JP2007269182A - 車室内アクセサリ保持装置 - Google Patents

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    • B60R1/04Rear-view mirror arrangements mounted inside vehicle

Abstract

【課題】 アクセサリを確実に保持することができるとともに、経時変化や熱劣化が生じにくく、保持荷重の低下を防止することができる車室内の車室内アクセサリ保持装置を提供する。
【解決手段】 車室内アクセサリ保持装置Hは、ベース1と、ベースインナ3とを備えており、ベースインナ3には、板ばね2が設けられている。板ばね2は、ベースインナ3における底板35に沿って配置される平面部21と、平面部21の両側から立ち上がって形成され、ベースインナ3における側壁33,34に沿って配置される立ち上がり部22,23と、立ち上がり部22,23から内側に向けて形成されたベース保持片24,25とを備える。このベース保持部24,25によって、ベース1を保持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車室内に設けられるアクセサリ、たとえば、車室内ミラーやテレビカメラなどを保持する車室内アクセサリ保持装置に関する。
車室内には、後方を視認するための車室内ミラーが設けられている。また、近年においては、車両の機能向上のために、車室内には車室内ミラーやテレビカメラなどが設けられている場合がある。このようなアクセサリは、たとえば、天井やインスツルメントパネルなどの車室内の一部に取り付けられている。そして、これらのアクセサリは、たとえば、衝突時などにおいて、乗員の頭などが激突して、大きな衝撃が加わった際の破損を防止するために、車室内の取り付け部分から離脱するような構造となっている。
しかし、通常時には、アクセサリが車室の取り付け部分から簡単に離脱するとその取り付けなどに手間が掛かりすぎてしまう。これに対して、特許文献1における車室内アクセサリ保持装置では、通常時には、アクセサリをある程度の荷重で保持し、所定の大きさを超える衝撃力が加わった場合にのみ、離脱するような構造となっている。このため、衝撃緩和性に優れるとともに、アクセサリを確実に保持することができる。また、他の車室内アクセサリ保持装置として、特許文献2に開示された車両用インナーミラー装置や、特許文献3に開示された脱落バックミラー取付ブラケットがある。
国際公開第2003/041999号パンフレット 特開2003−118486号公報 特表平6−507364号公報
しかし、上記特許文献1に開示された車室内アクセサリ保持装置では、ベースインナをベースに取り付ける際に、線形スプリングを用いている。このため、ベースインナに経時変化や熱劣化が生じた際、線形スプリングによる保持荷重が低下し、耐振性能が低下するという問題があった。
そこで、本発明の課題は、アクセサリを確実に保持することができるとともに、経時変化や熱劣化が生じにくく、保持荷重の低下を防止することができる車室内の車室内アクセサリ保持装置を提供することにある。
上記課題を解決した本発明に係る車室内アクセサリ保持装置は、車室内に固定されるベースと、上方部と一前方部とにそれぞれ上方開放部および前方開放部が形成され、上方開放部における前方開放部を挟んで向かい合う側方部に側壁が形成され、側壁を挟んで上方開放部に対向する位置に下方部が形成されており、下方部にアクセサリ本体におけるステーが取り付けられるステー取付部が設けられたベースインナと、ベースインナに取り付けられ、ベースインナにベースを保持させる板ばねと、を備え、板ばねは、ベースインナにおける下方部の上面に沿って配置される平面部と、平面部の両側から立ち上がって形成され、ベースインナにおける側壁に沿って配置される立ち上がり部と、立ち上がり部から内側に向けて形成されたベース保持片と、を有しているものである。
本発明に係る車室内アクセサリ保持装置においては、ベースインナには、上方開放部および前方開放部が形成されている。この上方開放部が形成されていることにより、ベースに取り付けることができ、前方開放部が形成されていることにより、ベースインナをスライドさせてベースに取り付けることができるため、組付け作業を容易なものとすることができる。
また、ベースインナにベースを保持させる際に、板ばねが用いられている。この板ばねは、ベースインナにおける下方部の上面に沿って配置される平面部と、前記平面部の両側から立ち上がって形成されベースインナにおける側壁に沿って配置される立ち上がり部が形成されている。このため、ベースインナにおける側壁および下方部に沿って確実に取り付けることができる。しかも、立ち上がり部から内側に向けてベース保持片が形成されており、このベース保持部によってベースインナにベースを保持させている。このように、板ばねによってベースを保持させているので、ベースインナに経時変化や熱劣化が生じにくくなり、保持力を維持させることができる。したがって、保持荷重の低下を防止することができる。
