JPH0587077B2 - - Google Patents

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JPH0587077B2
JPH0587077B2 JP8779993A JP7999387A JPH0587077B2 JP H0587077 B2 JPH0587077 B2 JP H0587077B2 JP 8779993 A JP8779993 A JP 8779993A JP 7999387 A JP7999387 A JP 7999387A JP H0587077 B2 JPH0587077 B2 JP H0587077B2
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JP
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quinoline
oxo
thiazeto
methyl
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JP8779993A
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JPS63107990A (ja
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Masahiro Kise
Masahiko Kitano
Masakuni Ozaki
Kenji Kazuno
Ichiro Shirahase
Yoshifumi Tomii
Jun Segawa
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Nippon Shinyaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shinyaku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Shinyaku Co Ltd filed Critical Nippon Shinyaku Co Ltd
Publication of JPS63107990A publication Critical patent/JPS63107990A/ja
Publication of JPH0587077B2 publication Critical patent/JPH0587077B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D513/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00
    • C07D513/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D513/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
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  • Communicable Diseases (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Quinoline Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、抗菌作用を有し、各種感染症の治療
剤として有用な新規キノリンカルボン酸誘導体に
関する。更に詳しくは、本発明は次の一般式
〔〕で表わされるキノリンカルボン酸誘導体及
びその生理学的に許容される塩に関する。
【化】 式中、R1は、水素、アルキル、又は置換若し
くは無置換のフエニルを表わし、R2は、水素、
アルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲン、
ニトロ、又は置換若しくは無置換のアミノを表わ
し、R3は、水素又は置換若しくは無置換のアル
キルを表わす。 また、R4、R5は、同一又は異なつて、アルキ
ル又はヒロドキシアルキルを表わすか、R4とR5
とが結合して隣接する窒素原子とともに環状アミ
ノを形成してもよく、このような環状アミノは置
換されていてもよく更に構成原子として窒素、酸
素又は硫黄原子を含んでいてもよい。Xはハロゲ
ンを表わす。 (従来の技術) 現在、グラム陰性菌による感染の治療薬として
の合成抗菌材としては、ナリジキシ酸、ピロミド
酸、ピペミド酸、エノキサシン(AT−2266)、
オフロキサシン(DL−8280)等が広く用いられ
ている。しかし、これらは近年増加しつつありし
かも難治性疾患である慢性緑膿感染症やグラム陽
性菌感染症の治療に対しては満足すべきものでは
ない。この問題を解決するために各種化合物が合
成され多数の特許出願がなされている。 本発明者らも種々の化合物を合成し、優れた抗
菌作用を有するキノリンカルボン酸を見いだし、
既に特許出願した(特開昭57−136588号、特開昭
58−103393号公報)。これらの出願中には、主と
してチアゾロキノリンカルボン酸誘導体が開示さ
れているものであるが、本発明に類似の化合物と
して、7−クロロ−6−フルオロ−4−オキソ−
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸が原料として開示されている。 チアゾロキノリンカルボン酸誘導体について
は、米国特許4550104号にも開示されている。 (発明が解決しようとする問題点) かかる抗菌剤は、その効果において一定の限界
があり、またはその安全性について必ずしも満足
のゆくものではない。本発明者らはこれらの点を
克服すべく研究を続行する過程で、著しく上記を
凌駕する薬理作用を有し、かつ低毒性の化合物群
に到達し本発明を完成した。 従つて、本発明の目的は、前記既存の合成抗菌
剤より著しく優れた新たな医薬品を開発しようと
する点にある。 (課題を解決するための手段) 本発明化合物は、文献未記載の新規化合物であ
り、その化学構造上の特徴は、 2−メルカプトキノロン骨格の窒素原子と硫
黄原子の間で形成する環がチアゼチジン環であ
ること、 キノリン骨格の6位がハロゲンで、7位がア
ミンで置換されている、 の2点にある。 一般式〔〕においてR1で示されるアルキル
としては、直鎖状又は分枝状の炭素数1〜6の低
級アルキルが好ましく、例えば、メチル、エチ
ル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、
イソブチル、sec−プチル、tert−ブチル、n−
ペンチル、イソペンチル、n−ヘキシル、イソヘ
キシル等を挙げることができる。 R1で示されるフエニルの置換基としては、例
えば、アルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、ハロ
ゲン、トリフルオロメチル、ニトロ等を挙げるこ
とができる。かかる置換基としてのアルキルは、
前記の如きものが挙げられる。アルコキシとして
は、直鎖状又は分枝状の、炭素数1〜4の低級ア
ルキルが好ましく、例えば、メトキシ、エトキ
シ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブト
キシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ、tert−ブ
トキシ等を挙げることができる。ハロゲンとして
は、塩素、臭素、ヨウ素、フツ素等を挙げること
ができるが、とりわけフツ素が好ましい。 R2で示されるアルキル、アルコキシ、ハロゲ
ンは、フエニルの置換基として前記したものを挙
げることができる。置換アミノとしては、アシル
アミノ(例、アセチルアミノ、プロピオニルアミ
ノ等)を挙げることができる。 R3で示されるアルキルとしては、R1で示した
ものを挙げることができる。かかるアルキルは、
ヒドロキシ、アルコキシ、アシルオキシ等で置換
されていてもよい。アルキルの置換基としてもア
ルコキシとしては、前記したものを挙げることが
できる。アシルオキシとしては、アセチルオキ
シ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、ピバ
ロイルオキシ等の炭素数2〜6のものを挙げるこ
とができる。Xで示されるハロゲンとしては、フ
ツ素は塩素を挙げることができる。R4,R5とし
て示されるアルキルとしては、直鎖状又は分枝状
の炭素数1〜4の低級アルキルが好ましく、例え
ば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル等を挙げることがで
きる。R4、R5として示されるヒドロキシアルキ
ルとしては、炭素数1〜4のものが好ましく、例
えば、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプ
ロピル、2−ヒドロキシプロピル等を挙げること
ができる。
【式】で示される環状アミノとしては、例え ば、4〜8員環のもので、更に構成原子として窒
素、酸素又は硫黄原子を含んでいてもよい。かか
る環状アミノとしては、例えば、アゼチジノ、ピ
ロリジノ、ピペリジノ、アゼピノ、アゾシノ、ピ
ペラジノ、ホモピペラジノ、ピロリノ、モルホリ
ノ、チオモルホリノ、イミダゾリノ、イミダゾリ
ジノ、イミダゾリニノ、ピラゾリジノ、ピラゾリ
ノ等を挙げることができる。 これらの環状アミノはまた、1〜3個の同一又
は異なる置換基を有していてもよく、かかる置換
基としては、アルキル、アルケニル、アルキニ
ル、アリール、アラルキル、ヒドロキシアルキ
ル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、シア
ノアルキル、カルボアルコキシアルキル、アシル
アルキル、アシル、ヒドロキシ、オキソ、アミ
ノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ等を挙げ
ることができる。かかる置換基としてアルキルに
は、前記R1で挙げたものを挙げることができる。 アルケニルとしては、直鎖状又は分枝状の炭素
数2〜6の低級アルケニルがよく、例えば、ビニ
ル、アリル、イソプロペニル、2−メタリル、2
−ブテニル、3−ブテニル等を挙げることができ
る。アルキニルとしては、直鎖状又は分枝状の炭
素数2〜6の低級アルキニルがよく、例えばエチ
ニル、1−プロピニル、2−プロピニル等が用い
られる。アリールとしては、例えば、フエニル、
α−ナフチル、β−ナフチル、ビフエニル等を挙
げることができるが、とりわけフエニルが好まし
い。アラルキルとしては、炭素数7〜12のものが
よく、例えば、ベンジル、フエネチル、フエニル
プロピル、ナフチルメチル等を挙げることができ
る。ヒドロキシアルキルとしては、炭素数1〜4
のものが好ましく、例えば、ヒドロキシメチル、
2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピ
ル、2−ヒドロキシプロピル等を挙げることがで
きる。アルコシキアルキルとしては炭素数2〜6
のものが好ましく、例えばメトキシエチル、メト
キシプロピル、エトキシメチル、エトキシエチル
等を挙げることができる。これらのアルコキシア
ルキルはヒドロキシで置換されていてもよい。ア
ミノアルキルとしては、炭素数1〜4のものが好
ましく、例えば、アミノメチル、2−アミノエチ
ル、3−アミノプロピル、4−アミノブチル等を
挙げることができる。シアノアルキルとしては炭
素数2〜4のものが好ましく、例えばシアノメチ
ル、2−シアノエチル、3−シアノプロピル等を
挙げることができる。アシルアルキルとしては炭
素数3〜8のものがよく、例えばベンゾイル又は
前記R3で例示したアシルオキシで挙げたアシル
に炭素数1〜4のアルキレンが結合したものを挙
げることができる。かかるアシルアルキルは、カ
ルボキシ、カルボメトキシ、カルボエトキシで置
換されていてもよい。アシルとしては、炭素数1
〜6のものがよく、例えば、ホルミル、アセチ
ル、プロピオニル、n−ブチリル、イソブチリ
ル、バレリル、イソバレリル、ピバロイル、n−
ヘキサノイル、トリフルオロアセチル等を挙げる
ことができる。アルキルアミノとしては、炭素数
1〜4のものがよく、例えば、メチルアミノ、エ
チルアミノ、n−プロピルアミノ、イソプロピル
アミノ、n−ブチルアミノ等を挙げることができ
る。ジアルキルアミノとしては、例えば、ジメチ
