JPH06103104A - リモートデバッグ方法 - Google Patents

リモートデバッグ方法

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JPH06103104A
JPH06103104A JP4249296A JP24929692A JPH06103104A JP H06103104 A JPH06103104 A JP H06103104A JP 4249296 A JP4249296 A JP 4249296A JP 24929692 A JP24929692 A JP 24929692A JP H06103104 A JPH06103104 A JP H06103104A
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JP4249296A
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Kiyoshi Hoshina
清 保科
Yoshihiko Uchikawa
芳彦 内川
Toshio Hagiwara
利夫 萩原
Toshiaki Takagi
利彰 高木
Hidekatsu Tamura
英克 田村
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Hitachi Ltd
Hitachi Asahi Electronics Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Asahi Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なった種類毎の被制御処理装置に対応して
同一の制御処理装置のデバッガが使用でき、また、デバ
ッグするプログラムが実際の装置上で動作することで処
理速度の変動が無いリモートデバッグ方法を提供するこ
と。 【構成】 複数台の処理装置を結合し、前記処理装置中
の1台である制御処理装置から他の処理装置である被制
御処理装置のプログラムをデバッグするリモートデバッ
グ方法において、前記制御処理装置に、オペレータがデ
バッグのためのコマンドを前記制御処理装置に入力する
外部コマンドを、前記被制御処理装置が実行する内部コ
マンドの組合せに翻訳し、該内部コマンドの組合せを前
記被制御処理装置に転送することを特徴とするリモート
デバッグ方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプログラムのリモートデ
バッグ方法に関し、特に汎用性を持たせるため、被制御
処理装置には専用の処理のみを受け持たせ、それ以外の
処理はすべて制御処理装置に受け持たせることにより、
制御処理装置のデバッガを共通に使用でき、また、プロ
グラムのデバッグを自動的に実行でき、更に、複数台の
アーキテクチャの異なった被制御処理装置のデバッグが
同時に実行可能とした、デバッグ効率を高めるのに好適
なリモートデバッグ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開昭55-121538号 公報
に開示された電子計算機の遠隔制御装置のように、2台
の処理装置を接続し、一方の制御処理装置にマンマシン
インタフェースを持たせてもう一方の処理装置を制御
し、当該被制御処理装置で操作員が操作を行う方法は知
られているが、ここでは、制御処理装置と被制御処理装
置の機能分担の問題については特に考慮されていない。
また、無人化によるデバッグ効率の問題についても考慮
されていない。また、一般的に、マイクロプロセッサを
使用した処理装置の場合は、インサーキットエミュレー
タ(以下、「ICE」という)が使用されるが、これはマイ
クロプロセッサを取外し、代わりにICEのプルーブを
取付けICE側で同等のマイクロプロセッサでエミュレ
ートするもので、デバッグ対象のマイクロプロセッサの
種類が変わると、それに対応して、ICE本体やプルー
ブを変えることが必要となるという問題がある。また、
ICEの場合、当該マイクロプロセッサをエミュレート
することによる処理速度の遅れが問題となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、制御
