JPH0583818B2 - - Google Patents
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- JPH0583818B2 JPH0583818B2 JP61122159A JP12215986A JPH0583818B2 JP H0583818 B2 JPH0583818 B2 JP H0583818B2 JP 61122159 A JP61122159 A JP 61122159A JP 12215986 A JP12215986 A JP 12215986A JP H0583818 B2 JPH0583818 B2 JP H0583818B2
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- JP
- Japan
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- air
- large space
- ejector
- clean
- purified
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- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 13
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/16—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by purification, e.g. by filtering; by sterilisation; by ozonisation
- F24F3/167—Clean rooms, i.e. enclosed spaces in which a uniform flow of filtered air is distributed
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ventilation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、建物内の大空間をクリーンルームに
構成する技術に関する。
構成する技術に関する。
従来のクリーンルームは、天井高さが高々3m
程度であり、5〜20mもしくはそれ以上の天井高
さのクリーンルームはあまり例を見ない。これは
床面に作業用設備を設置する関係上、必要以上の
天井高さは不要であることと、天井が高ければ高
いほど気流の制御が困難になり、また空調負荷が
必要以上に過大になることによる。また、天井の
高低にはかかわらず、大空間の場合には、更に囲
まれた小ルームを作りこれをクリーンルームに構
築するのが通常であり、大きな工場全体の空間を
そのままクリーンルームに形成するようなことも
前記と同様の理由から通常は行われていない。
程度であり、5〜20mもしくはそれ以上の天井高
さのクリーンルームはあまり例を見ない。これは
床面に作業用設備を設置する関係上、必要以上の
天井高さは不要であることと、天井が高ければ高
いほど気流の制御が困難になり、また空調負荷が
必要以上に過大になることによる。また、天井の
高低にはかかわらず、大空間の場合には、更に囲
まれた小ルームを作りこれをクリーンルームに構
築するのが通常であり、大きな工場全体の空間を
そのままクリーンルームに形成するようなことも
前記と同様の理由から通常は行われていない。
高い天井の大空間をクリーンルームに構成する
ことが要求されることがある。これは、大型作業
機械が設置される場合や、製造ラインが上下に組
まれて物流が室内を昇降するような設備、さらに
は既存の高天井室(普通の工場空間などの非クリ
ーンルーム)を大きな改変をすることなくそのま
まクリーンルームに利用したい場合などである。
しかし、このような大空間の室全体を層流式クリ
ーンルームに構成するには極めて多大の設備費用
と運転費用を必要とする。そして、多大の費用を
かけても必ずしも室内全体を高い清浄域に維持す
ることは困難であるし、また高い清浄度を必要と
する作業域が限られた区域だけである場合には多
大の無駄が生ずる。
ことが要求されることがある。これは、大型作業
機械が設置される場合や、製造ラインが上下に組
まれて物流が室内を昇降するような設備、さらに
は既存の高天井室(普通の工場空間などの非クリ
ーンルーム)を大きな改変をすることなくそのま
まクリーンルームに利用したい場合などである。
しかし、このような大空間の室全体を層流式クリ
ーンルームに構成するには極めて多大の設備費用
と運転費用を必要とする。そして、多大の費用を
かけても必ずしも室内全体を高い清浄域に維持す
ることは困難であるし、また高い清浄度を必要と
する作業域が限られた区域だけである場合には多
大の無駄が生ずる。
