JPH0581087A - プロセサのモニタ方式 - Google Patents
プロセサのモニタ方式Info
- Publication number
- JPH0581087A JPH0581087A JP3245378A JP24537891A JPH0581087A JP H0581087 A JPH0581087 A JP H0581087A JP 3245378 A JP3245378 A JP 3245378A JP 24537891 A JP24537891 A JP 24537891A JP H0581087 A JPH0581087 A JP H0581087A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processor
- register
- bus
- comparison
- memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Debugging And Monitoring (AREA)
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】プロセサ1はあらかじめトレースしたいアドレ
スデータ,制御信号(例えばメモリライト中)をレジス
タ6に指定する。プロセサ1のプログラムが実行される
と、比較回路7は各バス3,4,5をモニタしてレジス
タ6の内容と比較する。そして、一致した場合は比較一
致信号8を出力する。この比較一致信号8により各バス
3,4,5のデータをレジスタ9に格納する。尚比較一
致信号8はプロセサ1への割込信号にもなる。 【効果】プロセサを使用する装置をシステムに組み込ん
で問題が発生したとき、誤ったアクセスを調査するため
直ちにデータを収集できる。
スデータ,制御信号(例えばメモリライト中)をレジス
タ6に指定する。プロセサ1のプログラムが実行される
と、比較回路7は各バス3,4,5をモニタしてレジス
タ6の内容と比較する。そして、一致した場合は比較一
致信号8を出力する。この比較一致信号8により各バス
3,4,5のデータをレジスタ9に格納する。尚比較一
致信号8はプロセサ1への割込信号にもなる。 【効果】プロセサを使用する装置をシステムに組み込ん
で問題が発生したとき、誤ったアクセスを調査するため
直ちにデータを収集できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプロセサのモニタ方式に
関し、特にプログラムの実行命令,メモリアクセス,入
出力装置をモニタするプロセサのモニタ方式に関する。
関し、特にプログラムの実行命令,メモリアクセス,入
出力装置をモニタするプロセサのモニタ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のプロセサのモニタ方式は、
プロセサを使用する装置のプロセサバス別に用意した測
定装置を接続してモニタする方法、またはプロセサのプ
ログラムの中に予め必要とする処理にトレーサ処理を組
み込んでそのプログラムを実行したときトレーサ用メモ
リに記憶する方法を採っていた。
プロセサを使用する装置のプロセサバス別に用意した測
定装置を接続してモニタする方法、またはプロセサのプ
ログラムの中に予め必要とする処理にトレーサ処理を組
み込んでそのプログラムを実行したときトレーサ用メモ
リに記憶する方法を採っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のプロセサの
モニタ方式のうち前者の方法では、プロセサを使用する
装置がシステムに組み込まれたときには簡易的に測定装
置(インサーキットエミュレータやロジックアナライ
ザ)を接続することができないという欠点がある。また
プログラムの予め必要とする部分にトレース処理を入れ
る後者の方法では、問題が発生したときにすべてのプロ
グラムを見直してプログラムの再作成をしなければなら
ないので、この場合プログラムのトレース作成忘れがあ
れば再度作り直さなければならないという欠点がある。
モニタ方式のうち前者の方法では、プロセサを使用する
装置がシステムに組み込まれたときには簡易的に測定装
置(インサーキットエミュレータやロジックアナライ
ザ)を接続することができないという欠点がある。また
プログラムの予め必要とする部分にトレース処理を入れ
る後者の方法では、問題が発生したときにすべてのプロ
グラムを見直してプログラムの再作成をしなければなら
ないので、この場合プログラムのトレース作成忘れがあ
れば再度作り直さなければならないという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のプロセサのモニ
タ方式は、プロセサのメモリアクセス,入出力装置への
アクセス,実行命令をモニタするためにアドレスバス,
データバス,制御信号用バスから読み出した情報と予め
指定した第1のレジスタの内容とを比較する比較回路
と、この比較結果が一致したとき前記プロセサへ通知す
るための割込信号として入力した比較一致信号からその
時点の前記アドレスバス,データバス,制御信号用バス
上の情報を保持する第2のレジスタと、メモリとを備
え、前記プロセサは前記割込信号を入力したとき前記第
2のレジスタの内容を読み出して前記メモリの前記プロ
セサのトレース用として割り付けた領域に記憶すると共
にこの時の処理タスク番号,前記プロセサのレジスタを
前記トレーサ用割付領域に記憶する割込処理プログラム
を実行することを特徴とする。
タ方式は、プロセサのメモリアクセス,入出力装置への
アクセス,実行命令をモニタするためにアドレスバス,
データバス,制御信号用バスから読み出した情報と予め