処理装置の処理の、特にサポートする被制御処理装置の
異なった種類に対応する汎用性については、考慮されて
いない。また、ICEを用いる方法では、対象とするマ
イクロプロセッサ毎に、対応するICE本体またはプル
ーブを用意する必要があるという問題がある。また、I
CEを接続した場合、実際の装置の処理速度と異なると
いう別の問題もある。本発明は上記事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、従来の技術におけ
る上述の如き問題を解消し、異なった種類毎の被制御処
理装置に対応して同一の制御処理装置のデバッガが使用
でき、また、デバッグするプログラムが実際の装置上で
動作することで処理速度の変動が無いリモートデバッグ
方法を提供することにある。また、本発明の他の目的
は、予めデバッグの外部コマンドを制御処理装置のファ
イルに登録しておき、オペレータ指定の代わりに上述の
ファイル上の外部コマンドを順次実行し、実行結果をフ
ァイルに記録しておくことにより、自動的なデバッグを
可能とする方法を提供することにある。更に、制御処理
装置が被制御処理装置の種類に依存しないため、予め上
述の外部コマンドを登録し、複数台の種類の異なった被
制御処理装置のプログラムのデバッグを、自動的に実行
可能なリモートデバッッグ方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、複
数台の処理装置を結合し、前記処理装置中の1台である
制御処理装置から他の処理装置である被制御処理装置の
プログラムをデバッグするリモートデバッグ方法におい
て、前記制御処理装置に、オペレータがデバッグのため
のコマンドを前記制御処理装置に入力する外部コマンド
を、前記被制御処理装置が実行する内部コマンドの組合
せに翻訳し、該内部コマンドの組合せを前記被制御処理
装置に転送することを特徴とするリモートデバッグ方法
によって達成される。
【0005】
【作用】本発明に係るリモートデバッグ方法において
は、制御処理装置にコマンド翻訳機能を設け、該コマン
ド翻訳機能は、外部コマンド切替機能を介し、オペレー
タまたは外部コマンドファイルから外部コマンドを受け
取り、当該コマンドを内部コマンドの組合せに翻訳し、
外部コマンドに付加された装置番号に対応する被制御処
理装置に内部コマンドを順次転送する。被制御処理装置
は受け取った内部コマンドを順次装置特有の処理で実行
する。また、デバッグするプログラムは被制御処理装置
上で動作するため、ICEを使用する場合のような処理
速度上の問題は発生しない。また、予め外部コマンドを
登録する外部コマンドファイルとデバッグ結果を記録す
るデバッグ結果ログファイルと、デバッグコマンドをオ
ペレータの入力によるか前記外部コマンドファイルによ
るかを切り替える外部コマンド切替機能を制御処理装置
に設けることにより、外部コマンドファイルから読み取
った情報で自動的にデバッグを実行することが可能にな
る。なお、被制御処理装置の接続アドレスを装置番号と
対応させることと、前記外部コマンドの中に被制御処理
装置の装置番号を指定することにより、内部コマンドを
当該被制御処理装置に転送できる。また、デバッグ結果
の情報の中に対応する装置番号を入れることにより、ど
の被制御処理装置のデバッグ結果かが判別できるため、
複数台の被制御処理装置に対して同時にデバッグするこ
とが可能になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1および図2は、本発明の一実施例を示
すリモートデバッガのプログラムブロック図、図3は、
図1中のコマンド翻訳処理部10のプログラムブロック
図である。図1および図2において、1は制御処理装
置、2は被制御処理装置、3は制御処理装置1の外部記
憶装置、4はオペレータ入出力装置を示している。ま
た、5は制御処理装置デバッガ、6は被制御処理装置デ
バッガ、7は制御部、8はオペレータ入出力サポート処
理部、9は外部コマンド切替処理部、10はコマンド翻
訳処理部、11は外部コマンドロード処理部、12はデ
バッグ結果ログ処理部、13はステップコマンド処理
部、14はメモリダンプ処理部、15はプログラムロー
ド処理部、16はレジスタ更新処理部、17は外部コマ
ンドファイル、18はデバッグ結果ログファイル、19