ここで、ステー取付部は、ベースインナの下方部から上方部に向けて突出する突出部を有し、突出部とベースインナの下方部との間には、板ばねにおける平面部を挟持する挟持部が形成されており、板ばねにおける平面部には、ステー取付部における突出部を貫通させる貫通孔が形成されているとともに、ベースインナにおける下方部の上面とステー取付部における突出部との間にテンションを付与するテンション付与部が形成されている態様とすることができる。
このように、ステー取付部がベースインナの下方部から上方部に向けて突出する突出部を有することにより、ステー取付部が大きくなったとしても、ベースインナ自体が大型化することを防止することができる。このとき、板ばねとステー取付部との干渉が懸念されるが、板ばねには、ステー取付部における突出部を貫通させる貫通孔が形成されているので、板ばねとステー取付部との干渉を防止することができる。また、板ばねにおける平面部には、ベースインナにおける下方部の上面とステー取付部における突出部との間にテンションを付与するテンション付与部が形成されている。このため、板ばねをベースインナにより確実に取り付けることができる。しかも、突出部とベースインナの下方部との間には、板ばねにおける平面部を挟持する挟持部が形成されているので、板ばねをさらに確実にベースインナに取り付けることができる。
また、ベースインナにおける下方部の上面には、テンション付与部を受ける溝部が形成されている態様とすることができる。このような溝部が形成されていることにより、ベースインナに対して板ばねを的確な位置に配置することができる。
さらに、板ばねにおける立ち上がり部には、荷重調整構造が形成されている態様とすることができる。このような荷重調整構造とされていることにより、ベースインナや板ばねなどの素材などに応じて、荷重設計を容易に行うことができる。
また、ベースおよび板ばねのうちの少なくとも一方が金属製である態様とすることができる。このように、ベースおよび板ばねのうちの少なくとも一方が金属製であることにより、ベース1と板ばねとの間の摩擦係数を小さくすることができる。したがって、ベースインナをベースに対して円滑にスライドさせて取り付けることができる。
そして、板ばねに潤滑系コーティングが施されている態様とすることができる。このように、板ばねに潤滑系コーティングが施されていることにより、ベースインナをベースに対してさらに円滑にスライドさせて取り付けることができる。
本発明に係る車室内アクセサリ保持装置によれば、アクセサリを確実に保持することができるとともに、経時変化や熱劣化が生じにくく、保持荷重の低下を防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明に係る車室内アクセサリ保持装置の分解斜視図、図2(a)はベースインナの斜視図、(b)は板ばねの斜視図、図3はベースインナの平面図、図4はベースインナに板ばねを組み付け、ベースに取り付けた状態での図3のIV−IV線断面に相当する断面図、図5はベースインナに板ばねを組み付け、ベースに取り付けた状態での図3のV−V線断面に相当する断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る車室内アクセサリ保持装置Hは、ベース1、板ばね2、ベースインナ3、およびミラーアッセンブリ4を備えている。
ベース1は、たとえば金属製の部材であり、正断面が略等脚台形をなしている。ベース1の上面は、たとえば、自動車のフロントガラスF(図8参照)に接着される接着面11とされている。接着面11の両側辺には、斜め方向に延出する接触面12,13が設けられており、接触面12,13の下端辺は、それぞれ下面14を介して接続されている。この下面14は、接着面11よりも広い面積とされており、こうしてベース1の正断面が等脚台形となっている。
板ばね2は、図2(a)にも示すように、平面部21と、立ち上がり部22,23と、ベース保持片24,25と、を備えている。これらの平面部21、立ち上がり部22,23、およびベース保持片24,25は、1枚の金属板を変形させて形成されている。平面部21は平面視した形状が矩形をなしており、その両側方に立ち上がり部22,23が形成されている。また、平面部21の中央位置には、貫通孔26が形成されている。貫通孔26は、後に説明するベースインナ3における突出部37が貫通可能な大きさとされている。