ルアミノ、ジエチルアミノ、ジ−(n−プロピル)
アミノ等を挙げることができる。 これらの置換基がベンゼン環を有する場合に
は、前記した如きアルコキシやアミノで置換され
ていてもよい。 本発明に含まれる化合物〔〕の塩としては、
例えば、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、フツ化水素
酸、臭化水素酸等の鉱酸の塩、ギ酸、酢酸、酒石
酸、乳酸、クエン酸、フマール酸、マレイン酸、
コハク酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、
ナフタレンスルホン酸、カンフアースルホン酸等
の有機酸の塩、ナトリウム、カリウム、カルシウ
ム等のアルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩等
を挙げることができる。 本発明化合物の代表例としては、後記する実施
例に加えて、例えば次の化合物を挙げることがで
きる。 6−フルオロ−1−(4−フルオロフエニル)−
7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキ
ソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノ
リン−3−カルボン酸エチルエステル、6−フル
オロ−1−(4−フルオロフエニル)−4−オキソ
−7−(1−ピベラジニル)−4H−〔1,3〕チア
ゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸エ
チルエステル、6−フルオロ−1−(4−フルオ
ロフエニル)−7−(3−メチル−1−ピベラジニ
ル)−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,
2−a〕キノリン−3−カルボン酸エチルエステ
ル、6−フルオロ−1−(4−フルオロフエニル)
−7−(3,4−ジメチル−1−ピペラジニル)−
4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−
a〕キノリン−3−カルボン酸エチルエステル、
1−(4−クロロフエニル)−6−フルオロ−7−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸エチルエステル、1−(4−ク
ロロフエニル)−6−フルオロ−4−オキソ−7
−(1−ピペラジニル)−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸エチル
エステル、1−(4−クロロフエニル)−6−フル
オロ−7−(3−メチル−1−ピベラジエル)−4
−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−
a〕キノリン−3−カルボン酸エチルエステル、
1−(4−クロロフエニル)−6−フルオロ−7−
(3,4−ジメチル−1−ピペラジニル)−4−オ
キソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キ
ノリン−3−カルボン酸エチルエステル、6−フ
ルオロ−8−メトキシ−1−メチル−4−オキソ
−7−(1−ピペラジニル)−4H−〔1,3〕チア
ゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸。 本発明化合物は、例えば、次の方法により製造
することができる。
【化】 式中、R1,R2,R4,R5,Xは前記と同じ。
Y,Zは同一又は異なるハロゲン、R3はアルキ
ルを表わす。
【化】 式中、R1,R2,R3,R4,R5X,Y,ZはA法
と同じ。
【化】 式中、X,R1,R2,R3,R4,R5はA法と同
じ。
【化】 式中、X,R1,R2,R3,R4,R5は前記と同
じ。 上記から明らかなように、本発明化合物は、大
別とすると2つのルートによつて製造することが
できる。即ち、1つは7位がアミノで置換された
キノリンカルボン酸を出発原料としてチアゼチジ
ン環を形成する方法(A,B法)、1つはチアゼ
チジン環を形成した後、7位にアミノを導入する
方法(C,D法)である。以下に個々の製法につ
いて詳細に述べる。 A法:〔〕とジハロゲン化合物(例、ヨウ化メ
チレン、臭化エチリデン、臭化ベンジリデン
等)を反応に不活性な溶媒中で脱酸剤(例、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、トリエチル
アミノ等)の存在下、通常0〜120℃で反応
させ、環化して〔a〕を製造する。溶媒と
しては、例えば、N,N−ジメチルホルムア
ミド、N,N−ジメチルアセタミド、ジメチ
ルスルホキシド、スルホラン等の非プロトン
性溶媒が好ましい。ジハロゲン化物及び脱酸
剤の使用量は〔〕1モルに対し、当モル以
上、好ましくは1.1〜2.5モルである。反応を
促進するために、触媒量(0.01〜3.0モル等
量)のヨウ化ナトリウム又はヨウ化カリウム
を加えて反応を行つてもよい。 B法:〔〕とハロゲン化物(ZCH2−R1)をA
法と同様の反応溶媒、脱酸剤を用いて、通常
0〜80℃で反応させ、〔〕を製造する。続
いて、〔〕を不活性な溶媒(例、クロロホ
ルム、ジクロルメタン、四塩化炭素のような
ハロゲン化炭化水素系溶媒)中でハロゲン化
剤(例えば、N−ブロムコハク酸イミド、N
−クロルコハク酸イミド等)でハロゲン化し
て〔〕を製造する。〔〕をA法と同様の
反応溶媒、脱酸剤を用いて、通常0〜80℃で
環化することにより〔a〕を製造すること
ができる。 C法:〔〕にアミノを縮合させることで〔a〕
を製造することができる。未反応は、反応に
不活性な溶媒(例、N,N−ジメシルホルム
アミド、N,N−ジメチルアセタミド、ジメ
チルスルホキシド、スルホラン、アセトニト
リル等の非プロトン性溶媒)中、好ましく
は、脱酸剤(例、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウ
ム、トリエチルアミン等)の存在下、通常0
〜80℃、例えば40〜60℃でアミノを反応させ
る。アミノの使用量は、〔〕1モルに対し
て、1.5〜2.5モルである。 D法:〔〕を酸(例、濃硫酸、発煙硫酸、ポリ
リン酸又はこれらの混合物等)で加水分解し
て〔〕を製造する。本反応は過剰(1〜30
倍重量、好ましくは5〜10倍重量)の酸を溶
媒として、通常0〜60℃で行う。本加水分解
反応は、20〜30倍量(好ましくは5〜10倍
量)の1〜5%水酸化カリウム又は水酸化ナ
トリウムの含水アルコール(メタノール、エ
タノール、プロパノール、ブタノール等)中
で、通常、室温〜60℃で行うこともできる。
次に〔〕とアミンをC法と同様の溶媒中で
反応させて〔b〕を製造する。反応は通常
0〜60℃で行われるが、0℃〜室温が好まし
い。 更に、その他の方法として、一般式〔〕よ
り、次の反応経路でも製造することができる。
【化】
【化】 式中、R1,R2,R3,R4,R5,XはA法と同
じ。 即ち、〔〕とジハロゲン化物を脱酸剤(例、
炭酸カリウム等)の存在下、不活性溶媒(例、
N,N−ジメチルホルムアミド等)中で反応させ
る。次いで〔〕を閉環し、〔a〕を製造する。
本閉環反応は自体公知の方法により行うことがで
きる。例えば、加熱による方法、オキシ塩化リ
ン、五塩化リン、三塩化リン、チオニルクロリ
ド、発煙硫酸、濃硫酸、ポリリン酸、ポリリン酸
エステル等の酸性物質を用いる方法等を挙げるこ
とができる。例えば、酸性物質を用いる場合、
〔〕1モルに対して1モル〜大過剰量、好まし
くは20〜30モルの酸性物質を用い、通常0〜100
℃好ましくは0〜60℃で行う。3,4−ジフロオ
ロ体を出発原料としてチアゼチジン環を形成した
後C法と同様にアミンを縮合させて〔a〕を製
造することもできる。この場合R2が水素の場合
〔〕の化合物が副生してくるので、分離した後
アミンの反応に付す。又はアミンと縮合した後、
分離する。 上記の製造法においてピペラジンのようなジア
ミンを反応させる場合、必要により一方のアミン
を公知の方法によつて保護して〔〕と反応さ
せ、次いで保護基を脱離して目的化合物(N−無
置換体)を得ることができる。更に、N−無置換
体より自体公知の方法で窒素原子に置換基を導入
することによつてN−置換ジアミノ化合物を製造
することもできる。 8位置換誘導体は上記の方法で得た化合物
(R2が水素)を自体公知の方法により所望の置換
基を導入することによつても製造することができ
る。 以上の方法によつて製造した化合物がエステル
(R3)がアルキル)である場合は、所望により加
水分解してカルボン酸(R3が水素)に変換する
ことができる。本加水分解反応は大過剰の酸
(例、硫酸、発煙硫酸、塩酸、臭化水素酸、臭化
水素酸/酢酸、クロルスルホン酸、ポリリン酸
等)、好ましくは10〜20倍量の酸を溶媒として室
温〜110℃で行う。又は20〜30倍量(好ましくは
5〜10倍量)の1〜5%水酸化カリウム又は水酸
化ナトリウムの含水アルコール〔メタノール、エ
タノール、プロパノール、ブタノール(好ましく
はtert−ブタノール)〕溶液中、室温〜60℃で攪
拌することによつても加水分解することができ
る。 又、エステルを10〜100倍の所望するエステル
に対するアルコール中では、触媒量の濃硫酸の存
在下60〜150℃、好ましくは100〜110℃で加熱攪
拌することにより所望のエステル体に変換するこ
とができる。 また、カルボン酸(R3が水素)の場合、必要
によりエステル化してエステル(R3がアルキル)
に変換することができる。本エステル化反応は、
それ自体公知のエステル化、例えば、塩化チオニ
ルとアルコール、アルコールと縮合剤(例、ジシ
クロカルボジイミド)、又はアルキルハライドと
アルコラート等により行うことができる。また、
カルボン酸の場合は、自体公知の方法により薬理
上許容される塩の形(例、ナトリウム、カリウ
ム)にして用いることもできる。 原料化合物〔〕及び〔〕は、新規な化合物
を含むものであるが、それらの新規化合物は公知
(例、特開昭57−136588号公報)又は後記する参
考例の方法と同様にして製造することができる。 新奇な原料化合物〔〕は、参考例として後記
するが、上記A法又はB法に準じて製造すること
ができる。アミンは公知の物質であるか公知の方
法に準じて製造することができる。 かくして生成される目的化合物〔〕は、自体
公知の手段、例えば、濃縮、液性変換、転溶、溶
媒抽出、結晶化、再結晶、分溜、クロマトグラフ
イー等により単離精製することができる。 本発明化合物を医薬として投与する場合、本発
明化合物はそのまま又は医薬的に許容される無毒
性かつ不活性の担体中に、例えば0.1%〜99.5%、
好ましくは0.5%〜90%含有する医薬組成物とし
て、人を含む動物に投与される。 担体としては、固形、半固形、又は液状の希釈
剤、充填剤、及びその他の処方用の助剤一種以上
が用いられる。医薬組成物は、投与単位形態で投
与することが望ましい。本発明医薬組成物は、経
口投与、組織内投与、局所投与(経皮投与等)又
は経直腸的に投与することができる。これらの投
与方法に適した剤型で投与されるのはもちろんで
ある。例えば、経口投与が特に好ましい。 感染症治療剤としての用量は、年齢、体重、等
の患者の状態、投与経路、病気の性質と程度等を
考慮した上で調整することが望ましいが、通常
は、成人に対して本発明の有効成分量として、1
日あたり、50〜1000mg/ヒトの範囲が、好ましく
は100mg〜300mg/ヒトの範囲が一般的である。場
合によつては、これ以下で足りるしまた逆にこれ
以上の用量を必要とすることもある。1日2〜3
回に分割して投与することが望ましい。 (実施例) 以下に本発明化合物の製造に関する参考例、実
施例、及び本発明化合物の試験例を掲げて本発明
を更に詳しく説明する。 参考例 1 6,7−ジフルオロ−1−メチル−4−オキソ
−4H−〔1,3〕チアゼト(3,2−a〕キノ
リン−3−カルボン酸エチルエステル (1) 3,4−ジフルオロアニリン600g、トリエ
チルアミン1410gを混合し、氷冷攪拌下に二硫
化炭素389gを2.5時間を要して滴下する。同温
度で更に2時間攪拌する。徐々に結晶が析出す
る。室温に徐々に昇温させ2時間攪拌後、更に
冷蔵庫に2夜放置する。結晶が固化した反応物
にクロロホルム2を加え攪拌し懸濁状態と
し、内温10℃でクロルギ酸エチルエステルを2
時間を要して滴下する。更に室温で3.5時間攪
拌する。反応後、反応液を氷水中に注ぎ、濃塩