はデバッグプログラムファイル、20はデバッグプログ
ラム、21は内部コマンド処理部、22はメモリリード
ライト処理部、23はレジスタリードライト処理部、2
4は割込み処理部、25は命令チェック処理部、26は
主記憶装置、27はアドレスA、28はアドレス(A+
1)、29はアドレスBを示している。
【0007】図3において、30はコマンド翻訳処理、
31は管理テーブル、32は被制御処理装置2の装置番
号、33は被制御処理装置2に対応した外部コマンド変
換用テーブル名称、34は被制御処理装置2に対応した
装置情報テーブル名称、35は管理テーブル終了マー
ク、36は外部コマンド変換用テーブル、37は外部コ
マンド、38は内部コマンド、39は内部コマンドの終
了マーク、40は外部コマンド変換用テーブルの終了マ
ーク、41は装置情報テーブル、42はメモリ情報、4
3はレジスタ情報、44は特殊メモリ情報、45は装置
情報テーブルの終了マークを示している。オペレータが
デバッグを行う場合、外部コマンド切替処理部9は、オ
ペレータ入出力サポート処理部8にオペレータからの入
力を要求する。オペレータ入出力サポート処理部8は、
オペレータ入出力装置4にオペレータに対する外部コマ
ンド入力待ちの表示を行い、オペレータの入力を待つ。
オペレータは、デバッグするプログラムをロードする外
部コマンドのプログラムロードを、オペレータ入出力装
置4から入力する。外部コマンドのプログラムロードに
つけて入力する情報は、デバッグするプログラム名称
や、プログラムをロードする被制御処理装置2のメモリ
アドレスや被制御処理装置2の装置番号等である。
【0008】オペレータ入出力サポート処理部8は、外
部コマンドとデバッグプログラム名称とメモリアドレス
および装置番号等を、外部コマンド切替処理部9に渡
す。外部コマンド切替処理部9は、上記情報を、コマン
ド翻訳処理部10に渡す。コマンド翻訳処理部10は、
コマンド翻訳処理30により、管理テーブル31中に登
録してある被制御処理装置の装置番号32中から、上記
情報中の装置番号で検索し、一致したところで、被制御
処理装置2に対応した外部コマンド変換用テーブル名称
33と、被制御処理装置2に対応した装置情報テーブル
名称34を前述の情報に付与して、実際に当該外部コマ
ンドを翻訳実行するプログラムロード処理部15に制御
を渡す。プログラムロード処理部15は、受け取った被
制御処理装置2に対応した外部コマンド変換用テーブル
名称33を基に、外部コマンド変換用テーブル36中の
外部コマンド37を、オペレータ入力の外部コマンドで
検索し、一致したところで内部コマンド38であるメモ
リライトコマンドを取得する。また、プログラムロード
処理部15は、受け取った被制御処理装置2に対応した
装置情報テーブル名称34を基に、装置情報テーブル4
1中のメモリ情報42で、オペレータ入力のロードする
被制御処理装置2のメモリアドレスが適正であることを
確定し、更に、被制御処理装置2のメモリへのアクセス
最小単位等を取得する。
【0009】更に、プログラムロード処理部15は、オ
ペレータ入力のデバッグするプログラム名称をデバッグ
プログラムファイル19から捜し出し、デバッグプログ
ラム20を制御処理装置1の主記憶上に読み出す。読み
出したデバッグプログラム20を、前述の被制御処理装
置2のメモリへのアクセス最小単位を基に、所定の転送
データ数にし、適正であることが確定したロードする被
制御処理装置2のメモリアドレス等の情報を付加し、取
得した内部コマンドのメモリライトコマンド指定に翻訳
編集し、指定された装置番号の被制御処理装置2に転送
する。被制御処理装置2では、内部コマンド処理部21
が前記内部コマンドを受け取り、メモリリードライト処
理部22に渡す。メモリリードライト処理部22は、内
部コマンドで指定されたメモリアドレスから指定データ
数を主記憶装置26に書き込む。プログラムロード処理
部15は、デバッグプログラム20の、指定された装置
番号の主記憶装置26への書き込みが完了するまで、デ
バッグプログラム20をロードし、メモリライトコマン
ド指定での転送を繰り返す。
【0010】デバッグプログラム20の、指定された装
置番号の主記憶装置26への書き込みが完了すると、プ
ログラムロード処理部15は、外部コマンド変換用テー
ブル36で、次の内部コマンドを取得する。それが内部
