JPH0585089B2 - - Google Patents

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JPH0585089B2
JPH0585089B2 JP61045753A JP4575386A JPH0585089B2 JP H0585089 B2 JPH0585089 B2 JP H0585089B2 JP 61045753 A JP61045753 A JP 61045753A JP 4575386 A JP4575386 A JP 4575386A JP H0585089 B2 JPH0585089 B2 JP H0585089B2
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JP
Japan
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switch
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logic
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Shin Shimizu
Eiji Ikuta
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、比較的動作速度が速く、かつ良好な
電気的特性を有し、集積化に適した回路方式を備
えた論理回路に関するものである。
〈従来の技術〉 一般に、CMOS構成の多入力論理ゲート、例
えば2入力のナンドゲートは第7図に示すように
構成されている。第7図において、P1,P2は
それぞれ入力信号A,Bが供給されるPチヤネル
形のMOSFETで、これらのMOSFETP1,P2
の一端は一括して電源電圧VDDに接続され、他端
はそれぞれ入力信号A,Bが供給されるNチヤネ
ル形ののMOSFETN1,N2をそれぞれ直列に
介して接地される。そして上記Pチヤネル形
MOSFETP1,P2の他端とNチヤネル形
MOSFETN1との接続点から入力信号A,Bの
NAND出力OUT(Y)を得る。
また例えば従来の2入力ノアゲートは第8図に
示すように構成されている。第8図において、P
3,P4はそれぞれ入力信号A,Bが供給される
Pチヤネル形のMOSFETで、これらの
MOSFETP3,P4は直列に接続され、その直
列接続された一端が電源電圧VDDに接続され、他
端はそれぞれ入力信号A,Bが供給されるNチヤ
ネル形のMOSFETN3,N4の並列接続体を介
して接地される。そして上記Pチヤネル形
MOSFETP4とNチヤネル形MOSFTN3,N4
との接続点から入力信号A,BのNOR出力OUT
(Y)を得る。
このような従来の回路ではNAND及びNORの
アクテイブステートを各々Nチヤネル形
MOSFET及びPチヤネル形MOSFETの単純な
1本の直列接続構成によつて表現している。即ち
第7図においては、入力A,Bが共に正論理レベ
ルのときのみに、出力Yに負論理レベルが伝播さ
れ、また、第8図においては、入力A,Bがいず
れも負論理レベルのときのみ、出力Yに正論理レ
ベルが伝播されることになる。
そして、このようなトランジスタの直列接続構
成は、複合ゲートをはじめ、様々な論理回路にお
いて多数用いられてきている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記した従来の回路構成におい
ては、次のような問題点を有している。
即ち、NAND及びNORの論理は、いずれもブ
ール代数上では対称であるが、第7図及び第8図
の構成では、電気的特性、とりわけ遅延特性に非
対称を生じる。例えば機能(A,B)=(0,0)
から(0,1)または(1,0)への遷移の際に
は遅延時間に差異を生じる。
また、上記した電気的特特性の非対称性から設
計上のタイミングのバランスが取りにくいものと
なる。これらの構成が複雑な複合ゲートを含む回
路等に採用された場合、クリテイカルパスの検証
のためには、上記した非対称性を考慮して入力パ
ターンを考えなければならなくなる。
更に、回路構成上から来る原理的な非対称性に
よつて、実際の集積回路化に際しても非対称性が
ともない、上記した理由から量産上好ましいもの
ではない。
本発明は、上記の点に鑑みて創案されたもので
あり、スイツチ手段の直列接続構成を有している
論理回路において、その電気的特性を損うことな
く、上記した従来の回路構成から来る非対称性及
びその非対称性から派生する諸問題を解消すべく
論理式上の交代式性及び対称性を保持することを
実現するようにした新規な論理回路を提供するこ
とを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 上述の目的を達成するため、本発明は第1図に
示すように、スイツチ入力端子、スイツチ出力端