酸で弱酸性とし、クロロホルム層を分取する。
水洗、乾燥して濃縮し残留物をカラムクロマト
グラフイー(n−ヘキサン/シリカゲル)で精
製して、3,4−ジフルオロフエニルイソチオ
シアネートを無色油状物として558.8g得た。 (2) ジオキサン2850mlと微粉砕した水酸化カリウ
ム70.2gの混合物に、攪拌下マロン酸エチルエ
ステル200.3gを3時間かけて滴下する。滴下
後、室温攪拌下に(1)で得た油状物186.2gを滴
下、その後18時間攪拌する。氷冷攪拌下にメト
シキメチルクロリド100.2gを徐々に滴下する。
更に室温で3時間攪拌する。反応液を氷水中に
注ぐ。酢酸エチルで抽出、水洗し乾燥する。残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフイー
(n−ヘキサン:酢酸エチル(2:1)で溶出)
で精製し、油状の1−(3,4−ジフルオロフ
エニルアミノ)−1−(メトキシメチルチオ)メ
チレンマロン酸ジエチルエステル383.8gを得
た。 (3) 上記(2)で得た油状物85.5gをジフエニルエー
テル250gを溶解し、240℃で5〜10分間加熱攪
拌する。80℃まで冷却した後、反応液を1の
n−ヘキサンに注ぎ、冷所に一夜放置する。析
出した結晶を濾取し、n−ヘキサンで洗浄す
る。6,7−ジフルオロ−4−ヒドロキシ−2
−メトキシメチルチオキノリン−3−カルボン
酸エチルエステル195gを微黄色結晶として得
た。融点126〜129℃。 (4) 上記(3)で得た結晶195gとエタノール1の
懸濁液に、室温で攪拌しながら濃硫酸600mlを
滴下する。滴下後2時間攪拌する。反応液に氷
水を加える。析出する結晶を濾取し、水洗、通
風乾燥する。6,7−ジフロオロ−4−ヒドロ
キシ−2−メルカプトキノリン−3−カルボン
酸エチルエステル166.6gを黄色結晶として得
た。融点201〜203℃(分解)。 (5) 臭化エチリデン110.0g、炭酸カリウム77.4
g、ヨウ化カリウム4.6g、N,N−ジメチル
ホルムアミド540mlをフラスコ内に入れ、105〜
110℃に加熱攪拌する。これに(4)で得た結晶80
gをN,N−ジメチルホルムアミド1400mlに溶
解した溶液を滴下する。滴下後、同温で2.5時
間攪拌する。反応終了後、減圧下に濃縮する。
濃縮液を氷水中に注ぎ、析出する結晶を濾取し
水洗、通風乾燥する。6,7−ジフルオロ−1
−メチル−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼ
ト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸エ
チルエステルを粗結晶として61.4g得た。クロ
ロホルムとメタノールの混合溶媒(10:1)か
ら再結晶して無色結晶41.2gを得た。 融点200〜202℃。 元素分析値(C14H11F2NO3Sとして) 計算値(%) C:54.02 H:3.56 N:4.50 実測値(%) C:54.54 H:3.42 N:4.29 参考例 2 1−(5−アミノ−2−フルオロ−6−メトキ
シフエニル)−4−メチルピペラジン (1) 2−フルオロ−6−メトキシアニリン7.80g
とジ−(2−ブロムエチル)アミン臭化水素酸
塩17.23gを水5mlに溶かし、浴温(約110℃)
にて加熱しながら10mlの30%水酸化カリウムを
約3.5mlずつ1時間ごとに加える。更に加熱を
続ける(計7時間)。冷却後、反応液を水酸化
ナトリウム水溶液でアルカリ性とし塩析してク
ロロホルムで2回抽出する。飽和食塩水で洗浄
し、硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を残留
し、残渣をカラムクロマトグラフイーで精製す
ると8.95gの油状の1−(2−フルオロ−6−
メトキシフエニル)ピペラジン34.94gを得る。
収率94%。 (2) 上記(1)と同様にして得た化合物34.89gをギ
酸50gと37%ホルマリン135gに溶かし、浴温
(約110℃)で75分間還流する。反応液を減圧濃
縮し、希塩酸に溶かす。不溶物を覗き、酢酸エ
チルで洗浄後、希水酸化ナトリウム水溶液でア
ルカリ性とし、塩析、クロロホルムで抽出す
る。硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を残留す
る。残渣をエーテルに溶かして塩酸/エタノー
ルを加え、塩酸塩を析出させる。結晶をエーテ
ルで洗浄し、乾燥後水に溶かし、苛性ソーダ水
を加えエーテルで抽出する。飽和食塩水で洗浄
し、硫酸ナトリウムで乾燥して溶媒を残留する
と、1−(2−フルオロ−6−メトシキフエニ
ル)−4−メチルピペラジンが油状物として
26.18g得られた。収率70%。 (3) 濃硫酸600mlに上記(2)と同様にして得た化合
物を27.56gと硫酸銀42.14gを溶かし、氷冷下
1200mlの濃硫酸に溶かした臭素21.60gを約30
分間かけて滴下し、更に90分間攪拌する。反応
液を氷に注入し氷冷しながら水酸化ナトリウム
でアルカリ性としクロロホルムで2回抽出す
る。飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾
燥する。溶媒を留去しカラムクロマトグラフイ
ーで精製すると1−(3−ブロモ−2−フルオ
ロ−6−メトキシフエニル)−4−メチルピペ
ラジン14.12gを得る。収率38%。 (4) 上記(3)と同様にして得た化合物13.42gを500
mlの濃硫酸に溶かし、氷冷下70mlの濃硫酸に溶
かした硝酸カリウム4.70gを20分間かけて滴下
する(温度4〜6℃)。更に30分間攪拌後、反
応液を氷水中に注入し氷冷し、炭酸水化ナトリ
ウムで弱アルカリ性とした後、酢酸エチルで抽
出する。飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム
で乾燥する。溶媒を留去後、カラムクロマトグ
ラフイーで精製して、1−(3−ブロモ−2−
フルオロ−5−ニトロ−6−メトキシフエニ
ル)−4−メチルピペラジンを3.29g得た。収
率21%。 (5) 60mlの濃硫酸に上記(4)と同様にして得た化合
物の2.778gを溶かし、氷冷下80mlの濃塩酸に
溶かした塩化第一スズ、2水和物7.38gを滴下
する。滴下後更に30分間攪拌し、氷に注ぎ希苛
性ソーダで中和した後クロロホルムで抽出す
る。飽和炭酸水素ナトリウム水で洗浄し、硫酸
ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去する。残
渣として1−(5−アミノ−3−ブロモ−2−
フルオロ−6−メトキシフエニル)−4−メチ
ルピペラジン2.432gを得た。収率96%。 (6) 上記(5)と同様にして得た化合物2.33gを150
mlのエタノールに溶かし水酸化ナトリウム0.30
gと5%パラジウム−炭素200mgを加え、常温
常圧下に接触還元を行う。反応液を濾過し減圧
濃縮する。クロロホルムで抽出し、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウム
で乾燥し溶媒を減圧留去して、1−(5−アミ
ノ−2−フルオロ−6−メトキシフエニル)−
4−メチルピペラジンを1.68g得た。 実施例 1 (1) 6−フルオロ−1−メチル−7−(4−メチ
ル−1−ピペラジニル−4−オキソ−4H−
〔3H〕チアゼト〔3、2−a〕キノリン−3−
カルボン酸 発煙硫酸50.0gを冷却攪拌しながら、参考例1
の(5)と同様にして得た6,7−ジフルオロ−1−
メチル−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸エチル
エステルの結晶4.73gを少量ずつ加え、溶解す
る。60℃で30分間攪拌する。反応液を氷中に注
ぎ、析出するミルク状結晶を遠心分離し、水洗、
通風乾燥して6,7−ジフルオロ−1−メチル−
4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−
a〕キノリン−3−カルボン酸4.02gを粉末結晶
として得た。融点269〜272℃(分解)。 (2) 上記(1)で得た結晶14.1gとN,N−ジメチル
ホルムアミド300mlの混合物を氷水中で冷却し、
攪拌下、N−メチルピペラジン10.6gをゆつく
り滴下する。滴下後、室温で22時間攪拌する。
反応終了後、減圧下にN,N−ジメチルホルム
アミドを留去する。残留物にアセトンを加え析
出する結晶を濾取する。アセトン、クロロホル
ム、エーテルで洗浄して融点262℃(分解)の
目的化合物の結晶12.63gを得た。 元素分析値(C13H18FN3O3Sとして) 計算値(%) C:56.18 H:4.99 N:11.56 実測値(%) C:56.17 H:5.18 N:11.48 塩酸塩融点288〜290℃(分解)。硫酸塩融点252
℃。メタンスルホン酸塩融点251〜253℃(分解)。
トルエンスルホン酸融点265〜268℃(分解)。2
−ナフタレンスルホン酸塩融点207〜210℃(分
解)。1−ナフタレンスルホン酸塩融点223〜225
℃(分解)。エタンスルホン酸塩融点273〜275℃
(分解)。d−10−カンフアースルホン酸塩融点
257〜259℃(分解)。ベンゼンスルホン酸塩融点
246〜248℃(分解)。マレイン酸塩融点238〜240
℃(分解)。三燐酸塩融点201〜203℃(分解)。 ナトリウム0.126gと無水メタノール30mlより
ナトリウムメチラートのメタノール溶液をつく
り、これに上記のようにして得たカルボン酸2.0
gを加え、約2時間攪拌する。結晶が析出するの
で、メタノールを留去後結晶を濾取する。メタノ
ール、アセトン、エーテルで洗浄し、乾燥する。
ナトリウム塩として2.1g得た。融点306〜309℃
(分解)。 実施例 2 7−(4−アセチル−1−ピペラジニル)−6−
クロロ−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸エチ
ルエステル N,N−ジメチルホルムアミド50ml中にヨウ化
メチレン2.35g、炭酸カリウム2.5gを入れ、攪
拌下に7−(4−アセチル−1−ピペラジニル)−
6−クロロ−4−キドロキシ−2−メルカプトキ
ノリン−3−カルボンエチルエステル酸3.0gを
N,N−ジメチルホルムアミド30mlに溶解した溶
液をゆつくりと滴下する。滴下後1時間室温で攪
拌する。反応溶液を減圧下に濃縮する。残留物に
水を加え、不溶性結晶を濾取する。水洗、乾燥
し、エタノールとクロロホルムの混合溶媒から再
結晶して無色粉末状結晶2.49gを得た。融点266
〜268℃(分解)。 元素分析値(C19H20CIN3O4S・1/2H2Oとし
て) 計算値(%) C:52.96 H:4.91 N:9.75 実測値(%) C:53.16 H:4.69 N:9.69 実施例 3 6−クロロ−1−メチル−7−(1−ピペラジ
ニル)−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 7−(4−アセチル−1−ピペラジニル)−6−
クロロ−1−メチル−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸エチルエステル610mg、5%塩酸12ml、エ
タノール3mlの混合物を、100〜110℃の油浴で2
時間加熱攪拌する。約50℃に冷後5%アンモニア
水で中和する。析出する結晶を濾取し水洗、乾燥
してN,N−ジメチルホルムアミドから再結晶
し、微黄色結晶を得る。 融点300℃以上(分解)。 元素分析値(C16H16C1N3O3S・11/2H2Oと
して) 計算値(%) C:48.92 H:4.87 N:10.70 実測値(%) C:49.27 H:4.46 N:10.66 NMRδ(DMSO−d6):2.10(d,3H)、2.90
(m,4H)、3.10(m,4H)、6.40(q:1H)、7.01
(s,1H)、8.10(s,1H)、8.00〜9.00(br,1H) 実施例 4 6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−7−
(1−ピペラジニル)−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸エチ
ルエステル 6,7−ジフルオロ−1−メチル−4−オキソ
−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリ
ン−3−カルボン酸エチルエステル5.0gをN,