コマンドの終了マーク39である場合、プログラムロー
ド処理部15は、コマンド翻訳処理部10を介して外部
コマンド切替処理部9にコマンドの完了を連絡する。外
部コマンド切替処理部9は、オペレータ入出力サポート
処理部8に、外部コマンドの完了を連絡する。オペレー
タ入出力サポート処理部8は、オペレータ入出力装置4
に、プログラムロードが完了したことを表示し、コマン
ドの入力待ちとなる。また、オペレータがメモリ内容を
チェックする場合は、例えば、メモリダンプの外部コマ
ンドで、被制御処理装置2のメモリアドレスの範囲と装
置番号等を指定すると、前記と同様に、コマンド翻訳処
理部10は、メモリダンプ処理部14に制御を渡す。メ
モリダンプ処理部14は、適正であることが確定したメ
モリアドレス,所定の転送データ数等の情報を付加し、
取得した内部コマンドのメモリリードコマンド指定に翻
訳編集し、指定された装置番号の被制御処理装置2に転
送する。
【0011】被制御処理装置2では、内部コマンド処理
部21が前記内部コマンドを受け取り、メモリリードラ
イト処理部22に渡す。メモリリードライト処理部22
は、内部コマンドで指定されたメモリアドレスから、指
定データ数を主記憶装置26から読み、制御処理装置1
に転送する。メモリダンプ処理部14は、この処理を外
部コマンドで指定されたアドレスまで繰り返す。外部コ
マンドで指定されたアドレスまでメモリ内容を受け取る
と、メモリダンプ処理部14は、メモリ内容を16進表
示等に編集してコマンド翻訳処理部を10介し、外部コ
マンド切替処理部9に渡し、外部コマンド切替処理部9
は、オペレータ入出力サポート処理部8に渡す。オペレ
ータ入出力サポート処理部8は、受け取った情報をオペ
レータ入出力装置4に表示する。また、レジスタ内容の
書き込み,表示も同様の方法で、コマンド翻訳処理部1
0とレジスタ更新処理部16とにより、外部コマンドか
ら内部コマンドに翻訳して、レジスタリードライト処理
部23を介して実行する。
【0012】次に、オペレータが、プログラムのアドレ
スA(27)から、1ステップごとに実行しながら状態を
チェックする場合を例にして、より具体的に説明する。
これも前述の処理と同様に、オペレータは外部コマンド
のステップコマンドを指定する。ステップコマンドは、
オペレータ入出力サポート処理部8,外部コマンド切替
処理部9を介してコマンド翻訳処理部10に渡され、コ
マンド翻訳処理部10は、ステップコマンド処理部13
に制御を渡す。ステップコマンド処理部13は、アドレ
スと実行後の表示に必要なレジスタ値等の情報を付加
し、次のような手順で被制御処理装置2と情報のやり取
りを実行する。 ステップコマンド処理部13は、アドレス(A+1)番
地(28)の内容を確保するため、(A+1)番地のメモリ
リードコマンド指定の内部コマンドを転送する。 被制御処理装置2の内部コマンド処理部21は、メモ
リリードライト処理部22に(A+1)番地の内容を読み
取らせ、制御処理装置側1に転送する。 ステップコマンド処理部13は、次に(A+1)番地に
プログラム割込みを起こす命令を書き込むよう、内部コ
マンドのメモリライトコマンドを被制御処理装置2に転
送する。
【0013】被制御処理装置2の内部コマンド処理部
21は、メモリリードライト処理部22を介し(A+1)
番地に前記命令を書き込む。 次に、ステップコマンド処理部13は、プログラムカ
ウンタをアドレスA番地(27)にセットするよう、内部
コマンドのレジスタライトコマンド指定を転送する。 被制御処理装置2の内部コマンド処理部21は、レジ
スタリードライト処理部22を介し、プログラムカウン
タにアドレスA番地をセットする。プログラムカウンタ
のセットによりアドレスA番地実行後、アドレス(A+
1)番地を実行するとプログラム割込みが発生し、被制
御処理装置2の割込み処理部24に制御が渡る。割込み
処理部24は、レジスタを退避する等の割込み処理を行
い、内部コマンド処理部21に制御を渡す。内部コマン
ド処理部21は、割込みが発生したことを、レジスタ等
の割込み情報を付加し制御処理装置1に転送する。 制御処理装置1のステップコマンド処理部13は、被
制御処理装置2からの情報で、割込みが期待した割込み
であることを確認すると、レジスタ内容や更に必要な情
報があれば被制御処理装置2に転送を要求する等し、そ
