JP3400952B2 - マイクロホンホルダー - Google Patents

マイクロホンホルダー

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JP3400952B2 JP37327198A JP37327198A JP3400952B2 JP 3400952 B2 JP3400952 B2 JP 3400952B2 JP 37327198 A JP37327198 A JP 37327198A JP 37327198 A JP37327198 A JP 37327198A JP 3400952 B2 JP3400952 B2 JP 3400952B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマイクロホンホルダ
ーに関し、さらに詳しく言えば、自動車のサンバイザー
などにマイクロホンを取り付けるためのマイクロホンホ
ルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話が広く普及し、片手で自
動車を運転しながら携帯電話を掛ける風景をよく見かけ
る。この行為は危険であり、実際に事故を起こすケース
が増加している。
【0003】そこで、自動車のハンドルに両手を置いた
ままでも電話が掛けられる、いわゆるハンズフリーの状
態で電話が掛けられるような携帯電話用の種々の付属品
が提供されている。その1つに、自動車のサンバイザー
にマイクロホンを取り付けて使用する方法がある。図5
にその従来例を示す。
【0004】このマイクロホンホルダー1は、バネ弾性
を有するほぼU字状のクリップ部2と、このクリップ部
2の下側に設けられたジョイント部4と、このジョイン
ト部4にその内部にあるボールジョイント4aを介して
回動自在に取り付けられたほぼC字状の保持部3とを有
している。保持部3は弾性変形可能な樹脂などからな
り、その内側にマイクロホンMが保持される。
【0005】このマイクロホンホルダー1は、そのクリ
ップ部2を自動車のサンバイザー6に挟み込むことによ
り、車室内に取り付けられる。そして、ボールジョイン
ト4aを介して話者の口元に向くようにマイクロホンM
の角度が調整される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このマ
イクロホンホルダー1は、クリップ部2、ジョイント部
4および保持部3の3つの部品からなるため、それらの
部品コストに加えて組立工数が多く、したがって安価に
製造することは困難であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するためにされたもので、その目的は、合成樹
脂の一体成形品からなり、自動車のサンバイザーなどに
簡単に取り付け、取り外しができ、しかもコードブッシ
ュ部分をショッマウントとして利用できるようにしたよ
り安価なマイクロホンホルダーを提供することにある。
【0008】上記目的を達成するため、本発明は、マイ
クロホンユニットを内蔵するマイクロホン本体の一端に
コードブッシュを備えるマイクロホンを自動車のサンバ
イザーなどの板体に取り付けるためのマイクロホンホル
ダーにおいて、上記板体の両面を弾性的に狭持するほぼ
U字状のクリップ部と、同クリップ部の一端に連設され
たマイクロホン保持部とを含み、上記クリップ部と上記
マイクロホン保持部とが合成樹脂の一体成形体よりなる
とともに、上記マイクロホン保持部には、上記マイクロ
ホンが話者に対して所定の角度で固定されるように上記
コードブッシュが嵌合される嵌合溝が形成されているこ
とを特徴としている。
【0009】本発明によれば、クリップ部とマイクロホ
ン保持部は合成樹脂により一体に成形されるため、1部
品で済み組み立て作業が不要である。したがって、安価
に製造できる。また、マイクロホンをそのコードブッシ
ュを介して保持するため、コードブッシュを一種のショ
ックマウントとして利用することができる。
【0010】本発明において、上記マイクロホン保持部
は、その開口部が上記クリップ部の開口部とは反対側に
配置されたほぼC字形の鉤体からなり、同鉤体の側辺の
異なる位置に複数の上記嵌合溝が形成されていることが
好ましく、これによれば、マイクロホンの設定角度を適
宜選択することができる。