本発明はこのような問題の解決を目的としてな
されたものである。
されたものである。
本発明は、空気取入れ用開口と空気噴射用ノズ
ルを設けたボツクス内にフアンとHEPAフイル
タを設置してなる浄化空気エゼクターの複数個
を、互いに間隔をあけて、清浄調和空気が供給さ
れている大空間内の特定の小区域を取り巻くよう
に配置したうえ、各エゼクターの空気噴射用ノズ
ルの方向を該小区域を取り巻く時計方向または反
時計方向に一様に規制し、各エゼクター内のフア
ンの稼動により各エゼクト流の方向に周囲空気を
誘引搬送しながら、これら各誘引搬送空気流によ
つて該小区域内において時計回りまたは反時計回
りの一方向性の渦流を形成することを特徴とする
大空間内にクリーンゾーンを形成する方法を提供
するものである。
ルを設けたボツクス内にフアンとHEPAフイル
タを設置してなる浄化空気エゼクターの複数個
を、互いに間隔をあけて、清浄調和空気が供給さ
れている大空間内の特定の小区域を取り巻くよう
に配置したうえ、各エゼクターの空気噴射用ノズ
ルの方向を該小区域を取り巻く時計方向または反
時計方向に一様に規制し、各エゼクター内のフア
ンの稼動により各エゼクト流の方向に周囲空気を
誘引搬送しながら、これら各誘引搬送空気流によ
つて該小区域内において時計回りまたは反時計回
りの一方向性の渦流を形成することを特徴とする
大空間内にクリーンゾーンを形成する方法を提供
するものである。
本発明の基本的な原理は、大空間に清浄調和空
気のサプライエアを供給して大空間全体を一応の
空調浄化空間に形成しながら、この空間内の空気
を大空間内に設置した浄化空気エゼクターを用い
て大空間内の特定のエリアだけを高度な清浄域に
形成するものであり、浄化空気エゼクターによる
搬送気流の制御と汚染空気の大空間への拡散を行
わせることによつて大空間であればあるほど特定
域のエリアだけを高度な清浄域に形成するように
した点に基本的な特徴がある。
気のサプライエアを供給して大空間全体を一応の
空調浄化空間に形成しながら、この空間内の空気
を大空間内に設置した浄化空気エゼクターを用い
て大空間内の特定のエリアだけを高度な清浄域に
形成するものであり、浄化空気エゼクターによる
搬送気流の制御と汚染空気の大空間への拡散を行
わせることによつて大空間であればあるほど特定
域のエリアだけを高度な清浄域に形成するように
した点に基本的な特徴がある。
以下に図面を参照しながら本発明の内容を具体
的に説明する。
的に説明する。
第1図は、天井が高い大空間1の内部に本発明
に従う浄化空気エゼクター2を適切に配置するこ
とによつて床部中央部2に清浄ゾーン3を形成す
る例を示している。大空間1には、空調機4で調
和された空気がHEPAフイルタユニツト6で浄
化されて吹き出される。大空間1から還気が空調
機4に戻されると共にこの空調機4には外気
(O.A)が供給される。このようにして大空間1
内に浄化調和空気を循環供給することによつて大
空間1の全体を一応の調和および浄化雰囲気に形
成する。本発明においてはこのような大空間1内
に浄化空気エゼクター2を必要な数だけ適切な位
置に設置する。この浄化空気エゼクター2は後述
の第4〜5図で説明するように、周囲空気を吸い
込んで浄化したあと噴射する機能を有するもので
フアンとHEPAフイルタを内装している。この
浄化空気エゼクター2から空気がエゼクトされる
と、このエゼクト流に周囲空気が誘引され、エゼ
クトされる風量の数倍もしくは数10倍の風量の周
囲空気がエゼクト方向に搬送されることになる。
に従う浄化空気エゼクター2を適切に配置するこ
とによつて床部中央部2に清浄ゾーン3を形成す
る例を示している。大空間1には、空調機4で調
和された空気がHEPAフイルタユニツト6で浄
化されて吹き出される。大空間1から還気が空調
機4に戻されると共にこの空調機4には外気
(O.A)が供給される。このようにして大空間1
内に浄化調和空気を循環供給することによつて大
空間1の全体を一応の調和および浄化雰囲気に形
成する。本発明においてはこのような大空間1内
に浄化空気エゼクター2を必要な数だけ適切な位
置に設置する。この浄化空気エゼクター2は後述
の第4〜5図で説明するように、周囲空気を吸い
込んで浄化したあと噴射する機能を有するもので
フアンとHEPAフイルタを内装している。この
浄化空気エゼクター2から空気がエゼクトされる
と、このエゼクト流に周囲空気が誘引され、エゼ
クトされる風量の数倍もしくは数10倍の風量の周
囲空気がエゼクト方向に搬送されることになる。
第1図の例ではこの浄化空気エゼクター2を大
空間1の中位高さに4個設置した例が示されてい
る。第2図は第1図の浄化空気エゼクター2の配
置を平面的に見た図、第3図は同じく立面的に見
た図である。図示のように、浄化空気エゼクター
2は大空間1の中位高さの4隅箇所において、エ
ゼクト方向をやや下向きにして(第3図参照)、
そして大空間1の床面中央部に形成しようとする