N−ジメチルホルムアミド150ml中に懸濁し、ピ
ペラジン4.6gを加え、48時間室温で攪拌する。
N,N−ジメチルホルムアミドを減圧下に留去
し、氷水を加えて結晶を濾取する。カラムクロマ
トグラフイー(シリカゲル/クロロホルム・メタ
ノール(1:1))で精製すると目的化合物3.0g
を得る。融点224℃(分解)。 元素分析値(C18H20FN3O3S・3/4H2Oとし
て) 計算値(%) C:55.30 H:5.54 N:10.74 実測値(%) C:55.29 H:5.52 N:10.37 実施例 5 7−(4−アセトニル−1−ピペラジニル)−6
−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−
3−カルボン酸エチルエステル 6−フルオロ−1−メチル−7−(1−ピペラ
ジニル)−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸エチル
エステル3.8gをN,N−ジメチルホルムアミド
50ml中に懸濁し、炭酸カリウム1.66gを加え、氷
冷却攪拌下にブロモアセトン1.65gを滴下、20時
間室温で攪拌する。反応液を氷水中に注ぎ析出す
る結晶を濾取する。水洗、乾燥し、エタノールか
ら再結晶すると無色粉末状結晶の目的化合物3.7
gを得る。融点196〜200℃(分解)。 元素分析値(C21H24FN3O4Sとして) 計算値(%) C:58.18 H:5.58 N:9.69 実測値(%) C:57.93 H:5.39 N:9.46 実施例 6 7−(4−アセチル−1−ピペラジニル)−6−
フルオロ−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼ
ト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 (1) 3−(4−アセチル−1−ピペラジニル)−4
−フルオロフエニルアミノメルカプトメチレン
マロン酸エチルエステルのナトリウム塩 乾燥テトラヒドロフラン5ml中に水素化ナト
リウム0.173gを懸濁し、冷却攪拌下にマロン
酸ジエチルエステル0.57gを滴下し、30分間室
温で攪拌する。これに3−(4−アセチル−1
−ピペラジニル)−4−フルオロフエニルイソ
チオシアナート1.0gを乾燥テトラヒドロフラ
ン5.0mlに溶かした溶液を加え、室温で攪拌す
る。反応後、反応液を減圧下に濃縮し、エーテ
ルで洗浄する。吸湿性粉末1.93gを得る。 (2) 3−〔3−(4−アセチル−1−ピペラジニ
ル)−4−フルオロフエニル〕−〔1,3〕チア
ゼチジン−2−イリデンマロン酸エチルエステ
ル 乾燥テトラヒドロフラン10ml中に(1)で得た粉
末を1.66g溶解する。この溶液をヨウ化メチレ
ン1.16g、炭酸カリウム0.60gをN,N−ジメ
チルホルムアミド20mlに溶解した溶液中に、攪
拌下、滴下する。約60℃で2時間攪拌する。反
応液を氷水で希釈し、酢酸エチルで抽出する。
抽出液を水洗、乾燥後濃縮し、エーテルから結
晶化して、無色結晶810mgを得た。融点136〜
137℃ (3) 7−(4−アセチル−1−ピペラジニル)−6
−フルオロ−4−オキソ−4H−〔1,3〕チア
ゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン
酸、7−(4−アセチル−1−ピペラジニル)−
6−フルオロ−4−オキソ−4H−〔1,3〕チ
アゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン
酸エチルエステル 上記(2)で得た結晶800mgをポリリン酸(PPA)
30gと混合し、120℃で1時間加熱攪拌する。反
応液を氷水中に注ぎ、析出する結晶を濾取し、水
洗、風乾する。カラムクロマトグラフイー(シリ
カゲル、クロロホルム/メタノール(40:1→
4:1)で精製し、融点が247〜249℃(分解)の
カルボン酸130mgと、融点が278〜280℃(分解)
のエチルエステル180mgを得た。 (4) 7−(4−アセチル−1−ピペラジニル)−6
−フルオロ−4−オキソ−4H−〔1,3〕チア
ゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 発煙硫酸10gを冷却攪拌下、上記(2)で得た結晶
の670mgを加えて溶解し、100℃で5分間加熱攪拌
する。冷却後、反応物を氷水に注ぎ、析出する結
晶を濾取し、水洗、乾燥して無色粉末結晶520mg
を得た。融点247〜249℃(分解)。 元素分析値(C17H16FN3O4S・1/2H2Oとし
て) 計算値(%) C:52.84 H:4.43 N:10.87 実測値(%) C:53.04 H:4.53 N:10.79 実施例 7 6−フルオロ−7−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−4−オキソ−1−フエニル−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−
3−カルボン酸 6−フルオロ−7−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−4−オキソ−1−フエニル−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸エチルエステル3.0gを、5%水酸化カリ
ウム/tert−ブタノール−水(75:25)の混液30
ml中に懸濁し、50℃、4時間加熱攪拌する。つい
で水30〜40mlを加え均一溶液とした後酢酸で中和
し、少量のメタノールを添加したクロロホルムで
抽出する。抽出液を乾燥、濃縮し、得られる残留
物をエタノールから再結晶し目的物を得る。2.23
g。融点216〜217℃(分解)。 実施例1〜7とほぼ同様の方法で、以下の化合
物を得た。 6−フルオロ−7−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸。融点
300℃以上(分解)。 IRKBr nax(cm-1):3400,2800,1700,1625,1600,
1485,1375,1300,1250,1230,1110,1010,
890,805, 1−エチル−6−フルオロ−7−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸。融点233〜234℃(分解)。 6−フルオロ−7−(1−ピペラジニル)−4−
オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕
キノリン−3−カルボン酸 塩酸塩。融点300℃
以上(分解)。 IRKBr nax(cm-1):3500,2700,1690,1620,1500,
1390,1270,1115,800, 6−フルオロ−7−モルホリノ−4−オキソ−
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸。融点244〜248℃(分解)。二
リン酸塩。融点182〜190℃(分解)。 6−フルオロ−7−チオモルホリノ−4−オキ
ソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノ
リン−3−カルボン酸。融点220〜242℃(分解)。 7−(4−アリル−1−ピペラジニル)−6−フ
ルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸。融点216〜218℃(分解)。 7−(4−エチル−1−ピペラジニル)−6−フ
ルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸 フツ化水素酸塩。融点211〜214℃(分
解)。 6−フルオロ−7−(4−イソプロピル−1−
ピペラジニル)1−メチル−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸。融点227〜228℃(分解)。 6−フルオロ−7−〔4−(2−ヒドロキシエチ
ル)1−ピペラジニル〕−1−メチル−4−オキ
ソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノ
リン−3−カルボン酸融点230〜232℃(分解)。 7−(3−アミノメチル−1−ピロリジニル)−
6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸。融点213℃(分解)。 6−フルオロ−7−(3−ヒドロキシ−1−ピ
ロリジニル)−1−メチル−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸。融点253℃(分解)。硫酸塩。融点
206〜208℃(分解)。 6−フルオロ−7−(イミダゾール−1−イル)
−1−メチル−4−オキソ−4H−〔1,3〕チア
ゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸。
融点248〜251℃(分解)。 6−フルオロ−7−(3−ヒドロキシメチル−
1−ピロリジニル)−1−メチル−4−オキソ−
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸。融点268〜270℃(分解)。 7−(4−アセチル−1−ピペラジニル)−6−
フルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸。融点263〜265℃(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−7−モルホリノ−
4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−
a〕キノリン−3−カルボン酸。融点250〜252℃
(分解)。硫酸塩。融点192〜198℃(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−7−チオモルホリ
ノ−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,
2−a〕キノリン−3−カルボン酸。融点258〜
260℃(分解)。硫酸塩。融点229〜231℃(分解)。 6−フルオロ−7−(4−メチル−1−ホモピ
ペラジニル)−1−メチル−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸。融点158〜164℃(分解)。 6−フルオロ−7−(3−ヒドロシキピペリジ
ノ)−1−メチル−4−オキソ−4H−〔1,3〕
チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン
酸。融点255〜257℃(分解)。 7−〔4−(4−アミノベンジル)−1−ピペラ
ジニル〕−6−フルオロ−1−メチル−4−オキ
ソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノ
リン−3−カルボン酸。融点209〜211℃(分解)。 6−フルオロ−7−(2−メチルイミダゾール
−1−イル)−1−メチル−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸。融点282〜284℃(分解)。 6−フルオロ−7−(4−ヒドロキシピペリジ
ノ)−1−メチル−4−オキソ−4H−〔1,3〕
チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン
酸。融点266〜268℃(分解)。 6−フルオロ−7−ピペリジノ−1−メチル−
4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−
a〕キノリン−3−カルボン酸。融点246〜248℃
(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−7−(1−ピロリ
ジニル)−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸。融点
275〜277℃(分解)。 6−フルオロ−7−〔4−(4−メトキシフエニ
ル)−1−ピペラジニル〕−1−メチル−4−オキ
ソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノ
リン−3−カルボン酸。融点258〜260℃(分解)。 6−フルオロ−7−(4−フエニル−1−ピペ
