JPH0576854U - 車載用ディスプレイ装置取付構造 - Google Patents

車載用ディスプレイ装置取付構造

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JPH0576854U
JPH0576854U JP1667892U JP1667892U JPH0576854U JP H0576854 U JPH0576854 U JP H0576854U JP 1667892 U JP1667892 U JP 1667892U JP 1667892 U JP1667892 U JP 1667892U JP H0576854 U JPH0576854 U JP H0576854U
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 オーディオ装置2の前面に延出する延出部5
aが、ブラケット3の略中央部に固定された角度調整軸
4に連結されている。支持部5bには、ディスプレイ6
のねじ孔6aに合致するディスプレイ固定用孔5cが穿
孔されており、またブラケット3には、オーディオ装置
2の取付用孔2aに合致するブラケット固定用孔3aが
穿孔されている。 【効果】 ブラケット3は、オーディオ装置2の取付用
孔を用いてオーディオ装置2に取付けることができるの
で、特別な改造工程を必要とせずにディスプレイ6を見
易い位置に設置できる。また取付部材5は、角変位固定
構造4を軸として角変位自在に固定され得るので、ディ
スプレイ6を見やすい角度に変位させることができ、オ
ーディオ装置2の操作性も損なわれない。さらに、取付
部材5の延出部5aは短く、走行時の振動による画面の
ぶれが少ない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車載用ディスプレイ装置を、前席の車両インストルメントパネルの センターコンソール付近に設置するための取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は、従来の車載用ディスプレイ装置(以下、「ディスプレイ」と略称する こともある)の取付構造を示す図であり、101はディスプレイ、102はディ スプレイ101を取付けるためのディスプレイ支持用アームである。図8におい て、ディスプレイ支持用アーム102は、助手席側の車内フロア面103にある シートレール104の固定用ねじ孔104aを利用して、前記アーム102のベ ース部102aを共締めし、固定されており、前記アーム102の支持部102 bはセンターコンソール付近まで延びている。ディスプレイ支持用アーム102 は、屈曲自在な支持構造となっており、ディスプレイ101を支持部102bに 固定することにより、画面101bを見やすい位置に変位させることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述の従来技術では、ディスプレイ支持用アーム102を固定するために利用 可能なアーム固定用孔104を見つけ出し、共締めするという複雑な改造工程が 必要であるが、車種によっては適当な位置に共締め可能な孔がなく、見づらい位 置にしかディスプレイを設置できないことがある。また、ディスプレイ支持用ア ーム102はベース部102aから支持部102bまでが長く、比較的重量の重 いディスプレイ101が上端の支持部102bに固定されており、取付構造全体 の重心の位置が高くなるために、走行時の振動によりディスプレイ101の画面 101bがぶれて見づらいという問題がある。
【0004】 以上の実情に鑑み、本考案は、車両に特別な改造工程を施すことなくディスプ レイを設置でき、走行時においても画面のぶれを低減できる車載用ディスプレイ 装置取付構造の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、車載機器の固定用孔に合致する取付用孔を有するブラケットと、 前記ブラケットに角変位可能に取付けられ、前記車載機器の前面に突出して車 載用ディスプレイ装置の取付けが可能な取付部材とを含むことを特徴とする車載 用ディスプレイ装置取付構造である。
【0006】
【作用】
本考案に従えば、たとえばオーディオ装置などの車載機器の取付用孔を利用し て、ブラケットを取付けることができるので、車両に特別な改造工程を施す必要 がない。また、前記ブラケットに取付けられた取付部材は、前記車載機器の前面 に突出し、その前面にディスプレイを取付ることができるから、ディスプレイを 支持するための長いアームやスタンドが不要であり、走行時の振動により画面が ぶれるのを低減することができる。さらに前記取付部材は、ブラケットに対して 角変位自在であるから、前記ディスプレイを見やすい角度に調整することができ る。
