた積層体13
の一部を示す斜視図である。 図において、1は積層セラミツクコンデンサ、
2はセラミツク誘電体層、3はコンデンサ本体、
4は内部電極、5は引出電極、6は外部電極、2
0はセラミツクグリーンシート、21は内部電極
部分、22は引出電極部分、23,24は切欠、
25,26は切断線、27は積層体、28,29
は端面である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数のセラミツク誘電体層を積層してなるコ
    ンデンサ本体と、各々前記セラミツク誘電体層を
    介して配置される複数の内部電極と、前記内部電
    極の各々から延びかつ交互に前記コンデンサ本体
    の一方および他方の端面ならびに当該端面に隣接
    する側面の一部に露出する引出電極と、前記引出
    電極に電気的に接続されるように前記コンデンサ
    本体の各端部にそれぞれ形成される外部電極と、
    を備える積層セラミツクコンデンサの製造方法に
    おいて、 前記セラミツク誘電体層となるべき四角形の平
    面形状を有する複数枚のセラミツクグリーンシー
    トを準備するステツプと、 前記セラミツクグリーンシートの各々に、複数
    個の前記積層セラミツクコンデンサのための前記
    内部電極となるべき複数の内部電極部分と前記引
    出電極となるべき複数の引出電極部分とを、前記
    各内電極部分が前記各引出電極部分によつて連結
    された状態で配列されるように、形成するステツ
    プと、 前記複数枚のセラミツクグリーンシートを積重
    ねて積層体を得るステツプと、 前記積層体を切断して個々の前記積層セラミツ
    クコンデンサのための前記コンデンサ本体となる
    べき複数個のチツプを得るステツプと、 前記チツプを焼成するステツプと、 前記焼成されたチツプの各端部にそれぞれ外部
    電極を形成するステツプと、 を備え、 前記内部電極部分と前記引出電極部分とを形成
    するステツプは、前記セラミツクグリーンシート
    上で最も端に位置する前記引出電極部分の連なり
    の少なくとも一部であつて前記積層体とされたと
    きの積層方向に整列する位置にそれぞれ切欠を形
    成するステツプを備え、かつ 前記積層体を切断するステツプは、前記切欠が
    形成された前記引出電極部分の連なりを外部に露
    出させるステツプを備える、 を特徴とする、積層セラミツクコンデンサの製造
    方法。
JP14244188A 1988-06-09 1988-06-09 積層セラミックコンデンサの製造方法 Granted JPH01312817A (ja)

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