JPH058113Y2 - - Google Patents

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JPH058113Y2
JPH058113Y2 JP16746788U JP16746788U JPH058113Y2 JP H058113 Y2 JPH058113 Y2 JP H058113Y2 JP 16746788 U JP16746788 U JP 16746788U JP 16746788 U JP16746788 U JP 16746788U JP H058113 Y2 JPH058113 Y2 JP H058113Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は例えばガラスラン等のウエザーストリ
ツプ類の成形に好適な成形用金型に関するもので
ある。
[従来の技術] 第6図に示すように、複数の直線部Aと、隣接
する直線部Aの端部間を繋ぐ接続部Bとからなる
ガラスラン等の成形品Pの製造方法としては、直
線部Aを予め押出し成形によつて形成し、同直線
部Aの端部間に接続部Bを射出成形等によつて形
成するようにしたものがある。そして、この製造
方法において接続部Bを成形する際には、従来か
ら第7〜9図に示す成形用金型が一般に用いられ
ている。
この成形用金型は下型21と、その後端部(図
の右端部)及び前端部にそれぞれ回動可能に支持
された第1及び第2の中型22,23と、両中型
22,23上に載置される上型24とを備え、こ
れらが型閉めされることによつて左右両端を開口
した成形空間Sが形成されるようになつている。
また、前記第1の中型22には接続部Bの内面形
状を賦形するための中芯25が脱着可能に取付け
られている。
前記従来の成形用金型を用いて接続部Bを成形
する場合には、型閉めにより成形空間Sを形成
し、その両端開口部分から、押出し成形によつて
形成された一対の直線部Aの端部を、第7図にお
いて鎖線で示す接続位置Xまで挿入する。そし
て、成形空間S内において直線部Aの端部間に形
成されるキヤビテイC内に溶融状態のゴムや樹脂
を注入する。すると、中芯25上に接続部Bが成
形され、第6図に示す成形品Pが形成される。
ところで、前記成形用金型から成形品Pを離型
する場合には、第10図に示すようにまず、上型
24を第1及び第2の中型22,23上から離間
させる。続いて、第2の中型23及び第1の中型
22を順に回動してこれらを下型21から離間さ
せる。このときには、第1の中型22に対し中芯
25が取付けられ、しかもその中芯25上には成
形品Pが装着されたままである。
次に、成形品Pとともに中芯25を手作業によ
り第1の中型22から外し、その後中芯25から
成形品Pを取り出す。
[考案が解決しようとする課題] ところが、従来構成の成形用金型から成形品P
を離型する場合には、前記したように成形品P及
び中芯25を第1の中型22から外し、さらにそ
の第1の中型22から成形品Pを取り出さなけれ
ばならない。また、成形品Pの離型後には、中芯
25を再び第1の中型22に取付ける必要があ
る。そのため、これらの作業に起因して成形品P
の離型作業が煩雑なものとなり、しかもその作業
時間が長くなつてしまうという問題があつた。
さらに、前記両作業は手作業によつて行われる
ため、その作業中に落下等の事故により中芯25
が破損するおそれがあつた。
本考案の目的は中芯の中型に対する脱着作業を
行うことなく成形品を中型から離型することがで
き、離型作業の簡略化及び時間短縮を図ることが
可能となり、しかも落下等の事故に基づく中芯の
破損を防止することができる成形用金型を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] そこで、前記目的を達成するため本考案は、下
型と、その下型に回動可能に支持され、同下型上
に載置される型閉め位置、及び下型から離間した
型開き位置を取り得る中型と、前記中型が型閉め
位置に回動されたときにその中型上に載置される
上型とから、押出し成形品の端部間を繋ぐ接続部
を成形するためのキヤビテイを構成し、前記中型
には接続部の内面形状を賦形するための中芯を出
没可能に配設するとともに、その中型が型閉め位
置に回動されたときに中芯を没入方向に付勢し、
型開き位置に回動されたときに、中芯を突出させ
てその中芯上に形成された接続部を中型から離脱
させるための離脱手段を設けた成形用金型をその
要旨とする。
[作用] 中型が型閉め位置に回動されたときには、中芯
は離脱手段によつて付勢され中型内に没入する。
この状態で中型上に上型が載置されると、接続部
を成形するためのキヤビテイが構成される。
ところで、キヤビテイ内に形成された接続部を
離型する場合には、中型から上型を離間させた
後、型閉め位置にある中型を回動する。中型が型
開き位置に回動されると、離脱手段によつて中芯
が中型から突出されるとともに、その中芯の突出