指定した第1のレジスタの内容とを比較する比較回路
と、この比較結果が一致したとき前記プロセサへ通知す
るための割込信号として入力した比較一致信号からその
時点の前記アドレスバス,データバス,制御信号用バス
上の情報を保持する第2のレジスタと、メモリとを備
え、前記プロセサは前記割込信号を入力したとき前記第
2のレジスタの内容を読み出して前記メモリの前記プロ
セサのトレース用として割り付けた領域に記憶すると共
にこの時の処理タスク番号,前記プロセサのレジスタを
前記トレーサ用割付領域に記憶する割込処理プログラム
を実行することを特徴とする。
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明のプロセサのモニタ方式の一実施例を
示すシステムブロック図である。
る。図1は本発明のプロセサのモニタ方式の一実施例を
示すシステムブロック図である。
【0006】図1において、プロセサ1はアドレスバス
3,データバス4,制御信号用バス5を介して各周辺の
メモリ2,入出力装置10と接続されている。プロセサ
1はあらかじめトレースしたいアドレスデータ,制御信
号(例えばメモリライト中)をレジスタ6に指定する。
プロセサ1のプログラムが実行されると、比較回路7は
各バス3,4,5をモニタしてレジスタ6の内容と比較
する。そして、一致した場合は比較一致信号8を出力す
る。この比較一致信号8により各バス3,4,5のデー
タをレジスタ9に格納する。尚比較一致信号8はプロセ
サ1への割込信号にもなる。
3,データバス4,制御信号用バス5を介して各周辺の
メモリ2,入出力装置10と接続されている。プロセサ
1はあらかじめトレースしたいアドレスデータ,制御信
号(例えばメモリライト中)をレジスタ6に指定する。
プロセサ1のプログラムが実行されると、比較回路7は
各バス3,4,5をモニタしてレジスタ6の内容と比較
する。そして、一致した場合は比較一致信号8を出力す
る。この比較一致信号8により各バス3,4,5のデー
タをレジスタ9に格納する。尚比較一致信号8はプロセ
サ1への割込信号にもなる。
【0007】図2は図1におけるプロセサのモニタを動
作させるために割込信号が入力されたとき起動する割込
処理プログラムのフローチャート、図3は図1における
メモリの格納内容の一例を示す図である。
作させるために割込信号が入力されたとき起動する割込
処理プログラムのフローチャート、図3は図1における
メモリの格納内容の一例を示す図である。
【0008】割込処理プログラムはプログラムのどの実
行時点でも割込処理されるプログラムである。プロセサ
1への割込入力により割込プログラム1は割込前の全レ
ジスタをスタックエリアにセーブする(ステップ1)。
次にトレースデータを格納するトレースメモリのどのブ
ロックかを指示するポインタを1つポイントアップする
(ステップ2)。このときトレースエリアは有限のた
め、最終ポインタの場合にそこで終了するか再度先頭か
ら格納するかは予め決められていることにする。次に、
セーブしたレジスタの内容をトレースポインタで示すト
レースエリアに格納し(ステップ3)、次にこの時点の
タスク番号と、どのプログラムが実行されているかあら
かじめ定義した番号とを格納する(ステップ4)。そし
て、図1に示すレジスタ9の内容を格納して(ステップ
5)、割込前プログラムへ戻るためにレジスタを元に戻
し(ステップ6)、実行プログラムアドレスも割込終了
により戻る。このようにして図3に示すトレースデータ
がメモリ3に格納される。図3のトレースデータは図2
のフローチャートにより格納されたレジスタとタスク番
号とアドレス,データ,制御信号が格納されている。
行時点でも割込処理されるプログラムである。プロセサ
1への割込入力により割込プログラム1は割込前の全レ
ジスタをスタックエリアにセーブする(ステップ1)。
次にトレースデータを格納するトレースメモリのどのブ
ロックかを指示するポインタを1つポイントアップする
(ステップ2)。このときトレースエリアは有限のた
め、最終ポインタの場合にそこで終了するか再度先頭か
ら格納するかは予め決められていることにする。次に、
セーブしたレジスタの内容をトレースポインタで示すト
レースエリアに格納し(ステップ3)、次にこの時点の
タスク番号と、どのプログラムが実行されているかあら
かじめ定義した番号とを格納する(ステップ4)。そし
て、図1に示すレジスタ9の内容を格納して(ステップ
5)、割込前プログラムへ戻るためにレジスタを元に戻
し(ステップ6)、実行プログラムアドレスも割込終了
により戻る。このようにして図3に示すトレースデータ
がメモリ3に格納される。図3のトレースデータは図2
のフローチャートにより格納されたレジスタとタスク番
号とアドレス,データ,制御信号が格納されている。
【0009】本実施例によれば、デバグするとき、どの
プログラムで指定のアクセスが実行されているかが分か
るので、システムでの問題発生時に直ちに調査を実行で
きる。
プログラムで指定のアクセスが実行されているかが分か
るので、システムでの問題発生時に直ちに調査を実行で
きる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、簡単なハ
ードウェア構成で割込処理プログラムを実行するように
したので、プロセサを使用する装置をシステムに組み込
んで問題が発生したとき、誤ったアクセスを調査するた
め直ちにデータを収集できるという効果を有する。
ードウェア構成で割込処理プログラムを実行するように
したので、プロセサを使用する装置をシステムに組み込
んで問題が発生したとき、誤ったアクセスを調査するた
め直ちにデータを収集できるという効果を有する。