立ち上がり部22,23は、平面部21の両側面からそれぞれ略90度の角度を持って立ち上がって形成されている。この立ち上がり部22,23の側片に、ベース保持片24,25が設けられている。ベース保持片24,25は、立ち上がり部22,23同士を繋ぐ方向であって、両者が近づく方向に向けて付勢されている。ベースインナ3をベース1に取り付けた際、ベース保持片24,25の間にベース1が挟持され、ベース保持片24,25の付勢力によってベース1がベースインナ3に保持される。
また、立ち上がり部22,23には、後方から前方に向けて狭くなるテーパが付与されている。さらに、平面部21には、テンション付与部材となる爪部27,28が形成されている。爪部27,28は、それぞれ平面部21の一部を切り出して形成されており、切り出された方向を向いた付勢力を付与する。
また、板ばね2には、潤滑系のコーティングが施されている。このコーティングは、潤滑剤が溜められた槽内に板ばね2の形状に加工された金属ばね材料を浸漬させることによって施される。ここで、コーティングを行うためのコーティング剤としては、たとえば二硫化モリブデンコート(MoSコート)を用いることができる。このようなコーティングを施すことにより、ベースインナ3をベース1に対して円滑にスライドさせて取り付けることができる。
ベースインナ3は、樹脂により製造されている。また、ベースインナ3は、図2(b)および図3に示すように、ケース31を備えており、このケース31は、上方および前方が開口し、それぞれ上方開放部31A、前方開放部31Bとされている。ケース31の後方には、縦壁32が形成されており、その側方には、側壁33,34が形成されている。また、下方位置には、底板35が設けられており、この底板35の上に板ばね2の平面部21が載置される。
側壁33,34には、板ばね22,23と同様、後方から前方に向けて狭くなるテーパが付与されている。この側壁33,34に沿って板ばね2の立ち上がり部22,23がそれぞれ配置される。ここで、側壁33,34に付されたテーパと立ち上がり部22,23に付されたテーパはそれぞれ略同角度とされており、立ち上がり部22,23は側壁33,34に沿って配置可能とされている。
底板35における中央部には、ステー取付部材であるソケット36が設けられている。ソケット36は、下方が開放されているとともに、内側には、略球状にくり抜かれた空間が形成されている。また、ソケット36の上方は、底板35よりも上部に突出する突出部37とされている。
さらに、底板35における前方上面側であって、ソケット36を挟む位置に、それぞれ溝部38,39が形成されている。溝部38,39の離間距離は、板ばね2における爪部27,28の離間距離と略同一とされており、溝部38,39にそれぞれ爪部27,28が嵌め込まれるようになっている。
また、図4に示すように、ソケット36における底板35との接合部位の前面部には、切欠き部36Aが形成されている。この切欠き部36Aの下面と底板35との離間は、板ばね2における平面部21の厚さと略同一とされており、切欠き部36Aと底板35によって板ばね2における平面部21の端部が挟持される。これらの切欠き部36Aと平面部21によって本発明の挟持部が形成される。
さらに、図5に示すように、底板35には、板ばね抜け止め片35Aが設けられ、ソケット36には、ベース抜け止め片36Bが設けられている。板ばね抜け止め片35Aは、底板35よりもわずかに上方に突出しており、その突出量は、板ばね2における平面部21の厚さと略同一とされている。板ばね抜け止め片35Aの前面には、後方に向けて上昇するテーパが付されており、板ばね2を組み付ける際の板ばね2の移動を容易にしている。また、板ばね付け止め片35Aの背面は、底板35の上面に対して略垂直に立ち上げられており、板ばね2の抜けを防止している。
また、ベース抜け止め片36Bも、板ばね抜け止め片35Aと同様、前面には、後方に向けて上昇するテーパが付されており、背面は、底板35の上面に対して略垂直に立ち上げられている。こうして、ベースインナ3の組み付けを容易にするとともに抜けを防止している。さらに、ベース抜け止め片36Bは、先端が下方に向けて押圧すると撓み、負う圧力を取り除くと上方に復帰する付勢力を有している。こうして、ベースインナ3をベース1に取り付ける際には、ベース抜け止め片36Bが逃げてベースインナ3の取り付けがさらに容易となり、取り付けが済んだ後は、ベース抜け止め片36Bが復帰してベース1からの抜けを防止している。
このベースインナ3に対して、本発明のアクセサリであるミラーアッセンブリ4が取り付けられて保持される。ミラーアッセンブリ4は、ステー5とミラーケース6を備えている。ステー5は、側面視した形状が屈曲しているステー本体51を有しており、ステー本体51の一端部にピボット52が設けられ、他端部にアクセサリ本体側ピボット(以下「本体側ピボット」という)53が設けられている。ピボット52は、ベースインナ3に設けられたソケット36の内形と略同じ形にされており、ソケット36に圧入されて保持されるようになっている。