ラジニル)−1−メチル−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸。融点267〜269℃(分解)。 6−フルオロ−7−(3−ヒドロキシ−4−ヒ
ドロキシメチル−1−ピロリジニル)−1−メチ
ル−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,
2−a〕キノリン−3−カルボン酸。融点245〜
246℃(分解)。 6−フルオロ−7−〔3,4−ジ(2−ヒドロ
キシエチル)−1−ピロリジニル〕−1−メチル−
4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−
a〕キノリン−3−カルボン酸。融点220〜221℃
(分解)。 7−(N,N−ジヒドロキシエチルアミノ)−6
−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸。融点227〜230℃(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−7−(3−アミノ
−1−ピロリジニル)−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸。融点222〜230℃(分解)。エタンスルホ
ン酸塩。融点250〜251℃(分解)。d−10−カン
フアースルホン酸塩。融点238〜240℃(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−7−(4−メチル
−1−ピペリジノ)−4−オキソ−4H−〔1,3〕
チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン
酸。融点249〜251℃(分解)。 7−(3−ジメチルアミノ−1−ピロリジニル)
−6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H
−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−
3−カルボン酸 塩酸塩。融点275〜276℃(分
解)。 6−フルオロ−1−メチル−7−(3−オキソ
−1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸。融点254〜256℃(分解)。硫酸塩。融点
198〜200℃(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−7−(3−メチル
アミノ−1−ピロリジニル)−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸 塩酸塩。融点213〜216℃(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−7−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−8−ニトロ−4−オキソ
−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリ
ン−3−カルボン酸 硝酸塩。融点300℃以上
(分解)。 IRKBr nax(cm-1):3400,1700,1620,1595,1530,
1480,1450,1380,1270,1125,1070,970,
800, 6−フルオロ−1−メチル−7−(4−メチル
−3−オキソ1−ピペラジニル)−4−オキソ−
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸。融点254〜255℃(分解)。 8−アミノ−6−フルオロ−1−メチル−7−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸。融点240℃(分解)。 8−クロロ−6−フルオロ−1−メチル−7−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸 エチルエステル。融点196〜
197℃。 6−フルオロ−1−メチル−7−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−8−ニトロ−4−オキソ
−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリ
ン−3−カルボン酸 エチルエステル。融点185
〜188℃(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−7−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸 エチルエステル。融点223〜225℃。 8−ブロモ−6−フルオロ−1−メチル−7−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸 エチルエステル。融点191〜
192℃。 8−クロロ−6−フルオロ−1−メチル−7−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸。融点189〜190℃(分解)。 8−ブロモ−6−フルオロ−1−メチル−7−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸。融点198〜200℃(分解)。 8−アミノ−6−フルオロ−1−メチル−7−
(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸 エチルエステル。融点200〜
205℃(分解)。 6−フルオロ−7−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 エチ
ルエステル。融点260〜265℃(分解)。 8−アセタミド−6−フルオロ−1−メチル−
7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキ
ソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノ
リン−3−カルボン酸 エチルエステル。融点
192〜195℃(分解)。 8−ジアセチルアミノ−6−フルオロ−1−メ
チル−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4
−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−
a〕キノリン−3−カルボン酸 エチルエステ
ル。融点212〜214℃(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−7−
(1−ピペラジニル)−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸。融点
215〜218℃(分解)。1/2硫酸塩。融点285℃(分
解)。塩酸塩。融点295〜300℃(分解)。メタンス
ルホン酸塩。融点236〜239℃(分解)。p−トル
エンスルホン酸塩。融点196〜200℃(分解)。マ
レイン酸塩。融点225〜227℃(分解)。 7−ジメチルアミノ−6−フルオロ−1−メチ
ル−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,
2−a〕キノリン−3−カルボン酸 エチルエス
テル。融点194℃。 6−フルオロ−1−メチル−7−(3−メチル
−1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸 エチルエステル。融点133〜135℃。 6−フルオロ−7−(4−イソプロピル−1−
ピペラジニル)−1−メチル−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸 エチルエステル。融点230〜231
℃。 1−エチル−6−フルオロ−7−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸 エチルエステル。融点211〜212℃。 6−フルオロ−7−(3−メチル−1−ピペラ
ジニル)−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 エチ
ルエステル。融点300℃以上(分解)。 IRKBr nax(cm-1):3400,2950,1705,1625,1595,
1500,1370,1320,1250,1155,1050,895,
850,795, 7−(3,4−ジメチル−1−ピペラジニル)−
6−フルオロ−4−オキソ−4H−〔1,3〕チア
ゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸
エチルエステル。融点262℃(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−7−モルホリノ−
4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−
a〕キノリン−3−カルボン酸 エチルエステ
ル。融点257〜258℃(分解)。 7−(3,4−ジメチル−1−ピペラジニル)−
6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸 エチルエステル。融点204〜206
℃。 6−フルオロ−7−(3−ヒドロキシメチル−
1−ピロリジニル)−1−メチル−4−オキソ−
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸 エチルエステル。融点230〜
233℃(分解)。 6−フルオロ−4−オキソ−7−(1−ピペラ
ジニル)−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕
キノリン−3−カルボン酸 エチルエステル。融
点300℃以上。(分解)。 IRKBr nax(cm-1):3400,3260,1705,1625,1595,
1540,1500,1370,1325,1250,1160,1090,
1040,795, 6−フルオロ−1−メチル−7−(4−メチル
−3−オキソ−1−ピペラジニル)−4−オキソ
−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリ
ン−3−カルボン酸 エチルエステル。融点195
〜198℃。 6−フルオロ−7−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−4−オキソ−1−フエニル−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸 エチルエステル。融点208〜209℃。 6−フルオロ−4−オキソ−1−フエニル−7
−(1−ピペラジニル)−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 エチ
ルエステル。 融点189〜191℃(分解)。 6−フルオロ−7−(3−メチル−1−ピペラ
ジニル)−4−オキソ−1−フエニル−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸 エチルエステル。融点153℃。 7−(3,4−ジメチル−1−ピペラジニル)−
6−フルオロ−4−オキソ−1−フエニル−4H
−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−
3−カルボン酸 エチルエステル。融点165℃。 6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−7−
(1−ピペラジニル)−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 イソ
プロピルエステル。融点220℃(分解)。 7−(3,4−ジメチル−1−ピペラジニル)−
6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸。融点198〜201℃(分解)。ギ酸塩。
融点220℃(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−7−
(1−ピペラジニル)−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 メチ