の後、確保していたアドレス(A+1)番地の内容をメモ
リライトコマンド指定の内部コマンドで被制御処理装置
2に戻して、1ステップ実行処理を終える。
【0014】ステップコマンド処理部13は、コマン
ド翻訳処理部10,外部コマンド切替処理部9,オペレ
ータ入出力サポート処理部8を介してオペレータに表示
した後、オペレータの確認を待つ。オペレータが確認し
次の1ステップの実行を続ける場合、次のアドレスを指
定して同様の処理を繰り返す。なお、上述の説明では、
実行命令が分岐命令でないことを想定して説明している
が、分岐命令のサポートは被制御処理装置2の命令によ
るため、被制御処理装置2で吸収する。例えば、前記
の実行に先立ち、ステップコマンド処理部はA番地の内
容をチェックする命令チェック処理部の内部コマンドを
転送し、被制御処理装置2の内部コマンド処理部21
は、命令チェック処理部25で分岐命令かどうか判定
し、当該命令の直後のアドレスと分岐先アドレス、例え
ばB番地を、転送する。ステップコマンド処理部13
は、実行命令の直後と分岐先の両方の内容を確保し、両
方に、プログラム割込みを起こす命令,共通の戻り先で
ある内部コマンド処理部21に分岐する命令等を書き込
む。
【0015】また、前記プログラム割込みを起こす命令
は被制御処理装置2で用意し、制御処理装置1からは被
制御処理装置2の命令実行の流れを変える命令を書き込
む内部コマンドを転送する。ここでは、説明を簡単にす
るため、命令の長さは1番地分でかつ分岐命令ではない
ことを前提としている。また、外部コマンドファイル1
7からの自動デバッグを行う場合は、予め外部コマンド
をパラメータ形式デバッグ手順通りに外部コマンドファ
イル17に格納しておき、例えば、制御処理装置デバッ
ガ5のロード時、自動デバッグモードをロードパラメー
タで与える等して、ロード後、外部コマンド切替処理部
9は、前記モードを特定エリア等から読み取り自動デバ
ッグモードとする。外部コマンド切替処理部9は、オペ
レータ入出力サポート処理部8に外部コマンドを要求す
る代わりに、外部コマンドロード処理部11に外部コマ
ンドを要求する。外部コマンドロード処理部11は、外
部コマンドファイル17から外部コマンドを順次読み出
し、外部コマンド切替処理部9に渡す。
【0016】外部コマンド切替処理部9は、オペレータ
入出力サポート処理部8からの入力と同様に、コマンド
翻訳処理部10に外部コマンドを渡す。外部コマンドの
実行終了後に、コマンド翻訳処理部10から外部コマン
ドの実行結果が送られてくると、外部コマンド切替処理
部9は、実行結果の情報をデバッグ結果ログ処理部12
に渡し、デバッグ結果ログ処理部12は、これをデバッ
グ結果ログファイル18に格納する。以上のように、オ
ペレータが指示する場合と同様にデバッグを自動的に実
行できる。オペレータはすべてのデバッグが完了した
後、デバッグ結果ログファイル18をチェックし、デバ
ッグ結果を知ることができる。上記実施例によれば、こ
のように被制御処理装置2のプログラムデバッグを実行
することができ、制御処理装置1のデバッガプログラム
の汎用性を高め、かつデバッグの自動化による省力化が
図れる。また、1台の制御処理装置1で複数台の被制御
処理装置2を同時にデバッグできる。なお、以前にデバ
ッグした項目を外部コマンドのパラメータで保存できる
ため、次回のデバッグ漏れを防止することができる。
【0017】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、異なった種類毎の被制御処理装置に対応して同一
の制御処理装置のデバッガが使用でき、また、デバッグ
するプログラムが実際の装置上で動作することで処理速
度の変動が無いリモートデバッグ方法を実現できるとい
う顕著な効果を奏するものである。より詳細には、被制
御処理装置のアーキテクチャに関わる固有の部分のみ被
制御処理装置デバッガで専用に吸収することにより、制
御処理装置デバッガに汎用性を持たせることができ、ま
た、機能追加等は制御処理装置デバッガのみに施せば、
本デバッグシステム全体に適応でき、拡張性も高い。更
に、外部コマンドファイルに外部コマンドをパラメータ
化してデバッグ手順通りに格納しておくことにより、デ
バッグの自動化が計れる。また、外部コマンドファイル