【0007】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例である車載用ディスプレイ装置取付構造1をオーデ ィオ装置2に装着した状態を示す斜視図である。ディスプレイ取付構造1は、基 本的に、対をなす平板のブラケット3と、各ブラケット3上に形成された角度調 整軸4と、角度調整軸4に連結された取付部材5とからなっている。オーディオ 装置2の左右側面に取付けられる平板のブラケット3は、オーディオ装置2に穿 孔された取付用孔に合致するように、四隅近傍にブラケット固定用孔3aが穿設 されている。上記取付用孔およびブラケット固定用孔3aの内周面には内ねじが 刻設されており、上記取付用孔およびブラケット固定用孔3aに雄ねじを螺着し て、ブラケット3はオーディオ装置2に固定されている。またブラケット3の中 央部に形成された角度調整軸4には、略コ字状の取付部材5の延出部5aが一体 的に固定されており、取付部材5を角変位自在に回動させ、かつ所望の角度にて 固定させることができる。
【0008】 ディスプレイ6の裏面上部に形成され、内周面に内ねじが刻設されたねじ孔6 aに合致するディスプレイ固定用孔5cが、取付部材5の支持部5bに穿孔され ている。ディスプレイ6は、雄ねじなどをディスプレイ固定用孔5cに挿通し、 ねじ孔6aに螺着して、取付部材5に固定することができる。
【0009】 図2は、図1のディスプレイ6をディスプレイ取付構造1を用いてオーディオ 装置2に取付けた状態を示す斜視図であり、図3は、図2の矢符D方向から見た 側面図である。図2および図3に示すように、取付部材5は、角度調整軸4を軸 として回動し、オーディオ装置2前面の所望の位置に固定されるので、ディスプ レイ6を見やすい角度に変位させることができ、オーディオ装置2を操作する際 にもディスプレイ6が邪魔とならない。
【0010】 上記実施例における車載機器たるオーディオ装置2は、図4に示すように、主 にインストルメントパネル内のセンターコンソール部に収納されている。上記実 施例のディスプレイ取付構造1をオーディオ装置2に取付ける際には、センター コンソール部に固定する際に使用されない余分な固定用孔2aを利用して、固定 用孔2aとブラケット固定用孔3aとが合致するようにブラケット3をオーディ オ装置2に当接し、取付用孔2aおよびブラケット固定用孔3aに雄ねじ8を挿 通して螺着する。ディスプレイ取付構造1が取付けられたオーディオ装置2は、 センターコンソール内に収容され、ブラケット3を取付ける際に使用された固定 用孔2a以外の固定用孔を用いて設置される(図5参照)。
【0011】 上記実施例のディスプレイ取付構造1をオーディオ装置2に取付ける別の方法 としては、オーディオ装置2を固定するための他のブラケットを前記ブラケット 3とオーディオ装置2との間に介在させ、共締めすることにより、取付用孔2a をオーディオ装置2の固定およびブラケット3の取付の両目的に併用することが できる。オーディオ装置2の取付用孔2aを併用する例を図6に示す。図6は、 コンソールパネルの収容空間11内に収容されたオーディオ装置2を操作面2b 側から見た正面図である。なお、取付部材5の一部およびディスプレイ6は省略 されている。
【0012】 図6において、7はオーディオ装置2をコンソールパネル内に固定するための L字形ブラケット、8はL字形ブラケット7を固定するための雄ねじである。オ ーディオ装置2の左右側面には、L字形ブラケット7を介してブラケット3が当 接されており、雄ねじ8を用いてL字形ブラケット7が共締めされている。コン ソールパネル内のオーディオ装置固定台10には、L字形ブラケット7が当接さ れており、雄ねじ9によりオーディオ装置固定台10に固定されている。本実施 例に従えば、オーディオ装置2に余分な取付用孔がない場合でも、ディスプレイ 6をコンソール付近に設置することができる。
【0013】 以上の実施例においては、ブラケット3を車載機器たるオーディオ装置2の左 右側面に取付けているが、上下側面に取付けてもよく、あるいは前面からねじ止 めされるような車載機器にあっては、車載機器の前面にブラケットを取付けるこ とも可能である。