ルエステル。融点208℃(分解)。 6−クロロ−4−オキソ−7−(1−ピペラジ
ニル)−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕
キノリン−3−カルボン酸。融点235〜240℃(分
解)。 6−クロロ−7−(4−メチル−1−ピペラジ
ニル)−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸。融点
220〜230℃(分解)。 6−クロロ−1−メチル−7−(4−メチル−
1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−〔1,3〕
チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン
酸。融点257〜259℃(分解)。塩酸塩。融点250〜
255℃(分解)。硫酸塩。融点225〜230℃(分解)。 7−(4−アセトニル−3−メチル−1−ピペ
ラジニル)−6−フルオロ−1−メチル−4−オ
キソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キ
ノリン−3−カルボン酸 エチルエステル。融点
190〜192℃。 7−(3,4−ジメチル−1−ピペラジニル)−
6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸 メチルエステル。融点199〜204℃
(分解)。 7−(3,4−ジメチル−1−ピペラジニル)−
6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸 イソプロピルエステル。融点194
〜197℃(分解)。 7−(4−アセトニル−1−ピペラジニル)−6
−フルオロ−1−フエニル−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸 エチルエステル。融点190〜191
℃。 7−(4−アセトニル−1−ピペラジニル)−6
−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸。融点208〜209℃(分解)。塩酸塩。
融点255〜257℃(分解)。メタンスルホン酸塩。
融点215〜218℃(分解)。マレイン酸塩。融点156
〜158℃(分解)。p−トルエンスルホン酸塩。融
点245〜248℃(分解)。ナトリウム塩。融点300℃
以上(分解) 7−(4−アセトニル−1−ピペラジニル)−6
−フルオロ−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼ
ト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 エ
チルエステル。融点248〜250℃(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−7−(3−メチル
−1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸。融点170〜172℃(分解)。 6−フルオロ−8−メトキシ−1−メチル−7
−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ
−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリ
ン−3−カルボン酸 エチルエステル。融点213
℃(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−7−(1−ピペラ
ジニル)−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 グリ
セリンエステル。融点155℃〜160℃。 6−フルオロ−1−メチル−7−(1−ピペラ
ジニル)−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 n−
ブチルエステル。融点212℃〜213℃(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−7−{4−(3−メ
チル−2−オキソブチル)−1−ピペラジニル}−
4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−
a〕キノリン−3−カルボン酸 エチルエステ
ル。融点183℃。 1−(4−クロロフエニル)−6−フルオロ−7
−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ
−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリ
ン−3−カルボン酸 エチルエステル。融点142
〜143℃。 6−フルオロ−1−メチル−7−(1−ピペラ
ジニル)−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 3−
ハイドロキシプロピルエステル。融点208〜209℃
(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−7−(1−ピペラ
ジニル)−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 メト
キシエチルエステル。融点198〜201℃(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−7−(1−ピペラ
ジニル)−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 ハイ
ドロキシエチルエステル。融点164〜168℃(分
解)。 6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−7−
〔4−(2−オキソ−2−フエニルエチル)−1−
ピペラジニル〕−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,
2−a〕キノリン−3−カルボン酸 エチルエス
テル。融点203〜205℃(分解)。 7−〔4−(3,3−ジメチル−2−オキソブチ
ル)−1−ピペラジニル〕−6−フルオロ−1−メ
チル−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 エチ
ルエステル。融点180〜182℃(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−7−
〔4−(3−オキソブチル)−1−ピペラジニル〕−
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸 エチルエステル。融点169〜
171℃(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−7−
(4−トリフルオロアセチル−1−ピペラジニル)
−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリ
ン−3−カルボン酸 エチルエステル。融点241
〜242℃(分解)。 7−(4−エチル−1−ピペラジニル)−6−フ
ルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸 ハイドロキシエチルエステル。融点159
〜162℃(分解)。 7−(4−エチル−1−ピペラジニル)−6−フ
ルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸 エチルエステル。融点236〜238℃(分
解)。 6−フルオロ−7−〔4−(2−メトキシエチ
ル)−1−ピペラジニル〕−1−メチル−4−オキ
ソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノ
リン−3−カルボン酸 エチルエステル。融点
188〜189℃。 7−(4−カルボエトキシメチル−1−ピペラ
ジニル)−6−フルオロ−1−メチル−4−オキ
ソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノ
リン−3−カルボン酸 エチルエステル。融点
205〜207℃(分解)。 6−フルオロ−7−(4−ハイドロキシエチル
−1−ピペラジニル)−1−メチル−4−オキソ
−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリ
ン−3−カルボン酸 エチルエステル。融点215
〜216℃(分解)。 7−(4−シアノメチル−1−ピペラジニル)−
6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸 エチルエステル。融点252〜253℃
(分解)。 6−フルオロ−1−メチル−7−〔4−(2−プ
ロピニル)−1−ピペラジニル〕−4−オキソ−
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸 エチルエステル。融点209〜
210℃(分解)。 6−フルオロ−7−モルホリノ−4−オキソ−
1−フエニル−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2
−a〕キノリン−3−カルボン酸 エチルエステ
ル。融点211℃。 6−フルオロ−7−〔4−(2−ハイドロキシエ
トキシエチル)−1−ピペラジニル〕−1−メチル
−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2
−a〕キノリン−3−カルボン酸 エチルエステ
ル。融点196〜198℃。 6−フルオロ−1−(4−フルオロフエニル)−
4−オキソ−7−(1−ピペラジニル)−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸。融点298〜304℃(分解)。エチル
エステル。融点192℃(分解)。 1−(2,4−ジフルオロフエニル)−6−フル
オロ−4−オキソ−7−(1−ピペラジニル)−
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸。融点300℃以上(分解)。エチ
ルエステル融点180℃(分解)。 1−(2,5−ジフルオロフエニル)−6−フル
オロ−4−オキソ−7−(1−ピペラジニル)−
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸。融点280〜284℃(分解)。 6−フルオロ−7−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−4−オキソ−1−フエニル−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸。融点216〜217℃(分解)。塩酸塩。融点
270℃(分解)。メタンスルホン酸塩。融点205〜
210℃(分解)。p−トルエンスルホン酸塩。融点
160〜166℃。マレイン酸塩。融点180〜182℃(分
解)。ナトリウム塩。融点290〜300℃(分解)。 6−フルオロ−4−オキソ−1−フエニル−7
−(1−ピペラジニル)−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸。融点
210〜230℃(分解)。塩酸塩。融点220℃(分解)。
p−トルエンスルホン酸塩。融点200〜205℃(分
解)。マレイン酸塩。融点210℃(分解)。 6−フルオロ−7−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−4−オキソ−1−フエニル−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸 ピバロイルオキシメチルエステル。融点
169〜172℃。 7−(4−アセトニル−1−ピペラジニル)−6
−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸 ピバロイルオキシメチルエステ
ル。融点132〜135℃。 6−フルオロ−8−メトキシ−1−メチル−7
−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ
−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリ
ン−3−カルボン酸。融点220℃(分解)。 6−フルオロ−8−メトキシ−7−(4−メチ
ル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−1−フエ
ニル−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キ
ノリン−3−カルボン酸。融点176〜177℃。エチ
ルエステル。融点96〜98℃(分解)。 6−フルオロ−8−メトキシ−7−(4−メチ
ル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸 エチルエステル。融点219℃(分解)。 1−(2,4−ジフルオロフエニル)−6−フル
オロ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4
−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−
a〕キノリン−3−カルボン酸。融点209〜211℃
(分解)。エチルエステル。融点212〜214℃。 1−(2,5−ジフルオロフエニル)−6−フル
オロ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4
−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−
a〕キノリン−3−カルボン酸。融点213〜215℃
(分解)。エチルエステル。融点218〜220℃。 1−(2,6−ジフルオロフエニル)−6−フル
オロ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4
−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−
a〕キノリン−3−カルボン酸。融点229〜232℃
(分解)。エチルエステル。融点144〜147℃(分
解)。 1−(3,4−ジフルオロフエニル)−6−フル
オロ−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4
−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−
a〕キノリン−3−カルボン酸。融点277〜280℃
(分解)。エチルエステル。融点170〜173℃。 6−フルオロ−1−(4−フルオロフエニル)−
7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキ
ソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノ
リン−3−カルボン酸。融点208〜215℃(分解)。
エチルエステル。融点121〜122℃。 6−フルオロ−1−(3−フルオロフエニル)−
7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキ
ソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノ
リン−3−カルボン酸。融点222〜225℃(分解)。
エチルエステル。融点180〜183℃。 6−フルオロ−1−(2−フルオロフエニル)−
7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキ
ソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノ
リン−3−カルボン酸。融点203〜205℃(分解)。
エチルエステル。融点198〜201℃。 6−フルオロ−1−(4−メチルフエニル)−7
−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ
−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリ
ン−3−カルボン酸。融点191〜193℃(分解)。
エチルエステル。融点156〜160℃。 6−フルオロ−1−(2−メチルフエニル)−7
−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ
−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリ
ン−3−カルボン酸。融点185〜187℃(分解)。
エチルエステル。融点162〜165℃。 6−フルオロ−7−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−1−(4−ニトロフエニル)−4−オキ
ソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノ
リン−3−カルボン酸 エチルエステル。融点
228〜231℃(分解)。 6−フルオロ−7−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−1(4−トリフルオロフエニル)4−オ
キソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キ
ノリン−3−カルボン酸。融点239〜242℃(分
解)。エチルエステル。融点200〜203℃。 6−フルオロ−7−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−1−(3−トリフルオロフエニル)−4
−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−
a〕キノリン−3−カルボン酸。融点223〜226℃
(分解)。エチルエステル。融点206〜209℃。 6−フルオロ−8−メトキシ−1−メチル−4
−オキソ−7−(1−ピペラジニル)−4H−[1,
3]チアゼト[3,2−a]キノリン−3−カル
ボン酸。融点193℃(分解)。同エチルエステル。
融点190℃(分解)。 6−フルオロ−8−メトキシ−1−メチル−4
−オキソ−7−(1−ピペラジニル)−4H〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸 メチルエステル。融点198〜200℃(分
解)。 7−(4−アセトニル−1−ピペラジニル)−6
−フルオロ−8−メトキシ−1−メチル−4−オ
キソ−4H〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノ
リン−3−カルボン酸。融点210℃。エチルエス
テル。融点195℃(分解)。 6−フルオロ−7−〔4−(2−ヒドロキシプロ
ピル)−1−ピペラジニル〕−8−メトキシ−1−
メチル−4−オキソ−4H〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸。融点
210℃(分解)。 6−フルオロ−8−メトキシ−1−メチル−7
−ピロリジニル−4−オキソ−4H〔1,3〕チア
ゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸。
融点221〜224℃(分解)。エチルエステル。融点
155℃。 6−フルオロ−8−メトキシ−1−メチル−7
−ピペリジニル−4−オキソ−4H〔1,3〕チア
ゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸。
融点204〜207℃。エチルエステル。融点209〜210
℃。 7−(3−アミノ−1−ピロリジニル)−6−フ
ルオロ−8−メトキシ−1−メチル−4−オキソ
−4H〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸 エチルエステル。融点215〜
217℃。 6−フルオロ−7−(3−ヒドロキシ−1−ピ
ロリジニル)−8−メトキシ−1−メチル−4−
オキソ−4H〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キ
ノリン−3−カルボン酸 エチルエステル。融点
171〜173℃。 6−フルオロ−7−(4−エチル−1−ピペラ
ジニル)−4−メトキシ−1−メチル−4−オキ
ソ−4H〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリ
ン−3−カルボン酸。融点218〜219℃(分解)。
エチルエステル。融点215〜216℃(分解)。 6−フルオロ−8−メトキシ−1−メチル−7
−(3,5−ジメチル−1−ピペラジニル)−4−
オキソ−4H〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キ
ノリン−3−カルボン酸。融点213〜214℃(分
解)。エチルエステル。融点198〜199℃。 7−(4−アセトニル−1−ピペラジニル)−6
−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸 メチルエステル。融点172〜175℃。イソ
アミルエステル。融点179〜182℃。 6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−7−
(1−ピペラジニル)−4H〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 ピバ
ロイルオキシメチルエステル。融点211〜214℃
(分解)。 6−フルオロ−7−〔4−(2−ヒドロキシプロ
ピル)−1−ピペラジニル〕−1−メチル−4−オ
キソ−4H〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノ
リン−3−カルボン酸。融点220〜222℃(分解)。
エチルエステル。融点221〜224℃(分解)。 6−フルオロ−7−(4−ヒドロキシ−1−ピ
ペラジニル)−1−メチル−4−オキソ−4H〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸。融点235〜238℃(分解)。エチルエステ
ル。融点254〜256℃(分解)。 8−クロロ−6−フルオロ−1−メチル−4−
オキソ−7−(1−ピペラジニル)−4H〔1,3〕
チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン
酸 エチルエステル。融点182〜184℃(分解)。 7−(3,5−ジメチル−1−ピペラジニル)−
6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸。融点239.5〜242.5℃(分解)。エ
チルエステル。融点180〜183℃。 7−(3,5−ジメチル−1−ピペラジニル)−
6−フルオロ−4−オキソ−4H〔1,3〕チアゼ
ト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸。融
点240〜245℃。 7−(3−アミノ−1−ピロリジニル)−6−フ
ルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H〔1,3〕
チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン
酸 エチルエステル。融点179〜180℃(分解)。 6−フルオロ−4−オキソ−1−フエニル−7
−(1−ピペラジニル)−4H〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 エチ
ルエステル メタンスルホン酸塩。融点170〜173
℃。ピバロイルオキシメチルエステル。融点137
〜140℃(分解)。 6−フルオロ−7−(4−メチル−1−ピペラ
ジニル)−1−フエニル−4−オキソ−4H〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸 イソアルミエステル。融点162〜164℃。 7−(3−アミノ−1−ピロリジニル)−6−フ
ルオロ−4−オキソ−1−フエニル−4H〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸。融点>300℃。エチルエステル。融点183
〜187℃(分解)。 6−フルオロ−1−(3−メトキシフエニル)−
4−オキソ−7−(1−ピペラジニル)−4H〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸 エチルエステル。融点173〜175℃。 6−フルオロ−1−(3−ヒドロキシフエニル)