に外部コマンドのパラメータを累積することにより、常
に、以前デバッグを行った項目を繰返し実行できるた
め、プログラムのデグレードを防止し、信頼度を維持で
きる。また、被制御処理装置の装置番号を外部コマンド
に設定することにより、複数台のアーキテクチャの異な
った被制御処理装置の異なったプログラムのデバッグが
自動的に実行できる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すリモートデバッガのプ
ログラムブロック図の一部である。
【図2】本発明の一実施例を示すリモートデバッガのプ
ログラムブロック図の他の一部である。
【図3】図1中のコマンド翻訳処理部10のプログラム
ブロック図である。
【符号の説明】
1:制御処理装置、2:被制御処理装置、3:制御処理
装置の外部記憶装置、4:オペレータ入出力装置、5:
制御処理装置デバッガ、6:被制御処理装置デバッガ、
7:制御部、8:オペレータ入出力サポート処理部、
9:外部コマンド切替処理部、10:コマンド翻訳処理
部、11:外部コマンドロード処理部、12:デバッグ
結果ログ処理部、13:ステップコマンド処理部、1
4:メモリダンプ処理部、15:プログラムロード処理
部、16:レジスタ更新処理部、17:外部コマンドフ
ァイル、18:デバッグ結果ログファイル、19:デバ
ッグプログラムファイル、20:デバッグプログラム、
21:内部コマンド処理部、22:メモリリードライト
処理部、23:レジスタリードライト処理部、24:割
込み処理部、25:命令チェック処理部、26:主記憶
装置、27:アドレスA、28:アドレス(A+1)、2
9:アドレスB。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 利夫 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所旭工場内 (72)発明者 高木 利彰 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所旭工場内 (72)発明者 田村 英克 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立旭エレクトロニクス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の処理装置を結合し、前記処理装
    置中の1台である制御処理装置から他の処理装置である
    被制御処理装置のプログラムをデバッグするリモートデ
    バッグ方法において、前記制御処理装置に、オペレータ
    がデバッグのためのコマンドを前記制御処理装置に入力
    する外部コマンドを、前記被制御処理装置が実行する内
    部コマンドの組合せに翻訳し、該内部コマンドの組合せ
    を前記被制御処理装置に転送することを特徴とするリモ
    ートデバッグ方法。
  2. 【請求項2】 前記外部コマンドの入力として、前記外
    部コマンドをパラメータ化し、予め外部コマンドファイ
    ルとして前記制御処理装置の記憶装置に格納し、当該フ
    ァイルをロードする外部コマンドファイルロード方法を
    可能とし、また、デバッグ結果を前記制御処理装置の記
    憶装置のデバッグ結果ログファイルへ記録するデバッグ
    結果ログ機能を有し、オペレータから外部コマンドを受
    け取るか前記外部コマンドファイルから外部コマンドの
    パラメータを受け取るかを切り替える外部コマンド切替
    としたことを特徴とする請求項1記載のリモートデバッ
    グ方法。
  3. 【請求項3】 前記被制御処理装置対応に装置番号を設
    けて、前記外部コマンドのパラメータとデバッグ結果ロ
    グファイルの制御を、前記パラメータとログファイルに
    設定した前記被制御処理装置の装置番号に基づいて行
    い、前記パラメータとログファイルを前記装置番号に対
    応する被制御処理装置に特定することにより、複数台の
    被制御処理装置のデバッグを実行することを特徴とする
    請求項1または2のいずれかに記載のリモートデバッグ
    方法。
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