【0011】また、上記嵌合溝内には、上記コードブッ
シュに設けられるブッシュ溝と嵌合可能なリブが形成さ
れていることが好ましく、これによれば、多少の振動が
あってもマイクロホンが不用意に脱落することが防止さ
れる。
【0012】さらに、上記クリップ部の内面もしくは上
記マイクロホン保持部の少なくとも一方に、上記コード
ブッシュから導出されたマイクロホンコードの一部分を
固定するためのクランプ溝を設けることにより、マイク
ロホンコードを引き回す上で便利である。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図面に示されてい
る実施例に基づいてより詳しく説明する。なお、図1は
この実施例に係るマイクロホンホルダーの斜視図で、図
2は同マイクロホンホルダーを自動車のサンバイザーに
取り付けた状態の側面図である。
【0014】これによると、このマイクロホンホルダー
10は、ほぼU字状に形成されたクリップ部20と、こ
のクリップ部20の一端側に連設されたマイクロホン保
持部30とを備えている。クリップ部20とマイクロホ
ン保持部30は合成樹脂によりなる一体成形品である。
【0015】クリップ部20は、ほぼ平行に延びる一対
のクリップ片21,23と、それらの同一端側を連結
し、各クリップ片21,23に適度な弾性を付与するほ
ぼU字状のバネ部22とを含んでいる。クリップ片2
1,23の先端側の内面には、相手方としてのサンバイ
ザー6の板厚幅が薄い場合でも対応し得るように、凸部
24,24がそれぞれ設けられている。
【0016】マイクロホン保持部30は、その開口部が
クリップ部20の開口部(サンバイザー6の差し込み
口)とは反対側に配置されたほぼC字形の鉤体30aと
して形成されている。
【0017】鉤体30aの側辺には、複数の嵌合溝40
が異なる位置に設けられている。この実施例において
は、図1の方向から見て、鉤体30aの左側辺に2つの
嵌合溝40,40が設けられており、反対側の右側辺に
は1つの嵌合溝40が設けられている。
【0018】この嵌合溝40の一つが選択され、その溝
40内にマイクロホンMの後端に設けられているコード
ブッシュ5が嵌合保持される。通常、コードブッシュ5
には適度な屈曲性を得るためのブッシュ溝51が設けら
れている(図3参照)。これに対応して、この実施例に
おいては、各嵌合溝40内には、そのブッシュ溝51内
に入り込むリブ41が形成されている。
【0019】さらに、マイクロホン保持部30を構成す
る鉤体30aの側辺と、クリップ部20の各凸部24,
24の頂部には、マイクロホンMから導出されるマイク
ロホンコードの一部を摩擦的に嵌合保持するクランプ溝
31がそれぞれ形成されている。すなわち、クランプ溝
31の溝幅はマイクロホンコードの径よりも実質的に狭
くされている。
【0020】次に、このマイクロホンホルダー10の使
用例について説明する。このマイクロホンホルダー10
は、図2に示されているように、そのクリップ部20内
にサンバイザー6を弾性的に挟持するようにして、同サ
ンバイザー6の前端部しっかりと固定される。図2にお
いて、サンバイザー6の位置からすると、運転席の位置
は、その斜め右下側となる。
【0021】したがって、マイクロホンホルダー10を
サンバイザー6に取り付けた状態で、マイクホン保持部
30の各嵌合溝40は、運転席に座ったドライバーの目
線の上側に位置することになる。ドライバーは自分が座
った状態で、どの嵌合溝40がマイクロホンMが口元に
向くのに適切かを選択し、その選択した嵌合溝40にマ
イクロホンMのコードブッシュ5をその側方からはめ込
む。
【0022】図3に、この実施例で設けられている3つ
の嵌合溝40の各々に、マイクロホンMを保持させたと
きの傾き範囲を示す。このように、取付角が調整できる
ことは指向性マイクロホンにとって好ましいことであ
る。
【0023】また、コードブッシュ5を嵌合溝40内に
はめ込むことに伴なって、嵌合溝40内のリブ41がコ
ードブッシュ5のブッシュ溝51内に入り込むため、コ
ードブッシュ5がより強固に嵌合溝40内に保持される
ことになる。
【0024】一般に、マイクロホンMのコードブッシュ
5は、塩化ビニールなどの弾性体で作成されているため
防振作用を有する。このマイクロホンホルダー10は、
コードブッシュ5をショックマウントとして利用してい