に基づいて接続部が中型から離脱される。
中芯から接続部を取り出した後、中型を型閉め
位置に回動させると、離脱手段によつて内芯が再
び中型内に没入される。
[実施例] 以下、本考案を第6図に示す押出し成形品とし
ての直線部Aの端部間に接続部Bを形成するため
の成形用金型に具体化した一実施例を第1〜5図
に従つて説明する。
第2,3図に示すように、本実施例の成形用金
型の一部を構成する下型1は略四角板状をなし、
その後面右端部(第2図における右側面上端部)
には、後方へ向かつて延びる当接板2が固定され
ている。また、下型1の後面には支軸3を介して
第1の中型4が回動可能に支持されており、この
第1の中型4は下型1上に載置される型閉め位置
(第3図参照)と、同下型1上から約90°回動され
た型開き位置(第1図参照)とを取るようになつ
ている。
第4,5図に示すように、前記当接板2と対応
する第1の中型4の右端部には、その前面及び上
面において開口する収容凹部5が形成されてお
り、その内底面には挿通孔6が貫設されている。
前記第1の中型4には中芯7が移動可能に装着
されている。この中芯7は、第1の中型4の前端
に接離し、接続部Bの内面形状を賦形するための
成形部8と、前記収容凹部5内において出没可能
に収容された作動部9と、これら成形部8の右端
部及び作動部9を繋ぐ連結部10とからなる。作
動部9の後面には前記挿通孔6の後方から挿入さ
れたピン11が固着されており、同ピン11上に
おいて、その頭部11aと第1の中型4の後面と
の間には圧縮コイルばね12が巻装されている。
前記ピン11、圧縮コイルばね12及び当接板2
によつて離脱手段が構成されている。
そのため、第4図に示すように、第1の中型4
が型閉め位置に回動されたときには、中芯7の作
動部9が圧縮コイルばね12によつて後方へ引つ
張られ収容凹部5内へ没入する。また、第1図に
示すように、第1の中型4が型開き位置に回動さ
れたときには、ピン11の頭部11aが当接板2
に圧接してそのピン11が第1の中型4内に没入
し、作動部9が収容凹部5から突出する。
第3図に示すように下型1の前面には、支軸1
3を介して第2の中型14が回動可能に支持され
ており、この第2の中型14は下型1の上面に載
置される型閉め位置と、下型1の上面から離間し
た型開き位置(第1図参照)とを取り得る。さら
に、前記型閉め位置に回動配置された第1,第2
の中型4,14上には、上型15が接離可能に載
置されている。
第2図に示すように、上下両型15,1及び第
1,2の中型4,14が型閉めされたときには、
左右両端部を開口した成形空間Sが形成される。
そして、この成形空間Sにおける左右両開口部か
ら鎖線で示す接続位置Xまで直線部Aの端部が挿
入されることにより、接続部Bを成形するための
キヤビテイCが形成されるようになつている。
次に、前記のように構成された本実施例の作用
及び効果を説明する。
第3,4図は成形用金型が型閉めされた状態を
示す。このときには、中芯7の作動部9が圧縮コ
イルばね12により後方へ引つ張られて第1の中
型の収容凹部5内に没入するとともに、成形部8
が第1の中型4の前端に当接しており、左右両端
を開口した成形空間Sが形成されている。そこ
で、第2図に示すように、この成形空間Sの左右
両開口部分から予め押出し成形によつて形成され
た一対の直線部Aを挿入する。両直線部Aが接続
位置Xまで挿入されると、成形空間S内において
両直線部Aの端部間にキヤビテイCが形成され
る。次に、このキヤビテイC内に溶融状態のゴム
又は樹脂を注入する。すると、一対の直線部Aの
端部間に接続部Bが形成された成形品Pが得られ
る。
前記成形品Pを成形用金型から離型する場合に
は、第1図に示すようにまず上型15を第1及び
第2の中型4,14から上方へ離間させる。続い
て、支軸13を中心として第2の中型14を型開
き位置に回動させ、その後、支軸3を中心として
第1の中型4を型開き位置に回動させる。
第1の中型4が型開き位置に回動されると、そ
の後面から突出したピン11の頭部11aが当接
板2に圧接される。ピン11が当接板2に圧接さ
れると、このピン11は圧縮コイルばね12の付
勢力に抗して挿通孔6内に没入される。その結
果、ピン11に連結された中芯7の作動部9が収
容凹部5から突出されるとともに、中芯7の成形
部8が第1の中型4から上方へ離間する。従つ
て、成形部8上に形成された接続部Bは第1の中
型4から離脱されることになる。そこで、手作業
により成形部8から接続部Bを外せば離型作業が
終了する。
なお、接続部Bが外されたら、前記とは逆の手
順で、すなわち第1の中型4を型閉め位置に回動
させる。この第1の中型4の回動の途中でピン1
1が当接板2から離間すると圧縮コイルばね12
の作用によつて中芯7が第1の中型4の後方へ引
つ張られ、作動部9が収容凹部5内に没入され
る。第1の中型4が型閉め位置に回動されたら、
続いて第2の中型14を型閉め位置に回動させ、