−4−オキソ−7−(1−ピペラジニル)−4H
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3
−カルボン酸 エチルエステル。融点190〜194℃
(分解)。 6−フルオロ−1−(3−ヒドロキシフエニル)
−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オ
キソ−4H〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノ
リン−3−カルボン酸 エチルエステル。融点
230〜233℃(分解)。 6−フルオロ−1−(2,4−ジフルオロフエ
ニル)−4−オキソ−7−(1−ピペラジニル)−
4H〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−
3−カルボン酸。融点>300℃。エチルエステル。
融点207℃(分解)。 7−(3,5−ジメチル−1−ピペラジニル)−
6−フルオロ−1−(4−フルオロフエニル)−4
−オキソ−4H〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕
キノリン−3−カルボン酸 エチルエステル。融
点250〜260℃(分解)。 試験例 以下に本発明化合物の代表例についてその有用
性を示す薬理試験の結果を示す。 1 最小発育阻止濃度(MIC)測定 試験法:日本化学療法学会標準法(日本化学療法
学会誌29(1)76〜79(1981)参照)に準じて寒天
平板希釈法でMICを測定した。即ち、感受性
測定用ブイヨンを用い、37℃で18時間培養した
菌液を、同培地で106CFU/mlに希釈する。こ
れをミクロプランターで薬剤含有感受性測定用
寒天培地に接種し、37℃で18時間培養した後
MICを測定した。比較対照薬物として試験1
ではエノキサシンを、試験2ではオフロキサシ
ンを用いた。結果を表1に示す。本発明化合物
は、緑膿菌をはじめグラム陽性菌及びグラム陰
性菌に対して極めて強力な抗菌活性を示した。
【表】
【表】
【表】
【表】 表中の本発明化合物は、以下のそれぞれを表わ
す。 (1) 6−フルオロ−7−(4−メチル−1−ピペ
ラジニル)−4−オキソ−4H−〔1,3〕チア
ゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン
酸。 (2) 6−フルオロ−1−メチル−7−(4−メチ
ル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−
3−カルボン酸。 (3) 6−フルオロ−7−モルホリノ−4−オキソ
−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノ
リン−3−カルボン酸。 (4) 7−(4−アリル−ピペラジニル)−6−フル
オロ−1−メチル−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カ
ルボン酸。 (5) 6−フルオロ−1−メチル−7−(4−メチ
ル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−
3−カルボン酸 硫酸塩。 (6) 6−フルオロ−1−メチル−7−チオモルホ
リノ−4−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 硫
酸塩。 (7) 6−クロロ−1−メチル−4−オキソ−7−
(1−ピペラジニル)−4H−〔1,3〕チアゼト
〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸。 (8) 6−フルオロ−1−メチル−7−(3−アミ
ノ−1−ピロリジニル)−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−
3−カルボン酸 エタンスルホン酸塩。 (9) 8−アミノ−6−フルオロ−1−メチル−7
−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキ
ソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キ
ノリン−3−カルボン酸。 (10) 7−〔4−(4−アミノベンジル)−ピペラジ
ニル〕−6−フルオロ−1−メチル−4−オキ
ソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キ
ノリン−3−カルボン酸。 (11) 6−フルオロ−4−オキソ−1−フエニル−
7−(1−ピペラジニル)−4H−〔1,3〕チア
ゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン
酸。 (12) 6−フルオロ−1−(4−フルオロフエニル)
−4−オキソ−7−(1−ピペラジニル)−4H
−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸。 (13) 6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−7
−(1−ピペラジニル)−4H−〔1,3〕チアゼ
ト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸。 (14) 6−フルオロ−8−メトキシ−1−メチル−
7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オ
キソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕
キノリン−3−カルボン酸。 接種菌量はいずれも106とし、MICの単位は、
μg/mlである。 2 マウス感染に対する治療効果 試験法:大腸菌(E.coli KC−14)、緑膿菌
(P.aeruginosa E−2)を、4%ミチンに懸濁し
て、その0.25mlをddy系雄性マウス(体重約20g、
4週令、1群10匹)の腹腔内に接種した。接種菌
量は、大腸菌は5.1×104CFU/マウス、緑膿菌は
7.5×104CFU/マウスである。薬物は、菌接種の
2時間後に1回経口投与し、1週間後の生存率よ
りED50をベーレンス−カルベール(Behrens−
Karber)法により求めた。比較対照薬物として
オフロキサンシン、エノキサンを用いた。結果を
表2に示す。
【表】 ED50値の使用菌は〔1〕は大腸菌(E.coli KC
−14)、〔2〕は緑膿菌(P.aeruginosa E−2)
である。本発明化合物は、以下の通りである。 (1) 6−フルオロ−1−メチル−7−(4−メチ
ル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−
3−カルボン酸。 (2) 6−フルオロ−1−メチル−7−(4−メチ
ル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−
3−カルボン酸 エチルエステル。 (7) 7−(3,4−ジメチル−1−ピペラジニル)
−6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−
4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリ
ン−3−カルボン酸 エチルエステル。 (4) 6−フルオロ−7−(4−メチル−1−ピペ
ラジニル)−4−オキソ−1−フエニル−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−
3−カルボン酸 エチルエステル。 (5) 7−(4−アセトニル−1−ピペラジニル)−
6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H
−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸 エチルエステル。 (6) 7−(4−アセトニル−1−ピペラジニル)−
6−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H
−〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン
−3−カルボン酸。 (7) 6−フルオロ−1−メチル−7−(4−メチ
ル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−
〔1,3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−
3−カルボン酸 硫酸塩。 本発明化合物は、マウス感染症に対して強力な
治療効果を示した。特に緑膿菌に対して活性が強
いと言われているエノキサシンよりも強い活性を
示した。 3 急性毒性 1群3匹のddy系雄性マウス(6週令、体重約
35g)に経口投与して2週間観察した。本発明化
合物はいずれも低い毒性しか示さず、例えば、6
−フルオロ−1−メチル−4−オキソ−7−(1
−ピペラジニル)−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,
2−a〕キノリン−3−カルボン酸、7−(3,
4−ジメチル−1−ピペラジニル)−6−フルオ
ロ−1−メチル−4−オキソ−4H−〔1,3〕チ
アゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カルボン酸
エチルエステル、7−(4−アセトニル−1−
ピペラジニル)−6−フルオロ−1−メチル−4
−オキソ−4H−〔1,3〕チアゼト〔3,2−
a〕キノリン−3−カルボン酸 エチルエステ
ル、6−フルオロ−1−メチル−7−(4−メチ
ル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−〔1,
3〕チアゼト〔3,2−a〕キノリン−3−カル
ボン酸の、50%致死量(LD50)は、いずれも3
g/Kg以上であつた。 (効果) 以上の事実から明らかなように、本発明化合物
は、緑膿菌はいうに及ばず、グラム陽性菌、グラ
ム陰性菌のいずれにも既存の抗菌剤と比べてはる
かに少ない用量で効果を示し、広範囲の抗菌スペ
クトルを有する。 既存の薬物は遊離のカルボン酸のものが多く、
一般にバイオアベイラビリテイーが悪い。従つ
て、in vitroの抗菌活性から期待される感染症治
療効果を示さないものがしばしばみられる。 本発明化合物は、カルボン酸の遊離型、エステ
ル型のいずれもin vivoのテストで感染症治療効
果を示した。特に、エステル型の化合物は、経口
投与後の吸収性が良く、高い血中濃度を長時間持
続し、良い治療効果を示した。 また、本発明化合物の毒性は極めて低い。従つ
て、本発明化合物は、全身感染症、又は尿路感染
症若しくは胆道感染症のような局所感染症の治療
剤としてヒトを含む哺乳動物において安全に用い
ることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の一般式〔〕で表わされるキノリンカル
    ボン酸誘導体及びその生理学的に許容される塩。 【化】 式中、R1は、水素、アルキル、又は置換若し
    くは無置換のフエニルを表わし、R2は、水素、
    アルキル、アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲン、
    ニトロ、又は置換若しくは無置換のアミノを表わ
    し、R3は、水素又は置換若しくは無置換のアル
    キルを表わす。 また、R4、R5は、同一又は異なつて、アルキ
    ル又はヒロドキシアルキルを表わすか、R4とR5
    とが結合して隣接する窒素原子とともに環状アミ
    ノを形成してもよく、このような環状アミノは置
    換されていてもよく更に構成原子として窒素、酸
    素又は硫黄原子を含んでいてもよい。Xはハロゲ
    ンを表わす。
JP62079993A 1986-05-14 1987-03-31 キノリンカルボン酸誘導体 Granted JPS63107990A (ja)

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JP61-111620 1986-05-14

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