【0014】 図7は、本考案に係る他の実施例を示す斜視図であり、車載機器たるエアコン 操作部20の前面に、本考案に係るディスプレイ取付構造21を取付けた状態を 示す斜視図である。図7において、エアコン操作部20のほぼ中央部には操作面 20bが形成され、エアコン操作部20の両端部前面には、エアコン操作部20 をコンソール内に取付けるためのねじ挿通孔20aが穿孔されており、このねじ 挿通孔20aに雄ねじ28を挿通し、コンソールパネルに固定することができる 。ブラケット23は、エアコン操作部20の両端前面にねじ挿通孔20aに合致 するブラケット固定用孔23aが穿孔されている。また、ブラケット23は角度 調整軸24を介して操作面20bの前面に延出する延出部25aに連結されてお り、取付部材25は角度調整軸24を軸として上下方向に回動し、取付部材25 を後方へ押込むことにより所望の位置にて固定される構造となっている。支持部 25bには、ディスプレイを固定するためのディスプレイ固定用孔25cが穿孔 されており、支持部25bの裏面側からディスプレイ固定用孔25cに雄ねじを 挿通し、ディスプレイのねじ孔に螺着することにより、支持部25bにディスプ レイが固定される。取付部材25をコンソールパネル内に取付けるには、ねじ挿 通孔20aとブラケット固定用孔23aとが合致するように、ブラケット23を エアコン操作部20の両端部に当接し、エアコン操作部20を固定すべきコンソ ールパネルに当接して、雄ねじ28をブラケット固定用孔23aおよびねじ挿通 孔20aに挿通し、螺着させる。
【0015】 以上の実施例においては、ブラケット3,23は、車載機器の2カ所に当接し 取付けられる構造となっているが、たとえば車載機器の左側方にのみブラケット が当接する構造として、ディスプレイを取付けることも可能である。なお、走行 時における画面のぶれを低減するため、取付部材5,25の延出部5a,25a は取付けられる車載機器の操作性を損なわないかぎり、極力短くするのがよい。 本考案において車載機器とは、車両内に取付けられるすべての機器をいい、たと えばセンターコンソール内の機器としては、オーディオ装置、エアコン操作部、 灰皿部などが挙げられる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、たとえばオーディオ装置などの車載機器の取付 用孔を利用して、ブラケットを取付けることができるので、ブラケットを取付け るために車両に特別な改造工程を施す必要がない。また、前記ブラケットに連結 された取付部材は、前記車載機器の前面に突出して、ディスプレイを取付ること ができるから、ディスプレイを支持するための長いアームやスタンドが不要であ り、走行時の振動により画面がぶれるのを低減することができる。さらに前記取 付部材は、ブラケットに対して角変位自在であるから、前記ディスプレイを見や すい角度に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるディスプレイ取付構造
1をオーディオ装置2に装着した状態を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のディスプレイ取付構造1にディスプレイ
6を固定した状態を示す斜視図である。
【図3】図2の矢符D方向から見た側面図である。
【図4】本考案の一実施例に係るディスプレイ取付構造
1を取付ける前のオーディオ装置をセンターコンソール
内に収容した状態を示す斜視図である。
【図5】本考案の一実施例に係るディスプレイ取付構造
1を取付けた後のオーディオ装置2をセンターコンソー
ル内に収容した状態を示す斜視図である。
【図6】本考案の一実施例に係るディスプレイ取付構造
1をオーディオ装置2に取付ける際の別の態様を示す正
面図である。
【図7】本考案の他の実施例に係るディスプレイ取付構
造21をエアコン操作部20に取付けた状態を示す斜視
図である。
【図8】従来の車載用ディスプレイ装置の取付構造を示
す図である。
【符号の説明】
1,21 車載用ディスプレイ装置取付構造 2 オーディオ装置 2a 取付用孔 3,23 ブラケット 3a,23a ブラケット固定用孔 4,24 角度調整軸 5,25 取付部材 5a,25a 延出部 5b,25b 支持部 5c,25c ディスプレイ固定用孔 20 エアコン操作部 20a ねじ挿通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載機器の固定用孔に合致する取付用孔
    を有するブラケットと、 前記ブラケットに角変位可能に取付けられ、前記車載機
    器の前面に突出して車載用ディスプレイ装置の取付けが
    可能な取付部材とを含むことを特徴とする車載用ディス
    プレイ装置取付構造。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05105002A (ja) * 1991-10-15 1993-04-27 Alpine Electron Inc 車載用デイスプレイ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05105002A (ja) * 1991-10-15 1993-04-27 Alpine Electron Inc 車載用デイスプレイ装置

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