る。すなわち、コードブッシュ5によりマイクロホンM
がフローティングされる。
【0025】上記のようにマイクロホンMを所望とする
角度にセットした後、マイクロホンコードをクリップ部
20およびマイクロホン保持部30の複数箇所にあるク
ランプ溝31を選択して固定することにより、マイクロ
ホンコードをきれいに引き回すことができる。
【0026】なお、マイクロホンホルダー10にあらか
じめマイクロホンMを取り付けてから、マイクロホンホ
ルダー10をサンバイザー6に装着してもよいことは勿
論であるとともに、このマイクロホンホルダー10を取
り付ける相手方は、サンバイザー6に限定されるもので
もない。
【0027】また、このマイクロホンホルダー10の異
なる使用例を図4に示す。すなわち、このマイクロホン
ホルダー10は、サンバイザー6の後端部に取り付けて
使用することもできる。このようにして使用する場合に
は、嵌合溝40をより多く設けて、マイクロホンMの取
り付け角を種々選択できるようにするとよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果が奏される。すなわち、全体が合成樹脂
の一体成形品であるため、安価に製造することができ
る。マイクロホンのコードブッシュをショックマウント
として利用するものであるため、別途にショックマウン
ト部材を必要としない。可動部がないため、自動車の過
酷な温度条件下にさらされても特に支障が生じない。マ
イクロホン本体を直接的に保持するものではないため、
個体伝搬による振動雑音に強い。全体的に構造がシンプ
ルであるため、射出成形金型もより安価に作製すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマイクロホンホルダーの一実施例
を示した斜視図。
【図2】本発明のマイクロホンホルダーを自動車のサン
バイザー(板体)に取り付けた状態を示す側面図。
【図3】上記実施例で、マイクロホンの角度調整可能範
囲を示した要部側面図。
【図4】本発明によるマイクロホンホルダーの使用変形
例を示した側面図。
【図5】従来例としてのマイクロホンホルダーを示した
側面図。
【符号の説明】
10 マイクロホンホルダー 20 クリップ部 30 保持部 4 ジョイント部 40 嵌合溝 41 リブ 5 コードブッシュ 6 サンバイザー(板体) M マイクロホン

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロホンユニットを内蔵するマイク
    ロホン本体の一端にコードブッシュを備えるマイクロホ
    ンを自動車のサンバイザーなどの板体に取り付けるため
    のマイクロホンホルダーにおいて、 上記板体の両面を弾性的に狭持するほぼU字状のクリッ
    プ部と、同クリップ部の一端に連設されたマイクロホン
    保持部とを含み、上記クリップ部と上記マイクロホン保
    持部とが合成樹脂の一体成形体よりなるとともに、上記
    マイクロホン保持部には、上記マイクロホンが話者に対
    して所定の角度で固定されるように上記コードブッシュ
    が嵌合される嵌合溝が形成されていることを特徴とする
    マイクロホンホルダー。
  2. 【請求項2】 上記マイクロホン保持部は、その開口部
    が上記クリップ部の開口部とは反対側に配置されたほぼ
    C字形の鉤体からなり、同鉤体の側辺の異なる位置に複
    数の上記嵌合溝が形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載のマイクロホンホルダー。
  3. 【請求項3】 上記嵌合溝内には、上記コードブッシュ
    に設けられるブッシュ溝と嵌合可能なリブが形成されて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載のマイク
    ロホンホルダー。
  4. 【請求項4】 上記クリップ部の内面もしくは上記マイ
    クロホン保持部の少なくとも一方には、上記コードブッ
    シュから導出されたマイクロホンコードの一部分を固定
    するためのクランプ溝が設けられていることを特徴とす
    る請求項1に記載のマイクロホンホルダー。
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