ミラーケース6の背面には、ステー側ソケット61が形成されている。このステー側ソケット61は、ステー5の本体側ピボット53と略同一の外形をなしている。そして、ミラーケース6のステー側ソケット61に対してステー5の本体側ピボット53が圧入されて、ミラーアッセンブリ4が形成される。また、ミラーケース6の表面にはミラーが取り付けられている。
以上の構成を有する車室内アクセサリ保持装置Hの組み付け手順について説明する。車室内アクセサリ保持装置の組み付けを行う際には、まず、接着剤などを用いて、ベース1を図1に示す車両のフロントガラスFに接着して固定する。その一方、ベースインナ3に板ばね2を組み付ける。ベースインナ3に板ばね2を組み付ける際には、図6(a)に示すように、ベースインナ3の突出部を板ばね2の貫通孔26に貫通させる。こうして、ベースインナ3における底板35の上面に板ばね2における平面部21の裏面を載置する。それから、図6(b)に示すように、板ばね2の立ち上がり部22,23をベースインナ3の側壁33,34に沿わせて板ばね2を移動させる。板ばね2の立ち上がり部22,23およびベースインナの側壁33,34は、いずれも後方から前方に向けて狭くなるテーパが付与されているため、板ばね2はベースインナ3に対して容易に挿入することができる。
板ばね2の移動ができなくなるまで板ばね2を移動させると、板ばね2における平面部21に形成された爪部27,28がベースインナ3における溝部38,39に嵌め込まれる。爪部27,28がベースインナ3における溝部38,39に嵌め込まれることにより、ベースインナ3に対して板ばね2が所定の位置に位置決めされる。また、板ばね2における平面部21の端部がベースインナ3の切欠き部36Aと底板35によって挟持される。このとき、図7に示すように、ベースインナ3の底板35に接触する爪部27,28とベースインナ3の切欠き部36Aに接触する平面部21とによって、ベースインナ3に対してテンションが付与される。また、板ばね2における平面部21は、板ばね抜け止め片35Aによってその抜けが防止される。このため、板ばね2がベースインナ3に強固に取り付けられる。
ベースインナ3に板ばね2を組み付ける一方で、ミラーアッセンブリ4を組み付けておく。そのため、ミラーケース6のステー側ソケット61に対して、ステー5の本体側ピボット53を圧入してミラーアッセンブリ4を形成する。このミラーアッセンブリ4におけるステー5のピボット52を、ベースインナ3に形成されたソケット36に圧入する。こうして、ベースインナ3にミラーアッセンブリ4を組み付ける。
こうして、ベースインナ3に対してミラーアッセンブリ4を取り付けたら、図8に示すように、ベース1に対して、ベースインナ3をスライドさせながら取り付ける。ベース1に対してベースインナ3を取り付ける際には、板ばね2の立ち上がり部22,23をベース1の接触面12,13に接触させながらスライドさせる。ここで、立ち上がり部22,23には、前方が狭くなるテーパが付されているので、立ち上がり部22,23を容易にベース1に挿入することができる。
ベースインナ3をスライドさせると、ベース1の端部がベースインナ3の縦壁32に到達し、ベースインナ3がベース1に取り付けられる。このとき、ベース1は、板ばね2のベース保持片24,25によって保持される。こうして、車室内アクセサリ保持装置Hによってミラーアッセンブリ4が保持される。
このようにして、ミラーアッセンブリ4を保持する車室内アクセサリ保持装置Hにおいては、ベースインナ3に上方開放部31Aおよび前方開放部31Bが形成されている。このため、ベースインナ3を容易にベース1に取り付けることができる。また、前方開放部31Bが形成されていることにより、ベースインナ3をスライドさせてベース1に取り付けることができるため、組付け作業を容易なものとすることができる。
また、ベースインナ3にベース1を保持させる際に、板ばね2が用いられている。板ばね2は、ベースインナ3における下方部の上面に沿って配置される平面部21と、ベースインナ3における側壁33,34に沿って配置される立ち上がり部22,23が形成されている。このため、ベースインナ3に確実に取り付けることができる。しかも、立ち上がり部22,23から内側に向けてベース保持片24,25が形成されており、このベース保持片24,25によってベースインナ3にベース1を保持させている。このため、ベースインナ3に経時変化や熱劣化が生じにくくなり、保持力を維持させることができる。したがって、保持荷重の低下を防止することができる。