子及びN個(N≧3)のスイツチ制御端子を有
し、上記N個のスイツチ制御端子の入力値の論理
レベルが総てある定まつた値に達したときにのみ
上記スイツチ入力端子の入力値をスイツチ出力端
子へ伝達するスイツチング動作を行う論理回路に
おいて、N個のスイツチ手段を直列接続した直列
回路をN!個並列接続し、前記並列接続した直列
回路の一端を上記スイツチ入力端子に接続し、他
端を上記スイツチ出力端子に接続し、上記N!個
の直列回路を構成する各N個の直列接続された各
スイツチ手段の制御端子にそれぞれ順列上総て異
なるN!通りの順番で前記スイツチ制御端子を接
続してなることを特徴とする論理回路である。
〈作用〉 上記のような構成により、電気的特性上対称な
スイツチング動作が行なわれ、機能の遷移時の遅
延時間はバランスのとれたものとなる。
〈実施例〉 以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説
明する。
まず、本発明の理解を容易にするために、第2
図及び第3図を用いてN=2の場合のNANDゲ
ート及びNORゲートについて説明する。第2図
はCMOSトランジスタで構成した2入力NAND
ゲートの構成例を示す図である。
第2図において、N11〜N14はN型MOS
トランジスタであり、その駆動能力は第7図にお
けるトランジスタN1,N2の1/2程度のものを
用いる。この第2図に示す論理回路においては、
スイツチ制御端子の個数NがA,Bの2個である
ことから、2個のN型MOSトランジスタN11,
N12及びN13,N14をそれぞれ直列に接続
して、この2!=2個の直列回路を並列に接続し
ている。またスイツチ制御信号である入力信号A
及びBを順列上取り得る全ての場合に合わせてト
ランジスタN11〜N14のスイツチ制御端子で
あるゲート電極に配置する。即ち、トランジスタ
N11及びN14のゲート電極に入力信号Aを供
給し、トランジスタN12及びN13のゲート電
極に入力信号Bを供給する。P11及びP12は
それぞれ入力信号A及びBの供給されたP型
MOSトランジスタであり、これらのトランジス
タP11,P12の一端は一括して電源電圧VDD
(正の電圧源)に接続し、他端は上記したトラン
ジスタN11〜N14により構成された直並列回
路を介して(負の電圧源に)接地し、トランジス
タP11,P12の他端と直並列回路の接続点か
ら入力信号A,BのNAND出力(Y)を得るように
構成している。
上記のように構成した回路において、2入力
NANDの論理におけるアクテイブステートは2
個に縦積みれたN型MOSトランジスタ回路N1
1,N12及びN13,N14のワイヤードオア
により表現されており、NANDの論理動作が正
しく行なわれ、機能の遷移時にもバランスのとれ
たスイツチング動作が行なわれる。
次に、同様に参考のためにNORゲートについ
て説明する。第3図はCMOSトランジスタで構
成した2入力NORゲートの構成例を示す回路図
である。
第3図において、P21〜P24はP型MOS
トランジスタであり、その駆動能力は第8図にお
けるトランジスタP3,P4の1/2程度のものを
用いる。また、この第3図に示す論理回路におい
ては、スイツチ制御端子の個数NがA,Bの2個
であることから、2個のP型MOSトランジスタ
P21,P22及びP23,P24をそれぞれ直
列に接続して、この2!=2個の直列回路を並列
に接続している。またスイツチ制御信号である入
力信号A及びBを順列上取り得る全ての場合に合
わせてトランジスタP21〜P24のスイツチ制
御端子であるゲート電極に配置する。即ち、トラ
ンジスタP21及びP24のゲート電極に入力信
号Aを供給し、トランジスタP22及びP23の
ゲート電極に入力信号Bを供給する。N21及び
N22はそれぞれ入力信号A及びBの供給された
N型MOSトランジスタであり、これらのトラン
ジスタN21及びN23の一端は一括して(負の
電圧源に)接地し、他端は上記したトランジスタ
P21〜P24により構成された直並列回路を介
して電源電圧VDD(正の電圧源)に接続し、トラ
ンジスタN21,N22の他端と直並列回路の接
続点から入力信号A,BのNOR出力(Y)を得るよ
うに構成している。
上記のように構成した回路において、2入力
NORの論理におけるアクテイブステートは2個
の縦積みされたP型MOSトランジスタ回路P2
1,P22及びP23,P24のワイヤードオア
により表現されており、NORの論理動作が正し
く行なわれ、機能の遷移時にもバランスのとれた
スイツチング動作が行なわれる。
それでは次に、本発明に係る論理回路の構成例
をN=3の場合を例にとつて説明する。第4図は
3入力論理ゲートの構成を示す図であり、N=3
の場合について原理的に回路を組んだものであ
る。
即ち、第4図において、N=3個のスイツチ手
段を直列に接続した直列回路(T11,T12,T13),
(T21,T22,T23),…(T61,T62,T63)をN!