その後、前記第1及び第2の中型4,14上に上
型15を載せる。
前記したように、本実施例の成形用金型を用い
れば、第1の中型4を型開き位置に回動させるこ
とによつてこれから中芯7を突出させ、また同第
1の中型4を型閉め位置に回動させることによつ
て、中芯7を自動的に第1の中型4内に没入させ
ることができるので、従来の成形用金型とは異な
り手作業による中芯7の脱着作業が不要となる。
従つて、これらの不要となつた作業分だけ成形品
Pの離型時の作業を簡略化できるばかりでなく、
作業時間も短縮できる。
また、中芯7はピン11により第1の中型4に
出没可能に連結されているので、同中芯7が離型
作業中に中型4から脱落することがなく、落下等
の事故により中芯7が破損することを防止でき
る。
本考案は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、例えば第2の中型14を省略したり、中
芯7に複数の作動部9を設けたりする等、考案の
趣旨から逸脱しない範囲で任意に変更して具体化
することもできる。なお、後者の場合には、作動
部9に対応して収容凹部5、当接板2、ピン11
及び圧縮コイルばね12が複数組必要となる。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案によれば中芯の中
型に対する脱着作業を行うことなく成形品を中型
から離型することができ、離型作業の簡略化及び
時間短縮を図ることが可能となり、しかも落下等
の事故に基づく中芯の破損を防止することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本考案を具体化した一実施例を示
し、第1図は成形用金型の型開き状態を示す断面
図、第2図は上型の一部を破断して示す成形用金
型の平面図、第3図は第2図の−線断面図、
第4図は第2図の−線断面図、第5図は離脱
手段の要部拡大斜視図、第6図は成形用金型を用
いて成形された成形品の部分斜視図、第7〜10
図は従来技術を示し、第7図は上型の一部を破断
して示す成形用金型の平面図、第8図は第7図の
−線断面図、第9図は第7図の−線断面
図、第10図は成形用金型の型開き状態を示す断
面図である。 1……下型、2……離脱手段の一部を構成する
当接板、4……第1の中型、7……中芯、11…
…離脱手段の一部を構成するピン、12……離脱
手段の一部を構成する圧縮コイルばね、A……押
出し成形品としての直線部、B……接続部、C…
…キヤビテイ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下型1と、その下型1に回動可能に支持され、
    同下型1上に載置される型閉め位置、及び下型1
    から離間した型開き位置を取り得る中型4と、前
    記中型4が型閉め位置に回動されたときにその中
    型4上に載置される上型15とから、押出し成形
    品Aの端部間を繋ぐ接続部Bを成形するためのキ
    ヤビテイCを構成し、 前記中型4には接続部Bの内面形状を賦形する
    ための中芯7を出没可能に配設するとともに、そ
    の中型4が型閉め位置に回動されたときに中芯7
    を没入方向に付勢し、型開き位置に回動されたと
    きに、中芯7を突出させてその中芯7上に形成さ
    れた接続部Bを中型4から離脱させるための離脱
    手段2,11,12を設けたことを特徴とする成
    形用金型。
JP16746788U 1988-12-23 1988-12-23 Expired - Lifetime JPH058113Y2 (ja)

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JP16746788U JPH058113Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23

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JPH0286722U JPH0286722U (ja) 1990-07-10
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104441636A (zh) * 2014-12-18 2015-03-25 秦皇岛哥特尼橡塑模具有限公司 接角模中多型板分步后退翻转机构

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JP2654628B2 (ja) * 1990-09-21 1997-09-17 西川ゴム工業株式会社 ウェザーストリップ型成形方法
JP2568499Y2 (ja) * 1990-11-10 1998-04-15 エヌオーケー株式会社 成形型

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