また、ソケット36が上方部に向けて突出する突出部37を有することにより、ソケット36が大きくなったとしても、ベースインナ3自体が大型化することを防止することができる。また、板ばね2には、突出部37を貫通させる貫通孔26が形成されているので、板ばね2と突出部37との干渉を防止することができる。また、板ばね2における平面部21には、爪部27,28が形成されている。このため、板ばね2をベースインナ3により確実に取り付けることができる。しかも、突出部37と底板35との間で、板ばね2における平面部を挟持しているので、板ばね2をさらに確実にベースインナ3に取り付けておくことができる。さらに、底板35には、爪部27,28が嵌め込まれる溝部38,39が形成されているので、ベースインナ3に対して板ばね2を確実に位置決めすることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。たとえば、板ばねを図9に示す態様のものとすることもできる。図9に示す板ばね20では、ベース保持片24,25にそれぞれ荷重調整構造としての開口部29が形成されている。この開口部29の位置や大きさを適宜決定することにより、ベース1の保持力を調整することができる。こうして、ベース1から受けたときに耐えうる荷重の大きさを調整することができる。また、上記実施形態では、ベース1を車室内のフロントガラスに固定しているが、天井など、適宜他の位置に固定することができる。さらに、アクセサリとしてミラーアッセンブリ4(インナーミラー)を挙げているが、たとえば、テレビカメラや携帯電話ホルダなどとすることもできる。
本発明に係る車室内アクセサリ保持装置の分解斜視図である。 (a)は板ばねの斜視図、(b)はベースインナの斜視図である。 図3はベースインナの平面図である。 ベースインナに板ばねを組み付け、ベースに取り付けた状態での図3のIV−IV線断面に相当する断面図である。 ベースインナに板ばねを組み付け、ベースに取り付けた状態での図3のV−V線断面に相当する断面図である。 ベースインナに板ばねを取り付ける工程を示す工程図である。 ベースインナに対して板ばねにテンションがかかる状態を模式的に示す断面図である。 ミラーアッセンブリを車両のフロントガラスに取り付けた状態の側断面図である。 板ばねの他の例を示す斜視図である。
符号の説明
1…ベース、2…板ばね、3…ベースインナ、4…ミラーアッセンブリ、5…ステー、6…ミラーケース、21…平面部、22,23…立ち上がり部、24,25…ベース保持片、26…貫通孔、27,28…爪部、29…開口部、31…ケース、31A…上方開放部、31B…前方開放部、32…縦壁、33,34…側壁、35…底板、35A…板ばね抜け止め片、36…ソケット(ステー取付部材)、36A…切欠き部、36B…ベース抜け止め片、37…突出部、38,39…溝部、F…フロントガラス、H…車室内アクセサリ保持装置。

Claims (6)

  1. 車室内に固定されるベースと、
    上方部と一前方部とにそれぞれ上方開放部および前方開放部が形成され、前記上方開放部における前記前方開放部を挟んで向かい合う側方部に側壁が形成され、前記側壁を挟んで前記上方開放部に対向する位置に下方部が形成されており、前記下方部にアクセサリ本体におけるステーが取り付けられるステー取付部が設けられたベースインナと、
    前記ベースインナに取り付けられ、前記ベースインナに前記ベースを保持させる板ばねと、を備え、
    前記板ばねは、前記ベースインナにおける下方部の上面に沿って配置される平面部と、前記平面部の両側から立ち上がって形成され、前記ベースインナにおける側壁に沿って配置される立ち上がり部と、前記立ち上がり部から内側に向けて形成されたベース保持片と、を有していることを特徴とする車室内アクセサリ保持装置。
  2. 前記ステー取付部は、前記ベースインナの下方部から上方部に向けて突出する突出部を有し、前記突出部と前記ベースインナの下方部との間には、前記板ばねにおける平面部を挟持する挟持部が形成されており、
    前記板ばねにおける平面部には、前記ステー取付部における突出部を貫通させる貫通孔が形成されているとともに、前記ベースインナにおける下方部の上面と前記ステー取付部における突出部との間にテンションを付与するテンション付与部が形成されている請求項1に記載の車室内アクセサリ保持装置。
  3. 前記ベースインナにおける下方部の上面には、前記テンション付与部を受ける溝部が形成されている請求項2に記載の車室内アクセサリ保持装置。
  4. 前記板ばねにおける立ち上がり部には、荷重調整構造が形成されている請求項1〜請求項3のうちのいずれか1項に記載の車室内アクセサリ保持装置。
  5. 前記ベースおよび前記板ばねのうちの少なくとも一方が金属製である請求項1〜請求項4のうちのいずれか1項に記載の車室内アクセサリ保持装置。
  6. 前記板ばねに潤滑系コーティングが施されている請求項1〜請求項5のうちのいずれか1項に記載の車室内アクセサリ保持装置。
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