清浄ゾーン3とほぼ接線方向となるような傾きを
もつて(第2図に見られるように時計回りの循環
流が形成されるような傾きをもつて)配置されて
いる。
空間1の中位高さに4個設置した例が示されてい
る。第2図は第1図の浄化空気エゼクター2の配
置を平面的に見た図、第3図は同じく立面的に見
た図である。図示のように、浄化空気エゼクター
2は大空間1の中位高さの4隅箇所において、エ
ゼクト方向をやや下向きにして(第3図参照)、
そして大空間1の床面中央部に形成しようとする
清浄ゾーン3とほぼ接線方向となるような傾きを
もつて(第2図に見られるように時計回りの循環
流が形成されるような傾きをもつて)配置されて
いる。
第4図は本発明に従う浄化空気エゼクター2の
外観例を、第5図はその内部断面を示したもので
ある。第4図に見られるように、箱型ボツクス1
0の一方の側面に空気取入れ用開口11を、これ
に対向する側面に空気噴射ノズル12を有し、こ
のボツクス10の全体が吊りボルト13によつて
懸架されるような単純形状を有している。そし
て、このボツクス10の内部には、第5図に見ら
れるように、フアン14とHEPAフイルタ15
が設置されている。より具体的には、空気取入れ
用開口11から空気噴射ノズル12に至るボツク
ス内部を仕切り板16で二分し、この仕切り板1
6によつて二分される上流側空間にフアン14
を、そして下流側空間にHEPAフイルタ15を
装着し、そしてフアン14の吐出口を仕切り板1
6に開口させてある。これにより、フアン14を
稼働すると、空気取入れ用開口11からボツクス
10内に空気が吸い込まれ、HEPAフイルタ1
5が通過して浄化されたあと空気噴射ノズル12
から噴射されることになる。
外観例を、第5図はその内部断面を示したもので
ある。第4図に見られるように、箱型ボツクス1
0の一方の側面に空気取入れ用開口11を、これ
に対向する側面に空気噴射ノズル12を有し、こ
のボツクス10の全体が吊りボルト13によつて
懸架されるような単純形状を有している。そし
て、このボツクス10の内部には、第5図に見ら
れるように、フアン14とHEPAフイルタ15
が設置されている。より具体的には、空気取入れ
用開口11から空気噴射ノズル12に至るボツク
ス内部を仕切り板16で二分し、この仕切り板1
6によつて二分される上流側空間にフアン14
を、そして下流側空間にHEPAフイルタ15を
装着し、そしてフアン14の吐出口を仕切り板1
6に開口させてある。これにより、フアン14を
稼働すると、空気取入れ用開口11からボツクス
10内に空気が吸い込まれ、HEPAフイルタ1
5が通過して浄化されたあと空気噴射ノズル12
から噴射されることになる。
このように構成した浄化空気エゼクター2のフ
アン14を駆動すると、空気噴射ノズル12から
のエゼクト流にこのエゼクト流近傍の空気が誘引
されてエゼクト方向に搬送されることになる。し
たがつて、第1〜3図のように浄化空気エゼクタ
ー2を配置してこれを駆動すると、浄化空気エゼ
クター2によつて浄化されたエゼクト流にその周
囲空気が搬送される誘引搬送空気流が形成され、
この誘引搬送空気流によつて大空間1の床部中央
部に渦流が生じて清浄ゾーン3が形成される。す
なわち、この清浄ゾーン3は常に渦流の中にあ
り、この中で汚染物質が発生または存在したとし
てもその渦流によつて吹き飛ばされて清浄域が維
持されると共に汚染物質は大空間内に拡散され、
やがては浄化空気エゼクター2内のHEPAフイ
ルタ15に捕集されることになる。そのさい、汚
染物質の拡散による希釈は空間の体積が大きけれ
ば大きいほど進ので大空間であればあるほど拡散
による清浄ゾーン3の汚染濃度は小さなものとな
り高い清浄度を維持することができる。
アン14を駆動すると、空気噴射ノズル12から
のエゼクト流にこのエゼクト流近傍の空気が誘引
されてエゼクト方向に搬送されることになる。し
たがつて、第1〜3図のように浄化空気エゼクタ
ー2を配置してこれを駆動すると、浄化空気エゼ
クター2によつて浄化されたエゼクト流にその周
囲空気が搬送される誘引搬送空気流が形成され、
この誘引搬送空気流によつて大空間1の床部中央
部に渦流が生じて清浄ゾーン3が形成される。す
なわち、この清浄ゾーン3は常に渦流の中にあ
り、この中で汚染物質が発生または存在したとし
てもその渦流によつて吹き飛ばされて清浄域が維
持されると共に汚染物質は大空間内に拡散され、
やがては浄化空気エゼクター2内のHEPAフイ
ルタ15に捕集されることになる。そのさい、汚
染物質の拡散による希釈は空間の体積が大きけれ
ば大きいほど進ので大空間であればあるほど拡散
による清浄ゾーン3の汚染濃度は小さなものとな
り高い清浄度を維持することができる。
第6図は、天井が高い大空間1内における床面
から離れた中空部に清浄ゾーンを形成するように
浄化空気エゼクター2を配置した例を示す。すな
わち、複数の浄化空気エゼクター2を中空を取り