【図1】本発明のプロセサのモニタ方式の一実施例を示
すシステムブロック図である。
すシステムブロック図である。
【図2】図1におけるプロセサの割込処理プログラムの
フローチャートである。
フローチャートである。
【図3】図1におけるメモリの格納内容の一例を示す図
である。
である。
【符号の説明】 1 プロセサ 2 プログラム,ワークメモリ,トレースデータ格納
用のメモリ 3 アドレスバス 4 データバス 5 制御信号用バス 6 バスモニタ指示用のレジスタ 7 モニタ比較回路 8 比較一致信号 9 比較一致格納用のレジスタ 10 入出力装置
用のメモリ 3 アドレスバス 4 データバス 5 制御信号用バス 6 バスモニタ指示用のレジスタ 7 モニタ比較回路 8 比較一致信号 9 比較一致格納用のレジスタ 10 入出力装置
Claims (1)
- 【請求項1】 プロセサのメモリアクセス,入出力装置
へのアクセス,実行命令をモニタするためにアドレスバ
ス,データバス,制御信号用バスから読み出した情報と
予め指定した第1のレジスタの内容とを比較する比較回
路と、この比較結果が一致したとき前記プロセサへ通知
するための割込信号として入力した比較一致信号からそ
の時点の前記アドレスバス,データバス,制御信号用バ
ス上の情報を保持する第2のレジスタと、メモリとを備
え、前記プロセサは前記割込信号を入力したとき前記第
2のレジスタの内容を読み出して前記メモリの前記プロ
セサのトレース用として割り付けた領域に記憶すると共
にこの時の処理タスク番号,前記プロセサのレジスタを
前記トレーサ用割付領域に記憶する割込処理プログラム
を実行することを特徴とするプロセサのモニタ方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3245378A JPH0581087A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | プロセサのモニタ方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3245378A JPH0581087A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | プロセサのモニタ方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0581087A true JPH0581087A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17132772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3245378A Pending JPH0581087A (ja) | 1991-09-25 | 1991-09-25 | プロセサのモニタ方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0581087A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07152604A (ja) * | 1993-11-26 | 1995-06-16 | Nec Corp | デバッグ装置およびデバッグ方法 |
US5838952A (en) * | 1996-05-28 | 1998-11-17 | Mitsubishi Electric Semiconductor Software Co., Ltd. | Emulator apparatus to break running program when variable is read without being initialized |
JP2007133836A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-31 | Canon Inc | シミュレーション装置及びシミュレーション方法 |
JP2011227608A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | 電子部品及びデバッグ方法 |
-
1991
- 1991-09-25 JP JP3245378A patent/JPH0581087A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07152604A (ja) * | 1993-11-26 | 1995-06-16 | Nec Corp | デバッグ装置およびデバッグ方法 |
US5838952A (en) * | 1996-05-28 | 1998-11-17 | Mitsubishi Electric Semiconductor Software Co., Ltd. | Emulator apparatus to break running program when variable is read without being initialized |
JP2007133836A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-31 | Canon Inc | シミュレーション装置及びシミュレーション方法 |
JP2011227608A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Mitsubishi Electric Corp | 電子部品及びデバッグ方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981208 |