=6個並列に接続して論理ゲートを構成しこれら
のスイツチ手段の制御端子に、それぞれ順列上全
て異なるN!=6通りの順番、例えば直列回路
(T11,T12,T13)には入力信号を(A,B,C)
の順、直列回路(T21,T22,T23)には入力信号
を(A,B,C)の順で与えるように構成したも
のである。
上記のような構成において、入力信号A〜Cが
オンレベルにあつて、出力端SOUTに入力端SIN
入力値が伝播されている状態から、入力信号A〜
Cのいずれか一つがオフレベルに遷移して出力端
SOUTの出力レベルがオフ出力になる場合、例えば
入力信号Aがオフレベルに遷移した場合、6個の
直列接続回路において、出力端SOUT側から1番目
のスイツチ手段がオフとなるものが2個(T11
T21)であり、また2番目のスイツチ手段がオフ
となるものが2個(T42,T52)であり、更に3
番目のスイツチ手段がオフとなるものが2個
(T33,T63)である。一方、入力信号Bがオフレ
ベルに遷移した場合においても、1番目、2番目
及び3番目のスイツチ手段がオフとなるものがそ
れぞれ2個(T31,T41),(T12,T62)及び
(T23,T53)であり、更に入力信号Cについても
同様であり、オフレベルに遷移するときの回路状
態の対称性が保たれることになる。
第4図に示した本願発明の論理回路の素子数を
減少させて構成した3入力論理ゲートの実際的な
回路の例を第5図に示す。
即ち、第4図に示す回路構成にあつては、素子
数が(N!×N=18)とNの数が増すと飛躍的に
増大し、回路構成のレイアウト上、余り好ましく
ないため、実際的には第5図に示すようにN=3
個のスイツチ手段を直列に接続した直列回路
(T11,T12,T13),(T31,T32,T33),(T51
T52,T53)をN=3個並列に接続して3入力論
理ゲートを構成し、これらのスイツチ手段の制御
端子に、それぞれN個の入力信号を順次サイクリ
ツクに異ならせた順(A,B,C),(B,C,
A),(C,A,B)の組を与えるように構成した
ものである。
このような構成により、遷移時の回路状態の対
称性を比較的良好に保つたまま、Nの数の増大に
より飛躍的に増大する素子数を減じることが出来
る。
第6図は単純な信号伝播のために使用される複
数のトランスフアーゲートであり、簡単のためN
=2の場合を示している。
即ち、第9図に示すような従来のスイツチ手段
SW1,SW2を直列に接続したスイツチング回
路は、本発明の適用によつて、同じ極性を持つ制
御端子を有するスイツチ手段SW3〜SW6を用
いて第6図に示すように2個のスイツチ手段を直
列に接続した回路(SW3,SW4),(SW5,
SW6)を並列に接続して構成することにより、
バランスのとれたスイツチング特性を有するスイ
ツチング回路を得ることが出来る。
なお、第6図及び第9図において、CINは伝播
入力端、COUTは伝播出力端である。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明によれば、従来非対称で
あつた電気的特性をほぼ完全に対称なものとする
ことが出来その結果、論理回路の性能を決定付け
るクリテイカルパスの検証が容易なものとなる。
また、論理回路をMOSFETで構成した場合回
路構成上、従来の駆動能力の大きいスイツチ手段
を、本発明の適用により、駆動能力の小さいスイ
ツチ手段に分割することになり、その結果、合成
した駆動能力は合成前より大きなものとなり、ス
イツチング特性が高速化される。更に、そのスイ
ツチ手段に加える制御信号の入力方法を本発明の
ように与えることにより、非対称の場合に比し
て、一層高速化されることになる。
更に、実際の集積回路化を考慮した場合、素子
の配置及び配線に対して、ほぼ完全な対称性を保
持することがが、基本的に可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は論理回路の構成を示すブロツク図、第
2図は2入力NANDゲートの構成を示す参考図、
第3図は2入力NORゲートの構成を示す参考図、
第4図は本発明の実施例に係る3入力論理ゲート
の構成を示す図、第5図は第4図の3入力論理ゲ
ートの実際的な回路の例を示す図、第6図は複数
のトランスフアーゲートの構成を示す図、第7図
は従来の2入力NANDゲートの構成を示す図、
第8図は従来の2入力NORゲートの構成を示す
図、第9図は従来のトランスフアーゲートの構成
を示す図である。 S11,S12,…SNN:スイツチ手段、C1,C2,…
CN:スイツチ制御端子、SIN:スイツチ入力端子、
SOUT:スイツチ出力端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スイツチ入力端子、スイツチ出力端子及びN
    個(N≧3)のスイツチ制御端子を有し、上記N
    個のスイツチ制御端子の入力値の論理レベルが総
    てある定まつた値に達したときにのみ上記スイツ
    チ入力端子の入力値をスイツチ出力端子へ伝達す
    るスイツチング動作を行う論回路において、 N個のスイツチ手段を直列接続した直列回路を
    N!個並列接続し、 前記並列接続した直列回路の一端を上記スイツ
    チ入力端子に接続し、他端を上記スイツチ出力端
    子に接続し、 上記N!個の直列回路を構成する各N個の直列
    接続された各スイツチ手段の制御端子にそれぞれ
    順列上総て異なるN!通りの順番で前記スイツチ
    制御端子を接続してなることを特徴とする論理回
    路。
JP61045753A 1986-02-28 1986-02-28 論理回路 Granted JPS62202616A (ja)

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JP3228985B2 (ja) * 1992-01-31 2001-11-12 三菱電機株式会社 パルス発生回路
JP3202601B2 (ja) * 1996-07-01 2001-08-27 日本電気株式会社 論理回路及び半導体集積回路配列

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