JPH09510936A

JPH09510936A - ダッシュボードコンソール

Info

Publication number: JPH09510936A
Application number: JP7525605A
Authority: JP
Inventors: オラウソン，ヤン−オロフ
Original assignee: アクチボラゲットボルボ
Priority date: 1994-03-31
Filing date: 1995-03-27
Publication date: 1997-11-04
Also published as: EP0752936B1; SE502459C2; SE9401110L; EP0752936A1; DE69502488D1; SE9401110D0; DE69502488T2; WO1995026891A1; US6138969A

Abstract

(57)【要約】自動車の計器盤（１９）に装置を設置するためのブラケットである。このブラケットは、少なくとも一個の取付部材と前記装置を保持するための平面部（１２）とより成る。前記取付け部材はブラケットの一端に配置してある。支持部材（１３）が前記取付け部材から距離をおいて配置してある。前記ブラケットはその設置位置において計器パネル（１９）に対し一定の予荷重をかけ支持される。前記取付け部材（１０）が前記計器パネル（１９）の使用していないスイッチ・ソケット（１８）への取付手段を装備している。

Description

【発明の詳細な説明】ダッシュボードコンソール技術分野この発明は、自動車の計器盤（ダッシュボード）に装置を設置するブラケットで、該装置を保持するための平面部とブラケットの一端に配置した少なくとも一個の取付け部材と、また前記取付部材から距離をおいて配置した支持部材とより成り、その設置位置において計器パネルに一定の予荷重をかけるブラケットに関する。発明の背景例えば、乗用車の自動車計器盤に移動電話及び他の追加装置を設置しようとすると、通常計器盤に或る量の損傷をもたらすことが多い。これは、自動車を下取りに出す場合の価格を低下させることになる。前記装置を設置する場合、自動車の運転手または乗客に近すぎたり、自動車が事故に巻き込まれた時に脱落したりして自動車内部の安全に悪影響を及ぼす危険性がある。また、設置装置は、例えば、振動によりがたついたりきしんだりして自動車内部の騒音レベルを増大させてはならない。 SE-B-462646には、プラスチック製で、二個の舌金を計器盤のスリットに差し込んで支持する自動車電話用取付ブラケットが記載されている。この先行技術の取付け装置は折りたたみ式の部材が付属しており、衝突または脱落時に容易に変形し得る。この従来の取付装置は、設置の為に計器パネルを傷つける変更は、必要としないが、しかし、幾つかの欠点を有している。例えば、計器パネルへの取付る付属品は、振動による騒音を避け得るほど固定出来ない。さらに、取付場所が様々で、その取付場所が不都合な場合がある。また、かような不適当位置に追加装置を設置し、その装置の接続ケーブルが損傷することにもなり得る。技術的課題従って、この発明の目的は、計器パネルにマークまたは傷を一切付けないで、計器パネルの予め設定した場所に安定した方法で簡単に取付けられるブラケットを供給することである。解決策この目的のために、本発明による装置は、取付部材に、計器パネルの使用していないスイッチ・ソケットに設置するための取付手段を装備したことを特徴としている。本発明の好ましい実施態様を従属クレイムに記載してある。図面の簡単な説明下記の付属図面に示す実施例を参照し本発明について以下に説明する。第１図は、本発明によるブラケットを示す側面図である。第２図は、第１図のブラケットの平面図である。第３図は、自動車の計器パネルに取付ける際の第１図及び第２図のブラケットを示す図である。第４図は、取付後の第３図のブラケットを示す図である。実施例の説明各図に示すブラケットは、例えば、平らな状態で裁断した一枚の金属板を曲げ加工して製作することが出来る。かような金属板の切断加工は、例えば、レーザビームを用いて安価に行える。金属板は第１図及び第２図に示す形状に曲げる。実施例は図示しないが別の方法として、ブラケットをプラスチックまたはアルミニウムを射出成形により製作してもよい。曲げる前の金属板は、Ｌ形をしており、短いアーム１０を取付部材に形成し、長いアームは平面部１２と支持部１３を有するＵ形に形成してある。前記取付部材は、ボルト穴付きの長方形部１４よりなり、該ボルト穴にボルト頭１６を有するボルト１５が回転可能に挿入されている。ボルトのネジ山は、Ｕ形クランプ１７のネジ穴に螺合している。長方形部１４はクランプ１７と共に、第３図及び第４図に示す計器パネル１９の開口１８に挿入可能である。この開口１８は、計器パネルの使用していないスイッチソケットであるのが好ましい。ボルトヘッド１６を回してクランプ１７を９０度回転させてからネジを締込めば、クランプを長方形部１４の方向に移動させて取付部材を開口１８部に固定することが出来る。開口１８は一定の深さを持っているので、長方形部１４から垂直に突出しているアングル部材２０は開口の側壁でしっかりと支持される。長方形部１４は、自動車電話に属するマイクロホン・ホルダー２３への配線ケーブル２２用の通路を形成する開口２１を有している。支持部材１３は、圧縮可能な要素２４、例えば、多孔質ゴムを装備している。このブラケットをある形状に曲げておくことにより、計器パネル１９に支持部材１３を設置する際に予荷重をかけることが出来る。多孔質ゴム２４は計器パネルに対し、該パネルを変形させることなく比較的に剛直な予荷重をかけることが出来る。かような設置方法により、取付装置の振動及び騒音を防止することが出来る。平面部１２には、マイクロホン・ホルダー２３用の複数のねじ穴２５が設けてある。本発明は、上述の実施例に限るものではなく、特許請求範囲に記載の範囲内で幾つもの変更が可能である。例えば、ブラケットを、前記以外の他の方法、例えばプラスチックまたはアルミニウムを射出成形して製作してもよい。本発明によるブラケットは、自動車電話の取付以外の他の目的に、例えば、交通情報表示装置の取付に使用することが出来る。さらに、支持部材１３は、支持部材の取付部材からの距離に応じ、ブラケット上の任意の位置に配置してよい。

Claims

【特許請求の範囲】１．自動車の計器盤（１９）に装置を設置するためのブラケットで、該装置を保持するための平面部（１２）と前記ブラケットの一端に配置した少なくとも一個の取付け部材（１０）と、また前記取付け部材から距離をおいて配置した支持部材（１３）とより成り、前記ブラケットはその設置位置において計器パネル（１９）に対し一定の予荷重をかけ、前記取付け部材（１０）が前記計器パネル（１９）の使用していないスイッチ・ソケット（１８）への取付手段を装備していることを特徴とするブラケット。２．前記支持部材（１３）が圧縮可能な要素（２４）より成ることを特徴とする請求項の第１項によるブラケット。３．切断金属板を曲げて製作することを特徴とする請求項の第１項によるブラケット。４．前記切断金属板が曲げ以前にＬ形をしており、前記金属板の短脚（１０）を取付け部材（１４，２０）部分に形成し、長脚を平面部分（１２）と支持部材（１３）部分に形成することを特徴とする請求項の第３項によるブラケット。