囲むように配置すると共に、或る浄化空気エゼク
ター2のエゼクト流による誘引搬送流の到達距離
内に次の浄化空気エゼクター2を配置して大空間
1内の中腹周囲に環状の流れを形成する。第7図
はこの浄化空気エゼクター2の配置による空気流
れを平面的に見た図である。この図に見られるよ
うに、各エゼクト流による誘引搬送流の環状の流
れによつてその内部に一方向性の渦流が発生する
ので、浄化空気エゼクター2によつて取り囲まれ
る中空部に清浄ゾーンを形成することができる。
から離れた中空部に清浄ゾーンを形成するように
浄化空気エゼクター2を配置した例を示す。すな
わち、複数の浄化空気エゼクター2を中空を取り
囲むように配置すると共に、或る浄化空気エゼク
ター2のエゼクト流による誘引搬送流の到達距離
内に次の浄化空気エゼクター2を配置して大空間
1内の中腹周囲に環状の流れを形成する。第7図
はこの浄化空気エゼクター2の配置による空気流
れを平面的に見た図である。この図に見られるよ
うに、各エゼクト流による誘引搬送流の環状の流
れによつてその内部に一方向性の渦流が発生する
ので、浄化空気エゼクター2によつて取り囲まれ
る中空部に清浄ゾーンを形成することができる。
第8図は、浄化空気エゼクター2の数を少なく
した以外は第6図の例と実質上同じ構成の中空部
に清浄ゾーンを形成する例を示している。この例
では大空間1を形成する壁面を利用して循環流を
形成させている。
した以外は第6図の例と実質上同じ構成の中空部
に清浄ゾーンを形成する例を示している。この例
では大空間1を形成する壁面を利用して循環流を
形成させている。
第9図および第10図は本発明に従う他の浄化
空気エゼクターの例を示しており、第4図〜第5
図のものに比べてより軽量かつコンパクトに構成
したものである。すなわち、一端に空気噴射ノズ
ル12をもつ円筒形ケーシング17内に、環状の
HEPAフイルタ18を同軸的に設置し、この環
状のHEPAフイルタ内に遠心送風機のフアンラ
ンナー19を同軸的に設置したものである。20
は送風機モータ、21はモータ支持具、22はプ
レフイルターを示している。本例の浄化空気エゼ
クターはあたかも遠心送風機のカウリング自体を
HEPAフイルタで構成したような構造を有して
おり、フアンランナー19の回転によつて遠心方
向に吹き出された空気の全てはその外周の環状
HEPAフイルタ18を通過し、当り板23の環
状開口24から空気噴射ノズル12に向かつて収
斂しながら流れ、噴流として吹き出されることに
なる。この第9〜10図の例の浄化空気エゼクタ
ーを使用しても第4〜5図の例の浄化空気エゼク
ターで説明したのと全く同様にして清浄空気帯域
を形成することができる。
空気エゼクターの例を示しており、第4図〜第5
図のものに比べてより軽量かつコンパクトに構成
したものである。すなわち、一端に空気噴射ノズ
ル12をもつ円筒形ケーシング17内に、環状の
HEPAフイルタ18を同軸的に設置し、この環
状のHEPAフイルタ内に遠心送風機のフアンラ
ンナー19を同軸的に設置したものである。20
は送風機モータ、21はモータ支持具、22はプ
レフイルターを示している。本例の浄化空気エゼ
クターはあたかも遠心送風機のカウリング自体を
HEPAフイルタで構成したような構造を有して
おり、フアンランナー19の回転によつて遠心方
向に吹き出された空気の全てはその外周の環状
HEPAフイルタ18を通過し、当り板23の環
状開口24から空気噴射ノズル12に向かつて収
斂しながら流れ、噴流として吹き出されることに
なる。この第9〜10図の例の浄化空気エゼクタ
ーを使用しても第4〜5図の例の浄化空気エゼク
ターで説明したのと全く同様にして清浄空気帯域
を形成することができる。
このようにして本発明によると、大空間1内の
特定の小区域だけを高い清浄度のクリーンゾーン
に設計自由に形成することができる。特に本発明
による場合には、空気エゼクター自身が空気浄化
機能を持つと共に、エゼクト流の誘引搬送空気流
によつて形成されるクリーンゾーンにおいて塵埃
発生があつても大空間に拡散されてしまうので大
空間であればあるほど高い清浄度のクリーンゾー
ンを形成できるという優れた効果を発揮し、既述
の問題が効果的に解決される。
特定の小区域だけを高い清浄度のクリーンゾーン
に設計自由に形成することができる。特に本発明
による場合には、空気エゼクター自身が空気浄化
機能を持つと共に、エゼクト流の誘引搬送空気流
によつて形成されるクリーンゾーンにおいて塵埃
発生があつても大空間に拡散されてしまうので大
空間であればあるほど高い清浄度のクリーンゾー
ンを形成できるという優れた効果を発揮し、既述
の問題が効果的に解決される。
第1図は本発明法に従つて大空間内にクリーン
ゾーンを形成する例を示す機器配置図、第2図は
第1図の浄化空気エゼクターの配置による気流の
流れを平面的に見た図、第3図は第1図の浄化空
気エゼクターの配置による気流の流れを立面的に
見た図、第4図は本発明に従う浄化空気エゼクタ
ーの例を示す外観図、第5図は第4図の浄化空気
エゼクターの断面図、第6図は本発明に従つて大
空間内にクリーンゾーンを形成する他の例を示す
機器配置図、第7図は第6図の浄化空気エゼクタ
ーの配置による気流の流れを平面的に見た図、第
8図は浄化空気エゼクターの他の配置による気流
の流れを平面的に見た図、第9図は本発明に従う
浄化空気エゼクターの他の例を示す略断面図、第
10図は第9図の浄化空気エゼクターにおけるX
−X線矢視断面図である。 1……大空間、2……浄化空気エゼクター、3
……清浄ゾーン、4……空調機、6……HEPA
フイルタユニツト、10……浄化空気エゼクター
のボツクス、11……空気取入れ用開口、12…
…空気噴射ノズル、14……フアン、15……
HEPAフイルタ、18……HEPAフイルタ、1
9……フアンランナー。
ゾーンを形成する例を示す機器配置図、第2図は
第1図の浄化空気エゼクターの配置による気流の
流れを平面的に見た図、第3図は第1図の浄化空
気エゼクターの配置による気流の流れを立面的に
見た図、第4図は本発明に従う浄化空気エゼクタ
ーの例を示す外観図、第5図は第4図の浄化空気
エゼクターの断面図、第6図は本発明に従つて大
空間内にクリーンゾーンを形成する他の例を示す
機器配置図、第7図は第6図の浄化空気エゼクタ
ーの配置による気流の流れを平面的に見た図、第
8図は浄化空気エゼクターの他の配置による気流
の流れを平面的に見た図、第9図は本発明に従う
浄化空気エゼクターの他の例を示す略断面図、第
10図は第9図の浄化空気エゼクターにおけるX
−X線矢視断面図である。 1……大空間、2……浄化空気エゼクター、3
……清浄ゾーン、4……空調機、6……HEPA
フイルタユニツト、10……浄化空気エゼクター
のボツクス、11……空気取入れ用開口、12…
…空気噴射ノズル、14……フアン、15……
HEPAフイルタ、18……HEPAフイルタ、1
9……フアンランナー。
Claims (1)
- 1 空気取入れ用開口と空気噴射用ノズルを設け
たボツクス内にフアンとHEPAフイルタを設置
してなる浄化空気エゼクターの複数個を、互いに
間隔をあけて、清浄調和空気が供給されている大
空間内の特定の小区域を取り巻くように配置した
うえ、各エゼクターの空気噴射用ノズルの方向を
該小区域を取り巻く時計方向または反時計方向に
一様に規制し、各エゼクター内のフアンの稼動に
より各エゼクト流の方向に周囲空気を誘引搬送し
ながら、これら各誘引搬送空気流によつて該小区
域内において時計回りまたは反時計回りの一方向
性の渦流を形成することを特徴とする大空間内に
クリーンゾーンを形成する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61122159A JPS62280529A (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 大空間内にクリ−ンゾ−ンを形成する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61122159A JPS62280529A (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 大空間内にクリ−ンゾ−ンを形成する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62280529A JPS62280529A (ja) | 1987-12-05 |
JPH0583818B2 true JPH0583818B2 (ja) | 1993-11-29 |
Family
ID=14829054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61122159A Granted JPS62280529A (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 大空間内にクリ−ンゾ−ンを形成する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62280529A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6960770B2 (ja) * | 2017-05-19 | 2021-11-05 | 清水建設株式会社 | 手術室の空調システム |
-
1986
- 1986-05-29 JP JP61122159A patent/JPS62280529A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62280529A (ja) | 1987-12-05 |
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